JPH11108901A - 衝撃音によるクラッド材のヤング率測定方法及び装置 - Google Patents

衝撃音によるクラッド材のヤング率測定方法及び装置

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JPH11108901A
JPH11108901A JP9270950A JP27095097A JPH11108901A JP H11108901 A JPH11108901 A JP H11108901A JP 9270950 A JP9270950 A JP 9270950A JP 27095097 A JP27095097 A JP 27095097A JP H11108901 A JPH11108901 A JP H11108901A
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JP
Japan
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chamber
test piece
young
modulus
clad material
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JP9270950A
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Masaru Sakata
勝 坂田
Jiyuichi Oonabe
寿一 大鍋
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IHI Corp
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IHI Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
    • G01N2291/02827Elastic parameters, strength or force

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常温のみならず、高温又は低温においても、
クラッド材自体からその構成材料のヤング率を直接測定
することができるクラッド材のヤング率測定方法及び装
置を提供する 【解決手段】 異なる材質からなる2層A,Bが互いに
接合されたクラッド材から長方形断面の試験片1を準備
し、試験片をチャンバー2内に自由振動可能に吊り下
げ、物体を試験片に衝突させて衝撃音を発生させ、発生
した衝撃音を周波数分析して試験片の固有振動数を求
め、この固有振動数から試験片の等価曲げ剛性Bx,B
yを算出し、この等価曲げ剛性Bx,Byから2層のヤ
ング率E1 ,E 2 を算出する。チャンバーは、加熱又は
冷却可能であり、チャンバー内を所定の温度に保持し、
発生した衝撃音をチャンバー内に連通する検出口を通し
てチャンバーの外部から検出するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃音により、ク
ラッド材を構成する材料のヤング率を測定する測定方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】炭素繊維/炭素マトリックス複合材料
(以下、C/C複合材料という)は、2000℃以上の
高温で使用できる材料として、宇宙構造物などへの利用
に注目されている。しかしかかる複合材料は、空気中で
使用する場合には400℃程度から酸化するので、CV
Dなどによって、複合材料の少なくとも片面に炭化珪素
(SiC)などのセラミックス耐熱層を形成して使用す
る必要がある。また、このような積層構造の複合材料
(以下、クラッド材)を高温で使用するためには、高温
における縦弾性定数(ヤング率)を正確に測定する必要
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】縦弾性定数の測定は、
通常、引張試験によって行われる。この引張試験では試
験片に張力を加え、その張力(応力σ)と伸び(歪み
ε)の関係から、σ=Eεの関係式を適用して縦弾性定
数E(以下ヤング率という)を求める。しかし、かかる
引張試験では、脆い材料(例えば、セラミックス耐熱
層、コーティング材)のヤング率は測定できない問題点
があった。
【0004】また、引張試験が可能な延性材料であって
も、その高温におけるヤング率の測定は、原理的には可
能であっても、大型の加熱炉等を必要とし、一般には非
