JPH11109416A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JPH11109416A
JPH11109416A JP27316197A JP27316197A JPH11109416A JP H11109416 A JPH11109416 A JP H11109416A JP 27316197 A JP27316197 A JP 27316197A JP 27316197 A JP27316197 A JP 27316197A JP H11109416 A JPH11109416 A JP H11109416A
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Akihiro Hata
明宏 畑
Masahiro Adachi
昌浩 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板作製中の静電気による静電破壊を防ぐと
共に液晶工程前に基板の検査および修正を行い、液晶工
程中においても静電破壊を防ぐ。 【解決手段】 走査配線4および信号配線6を短絡配線
6cを介して電気的に接続することにより、その後のT
FTの保護膜成膜工程等での静電破壊を防ぐ。この保護
膜に開口部と再接続用コンタクトホール13bとを形成
し、開口部下の短絡配線6c部分を除去することによ
り、各配線4、6を電気的に切り離した状態で電気的検
査を行う。検査後、再接続用コンタクトホール13bの
上に短絡配線8aを形成して切り離された各配線4、6
を再度接続することにより、その後の液晶工程での静電
破壊を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、テレビジ
ョンセット、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッ
サまたはOA(Office Automation)
機器などに用いられる液晶表示装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、平面ディスプレイ等の画像表示素
子に応用することを目的とした薄膜トランジスタ(TF
T)の開発が活発に行われている。そのうち、アクティ
ブマトリクス型の液晶表示装置に用いられるTFTに
は、移動度が高いこと、ON電流/OFF電流比が高い
こと、耐電圧が高いこと、素子サイズが小さいこと等が
要求される。
【0003】一般に、多結晶半導体膜を用いたTFTで
は非晶質半導体膜を用いたTFTに比べてコンダクタン
スが大きいという長所を有しているが、プロセス温度が
100℃以上と高くなる。そこで、600℃以下のプロ
セス温度で多結晶半導体膜を得ることができる、レーザ
アニール技術を用いた結晶化技術の研究および応用が盛
んに行われている。
【0004】以下に、従来技術の一例として多結晶半導
体膜を用いた液晶表示装置の製造工程について説明す
る。図6は従来の液晶表示装置におけるアクティブマト
リクス基板の平面図であり、図7は図6のD−D’線に
おける断面図であり、図8はTFTの製造工程を示す断
面図である。
【0005】このアクティブマトリクス基板は、図6に
示すように、ガラス板などからなる透光性の基板21上
に、画像信号を供給するための複数の走査配線(ゲート
配線)24および複数のデータ信号配線(ソース配線)
26が絶縁膜を介して互いに交差して設けられている。
各ゲート配線24は後述するゲート電極24aと一体的
に形成され、各ソース配線26は後述するソース電極2
6aおよびドレイン電極26bと一体的に形成されてい
る。ソース配線26の片方の端部およびゲート配線24
の片方の端部はマトリクス状の表示領域の周辺まで延び
ており、各々駆動回路と接続するための回路用コンタク
トホール34b、34aが設けられて信号入力用の端子
部となっている。
【0006】各ゲート配線24と各ソース配線26との
交差部近傍にはTFTが設けられている。TFTは、マ
トリクス状に配された画素電極28に供給する画像信号
を制御するスイッチング素子として設けられ、ゲート配
線24およびソース配線26と画素電極28とは各TF
Tを介して接続されている。
【0007】TFTは、図7に示すように、ガラス基板
21上にチャネル領域30c、ソース領域30aおよび
ドレイン領域30bを有する多結晶半導体膜22が設け
られ、その上を覆ってゲート絶縁膜23が設けられてい
る。ゲート絶縁膜23の上にはチャネル領域と対向する
ようにゲート電極24aが設けられ、その上を覆って層
