JPH11110136A - 座標検出装置 - Google Patents

座標検出装置

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JPH11110136A
JPH11110136A JP27173397A JP27173397A JPH11110136A JP H11110136 A JPH11110136 A JP H11110136A JP 27173397 A JP27173397 A JP 27173397A JP 27173397 A JP27173397 A JP 27173397A JP H11110136 A JPH11110136 A JP H11110136A
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voltage
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detecting device
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JP27173397A
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English (en)
Inventor
Takuya Uchiyama
卓也 内山
Shigemi Kurashima
茂美 倉島
Michiko Endou
みち子 遠藤
Kunio Amamiya
邦夫 雨宮
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、X座標及びY座標で構成される座標
入力パネルに接触することによって座標データを生成す
る座標検出装置において、接触時の接触面積が大きく、
更にわずかな振動がある場合でも、座標検出装置から送
出される送出データを安定させ、カーソルの振動をなく
す座標検出装置を提供することを目的とする。 【解決手段】X座標及びY座標で構成される座標入力パ
ネルに接触することによって求められる電圧値に基づい
て座標データを生成する座標検出装置において、最新の
電圧値から求められる第一の座標値と前回の電圧値から
求められる第二の座標値の差分を算出する算出手段と、
予め設定される初期値に該算出手段にて算出される差分
を加算することにより加算値を生成する生成手段と、該
生成手段にて生成される加算値と所定の設定値を比較す
ることにより前記座標データを生成するかどうかを判定
する判定手段を有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X座標及びY座標
で構成される座標入力パネルに接触することによって求
められる電圧値に基づいて座標データを生成する座標検
出装置に関する。近年、パソコンやワープロ等の情報処
理装置において、誰もが容易に操作できるようにオペレ
ーションシステム等が改善されており、かかる改善に伴
い情報を入力する手段が従来主流であったキーボードか
ら操作の容易なマウス等に変わってきている。
【0002】しかし、屋外や車中などテーブルのない場
所で使用されることの多い携帯型装置ではマウス操作領
域の確保が困難でマウスに変わる入力手段として操作領
域を必要としない他のポインティングデバイスや座標検
出装置が用いられている。その中でも座標入力パネルを
用いた座標検出装置は、グラフィカルなユーザインタフ
ェースに容易に適合できるとともに操作性に優れ寿命が
長いことから、現在は携帯型のパソコン等に対して情報
を入力する手段として主流になってきている。
【0003】また、情報処理装置への座標入力手段とし
て従来は、電磁誘導方式や静電結合方式の座標検出装置
が主流であったが、コードレスペンや指による入力が可
能であり構成が簡単で安価なことから抵抗膜方式の座標
検出装置に変わりつつある。
【0004】
【従来の技術】従来の抵抗膜方式の座標検出装置の構
成、及びその処理動作を図9、図10に従って説明す
る。図9において座標検出装置は、情報処理装置等の使
用者が触れるための接触面を有する座標入力パネル1
と、座標入力パネル1に電圧を印加するための駆動回路
2と、駆動回路2を制御する制御回路4で構成され、情
報処理装置等の使用者が座標入力パネル1の接触面を触
れることによってスイッチングデータ及び座標データを
出力する。
【0005】座標入力パネル1は、隙間を介して対向し
た2枚の導体膜11、12を有し、その導体膜11、1
2はそれぞれ周縁部に沿って形成された中央部の入力範
囲13を挟んで相対する1対の電極を有している。ま
た、隙間を介して対向する導体膜11、12は、それぞ
れに形成された電極14と電極15とが互いに直行する
ように配置され、例えば、Y軸に平行な導体膜11上の
