JPH11112169A - 集積回路モジュール用放熱板及びその製造方法 - Google Patents

集積回路モジュール用放熱板及びその製造方法

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JPH11112169A
JPH11112169A JP27231097A JP27231097A JPH11112169A JP H11112169 A JPH11112169 A JP H11112169A JP 27231097 A JP27231097 A JP 27231097A JP 27231097 A JP27231097 A JP 27231097A JP H11112169 A JPH11112169 A JP H11112169A
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blank
heat sink
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circuit module
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JP27231097A
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Masayuki Kobayashi
正幸 小林
Keiichi Sugiyama
敬一 杉山
Sakae Sakamoto
栄 坂本
Tomoyuki Ajiro
智之 網代
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サブボードからの高さが異なる発熱素子に対
して精度良く面接触し、電子機器の昇温を抑制する集積
回路モジュール用放熱板を提供する。 【構成】 この放熱板は、ブランクを鍛造成形で減肉し
た厚みをもつ主面部28から単数又は複数の隆起部2
5,26が盛り上げられており、側方に張り出した薄肉
部から成形されたガイド溝24及び主面部28の側方に
形成された爪部23を備えている。蓋体30との間でサ
ブボード10を挟んでモジュールを組み立てたとき、主
面部28及び隆起部25,26に発熱源となる電子機器
12,13,18が面接触する。 【効果】 主面部28,隆起部25,26,ガイド溝用
薄肉部及び爪部23が鍛造で同時に成形されるため、歪
みが少なく平面度の高い主面27をもつ放熱板となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱量の大きな複数の
電子部品を搭載した集積回路モジュールに適した放熱板
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高性能化,多機能化に伴って
プリント基板上での設計も複雑になってきている。半導
体デバイス,IC等のチップも多種多様で高密度に搭載
され、各チップ間の配線も複雑化してきている。多様の
チップを搭載し配線するためには、表面積が限られたプ
リント基板では対応できない。そこで、マザーボードと
なるプリント基板にサブボードを直立させることによ
り、基板面積を大きくする手段が採用されている。最近
では、各種チップを搭載させたサブボードをモジュール
化し、これをマザーボードに装着する方式が採用されて
いる。発熱量の大きな集積回路を搭載したモジュール
(以下、集積回路モジュールという)では、稼動時の集
積回路が定格温度を超えないように冷却する必要があ
り、集積回路をヒートシンクに接触させている。また、
他の機器との接触による破損を避けるため、箱型のカセ
ットに集積回路モジュールを収容している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路モジュ
ールでは、発熱量の大きな集積回路が通常1個搭載され
ているだけである。そのため、発熱源となる集積回路に
面接触して熱を放散させる放熱板も、フラットなアルミ
板が,場合によっては背面側に放熱フィンを設けたヒー
トシンクが使用されている。たとえば、特開昭59−2
25591号公報では、部分的な鍛造成形で放熱フィン
を一体成形することが開示されている。しかし、電子機
器の高性能化,多機能化に伴ってモジュールのサブボー
ドに搭載されるチップも、発熱量が大きく、複数個搭載
されることもある。この点、従来のヒートシンクでは、
平面度が十分でないためサブボードとの間に十分な間隙
を取ることが要求される。たとえば、プレス等の板金加
工によって板材を所定形状に成形したヒートシンクでは
成形時の応力が残留し易く、ヒートシンクに歪みを発生
させる残留応力となる。そのため、ヒートシンクの変形
