JPH1111096A - 造花封じ込め樹脂飾り物の製法 - Google Patents
造花封じ込め樹脂飾り物の製法Info
- Publication number
- JPH1111096A JPH1111096A JP20372397A JP20372397A JPH1111096A JP H1111096 A JPH1111096 A JP H1111096A JP 20372397 A JP20372397 A JP 20372397A JP 20372397 A JP20372397 A JP 20372397A JP H1111096 A JPH1111096 A JP H1111096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flower
- resin
- layer
- artificial flower
- artificial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 瑞々しい、水中花を思わせる造花封じ込め樹
脂飾り物の製法を提供する。 【構成】 裏層を形成する樹脂を所定の型に詰めて無圧
状態で約200゜C〜250°C範囲で溶解し、冷却後
その裏層表面に造花を配置し、その造花の上から樹脂原
料粉をまぶすか或いは樹脂成形薄層を載置して約200
゜C〜250゜C範囲で溶解して造花の凹凸に倣った立
体表層を形成するようにした造花封じ込め樹脂飾り物の
製法である。
脂飾り物の製法を提供する。 【構成】 裏層を形成する樹脂を所定の型に詰めて無圧
状態で約200゜C〜250°C範囲で溶解し、冷却後
その裏層表面に造花を配置し、その造花の上から樹脂原
料粉をまぶすか或いは樹脂成形薄層を載置して約200
゜C〜250゜C範囲で溶解して造花の凹凸に倣った立
体表層を形成するようにした造花封じ込め樹脂飾り物の
製法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋内外を問わ
ず、置物、壁掛け、額などとして楽しめる、造花を封じ
込めた樹脂飾り物に関する。
ず、置物、壁掛け、額などとして楽しめる、造花を封じ
込めた樹脂飾り物に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂内部に装飾物を封入する技法はこれ
までにもないわけではない。
までにもないわけではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明のよう
に、樹脂を合わせ型にしてそれぞれ無圧状態で加熱溶解
することにより内部に多数の気泡を意図的に生じせし
め、その水泡感により瑞々しさ、清涼感を醸し出し、そ
の内部に水中花のごとく造花をその凹凸に倣ってあたか
も立体彫刻的に封じ込めた飾り物は、これまでに全く見
られない。
に、樹脂を合わせ型にしてそれぞれ無圧状態で加熱溶解
することにより内部に多数の気泡を意図的に生じせし
め、その水泡感により瑞々しさ、清涼感を醸し出し、そ
の内部に水中花のごとく造花をその凹凸に倣ってあたか
も立体彫刻的に封じ込めた飾り物は、これまでに全く見
られない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、裏層を形成する樹脂を所定の型に詰めて
無圧状態で約200°C〜250°C範囲で溶解する。
そして、冷却後その裏層表面に造花を配置する。そして
さらに、その造花の上から樹脂原料粉をまぶすか、或い
は樹脂成形薄層を載せて約200゜C〜250゜C範囲
で溶解して、造花の凹凸に倣った立体表層を形成するよ
うにした、造花封じ込め樹脂飾り物の製法である。
め、本発明は、裏層を形成する樹脂を所定の型に詰めて
無圧状態で約200°C〜250°C範囲で溶解する。
そして、冷却後その裏層表面に造花を配置する。そして
さらに、その造花の上から樹脂原料粉をまぶすか、或い
は樹脂成形薄層を載せて約200゜C〜250゜C範囲
で溶解して、造花の凹凸に倣った立体表層を形成するよ
うにした、造花封じ込め樹脂飾り物の製法である。
【0005】また上記構成において、樹脂原料に、造花
の色彩を対照的に浮立たせる着色を施して成る造花封じ
込め樹脂飾り物の製法である。
の色彩を対照的に浮立たせる着色を施して成る造花封じ
込め樹脂飾り物の製法である。
【0006】
【発明の作用並びに効果】本発明は以上のようで、樹脂
を合わせ型にしてそれぞれ無圧状態で加熱することによ
り内部に多数の気泡6を意図的に生じせしめたから、そ
の水泡感により封じ込め造花があたかも水中花のように
瑞々しく且つファンタジックに現出され、しかも造花を
その凹凸に倣って立体的な樹脂表層に形成したから、彫
刻的趣向も加味される。樹脂原料に、造花の色彩を対照
的に浮立たせる着色を施した態様においては、さらに華
やかな色彩感覚を加味した趣味性を満足させられる。
を合わせ型にしてそれぞれ無圧状態で加熱することによ
り内部に多数の気泡6を意図的に生じせしめたから、そ
の水泡感により封じ込め造花があたかも水中花のように
瑞々しく且つファンタジックに現出され、しかも造花を
その凹凸に倣って立体的な樹脂表層に形成したから、彫
刻的趣向も加味される。樹脂原料に、造花の色彩を対照
的に浮立たせる着色を施した態様においては、さらに華
やかな色彩感覚を加味した趣味性を満足させられる。
【0007】造花なので加熱による変色もなく、樹脂層
に透けて生花にみまがう美しさ、鮮やかさを永く保持で
きる。室内装飾用としてはもちろん、雨水、日射等の風
化作用に強いので屋外のベランダ、フェンスなどに掛け
ることもできる。特に花の少ない季節に室内外に新たな
趣向を添えることができる。
に透けて生花にみまがう美しさ、鮮やかさを永く保持で
きる。室内装飾用としてはもちろん、雨水、日射等の風
化作用に強いので屋外のベランダ、フェンスなどに掛け
ることもできる。特に花の少ない季節に室内外に新たな
趣向を添えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、1が、樹脂を所定
の型に詰めて無圧状態で約200゜C〜250°C範囲
で溶解・冷却させて形成された裏層である。2が、その
裏層1の表面に適宜配置した造花である。3が、その造
花2の上から載置した樹脂成形薄層で、約200°C〜
250゜C範囲で溶解・冷却させることにより造花2の
凹凸に倣った立体表層4を形成する。図2、図3におい
て、5が完成した飾り物で、樹脂内部に多数の気泡6が
散在し、また造花はその凹凸に倣って浮彫り状に封じ込
められている。壁掛け、額の場合は裏層1に吊具、吊紐
