JPH1110918A - 誤差拡散ハーフトーンの色相関補正方法 - Google Patents

誤差拡散ハーフトーンの色相関補正方法

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JPH1110918A
JPH1110918A JP10192442A JP19244298A JPH1110918A JP H1110918 A JPH1110918 A JP H1110918A JP 10192442 A JP10192442 A JP 10192442A JP 19244298 A JP19244298 A JP 19244298A JP H1110918 A JPH1110918 A JP H1110918A
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cyan
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JP10192442A
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Jay S Gondek
ジェイ・エス・ゴンデク
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Hewlett Packard Co
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー画像を印刷する際、3原色のシアンとマ
ゼンタとイエローのドットが、元のカラー画像を再現す
るために所望の色調を実現するように様々な組み合わせ
で印刷される。従来技術の誤差拡散方法は、一時に1つ
のカラー・プレーン(たとえば、シアン、マゼンタ、ま
たはイエロー)にのみ作用する。こうしたタイプの誤差
拡散方法は、残りの色のドット・パターンと無関係に、
それぞれ個別の色について視覚的に好適なドット・パタ
ーン(すなわち、分散ドット)を生成し、その結果、異
なる色の偶然に重なり合ったカラー・ドット・パターン
が発生する。 【解決手段】本発明は、カラー・プレーンのいずれにお
けるドットの配置を決定する際に、複数のカラー・プレ
ーンを考慮しながら誤差拡散ハーフトーン化を実行す
る。その結果、異なる色の重なり合ったカラー・ドット
・パターンが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像処理方
法に関し、より詳細には、異なるカラー・プレーンから
印刷されるドットを相関させて、異なるカラー・ドット
の視覚的により好適な組み合わせを生成する誤差拡散法
に関する。
【0002】
【従来の技術】地図、図面、絵などの画像は、2次元マ
トリックスの画素(ピクセル)として表すことができ
る。各ピクセルの空間解像度および輝度レベルは使用す
る特定の出力装置に対応するように選択される。たとえ
ば、通常のコンピュータ・モニタは、1インチ(25.
4ミリメートル)当たり75個のドット(DPI)で画
像を表示し、各色ごとに256レベルの輝度を有する。
この種のモニタは、加法原色、すなわち赤、緑、青(R
GB)を使用し、この3色を組み合わせて無数の色およ
び黒も生成することができる。
【0003】インクジェット・プリンタなどの通常のハ
ードコピー出力装置は、2値装置であって、印刷媒体上
の各ピクセルすなわち可能なドット位置を2つのレベ
ル、すなわちオンまたはオフでしか印刷できない。した
がって、モニタ・ベースのバージョンの画像(各色当た
り256レベルの輝度)または別のバージョンのカラー
画像を2値バージョン(各色当たり2レベルの輝度)に
変換する何らかの手段を設けなければならない。この変
換方法は普通ハーフトーン化と呼ばれる。ハーフトーン
化の諸方法は、Robert Ulichney著「D
igital Halftoning」、MIT Pr
ess(1987年)に記載されており、その開示を参
照により本明細書に合体する。
【0004】ハーフトーン化のための1つの主な手法
は、誤差拡散である。1つのドットを印刷するか否かの
決定が、このピクセルの「理想的」輝度(すなわち、2
56の可能な輝度のうちの1つ)だけでなく、それ以前
に処理されたピクセルについて行われたことにも基づい
て行われる。本発明は、誤差拡散法を対象とする。
【0005】以下の説明では、ピクセル輝度は、0と2
55の間の範囲にあると仮定する。誤差拡散において
