JPH11111031A - 面照明装置及び光源装置 - Google Patents

面照明装置及び光源装置

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JPH11111031A
JPH11111031A JP26757297A JP26757297A JPH11111031A JP H11111031 A JPH11111031 A JP H11111031A JP 26757297 A JP26757297 A JP 26757297A JP 26757297 A JP26757297 A JP 26757297A JP H11111031 A JPH11111031 A JP H11111031A
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lamp
lead wire
light source
guide plate
light
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JP26757297A
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Yoshisada Hayashi
義定 林
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CHATANI SANGYO KK
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CHATANI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプの両端部に連結される圧着端子及び該
圧着端子に連結されるリード線を備え、これら圧着端子
及びリード線の連結部周りにランプホルダーを嵌合して
なる光源装置をランプカバーにスムーズに挿嵌保持する
ことができるようにする。 【解決手段】 導光板の一側に配置する直管状のランプ
41と、該ランプ41の両端部に連結された圧着端子4
2と、これら圧着端子42に連結されたリード線43,
44と、弾性を有し前記ランプ41の両端部から前記リ
ード線43,44の連結部に亘って被覆する光源ホルダ
ー45,45とを備え、該光源ホルダー45,45に、
外面と前記圧着端子42及びリード線43,44が接触
する内面との間に抜き孔45cを設けて、組立てバラツ
キを前記抜き孔により吸収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に組
込まれる面照明装置及び光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】面照明装置は、特開平8−5841号公
報に記載されているように、側方から入射した光を裏面
の反射手段により反射させて表面側を照明するようにし
た導光板と、該導光板の一側に配置される直管状のラン
プとを備え、該ランプを、アルミニウムシート製のラン
プ反射板を用いて前記導光板に保持している。
【0003】また、光源装置は、前記ランプ及び該ラン
プの両端部に連結されたリード線と、前記ランプの両端
部及びリード線の連結部周りを被覆するゴムチューブ
と、該ゴムチューブに嵌合する円形孔を有する角筒状の
ランプホルダーとを備えている。そして、面照明装置
は、導光板の表面上方に配置される液晶表示パネルとと
もに窓孔を有するハウジングに内装され、さらに該ハウ
ジングが、自動車のナビゲータモニター等に使用される
液晶表示装置におけるケースに内装される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の面
照明装置及び光源装置は、直管状のランプ及びリード線
の連結部周りにゴムチューブを嵌め込んで被覆し、さら
に該ゴムチューブの外周にランプホルダーを嵌合してい
るに過ぎないのであるが、例えば大きな光量が得られる
ように、前記ランプを大径とし、さらにランプの両端部
に圧着端子を連結し、該圧着端子に前記リード線を連結
して光源装置を構成し、該光源装置を断面略コ字形ラン
プカバーの内側に保持するように構成した場合、前記ラ
ンプ・圧着端子・リード線を連結して光源装置を組み立
てるときの組立てバラツキにより前記ランプホルダーの
一部が他の部分に比べて大きく膨らむことがある。この
ようにランプホルダーの膨らみにより、光源装置をラン
プカバー内に挿嵌することができなかったり、また、無