間絶縁膜25が設けられている。層間絶縁膜25の上に
はソース電極26aおよびドレイン電極26bが設けら
れ、ソース電極26aは層間絶縁膜25に設けられたソ
ースコンタクトホール31aを介してソース領域30a
と接続され、ドレイン電極26bは層間絶縁膜25に設
けられたドレインコンタクトホール31bを介してドレ
イン領域30bと接続されている。その上を覆ってTF
Tの保護膜27が設けられ、その上に画素電極28が設
けられている。この画素電極28は保護膜27に設けら
れたコンタクトホール33aを介してTFTのドレイン
電極26bと接続されている。
【0008】このアクティブマトリクス基板の製造にお
いては、まず、図8(A)に示すようにガラス基板21
上に非晶質半導体膜(a−Si)22aを成膜し、図8
(B)に示すようにエキシマレーザの照射等により非晶
質半導体膜22aを多結晶半導体膜(P−Si)22b
に成長させた後、図8(C)に示すように多結晶半導体
膜22bを所定の形状にパターニングしてアイランド化
した多結晶半導体膜22を得る。
【0009】次に、図8(D)に示すようにゲート絶縁
膜23を成膜し、より高い耐圧を得るために600℃で
12時間程度加熱することによりゲート絶縁膜23の緻
密化を行う。なお、ゲート絶縁膜23を成膜する直前に
はチャネル領域とゲート絶縁膜との界面をRCA洗浄等
により洗浄しておく。その後、その上に金属膜を成膜
し、図8(E)に示すように上記金属膜を所定の形状に
パターニングしてゲート電極24aを形成する。
【0010】続いて、図8(F)に示すようにゲート電
極24aを不純物注入マスクとして不純物を注入し、多
結晶半導体膜22に不純物注入領域29a、29bを形
成する。その後、図8(G)に示すようにエキシマレー
ザの照射等により不純物注入領域29a、29bの活性
化を行い、ソース領域30aおよびドレイン領域30b
を形成する。このとき、ソース領域30aおよびドレイ
ン領域30bの間の不純物が注入されなかった領域はチ
ャネル領域30cとなる。
【0011】その後、図8(H)に示すように層間絶縁
膜25を成膜し、層間絶縁膜25およびゲート絶縁膜2
3を同時に所定の形状にパターニングしてソースコンタ
クトホール31a、ドレインコンタクトホール31bを
形成する。
【0012】次に、図8(I)に示すように金属膜を成
膜し、図8(J)に示すように金属膜を所定の形状にパ
ターニングしてソース電極26aおよびドレイン電極2
6bを形成する。続いて、基板全面にTFTの保護膜2
7をCVD等の装置を用いて成膜する。
【0013】その後、図8(K)に示すように保護膜2
7上にフォトレジストパターン32を形成し、TFT近
傍の保護膜27部分にドレイン電極26bまで達するよ
うに画像信号入力用のコンタクトホール33aを形成す
る。
【0014】次に、図8(L)に示すようにITO等の
透明導電膜等を形成し、図8(M)に示すように所定の
形状にパターニングして画素電極28を形成する。その
後、液晶工程を経ることにより従来の液晶表示装置を得
ることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した液晶表示装置
の製造方法では、製造工程で誘発される静電気がゲート
配線やソース配線の端子部に印加され、各配線の電位に
差が生じて静電破壊を招くおそれがある。このような静
電気が発生する工程としては、例えばプラズマCVD法
による絶縁膜(TFTの保護膜等)の成膜工程やラビン
グ処理工程、各製造装置間や製造装置内での基板の搬送
工程等が挙げられる。
【0016】この問題を解決する方法としては、例えば
特開平1−2300020号、特開平4−1205号や
特開平2−61618号に開示されているような方法が
検討されているが、これらの方法には以下のような問題
がある。
【0017】まず、特開平1−2300020号に開示
されている方法では、液晶表示装置の基板を作製後、検
査および修正を行い、その後、各配線を電気的に接続す
ることにより静電破壊を防ごうとしている。しかし、こ
の方法では、基板の作製後に各配線を電気的に接続して
いるので基板の作製中に静電破壊を起こしてしまうおそ
れがある。また、基板の作製中に各配線を接続してしま
うと検査および修正を行えなくなってしまう。
【0018】次に、特開平4−1205号に開示されて
いる方法では、ドライバー(駆動回路)駆動用入力配線
群の少なくとも2本以上の配線間を半導体膜で電気的に
接続することにより静電破壊を防ごうとしている。しか
し、この方法では、ドライバーを接続した後では静電破