は、あるドットが印刷される可能性がある各点で、0と
255の間の元の画像ピクセル輝度と累積誤差の和が、
以前に選択されたしきい値と比較される。画像ピクセル
輝度が、しきい値より大きい場合、ドット(輝度25
5)がこのピクセルに割り当てられる。画像ピクセル輝
度がしきい値より大きくない場合、ドット(輝度0)は
このピクセルに割り当てられない。どちらの場合でも、
割り当てられた実際のドット値(0または255)と、
理想画像ピクセル輝度にこの点の累積誤差を加えたもの
との輝度差が導出され、この差がその後で処理される他
のピクセルに「拡散」される誤差項になる。言い換える
と、画像ピクセル輝度にその後で処理されるピクセルの
累積誤差を加えたものに拡散誤差項が加えられ、次いで
得られたこの全計画像ピクセル輝度が誤差拡散しきい値
と比較されて、ドットを印刷すべきかどうか決定され
る。通常のしきい値は、最大理論画像ピクセル輝度の5
0%である。たとえば1ピクセル当たり256の輝度レ
ベル(0〜255)がある場合、しきい値としてレベル
128を選ぶことができる。他の誤差拡散法では、目立
ったドット・パターンが印刷されるのを回避するため
に、しきい値を変化させる。
【0006】よく知られた誤差拡散法が、R.Floy
dおよびL.Steinbergの論文「Adapti
ve Algorithm for Spatial
Grey Scale」、SID Int’l.Sy
m.Digest of Tech.Papers、3
6〜37頁(1975年)に記載されており、その開示
を参照により本明細書に合体する。FloydおよびS
teinbergの誤差拡散法は、1組4個の周囲ピク
セル中に誤差を拡散させるものである。4項より高次の
項を有する誤差拡散も使用できる。参照により本明細書
に合体する、本譲受人に譲渡されたDavid Bar
tonの米国特許第5,313,287号は、別の誤差
拡散法を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】カラー画像を印刷する
際、3原色のシアンとマゼンタとイエローのドットが、
元のカラー画像を再現するために所望の色調を実現する
ように様々な組み合わせで印刷されなければならない。
周知の多くの誤差拡散方法は、一時に1つのカラー・プ
レーン(たとえば、シアン、マゼンタ、またはイエロ
ー)に作用する。こうしたタイプの誤差拡散方法は、残
りの色のドット・パターンと無関係に、それぞれ別々の
色について視覚的に好適なドット・パターン(すなわ
ち、分散ドット)を生成しようとする。偶然により、こ
の重なり合ったカラー・ドット・パターンは、図1に示
すように互いに重なり合った、または互いに隣接した異
なる色の2個以上のドットを必然的にもたらし、これは
人間の目にはドットの塊と知覚される。
【0008】図1は、マゼンタ・ドット4およびシアン
・ドット6を使用する従来技術の多色ドット・パターン
の1例を示す。全体の色調は、ライト・ブルー色であ
る。シアン・プレーンとマゼンタ・プレーンがオーバラ
ップする場合、(位置7などで)シアン・ドットおよび
マゼンタ・ドットが隣接しているので、好ましくないド
ット・パターンが偶然に形成される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラー・プレ
ーンのいずれにおけるドットの配置を決定する際に、多
数のカラー・プレーンを考慮しながら誤差拡散ハーフト
ーン化を実行する。この方法は使用して、既存の大抵の
誤差拡散方法を増補することができる。好適な方法で
は、マゼンタ・ドットとシアン・ドットの間の相関補正
のみが実行され、イエロー・ドットとの相関補正は実行
されない。というのは、シアン・ドットおよびマゼンタ
・ドットはイエロー・ドットより濃く、隣接するシアン
・ドットおよびマゼンタ・ドットは、イエロー・ドット
に隣接するシアン・ドットまたはマゼンタ・ドットより
はるかに目立つからである。しかし、本明細書に記載の
方法を使用して3枚または複数枚のカラー・プレーンの
相関補正を実行することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
【0011】
【実施例】図2は、本明細書に記載の誤差拡散方法の全
体または一部を実行するための処理回路を含むあるタイ
プのカラー・インクジェット・プリンタ10を示す。カ
ラー・インクジェット・プリンタは、カバー11、白紙
14を保持する用紙トレイ12、印刷された頁を受け取