理矢理ランプカバー内に挿嵌すれば前記ランプ及び圧着
端子に過大の負荷が作用し、ランプが破損することにな
る危険性が高いと問題があった。
【0005】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、ランプホルダーの外面と内面との間に
抜き孔を設けることにより、ランプの両端部に連結され
る圧着端子及び該圧着端子に連結されるリード線を備
え、これら圧着端子及びリード線の連結部周りにランプ
ホルダーを嵌合した場合の組立てバラツキを前記抜き孔
により吸収し、ランプホルダーの部分的な膨らみをなく
し、光源装置をランプカバーにスムーズに挿嵌保持する
ことができる面照明装置及び光源装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る面照明装置
は、裏面で反射された光が表面を照明するようにした導
光板と、該導光板の少なくとも一側に配置する直管状の
ランプと、該ランプを被覆する所定長さのランプカバー
とを備えてなる面照明装置において、前記ランプの両端
部に連結された圧着端子と、これら圧着端子に連結され
たリード線と、弾性を有し前記ランプの両端部から前記
リード線の連結部に亘って被覆するランプホルダーとを
備え、該ランプホルダーは、外面と、少なくとも前記圧
着端子及びリード線が接触する内面との間に抜き孔を備
えていることを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る光源装置は、直管状の
ランプと、該ランプの両端部に連結された圧着端子と、
これら圧着端子に連結されたリード線と、弾性を有し前
記ランプの両端部から前記リード線の連結部に亘って被
覆するランプホルダーとを備え、該ランプホルダーは、
外面と、少なくとも前記圧着端子及びリード線が接触す
る内面との間に抜き孔を備えていることを特徴とする。
【0008】本発明にあっては、ランプの両端部に圧着
端子及びリード線を連結して組み立てるときの組立てバ
ラツキを前記抜き孔により吸収して、ランプホルダーが
部分的に膨らむのを有効に防止することができる。従っ
て、ランプ・圧着端子・リード線・ランプホルダーを備
えてなる光源装置をランプカバーなどの内側に保持する
場合、光源装置をランプカバーなどにスムーズに挿嵌保
持することができる。
【0009】さらに加えて前記ランプカバーは、二つの
綾角を有する断面略コ字形に形成されて、その長さ方向
両端部内面に前記ランプホルダーを保持し、該ランプホ
ルダーは、前記ランプカバーの綾角と対向する対向部
に、前記リード線の非被覆部を受入れて案内する受入案
内部を備えていることを特徴とする。この発明にあって
は、ランプの他端部に圧着端子を介して連結されたリー
ド線の非被覆部を、前記受入案内部に配置させてランプ
の一端部に引き出すことができ、従って、光源装置を導
光板の一側に隣り合う側面側に抜き差し操作することに
より光源装置を簡易に交換することができ、光源装置の
交換などのメンテナンスを簡易に行うことができる。し
かも、ランプカバーによりリード線を保護することがで
きるから、光源装置を導光板の一側に隣り合う側面から
リード線を傷つけることなく、容易に抜き差しすること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明の面照
明装置及び光源装置の構成を示す拡大分解斜視図、図2
は面照明装置の一部を省略した分解斜視図、図3はラン
プにランプリフレクターを結合した状態の途中省略の拡
大斜視図、図4はランプカバーにランプ及びランプリフ
レクターを保持した状態の斜視図である。
【0011】面照明装置は、液晶表示装置のバックライ
ト装置として使用されるもので、側方から入射した光を
裏面の反射手段1により反射させて表面を照明する導光
板2と、該導光板2を取り囲んで保持する保持枠3と、
これら導光板2及び保持枠3の一側間及び他側間に夫々
介装する直管状のランプ41を有する光源装置4とを具
備している。
【0012】この光源装置4は、前記導光板2及び保持
枠3の一側2a,3a間及び他側2b,3b間に抜き差
し可能に保持されるランプカバー5の内側に保持され、
さらに、該ランプカバー5内に、前記ランプ41の光を
導光板2に向けて反射させるランプリフレクター6を設
けている。
【0013】導光板2は、合成樹脂材料のうちでも光損
失が少ない性質を有する透明アクリル板からなり、全体
を四角形に形成して、前記一側2a,3a及び他側2
b,3bに隣り合う側面2c,2dに、挿通孔を有する