部がサブボード上の配線に接触しないように、変形量を
見込んでサブボードからヒートシンクを離している。
【0004】残留応力に起因する悪影響を抑制するため
には、所定形状に押出したアルミ合金押出形材を切削加
工してヒートシンクとする方法を採用せざるを得ない。
しかし、この場合にも歪みを生じさせないためには切削
速度を上げることができず、本来生産性の悪い切削加工
の生産性を一層低下させることになる。本発明は、この
ような問題を解消すべく案出されたものであり、発熱部
品と接触する主面部も含めて鍛造加工で一度に成形し平
面度を向上させることにより、モジュールに搭載してい
る複数の発熱部品を効率よく冷却できる放熱板を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路モジュ
ール用放熱板は、その目的を達成するため、ブランクを
鍛造成形で減肉した厚みをもつ主面部と、減肉により生
じるメタルフローで主面部から盛り上げられた単数又は
複数の隆起部と、同じくメタルフローで側方に張り出し
た薄肉の張出し部から成形されたガイド溝と、主面部の
側方に形成された爪部をもち、蓋体との間でサブボード
を挟んでモジュールを組み立てたとき主面部及び隆起部
に発熱源となる電子部品が面接触することを特徴とす
る。ブランクとしては、純アルミ系アルミニウムの圧延
材が好ましい。サブモボードに対向する側とは反対側の
放熱板背面は、隆起部に当る部分を含めてフラットにな
っているもの、或いは隆起部に当る部分に凹部が形成さ
れているものの何れであっても良い。主面部から盛り上
げられた複数の隆起部は、同じ高さ或いは相互に高さが
異なるものの何れであっても良い。この集積回路モジュ
ール用放熱板は、目標放熱板よりも厚いブランクを鍛造
成形し、ブランクの減肉により主面部を成形し、減肉に
より生じるメタルフローで単数又は複数の隆起部を主面
部から盛り上げ、同じくメタルフローでブランクの側方
に爪部用厚肉部を除き薄肉の張出し部を成形し、爪部用
厚肉部を部分的に突き抜き加工又は切削加工して爪部を
形成し、張出し部を所定幅で切断してガイド溝を形成す
ることにより製造される。爪部は、ブランクの側方に形
成された薄肉張出し部の一部を折り曲げることによって
も形成できる。
【0006】
【実施の形態】本発明に従った集積回路モジュールは、
たとえば図1に示すように電子部品11〜13が搭載さ
れたサブボード10を放熱板20に固着し、放熱板20
と蓋体30とで構成されるケーシングにサブボード10
を収容している。サブボード10の表裏両面には電子部
品11〜13の端子に接続された配線が形成されてお
り、各配線は複数の端子14を介してマザーボードに接
続される。サブボード10四隅の角部近傍に穿設された
孔部15,15・・には、放熱板20に立設した固着ピ
ン21,21・・が挿通される。また、サブボード10
の中央部両側には、放熱板20に立設したピン22,2
2・・が挿通されるピン孔16,16・・が形成されて
いる。ピン孔16,16・・にピン22,22・・を差
し通し、サブボード10から突出するピン22,22・
・の先端に押圧バネ17,17を掛けるとき、押圧バネ
17,17の弾撥力で電子部品11〜13が放熱板20
に押し付けられ、放熱板20にサブボード10が一体化
される。次いで、サブボート10から突出する固着ピン
21,21・・の先端を蓋体30の内面側に設けたピン
孔31,31・・に嵌め込むと、放熱板10と蓋体30
とが一体化され、サブボード10を内蔵したケーシング
となる。
【0007】放熱板20の背面側には、爪部23を備え
たガイド溝24が形成されている。他方、蓋体30の内
面両側にはロックアーム32,32を装着する係止部3
3,33が設けられている。マザーボードに立設された
レールに沿ってガイド溝24が摺動することにより、集
積回路モジュールがマザーボードに装着され、ロックア
ーム32,32がレール側の係合部に噛み合うことによ
り固着される。固着自体は、常法に従ったものであるた
め本件明細書では説明を省略する。サブボード10は、
電子部品11〜13の外の電子部品としてCPU18を
備えている。CPU18は、発熱量が特に大きく、非常
に多数の端子が引き出されることから、図2に示すよう
に内部配線したセラミック基板19に搭載され、セラミ
ック基板19とサブボード10との間を配線している。
そのため、他の発熱源である電子部品12,13との間
に高低差が生じる。
【0008】このように高低差のある電子部品12,1
3,CPU18を冷却するため、隆起部25,26を形
成した放熱板20をサブボード10の裏面側に配置す
る。CPU18は放熱板20の主面27に面接触し、電
子部品12,13が隆起部25,26の頂面に面接触す
