JPH11112965A - 移動体の観測装置 - Google Patents

移動体の観測装置

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JPH11112965A
JPH11112965A JP9284324A JP28432497A JPH11112965A JP H11112965 A JPH11112965 A JP H11112965A JP 9284324 A JP9284324 A JP 9284324A JP 28432497 A JP28432497 A JP 28432497A JP H11112965 A JPH11112965 A JP H11112965A
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JP
Japan
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moving object
observation
moving
unit
observation position
Prior art date
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JP9284324A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Asougawa
佳誠 麻生川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH11112965A publication Critical patent/JPH11112965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の装置で、観測位置を通過した移動体数
を計測する処理と不審物体の通過を検知して通報する処
理とを、適宜切り換えて実施する。 【解決手段】 所定の観測ラインL上に投光器1aおよ
び受光器1bから成る人検知センサ1を配備する。通過
者検知部3は、この人検知センサ1からの検知出力を入
力して観測ラインLを通過した人間を検知する。人数計
測部5側は、通過者検知部3の検知出力を用いて観測ラ
インLを通過した通過者数を計測し、侵入者検知部6
は、検知された通過者を侵入者とみなして通報部8を作
動させる。スイッチ部4は、通過者検知部3の検知出力
を、人数計測部5または侵入者検知部6のいずれかに切
り換え、一方の処理のみを実施させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の観測位置にお
いて、人や車などの移動体の通過を観測するための装置
に関するもので、特に、観測位置を通過した移動体の数
を計測する機能や、観測位置を通過する不審物体を抽出
して警告情報を出力する機能を具備する装置に関連す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば店舗への入店客数を計数するため
には、入り口などの所定の観測位置に透過型センサや測
距センサなどを取り付け、このセンサからの検知信号が
出力される都度、加算処理を行って、観測位置を通過し
た人数を計測している。
【0003】他方、夜間など営業時間外に外部からの不
審な侵入者に対応するためには、店舗の適所に前記と同
様のセンサを配置し、このセンサからの検知信号に応じ
て通報ブザーなどの警報器を作動させる方法がとられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の各処理は、とも
に外部から店舗内に入った人物を検知することにより処
理を実施するものである。しかも前者は営業時間中に、
後者は営業時間外に処理を行うものであるので、装置の
一体化が可能である。しかしながら従来は、目的が異な
ることから、それぞれ個別に装置が製作されており、装
置の購入コスト、メンテナンスにかかる手間やコスト、
装置の設置スペースなどが増大して、無駄が多いという
問題がある。
【0005】この発明は上記の問題点に着目してなされ
たもので、装置1台で、観測位置を通過した移動体数の
計測処理と不審物体の通過を検知して通報する処理と
を、適宜切り換えて実施することが可能な移動体の観測