一対の結合片21・・が夫々突設されている。また、導
光板2の裏面には、図7に示すように入射した光を乱反
射させるための多数のドット22を一体成型し、このド
ット22のパターンに、反射した光の漏れを防止する白
色系反射板23を積層し、該反射板23と前記ドット2
2とにより、前記反射手段1が構成されている。
【0014】ドット22のパターンは、既知のとおり、
光入射側端部から遠ざかるにつれてドット面積が大きく
て、ドット密度が高くなるようにし、さらに光入射側端
部から遠ざかるにつれてぼかし度合いが小さくなるよう
にして、各部の輝度のバラツキが少なくなるようにして
いる。
【0015】導光板2の表面には、図7に示すように拡
散板7を積層して、裏面のドット22が表面に現われる
のを隠すとともに反射光を表面上に拡げるようにしてい
る。この拡散板7は、表面に梨地模様等の細かな傷を付
けてすりガラス状としたポリカーボネートシート等から
構成されている。該拡散板7の上には、必要に応じて集
光板8を積層して、外部に無駄に光が逃げるのを低減し
て液晶の指向性の範囲内に光を集めるようにしている。
この集光板8は、ポリカーボネートシートまたはポリエ
ステルからなるレンズシートにより構成されている。さ
らに導光板2における一側2a部及び他側2b部には、
表面に対し凹入し、前記ランプカバー5と係合する係合
段部24を設けている。
【0016】保持枠3は、合成樹脂材料を用いて成型さ
れるのであって、図2,図10に示すように、前記導光
板2の裏面に対向する四角形の底部3cと、該底部3c
の一側及び他側から立上がる一側3a,他側3bと、こ
れら一側3a及び他側3bに隣り合う側部3d,3eと
により有底に構成されている。
【0017】前記各側部3d,3eの内方には、前記導
光板2の側面2c,2dに対向する立上り壁3f,3g
と、前記各結合片21・・を受止める四つの台座3h・
・とを設けて、これら台座3h・・に穿設されるねじ孔
に緊締する締付ねじ9・・により導光板2の各結合片2
1・・が台座3h・・に固定されたとき、図10に示す
ように、前記一側3a及び他側3bと、導光板2の一側
2a及び他側2bとの間に前記ランプカバー5を抜き差
しすることが可能な挿通路10,10が生ずるようにし
ている。
【0018】さらに保持枠3の各角部には、図2,図1
0に示すように前記ランプカバー5の長さ方向一端部を
取り囲む囲い壁31,31及び他端部を取り囲む囲い壁
32,32が設けられ、これら囲い壁31,32を貫通
するように前記各挿通路10,10が延長されている。
また、前記囲い壁31,31には、図2に示すように前
記ランプカバー5に突設される係合突部と係合可能な係
合凹部33,33が設けられている。
【0019】光源装置4は、図1及び図8に示すよう
に、長尺な熱陰極蛍光放電管を用いてなる直管状のラン
プ41と、該ランプ41の両端に連結された各2個の圧
着端子42・・と、これら圧着端子42・・に連結され
た2本1組みのリード線43,44と、前記ランプ41
の両端部から前記リード線43,44の連結部に亘って
被覆するゴム製のランプホルダー45,45とを備えて
いる。
【0020】また、図8に示すようにランプホルダー4
5,45の内側には、前記圧着端子42・・及びリード
線43,44の連結部周りを被覆する熱収縮チューブ4
6,46を設けて、これら熱収縮チューブ46,46及
びランプホルダー45,45により前記圧着端子42・
・及びリード線43,44の連結部を2重に保護するこ
とができるようにしているが、前記熱収縮チューブ4
6,46は必ずしも必要でない。尚、各ランプホルダー
45,45は、弾性を有する合成樹脂などの弾性材料で
形成してもよい。
【0021】これらランプホルダー45,45は略四角
柱に形成され、その一端部に、前記ランプ41の端部に
嵌合する円形の嵌合孔45aが設けられ、他端部に、前
記嵌合孔45aに連通し、前記圧着端子42を収容する
端子収容部45bと、該端子収容部45bを介して前記
嵌合孔45aに連通する二つの抜き孔45c及び二つの
リード線引出孔45dが貫通するように設けられてい
る。
【0022】さらにランプホルダー45,45の外面
は、二つの綾角を有する断面略コ字形に形成される前記
ランプカバー5の各綾角に対向する綾角部が欠除され
て、図6、図7に示すように、前記リード線44の非被
覆部を受入れて案内する受入案内部45eを全長に亘っ
て設けている。尚、ランプホルダー45,45の一端部
に設けられる受入案内部45eは、前記綾角部が傾斜状