る出力トレイ15、カラー印刷カートリッジ16、およ
び用紙上にドットが印刷される間、スライド・バー20
に沿って摺動する走査カートリッジ18を含む。カラー
印刷カートリッジ16は、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)のインク
印刷カートリッジを含む。
【0012】図3は、ホスト・コンピュータ22、モニ
タ23(たとえば、CRT(陰極線管))、およびプリ
ンタ24を含む印刷システムの略図である。プリンタ2
4は、走査キャリッジ中の3色(CMY)インクジェッ
ト印刷カートリッジ25をブラック・インクジェット印
刷カートリッジ26と共に使用するタイプのカラー・イ
ンクジェット・プリンタである。その代わりに、図2の
プリンタ10をコンピュータ22に接続することもでき
る。プリンタ24は、印刷カートリッジ25および26
によるドットの印刷を制御するためのプリンタ制御装置
28を含む。これらの印刷カートリッジは、300ドッ
ト/インチ(DPI)、600DPI、または他のいず
れかの解像度で印刷する。
【0013】図4は、コンピュータ22からプリンタ2
4への画像情報の標準的な流れを示す。画像は最初に生
成されまたはコンピュータ22のメモリ中に導入され
る。コンピュータ・モニタ23上に表示するために、こ
の画像は加法RGB色空間で表される。画面上の各ピク
セル位置は、赤、緑、および青で256(0〜255)
レベルの輝度のうちのいずれか1レベルで照明すること
ができる。256レベル(28=256)を表すために
8ビットが必要である。3原色のそれぞれが8ビットを
必要とし、したがって、RGBカラー・モニタは24ビ
ットのカラー(3×8=24)を生成する。この画像
は、特定のモニタの空間解像度で表される。通常のモニ
タは、垂直方向および水平方向に75ピクセル/直線イ
ンチ(75DPI)である。
【0014】ステップ30で、24ビットRGBカラー
画像はコンピュータ22のメモリ中に保持され、モニタ
23上に表示できるようになる。
【0015】ステップ32で、メモリ中の画像はプリン
タの解像度で24ビットのRGB画像に変換される。通
常のインクジェット・プリンタは、300DPIまたは
600DPIまたは1200DPIの解像度を有する。
通常、プリンタはCMY減法色またはCMYK減法色で
印刷するが、ステップ32の画像処理では、プリンタが
RGB装置であると見なすと好都合である。というの
は、カラー・モニタRGB値を後で直接CMYKに変換
すると、通常色度の合致が生じるからである。しかし、
合致する値のすべてが必ずしも同じ画像品質を生じると
はかぎらない。ある選択は目に見えるノイズを多く含
み、他の選択は画像のハーフトーン移行中に望ましくな
い不連続性をもたらす可能性がある。
【0016】ステップ34で、プリンタRGBカラー画
像が、ルックアップ・テーブルまたは他の通常の変換手
段を使用してCMYK色空間に変換される。
【0017】ステップ36で、CMYK画像が、画像を
1色当たり8ビットの4プレーン(CMYK)から4プ
レーン2値色(オンまたはオフのドット)にプリンタの
DPI解像度で変換するためにハーフトーン化される。
言い換えると、各ピクセル位置の色および輝度(0〜2
55)が、印刷されるC、M、Y、またはKのオンまた
はオフのドット(0または255の輝度)のパターンに
変換され、それが印刷される。このハーフトーン化され
た画像(画像全体の一部でもよい)がメモリに記憶され
る。ステップ36については後でさらに詳しく説明す
る。
【0018】ステップ38で、Hewlett−Pac
kard社のプリンタ制御言語(PCL)中で識別され
るようなエスケープ・シーケンスを使用するなど通常は
効率的な通信方法を使用して、ハーフトーン画像がプリ
ンタに送られる。ステップ36で生成される画像は、頁
上の各ピクセル位置で印刷される各色のドット数および
ドットの位置に関する情報をすべて含む。プリンタ制御
装置28(図3)は、これらのドットをいつ印刷すべき
か(すなわち、1回のパスでか、それとも多数回のパス
でか)を決定する。インクジェット印刷の性質上、複数
回のパスでドットを書き記し、個々のパスをある種の市
松模様または他の疎らなパターンで印刷するのがしばし
ば有利である。また、スワース間に生じる可能性がある
アーティファクトを隠すためにこの透き間のパターンに
よってパスをオーバラップすることも有効である。ドッ
トが書き記されるパスおよびパターンを決定するこの手