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の移動体の観測装置には、所定の観測位置
を通過する移動体を検知する移動体検知手段と、前記移
動体検知手段による検知結果に基づき前記観測位置を通
過した移動体数を計測して、その計測結果を出力する移
動体数計測手段と、前記移動体検知手段により移動体の
通過が検知されたとき、その検知結果を出力する通報手
段と、前記移動体数計測手段および通報手段を所定のタ
イミングで切り換えて動作させる切換え手段とを具備さ
せている。
【0007】請求項2の発明では、前記切換え手段は、
時刻を計時するためのタイマを具備し、前記タイマが特
定の時刻を計時したとき前記移動体数計測手段と通報手
段との動作を切り換えるように構成される。
【0008】請求項3の発明の移動体検知手段は、前記
観測位置の上方において移動体の通過方向を横切る方向
に沿って配備される複数個の測距センサと、各測距セン
サからの検知出力を用いて前記観測位置を通過する移動
体を抽出する抽出手段とを具備する。
【0009】請求項4の発明の移動体検知手段は、前記
観測位置に向けて配備される撮像手段と、この撮像手段
により得られた画像データを用いて前記観測位置を含む
所定の領域内に存在する物体を抽出する抽出手段と、前
記抽出手段による抽出結果の時間的な推移から前記観測
位置を通過する移動体を認識する認識手段とを具備す
る。
【0010】請求項5の発明の移動体検知手段は、前記
観測位置に照明光を照射する照明手段と、前記観測位置
に向けて配備される撮像手段と、この撮像手段により得
られた画像データを用いて前記観測位置を含む所定の領
域内に存在する物体を抽出する抽出手段と、前記抽出手
段による抽出結果の時間的な推移から前記観測位置を通
過する移動体を認識する認識手段とを含み、前記照明手
段は、前記切換え手段により通報手段側に動作が切り換
えられたとき点灯動作する。
【0011】請求項6の発明の移動体検知手段は、前記
観測位置に向けて配備される相対位置関係が既知の複数
個の撮像手段と、各撮像手段により得られた画像データ
と各撮像手段間の相対位置関係とを用いて前記観測位置
を含む所定の領域内に存在する物体の3次元データを計
測する3次元計測手段と、前記3次元計測手段による計
測結果の時間的な推移から前記観測位置を通過する移動
体を認識する認識手段とを具備する。
【0012】請求項7の発明の通報手段は、前記移動体
の検知結果を外部に送信する送信手段を含んで成る。
【0013】請求項8の発明の通報手段は、前記観測位
置に向けて配備される撮像手段と、この撮像手段からの
画像データを記録するための画像記録手段とを備え、前
記移動体検知手段により移動体が検知されたことに応じ
て、この画像記録手段を動作させるように構成される。
【0014】請求項9の発明の通報手段は、前記撮像手
段からの画像データを所定期間分だけ遅延させて前記画
像記録手段に入力する画像データ遅延手段を備えてい
る。
【0015】
【作用】移動体計測手段および通報手段の動作が所定の
タイミングで切り替わるように設定されるので、1台の
装置で、移動体の計測処理と不審物体の侵入を検知して
通報する処理との両方を実施することが可能となる。
【0016】請求項2の発明では、タイマが特定の時刻
を計時したとき、上記各手段を切り換えることにより、
切り換え動作が自動化される。
【0017】請求項3の発明では、観測位置の上方にお
いて、移動体の通過方向を横切るように配備される複数
個の測距センサにより、観測位置を同時に通過した移動
体を切り分けて検知することができる。
【0018】請求項4の発明では、撮像手段からの画像
データを用いて、観測位置を含む所定広さの領域内にお
ける物体を抽出する。この物体が移動体であれば、その
抽出位置は画像入力毎に変化するので、抽出結果の時間
的な推移により各移動体をその移動方向とともに検知す
ることが可能となる。
【0019】請求項5の発明では、通報手段側に動作が
切り換えられているときに照明光が照射されるので、通
報処理を実施している場合には、この照明光下で撮像さ
れた画像を用いて通過物体の検知が行われることにな
る。
【0020】請求項6の発明では、相対位置関係が既知
の複数の撮像手段を用いて、観測位置を含む所定の領域
内における物体の3次元データを計測し、その計測結果
の時間的な推移を用いて移動体を検知する。この場合、
移動体の特徴が3次元データにより表されるので、影な