に欠除されて形成されており、また、他端部に設けられ
る受入案内部45eは、前記綾角部が直角状に欠除され
て形成されている。
【0023】ランプカバー5は、前記導光板2の肉厚と
ほぼ同じ寸法を隔てて対向する一対の側壁51,52
と、これら側壁51,52を連結する連結壁53とによ
り二つの綾角を有する断面略コ字形に形成され、その内
側の凹状受入部5aに前記光源装置4を受入れるように
している。また、前記一方の側壁51には、前記光源装
置4の各ランプホルダー45,45を連結壁53に押圧
保持する保持片54,54を折曲げ可能に突設し、連結
壁53の両端には、前記各ランプホルダー45,45端
面に係合して光源装置4のランプカバー5に対する移動
を阻止する係止片55,55を折曲げ可能に突設してい
る。
【0024】さらにランプカバー5における連結壁53
の長さ方向両端部には、外方に突出して前記保持枠3の
一側3aに接触する可撓性の押圧体56,56を設け、
また、各側壁51,52の長さ方向一端部には、前記係
合凹部33,33に係合可能な係合突部57,57を突
設している。前記各押圧体56,56及び各係合突部5
7,57は、略U字形の抜き孔内に残された部片を外方
に撓み可能に曲げることにより形成されている。
【0025】前記各側壁51,52の一端には、前記保
持枠3における囲み壁31,31から外方に突出する指
掛片58,58を折り曲げ形成し、これら指掛片58,
58を摘んでランプカバー5を前記挿通路10,10に
抜き差しすることができるようにしている。さらに一方
の側壁51は他方の側壁52よりも幅広に形成し、その
幅方向端部に、図7に示すように、押圧体56,56が
保持枠3の底壁53に当接しているとき、前記導光板2
の係合段部24と係合する係合部59を設けている。
【0026】前記ランプリフレクター6は、図1に示す
ように、前記光源装置4におけるランプホルダー45,
45の一端部外面に嵌合保持されるのであって、底壁6
1と、該底壁61の両側側から外広がりに立ち上がり、
傾斜状の前記受入案内部45eに対応する傾斜側壁6
2,62と、これら傾斜側壁62,62からさらにほぼ
同じ間隔を保って立ち上がる対向側壁63,63とを備
え、図3に示すように、前記ランプホルダー45,45
の一端部外面に嵌合した後、接着テープ11によりラン
プホルダー45,45に固定している。そして、ランプ
リフレクター6を前記ランプカバー5内に入れたとき、
前記傾斜側壁62,62と前記ランプカバー5との間
に、前記受入案内部45eに対応した案内通路12,1
2が生ずるようにし、前記リード線44を案内するよう
にしている。
【0027】尚、ランプカバー5及びランプリフレクタ
ー6は、金属板を成形しているが、その他、合成樹脂の
成形であってもよい。
【0028】以上の如く構成された面照明装置は、保持
枠3内に導光板2を入れ、締付ねじ9・・の緊締により
導光板2の結合片21・・を保持枠3の台座3hに固定
する。そして、保持枠3に導光板2が組込まれてなる面
照明装置は、保持枠3の側部3dと立上り壁3fとの間
の凹入部にパーソナルコンピュータなどの入力端子に接
続することにより液晶表示パネルの作動を制御可能とし
たプリント配線回路及び前記ランプ41に給電するイン
バータ装置を有する電源基板20を配置して、この電源
基板20のインバータ装置に前記各リード線43,44
をコネクタ13により接続し、また、導光板2の表面上
方に前記液晶表示パネルを配置し、これら液晶表示パネ
ル及び面照明装置を自動車のナビゲータモニター等に使
用される液晶表示装置におけるケースに内装することに
より液晶表示装置が構成される。
【0029】また、ランプ41、圧着端子42、リード
線43,44、ランプホルダー45,45を備えた光源
装置4は、長さ方向両端部を残してランプリフレクター
6内に挿入され、接着テープ11によりランプリフレク
ター6とランプホルダー45,45とが結合され、光源
ユニットが構成されている。
【0030】さらに、この光源ユニットは、ランプカバ
ー5内に挿入され、保持片54,54及び係止片55,
55の折曲げにより前記光源ユニットがランプカバー5
に固定される。この場合、光源4のランプホルダー4
5,45には、抜き孔45cを設けているため、圧着端
子42及びリード線43,44を連結して組み立てると
きの組立てバラツキを、前記抜き孔42cにより吸収す
ることができ、ランプホルダー45,45が部分的に膨
らむのを有効に防止することができる。従って、ランプ