順は「プリント・モード」と呼ばれる。
【0019】次に、残りの図を参照して、ハーフトーン
化ステップ36を詳しく説明する。
【0020】プリンタの種類に応じて、図4に関して論
じた機能を(処理機能を実施するようにプログラムされ
た)ホスト・コンピュータによって、またはプリンタに
よって実行できることを理解されたい。たとえば、「ス
マート」プリンタでは、ステップ32からステップ38
まで、すべてプリンタで実行することができる。一方、
プリンタのメモリ・コストを節約するために、機能(3
2)から機能(38)までのすべてまたは一部をホスト
・コンピュータで実行することもできる。
【0021】ハーフトーン化ステップの前に、フル・カ
ラー画像の別々の画像表現が、印刷される各原色(Cま
たはMまたはYまたはK)のプレーンに記憶されるもの
と仮定する。これを、図5〜図7に関して説明する。
【0022】図5は、フル・カラー画像中の3×3ブロ
ックのピクセル40をコンピュータ・モニタの解像度で
示す。各ピクセルは、ライト・ブルー(LB)と知覚さ
れる色輝度を有する。以下では、全範囲の色輝度を伝達
するために、1ピクセル当たりの輝度の範囲が0〜25
5にあると仮定する。図6および図7は、図5と同じ3
×3のピクセル・ブロックを示すが、ライト・ブルーの
全体的色調を生成するのに必要な、各ピクセル領域中に
0から255のうち44のシアン輝度(図6)および各
ピクセル領域中に0から255のうち33のマゼンタ輝
度(図7)を示す。2枚のプレーン中のシアン輝度とマ
ゼンタ輝度の組み合わせが最終的な所望の色調を生成す
ることになる。シアン輝度およびマゼンタ輝度はある面
積中のドットの数に比例し、輝度255はこの面積がシ
アン・ドットまたはマゼンタ・ドットによって完全に塗
りつぶされていることを示す。元のピクセル位置1点当
たりの実際のドットの数は、元の画像の解像度(ピクセ
ル密度)およびプリンタの解像度(1インチ当たりのド
ット数)によって決まる。
【0023】したがって、図4のステップ34までは完
了したと想定し、次にハーフトーン化のステップを実行
する。
【0024】誤差拡散方法では、潜在的ドット位置を表
す各点について、ハードコピー出力装置で印刷されるも
の(たとえば、0または255輝度のシアン・ドット)
と実際の画像ピクセル輝度(たとえば、44輝度のシア
ン・ドット)の間に通常は差があることを認識する。こ
の誤差がないのは、画像ピクセル輝度がちょうど255
(ドットが印刷される)または0である場合(ドットが
印刷されない)だけである。しかし、こうした状況はま
れである。したがって、通常は誤差がある。1個のドッ
トが印刷され、その輝度レベルが255未満の場合、誤
差は正である(すなわち、画像ピクセルによって実際に
要求されるよりも多くの色調レベルが印刷された)。ド
ットが印刷されず、画像ピクセルがゼロより大きい場
合、誤差は負である(すなわち、画像ピクセルによって
要求されるよりも少ない色調レベルが印刷された)。誤
差拡散法は、この誤差を隣接するピクセルに拡散しよう
とするものである。
【0025】下記の例では、再現される図5のライト・
ブルーの色調が、図6および図7に示すシアン輝度およ
びマゼンタ輝度のシアン・ドットとマゼンタ・ドットの
組み合わせを必要とすると仮定する。異なる色調では、
イエロー・ドットまたはブラック・ドットをシアン・ド
ットおよびマゼンタ・ドットと組み合わせて使用するこ
とも必要である。それ以前のシアン・ドットの印刷から
生じる累積誤差に基づいてシアン・ドットを印刷するか
どうか評価する標準の誤差拡散法の代りに、好適な誤差
拡散法では、それ以前のシアン・ドットとマゼンタ・ド
ットの組み合わせた誤差に基づいてシアンとマゼンタの
どちらを印刷すべきかを選択する。
【0026】図8は、各ドット位置に関する好適な誤差
拡散処理の基本ステップを示す流れ図である。ステップ
48で、しきい値が選択される。このしきい値は、ドッ
ト・パターンが目立つことを避けるために疑似ランダム
に選択することができる。これは、1997年3月6日
出願のYidong ChenおよびStevenMi
llerの「Fast Error Diffusio
n Algorithm(高速誤差拡散アルゴリズ
ム)」という名称の米国特許出願第08/812,77
7号に記載されており、その開示を参照により本明細書
に合体する。しきい値は、テーブルから選択することも
でき、またハーフトーン化処理の間中固定することもで
きる。