どのノイズを移動体として誤検出することがなく、検知
精度を向上することができる。
【0021】請求項7の発明では、移動体の検知結果を
送信手段により外部に送信するので、観測位置から離れ
た場所にも、不審な移動体の侵入を速やかに報知するこ
とができる。
【0022】請求項8の発明では、移動体が検知された
とき画像記録手段を動作させることにより、不審な移動
体の侵入時の画像を記録することができる。さらに請求
項9の発明では、画像記録手段に入力する画像データを
所定期間分だけ遅延させるので、不審な移動体の侵入前
からの画像データを記録することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、各請求項の発明を実施する
ための構成例として、人間を観測対象とする場合を想定
して、この発明の詳細を説明する。各実施例は、所定の
観測ラインLを通過する人間を観測するための観測装置
(以下単に「観測装置」という)であって、いずれも、
営業時間中には入店者数の計測処理を実施し、営業時間
外には不審な侵入者を検知して通報する処理を実施する
ように設定されたものである。ただしいずれの実施例の
装置も、観測対象は人間に限らず、駐車スペースに侵入
する車輌,工場のベルトコンベア上を搬送される製品な
ど、各種の移動体の観測処理に適用することができる。
【0024】
【実施例】図1は、観測装置の第1の構成例を示す。こ
の観測装置は、店舗の入り口などに設定された観測ライ
ンL上に、投光器1aと受光器1bとを対向配備して透
過型の人検知用センサ1を構成するとともに、このセン
サ1からの検知出力を用いた処理を実施する制御処理部
2,表示部7,通報部8などの構成を具備している。
【0025】制御処理部2は、通過者検知部3,人数計
測部5,侵入者検知部6,およびスイッチ部4により構
成される。通過者検知部3は前記人検知用センサ1から
の検知信号を入力して観測ラインLを人が通過したか否
かを認識する。スイッチ部4は、通過者検知部3からの
検知出力を人数計測部5,侵入者検知部6のいずれか一
方に切り換えるためのものである。
【0026】人数計測部5は、観測ラインLを通過した
人の数を計測するためのもので、前記通過者検知部3が
通過者を検知する都度、内部のカウンタ値を1ずつ加算
し、その計測値を表示部7に出力する。一方、侵入者検
知部6は、前記通過者検知部3からの検知出力にともな
い観測ラインLを不審者が通過したと認識し、通報部8
を作動させる。なおこの通報部8は、通報ブザー,ラン
プなどの報知器により構成される。
【0027】この実施例のスイッチ部4は、係員によ
り、営業時間内は人数計測部5側へ、営業時間外は侵入
者検知部6側へ、それぞれ切り換え操作される。これに
よりこの観測装置は、営業時間内は入店者を計数する処
理を、営業時間外は不審者を検知して通報する処理を、
それぞれ実施するように設定されるもので、人数計測処
理と不審な侵入者を検知して通報する処理とを、1台の
装置で実施することが可能となる。なお人数計測部5の
計測値は、スイッチ部4により通過者検知部3に接続さ
れた際にリセットされる。
【0028】図2は、観測装置の第2の実施例を示す。
この実施例の装置は、人数の計測処理と不審な侵入者の
検知処理との切り換えを自動的に行うようにしたもの
で、図1のスイッチ部4に代えて、タイマ付きのスイッ
チ部9が導入されている。
【0029】前記タイマ付きスイッチ部9には、店舗の
営業開始時刻と営業終了時刻とが設定されており、タイ
マが営業開始時刻を計時したときは、通過者検知部3を
人数計測部5側に接続し、タイマが営業終了時刻を計時
したときは、通過者検知部3を侵入者検知部6側に接続
する。これにより各処理を手動で切り換えることがなく
なるので、係員の手間が省かれるとともに、切換え忘れ
や切換え操作ミスも防止でき、より確実な観測処理を行
うことができる。
【0030】図3は図1の実施例の変形例を示す。この
実施例では、通過者検知部3からの検知出力を人数計測
部5,侵入者検知部6の各部に同時に入力するととも
に、人数計測部5と表示部7との間に第1のスイッチ部
4aを、侵入者検知部6と通報部8との間に第2のスイ
ッチ部4bを、それぞれ配備している。
【0031】各スイッチ部4a,4bは、手動でオン、
オフのいずれかにセットされるもので、営業時間中には