常に困難であった。更に、かかるクラッド材の構成材料
のヤング率をクラッド材自体から直接測定することは従
来できなかった。そのため、セラミックス層を有するク
ラッド材では、個々の構成材料の高温におけるヤング率
の測定は、実質的に不可能と考えられていた。
【0005】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の主目的は、
クラッド材自体からその構成材料のヤング率を直接測定
することができるクラッド材のヤング率測定方法及び装
置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、
常温のみならず、高温又は低温においても、クラッド材
の構成材料のヤング率を直接測定することができるクラ
ッド材のヤング率測定方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者等は、高
温又は低温における弾性係数を高精度に測定する手段と
して、「衝撃音による固体材料の弾性係数計測方法及び
その装置」を創案し出願した(特公平8−20343号
公報)。本発明は、かかる手段を更に発展させたもので
ある。
【0007】すなわち、本発明によれば、異なる材質か
らなる2層A,Bが互いに接合されたクラッド材から長
方形断面の試験片を準備し、試験片をチャンバー内に自
由振動可能に吊り下げ、物体を試験片に衝突させて衝撃
音を発生させ、発生した衝撃音を周波数分析して試験片
の固有振動数を求め、この固有振動数から試験片の等価
曲げ剛性Bx,Byを算出し、この等価曲げ剛性Bx,
Byから2層のヤング率E1 ,E2 を算出する、ことを
特徴とする衝撃音によるクラッド材のヤング率測定方法
が提供される。また、前記チャンバーは、加熱又は冷却
可能であり、該チャンバー内を所定の温度に保持し、発
生した衝撃音をチャンバー内に連通する検出口を通して
チャンバーの外部から検出する、ことが好ましい。
【0008】上記本発明の方法によれば、物体を試験片
に衝突させるだけで衝撃音を発生させて所望の計測がで
きるので、環境的にも空間的にも制約があるチャンバー
(炉室又は冷却室)内に特別な装置を設ける必要がなく
極めて簡単な計測手段とすることができる。また、チャ
ンバー内に連通する検出口を通してチャンバーの外部か
ら衝撃音を検出するので、炉室・冷却室内のような環境
的に厳しい場所に設けることが現実には困難である衝撃
音検出用のマイクロホンを炉室・冷却室の外部に設置す
ることが可能となり、高温・低温の試験片から発生する
衝撃音をマイクロホンで測定することができる。
【0009】更に本発明の方法によれば、発生した衝撃
音から固有振動数を求め、この固有振動数から試験片の
等価曲げ剛性Bx,By(数5,(15)(16))を
算出し、この等価曲げ剛性Bx,Byから2層のヤング
率E1 ,E2 を算出するので、クラッド材自体から、常
温のみならず、高温又は低温においても、その構成材料
のヤング率を直接測定することができる。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、2層
A,Bの厚さh1,2 と等価曲げ剛性Bx,Byから
(数2)により2層のヤング率E1 ,E2 を算出する。
【0011】
【数2】
【0012】この方法により、試験片の質量,外形寸法
のほかに2層A,Bの厚さh1,2を測定するだけで、
等価曲げ剛性Bx,Byから容易にかつ正確に2層のヤ
ング率E1 ,E2 を算出することができる。
【0013】また、本発明によれば、異なる材質からな
る2層A,Bが互いに接合されたクラッド材から取り出
した長方形断面の試験片を加熱又は冷却可能なチャンバ
ーと、試験片をチャンバー内に自由振動可能に吊り下げ
る吊下げ部材と、チャンバー内を所定の温度に保持する
温度調節器と、球形の物体を試験片に衝突するように案
内するガイドチューブと、衝突により発生した衝撃音を
チャンバー内に連通する検出口を通してチャンバーの外
部から検出するマイクロホンと、検出した衝撃音を周波
数分析して試験片の固有振動数を求めるアナライザー
と、この固有振動数から試験片を均質材と仮定して試験
片の等価曲げ剛性Bx,Byを算出し、更に等価曲げ剛
性Bx,Byから2層のヤング率E1 ,E2 を算出する
演算器と、を備えたことを特徴とする衝撃音によるクラ
ッド材のヤング率測定装置が提供される。
【0014】この装置により、上述した本発明の方法を
容易に実施することができ、クラッド材自体から、常温
のみならず、高温又は低温における構成材料のヤング率