電極14はX座標、またX軸に平行な導体膜12上の電
極15はY座標の検出に利用される。
【0006】駆動回路2は、導体膜11上の電極14間
に電圧を印加するトランジスタ21、22と、導体膜1
2上の電極15間に電圧を印加するトランジスタ23、
24を有し、トランジスタ21、22及びトランジスタ
23、24を一組ずつ交互にONにすることによって、
導体膜11及び導体膜12に電圧を印加している。ま
た、駆動回路2は、更に抵抗Rとトランジスタ25で構
成される導体膜11と導体膜12との接触、非接触を検
知する回路を有し、トランジスタ25、トランジスタ2
2、及び電極14、15を介して導体膜11、12間に
電圧を印加している。
【0007】制御回路4は、トランジスタ21、22、
23、24を制御する制御部30と、座標入力パネル1
の押下位置に対応する電圧値を検出する電圧検出部31
と、電圧検出部31にて検出される電圧値を記憶する記
憶装置32と、記憶装置32にて記憶される電圧値と接
触、非接触を判別するための基準値とを比較する比較部
33と、導体膜間の接触、非接触を検知する検知部34
と、座標データを送出する通信部35で構成され、座標
入力パネル1の押下位置の座標を検出して座標データを
送出している。
【0008】上記のように構成される座標検出装置にお
いて、座標入力パネル1の一点を押下すると、押下され
た入力点で2枚の導体膜11、12が接触し、そのとき
電極14に電圧が印加されていると、その電圧は入力点
で分圧され、X座標を示す電圧が電極15を介して出力
される。また、電極15に電圧が印加されていると、そ
の電圧は入力点で分圧され、Y座標を示す電圧が電極1
4を介して出力され、例えば、X座標を示す電圧V1、
Y座標を示す電圧V2が電圧検出部31によりディジタ
ル信号に変換され、制御部3に入力される。
【0009】更に座標検出装置において、接触または非
接触の検知に際して、検出部34がトランジスタ25を
ONになるように制御し、導体膜11、12間に電圧を
印加したとき、電極15から電圧検出部31に入力され
る電圧は、例えば、駆動電圧VCCが抵抗Rと導体膜の
接触抵抗により分圧された電圧である。従来の座標検出
装置が押下位置の座標を検出して座標データとスイッチ
ングデータで構成される送出データを出力する処理動作
を図10に従って説明する。
【0010】座標入力パネル1の接触面が押下されると
(S101)、検出部34が導体膜11と導体膜12の
接触を検出し、トランジスタ25をONになるように制
御する。導体膜11、12間に電圧が印加されると、電
極15から電圧検出部31に入力される分圧値、例え
ば、駆動電圧VCCが抵抗Rと導体膜の接触抵抗により
分圧された電圧値が電圧検出部31に入力される。
【0011】比較部33では、電圧検出部31に検出さ
れた電圧値と、予め設定されている接触または非接触を
判別するための所定のしきい値に基づいて、導体膜11
と導体膜12の接触を判別する(S102)。電圧検出
部31に検出された電圧値が所定のしきい値より大きい
場合(S102、いいえ)、座標検出装置は、検出部3
4が導体膜11と導体膜12の接触を検出するまで待機
する。電圧検出部31に検出された電圧値が所定のしき
い値より小さい場合(S102、はい)、電圧検出部3
1は、接触点におけるX座標、及びY座標の電圧値を示
す座標値を検出し(S103)、更に通信部35では、
記憶装置32に記憶されている前回検出された座標値
と、最新の座標値の相対値を算出する(S104)。
【0012】通信部35では、その相対値に基づいて設
定される座標データ設定し、更に押し方によりマウス等
のボタンに対応する、例えば、スイッチングデータを設
定し(S105)、それらのデータに基づいて送出デー
タを生成する(S106)。生成されたデータの送出に
先立ち、座標検出装置は、接触する意思がなくて座標入
力パネル1を押下した場合と区別する手段として、比較
部33において再び導体膜11と導体膜12が接触して
いるかどうかをステップ102と同様の方法で判断する
(S107)。例えば、所定のしきい値より大きい場合
(S107、いいえ)、座標検出装置は接触する意思が
なかったと判断し、検出部34が再度、導体膜11と導
体膜12の接触を検出するまで待機する。
【0013】一方、所定のしきい値より小さい場合(S
107、いいえ)、座標検出装置は接触する意思があっ
たものと判断し、先に生成した送出データを情報処理装
置等に送出する(S108)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
抵抗膜方式の座標検出装置は、コードレスペンによる入
力では2枚の導体膜の接点の面積が小さいため、入力点
が安定的で送出データも安定するが、指による入力では