【0027】ステップ50、ステップ51、ステップ5
2では、処理中の特定のピクセルのシアン輝度、マゼン
タ輝度、イエロー輝度が決定される。ステップ50から
52は、通常の方法を使用して並行に実行することがで
きる。たとえば、ルックアップ・テーブルまたは他の通
常の手段を使用して、この特定のピクセルの8ビットR
GB輝度を、CMYカラー・プレーンの0〜255輝度
と相互参照させることができる。CMY輝度を決定する
ためのステップは、図4のステップ34の一部分として
実行することもできる。
【0028】ステップ54は、ステップ50から52と
並行して実行することもでき、シアンおよびマゼンタの
組み合わせ輝度が決定される。この(c+m)輝度は、
個々のc輝度とm輝度を加えることによって得られ、し
たがって(c+m)輝度の範囲は、0〜510となる。
【0029】ステップ56では、あるピクセル位置の
(c+m)輝度がこのピクセル面積の100%塗りつぶ
し(255輝度)より小さいかどうか判定される。(c
+m)の輝度が255か、または255より大きい場
合、隣接するドットが必要となり、通常の誤差拡散法
(または、Y.Chen他の出願に記載の誤差拡散法)
を使用してシアン・ドットおよびマゼンタ・ドットを印
刷することができる。さらに具体的に言うと、(c+
m)が255または255より大きい場合、ステップ5
8で、このシアン輝度と累積シアン誤差の和がしきい値
を超えるかどうか判定する。超える場合、シアン・ドッ
トが印刷され(ステップ59)、超えない場合は、シア
ン・ドットは印刷されない(ステップ60)。ステップ
62では、このマゼンタ輝度と累積マゼンタ誤差の和が
しきい値を超えるかどうか判定する。超える場合、マゼ
ンタ・ドットが印刷され(ステップ63)、超えない場
合は、マゼンタ・ドットは印刷されない(ステップ6
4)。
【0030】(c+m)が255より小さい場合、本発
明が実施される。ステップ68で、シアン・ドットとマ
ゼンタ・ドットの累積誤差の和を求める。ただし、シア
ン成分の誤差(ce)は、このドット位置の拡散シアン
誤差であり、マゼンタ成分の誤差(me)は、このドッ
ト位置の拡散マゼンタ誤差である。好適実施形態では、
本発明は以前に参照により合体したY.Chen他の出
願に記載の誤差拡散法を修正する。図9に示したこの好
適な誤差拡散法では、2項誤差拡散が使用される。処理
中のピクセル(すなわち、ドット位置)(たとえば、ピ
クセル70)から導出される誤差が、後続の水平方向の
ピクセル71、および垂直方向に隣接するピクセル72
に拡散される。拡散される誤差の割合は、これらの隣接
するピクセルのそれぞれに対し1/2(50%)であ
る。次いで、この後続のドット位置71および72でド
ットを印刷するか否かの判定が、所望の輝度と誤差の和
がしきい値を超えるかどうかに基づいて行われる。
【0031】(c+m)輝度が255より小さい(すな
わち、(c+m)の100%塗りつぶしより少ない)と
すると、図8のステップ74で、シアン輝度(c)とシ
アン誤差(ce)とマゼンタ輝度(m)とマゼンタ誤差
(me)を合算する。
【0032】ステップ76で、(c+ce+m+me)が
しきい値レベルより大きいかどうか判定する。好適な方
法では、しきい値レベルは比較的低く選ばれ、しきい値
レベルは乱数を使って変調される。低レベルのしきい値
は起動遅延を短縮し、その上変調されたしきい値が視覚
上認識されるパターンを解消する。しきい値変調は25
6要素の線形アレイであり、その値は5から68までの
範囲の一連のランダムしきい値である。これらのしきい
値の平均輝度レベルは36.5であり、これは最大許容
レベル256の約14%である。
【0033】ステップ76の結果がYesの場合、ステ
ップ78でこのドット位置のシアン輝度(c)と累積シ
アン誤差(ce)の和が、このドット位置のマゼンタ輝
度(m)と累積マゼンタ誤差(me)の和より大きいか
どうか判定する。大きい場合、シアン・ドットが印刷さ
れ(ステップ80)、大きくない場合はマゼンタ・ドッ
トが印刷される(ステップ82)。
【0034】ステップ76の結果がNoの場合、ステップ
84で、シアン・ドットまたはマゼンタ・ドットを印刷
しない。印刷処置または非印刷処置のそれぞれについ
て、結果として生じる誤差は他のドット位置に拡散され
る。
【0035】好適実施形態では、画像の各行が処理され
た後、処理の方向が反転され、誤差拡散法は逆方向処理
システムを使用することになる。順方向経路も使用する
ことができる。
