JPH11112426A - 情報伝送方法及びこの方法を実施するための装置 - Google Patents
情報伝送方法及びこの方法を実施するための装置Info
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- JPH11112426A JPH11112426A JP9272409A JP27240997A JPH11112426A JP H11112426 A JPH11112426 A JP H11112426A JP 9272409 A JP9272409 A JP 9272409A JP 27240997 A JP27240997 A JP 27240997A JP H11112426 A JPH11112426 A JP H11112426A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通常状態では高いデータ転送効率で伝送し、光
源の故障による異常状態では信頼性を確保したデータ伝
送を行う。 【解決手段】通常状態においては、2つの情報信号を2
つの半導体レーザ20,22により個々の光信号として
送出する。半導体レーザ20,22一方が故障した異常
状態においては、2つの情報信号を変調して正常な1つ
の半導体レーザ20(または22)を使用して光信号と
して送出する。
源の故障による異常状態では信頼性を確保したデータ伝
送を行う。 【解決手段】通常状態においては、2つの情報信号を2
つの半導体レーザ20,22により個々の光信号として
送出する。半導体レーザ20,22一方が故障した異常
状態においては、2つの情報信号を変調して正常な1つ
の半導体レーザ20(または22)を使用して光信号と
して送出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを用い
た光通信による情報伝送に関し、特に複数の光源を用い
た情報伝送方法及びその装置に関する。
た光通信による情報伝送に関し、特に複数の光源を用い
た情報伝送方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7ー162400号公報には、情
報信号を4B/5B変換等のシリアル伝送に適する符号
形態に変換し、データ伝送信号にクロック情報を含ませ
て送るようにした、光を情報伝達媒体とする情報伝送シ
ステムが開示されている。
報信号を4B/5B変換等のシリアル伝送に適する符号
形態に変換し、データ伝送信号にクロック情報を含ませ
て送るようにした、光を情報伝達媒体とする情報伝送シ
ステムが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光を情報伝達媒体とす
る従来の情報伝送システムでは、データ情報にクロック
情報を含ませた4B/5B変換等のシリアル伝送に適す
る符号形態を用いているために、データ情報量に比べて
光信号として送る信号量が増加し、データ情報転送効率
が低くなるという問題点があった。また、半導体レーザ
等の光源は、通常、他の部品よりも寿命が短く、光源に
故障が起こることによって信頼性が低下するという問題
点もある。
る従来の情報伝送システムでは、データ情報にクロック
情報を含ませた4B/5B変換等のシリアル伝送に適す
る符号形態を用いているために、データ情報量に比べて
光信号として送る信号量が増加し、データ情報転送効率
が低くなるという問題点があった。また、半導体レーザ
等の光源は、通常、他の部品よりも寿命が短く、光源に
故障が起こることによって信頼性が低下するという問題
点もある。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、通常状態では情報転送
効率を高くし、光源が故障した異常状態においても情報
伝送の信頼性を確保することができる情報伝送方法とそ
のための装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、通常状態では情報転送
効率を高くし、光源が故障した異常状態においても情報
伝送の信頼性を確保することができる情報伝送方法とそ
のための装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの目的は、
送信側では複数の光源を複数の情報で個々に制御するこ
とにより複数の光信号を発生して送出し、受信側では送
出された前記複数の光信号を複数の受光部で個々に受信
して複数の情報を復元する情報伝送方法において、前記
送信側では前記各光源の異常の有無を監視し、1つの光
源に異常が発生した場合には該光源を制御する系の情報
を他の正常な光源を制御する系の情報に混合して正常な
光源を制御することにより光信号を発生するようにし、
受信側では複数の情報を混合した情報で制御された光信
号を受信して分離することにより混合された複数の情報
を復元することによって達成される。
送信側では複数の光源を複数の情報で個々に制御するこ
とにより複数の光信号を発生して送出し、受信側では送
出された前記複数の光信号を複数の受光部で個々に受信
して複数の情報を復元する情報伝送方法において、前記
送信側では前記各光源の異常の有無を監視し、1つの光
源に異常が発生した場合には該光源を制御する系の情報
を他の正常な光源を制御する系の情報に混合して正常な
光源を制御することにより光信号を発生するようにし、
受信側では複数の情報を混合した情報で制御された光信
号を受信して分離することにより混合された複数の情報
を復元することによって達成される。
【0006】光源に異常が発生したことにより複数の情
報を混合して1つの光源を制御することにより光信号を
送出する異常状態では、情報の伝送速度を遅くする。
報を混合して1つの光源を制御することにより光信号を
送出する異常状態では、情報の伝送速度を遅くする。
【0007】複数の光源に異常が検出されない通常状態
においては、少なくとも1つの前記光源からはクロック
情報を含まないデータ信号を前記光信号として送出し、
光源に異常が検出された異常状態においては、前記デー
タ信号にクロック情報を含ませた信号を前記光信号とし
て送出する。
においては、少なくとも1つの前記光源からはクロック
情報を含まないデータ信号を前記光信号として送出し、
光源に異常が検出された異常状態においては、前記デー
タ信号にクロック情報を含ませた信号を前記光信号とし
て送出する。
【0008】光源に異常が発生している異常状態におい
ては、これ表示して修復を促すようにする。
ては、これ表示して修復を促すようにする。
【0009】そして、このような情報伝送方法は、次の
ような装置により実現する。先ず、送出する光信号を発
生する複数個の光源と、これらの各光源の異常を検出す
る第1の異常検出手段と、前記光源を駆動するための伝
送信号を変調する信号変調手段と、前記光源への伝送信
号を切り替える切替手段とを備えた光送信装置におい
て、前記第1の異常検出手段により前記各光源の異常が
検出されない通常状態では、前記複数個の光源を用いて
それぞれの個々の伝送信号を光信号に変換して送出し、
前記第1の異常検出手段により前記光源の1つに異常が
検出された異常状態では、異常が検出された光源用の伝
送信号と異常が検出されていない光源用の伝送信号を前
記信号変調手段により変調し、この信号変調手段により
変調した信号を用いて異常が検出されていない光源を駆
動するように前記切替手段により切り替えて光信号を送
信するようにする。
ような装置により実現する。先ず、送出する光信号を発
生する複数個の光源と、これらの各光源の異常を検出す
る第1の異常検出手段と、前記光源を駆動するための伝
送信号を変調する信号変調手段と、前記光源への伝送信
号を切り替える切替手段とを備えた光送信装置におい
て、前記第1の異常検出手段により前記各光源の異常が
検出されない通常状態では、前記複数個の光源を用いて
それぞれの個々の伝送信号を光信号に変換して送出し、
前記第1の異常検出手段により前記光源の1つに異常が
検出された異常状態では、異常が検出された光源用の伝
送信号と異常が検出されていない光源用の伝送信号を前
記信号変調手段により変調し、この信号変調手段により
変調した信号を用いて異常が検出されていない光源を駆