る。隆起部25,26は、図2では同じ高さに設定して
いるが、CPU18と電子部品12,13との高低差に
応じ種々変更でき、隆起部25と26との間で高さを異
ならせても良い。本発明では、比較的肉厚の放熱板20
を鍛造成形することにより、隆起部25,26が一体に
なった放熱板20が得られる。すなわち、図3に示すよ
うに、放熱板20の主面部28の肉厚t1 よりも厚い肉
厚t0 をもつブランク40を鍛造することにより、隆起
部25,26を備えた放熱板20を得る。鍛造成形で
は、主面部28も減肉Δt(=t0 −t1 )され、減肉
分によって隆起部25,26やガイド溝24となる薄肉
部が一体形成される。また、減肉によって成形されたこ
とから、特に発熱量の大きなCPU18と接触する部分
で主面27の平面度が非常に高くなる。
【0009】これに対し、ブランク40の背面側(図3
では上側)から所定部分に変形圧力を加え、突起を張り
出すプレス成形では、突起の成形に伴って突起周辺の母
材部に残留応力や歪みが蓄えられ、主面27にウネリや
反り等の表面不良が発生し易くなる。表面不良は、主面
27とCPU18との面接触に悪影響を及ぼし、CPU
18から放熱板20への熱伝達を阻害する。この点、本
発明にあっては、主面部28も減肉されているため、鍛
造時の歪みや応力がブランク40全体の変形として吸収
される。そのため、主面27の平面度に悪影響を及ぼす
歪みがなく、また平面度を経時的に劣化させる残留応力
も実用上で問題がないレベルに低減できる。しかも、基
本的に切削加工を主としていないことから、生産性も良
い。目標形状の放熱板20に鍛造成形した後、爪部2
3,ピン21,22固着用のピン孔29(図5,図6)
等が形成される。ピン孔29は、各種仕様に対応できる
ように複数個形成することが好ましい。また、ブランク
40の鍛造と同時にピン孔29や爪部23を成形するこ
とも可能である。
【0010】たとえば、ブランク40を鍛造成形すると
き、図4に示すように主面部28と同じ高さの爪部用厚
肉部41を残し、主面部28の外側に張出し部42を成
形する。そして、厚肉部41の斜線で示した部分43を
矢印方向から突き抜くことにより爪部23が形成され
る。斜線部分43は、切削加工によっても除去できる。
また、張出し部42を点線に沿って切断すると、ガイド
溝24が形成される。或いは、図5に示すように、鍛造
成形でブランク40の縁部に生じた張出し部42を爪部
の形成に利用することもできる。この場合には、張出し
部42を切断する際に、ガイド溝24となる部分44を
一定幅で切断すると共に、爪部23になる部分45との
間に切込み部46を形成する。切込部46は、張出し部
42を切断した後で部分45を起こす際に、部分45の
変形が部分44の形状に影響を及ぼすことを防止する。
ブランク40としては、たとえば1000系−O材,A
1050,A1060,A1070,A1080,A1
085,A1100,A1200,A1N00,A1N
30のように、アルミ合金の中でも比較的軟質で熱伝導
性の高い材料が好ましい。このような材料をブランク4
0に用い鍛造成形すると、鍛造時の応力がほとんどブラ
ンク40の変形として解放され、放熱板20を変形させ
る原因となる残留応力が極めて少なくなる。
【0011】ブランク40は、主面27の平面度を高
め、且つ必要な隆起部25,26を成形する上から、3
〜35%の加工率[(t0 −t1 )/t0 ×100
(%)]で放熱板20に鍛造されることが好ましい。こ
のような加工率で鍛造加工すると、主面27の隆起部2
5,26の間に位置する部分及び隆起部25,26の頂
面の平面度は、0.01mm以下になり、CPU18,
電子部品12,13に対して良好な面接触状態が得られ
る。なかでも、隆起部25と26とのほぼ中間に位置す
る部分の主面27は、十分な鍛造効果を受けて平面化さ
れることから、発熱量の大きなCPU18と面接触して
放熱を促進させるのに好適な表面状態になる。隆起部2
5,26の周辺に位置する主面27も十分に平面化され
るため、サブボード10の背面側に設けられる配線や各
種電子部品との間の距離も適正に確保される。加工率が
3%未満では、ブランク40の十分な塑性変形が起こら
ず、隆起部25,26の高さが不足し、加工時に加えら
れた応力が主面27の平面度を低下させる残留応力とな
り易い。逆に、35%を超える加工率では、ブランク4
0に材料破断や亀裂を生じさせることにもなる。
【0012】放熱板20に形成した隆起部25,26の
背面側は、図6に示すようにフラットな面、或いは図7
に示すように隆起部25,26の肉を得るために凹部2
5a,26aを形成した面の何れであっても良い。特
に、放熱板20の主面側に隆起部25,26を設けたに