【0036】生成される色調がシアンとマゼンタのどち
らか一方だけを使用する場合、シアン輝度またはマゼン
タ輝度のどちらかがゼロになるはずであり、またシアン
誤差またはマゼンタ誤差のどちらかがゼロになるはずで
ある。どちらの場合も、前述の好適処理が依然として正
確にシアン・ドットおよびマゼンタ・ドットの所望密度
を印刷する。(c+ce)が(m+me)より大きいとシ
アン・ドットを印刷させ、または(m+me)が(c+
e)より大きいとマゼンタ・ドットを印刷させるから
である。あるいは、ある色を再現するのにシアンとマゼ
ンタのどちらも必要でない場合、通常の誤差拡散法が使
用できる。
【0037】イエロー・ドットを印刷するかどうかの決
定は、シアン・ドットおよびマゼンタ・ドットを印刷す
るステップと並行して実行される。好適実施形態では、
イエロー・ドットを印刷するかどうかの決定は、図9に
関して説明した誤差拡散法を使用し、図8にステップ8
6、87、88、89として示すステップを含む。
【0038】シアン輝度とマゼンタ輝度の組み合わせ、
およびその組み合わせ誤差に基づいて、シアン・ドット
およびマゼンタ・ドットを印刷するかどうか決定する前
記処理を使用することにより、ドット・パターン内のシ
アン・ドットおよびマゼンタ・ドットの分散がうまく形
成される。アルゴリズムは次のようになる。
【0039】 代替の実施形態では、イエロー・プレーンさえも、上述
と同様の方法でシアン・プレーンおよびマゼンタ・プレ
ーンを用いて相関補正される。色調値および累積誤差に
基づく最高優先度を有するカラー・ドット(CまたはM
またはY)が印刷される。これによって、Cドット、M
ドット、およびYドットが分散されることになる。
【0040】さらに、再現される色調を、中間シアンお
よび中間マゼンタに加えて、淡いシアン、淡いマゼン
タ、濃いシアン、濃いマゼンタなど追加のプレーンの組
み合わせによって生成することもできる。ブラックも追
加プレーンとして含めることができる。プリンタによっ
ては、シアン、マゼンタ、イエロー、オレンジ、グリー
ン、ブラックのカラー・プレーンを使用するものもあ
る。本発明は、1群の色内の隣接するドットが印刷され
る可能性を減少させるために、このプレーンのすべての
組み合わせに適用される。
【0041】また多数のプレーンで相関補正する際に、
印刷されるインクに優先順位を付けることもできる。シ
アン・インク、マゼンタ・インク、およびブラック・イ
ンクについてのこの優先順位付け方法の1例のアルゴリ
ズムを示す(話を簡単にするために、イエローは対象と
されない)。
【0042】If (c+m+k)<255 c,m,kのうちの1つを噴射する else if (c+k)<255 (cまたはk)を噴射し、誤差をmへ拡散する else if (m+k)<255 (mまたはk)を噴射し、誤差をcへ拡散する else if (c+m)<255 (cまたはm)を噴射し、誤差をkへ拡散する 図10は、図6および図7に示した輝度を有するシアン
・ドット6とマゼンタ・ドット4の組み合わせを使用し
て印刷されたライト・ブルーの色調の例である。図を見
るとわかるが、隣接した、または重なり合ったシアン・
ドットおよびマゼンタ・ドットがなく、図1に示す従来
技術のドット・パターンより視覚的により好適なドット
・パターンが生成される。
【0043】この実証済みの方法は、ハーフトーン化の
ための他の誤差拡散法と同じくらい高速である。
【0044】本発明の特定の実施形態を示し説明した
が、本発明のさらに広い態様において本発明から逸脱す
ることなく、変更および修正を加えることができること
は、当業者なら自明であろう。したがって、添付の特許
請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲に含まれる
すべての変更および修正をその範囲内に包含するもので
ある。
【0045】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0046】(実施態様1).以下(a)及び(b)の
ステップを含むことを特徴とするハーフトーン化方法、
(a)第1カラー・インクのドット(6)が印刷される
か、それとも第2カラー・インクのドット(4)が印刷
されるかを判定するために誤差拡散を実行するステップ
と、(b)前記第1カラーのドットの印刷を、前記第2
カラーのドットと相関させて、前記第1カラーの印刷さ
れたドットが前記第2カラーの印刷されたドットに直接
