JPH11114244A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JPH11114244A
JPH11114244A JP28680797A JP28680797A JPH11114244A JP H11114244 A JPH11114244 A JP H11114244A JP 28680797 A JP28680797 A JP 28680797A JP 28680797 A JP28680797 A JP 28680797A JP H11114244 A JPH11114244 A JP H11114244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
beard
outer blade
slit
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP28680797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hoya
善章 宝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長いくせひげを確実に捉えて外刃に形成され
たスリット孔内へ導入し、カットすることができる往復
式電気かみそりを提供する。 【構成】 上面壁11と両側壁12とからなる断面逆U
字状に湾曲した外刃1と、外刃1の内面を摺接する内刃
2とからなり、前記外刃1の上面壁11に設けられたス
リット13が側方においても開口しており、前記側壁1
2の一部が切断されて前記スリット端部が開放された髭
誘い込み領域14が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は往復式電気かみそり
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上面壁と両側壁とからなる断
面逆U字状に湾曲した外刃を有した往復式電気かみそり
が知られている。この種の従来の外刃及び内刃を図1に
示す。図1は、外刃1と、外刃1の内面に摺接する内刃
2とが示されている。外刃1は、上面壁11と上面壁1
1の両側に設けられた側壁12とによって断面が逆U字
状に形成されている。そして、上面壁11には複数のス
リット孔13が並んで設けられており、このスリット孔
13は上面壁11からさらに側壁12にまたがって設け
られている。
【0003】そして、この外刃1の内面に前記内刃2が
設けられている。内刃2は、一枚の平板状金属板の上端
面を加工、研磨して、複数の刃溝間にエッジ部を形成し
た内刃素片を設けている。この内刃2の上端面が前記外
刃1の内面と摺接することによって、導入された髭を切
断するようになっている。
【0004】図1に示す外刃及び内刃は、主として粗剃
り用またはくせひげ用に用いられる。このため、別途仕
上げ剃り用としてアーチ状の外刃及び内刃と組み合わさ
れて電気かみそりに組み込まれる。従って、この種の電
気かみそりは、図1に示す外刃及び内刃によって粗剃り
またはくせひげのカットを行い、アーチ状の刃によって
仕上げ剃りを行うことができて効率よくひげが剃れると
同時に、外刃1の外形を断面逆U字状に細長くしてスリ
ムに形成しているから、かみそり全体をスリムにするこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1に
示す外刃及び内刃は、くせひげを十分に剃ることができ
ない欠点がある。それは、外刃1に形成されたスリット
孔13がくせひげを十分に導入することができないから
である。外刃1を肌に押し当ててくせひげを導入する
際、外刃1の上面壁11及び側壁12にくせひげが押し
当てられて、スリット孔13からひげが導入される。し
かしながら、側壁12は上部にのみスリット孔13が形
成されているために、側壁12の下方に押し当てられた
くせひげを導入することができない。その結果、長いひ
げを効率よく導入することができず、この後仕上げ剃り
を行っても、長いくせひげの剃り残しができてしまう欠
点がある。
【0006】従って、この発明は、長いくせひげを確実
に捉えて外刃に形成されたスリット孔内へ導入し、カッ
トすることができる往復式電気かみそりを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上面壁と両側壁とからな
る断面逆U字状に湾曲した外刃と、外刃の内面を摺接す
る内刃とからなり、前記外刃の上面壁に設けられたスリ
ットが側方においても開口しており、前記側壁の一部が
切断されて前記スリット端部が開放された髭誘い込み領
域が設けられたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。図2及び図3に本発明による往復式電気かみそ
りを示す。図2に往復式電気かみそり全体の外観斜視図
が示されている。31は往復式電気かみそりの本体であ
り、内部に駆動用電池及びモータそしてモータの回転を
往復運動に変換する振動子等の駆動部品が設けられてい
る。また、本体31の表面に上下にスライド可能な電源
スイッチ32や、電源スイッチ32と反対面に開閉式の
トリマー刃33が設けられており、本体31の上端から
は前記振動子のシャフト34が突出して設けられてい
る。
【0009】本体31のヘッド部には刃枠35が着脱自
在に装着される。刃枠35は上下が開口しており、下方
から内刃ホルダー36が装着されると共に、上方から外
刃ケース37が装着される。内刃ホルダー36は前記振
動子のシャフト34と連結して往復運動することができ
るシャフト38を備えており、このシャフト38にかま
ぼこ型の内刃39が二列で装着されている。
【0010】一方、前記外刃ケース37は4連の刃を備
えており、中央の2連の刃はアーチ状に張設されてお
り、両外側の刃は矩形状に形成されている。矩形状に形
成されている両側の刃はあらかじめ内刃が内装されてお
り、刃枠35に装着したときに前記内刃ホルダー36の
シャフトの係合されて内装される内刃が往復運動するよ
うになっている。
【0011】前記外刃ケース37に形成された4連の刃
のうち、両外側の矩形状の刃について、図3に示す。図
3は、外刃1と、外刃1の内面に摺接する内刃2とが示
されている。外刃1は、上面壁11と上面壁11の両側
に設けられた側壁12とによって断面が逆U字状に形成