第1のスイッチ部4aをオンに、第2のスイッチ部4b
をオフに、それぞれ設定することより、前記表示部7が
作動して人数計測部5により得られた計測値を表示す
る。また営業時間外には第1のスイッチ部4aをオフ
に、第2のスイッチ部4bをオンに、それぞれ設定する
ことにより、侵入者検知部6による不審者の侵入検知に
応じて通報部8が作動するように設定される。なおこの
場合の人数計測部5の計測値は、第1のスイッチ部4a
のオン操作時にリセットされる。
【0032】図4は、前記図2の構成の変形例であっ
て、前記図3の実施例と同様、通過者検知部3からの出
力は人数計測部5,侵入者検知部6の各部に同時に入力
されるように構成される。また人数計測部5と表示部7
との間には第1のタイマ付きスイッチ部9aが、侵入者
検知部6と通報部8との間には第2のタイマ付きスイッ
チ部9bが、それぞれ配備される。
【0033】前記第1のタイマ付きスイッチ部9aに
は、店舗の営業開始時刻がオン動作時刻として、営業終
了時刻がオフ動作時刻として、それぞれセットされる。
反対に第2のタイマ付きスイッチ部9bには、営業終了
時刻がオン動作時刻として、営業開始時刻がオフ動作時
刻として、それぞれセットされる。これにより前記図3
と同様、営業時間内には、表示部7が動作して人数計測
部5の計測値を表示し、営業時間外には、不審者を検知
して通報する処理が行われるように設定される。
【0034】図5は、観測装置の第5の構成例であっ
て、複数個の測距センサ10により人検知センサ1を構
成した例を示す。この場合、各測距センサ10は、天井
など観測ラインLの上方位置に取り付けられるもので、
通過ラインLに沿う複数位置に、それぞれ2個のセンサ
10,10が人の通過方向に並べて配備される。各測距
センサ10は、それぞれ取付位置から真下の対象物(対
象物がない場合には床面)までの距離を測定し、その測
定値を示す信号を出力する。なお制御処理部2以下の構
成は図1の実施例と同様であるが、他の構成、すなわち
図2〜4のいずれの構成を導入することも可能である。
【0035】この実施例の通過者検知部3には、あらか
じめ測距センサ10の取付け位置から床面までの距離が
基準値として記憶されており、通過者検知部3は、各測
距センサ10からの測定値をこの基準値と比較すること
により、観測位置を人が通過したか否かを認識する。こ
の場合、観測ラインLを複数の人間が同時に通過して
も、基準値よりも小さな測定値が得られたセンサ10の
数や位置により、通過した人間の数を認識することが可
能である。また人の通過方向に並べられた2個のセンサ
10,10の測定値の変化に基づき、人がどちらの方向
から観測領域を通過したのかを認識することができるの
で、店外から店内へと移動する人間のみを精度よく検知
でき、通過者の計測処理や不審者の検知処理の精度を向
上できる。
【0036】なお上記した各実施例の制御処理部2の構
成は、個別のハードウエアに限定されるものではなく、
各処理部の機能を実現するためのアルゴリズムが導入さ
れたコンピュータにより実現することができる。
【0037】図6は、観測装置の第6の実施例を示す。
この観測装置は、画像処理の手法を用いて観測ラインL
を通過する人間を検知するもので、観測ラインLに向け
て配備される1台のテレビカメラ11(以下単に「カメ
ラ11」という), このカメラ11により得られた画像
を処理する画像処理部12,表示部19,通報部20に
より構成される。
【0038】前記画像処理部12は、A/D変換回路を
具備する画像入力部13のほか、通過者検知部15,切
換部16,人数計測部17,侵入者検知部18を含む制
御部14,および図示しないメモリなどにより構成され
る。なおこの場合の制御部14の各構成は、それぞれの
機能を実行するためのアルゴリズムをCPUに設定する
ことにより、実現されるものである。
【0039】カメラ11からのアナログ量の画像データ
は、画像入力部13によりディジタル量の画像データに
変換されて通過者検知部15に与えられる。通過者検知
部15は、この入力画像に対し、あらかじめ記憶された
背景画像、または1段階前に得られた入力画像との差分
処理を行うなどして、画像上の人間の位置を抽出する。
【0040】この人間の抽出位置は、画像入力毎にメモ
リ内に記憶されるもので、通過者検知部15は、入力画
像毎の抽出位置を過去の抽出位置と対応づけることによ