隣接する可能性を減少させるステップ。
【0047】(実施態様2)実施態様1に記載の方法で
あって、前記誤差拡散を実行するステップと、および前
記ドットの印刷を相関させるステップが、少なくとも第
3のカラー・インクについても実行され、さらに、以下
のステップを含むことを特徴とする方法、印刷すべきカ
ラー・インク・ドットを決定する際に、前記第1カラー
・インク、前記第2カラー・インク、および前記第3カ
ラー・インクに優先順位を付けるステップ。
【0048】(実施態様3)実施態様2に記載の方法で
あって、さらに次のステップを含むことを特徴とする方
法、前記誤差拡散を実行するステップ、前記ドットの印
刷を相関させるステップ、および前記優先順位付けする
ステップに基づいて、前記第1カラー・インク、前記第
2カラー・インクまたは前記第3カラー・インクのドッ
トを印刷するステップ、 (実施態様4)実施態様1から3に記載の方法であっ
て、前記誤差拡散を実行するステップおよび前記印刷を
相関させるステップが、以下(a)から(i)のステップ
を含むことを特徴とする方法、(a)前記第1カラーお
よび前記第2カラーを含めて、少なくとも2つのカラー
を使用して再現される色調を決定するステップ(34)
と、(b)しきい値を設定するステップ(48)と、
(c)再現される前記色調中の前記第1カラー成分の輝
度を識別するステップ(50)と、(d)再現される前
記色調中の前記第2カラー成分の輝度を識別するステッ
プ(51)と、(e)前記第1カラーの印刷されたドッ
ト(6)と前記第1カラーの所望の輝度の間の輝度誤差
を意味する第1誤差値を累計するステップ(68)と、
(f)前記第2カラーの印刷されたドット(4)と前記
第2カラーの所望の輝度の間の輝度誤差を意味する第2
誤差値を累計するステップ(68)と、(g)前記第1
カラーの前記所望輝度、前記第1誤差値、前記第2カラ
ーの前記所望輝度、および前記第2誤差値を合計して合
計値を生成するステップ(74)と、(h)前記合計値
が前記しきい値より大きいかどうか判定し、大きい場合
は、前記第1カラーのドットと前記第2カラーのドット
のどちらを印刷すべきか決定するステップ(76)と、
(i)前記第1カラーの前記所望輝度と前記第1誤差値
の和が前記第2カラーの前記所望輝度と前記第2誤差値
の和より大きいかどうか判定し(78)、大きい場合
は、前記第1カラーの前記ドットを印刷し(82)、ま
た大きくない場合は、前記第2カラーの前記ドットを印
刷するステップ(80)。
【0049】(実施態様5)前記第1カラーがシアン
(6)であり、前記第2カラーがマゼンタ(4)である
ことを特徴とする実施態様4に記載の方法。
【0050】(実施態様6)実施態様4に記載の方法で
あって、ステップ(g)における前記合計値が、前記第
1カラーおよび/または前記第2カラーのドットの塗り
つぶしより少ない値に等しいと判定された場合(5
6)、単にステップ(h)およびステップ(i)が実行
されることを特徴とする方法。
【0051】(実施態様7)実施態様6に記載の方法で
あって、ステップ(g)において、前記合計値が、前記
第1カラーおよび/または前記第2カラーのドットの前
記塗りつぶしに等しいかまたはそれより大きいと判定さ
れた場合、誤差拡散処理(58、62)を使用して、前
記第1カラーおよび前記第2カラーの輝度および誤差値
を組み合わせない前記第1カラーの前記ドット(6)ま
たは前記第2カラーの前記ドット(4)を印刷すること
を特徴とする方法。
【0052】(実施態様8)実施態様4に記載の方法で
あって、前記ステップ(d)と(e)の間に前記第1カ
ラーのドット(6)および前記第2カラーのドット
(4)を印刷するステップをさらに含むことを特徴とす
る方法。
【0053】(実施態様9)実施態様8に記載の方法で
あって、前記第1カラーの前記ドット(6)および前記
第2カラーの前記ドット(4)を強制的に互いに分離さ
せ、隣接しないようにすることを特徴とする方法。
【0054】(実施態様10)プリンタ(10、24)
とコンピュータ(22)を含む印刷システムであって、
前記印刷システムが多数のカラー・プレーンからのドッ
トの印刷を相関させて、任意のカラーの印刷されたドッ
トが直接互いに隣接する可能性を減少させるハーフトー
ン化方法を実行し、前記方法は以下(a)から(i)を
含むことを特徴とする、(a)前記第1カラーおよび前
記第2カラーを含めて、少なくとも2つのカラーを使用
して再現される色調を決定するステップ(34)と、