動するように前記切替手段により切り替えて光信号を送
信するようにする。
【0010】そして、前記通常状態においては、1つの
前記光源からはクロック情報を含まないデータ信号を前
記光信号として送出し、前記異常状態においては、前記
信号変調手段により前記データ信号にクロック情報を含
ませ、前記クロック情報を含んだ前記データ信号を前記
光信号として送出するようにする。
前記光源からはクロック情報を含まないデータ信号を前
記光信号として送出し、前記異常状態においては、前記
信号変調手段により前記データ信号にクロック情報を含
ませ、前記クロック情報を含んだ前記データ信号を前記
光信号として送出するようにする。
【0011】また、受信した光信号を電気信号に変換す
る複数個の光検出器と、これらの光検出器で受信した光
信号の異常を検出する第2の異常検出手段と、前記光検
出器からの電気信号を復調するための第1の復調手段と
第2の復調手段と、前記第1の復調手段と第2の復調手
段とを切り替える第2の切替手段とを備えた光受信装置
において、前記第2の異常検出手段により前記受信光信
号の異常が検出されない通常状態では、前記複数個の光
検出器を用いてそれぞれ光信号を受信して前記第1の復
調手段により復調し、前記第2の異常検出手段により前
記受信光信号の異常が検出された異常状態では、異常が
検出されていない受信光信号を変換した電気信号を第2
の復調手段により復調するように前記第2の切替手段に
より切り替えるようにする。
る複数個の光検出器と、これらの光検出器で受信した光
信号の異常を検出する第2の異常検出手段と、前記光検
出器からの電気信号を復調するための第1の復調手段と
第2の復調手段と、前記第1の復調手段と第2の復調手
段とを切り替える第2の切替手段とを備えた光受信装置
において、前記第2の異常検出手段により前記受信光信
号の異常が検出されない通常状態では、前記複数個の光
検出器を用いてそれぞれ光信号を受信して前記第1の復
調手段により復調し、前記第2の異常検出手段により前
記受信光信号の異常が検出された異常状態では、異常が
検出されていない受信光信号を変換した電気信号を第2
の復調手段により復調するように前記第2の切替手段に
より切り替えるようにする。
【0012】そして、前記第2の復調手段は、混合され
ている複数の伝送信号を分離して復元するようにする。
ている複数の伝送信号を分離して復元するようにする。
【0013】また、送出する光信号を発生する複数個の
光源と、これらの各光源の異常を検出する第1の異常検
出手段と、前記光源を駆動するための伝送信号を変調す
る信号変調手段と、前記光源への伝送信号を切り替える
切替手段とを備えた光送信装置と、受信した光信号を電
気信号に変換する複数個の光検出器と、これらの光検出
器で受信した光信号の異常を検出する第2の異常検出手
段と、前記光検出器からの電気信号を復調するための第
1の復調手段と第2の復調手段と、前記第1の復調手段
と第2の復調手段とを切り替える第2の切替手段とを備
えた光受信装置とを備えた光伝送装置において、前記第
1の異常検出手段により前記各光源の異常が検出されな
い通常状態では、前記複数個の光源を用いてそれぞれの
個々の伝送信号を光信号に変換して送出し、 前記第1
の異常検出手段により前記光源の1つに異常が検出され
た異常状態では、異常が検出された光源用の伝送信号と
異常が検出されていない光源用の伝送信号を前記信号変
調手段により変調し、この信号変調手段により変調した
信号を用いて異常が検出されていない光源を駆動するよ
うに前記切替手段により切り替えて光信号を送信し、前
記第2の異常検出手段により前記受信光信号の異常が検
出されない通常状態では、前記複数個の光検出器を用い
てそれぞれ光信号を受信して前記第1の復調手段により
復調し、前記第2の異常検出手段により前記受信光信号
の異常が検出された異常状態では、異常が検出されてい
ない受信光信号を変換した電気信号を第2の復調手段に
より復調するように前記第2の切替手段により切り替え
るようにする。
光源と、これらの各光源の異常を検出する第1の異常検
出手段と、前記光源を駆動するための伝送信号を変調す
る信号変調手段と、前記光源への伝送信号を切り替える
切替手段とを備えた光送信装置と、受信した光信号を電
気信号に変換する複数個の光検出器と、これらの光検出
器で受信した光信号の異常を検出する第2の異常検出手
段と、前記光検出器からの電気信号を復調するための第
1の復調手段と第2の復調手段と、前記第1の復調手段
と第2の復調手段とを切り替える第2の切替手段とを備
えた光受信装置とを備えた光伝送装置において、前記第
1の異常検出手段により前記各光源の異常が検出されな
い通常状態では、前記複数個の光源を用いてそれぞれの
個々の伝送信号を光信号に変換して送出し、 前記第1
の異常検出手段により前記光源の1つに異常が検出され
た異常状態では、異常が検出された光源用の伝送信号と
異常が検出されていない光源用の伝送信号を前記信号変
調手段により変調し、この信号変調手段により変調した
信号を用いて異常が検出されていない光源を駆動するよ
うに前記切替手段により切り替えて光信号を送信し、前
記第2の異常検出手段により前記受信光信号の異常が検
出されない通常状態では、前記複数個の光検出器を用い
てそれぞれ光信号を受信して前記第1の復調手段により
復調し、前記第2の異常検出手段により前記受信光信号
の異常が検出された異常状態では、異常が検出されてい
ない受信光信号を変換した電気信号を第2の復調手段に
より復調するように前記第2の切替手段により切り替え
るようにする。
【0014】そして、前記第2の復調手段は、混合され
ている複数の伝送信号を分離して復元する用にする。
ている複数の伝送信号を分離して復元する用にする。
【0015】そして、これらの装置を使用する情報伝送
装置は、前記光送信装置と光受信装置または前記光伝送
装置同士を光ファイバで接続して構成する。この光ファ
イバは、プラスチック光ファイバが好適である。
装置は、前記光送信装置と光受信装置または前記光伝送
装置同士を光ファイバで接続して構成する。この光ファ
イバは、プラスチック光ファイバが好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報伝送装置の一
実施形態を説明する。この実施形態は、データ情報とス
トロボ情報をそれぞれ個別の光源によって光信号形態に
して2本の光ファイバを使用して高効率の情報伝送を実
現し、そして、一方の光源が故障して異常状態になると
データ情報とストロボ情報を混合して正常状態の他方の
光源を使用して伝送することにより情報伝送の信頼性を
確保する情報伝送方法と該方法を実施するための装置で
ある。
実施形態を説明する。この実施形態は、データ情報とス
トロボ情報をそれぞれ個別の光源によって光信号形態に
して2本の光ファイバを使用して高効率の情報伝送を実
現し、そして、一方の光源が故障して異常状態になると
データ情報とストロボ情報を混合して正常状態の他方の
光源を使用して伝送することにより情報伝送の信頼性を
確保する情報伝送方法と該方法を実施するための装置で
ある。
【0017】図1は、情報伝送装置のブロック図であ
る。この情報伝送装置は、2つの該情報伝送装置を光ケ
ーブルを介して接続することにより情報伝送システムを
構成する。情報処理装置300で作成した2つの伝送情
報であるデジタル信号形態の電気信号は、信号線14及
び信号線16を介して光伝送装置200に入力する。こ
の実施形態は、日経エレクトロニクス 1994.7.
4号(No.612)、152〜163ページ(199
4年)に記載されているDSリンク方式を用いている。
つまり、信号線14からはデータ信号を入力し、信号線
16からはストロボ信号を入力する。DSリンク方式
は、図4に示すように、データ信号とストロボ信号が相
補的に変化し、両信号の排他的論理和処理を行うことで
クロック信号を取り出すことができるものである。
る。この情報伝送装置は、2つの該情報伝送装置を光ケ
ーブルを介して接続することにより情報伝送システムを
構成する。情報処理装置300で作成した2つの伝送情
報であるデジタル信号形態の電気信号は、信号線14及
び信号線16を介して光伝送装置200に入力する。こ
の実施形態は、日経エレクトロニクス 1994.7.