などを装着し、置物とする場合は固定台などを組合わせ
ることは言うまでもない。
の型に詰めて無圧状態で約200゜C〜250°C範囲
で溶解・冷却させて形成された裏層である。2が、その
裏層1の表面に適宜配置した造花である。3が、その造
花2の上から載置した樹脂成形薄層で、約200°C〜
250゜C範囲で溶解・冷却させることにより造花2の
凹凸に倣った立体表層4を形成する。図2、図3におい
て、5が完成した飾り物で、樹脂内部に多数の気泡6が
散在し、また造花はその凹凸に倣って浮彫り状に封じ込
められている。壁掛け、額の場合は裏層1に吊具、吊紐
などを装着し、置物とする場合は固定台などを組合わせ
ることは言うまでもない。
【図1】本発明における、造花の凹凸に倣った立体表層
を形成する段階の飾り物の縦断側面図
を形成する段階の飾り物の縦断側面図
【図2】本発明による飾り物の斜視図
【図3】同上正面図
1 裏層 2 造花 3 樹脂成形薄層 4 立体表層 5 完成した飾り物 6 気泡
Claims (2)
- 【請求項1】 裏層を形成する樹脂を所定の型に詰めて
無圧状態で約200゜C〜250°C範囲で溶解し、冷
却後その裏層表面に造花を配置し、その造花の上から樹
脂原料粉をまぶすか或いは樹脂成形薄層を載置して約2
00゜C〜250°C範囲で溶解して造花の凹凸に倣っ
た立体表層を形成するようにした造花封じ込め樹脂飾り
物の製法。 - 【請求項2】 樹脂原料に、造花の色彩を対照的に浮立
たせる着色を施して成る請求項1記載の造花封じ込め樹
脂飾り物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20372397A JPH1111096A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 造花封じ込め樹脂飾り物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20372397A JPH1111096A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 造花封じ込め樹脂飾り物の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111096A true JPH1111096A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=16478791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20372397A Pending JPH1111096A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 造花封じ込め樹脂飾り物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111096A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016320A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Tenmac Inc | 観賞用透明ブロックおよびその製造方法 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP20372397A patent/JPH1111096A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016320A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Tenmac Inc | 観賞用透明ブロックおよびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5697694A (en) | Glowing orb candle | |
US6238756B1 (en) | Cloisonne articles and method of making same | |
US3886252A (en) | Method of making a wax candle replica | |
JPH1111096A (ja) | 造花封じ込め樹脂飾り物の製法 | |
US5800892A (en) | Plastic cloisonne article and method of making same | |
KR20120025735A (ko) | 음이온 발생 소금 조명장치 | |
US3947992A (en) | Molding toy | |
KR100832484B1 (ko) | 에폭시 수지 안에 장식물이 내장된 장신구의 제조방법 | |
CN206291161U (zh) | Eva平面皮料 | |
KR100582270B1 (ko) | 벽걸이형 화분의 제작방법 | |
CN101502353A (zh) | 一种嵌入式彩画仿水晶手镯的制作工艺 | |
US3039148A (en) | Ornamental artificial product | |
KR200238433Y1 (ko) | 코팅처리된 생화가 내장되는 투명비누 | |
JP2582488B2 (ja) | 氷結造型物の製造方法 | |
KR100460395B1 (ko) | 거리와 주변장식용 화분 및 그 제조방법 | |
JPH02123198A (ja) | 石ケンの製造方法 | |
KR100553340B1 (ko) | 장식물이 내장된 얼음조각 제조방법 및 그를 위한 금형 | |
RU29837U1 (ru) | Декоративное средство для художественного оформления сосудов с цветами или растениями | |
CN208152685U (zh) | 艺术墓碑 | |
JPH01320198A (ja) | 透明合成樹脂成形品の製造法 | |
KR200192909Y1 (ko) | 건조한 오징어나 문어가 장식된 조형작품틀 | |
JPH09226299A (ja) | 加熱彫刻によって、樹脂ペレットと注型封入部品を一体的に仕上げた装飾品とその作り方。 | |
CN2501147Y (zh) | 装饰灯 | |
JP3126206U (ja) | 筒体とガラスとの複合体 | |
CN117087351A (zh) | 一种新型透明树脂画 |