接点面積が大きいため入力点が安定せず送出データが不
安定になり、それに伴って、カーソルが表示画面上で振
動する問題がある。
【0015】更に、指のわずかな振動によっても接点が
振動してしまうため送出データが不安定になり、それに
伴って、カーソルが表示画面上で振動する問題がある。
また、これらの振動は、送出データを送出データを送出
させないことで停止させることができるが、この振動と
同等の操作があった場合、即ちカーソルの振動が正規の
動作の場合に対応できなくなる。
【0016】本発明は、X座標及びY座標で構成される
座標入力パネルに接触することによって座標データを生
成する座標検出装置において、接触時の接触面積が大き
く、更にわずかな振動がある場合でも、座標検出装置か
ら送出される送出データを安定させ、カーソルの振動を
なくす座標検出装置を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明の座標検出装置は、請求項1に記載の
ように、X座標及びY座標で構成される座標入力パネル
に接触することによって求められる電圧値に基づいて座
標データを生成する座標検出装置において、最新の電圧
値から求められる第一の座標値と前回の電圧値から求め
られる第二の座標値の差分を算出する算出手段(後述す
る実施例の電圧検出部31、記憶装置32に相当)と、
予め設定される初期値に該算出手段にて算出される差分
を加算することにより加算値を生成する生成手段(後述
する実施例の記憶装置32に相当)と、該生成手段にて
生成される加算値と所定の設定値を比較することにより
前記座標データを生成するかどうかを判定する判定手段
(後述する実施例の第二の比較部38、処理部36に相
当)を有する構成とする。
【0018】本発明の座標検出装置では、座標入力パネ
ルに、例えば、指等が接触すると、接触した位置に対応
した固有の電圧値に基づいて座標値が求められる。算出
手段では、求められた最新の座標値と前回の座標値との
相対値を算出し、更に生成手段では、予め設定される初
期値に算出手段にて算出された相対値を加算し加算値を
生成する。
【0019】そこで、判定手段は、所定の設定値と加算
手段にて生成した加算値を比較し、例えば、請求項3に
記載のように、前記生成手段にて生成される加算値が所
定の設定値を超える場合、前記判定手段は、座標データ
を生成し、前記生成手段にて生成される加算値が所定の
設定値を超えない場合、前記判定手段は、座標データを
生成しないことが可能となる。
【0020】即ち、加算値が所定の設定値より小さい場
合、座標入力パネルが押下されていないと判断し、それ
に伴って座標検出装置が座標データを生成しないため、
情報処理装置等の表示画面上のカーソルは動作しない。
一方、加算値が所定の設定値より小さい場合は、判定手
段は、座標入力パネルが押下されていると判断し、それ
に伴って座標検出装置が座標データを生成し、情報処理
装置等の表示画面上のカーソルは座標データの変化分だ
け動作する。
【0021】本発明の座標検出装置は、判定手段を有す
ることにより、指等による接点面積が大きい入力におい
て、入力点を安定させることができ、更に送出データが
不安定になることがなく、それに伴って、カーソルが表
示画面上で振動することがなくなる。更に、指のわずか
な振動によって接点が振動する場合でも、送出データが
不安定になることがなく、同様にカーソルが表示画面上
で振動することがなくなる。
【0022】従って、本発明の座標検出装置は、X座標
及びY座標で構成される座標入力パネルに接触すること
によって座標データを生成する場合、接触時の接触面積
が大きく、更にわずかな振動がある場合でも、座標検出
装置から送出される送出データを安定させ、カーソルの
振動をなくすことが可能となる。また、本発明の座標検
出装置は、請求項2に記載のように、前記第一の座標値
と前記第二の座標値を記憶する記憶手段(後述する実施
例の記憶装置32に相当)を有し、該記憶手段は、最新
の電圧値が検出される毎に第一の座標値及び第二の座標
値を更新することを特徴とする。
【0023】従って、本発明の座標検出装置は、記憶手
段を有することによって、前記最新の座標値と前記前回
の座標値を記憶しておくことができ、算出手段による相
対値の算出、生成手段による加算値の生成、及び判定手
段による座標データを生成するかどうかの判定を容易に
実行することが可能となる。また、本発明の座標検出装
置では、請求項4に記載のように、前記所定の設定値
は、特定の固定値とすることが可能であり、また、請求
項5に記載のように、前記所定の設定値は、任意に設定
可能な可変値とすることも可能である。
【0024】また、本発明の座標検出装置では、請求項
6に記載のように、前記判定手段にて生成される座標デ
ータは、前記生成手段にて生成される加算値とすること