4号(No.612)、152〜163ページ(199
4年)に記載されているDSリンク方式を用いている。
つまり、信号線14からはデータ信号を入力し、信号線
16からはストロボ信号を入力する。DSリンク方式
は、図4に示すように、データ信号とストロボ信号が相
補的に変化し、両信号の排他的論理和処理を行うことで
クロック信号を取り出すことができるものである。
【0018】光伝送装置200に入力された電気信号
は、送信回路100に入力する。通常状態における動作
においては、送信回路100に入力した電気信号は、先
ず、切替手段として用いる切替回路122からそのまま
出力する。これにより、駆動回路110にはデータ信号
が入力し、駆動回路112にはストロボ信号が入力す
る。駆動回路110は光源の半導体レーザ20をデータ
信号に従って駆動し、駆動回路112は半導体レーザ2
2をストロボ信号に従って駆動して、それぞれに対応し
た光信号を出力させる。
は、送信回路100に入力する。通常状態における動作
においては、送信回路100に入力した電気信号は、先
ず、切替手段として用いる切替回路122からそのまま
出力する。これにより、駆動回路110にはデータ信号
が入力し、駆動回路112にはストロボ信号が入力す
る。駆動回路110は光源の半導体レーザ20をデータ
信号に従って駆動し、駆動回路112は半導体レーザ2
2をストロボ信号に従って駆動して、それぞれに対応し
た光信号を出力させる。
【0019】半導体レーザ20から出力する光信号は、
カプラ30を通して光ファイバ10に入力して伝送し、
半導体レーザ22から出力する光信号は、カプラ32を
通して光ファイバ12に入力して伝送する。
カプラ30を通して光ファイバ10に入力して伝送し、
半導体レーザ22から出力する光信号は、カプラ32を
通して光ファイバ12に入力して伝送する。
【0020】次に、半導体レーザ20または半導体レー
ザ22が故障した異常状態への対応について説明する。
半導体レーザ20,22の発光(光信号出力)状態は、
この半導体レーザ20,22のパッケージ内に一体的に
設けた出力モニタ用の光検出器(図示省略)からの検出
信号出力を異常検出手段として用いる判定回路119に
より監視し、半導体レーザ20,22の光出力が所定の
値以下に低下したときには故障(異常状態)と判定す
る。そして、この判定回路119により半導体レーザ2
0または半導体レーザ22の故障を検出した場合には、
切替回路122により、電気信号の経路を切り替える。
ザ22が故障した異常状態への対応について説明する。
半導体レーザ20,22の発光(光信号出力)状態は、
この半導体レーザ20,22のパッケージ内に一体的に
設けた出力モニタ用の光検出器(図示省略)からの検出
信号出力を異常検出手段として用いる判定回路119に
より監視し、半導体レーザ20,22の光出力が所定の
値以下に低下したときには故障(異常状態)と判定す
る。そして、この判定回路119により半導体レーザ2
0または半導体レーザ22の故障を検出した場合には、
切替回路122により、電気信号の経路を切り替える。
【0021】この経路切り替えにより、信号線14,1
6から入力されて信号変調手段として用いた変調回路1
28によりクロック信号を含むデータ伝送信号に変調さ
れた混合情報信号を伝送するようにする。そして、判定
回路119からの検出信号に基づいて、正常な半導体レ
ーザ20(または22)を駆動する駆動回路110(ま
たは112)のみにこの混合情報信号を送る。つまり、
半導体レーザ20が故障した場合には駆動回路112に
混合情報信号を送って半導体レーザ22を駆動し、半導
体レーザ22が故障した場合には駆動回路110に混合
情報信号を送って半導体レーザ20を駆動するようにす
る。
6から入力されて信号変調手段として用いた変調回路1
28によりクロック信号を含むデータ伝送信号に変調さ
れた混合情報信号を伝送するようにする。そして、判定
回路119からの検出信号に基づいて、正常な半導体レ
ーザ20(または22)を駆動する駆動回路110(ま
たは112)のみにこの混合情報信号を送る。つまり、
半導体レーザ20が故障した場合には駆動回路112に
混合情報信号を送って半導体レーザ22を駆動し、半導
体レーザ22が故障した場合には駆動回路110に混合
情報信号を送って半導体レーザ20を駆動するようにす
る。
【0022】この1つの半導体レーザ20(または2
2)を使用した光信号による情報伝送は、2種類の情報
を混合した形態の情報伝送を行うことになるので、情報
伝送は継続して信頼性を維持することができるが各情報
についての伝送速度は遅くなる。従って、故障した半導
体レーザ22(または20)を修復(交換)して2つの
半導体レーザ20,22を使用した光信号伝送に回復さ
せることが必要である。警報回路121は、判定回路1
19により半導体レーザ20,22の故障を検出する
と、警告灯123を点灯(点滅)させて半導体レーザ2
0,22の故障を表示し、あるいは信号線18を介して
情報処理装置300に警報信号を与えて表示画面301
に半導体レーザ20,22の故障のメッセージを表示さ
せることにより、修復を催促するようにする。
2)を使用した光信号による情報伝送は、2種類の情報
を混合した形態の情報伝送を行うことになるので、情報
伝送は継続して信頼性を維持することができるが各情報
についての伝送速度は遅くなる。従って、故障した半導
体レーザ22(または20)を修復(交換)して2つの
半導体レーザ20,22を使用した光信号伝送に回復さ
せることが必要である。警報回路121は、判定回路1
19により半導体レーザ20,22の故障を検出する
と、警告灯123を点灯(点滅)させて半導体レーザ2
0,22の故障を表示し、あるいは信号線18を介して
情報処理装置300に警報信号を与えて表示画面301
に半導体レーザ20,22の故障のメッセージを表示さ
せることにより、修復を催促するようにする。
【0023】次に、受信回路104について説明する。
光ファイバ10から入力される光信号は、カプラ30に
入り、光検出器24により電気信号に変換され、検出回
路114により検出される。同様に、光ファイバ12か
らの光信号は、カプラ32に入り、光検出器26により
電気信号に変換され、検出回路116により検出され
る。
光ファイバ10から入力される光信号は、カプラ30に
入り、光検出器24により電気信号に変換され、検出回
路114により検出される。同様に、光ファイバ12か
らの光信号は、カプラ32に入り、光検出器26により
電気信号に変換され、検出回路116により検出され
る。
【0024】異常検出手段として用いる判定回路118
は、検出回路114,116から出力される電気信号に
基づいて、送信側の光伝送装置が2つの光源を用いて光
信号を送出しているのか、光源の故障により1つの光源
を用いて光信号を送出しているのかを判定する。そし
て、この判定結果に基づいて、切替手段として用いる切
替回路120により信号の経路を切り替える。
は、検出回路114,116から出力される電気信号に
基づいて、送信側の光伝送装置が2つの光源を用いて光
信号を送出しているのか、光源の故障により1つの光源
を用いて光信号を送出しているのかを判定する。そし
て、この判定結果に基づいて、切替手段として用いる切
替回路120により信号の経路を切り替える。
【0025】2つの光源を用いて作成した光信号が送ら
れてきている通常状態の場合には、光検出器24,26
からの電気信号は、切替回路120から復調手段として
用いる復調回路124にそのまま入力し、この復調回路
124でタイミングのずれの補正・波形整形等を行って
情報伝送信号を再生する。そして、この情報伝送信号を
エンコード回路132によってデータ信号及びストロボ
信号にエンコードして信号線14,16に出力する。
れてきている通常状態の場合には、光検出器24,26
からの電気信号は、切替回路120から復調手段として
用いる復調回路124にそのまま入力し、この復調回路
124でタイミングのずれの補正・波形整形等を行って
情報伝送信号を再生する。そして、この情報伝送信号を
エンコード回路132によってデータ信号及びストロボ