壊を防ぐことができるが、液晶表示装置の作製中には対
策がないため静電破壊を起こしてしまうおそれがある。
また、配線間を電気的に接続した半導体膜は製品完成後
も接続されたままなので、逆に配線間リークを起こして
しまうおそれがある。
【0019】最後に、特開平2−61618号に開示さ
れている方法では、液晶表示装置の作製中に各配線間を
半導体膜により電気的に接続することにより静電破壊を
防ごうとしており、この方法によれば液晶表示装置の作
製中に静電破壊を起こすことはない。また、光を照射す
れば抵抗値が低減するという半導体膜のフォトコンタク
ト作用を利用して、基板の検査中は半導体膜に光を照射
しないことにより基板の検査を行うことができ、その
後、液晶工程中に半導体膜に光を照射することにより液
晶工程での静電破壊を防ぐこともできる。しかし、半導
体膜に光が照射されなければ各配線間の抵抗が高くなっ
て電気的に接続されないため、TFTの保護膜の形成中
や液晶工程中において、絶えず基板に光を照射していな
ければならない。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、液晶表示装置作製中
の静電気による静電破壊を防ぐと共に液晶工程前に基板
の検査および修正を行うことができ、さらに、液晶工程
中においても静電破壊を防ぐことができる液晶表示装置
の製造方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
製造方法は、表示媒体を挟んで対向配置される一対の基
板のうちの一方の基板上に、複数の信号配線と複数の走
査配線とが絶縁膜を介して互いに交差して設けられ、各
信号配線と各走査配線との交差部近傍に、両配線に電気
的に接続されている薄膜トランジスタを有する液晶表示
装置を製造する方法であって、該一方の基板に該走査配
線、該信号配線および該スイッチング素子を形成すると
共に、各信号配線と各走査配線とを配線端部近傍におい
て電気的に接続する第1接続部材を形成する工程と、該
走査配線、該信号配線および該スイッチング素子を覆う
保護膜を形成する工程と、該薄膜トランジスタ近傍上の
保護膜部分に該薄膜トランジスタのドレイン電極まで達
するように画像信号入力用コンタクトホールを形成する
と共に、該第1接続部材上の保護膜部分に各第1接続部
材まで達するように接続切り離し用開口部を形成する工
程と、各接続切り離し用開口部から露出している第1接
続部材部分を除去して各信号配線と各走査配線とを電気
的に切り離し、該一方の基板に対して電気的検査を行う
工程とを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0022】前記接続切り離し用開口部を形成する工程
において、該接続切り離し用開口部の両側の前記保護膜
部分に前記各第1接続部材まで達するように再接続用コ
ンタクトホールを形成し、前記一方の基板に対して電気
的特性の検査を行った後、該接続切り離し用開口部の両
側の再接続用コンタクトホールにわたって第2接続部材
を形成し、該再接続用コンタクトホールを介して該第1
接続部材部分と該第2接続部材とを電気的に接続して各
走査配線と各信号配線を再度電気的に接続してもよい。
【0023】以下に、本発明の作用について説明する。
【0024】請求項1に記載の本発明にあっては、走査
配線および信号配線の配線端部近傍において、低抵抗な
金属膜等からなる第1接続部材により各配線を電気的に
接続しており、半導体膜を用いた従来技術のようにフォ
トコンタクト作用を利用したものではないので、基板に
光を照射しなくても接続された配線間を常に低抵抗にし
て静電破壊を防ぐことが可能である。また、配線間を電
気的に接続しているため、その後にプラズマCVD法等
でTFTの保護膜を成膜しても、静電破壊を防ぐことが
できる。さらに、この第1接続部材上の保護膜部分に、
第1接続部材まで達するように接続切り離し用開口部を
形成し、各接続切り離し用開口部から露出している第1
接続部材部分を除去することにより各配線を電気的に切
り離すことができるので、画面内の電気的特性の検査を
行って良品判別を行うことができる。この接続切り離し
用開口部は、TFT近傍上の保護膜部分にTFTのドレ
イン電極まで達する画像信号入力用コンタクトホールを
形成する際に同時に形成することができるので、製造工
程が煩雑になることはない。
【0025】請求項2に記載の本発明にあっては、接続
切り離し用開口部の両側の保護膜部分に、第1接続部材
まで達するように再接続用コンタクトホールを形成し、
各配線を電気的に切り離して電気的特性の検査を行った