り、一人一人の人間についての移動軌跡を認識する。そ
の結果、ある人間についての移動軌跡が、店外から店内
の方向に沿って観測ラインLを通過したことが認識され
たとき、その人間は通過者として検知される。
【0041】前記切換部16は、第1の実施例のスイッ
チ部4、または第2の実施例のタイマ付きスイッチ部9
と同様の機能を具備するもので、モニタ上のユーザーイ
ンターフェイスなどによる操作を受けて、もしくは装置
内部のタイマが特定の時刻を計時したことを受けて、通
過者検知部15の認識結果の出力先を人数計測部17ま
たは侵入者検知部18のいずれかに切り換える。これに
より前記した各実施例と同様に、営業時間内は人数計測
処理が、営業時間外は不審な侵入者の検知処理が、それ
ぞれ行われるように設定される。
【0042】上記の構成によれば、観測ラインLおよび
その前後の所定広さの領域内における移動軌跡を用い
て、観測ラインLを通過した人間を検知するので、店外
から店内への方向に沿って観測ラインLを通過した人間
を、より精度良く検知することができる。
【0043】図7は、観測装置の第7の構成例を示す。
この観測装置は、営業時間外の不審な侵入者の検知処理
時に、カメラ11の撮像領域に赤外線などの特殊照明光
が照射されるようにしたもので、前記図6の構成に加
え、カメラ11の近傍位置に特殊照明用の光源22が配
備される。また画像処理部12の制御部14には、この
光源22を点灯動作させるための照明制御部21が配備
される。
【0044】前記照明制御部21は、前記切換部16に
より侵入者検知部18と同時に作動するように設定され
るもので、これにより夜間に通常の照明が消灯した条件
下でも、特殊照明下で得られた画像上で侵入者を精度良
く検知することができる。しかも侵入者は特殊照明に気
づきにくいので、侵入者に察知されずに通報処理を行う
ことも可能になる。
【0045】図8は、観測装置の第8の実施例を示す。
この実施例は、侵入者検知部18により侵入者が検知さ
れたとき、その検知結果を警備センターなど観測位置よ
り離れた場所に送信するようにしたもので、これまでの
通報部20に代えて、通信回線などを介して検知結果を
送信するための伝送部23が配備される。さらにこの検
知結果の受け取り地点には、受信部24が設置される。
【0046】このように侵入者が検知されるとすぐに伝
送部23より検知結果が送信することにより、観測位置
から離れた場所でも、侵入者が検知されたことを速やか
に認識して、適切な対応をとることが可能となる。
【0047】図9は、観測装置の第9の構成例を示すも
ので、図6の構成に加え、侵入者の画像データを記録す
るための画像データ記録部25が配備される。
【0048】この実施例では、カメラ11からの画像デ
ータは、画像入力部13および画像データ記録部25に
同時に出力される。画像データ記録部25は、侵入者検
知部18からの検知信号を受けて記録動作を開始し、以
後、所定時間が経過するまで画像記録動作を続行する。
【0049】図10は、図9の構成をさらに発展させた
もので、不審者が検知されたとき、その検知時点より所
定期間だけ前からの画像データを記録するように構成し
ている。この場合の画像処理部12には、画像入力部1
3からのディジタル量の画像データをシフト出力するた
めのFIFOメモリ27と、FIFOメモリ27からの
画像データをアナログ変換するD/A変換回路28より
成る画像データ遅延部26が配備される。また画像デー
タ記録部25には、この画像データ遅延部26からの出
力データが供給され、図9の実施例と同様、侵入者検知
部18からの検知信号を受けて記録動作を開始するよう
に設定される。したがって切換部16により侵入者検知
部18側に動作が切り換えられた条件下で侵入者が検知
されたときには、画像データ記録部25には、侵入者が
検知する前の入力画像が供給されており、この時点以降
の画像が記録されることになる。
【0050】上記図9,10の各実施例によれば、検知
された侵入者を的確に捉えた画像データを記録すること
ができるので、侵入された時点での周囲状況を確認で
き、また侵入者の割り出しにも活用できる。しかも1台
のカメラで、通過者の検知と不審者の記録処理との両方
を実施できるので、コストを抑えることができる。
【0051】なお図9,10の実施例において、画像記
録部25に代えて図8の実施例と同様の伝送部23を配
備し、侵入者検知時点からの画像データ、もしくは侵入