信号にエンコードして信号線14,16に出力する。
【0026】光源の故障により1つの光源により作成し
た光信号が送られている場合には、切替回路120は、
正常に送られてきている情報伝送信号のみを復調手段と
して用いる復調回路126に入力するようにする。この
復調回路126は、クロック信号の抽出と情報伝送信号
の再生を行う。情報伝送信号は、エンコード回路132
によってデータ信号とストロボ信号にエンコードして信
号線14,16に出力する。
た光信号が送られている場合には、切替回路120は、
正常に送られてきている情報伝送信号のみを復調手段と
して用いる復調回路126に入力するようにする。この
復調回路126は、クロック信号の抽出と情報伝送信号
の再生を行う。情報伝送信号は、エンコード回路132
によってデータ信号とストロボ信号にエンコードして信
号線14,16に出力する。
【0027】ここで、カプラ30,32について説明す
る。カプラ30,32としては、送信側光路30a,3
2aの径を小さくし、受信側光路30b,32bの径を
大きくしたカプラを用いている。これにより、光ファイ
バ10,12から入力した光信号のうちで光検出器2
4,26に入力する光量が大きくなり、半導体レーザ2
0,22からの光信号は効率良く光ファイバ10,12
に結合されて光の損失が少なく、光ファイバ10,12
を双方向に用いることができる。
る。カプラ30,32としては、送信側光路30a,3
2aの径を小さくし、受信側光路30b,32bの径を
大きくしたカプラを用いている。これにより、光ファイ
バ10,12から入力した光信号のうちで光検出器2
4,26に入力する光量が大きくなり、半導体レーザ2
0,22からの光信号は効率良く光ファイバ10,12
に結合されて光の損失が少なく、光ファイバ10,12
を双方向に用いることができる。
【0028】この実施形態は、光ファイバ10,12を
ある時刻には片方向にしか光信号を送らないように使用
し、同時刻には双方向に通信しない単方向通信方式にお
いて特に有効である。この単方向通信方式においては、
光源が発光している場合には、同じ伝送モジュール内の
光検出器は、自身の発光信号以外の光信号の受光を監視
し、光ファイバ上で信号が衝突していないかどうかを監
視する。そして、衝突を検出した場合には、ランダムな
時間待ちなどによりタイミングを変えて情報伝送信号を
再送する。この実施形態以外にも、行きと帰りの光ファ
イバを分け、1本の光ファイバ上に波長多重等により2
種類以上の情報信号を伝送するようにしても良い。ま
た、行き2本以上、帰り2本以上の光ファイバを用いて
もよい。このような場合には、1本の光ファイバ上で双
方向の光信号が衝突することがないので、同時に双方向
に通信することもできる。このように、同時に双方向に
通信することにより、全体の通信速度を高めることもで
きる。
ある時刻には片方向にしか光信号を送らないように使用
し、同時刻には双方向に通信しない単方向通信方式にお
いて特に有効である。この単方向通信方式においては、
光源が発光している場合には、同じ伝送モジュール内の
光検出器は、自身の発光信号以外の光信号の受光を監視
し、光ファイバ上で信号が衝突していないかどうかを監
視する。そして、衝突を検出した場合には、ランダムな
時間待ちなどによりタイミングを変えて情報伝送信号を
再送する。この実施形態以外にも、行きと帰りの光ファ
イバを分け、1本の光ファイバ上に波長多重等により2
種類以上の情報信号を伝送するようにしても良い。ま
た、行き2本以上、帰り2本以上の光ファイバを用いて
もよい。このような場合には、1本の光ファイバ上で双
方向の光信号が衝突することがないので、同時に双方向
に通信することもできる。このように、同時に双方向に
通信することにより、全体の通信速度を高めることもで
きる。
【0029】この実施形態では、図5に示した情報伝送
システムのブロック図のように、情報信号源である情報
処理装置300から出力されたデータ信号及びストロボ
信号を信号線14,16を通して送信側の光伝送装置2
00に入力し、この光伝送装置200により光信号に変
換して光ファイバ10,12を通して受信側の光伝送装
置202に送る。受信側の光伝送装置202では、受信
した情報信号を処理してデータ信号及びストロボ信号を
再生し、このデータ信号とストロボ信号を信号線15,
17を通して情報処理装置302に入力する。逆に、情
報処理装置302からの情報伝送信号は、逆の経路で情
報処理装置300に伝送する。
システムのブロック図のように、情報信号源である情報
処理装置300から出力されたデータ信号及びストロボ
信号を信号線14,16を通して送信側の光伝送装置2
00に入力し、この光伝送装置200により光信号に変
換して光ファイバ10,12を通して受信側の光伝送装
置202に送る。受信側の光伝送装置202では、受信
した情報信号を処理してデータ信号及びストロボ信号を
再生し、このデータ信号とストロボ信号を信号線15,
17を通して情報処理装置302に入力する。逆に、情
報処理装置302からの情報伝送信号は、逆の経路で情
報処理装置300に伝送する。
【0030】光伝送装置200,202は、ネットワー
クの一部を構成する。図示説明は省略するが、信号線1
4,16,18及び光ファイバ10,12は、コネクタ
により光伝送装置200に抜き差しできるようする。
クの一部を構成する。図示説明は省略するが、信号線1
4,16,18及び光ファイバ10,12は、コネクタ
により光伝送装置200に抜き差しできるようする。
【0031】次に、送信回路100及び受信回路104
の構成について、図2及び図3を用いて更に詳細に説明
する。
の構成について、図2及び図3を用いて更に詳細に説明
する。
【0032】図2は、送信回路100の詳細なブロック
図である。通常状態での動作については前述した通りで
あるので、1つの光源が故障して異常状態にある場合に
ついて説明する。半導体レーザ20,22のうちの1つ
が故障した場合には、信号線14,16から入力された
電気信号は、変調回路128を構成するデコード回路1
30及び4B/5B変調回路134を通して切替回路と
して用いるスイッチ150に入力する経路をたどる。
図である。通常状態での動作については前述した通りで
あるので、1つの光源が故障して異常状態にある場合に
ついて説明する。半導体レーザ20,22のうちの1つ
が故障した場合には、信号線14,16から入力された
電気信号は、変調回路128を構成するデコード回路1
30及び4B/5B変調回路134を通して切替回路と
して用いるスイッチ150に入力する経路をたどる。
【0033】この信号経路では、まず、デコード回路1
30は、データ信号とストロボ信号に基づいてクロック
信号を再生し、データ信号とクロック信号を4B/5B
変調回路134に入力する。4B/5B変調回路134
は、クロック信号をタイミング信号として、データ信号
を4B/5B変調信号に変調する。4B/5B変調回路
134から出力される4B/5B変調の情報伝送信号
は、半導体レーザ20,22のうちで正常に動作してい
る方を駆動するようにスイッチ150により切り替えて
駆動回路110または駆動回路112に送る。半導体レ
ーザ20からの出力光はカプラの光路30aに送出し、
半導体レーザ22からの出力光はカプラの光路32aに
送出する。
30は、データ信号とストロボ信号に基づいてクロック
信号を再生し、データ信号とクロック信号を4B/5B
変調回路134に入力する。4B/5B変調回路134
は、クロック信号をタイミング信号として、データ信号
を4B/5B変調信号に変調する。4B/5B変調回路
134から出力される4B/5B変調の情報伝送信号
は、半導体レーザ20,22のうちで正常に動作してい
る方を駆動するようにスイッチ150により切り替えて
駆動回路110または駆動回路112に送る。半導体レ
ーザ20からの出力光はカプラの光路30aに送出し、
半導体レーザ22からの出力光はカプラの光路32aに
送出する。
【0034】光源としては、半導体レーザのほかに発光
ダイオードを用いることができる。しかし、一般的に
は、発光ダイオードよりも半導体レーザの方が寿命が短
いために、前述した効果は、半導体レーザを光源として