後で、接続切り離し用開口部の両側の再接続用コンタク
トホールにわたって第2接続部材を形成しているので、
再接続用コンタクトホールを介して第1接続部材と第2
接続部材とを電気的に接続することができる。これによ
り、切り離された第1接続部材同士を第2接続部材でつ
ないで、走査配線と信号配線とを再度電気的に接続する
ことができるので、その後の液晶工程においても、静電
破壊を防ぐことができる。この再接続用コンタクトホー
ルは、TFT近傍上の保護膜部分にTFTのドレイン電
極まで達する画像信号入力用コンタクトホールを形成す
る際に同時に形成することができるので、製造工程が煩
雑になることはない。
【0026】請求項3に記載の本発明にあっては、第1
接続部材をウェットエッチング可能な材料により形成し
ているので、接続切り離し用開口部から露出している第
1接続部材部分の除去をウェットエッチングにより行う
ことができる。よって、ドライエッチング時のプラズマ
ダメージやガラス分断時の静電気等による静電破壊を防
ぐことができる。また、第2接続部材をウェットエッチ
ング可能な材料により形成しているので、液晶工程終了
後に電気的に接続されている各配線の切り離しもウェッ
トエッチングで容易に行うことができ、製品完成後の配
線間のリークを防ぐことができる。
【0027】請求項4に記載の本発明にあっては、第2
接続部材を透明導電膜により形成しており、透明導電膜
の成膜およびパターニングを画素電極の形成工程と同時
に行うことができるので、製造工程を簡略化することが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0029】図1は本実施形態の液晶表示装置における
アクティブマトリクス基板の平面図であり、図2(A)
は図1のA−A’線における断面図であり、図2(B)
は図1のB−B’線における断面図であり、図2(C)
は図1のC−C’線における断面図である。また、図3
(A−1)〜(E−1)、図4(A−1)〜(F−1)
および図5(A−1)〜(C−1)は図1のA−A’線
部分の製造工程を示す断面図であり、図3(A−2)〜
(E−2)、図4(A−2)〜(F−2)および図5
(A−2)〜(C−2)は図1のB−B’線部分の製造
工程を示す断面図であり、図3(A−3)〜(E−
3)、図4(A−3)〜(F−3)および図5(A−
3)〜(C−3)は図1のC−C’線部分の製造工程を
示す断面図である。
【0030】このアクティブマトリクス基板は、図1に
示すように、ガラス板などからなる透光性の基板1上
に、画像信号を供給するための複数の走査配線(ゲート
配線)4および複数のデータ信号配線(ソース配線)6
が絶縁膜を介して互いに交差して設けられている。各ゲ
ート配線4は後述するゲート電極4aと一体的に形成さ
れ、各ソース配線6は後述するソース電極6aおよびド
レイン電極6bと一体的に形成されている。ゲート配線
4の片方の端部およびソース配線6の片方の端部はマト
リクス状の表示領域の周辺まで延びており、各々駆動回
路と接続するための回路用コンタクトホール14b、1
4aが設けられて信号入力用の端子部となっている。ま
た、各ゲート配線4と各ソース配線6の端部近傍には、
各配線を接続するための第1接続部材としての短絡配線
6cと第2接続部材としての短絡配線8aとが設けられ
ている。ここで、ゲート配線4は短絡配線用コンタクト
ホール11cを介して短絡配線6cに電気的に接続さ
れ、この短絡配線6cはコンタクトホール13bを介し
て短絡配線8aに電気的に接続され、これにより各ゲー
ト配線4が電気的に接続されている。また、ソース配線
6の一部は短絡配線6cとなっており、この短絡配線6
cはコンタクトホール13bを介して短絡配線8aに電
気的に接続され、これにより各ソース配線6が電気的に
接続されている。基板の角部(この図では左上の角部)
にある短絡配線8aは短絡配線用コンタクトホール13
bを介してゲート配線側の短絡配線6cとソース配線側
の短絡配線6cとに電気的に接続され、これにより各ゲ
ート配線4および各ソース配線6が短絡されている。
【0031】各ゲート配線4と各ソース配線6との交差
部近傍にはTFTが設けられている。TFTは、マトリ
クス状に配された画素電極8に供給する画像信号を制御
するスイッチング素子として設けられ、ゲート配線4お
よびソース配線6と画素電極8とは各TFTを介して接
続されている。
【0032】TFTは、図2、図3、図4および図5に
示すように、ガラス基板1上にチャネル領域10c、ソ
ース領域10aおよびドレイン領域10bを有する多結
晶半導体膜2が設けられ、その上を覆ってゲート絶縁膜