を特徴とする。本発明の座標検出装置において送出され
る座標データは、座標入力パネルから入力されるコード
レスペン、及び指等の最初に接触した点から所定の設定
値を超えた地点までの移動量と同じか、またはその移動
量に比例したデータとなる。従ってカーソルを大きく動
かす場合に特に便利である。
【0025】また、本発明の座標検出装置は、請求項7
に記載のように、前記判定手段にて生成される座標デー
タは、前記算出手段にて算出される差分とすることを特
徴とする。従って、本発明の座標検出装置において送出
される座標データは、所定の設定値より小さいデータと
なる。従って、細かくカーソルを動かす場合に特に便利
である。
【0026】また、本発明の座標検出装置は、請求項8
に記載のように、前記生成手段にて生成される加算値
は、所定のタイミングで初期化することを特徴とする。
従って、本発明の座標検出装置は、加算値を定期的に初
期化し、カーソルが同一方向に動作している場合に、安
定的に座標データを出力することができる。また、本発
明の座標検出装置は、請求項9に記載のように、請求項
1乃至8いずれか一項記載の座標検出装置において、前
記生成手段にて生成される加算値が所定の設定値を超え
た場合、該加算値を、予め設定されている特定の初期値
に更新することを特徴とする。
【0027】従って、本発明の座標検出装置は、例え
ば、特定の初期値’0’に加算値を更新する場合、カー
ソルの停止領域が最初の入力点から見て常に中心にある
ため、カーソルを不規則に動作させる場合、及び座標入
力パネルに触れている指が不規則に振動している場合等
に安定的にカーソルの停止領域を移動させることがで
き、座標検出装置は、安定的に座標データを生成でき
る。
【0028】また、本発明の座標検出装置は、請求項1
0に記載のように、請求項1乃至8いずれか一項記載の
座標検出装置において、前記生成手段にて生成される加
算値が所定の設定値を超えた場合、該加算値を、所定の
設定値を超える直前の値に更新することを特徴とする。
従って、本発明の座標検出装置は、所定の設定値を超え
る直前の値に加算バッファを更新する場合、カーソルの
停止領域が最新の入力点に接するような位置にあるた
め、カーソル移動に方向性がある場合に、入力点の一度
の移動、または少ない回数の移動で安定的にカーソルの
停止領域を移動させることができ、座標検出装置は、入
力点の少ない移動でも安定的に座標データを生成でき
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の座標検出装置の実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の座標
検出装置の実施例を示す。図1において、座標検出装置
は、情報処理装置等の使用者がコードレスペン及び指等
により触れるための接触面を有する座標入力パネル1
と、座標入力パネル1に電圧を印加するための駆動回路
2と、駆動回路2を制御する制御回路3で構成され、情
報処理装置等の使用者が座標入力パネル1の接触面をコ
ードレスペン及び指等で触れることによって、カーソル
等のボタンに対応するスイッチングデータ及び座標入力
パネル1上を動作するコードレスペン、指等の移動量及
び座標を示す座標データで構成されるデータを出力す
る。
【0030】図1の座標検出装置において、座標入力パ
ネル1は、隙間を介して対向した2枚の導体膜11、1
2を有し、その導体膜11、12はそれぞれ周縁部に沿
って形成された中央部の入力範囲13を挟んで相対する
1対の電極を有している。また、隙間を介して対向する
導体膜11、12は、それぞれに形成された電極14と
電極15とが互いに直行するように配置され、例えば、
Y軸に平行な導体膜11上の電極14はX座標、またX
軸に平行な導体膜12上の電極15はY座標の検出に利
用される。
【0031】駆動回路2は、導体膜11上の電極14間
に電圧を印加するトランジスタ21、22と、導体膜1
2上の電極15間に電圧を印加するトランジスタ23、
24を有し、トランジスタ21、22及びトランジスタ
23、24を一組ずつ交互にONにすることによって、
導体膜11及び導体膜12に電圧を印加している。ま
た、駆動回路2は、更に抵抗Rとトランジスタ25で構
成される導体膜11と導体膜12との接触、非接触を検
知する回路を有し、トランジスタ25、トランジスタ2
2、及び電極14、15を介して導体膜11、12間に
電圧を印加している。
【0032】制御回路3は、制御部30と電圧検出部3
1と記憶装置32と第一の比較部37と検知部34と通
信部35と第二の比較部38と処理部36で構成され、
座標入力パネル1からの座標データ及びスイッチングデ
ータで構成されるデータを情報処理装置等に対して送出
している。制御回路3の制御部30は、導体膜11及び