用いた場合に顕著である。
ダイオードを用いることができる。しかし、一般的に
は、発光ダイオードよりも半導体レーザの方が寿命が短
いために、前述した効果は、半導体レーザを光源として
用いた場合に顕著である。
【0035】次に、図3を用いて、受信回路104につ
いて詳細に説明する。カプラの光路30bから入力され
る光信号は、光検出器24で電気信号に変換して検出回
路114により検出する。同様に、カプラの光路32b
から入力される光信号は、光検出器26で電気信号に変
換して検出回路116により検出する。検出回路11
4,116から出力される電気信号は、判定回路118
に入力する。判定回路118は、検出回路114,11
6から入力される電気信号の強度または周波数または信
号変調方式または信号として送られてきたエラー信号に
基づいて、これらの信号が2本の光ファイバを使用する
通常状態で送られてきているか、または、1本の光ファ
イバのみを使った異常状態で送られてきているか、を判
定する。
いて詳細に説明する。カプラの光路30bから入力され
る光信号は、光検出器24で電気信号に変換して検出回
路114により検出する。同様に、カプラの光路32b
から入力される光信号は、光検出器26で電気信号に変
換して検出回路116により検出する。検出回路11
4,116から出力される電気信号は、判定回路118
に入力する。判定回路118は、検出回路114,11
6から入力される電気信号の強度または周波数または信
号変調方式または信号として送られてきたエラー信号に
基づいて、これらの信号が2本の光ファイバを使用する
通常状態で送られてきているか、または、1本の光ファ
イバのみを使った異常状態で送られてきているか、を判
定する。
【0036】通常状態では、検出回路114から出力さ
れるデータ信号は、判定回路118からの信号に応動す
る切替手段であるスイッチ152から波形整形回路13
2及びクロック再生回路138に入力される。同様に、
検出回路116から出力されるストロボ信号は、判定回
路118からの信号に応動する切替手段であるスイッチ
154からクロック再生回路138に入力される。クロ
ック再生回路138では、データ信号及びストロボ信号
をもとにしてクロック信号を再生する。伝送路の光ファ
イバが長いときには、2本の光ファイバ間に生じる信号
のスキューが大きい場合があるので、スキュー検出回路
140によりスキュー量を検出し、データ信号とストロ
ボ信号間のタイミングの調整を行い、その後にクロック
信号を再生する。波形整形回路142に入力されたデー
タ信号は、クロック再生回路138からのクロック信号
をもとにして波形整形して出力する。波形整形回路14
2からのデータ信号は、エンコード回路132において
データ信号とストロボ信号にエンコードして信号線1
4,16に出力する。
れるデータ信号は、判定回路118からの信号に応動す
る切替手段であるスイッチ152から波形整形回路13
2及びクロック再生回路138に入力される。同様に、
検出回路116から出力されるストロボ信号は、判定回
路118からの信号に応動する切替手段であるスイッチ
154からクロック再生回路138に入力される。クロ
ック再生回路138では、データ信号及びストロボ信号
をもとにしてクロック信号を再生する。伝送路の光ファ
イバが長いときには、2本の光ファイバ間に生じる信号
のスキューが大きい場合があるので、スキュー検出回路
140によりスキュー量を検出し、データ信号とストロ
ボ信号間のタイミングの調整を行い、その後にクロック
信号を再生する。波形整形回路142に入力されたデー
タ信号は、クロック再生回路138からのクロック信号
をもとにして波形整形して出力する。波形整形回路14
2からのデータ信号は、エンコード回路132において
データ信号とストロボ信号にエンコードして信号線1
4,16に出力する。
【0037】片方のチャネルが故障している(送信側の
半導体レーザの1つが故障している)異常状態では、正
常に送られてきている4B/5B変調の情報伝送信号
を、判定回路118からの信号に応動するスイッチ15
2(または154)によって4B/5B復調回路136
及びクロック再生回路139に入力する。クロック再生
回路139では、4B/5B変調して送られてきた情報
伝送信号を用いて、クロック再生回路139内のPLL
回路によってクロック信号を再生する。4B/5B復調
回路136は、クロック再生回路139からのクロック
信号をもとにして4B/5B変調信号からデータ信号を
再生する。4B/5B復調回路136からのデータ信号
は、エンコード回路132によってデータ信号とストロ
ボ信号にエンコードして信号線14,16に出力する。
半導体レーザの1つが故障している)異常状態では、正
常に送られてきている4B/5B変調の情報伝送信号
を、判定回路118からの信号に応動するスイッチ15
2(または154)によって4B/5B復調回路136
及びクロック再生回路139に入力する。クロック再生
回路139では、4B/5B変調して送られてきた情報
伝送信号を用いて、クロック再生回路139内のPLL
回路によってクロック信号を再生する。4B/5B復調
回路136は、クロック再生回路139からのクロック
信号をもとにして4B/5B変調信号からデータ信号を
再生する。4B/5B復調回路136からのデータ信号
は、エンコード回路132によってデータ信号とストロ
ボ信号にエンコードして信号線14,16に出力する。
【0038】図1に示したブロック図と対応させると、
スイッチ152,154は切替回路120に相当し、波
形整形回路142とクロック再生回路138及びスキュ
ー検出回路140は復調回路124に相当し、4B/5
B復調回路136及びクロック再生回路139は復調回
路126に相当する。
スイッチ152,154は切替回路120に相当し、波
形整形回路142とクロック再生回路138及びスキュ
ー検出回路140は復調回路124に相当し、4B/5
B復調回路136及びクロック再生回路139は復調回
路126に相当する。
【0039】この実施形態では、光ファイバとして、長
さ50m,伝送帯域200Mbpsのプラスチック光ファイ
バを用い、通常状態と片チャネル故障時の異常状態とで
は伝送速度を変えて情報伝送を行った。通常状態では、
200Mbpsで信号を伝送した。伝送帯域200Mbpsの光
ファイバを用いて4B/5B変換した信号を伝送する
と、送れるデータ量は最大160Mbpsとなり、データ転
送効率が低くなってしまう。しかしながら、この実施形
態では、通常状態では、2つの光信号を用いて2つの信
号を個別に伝送することによりデータ転送効率を高くす
ることができる。そして、1つの光源が故障した異常状
態では、100Mbpsのデータ信号を4B/5B変換によ
り125Mbpsの光信号とし、データ信号にクロック情報
を含ませて伝送することにより通信品質を確保してい
る。このように、通常状態での通信においては通信帯域
を確保することができ、また、光源が故障している異常
状態においても通信を確保することができるので、通信
の信頼性を向上することができる。
さ50m,伝送帯域200Mbpsのプラスチック光ファイ
バを用い、通常状態と片チャネル故障時の異常状態とで
は伝送速度を変えて情報伝送を行った。通常状態では、
200Mbpsで信号を伝送した。伝送帯域200Mbpsの光
ファイバを用いて4B/5B変換した信号を伝送する
と、送れるデータ量は最大160Mbpsとなり、データ転
送効率が低くなってしまう。しかしながら、この実施形
態では、通常状態では、2つの光信号を用いて2つの信
号を個別に伝送することによりデータ転送効率を高くす
ることができる。そして、1つの光源が故障した異常状
態では、100Mbpsのデータ信号を4B/5B変換によ
り125Mbpsの光信号とし、データ信号にクロック情報
を含ませて伝送することにより通信品質を確保してい
る。このように、通常状態での通信においては通信帯域
を確保することができ、また、光源が故障している異常
状態においても通信を確保することができるので、通信
の信頼性を向上することができる。
【0040】この実施形態のように、通常状態と異常状