3が設けられている。ゲート絶縁膜3の上にはチャネル
領域と対向するようにゲート電極4aが設けられ、その
上を覆って層間絶縁膜5が設けられている。層間絶縁膜
の上にはソース電極6aおよびドレイン電極6bが設け
られ、ソース電極6aは層間絶縁膜5に設けられたソー
スコンタクトホール11aを介してソース領域10aと
接続され、ドレイン電極6bは層間絶縁膜5に設けられ
たドレインコンタクトホール11bを介してドレイン領
域10bと接続されている。その上を覆ってTFTの保
護膜7が設けられ、その上に画素電極8が設けられてい
る。この画素電極8は保護膜7に設けられたコンタクト
ホール13aを介してTFTのドレイン電極6bと接続
されている。
【0033】このアクティブマトリクス基板の製造にお
いては、まず、図3(A−1)、(A−2)および(A
−3)に示すようにガラス基板または絶縁膜を成膜した
基板1上に膜厚30nm〜150nm程度の非晶質半導
体膜(a−Si)2aを成膜する。
【0034】次に、図3(B−1)、(B−2)および
(B−3)に示すようにエキシマレーザの照射等により
非晶質半導体膜2aを多結晶半導体膜(P−Si)2b
に成長させる。
【0035】続いて、図3(C−1)、(C−2)およ
び(C−3)に示すように多結晶半導体膜2bを所定の
形状にパターニングしてTFT部分にアイランド化した
多結晶半導体膜2を得る。
【0036】その後、図3(D−1)、(D−2)およ
び(D−3)に示すようにTEOS、CVDまたはスパ
ッタリング等によりSiO2等からなる膜厚100nm
程度のゲート絶縁膜3を成膜し、より高い耐圧を得るた
めに600℃で12時間程度加熱することによりゲート
絶縁膜3の緻密化を行う。なお、ゲート絶縁膜3を成膜
する直前にはチャネル領域とゲート絶縁膜との界面をR
CA洗浄等により洗浄しておく。
【0037】次に、ゲート絶縁膜3の上にTa、Nb、
Al等の金属膜またはITO等の導電性材料を用いて膜
厚200nm程度の膜を成膜し、図3(E−1)、(E
−2)および(E−3)に示すように所定の形状にパタ
ーニングしてゲート配線4およびゲート電極4aを形成
する。
【0038】続いて、図4(A−1)、(A−2)およ
び(A−3)に示すようにゲート電極4aを不純物注入
マスクとしてリンに代表される5価の元素またはボロン
に代表される3価の元素をドーパントとして、加速電圧
10kV程度、ドーズ量1×1015/cm2〜1×10
17/cm2の条件で不純物を注入し、多結晶半導体膜2
に不純物注入領域9a、9bを形成する。
【0039】その後、図4(B−1)、(B−2)およ
び(B−3)に示すようにエキシマレーザの照射等によ
り不純物注入領域9a、9bの活性化を行い、ソース領
域10aおよびドレイン領域10bを形成する。このと
き、ソース領域10aおよびドレイン領域10bの間の
不純物が注入されなかった領域はチャネル領域10cと
なる。
【0040】次に、図4(C−1)、(C−2)および
(C−3)に示すようにTEOS、CVDまたはスパッ
タリング等によりSiNxまたはSiO2等からなる膜厚
300nm〜400nm程度の層間絶縁膜5を基板全体
に成膜し、この層間絶縁膜5およびゲート絶縁膜3を同
時に所定の形状にパターニングしてソースコンタクトホ
ール11a、ドレインコンタクトホール11bを形成す
る。このとき同時に、ゲート配線4の端部にも短絡配線
用のコンタクトホール11cを形成する。
【0041】続いて、図4(D−1)、(D−2)およ
び(D−3)に示すようにAl、Mo等の金属膜または
ITO等のウェットエッチング可能な導電性材料を用い
て膜厚500nm〜600nm程度の膜を成膜し、図4
(E−1)、(E−2)および(E−3)に示すように
所定の形状にパターニングしてソース配線6、ソース電
極6aおよびドレイン電極6bを形成する。このとき同
時に、短絡配線6cを形成し、ゲート配線4の先端に設
けられた短絡配線用コンタクトホール11cを介してゲ
ート配線4と電気的に接続する。また、各ソース配線6
はパターニング時に短絡配線6cでつながった状態に形
成しておく。
【0042】次に、基板全面にTFTの保護膜7をCV
D等の装置を用いて成膜する。
【0043】その後、図4(F−1)、(F−2)およ
び(F−3)に示すように保護膜7上にフォトレジスト
パターン12aを形成し、TFT近傍の保護膜7部分に
ドレイン電極6bまで達するように画像信号入力用のコ
ンタクトホール13aを形成する。このとき同時に、画
面内の電気的特性を測定するためにゲート配線4とソー