者検知時点より所定期間前からの画像データを、外部に
送信するようにしてもよい。
【0052】図11は、観測装置の11番目の構成例を
示す。この観測装置は、2台のカメラ11a,11bに
より撮像して得られた画像を用いた3次元計測処理によ
り観測ラインLを通過した人間を検知するようにしたも
のである。なおこの実施例の画像処理部12の構成は、
図6の実施例に準じている。
【0053】各カメラ11a,11bは、ほぼ等しい焦
点距離fを有するもので、図12に示すように、ハウジ
ング30内に光軸を平行にした状態で配備される。各カ
メラ11a,11bは、前記観測ラインLの上方で、一
定の俯角を持たせた状態で水平方向に並べて設置され、
図示しないタイミング制御部14からのタイミング信号
に基づき、同じタイミングで動作する。各カメラ11
a,11bからの画像信号g1,g2は、それぞれ画像
処理部12の画像入力部13a,13bに入力されてデ
ィジタル変換された後、通過者検知部15に与えられ
て、通過ラインを通過する人間の有無が認識される。
【0054】図13は、通過者検知部15による処理の
手順を示すもので、以下、この図13およびつぎの図1
4を用いて、通過者検知処理の詳細を説明する。なお図
中、各ステップは「ST」で示す。
【0055】まず通過者検知部15は、各カメラ11
a,11bからの入力画像について、画像毎に背景画像
または1段階前の入力画像との差分処理を実施して人間
の画像を抽出した後、この差分処理後の画像よりエッジ
構成点などの特徴点を抽出する(ステップ1)。さらに
通過者検知部15は、抽出された各特徴点を、画像間で
対応付けする(ステップ2)。
【0056】図14は、この特徴点の対応付け処理の原
理を示す。図中Pは、対象物上の任意の物点を、L,R
は各カメラa,bの視点位置を、IL ,IR はそれぞれ
カメラ11a,11bより得られた入力画像を、PL
R は各入力画像IL ,IR上における点Pの物点像
を、それぞれ示す。
【0057】通過者検知部15は、いずれか一方の入力
画像(図示例ではIl とする)を基準画像として設定
し、この基準画像上で抽出された特徴点PL を中心とす
る所定の画像領域Qを抽出する。ついで他方の入力画像
R 上で、前記特徴点PL によるエピポーラライン31
上に位置する各特徴点を、前記特徴点PL の対応候補点
として抽出する。なおこの実施例のカメラ11a,11
bは、水平方向に並べて配備されているので、物点Pに
ついてのエピポーラライン31は、各入力画像IR ,I
L 上で水平方向のx軸に平行に現れる。したがって特徴
点の対応付けの際には、基準画像IL 上の特徴点PL
y座標に着目し、他方の画像IR 上で着目したy座標と
同一のy座標値を有する特徴点を、対応候補点として抽
出すればよいことになる。
【0058】つぎに通過者検知部15は、特徴候補点毎
に、その点を中心とし前記画像領域Qと同じ大きさの画
像領域を設定し、これら画像領域の中から前記画像領域
Qに最も類似度の高い画像データを有する画像領域Q′
にかかる特徴点PR を、前記特徴点PL への対応点とし
て決定する。
【0059】図13に戻って、すべての特徴点につい
て、上記の原理に基づく対応付け処理が完了すると、通
過者検知部15は、対応付けられた各特徴点の2次元座
標やカメラの焦点距離,俯角などのパラメータを用い
て、三角測量の原理により各特徴点に対応する3次元座
標を算出する(ステップ3)。さらに通過者検知部15
は、所定値以上の高さを有する3次元座標点についてク
ラスタリング処理を実施し、得られた各グループを一人
の人間として認識する(ステップ4)。この後、各グル
ープ毎に、高さを示すY座標値が最大になる点など、所
定の代表点が抽出され、その抽出位置の座標をもって各
人間の位置が特定される(ステップ5)。
【0060】上記の処理を、各画像入力毎に実施しつ
つ、特定された人間の位置を対応づけて一人一人の移動
軌跡を認識することにより、観測ラインLを通過した人
間がいるか否かが判別される(ステップ6)。
【0061】この処理によれば、所定の高さ以上の3次
元座標点を用いて、観測ラインL近傍に位置する人間を
認識するので、影などのノイズの影響を受けることな
く、観測ラインLを通過した人間を高精度に検出するこ
とができる。
【0062】なおこの3次元計測による観測処理装置に
も、前記図7〜10と同様の構成を導入できることは言