ホルダー45,45をランプカバー5の内側に保持する
場合、光源装置4をランプカバー5にスムーズに挿嵌保
持することができる。
【0031】また、一方のランプホルダー45から引き
出された一端側リード線43の非被覆部は、図3のよう
にコネクタ13に接続され、また、他方のランプホルダ
ー45から引き出された他方側リード線44の非被覆部
は、各ランプホルダー45の受入案内部45e及びラン
プリフレクター6の外面とランプカバー5の内面との間
のリード線案内通路12により案内されて一方側リード
線43と同じ側に引き出すことができる。
【0032】即ち、ランプホルダー45,45の端部外
面には、綾角部を利用してリード線44の受入案内部4
5eを設け、さらにランプカバー5内面とランプリフレ
クター6外面との間には、ランプリフレクター6の綾角
部を利用してリード線44の案内通路12が生ずるよう
にしているから、他方のランプホルダー45から引き出
された他方側のリード線44は、前記各案内通路45
e,12を経て引き出され、前記一方側のリード線43
とともに前記コネクタ13に接続されるのである。
【0033】このように、ランプの両端部に連結される
リード線を、一つのコネクタ13に接続することができ
るから、前記保持枠3の一方の側部33dと立上り壁3
fとの間の凹入部に設けた一つの電源基板20のインバ
ータ装置に接続することができる。また、他方側のリー
ド線44を、ランプカバー5とランプリフレクター6と
の間の案内通路12に挿通することにより該リード線4
4を保護することができるから、光源ユニットとともに
ランプカバー5を抜き差しするとき、特別の注意を払う
ことなく他方のリード線44に傷がつくのを有効に防止
することができる。
【0034】また、ランプカバー5の指掛片58と反対
側端部を保持枠3の一方の囲い壁31内側から挿通路1
0に挿入する。この場合、ランプカバー5の係合部59
を導光板2の係合段部24に係合させるのである。従っ
て、ランプカバー5は、前記係合段部24をガイド面と
して移動案内されるから、前記一側2a,3aの間及び
他側2b,3b間にスムーズに入れることができる。
【0035】また、ランプカバー5の底壁53には、外
方に突出する可撓性の押圧体56,56が設けられてい
るため、前記一側3aの撓みによる変形・導光板2を前
記締付ねじ9により固定して組み立てるときにおける組
立て精度のバラツキなどなにより、前記一側2a,3a
間の寸法又は他側2b,3b間の間隔が所定以上に小さ
くなっている場合においても、前記押圧体56,56が
一側3a,他側3bに接触して撓むことになる。従っ
て、前記変形などによる影響を受けることなく、ランプ
カバー5をスムーズに入れることができるのであり、し
かも、押圧体56,56の撓みによりランプカバー5を
導光板2の一側2a,他側2bに寄せることができるの
でランプカバー5と導光板2との間の隙間を僅少にでき
る。従って、ランプ41から出る光の外部への洩れ・均
斉度・輝度のバラツキを少なくすることができ、それだ
け光源の光量を有効に使うことができる。
【0036】また、長時間の使用によりランプ41の輝
度が低下したり、ランプ41の品質が元々悪かったり、
又はランプ41が不測に壊れたりすることにより、光源
装置4を交換する必要が生じた場合、ランプカバー5の
指掛片58に指を引掛けて引張ることにより前記係合突
部57の係合凹部33との係合を簡単に外すことがで
き、さらに押圧体56,56の一側3a,他側3bとの
接触抵抗に抗してランプカバー5を無理なくスムーズに
抜き出すことができる。
【0037】尚、以上説明した実施形態では、ランプカ
バー5を保持枠3と別個に設けて、該保持枠3に対し導
光板2の一側に隣り合う側面側に抜き差しすることがで
きるように構成したが、その他、ランプカバー5は、保
持枠3に固定してもよいし、また保持枠3と一体に形成
してもよい。このようにランプカバー5を保持枠3に固
定又は保持枠3と一体に形成する場合、前記押圧体56
は、前記ランプホルダー45,45に突設してもよい
し、また、これらランプホルダー45,45に結合する
前記ランプリフレクター6に突設してもよい。
【0038】また、以上説明した実施形態の光源装置4
は、ランプ41の両端部に各2個の圧着端子42を連結
し、これら圧着端子42に夫々リード線43,44を連
結してなる構成としたが、その他、前記ランプ41の両
端部に各1個の圧着端子42を連結し、これら圧着端子
42に夫々リード線43,44を連結してなる構成とし
てもよい。