(b)しきい値を設定するステップ(48)と、(c)
再現される前記色調中の前記第1カラー成分の輝度を識
別するステップ(50)と、(d)再現される前記色調
中の前記第2カラー成分の輝度を識別するステップ(5
1)と、(e)前記第1カラーの印刷されたドット
(6)と前記第1カラーの所望の輝度の間の輝度誤差を
意味する第1誤差値を累計するステップ(68)と、
(f)前記第2カラーの印刷されたドット(4)と前記
第2カラーの所望の輝度の間の輝度誤差を意味する第2
誤差値を累計するステップ(68)と、(g)前記第1
カラーの前記所望輝度、前記第1誤差値、前記第2カラ
ーの前記所望輝度、および前記第2誤差値を合計して、
合計値を生成するステップ(74)と、(h)前記合計
値が前記しきい値より大きいかどうか判定し、大きい場
合は、前記第1カラーのドットと前記第2カラーのドッ
トのどちらを印刷すべきか決定するステップ(76)
と、(i)前記第1カラーの前記所望輝度と前記第1誤
差値の和が前記第2カラーの前記所望輝度と前記第2誤
差値の和より大きいかどうか判定し(78)、大きい場
合は、前記第1カラーの前記ドットを印刷し(82)、
また大きくない場合は、前記第2カラーの前記ドットを
印刷するステップ(80)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シアン・ドットおよびマゼンタ・ドットの配
置を表す従来技術のドット・パターンを示す図である。
【図2】 好適な誤差拡散方法の全体、または一部を実
行するための処理回路を含むカラー・インクジェット・
プリンタを示す図である。
【図3】 コンピュータまたはプリンタあるいはその両
方で本発明の誤差拡散方法を実行する、インクジェット
・プリンタに接続されたコンピュータを示す図である。
【図4】 図3のコンピュータおよびプリンタによって
実行される一般的方法を示す図である。
【図5】 3×3ブロックのピクセルおよびハーフトー
ン化によって再現されるピクセルの色調値を示す図であ
る。
【図6】 図5の3×3ブロックのピクセルを示すが、
色調値のシアン成分の輝度を識別する図である。
【図7】 図5の3×3ブロックのピクセルを示すが、
色調値のマゼンタ成分の輝度を識別する図である。
【図8A】 コンピュータまたはプリンタまたは両者の
組み合わせによって実行されるハーフトーン化をさらに
詳細に説明する流れ図である。
【図8B】 コンピュータまたはプリンタまたは両者の
組み合わせによって実行されるハーフトーン化をさらに
詳細に説明する流れ図である。
【図9】 ドット位置および2つの隣接するドット位置
に拡散される誤差部分を示す図である。
【図10】 同じライト・ブルーの色調値を生成するた
めに図1のドット・パターンと対比して本発明の誤差拡
散方法を使用して印刷したシアン・ドットとマゼンタ・
ドットのドット・パターンの1例を示す図である。
【符号の説明】
10、24:プリンタ 16:カラー印刷カートリッジ 18:走査カートリッジ 22:ホストコンピュータ 23:モニター 25:3色(CMY)インクジェット印刷カートリッジ 26:ブラック・インクジェット印刷カートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下(a)及び(b)のステップを含むこ
    とを特徴とするハーフトーン化方法、(a)第1カラー
    ・インクのドットが印刷されるか、それとも第2カラー
    ・インクのドットが印刷されるかを判定するために誤差
    拡散を実行するステップと、(b)前記第1カラーのド
    ットの印刷を、前記第2カラーのドットと相関させて、
    前記第1カラーの印刷されたドットが前記第2カラーの
    印刷されたドットに直接隣接する可能性を減少させるス
    テップ。
JP10192442A 1997-06-23 1998-06-23 誤差拡散ハーフトーンの色相関補正方法 Pending JPH1110918A (ja)

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US08/880,475 US5949965A (en) 1997-06-23 1997-06-23 Correlating cyan and magenta planes for error diffusion halftoning
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