うまでもない。さらに不審な侵入者の検知処理時に、3
次元計測結果を用いて侵入者の身長などの特徴や移動軌
跡などを記録したり、表示または外部に送信するように
構成することも可能である。
【0063】
【発明の効果】この発明では上記の如く、所定の観測位
置を通過する移動体数を計測する処理と、観測位置を移
動体が通過したことを通報する処理とを所定のタイミン
グで切り換えて行うようにしたので、1台の装置で両方
の処理を実施することが可能となり、装置の導入やメン
テナンスにかかるコストの削減,装置の設置スペースの
効率化などをはかることができる。
【0064】請求項2の発明では、タイマが特定の時刻
を計時したとき、上記各手段を切り換えることにより、
切換え動作が自動化されるので、係員の手間を削減で
き、また切換え忘れや切換え操作ミスを防止することが
できる。
【0065】請求項3の発明では、観測位置の上方にお
いて、移動体の通過方向を横切るように複数個の測距セ
ンサを配備して移動体を検知するので、観測位置を複数
の移動体が同時に通過した場合も、各移動体を切り分け
て精度良く検知することができる。
【0066】請求項4の発明では、撮像手段からの画像
データを用いて、観測位置を含む所定広さの領域内にお
ける物体を抽出し、その抽出結果の時間的な推移により
移動体を検知するので、各移動体をその移動方向まで精
度良く検知することができる。
【0067】請求項5の発明では、通報手段側に動作が
切り換えられているとき、観測位置に照明光を照射しな
がら撮像動作を行うので、通報手段が夜間に作動するよ
うに設定されていても、照明光下で得られた画像を用い
て移動体を精度良く検知できる。
【0068】請求項6の発明では、相対位置関係が既知
の複数の撮像手段を用いて、観測位置を含む所定の領域
内における物体の3次元データを計測して移動体を検知
するので、影などのノイズの影響を除去して目的とする
移動体のみを正確に検知することができる。
【0069】請求項7の発明では、不審な移動体が検知
されたとき、送信手段により検知結果が外部に送信され
るので、観測位置より離れた場所に不審物体の侵入を速
やかに報知することができる。
【0070】請求項8の発明では、不審な移動体が検知
されたとき画像記録手段を動作させることにより、移動
体の侵入時の画像を記録することができる。さらに請求
項9の発明では、撮像手段からの画像データが所定期間
分だけ遅延されて画像記録手段に入力されるようにした
ので、不審な移動体の侵入状況について、より詳細な情
報を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる観測装置の第1の構成を示す
ブロック図である。
【図2】観測装置の第2の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】観測装置の第3の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】観測装置の第4の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】観測装置の第5の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】観測装置の第6の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】観測装置の第7の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】観測装置の第8の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】観測装置の第9の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】観測装置の第10の構成を示すブロック図で
ある。
【図11】観測装置の第11の構成を示すブロック図で
ある。
【図12】図11のカメラの構成を示す説明図である。
【図13】図11の装置における通過者検知の処理手順
を示すフローチャートである。