ス配線6とを一次的に切り離すための開口部13cを形
成すると共に、画面内の電気特性測定後に再度ゲート配
線4とソース配線6とを接続するための短絡配線用コン
タクトホール13bを形成する。
【0044】続いて、図5(A−1)、(A−2)およ
び(A−3)に示すように開口部13c以外の部分を覆
うフォトレジストパターン12bを形成し、短絡配線6
cをエッチングすることにより、ゲート配線4とソース
配線6とを切り離す。このときの短絡配線6cのエッチ
ングは、ドライエッチング時のプラズマダメージによる
静電破壊を防ぐためにウェットエッチングにより行う。
【0045】その後、画面内の電気特性の検査を行う。
この検査方法としては、バスライン断線リーク検査や、
モノリシックドライバを駆動してドライバの出力信号を
モニタする検査や、モノリシックドライバを利用してス
イッチング素子としてのTFTを順次オンオフさせて画
素からの信号をサンプリングすることにより画素欠陥の
有無を検査する方法等が挙げられる。これらの検査によ
り良品の判別や欠陥修正等を行った後、図6(B−
1)、(B−2)および(B−3)に示すようにITO
等の透明導電膜等を形成し、図6(C−1)、(C−
2)および(C−3)に示すように所定の形状にパター
ニングすることにより、予めドレイン電極6bの近傍に
形成したドレインコンタクトホール11bを介してドレ
イン電極6bとつながるように画素電極8を形成する。
このとき同時に、透明導電膜からなる短絡配線8aを再
接続用のコンタクトホール13bにわたって形成するこ
とにより、コンタクトホール13bを介して短絡配線6
aと短絡配線8aとを電気的に接続し、一時的に切り離
したゲート配線4とソース配線6とを短絡配線8aを介
して再度電気的に接続(短絡)する。その後、液晶工程
を経ることにより本実施形態の液晶表示装置を得ること
ができる。なお、液晶工程終了後のゲート配線4とソー
ス配線6との切り離しは、短絡配線をウェットエッチン
グすることにより容易に行うことができる。
【0046】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えばドライバモノリシック液晶表示装
置等にも本発明を適用することは可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による場合
には、走査配線および信号配線が低抵抗な金属膜等によ
り電気的に接続されているので、半導体膜を用いた従来
技術のように基板に光を照射しなくても配線間を常に低
抵抗に接続して静電破壊を防ぐことができる。その後、
プラズマCVD法等でTFTの保護膜を成膜しても、走
査配線および信号配線が電気的に接続されているので、
静電破壊を防ぐことができる。
【0048】さらに、各配線の接続部分を一時的に切り
離すことにより、画面内の電気的特性の検査を行って良
品判別を行ったり、欠陥修正を行うことができる。接続
切り離し用の開口部は、画像信号入力用コンタクトホー
ルを形成する際に同時に形成することができる。
【0049】また、請求項2に記載の本発明によれば、
画面内の電気的特性の検査を行った後で、走査配線と信
号配線とを再度電気的に接続することができるので、そ
の後の液晶工程においても、静電破壊を防ぐことができ
る。再接続用コンタクトホールは、画像信号入力用コン
タクトホールを形成する際に同時に形成することができ
る。
【0050】また、請求項3に記載の本発明によれば、
走査配線と信号配線との接続部分を一時的に切り離す際
にウェットエッチングを用いることができるので、ドラ
イエッチングで切り離した場合に生じるようなプラズマ
ダメージによる静電破壊やガラスを分断して切り離した
場合に生じるような静電気等による静電破壊を防ぐこと
ができる。また、液晶工程終了後に電気的に接続されて
いる各配線の切り離しもウェットエッチングにより行う
ことができる。
【0051】さらに、請求項4に記載の本発明によれ
ば、走査配線と信号配線とを再度電気的に接続する際に
透明導電膜を用いることにより、画素電極の形成工程と
同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置におけるアクティブ
マトリクス基板の平面図である。
【図2】(A)は図1のA−A’線における断面図であ
り、(B)は図1のB−B’線における断面図であり、
(C)は図1のC−C’線における断面図である。
【図3】(A−1)〜(E−1)は図1のA−A’線部
分の製造工程を示す断面図であり、(A−2)〜(E−
2)は図1のB−B’線部分の製造工程を示す断面図で
