JPH11113764A

JPH11113764A - まな板立て

Info

Publication number: JPH11113764A
Application number: JP32192497A
Authority: JP
Inventors: Junichi Yamanaga; 順一山永
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-10-16
Filing date: 1997-10-16
Publication date: 1999-04-27

Abstract

(57)【要約】【課題】まな板を使用後、水を拭き取らないで、その
まま収納でき、また、調理台の天板上の場所をとらな
い、まな板立てを提供する。【解決手段】まな板（１）を挿入する枠（２）（２）
の上部に引掛け部（３）を設け、下部に、まな板受け部
（４）と反力受け部（５）（５）を設けることにより、
調理台の漕（６）の内壁部に、吊り下げた状態で装着で
きる事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、調理台で使用す
る、まな板収納具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の、まな板立ては、調理台の天板の
平面部で使用する構造になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。（イ）まな板を使用後、そのまま収納すると、付着した
水が天板上に垂れ落ち不潔であり、収納時に、まな板に
付着した水を拭き取る煩わしさがある。（ロ）天板上の場所をとり、台所仕事の邪魔になる。本発明は、以上のような欠点を解決し、まな板を使用
後、水を拭き取らないで、そのまま収納でき、また、調
理台の天板上の場所をとらない、まな板立てを提供する
ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】まな板（１）を挿入する
枠（２）（２）の上部に、引掛け部（３）を設け、下部
に、まな板受け部（４）と反力受け部（５）（５）を設
け、引掛け部（３）を調理台の漕（６）の縁部（７）に
引掛けて、まな板立てを漕（６）の内壁部に吊り下げた
状態で装着する。まな板（１）を使用後、先端部を枠
（２）（２）に挿入し、後端部は、まな板立てが装着さ
れている方と反対側の漕の縁部（７）の上に置いて、ま
な板（１）を傾斜させ、先端部を漕（６）の中に突っ込
んだ状態で立てることにより、調理台の漕（６）の部分
に、まな板を収納できるようにしたことを特徴とする、
まな板立てである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。（イ）まな板（１）を挿入する枠（２）（２）の上部
に、引掛け部（３）を設ける。引掛け部（３）の巾は、
安定性がよいように、枠（２）（２）の間隔より広くす
る。（ロ）引掛け部（３）には、まな板立てが自重或いは、
まな板（１）の重みで滑落しないように、摩擦材（８）
を取り付ける。摩擦材（８）の代わりに吸盤を取り付け
てもよい。（ハ）また、まな板立ての位置がずれた状態で、まな板
（１）を収納する時に、まな板の先端部で押して元の位
置に戻せるように、引掛け部（３）の手前に突き当て部
（９）を設ける。（ニ）枠（２）（２）の下部に、まな板受け部（４）と
反力受け部（５）（５）を設ける。（ホ）枠（２）（２）の数は、まな板の厚みや、種類対
応して増設してもよい。（ヘ）まな板立て（８）の構成材は図（４）に示すよう
に、樹脂成型品でもよい。また、全体を硬質ゴム等の摩
擦係数が大きい物質の成型品でもよく、その場合、摩擦
材（８）は不用である。本発明は、以上のような構造で、これを使用する時は、
調理台の漕の縁部（７）に引掛け部（３）を引っ掛け、
まな板立てを漕（６）の内壁部に装着する。まな板
（１）を使用後、先端部を、まな板立ての枠（２）
（２）に挿入し、まな板受け部（４）で受ける。まな板
の重量は、引掛け部（３）と反力受け部（５）（５）で
支える。後端部は、まな板立てが装着されている方と反
対側の漕の縁部（７）の上に置いて、まな板（１）を傾
斜させ、先端部を漕（６）の中に突っ込んだ状態で立て
る。まな板（１）は漕（６）の中に向かって傾斜してい
るので、付着した水は、まな板（１）の下部を伝わって
漕（６）の中へ流れ落ちる。

【０００６】

【発明の効果】本発明の、まな板立ては、調理台の漕
（６）の内壁部に吊り下げた状態で装着できるので、下
記に記載されるような効果がある。（イ）まな板（１）の先端部を調理台の漕（６）の中に
入れ、傾けた状態で立て掛けることができるので、まな
板に付着した水を漕（６）の中に垂れ流すことができ、
まな板を収納する時に拭く手間が省ける。（ロ）まな板（１）が漕（６）の中に向かって傾斜して
いるので、付着した水は、まな板（１）の下部を伝わっ
て速やかに漕（６）の中へ流れ落ち、水切れがよく、乾
く時間が早いので清潔である。（ハ）コンパクトであり、また、漕の部分を利用してい
るので、天板上のスペースが空き、台所仕事がやりやす
くなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の使用状態を示す図面で、調理台の漕の
内壁に装着した状態を示す斜視図である。

【図３】本発明の使用状態を示す図面で、まな板を収納
した状態を示す図面である。

【図４】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１まな板２枠３引掛け部４まな板受け部５反力受け部６漕７縁部８摩擦材９突き当て部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】まな板（１）を挿入する枠（２）（２）
の上部に、引掛け部（３）を設け、下部に、まな板受け
部（４）と反力受け部（５）（５）を設けた、まな板立
て。