も拘らず背面をフラットにできることは、主面部28を
含めて減肉する鍛造成形でしか得られない。背面がフラ
ットな放熱板20では、必要に応じて更に取り付けられ
るヒートシンクとの接触面積を大きくし、電子部品から
ヒートシンクへの熱伝達を促進させる。
【0013】鍛造成形で得られた放熱板20では、主面
27や隆起部25,26の頂面が高い平面度をもってい
る。そのため、図2で示すようにサブボード10と放熱
板20とを組み合わせたとき、高さが異なるCPU1
8,電子部品12,13の何れに対しても主面27,隆
起部25,26が高精度に面接触する。したがって、C
PU18,電子部品12,13等で発生した熱が効率よ
く放熱板20に伝達され、CPU18,電子部品12,
13等が定格温度を超えて加熱されることがない。ま
た、サブボード10,セラミック基板19と放熱板20
との間の距離が精度良く設定されるため、サブボード1
0やセラミック基板19に設けられている配線が放熱板
20に接触することもない。その結果、電子回路モジュ
ールは、発熱量の大きな電子部品を搭載したものであっ
ても、誤動作を起こすことなく正常に作動する。
【0014】
【実施例】表1に示す各種アルミ合金から、120mm
×50mmで厚み4.5mmのブランク40を用意し
た。600トンの鍛造プレスを用い、ブランク40から
隆起部25,26,張出し部42のある放熱板素材を鍛
造成形した。放熱板素材の主面部28は、高さ50m
m,幅120mm,厚み3.5mmに設定した。隆起部
25,26は15mm×15mmで主面27からの高さ
1.5mm,隆起部25,26のセンター間距離を85
mmに設定した。張出し部42は厚み2mmに設定し、
鍛造後に斜線部分43(図4)を突き抜いて爪部23を
成形し、次いで幅5mmに切断することによりガイド溝
24を主面部28の両側に形成した。得られた放熱板2
0の主面27に形成された隆起部25,26の平面度を
観察したところ、0.01mm以下の極めて平滑な表面
であった。また、図8に示すようにしてガイド溝24,
24を含めた放熱板20の幅130mmに対する歪み量
δを測定したところ、何れのアルミ合金を素材にした場
合でも、表1に示すように極めて小さな歪み量であるこ
とが判った。放熱板20の背面の平面度も0.03mm
以下に抑えられており、別途取り付けられるヒートシン
クに対する面接触状態が良好なものであった。なかで
も、1000系のアルミ押出し形材を使用したもので
は、熱伝導性が良好なことと相俟つて、優れた放熱特性
を呈する放熱板として使用できる。
【0015】比較のため、隆起部25,26を背面側か
ら突き出し成形した後で張出し部42を成形する方法
I、及び張出し部42を成形した後で隆起部25,26
を背面側から突き出し成形する方法IIによって放熱板を
製造した。比較法I及びIIによる場合は、成形圧力を比
較的小さくできるものの、成形工程が2回にわたる欠点
がある。また、得られた放熱板は、成形法の相違に起因
した歪み量が表1に示すように大きく、図2に示すよう
にサブボード10と対向させてモジュールを組んだ場
合、サブボード10上の配線との間に確実な距離を安定
して取ることができず、不十分な離間距離に起因した接
触の虞れがあるものもあった。
【0016】
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の集積回
路モジュール用放熱板は、主面部,隆起部及び張出し部
が鍛造成形によって同時に成形されたものである。なか
でも、鍛造時の減肉によって主面部が形成されているこ
とから、局部的な加工圧力を加える従来の板金加工に比
較して、ウネリや反り等がなく平面度に優れた放熱板と
なる。そのため、サブボードを対向配置してモジュール
を組み立てた場合、サブボード上の配線が放熱板に接触
する虞れが皆無となる。しかも、発熱源であるCPU等
の電子部品と平面部,隆起部が高精度に面接触するた
め、電子部品の熱がが効率よく放散され、電子部品が誤
作動を起こす高温に加熱されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った放熱板が組み込まれる集積回
路モジュールの分解斜視図
【図2】 集積回路モジュールの内部を示す断面図
【図3】 ブランクを鍛造して放熱板を製造する工程図
【図4】 突き出し成形により爪部を形成する工程図
【図5】 切断−折曲げにより爪部を形成する工程図
【図6】 隆起部に当る部分を含めて背面がフラットな
放熱板の斜視図
【図7】 隆起部に当る部分に窪みを設けた背面をもつ
放熱板の斜視図
【図8】 実施例で測定した歪み量を説明する図
【符号の説明】
10:サブボード 11〜13:電子部品 14:
端子 15:孔部 16:ピン孔 17:押圧バネ 18:CPU