あり、(A−3)〜(E−3)は図1のC−C’線部分
の製造工程を示す断面図である。
【図4】(A−1)〜(F−1)は図1のA−A’線部
分の製造工程を示す断面図であり、(A−2)〜(F−
2)図1のB−B’線部分の製造工程を示す断面図であ
り、(A−3)〜(F−3)は図1のC−C’線部分の
製造工程を示す断面図である。
【図5】(A−1)〜(C−1)は図1のA−A’線部
分の製造工程を示す断面図であり、(A−2)〜(C−
2)は図1のB−B’線部分の製造工程を示す断面図で
あり、(A−3)〜(C−3)は図1のC−C’線部分
の製造工程を示す断面図である。
【図6】従来の液晶表示装置におけるアクティブマトリ
クス基板の平面図である。
【図7】図6のD−D’線における断面図である。
【図8】従来の液晶表示装置におけるTFTの製造工程
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 多結晶半導体膜 3 ゲート絶縁膜 4 ゲート配線 4a ゲート電極 5 層間絶縁膜 6 ソース配線 6a ソース電極 6b ドレイン電極 6c、8a 短絡配線 7 TFTの保護膜 8 画素電極 9a、9b 不純物注入領域 10a ソース領域 10b ドレイン領域 10c チャネル領域 11a ソースコンタクトホール 11b ドレインコンタクトホール 11c ゲート配線側の短絡配線用コンタクトホール 12a、12b フォトレジストパターン 13a 画像信号入力用コンタクトホール 13b 再接続のための短絡配線用コンタクトホール 13c 接続切り離し用の開口部 14a、14b 回路用コンタクトホール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示媒体を挟んで対向配置される一対の
    基板のうちの一方の基板上に、複数の信号配線と複数の
    走査配線とが絶縁膜を介して互いに交差して設けられ、
    各信号配線と各走査配線との交差部近傍に、両配線に電
    気的に接続されている薄膜トランジスタを有する液晶表
    示装置を製造する方法であって、 該一方の基板に該走査配線、該信号配線および該スイッ
    チング素子を形成すると共に、各信号配線と各走査配線
    とを配線端部近傍において電気的に接続する第1接続部
    材を形成する工程と、 該走査配線、該信号配線および該スイッチング素子を覆
    う保護膜を形成する工程と、 該薄膜トランジスタ近傍上の保護膜部分に該薄膜トラン
    ジスタのドレイン電極まで達するように画像信号入力用
    コンタクトホールを形成すると共に、該第1接続部材上
    の保護膜部分に各第1接続部材まで達するように接続切
    り離し用開口部を形成する工程と、 各接続切り離し用開口部から露出している第1接続部材
    部分を除去して各信号配線と各走査配線とを電気的に切
    り離し、該一方の基板に対して電気的検査を行う工程と
    を含む液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記接続切り離し用開口部を形成する工
    程において、該接続切り離し用開口部の両側の前記保護
    膜部分に前記各第1接続部材まで達するように再接続用
    コンタクトホールを形成し、 前記一方の基板に対して電気的特性の検査を行った後、
    該接続切り離し用開口部の両側の再接続用コンタクトホ
    ールにわたって第2接続部材を形成し、該再接続用コン
    タクトホールを介して該第1接続部材部分と該第2接続
    部材とを電気的に接続して各走査配線と各信号配線を再
    度電気的に接続する請求項1に記載の液晶表示装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記走査配線と前記信号配線とを接続す
    る第1接続部材および第2接続部材をウェットエッチン
    グ可能な材料により形成する請求項1または2に記載の
    液晶表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2接続部材を透明導電膜により形
    成する請求項2または3に記載の液晶表示装置の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019197232A (ja) * 2000-02-22 2019-11-14 株式会社半導体エネルギー研究所 液晶表示装置

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