【0039】また、以上説明した実施形態では、導光板
2の一側2aと、他側2bとに光源装置4を配置するよ
うに構成したが、この光源装置4は、前記一側2a及び
他側2bの一方にのみ配置する構成としてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る面照明装置及び光源装置に
よれば、ランプの両端部からリード線の連結部に亘って
被覆するランプホルダーに、圧着端子及びリード線が接
触する外面と内面との間に抜き孔を設けたから、ランプ
の両端部に圧着端子及びリード線を連結して組み立てる
ときの組立てバラツキを前記抜き孔により吸収して、ラ
ンプホルダーが部分的に膨らむのを有効に防止すること
ができる。従って、光源装置をランプカバーなどの内側
に保持する場合、光源装置をランプカバーなどにスムー
ズに挿嵌保持することができる。
【0041】また、ランプホルダーには、ランプカバー
の綾角と対向する対向部に、リード線の非被覆部を受入
れて案内する受入案内部を設けたから、ランプの他端部
に圧着端子を介して連結されたリード線の非被覆部を、
前記受入案内部に配置させてランプの一端部に引き出す
ことができ、従って、光源装置を導光板の一側に隣り合
う側面側に抜き差し操作することにより光源装置を簡易
に交換することができ、光源装置の交換などのメンテナ
ンスを簡易に行うことができる。しかも、ランプカバー
によりリード線を保護することができるから、光源装置
を導光板の一側に隣り合う側面からリード線を傷つける
ことなく、容易に抜き差しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る面照明装置及び光源装置の一部を
省略した拡大分解斜視図である。
【図2】本発明に係る面照明装置の一部を省略した分解
斜視図である。
【図3】本発明に係る光源装置のランプにランプリフレ
クターを結合した状態の途中省略の拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る面照明装置のランプカバーにラン
プ及びランプリフレクターを保持した状態の一部を省略
した状態の斜視図である。
【図5】本発明に係る面照明装置の保持枠にランプカバ
ーを装着した状態の一部省略斜視図である。
【図6】本発明に係る面照明装置の図10のX−X線断
面図である。
【図7】本発明に係る面照明装置の図10のY−Y線断
面図である。
【図8】本発明に係る面照明装置における光源の一端部
分のみの断面図である。
【図9】図8の左側面図である。
【図10】本発明に係る面照明装置の平面図である。
【符号の説明】
2 導光板 2a 一側 4 光源 41 ランプ 42 圧着端子 43,44 リード線 45 ランプホルダー 45c 抜き孔 45e 受入案内部 5 ランプカバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面で反射された光が表面を照明するよ
    うにした導光板と、該導光板の少なくとも一側に配置す
    る直管状のランプと、該ランプを被覆する所定長さのラ
    ンプカバーとを備えてなる面照明装置において、前記ラ
    ンプの両端部に連結された圧着端子と、これら圧着端子
    に連結されたリード線と、弾性を有し前記ランプの両端
    部から前記リード線の連結部に亘って被覆するランプホ
    ルダーとを備え、該ランプホルダーは、外面と、少なく
    とも前記圧着端子及びリード線が接触する内面との間に
    抜き孔を備えていることを特徴とする面照明装置。
  2. 【請求項2】 前記ランプカバーは、二つの綾角を有す
    る断面略コ字形に形成されて、その長さ方向両端部内面
    に前記ランプホルダーを保持し、該ランプホルダーは、
    前記ランプカバーの綾角と対向する対向部に、前記リー
    ド線の非被覆部を受入れて案内する受入案内部を備えて
    いる請求項1記載の面照明装置。
  3. 【請求項3】 直管状のランプと、該ランプの両端部に
    連結された圧着端子と、これら圧着端子に連結されたリ
    ード線と、弾性を有し前記ランプの両端部から前記リー
    ド線の連結部に亘って被覆するランプホルダーとを備
    え、該ランプホルダーは、外面と、少なくとも前記圧着
    端子及びリード線が接触する内面との間に抜き孔を備え
    ていることを特徴とする光源装置。
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