態において情報伝送速度を変えることは、複数の伝送速
度を利用できる通信方式において特に有効であり、異常
状態においては、より低い伝送速度を選択することが望
ましい。
態において情報伝送速度を変えることは、複数の伝送速
度を利用できる通信方式において特に有効であり、異常
状態においては、より低い伝送速度を選択することが望
ましい。
【0041】NTT R&D Vol.42,869〜877
ページ(1997年)に開示されている光通信モジュー
ルは、完全二重系で動作させ、一方の系が故障したとき
には予備系に切り替えるようにしている。この従来の光
伝送モジュールでは、通常状態では予備系の光源を使う
ことはなく、4B/5B変換或いは8B/10B変換等
のデータ信号にクロック情報を含ませた光信号を伝送す
る必要があるので、データ転送効率が低い。しかし、こ
の実施形態では、通常状態においては2つの光源を使用
するので、データ転送効率が高い。従って、本発明は、
帯域が狭い光ファイバを用いて通常帯域に近い伝送速度
で通信を行う場合に転送効率を高くして伝送帯域を確保
することができる。光ファイバの帯域が広い場合には、
異常状態においても通常状態と同じデータ伝送速度を確
保するようにしてもよい。
ページ(1997年)に開示されている光通信モジュー
ルは、完全二重系で動作させ、一方の系が故障したとき
には予備系に切り替えるようにしている。この従来の光
伝送モジュールでは、通常状態では予備系の光源を使う
ことはなく、4B/5B変換或いは8B/10B変換等
のデータ信号にクロック情報を含ませた光信号を伝送す
る必要があるので、データ転送効率が低い。しかし、こ
の実施形態では、通常状態においては2つの光源を使用
するので、データ転送効率が高い。従って、本発明は、
帯域が狭い光ファイバを用いて通常帯域に近い伝送速度
で通信を行う場合に転送効率を高くして伝送帯域を確保
することができる。光ファイバの帯域が広い場合には、
異常状態においても通常状態と同じデータ伝送速度を確
保するようにしてもよい。
【0042】この実施形態では、DSリンク方式を用い
て光信号を伝送しているためにDSリンク方式の特徴で
ある、スキューのマージンが大きいこと、データ転送効
率が高いこと、低消費電力である等の効果も得られる。
スキューのマージンが大きいと、光ファイバを長くして
もスキューの問題が生じにくい。スキューが小さいとき
には、スキュー検出や遅延回路は不要である。また、ス
キューが小さくなるように、短距離の伝送に適用するこ
とが望ましい。DSリンク方式以外にも適用することが
でき、データ信号とクロック信号を光伝送するようにし
てもよい。
て光信号を伝送しているためにDSリンク方式の特徴で
ある、スキューのマージンが大きいこと、データ転送効
率が高いこと、低消費電力である等の効果も得られる。
スキューのマージンが大きいと、光ファイバを長くして
もスキューの問題が生じにくい。スキューが小さいとき
には、スキュー検出や遅延回路は不要である。また、ス
キューが小さくなるように、短距離の伝送に適用するこ
とが望ましい。DSリンク方式以外にも適用することが
でき、データ信号とクロック信号を光伝送するようにし
てもよい。
【0043】また、この実施形態は、2個の光源を用い
たものであるが、本発明において光源は2個に限られる
ものではなく、2個以上の光源を用いる形態で実施する
ことができる。
たものであるが、本発明において光源は2個に限られる
ものではなく、2個以上の光源を用いる形態で実施する
ことができる。
【0044】以上のように、本発明は伝送帯域の狭いマ
ルチモードファイバ、特に伝送距離が短いプラスチック
光ファイバを用いたときにその効果が大きい。更に、プ
ラスチック光ファイバに用いる赤色半導体レーザは、そ
の寿命が1万時間程度と赤外波長の通信用半導体レーザ
に比べて短いために、本発明を適用することによる信頼
性向上の効果が特に大きい。
ルチモードファイバ、特に伝送距離が短いプラスチック
光ファイバを用いたときにその効果が大きい。更に、プ
ラスチック光ファイバに用いる赤色半導体レーザは、そ
の寿命が1万時間程度と赤外波長の通信用半導体レーザ
に比べて短いために、本発明を適用することによる信頼
性向上の効果が特に大きい。
【0045】また、本発明は、光源の故障のみではな
く、1本の光ファイバが切断されたような場合の光通信
確保にも有効である。この場合には、送信側において異
常を検出することが困難であるので、受信側で異常(切
断されたファイバから光信号が検出されない)を検出
し、この異常を送信側へ知らせるようにすることが望ま
しい。そして、送信回路は、この異常検出情報に基づい
て、光源が異常になったときと同様の処置をすればよ
い。
く、1本の光ファイバが切断されたような場合の光通信
確保にも有効である。この場合には、送信側において異
常を検出することが困難であるので、受信側で異常(切
断されたファイバから光信号が検出されない)を検出
し、この異常を送信側へ知らせるようにすることが望ま
しい。そして、送信回路は、この異常検出情報に基づい
て、光源が異常になったときと同様の処置をすればよ
い。
【0046】次に、光伝送装置の他の実施形態を図6に
より説明する。図6は、この実施形態における光伝送装
置のブロック図である。
より説明する。図6は、この実施形態における光伝送装
置のブロック図である。
【0047】データ信号は、データ入力端子160から
光伝送装置200に入力する。入力したデータ信号は、
クロック入力端子164から入力するクロック信号をも
とにして変換回路144によりデータ信号とストロボ信
号に変換する。通常状態の動作においては、送信回路1
00に入力された信号は、切替回路122を通してその
まま出力する。従って、駆動回路110にはデータ信号
が入力し、駆動回路112にはストロボ信号が入力す
る。駆動回路110は光源の半導体レーザ20を駆動
し、駆動回路112は半導体レーザ22を駆動すること
により、データ信号とストロボ信号をそれぞれ光信号に
して出力する。半導体レーザ20からの光信号はカプラ
30を通して光ファイバ10に送出し、半導体レーザ2
2からの光信号はカプラ32を通して光ファイバ12に
送出する。
光伝送装置200に入力する。入力したデータ信号は、
クロック入力端子164から入力するクロック信号をも
とにして変換回路144によりデータ信号とストロボ信
号に変換する。通常状態の動作においては、送信回路1
00に入力された信号は、切替回路122を通してその
まま出力する。従って、駆動回路110にはデータ信号
が入力し、駆動回路112にはストロボ信号が入力す
る。駆動回路110は光源の半導体レーザ20を駆動
し、駆動回路112は半導体レーザ22を駆動すること
により、データ信号とストロボ信号をそれぞれ光信号に
して出力する。半導体レーザ20からの光信号はカプラ
30を通して光ファイバ10に送出し、半導体レーザ2
2からの光信号はカプラ32を通して光ファイバ12に
送出する。
【0048】次に、半導体レーザ20または半導体レー
ザ22が故障した異常状態の場合について説明する。判
定回路119により半導体レーザ20または半導体レー
ザ22の故障を検出した場合には、切替回路122によ
り、信号の経路を切り替える。データ信号は、変調回路
128によってクロック信号を含む情報伝送信号に変調
する。そして、判定回路119からの信号に基づいて、
正常な半導体レーザにのみ信号を送るようにする。つま
り、半導体レーザ20が故障した場合には駆動回路11
2に情報伝送信号を送って半導体レーザ22を駆動し、
半導体レーザ22が故障した場合には駆動回路110に
情報伝送信号を送って半導体レーザ20を駆動するよう
にする。
ザ22が故障した異常状態の場合について説明する。判
定回路119により半導体レーザ20または半導体レー
ザ22の故障を検出した場合には、切替回路122によ
り、信号の経路を切り替える。データ信号は、変調回路
128によってクロック信号を含む情報伝送信号に変調
する。そして、判定回路119からの信号に基づいて、
正常な半導体レーザにのみ信号を送るようにする。つま
り、半導体レーザ20が故障した場合には駆動回路11