【図14】特徴点の対応づけ処理の原理を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 人検知センサ 2 制御処理部 3,15 通過者検知部 4 スイッチ部 5,17 人数計測部 6,18 侵入者検知部 8,20 通報部 9 タイマ付きスイッチ部 10 測距センサ 11,11a,11b テレビカメラ 12 画像処理部 21 照明制御部 22 光源 23 伝送部 25 画像データ記録部 26 画像データ遅延部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 23/00 530 G01V 9/04 J

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の観測位置を通過する移動体を検知
    する移動体検知手段と、 前記移動体検知手段による検知結果に基づき前記観測位
    置を通過した移動体数を計測して、その計測結果を出力
    する移動体数計測手段と、 前記移動体検知手段により移動体の通過が検知されたと
    き、その検知結果を出力する通報手段と、 前記移動体数計測手段および通報手段を所定のタイミン
    グで切り換えて動作させる切換え手段とを具備して成る
    移動体の観測装置。
  2. 【請求項2】 前記切換え手段は、時刻を計時するため
    のタイマを具備し、前記タイマが特定の時刻を計時した
    とき前記移動体数計測手段と通報手段との動作を切り換
    える請求項1に記載された移動体の観測装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体検知手段は、前記観測位置の
    上方において移動体の通過方向を横切る方向に沿って配
    備される複数個の測距センサと、各測距センサからの検
    知出力を用いて前記観測位置を通過する移動体を抽出す
    る抽出手段とを具備して成る請求項1に記載された移動
    体の観測装置。
  4. 【請求項4】 前記移動体検知手段は、前記観測位置に
    向けて配備される撮像手段と、この撮像手段により得ら
    れた画像データを用いて前記観測位置を含む所定の領域
    内に存在する物体を抽出する抽出手段と、前記抽出手段
    による抽出結果の時間的な推移から前記観測位置を通過
    する移動体を認識する認識手段とを具備して成る請求項
    1に記載された移動体の観測装置。
  5. 【請求項5】 前記移動体検知手段は、前記観測位置に
    照明光を照射する照明手段と、前記観測位置に向けて配
    備される撮像手段と、この撮像手段により得られた画像
    データを用いて前記観測位置を含む所定の領域内に存在
    する物体を抽出する抽出手段と、前記抽出手段による抽
    出結果の時間的な推移から前記観測位置を通過する移動
    体を認識する認識手段とを含み、 前記照明手段は、前記切換え手段により通報手段側に動
    作が切り換えられたとき点灯動作する請求項1に記載さ
    れた移動体の観測装置。
  6. 【請求項6】 前記移動体検知手段は、前記観測位置に
    向けて配備される相対位置関係が既知の複数個の撮像手
    段と、各撮像手段により得られた画像データと各撮像手
    段間の相対位置関係とを用いて前記観測位置を含む所定
    の領域内に存在する物体の3次元データを計測する3次
    元計測手段と、前記3次元計測手段による計測結果の時
    間的な推移から前記観測位置を通過する移動体を認識す
    る認識手段とを具備して成る請求項1に記載された移動
    体の観測装置。
  7. 【請求項7】 前記通報手段は、前記移動体の検知結果
    を外部に送信する送信手段を含んで成る請求項1に記載
    された移動体の観測装置。
  8. 【請求項8】 前記通報手段は、前記観測位置に向けて
    配備される撮像手段と、この撮像手段からの画像データ
    を記録するための画像記録手段とを備え、前記移動体検
    知手段により移動体が検知されたことに応じて、この画
    像記録手段を動作させる請求項1に記載された移動体の
    観測装置。
  9. 【請求項9】 前記通報手段は、前記撮像手段からの画
    像データを所定期間分だけ遅延させて前記画像記録手段
    に入力する画像データ遅延手段を備えて成る請求項8に
    記載された移動体の観測装置。
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