導体膜12に交互に駆動電圧を印加するようにトランジ
スタ21、22、23、24を制御する機能を有する。
【0033】電圧検出部31は、座標入力パネルが押さ
れたかどうかを判定するための電圧値を検出し、更に座
標入力パネル1の押下位置のX座標及びY座標に対応す
る電圧値を検出する機能を有する。記憶装置32は、電
圧検出部31にて検出される最新の電圧値と前回の電圧
値にそれぞれ対応する座標値を記憶し、更に最新の座標
値と前回の座標値との相対値を算出して記憶する機能を
有する。また、記憶装置32は、加算バッファを有し、
前記相対値を加算してその加算値を記憶する機能を有す
る。尚、最新の座標値及び前回の座標値は常に新しいも
のに更新される。
【0034】第一の比較部37は、記憶装置32にて座
標入力パネルが押されたときに検出される電圧値と予め
設定されている接触または非接触を判別するための基準
値とを比較し、座標入力パネル1が押されたどうかを判
定する機能を有する。検知部34は、導体膜間の接触ま
たは非接触を検知する機能を有する。第二の比較部38
は、記憶装置32内の加算バッファにて記憶されている
加算値と予め設定されている所定の設定値とを比較する
機能を有する。
【0035】処理部36は、第二の比較部38の比較に
基づいて座標検出装置からデータを送出するかどうかを
判定する機能を有する。上記のように構成される座標検
出装置において、座標入力パネル1の一点を押下する
と、押下された入力点で2枚の導体膜11、12が接触
し、そのとき電極14に電圧が印加されていると、その
電圧は入力点で分圧され、X座標を示す電圧が電極15
を介して出力される。また、電極15に電圧が印加され
ていると、その電圧は入力点で分圧され、Y座標を示す
電圧が電極14を介して出力され、例えば、X座標を示
す電圧V1、Y座標を示す電圧V2が電圧検出部31に
よりディジタル信号(座標値)に変換され、制御部3に
入力される。
【0036】更に座標検出装置において、接触または非
接触の検知に際して、検出部34がトランジスタ25を
ONになるように制御し、導体膜11、12間に電圧を
印加したとき、電極15から電圧検出部31に入力され
る電圧は、例えば、駆動電圧VCCが抵抗Rと導体膜の
接触抵抗により分圧された電圧である。座標検出装置が
押下位置の座標を検出して座標データとスイッチングデ
ータで構成される送出データを出力する処理動作を図2
に従って説明する。
【0037】座標入力パネル1の接触面が押下されると
(S1)、検出部34が導体膜11と導体膜12の接触
を検出し、トランジスタ25をONになるように制御す
る。導体膜11、12間に電圧が印加されると、電極1
5から電圧検出部31に入力される分圧値、例えば、駆
動電圧VCCが抵抗Rと導体膜の接触抵抗により分圧さ
れた電圧値が電圧検出部31に入力される。
【0038】比較部33では、電圧検出部31に検出さ
れた電圧値と、予め設定されている接触または非接触を
判別するための所定のしきい値に基づいて、導体膜11
と導体膜12の接触を判別する(S2)。電圧検出部3
1に検出された電圧値が所定のしきい値より大きい場合
(S2、いいえ)、座標検出装置は、検出部34が導体
膜11と導体膜12の接触を検出するまで待機する。電
圧検出部31に検出された電圧値が所定のしきい値より
小さい場合(S2、はい)、電圧検出部31は、接触点
におけるX座標、及びY座標の電圧値を検出し、その電
圧値に対応する座標値を検出し(S3)、その座標値を
記憶装置32に記憶する。
【0039】記憶装置32では、記憶されている前回検
出された座標値と、最新の座標値の相対値を算出する
(S4)。更に記憶装置32は、加算バッファに記憶さ
れている値に相対値を加算し、その加算値を加算バッフ
ァに記憶する(S5)。加算値を記憶後、第二の比較部
38は、例えば、図7の’C’に相当する所定の設定値
と加算バッファ内の加算値を比較する(S6)。尚、所
定の設定値’C’は予め設定することを可能とし、また
可変として後から設定を変えることも可能とする。
【0040】第二の比較部38による比較の結果、加算
値が所定の設定値より小さい場合(S6、いいえ)、処
理部36は、座標データを、例えば、’0’に設定する
(S7)。尚、座標データ’0’は、図7に示すように
入力点が所定の設定値’C’の領域内にある場合に設定
されるカーソルを動かさない値のことを示す。また、入
力点が所定の設定値’C’の領域内で動いている場合、
加算バッファには前回の座標値と最新の座標値との相対
値が加算される。
【0041】一方、第二の比較部38による比較の結
果、加算値が所定の設定値より大きい場合(S6、は
い)、処理部36は、座標データを設定し(S8)、更
に加算バッファを更新する(S9)。ここでステップ8
の座標データの設定処理を示す第一の方法と第二の方法