2に情報伝送信号を送って半導体レーザ22を駆動し、
半導体レーザ22が故障した場合には駆動回路110に
情報伝送信号を送って半導体レーザ20を駆動するよう
にする。
【0049】次に、受信回路104について説明する。
光ファイバ10からの光信号は、カプラ30により光検
出器24に送って電気信号に変換し、検出回路114に
より検出する。同様に、光ファイバ12からの光信号
は、カプラ32により光検出器26に送って電気信号に
変換し、検出回路116により検出する。判定回路11
8は、検出回路114,116からの信号に基づいて、
送信側から、2つの光源を用いて信号が送られているの
か、光源の故障により1つの光源により信号が送られて
いるのかを判定し、この判定結果をもとにして、切替回
路120により信号の経路を切り替える。
光ファイバ10からの光信号は、カプラ30により光検
出器24に送って電気信号に変換し、検出回路114に
より検出する。同様に、光ファイバ12からの光信号
は、カプラ32により光検出器26に送って電気信号に
変換し、検出回路116により検出する。判定回路11
8は、検出回路114,116からの信号に基づいて、
送信側から、2つの光源を用いて信号が送られているの
か、光源の故障により1つの光源により信号が送られて
いるのかを判定し、この判定結果をもとにして、切替回
路120により信号の経路を切り替える。
【0050】2つの光源を用いて信号が送られている通
常状態の場合には、光検出器24及び光検出器26から
の信号は、切り替え回路120からそのまま復調回路1
24に入力し、この復調回路124でタイミングのずれ
の補正と波形整形等を行ってデータ信号を再生する。タ
イミング回路146は、このデータ信号をクロック入力
端子164から入力されたクロック信号にあわせて取り
込んでデータ出力端子162に出力する。
常状態の場合には、光検出器24及び光検出器26から
の信号は、切り替え回路120からそのまま復調回路1
24に入力し、この復調回路124でタイミングのずれ
の補正と波形整形等を行ってデータ信号を再生する。タ
イミング回路146は、このデータ信号をクロック入力
端子164から入力されたクロック信号にあわせて取り
込んでデータ出力端子162に出力する。
【0051】また、光源の故障により1つの光源により
信号が送られている異常状態の場合には、切替回路12
0は、正常に送られてきている信号のみを復調回路12
6へ信号を送るようにする。復調回路126は、クロッ
ク信号の抽出とデータ信号の再生を行う。タイミング回
路146は、クロック入力端子164から入力されたク
ロック信号にあわせてデータ信号を取り込んでデータ出
力端子162に出力する。
信号が送られている異常状態の場合には、切替回路12
0は、正常に送られてきている信号のみを復調回路12
6へ信号を送るようにする。復調回路126は、クロッ
ク信号の抽出とデータ信号の再生を行う。タイミング回
路146は、クロック入力端子164から入力されたク
ロック信号にあわせてデータ信号を取り込んでデータ出
力端子162に出力する。
【0052】この実施形態では、データ信号とストロボ
信号を光信号として送っているが、データ信号とクロッ
ク信号を伝送するようにしても良い。
信号を光信号として送っているが、データ信号とクロッ
ク信号を伝送するようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は、通常状態では複数の光源を使
用して発生する複数の光信号により複数の情報信号を伝
送し、光源の故障による異常状態では、1つの光源を使
用して複数の情報信号を伝送することにより、通常状態
にはデータ転送効率が高く、光源の故障による異常状態
に対しても通信を停止することがないので、信頼性を確
保した光伝送方法とそのための装置を実現することがで
きる。
用して発生する複数の光信号により複数の情報信号を伝
送し、光源の故障による異常状態では、1つの光源を使
用して複数の情報信号を伝送することにより、通常状態
にはデータ転送効率が高く、光源の故障による異常状態
に対しても通信を停止することがないので、信頼性を確
保した光伝送方法とそのための装置を実現することがで
きる。
【図1】本発明の光伝送装置の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の光伝送装置における送信回路の一実施
形態を示すブロック図である。
形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の光伝送装置における受信回路の一実施
形態を示すブロック図である。
形態を示すブロック図である。
【図4】DSリンク方式を説明するタイミングチャート
である。
である。
【図5】本発明の情報伝送システムの一実施形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】本発明の光伝送装置の他の実施形態を示すブロ
ック図である。
ック図である。
10,12…光ファイバ、14,16,18…信号線、
20,22…半導体レーザ、24,26…光検出器、3
0,32…カプラ、100…送信回路、104…受信回
路、110,112…駆動回路、114,116…検出
回路、118,119…判定回路、120,122…切
替回路、121…警報回路、123…警告灯、124,
126…復調回路、128…変調回路、130…デコー
ド回路、132…エンコード回路、200…光伝送装
置、300…情報処理装置。
20,22…半導体レーザ、24,26…光検出器、3
0,32…カプラ、100…送信回路、104…受信回
路、110,112…駆動回路、114,116…検出
回路、118,119…判定回路、120,122…切
替回路、121…警報回路、123…警告灯、124,
126…復調回路、128…変調回路、130…デコー
ド回路、132…エンコード回路、200…光伝送装
置、300…情報処理装置。
Claims (13)
- 【請求項1】送信側では複数の光源を複数の情報で個々
に制御することにより複数の光信号を発生して送出し、
受信側では送出された前記複数の光信号を複数の受光部
で個々に受信して複数の情報を復元する情報伝送方法に
おいて、 前記送信側では前記各光源の異常の有無を監視し、1つ
の光源に異常が発生した場合には該光源を制御する系の
情報を他の正常な光源を制御する系の情報に混合して正
常な光源を制御することにより光信号を発生するように
し、 受信側では複数の情報を混合した情報で制御された光信
号を受信して分離することにより混合された複数の情報
を復元することを特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項2】請求項1において、光源に異常が発生した
ことにより複数の情報を混合して1つの光源を制御する
ことにより光信号を送出する異常状態では、情報の伝送
速度を遅くすることを特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項3】請求項1または2において、複数の光源に
異常が検出されない通常状態においては、少なくとも1
つの前記光源からはクロック情報を含まないデータ信号
を前記光信号として送出し、 光源に異常が検出された異常状態においては、前記デー
タ信号にクロック情報を含ませた信号を前記光信号とし
て送出することを特徴とする情報伝送方法。 - 【請求項4】請求項1〜3の1項において、光源に異常
が発生したことを表示して修復を促すことを特徴とする
情報伝送方法。 - 【請求項5】送出する光信号を発生する複数個の光源
と、これらの各光源の異常を検出する第1の異常検出手
段と、前記光源を駆動するための伝送信号を変調する信
号変調手段と、前記光源への伝送信号を切り替える切替
手段とを備えた光送信装置において、 前記第1の異常検出手段により前記各光源の異常が検出
されない通常状態では、前記複数個の光源を用いてそれ
ぞれの個々の伝送信号を光信号に変換して送出し、 前
記第1の異常検出手段により前記光源の1つに異常が検
出された異常状態では、異常が検出された光源用の伝送