されている。そして、上面壁11には複数のスリット孔
13が並んで設けられており、このスリット孔13は上
面壁11からさらに側壁12にまたがって設けられてい
る。
【0012】この外刃1の側壁12には、髭誘い込み領
域14が設けられている。髭誘い込み領域14は、側壁
12を部分的に取り除くことによって形成されている。
図3においては、側壁12が存在する領域と、側壁12
が存在しない髭誘い込み領域14とが交互に配置されて
いる。髭誘い込み領域14は側壁12を取り除いている
ために、髭誘い込み領域14に位置する前記スリット孔
13の一端は開放されている。このようにスリット孔1
3の一端が開放されており、且つ、側壁を取り除いて髭
誘い込み領域14としているために、この領域から長い
くせひげを確実に導入することができる。一方、短いく
せひげは前記上面壁11から側壁12にまたがって形成
されたスリット孔13によって容易に捉えることができ
る。
【0013】そして、この外刃1の内面に前記内刃2が
設けられている。内刃2は、一枚の平板状金属板の上端
面を加工、研磨して、複数の刃溝間にエッジ部を形成し
た内刃素片を設けている。この内刃2の上端面が前記外
刃1の内面と摺接することによって、導入された髭を切
断するようになっている。
【0014】また、前記髭誘い込み領域14は、両側の
側壁12のうち、片側の側壁にのみ設けることも、また
両側とも設けることもできる。さらに、側壁12が存在
する領域と、側壁12が存在しない髭誘い込み領域14
とを交互に配置させることも、片側すべての領域に髭誘
い込み領域を設けることもできる。
【0015】髭誘い込み領域14を交互に配置させた場
合は、側壁12の存在によって矩形状の外刃全体を均一
に補強して強度を損なうことがなく変形等を防止するこ
とができる。さらに、髭誘い込み領域14に位置するス
リット孔13の開放端部は上面壁11から側壁12に連
なって略90度曲げられているから、肌当りを損なうこ
とはないし、また、髭誘い込み領域14と隣接する側壁
12の存在する部分が、肌当りをスムーズにし、引っ掛
かることなく外刃を肌の上で滑らせることができる。
【0016】尚、図2及び図3に示す本発明の実施例に
よる往復式電気かみそりは、前述の通りヘッド部に4連
の刃を備えており、中央のアーチ状の刃によって仕上げ
剃りを行い、両側の矩形状の刃によって粗剃りを行うこ
とができる。そして、矩形状の刃は長いくせひげや短い
くせひげを確実に捉えてひげの長さを短く整え、仕上げ
剃りの刃できれいに深剃りを行うことができる。このた
め、粗剃りと仕上げ剃りとを連続して行え、短時間で効
率よく髭剃りを行うことができる。
【0017】図3に示す本発明による外刃1は、次の手
順で簡単に加工することができる。まず、ステンレスの
ような金属板を、後に髭誘い込み領域となる部分を除去
するように打ち抜き、プレス加工によって断面逆U字状
に外形を整える。その後、図4に示されるような研削ド
ラム4にセットして上面壁の部分を研削する。研削ドラ
ム4には複数の溝状の凹凸が形成されてあって、この凸
部が前記外刃の上面壁を研削してスリット孔を形成する
ようになっている。研削ドラム4が研削する深さは、前
記髭誘い込み領域にスリット孔の一端が解放状態となる
まで削られる。このように、簡単な加工によって容易に
髭誘い込み領域を有する外刃を作製することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、断面逆U字状外刃の側
壁部分に髭誘い込み領域を設けることによって、従来ま
で、側壁が存在していたために外刃のスリット内へ導入
することができなかった長いくせひげを確実に捉えて、
スリット内へ導入することができる。また、アーチ状の
仕上げ剃り用刃と組み合わせた多連式の往復式電気かみ
そりおいては、くせひげを短くカットした後連続して仕
上げ剃りを行うことができ、効率よく髭剃りを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の往復式電気かみそりの外刃及び内刃を示
す斜視図
【図2】往復式電気かみそりの全体外観図
【図3】本発明の往復式電気かみそりの外刃及び内刃を
示す斜視図
【図4】本発明の往復式電気かみそりの外刃の加工方法
を示す図
【符号の説明】
1 外刃 11 上面壁 12 側壁 13 スリット孔 14 髭誘い込み領域 2 内刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面壁と両側壁とからなる断面逆U字状
    に湾曲した外刃と、外刃の内面を摺接する内刃とからな
    り、前記外刃の上面壁に設けられたスリットが側方にお
    いても開口しており、前記側壁の一部が切断されて前記
    スリット端部が開放された髭誘い込み領域が設けられた
    ことを特徴とする往復式電気かみそり。
JP28680797A 1997-10-20 1997-10-20 往復式電気かみそり Pending JPH11114244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28680797A JPH11114244A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 往復式電気かみそり

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28680797A JPH11114244A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 往復式電気かみそり

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Publication Number Publication Date
JPH11114244A true JPH11114244A (ja) 1999-04-27

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28680797A Pending JPH11114244A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 往復式電気かみそり

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