をそれぞれ図3、図4に従って詳細に説明する。
【0042】尚、図7は、座標データ設定動作を図示し
たものであり、第一の入力点を、例えば、最初に情報処
理装置等の使用者が座標入力パネル1に接触した点と
し、指のわずかな振動で入力点が微妙にずれている様子
を示す。また、図7中の所定の設定値’C’は、予め設
定されているカーソル停止領域の範囲であり、範囲内で
あればカーソルは動作せず、範囲外であればカーソルは
移動し、最初の入力点(第一の入力点)を中心に適当な
値に設定される。図7において、入力点は第一の入力点
から第六の入力点まで移動し、第五の入力点までは第一
の入力点から見たカーソル停止領域の範囲内であり、第
六の入力点でカーソル停止領域の範囲を超えている。即
ち、この情報処理装置のカーソルは、第六の入力点が検
出されたときに初めて移動することになる。
【0043】第一の方法で座標データを設定する場合、
例えば、図7に示すように入力点が所定の設定値’C’
を超えると、処理部36では、記憶装置32内の加算バ
ッファから図2のステップ4で算出する相対値を加算し
た加算値を取得する(S21)。処理部36は、その加
算値を座標データとして設定する(S22)。尚、第一
の方法で座標データを設定する場合、座標データは、加
算バッファの加算値のため、例えば、図7に図示した第
一の方法で設定される座標データのように、必ず所定の
設定値より大きくなる。即ち、座標データは、座標入力
パネル1から入力されるコードレスペン、及び指等の最
初に接触した入力点から所定の設定値を超えた地点まで
の移動量と同じか、またはその移動量に比例したデータ
となる。
【0044】第二の方法で座標データを設定する場合、
例えば、図7に示すように入力点が所定の設定値’C’
を超えると、処理部36では、記憶装置32から図2の
ステップ4で算出する最新の相対値を取得する(S3
1)。処理部36は、その加算値を座標データとして設
定する(S32)。尚、第二の方法で座標データを設定
する場合、座標データは、記憶装置32内の相対値のた
め、例えば、図7に図示した第一の方法で設定される座
標データのように、所定の設定値より小さい値となるこ
とがある。
【0045】従って、第一の方法で座標データを設定す
る場合は、カーソルを比較的大きく動かす場合に特に便
利であり、第二の方法で座標データを設定する場合は、
細かくカーソルを動かす場合に特に便利である。次にス
テップ9の加算バッファの更新処理を示す第一の方法と
第二の方法をそれぞれ図5、図6に従って詳細に説明す
る。
【0046】尚、図8は、図7のように座標データ設定
後の加算バッファの更新、即ち、カーソル停止領域の範
囲’C’の移動の例を図示したものであり、図7と同様
に第一の入力点を、例えば、最初に情報処理装置等の使
用者が座標入力パネル1に接触した点とし、指のわずか
な振動で入力点が微妙にずれている様子を示す。また、
図8中の所定の設定値’C’は、予め設定されているカ
ーソル停止領域の範囲であり、範囲内であればカーソル
は動作せず、範囲外であればカーソルは移動し、最初の
入力点(第一の入力点)を中心に適当な値に設定され
る。図8において、入力点は第一の入力点から第六の入
力点まで移動し、第五の入力点までは第一の入力点から
見たカーソル停止領域の範囲内であり、第六の入力点で
カーソル停止領域の範囲を超えている。即ち、この情報
処理装置のカーソルは、第六の入力点が検出されたとき
に初めて移動することになる。
【0047】第一の方法で加算バッファを更新する場
合、例えば、図8に示すように入力点が第五の入力点か
ら第六の入力点に移動し、所定の設定値’C’を超える
と、処理部36では、記憶装置32内の加算バッファの
初期値としての’0’を設定する(S41)。また、所
定の設定値’C’を超えない場合は、加算バッファは更
新されず、加算値は保持される。
【0048】尚、第一の方法で加算バッファを更新する
場合、加算バッファを初期値の’0’と設定するという
ことは、カーソルの停止領域を、例えば、図8のように
第六の入力点を中心とする位置に移動することを表す
(第一の停止領域)。即ち、カーソルの停止領域は、第
一の入力地点から数えて5回目の移動で初めて更新され
ることになる。
【0049】第二の方法で加算バッファを更新する場
合、例えば、図8に示すように入力点が第五の入力点か
ら第六の入力点に移動し、所定の設定値’C’を超える
と、処理部36では、記憶装置32から、例えば、図8
に示すような最新の相対値を取得し(S51)、現在の
加算バッファの加算値を最新の相対値が加算される前の
加算値に戻し、即ち、第五の入力点時の加算値に更新す
る(S52)。実際は、第六の入力点時の加算バッファ
の加算値から最新の相対値を減算することによって加算