信号と異常が検出されていない光源用の伝送信号を前記
信号変調手段により変調し、この信号変調手段により変
調した信号を用いて異常が検出されていない光源を駆動
するように前記切替手段により切り替えて光信号を送信
するようにしたことを特徴とする光送信装置。 - 【請求項6】請求項5において、前記通常状態において
は、1つの前記光源からはクロック情報を含まないデー
タ信号を前記光信号として送出し、 前記異常状態においては、前記信号変調手段により前記
データ信号にクロック情報を含ませ、前記クロック情報
を含んだ前記データ信号を前記光信号として送出するよ
うにしたことを特徴とする光送信装置。 - 【請求項7】受信した光信号を電気信号に変換する複数
個の光検出器と、これらの光検出器で受信した光信号の
異常を検出する第2の異常検出手段と、前記光検出器か
らの電気信号を復調するための第1の復調手段と第2の
復調手段と、前記第1の復調手段と第2の復調手段とを
切り替える第2の切替手段とを備えた光受信装置におい
て、 前記第2の異常検出手段により前記受信光信号の異常が
検出されない通常状態では、前記複数個の光検出器を用
いてそれぞれ光信号を受信して前記第1の復調手段によ
り復調し、 前記第2の異常検出手段により前記受信光信号の異常が
検出された異常状態では、異常が検出されていない受信
光信号を変換した電気信号を第2の復調手段により復調
するように前記第2の切替手段により切り替えるように
したことを特徴とする光受信装置。 - 【請求項8】請求項7において、前記第2の復調手段
は、混合されている複数の伝送信号を分離して復元する
ことを特徴とする光受信装置。 - 【請求項9】送出する光信号を発生する複数個の光源
と、これらの各光源の異常を検出する第1の異常検出手
段と、前記光源を駆動するための伝送信号を変調する信
号変調手段と、前記光源への伝送信号を切り替える切替
手段とを備えた光送信装置と、受信した光信号を電気信
号に変換する複数個の光検出器と、これらの光検出器で
受信した光信号の異常を検出する第2の異常検出手段
と、前記光検出器からの電気信号を復調するための第1
の復調手段と第2の復調手段と、前記第1の復調手段と
第2の復調手段とを切り替える第2の切替手段とを備え
た光受信装置とを備えた光伝送装置において、 前記第1の異常検出手段により前記各光源の異常が検出
されない通常状態では、前記複数個の光源を用いてそれ
ぞれの個々の伝送信号を光信号に変換して送出し、 前
記第1の異常検出手段により前記光源の1つに異常が検
出された異常状態では、異常が検出された光源用の伝送
信号と異常が検出されていない光源用の伝送信号を前記
信号変調手段により変調し、この信号変調手段により変
調した信号を用いて異常が検出されていない光源を駆動
するように前記切替手段により切り替えて光信号を送信
し、 前記第2の異常検出手段により前記受信光信号の異常が
検出されない通常状態では、前記複数個の光検出器を用
いてそれぞれ光信号を受信して前記第1の復調手段によ
り復調し、 前記第2の異常検出手段により前記受信光信号の異常が
検出された異常状態では、異常が検出されていない受信
光信号を変換した電気信号を第2の復調手段により復調
するように前記第2の切替手段により切り替えるように
したことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項10】請求項9において、前記第2の復調手段
は、混合されている複数の伝送信号を分離して復元する
ことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項11】請求項5または6に記載した光送信装置
と請求項7または8に記載した光受信装置を光ファイバ
で接続したことを特徴とする情報伝送装置。 - 【請求項12】請求項9に記載した光伝送装置を2つ用
意し、これらの間を光ファイバで接続したことを特徴と
する情報伝送装置。 - 【請求項13】請求項11または12において、前記光
ファイバは、プラスチック光ファイバとしたことを特徴
とする情報伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27240997A JP3403619B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 情報伝送方法及びこの方法を実施するための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27240997A JP3403619B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 情報伝送方法及びこの方法を実施するための装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112426A true JPH11112426A (ja) | 1999-04-23 |
JP3403619B2 JP3403619B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=17513509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27240997A Expired - Fee Related JP3403619B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 情報伝送方法及びこの方法を実施するための装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3403619B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005109598A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Shoden Corp | 光通信機器用モニタ装置 |
JP2006157950A (ja) * | 2006-01-18 | 2006-06-15 | Fujitsu Ltd | 光伝送装置 |
WO2017122925A3 (ko) * | 2016-01-12 | 2018-03-08 | 국민대학교 산학협력단 | Dsm-psk 광학 무선 송신 방법 및 장치 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP27240997A patent/JP3403619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005109598A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Shoden Corp | 光通信機器用モニタ装置 |
JP4587653B2 (ja) * | 2003-09-29 | 2010-11-24 | 株式会社昭電 | 光通信機器用モニタ装置 |
JP2006157950A (ja) * | 2006-01-18 | 2006-06-15 | Fujitsu Ltd | 光伝送装置 |
WO2017122925A3 (ko) * | 2016-01-12 | 2018-03-08 | 국민대학교 산학협력단 | Dsm-psk 광학 무선 송신 방법 및 장치 |
US10560193B2 (en) | 2016-01-12 | 2020-02-11 | Kookmin University Industry Academy Cooperation Foundation | DSM-PSK optical wireless transmission method and device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3403619B2 (ja) | 2003-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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