19:セラミック基板 20:放熱板 21:固着ピン 22:ピン 2
3:爪部 24:ガイド溝 25,26:隆起部
25a,26b:凹部 27:主面 28:主面部 29:ピン孔 30:蓋体 31:ピン孔 32:ロックアーム
33:係止部 40:ブランク 41:爪部用厚肉部 42:張出
し部 43:除去される部分 44:ガイド溝にな
る部分 45:爪部になる部分 46:切込み部 t0 :ブランクの肉厚 t1 :主面部の肉厚 δ:
歪み量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 網代 智之 東京都品川区東品川二丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブランクを鍛造成形で減肉した厚みをも
    つ主面部と、減肉により生じるメタルフローで主面部か
    ら盛り上げられた単数又は複数の隆起部と、同じくメタ
    ルフローで側方に張り出した薄肉の張出し部から成形さ
    れたガイド溝と、主面部の側方に形成された爪部をも
    ち、蓋体との間でサブボードを挟んでモジュールを組み
    立てたとき主面部及び隆起部に発熱源となる電子部品が
    面接触することを特徴とする集積回路モジュール用放熱
    板。
  2. 【請求項2】 純アルミ系のアルミニウムの圧延材をブ
    ランクとして使用する請求項1記載の集積回路モジュー
    ル用放熱板。
  3. 【請求項3】 サブモボードに対向する側とは反対側の
    放熱板背面は、隆起部に当る部分を含めてフラットにな
    っている請求項1又は2記載の集積回路モジュール用放
    熱板。
  4. 【請求項4】 サブモボードに対向する側とは反対側の
    放熱板背面には、隆起部に当る部分に凹部が形成されて
    いる請求項1又は2記載の集積回路モジュール用放熱
    板。
  5. 【請求項5】 隆起部の高さが相互に異なる請求項1〜
    4の何れかに記載の集積回路モジュール用放熱板。
  6. 【請求項6】 目標放熱板よりも厚いブランクを鍛造成
    形し、ブランクの減肉により主面部を成形し、減肉によ
    り生じるメタルフローで単数又は複数の隆起部を主面部
    から盛り上げ、同じくメタルフローでブランクの側方に
    爪部用厚肉部を除き薄肉の張出し部を成形し、爪部用厚
    肉部を部分的に突き抜き加工又は切削加工して爪部を形
    成し、張出し部を所定幅で切断してガイド溝を形成する
    ことを特徴とする集積回路モジュール用放熱板の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 目標放熱板よりも厚いブランクを鍛造成
    形し、ブランクの減肉により主面部を成形し、減肉によ
    り生じるメタルフローで単数又は複数の隆起部を主面部
    から盛り上げ、同じくメタルフローでブランクの側方に
    薄肉の張出し部を成形し、一部を除いて張出し部を所定
    幅で切断してガイド溝とし、前記一部を折り曲げること
    により爪部を形成することを特徴とする集積回路モジュ
    ール用放熱板の製造方法。
JP27231097A 1997-10-06 1997-10-06 集積回路モジュール用放熱板及びその製造方法 Pending JPH11112169A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080587A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Fujitsu General Ltd ヒートシンクの取付構造
WO2012090546A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 住友電気工業株式会社 電気機器、電気機器の製造方法および無線通信装置
US9271386B2 (en) 2010-12-28 2016-02-23 Stumitomo Electric Industries, Ltd. Electrical apparatus and method for producing electrical apparatus
US10461013B2 (en) 2017-06-26 2019-10-29 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Heat sink and electronic component device

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