値を更新している。また、所定の設定値’C’を超えな
い場合は、加算バッファは更新されず、加算値は保持さ
れる。
【0050】尚、第二の方法で加算バッファを更新する
場合、第五の入力点時の加算値に更新するということ
は、カーソルの停止領域を、例えば、図8のように第六
の入力点に接するような位置に移動することを表す。第
二の方法も第一の方法と同様にカーソルの停止領域は、
第一の入力地点から数えて5回目の移動で初めて更新さ
れることになる。
【0051】従って、第一の方法で加算バッファを更新
する場合は、カーソルの停止領域が最初の入力点から見
て常に中心にあるため、カーソルを不規則に動作させる
場合、及び座標入力パネル1に触れている指が不規則に
振動している場合等に安定的にカーソルの停止領域を移
動させることができ、座標検出装置は、安定的に座標デ
ータを生成できる。
【0052】また、第二の方法で加算バッファを更新す
る場合は、カーソルの停止領域が最新の入力点に接する
ような位置にあるため、カーソル移動に方向性がある場
合に、入力点の一度の移動、または少ない回数の移動で
安定的にカーソルの停止領域を移動させることができ、
座標検出装置は、入力点の少ない移動でも安定的に座標
データを生成できる。
【0053】また、加算バッファは座標検出装置内の設
定により特定のタイミングで初期化することを可能と
し、更に情報処理装置の使用者の操作により任意に初期
化することも可能とする。ステップ8及びステップ9の
処理によって、座標データの設定及び加算バッファの更
新を実行した座標検出装置は、次に、例えば、情報処理
装置に送出データを送出する処理を実行する。
【0054】通信部35では、座標入力パネルの押し方
等によりマウス等のボタンに対応する、例えば、スイッ
チングデータを設定し(S10)、先に生成した座標デ
ータとそのスイッチングデータに基づいて送出データを
生成する(S11)。生成された送出データの送出に先
立ち、座標検出装置は、接触する意思がなくて座標入力
パネル1を押下した場合と区別する手段として、第一の
比較部37において再び導体膜11と導体膜12が接触
しているかどうかをステップ2と同様の方法で判断する
(S12)。例えば、所定のしきい値より大きい場合
(S12、いいえ)、座標検出装置は接触する意思がな
かったと判断し、検出部34が再度、導体膜11と導体
膜12の接触を検出するまで待機する。
【0055】一方、所定のしきい値より小さい場合(S
12、はい)、座標検出装置は接触する意思があったも
のと判断し、先に生成した送出データを情報処理装置に
送出する(S13)。半発明の座標検出装置は、所定の
設定値としてのカーソル停止領域を、予め設定するすこ
とにより、または途中で変更するで設定することによ
り、入力点のわずかな移動及び振動を無視することがで
き、安定的にカーソルを動作させることができる。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、本発明の座標検出装置によ
れば、指等による接点面積が大きい入力において、入力
点を安定させることができ、更に送出データが不安定に
なることがなく、それに伴って、カーソルが表示画面上
で振動することがなくなる。更に、本発明の座標検出装
置によれば、指のわずかな振動によって接点が振動する
場合でも、送出データが不安定になることがなく、同様
にカーソルが表示画面上で振動することがなくなる。
【0057】従って、本発明の座標検出装置によれば、
X座標及びY座標で構成される座標入力パネルに接触す
ることによって座標データを生成する場合、接触時の接
触面積が大きく、更にわずかな振動がある場合でも、座
標検出装置から送出される送出データを安定させ、カー
ソルの振動をなくすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標検出装置の実施例である。
【図2】データを送出する処理を示すフローチャートで
ある。
【図3】座標データ設定方法を示すフローチャートであ
る。
【図4】座標データ設定方法を示すフローチャートであ
る。
【図5】加算バッファ更新方法を示すフローチャートで
ある。
【図6】加算バッファ更新方法を示すフローチャートで
ある。
【図7】座標データ設定の例である。
【図8】加算バッファ更新の例である。
【図9】従来の座標検出装置の構成図である。
【図10】従来のデータを送出する処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 座標入力パネル 11 導体膜 12 導体膜 13 入力範囲 14 電極 15 電極 2 駆動回路 21 トランジスタ 22 トランジスタ 23 トランジスタ 24 トランジスタ 25 トランジスタ 3 制御回路 30 制御部 31 電圧検出部 32 記憶装置 33 比較部 34 検知部 35 通信部 36 処理部 37 第一の比較部 38 第二の比較部 4 制御回路
フロントページの続き (72)発明者 雨宮 邦夫 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X座標及びY座標で構成される座標入力パ
    ネルに接触することによって求められる電圧値に基づい
    て座標データを生成する座標検出装置において、 最新の電圧値から求められる第一の座標値と前回の電圧
    値から求められる第二の座標値の差分を算出する算出手
    段と、 予め設定される初期値に該算出手段にて算出される差分
    を加算することにより加算値を生成する生成手段と、 該生成手段にて生成される加算値と所定の設定値を比較
    することにより前記座標データを生成するかどうかを判
    定する判定手段を有することを特徴とする座標検出装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の座標検出装置において、 前記第一の座標値と前記第二の座標値を記憶する記憶手
    段を有し、 該記憶手段は、最新の電圧値が検出される毎に第一の座
    標値及び第二の座標値を更新することを特徴とする座標
    検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の座標検出装置にお
    いて、 前記生成手段にて生成される加算値が所定の設定値を超
    える場合、 前記判定手段は、座標データを生成し、 前記生成手段にて生成される加算値が所定の設定値を超
    えない場合、 前記判定手段は、座標データを生成しないことを特徴と
    する座標検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか一項記載の座標検
    出装置において、 前記所定の設定値は、特定の固定値とすることを特徴と
    する座標検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3いずれか一項記載の座標検
    出装置において、 前記所定の設定値は、任意に設定可能な可変値とするこ
    とを特徴とする座標検出装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5いずれか一項記載の座標検
    出装置において、 前記判定手段にて生成される座標データは、前記生成手
    段にて生成される加算値とすることを特徴とする座標検
    出装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5いずれか一項記載の座標検
    出装置において、 前記判定手段にて生成される座標データは、前記算出手
    段にて算出される差分とすることを特徴とする座標検出
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7いずれか一項記載の座標検
    出装置において、 前記生成手段にて生成される加算値は、所定のタイミン
    グで初期化することを特徴とする座標検出装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8いずれか一項記載の座標検
    出装置において、 前記生成手段にて生成される加算値が所定の設定値を超
    えた場合、該加算値を、予め設定されている特定の初期
    値に更新することを特徴とする座標検出装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8いずれか一項記載の座標
    検出装置において、 前記生成手段にて生成される加算値が所定の設定値を超
    えた場合、該加算値を、所定の設定値を超える直前の値
    に更新することを特徴とする座標検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001228964A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Fujitsu Takamisawa Component Ltd 座標検出装置及び座標検出方法
EP2065788A3 (en) * 2007-11-21 2010-02-17 Fujitsu Component Limited Information processing apparatus, remote system, and computer program

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Effective date: 20031125