を短時間に正確に直接測定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明によるヤング率測定装置の全体構成
図である。この図において、1は2枚の試験片、2は試
験片を加熱又は冷却可能なチャンバー、3は試験片1を
チャンバー2内に自由振動可能に吊り下げる吊下げ部材
(糸)、4はチャンバー2内を所定の温度に保持する温
度調節器、5は球形の物体(ボール)、6はボール5を
試験片1に衝突するように案内するガイドチューブ、7
は衝撃音をチャンバー内に連通する検出口2aを通して
チャンバーの外部から検出するマイクロホン、8は検出
した衝撃音を周波数分析して試験片の固有振動数を求め
るアナライザー、9は、この固有振動数から試験片を均
質材と仮定して試験片の等価曲げ剛性Bx,Byを算出
し、更に等価曲げ剛性Bx,Byから2層のヤング率E
1 ,E2 を算出する演算器である。なお、物体とは、例
えば剛球(金属球)又はセラミック球である。
【0016】図2は、本発明によるヤング率測定方法を
示すフロー図である。この図に示すように、本発明の方
法は、(a)1枚の中間層と2枚の表面層とからなるク
ラッド材から長方形断面の試験片1を準備し、試験片1
を加熱又は冷却可能なチャンバー2内に自由振動可能に
吊り下げ、チャンバー2内を所定の温度に保持する第1
ステップ11と、(b)物体5を試験片1に衝突させて
衝撃音を発生させ、この衝撃音をチャンバー内に連通す
る検出口2aを通してチャンバーの外部から検出する第
2ステップ12と、(c)検出した衝撃音を周波数分析
して試験片の固有振動数を求め、この固有振動数から試
験片を均質材と仮定して試験片の等価曲げ剛性Bx,B
yを算出し、更に等価曲げ剛性Bx,Byから2層のヤ
ング率E 1 ,E2 を算出する第3ステップ13とからな
る。
【0017】図3は、本発明を適用するクラッド材の模
式図であり、(A)は梁の形状、(B)は梁の断面、
(C)は応力分布を示している。この図に示すように、
本発明では、2層A,Bの厚さh1,2 のクラッド材を
対象とする。また、試験片1の幅をw、長さをlとし、
直交軸x,y,zを図のように定義する。
【0018】図2の第1ステップ11では、図3に示し
た試験片1を2つ準備し、耐熱性又は耐寒性を有する糸
3により2本の試験片1をチャンバー2内に水平に吊り
下げる。この際、試験片1の両端部を2本の糸3で吊り
下げることにより、試験片1を自由振動可能に吊り下げ
ることができる。チャンバー2は、加熱室又は冷却室で
あり、下側に取り付けた熱電対により試験片1の温度を
測定し温度調節器4により所望の温度に保持することが
できる。
【0019】第2ステップ12では、球形のボール5を
ガイドチューブ6を通してチャンバー2の外部から落下
させ、試験片1に衝突させる。この衝突で発生する衝撃
音は検出口2aを通して外部に配置されたマイクロホン
7によりチャンバーの外部から検出される。第3ステッ
プ13では、先ず検出した衝撃音を周波数分析して試験
片の固有振動数fH1, V1を求める。この周波数分析
は、高速フーリエ変換を用いてフーリエスペクトルを求
めることによる。次いで、この固有振動数fH1, V1
ら試験片1を均質材と仮定して等価曲げ剛性Bx,By
を算出する。この算出には、(15)(16)式を用い
る。最後に、この等価曲げ剛性Bx,Byから(22)
(23)式で2層のヤング率E1 ,E2 を算出する。
【0020】次に等価曲げ剛性Bx,Byと、これから
2層のヤング率E1 ,E2 を算出する方法について説明
する。なお、以下の説明において、ρAは、式中では上
に棒線を付して等価材に関することを表しているが、説
明文ではこれを省略する。
【0021】(二層梁の中立軸に関するモーメント)図
3において、梁の幅をw、梁の中立面のx軸からの距離
をe、梁に曲げモーメントが作用するときの曲率半径を
R、層A,Bの応力をσ1 ,σ2 、ひずみをε1 ,ε2
とする。Euler-Bernoulli 梁と仮定すれば、各層内のひ
ずみは、(数3)の式(1)によって表され、各層内の
応力は式(2)で表される。更に、梁に残留応力がない
ものとしてこれを無視すると、梁の軸方向には外部から
荷重が作用しないので、式(3)が成り立つ。この式
(1)〜(3)から式(4)が得られる。
【0022】
【数3】
【0023】次に、中立軸に関する曲げモーメントMx
は、(数4)の式(5)で与えられ、これを式(4)に
代入すると式(6)が得られ、更にy軸に関する曲げモ
ーメントをMyとすると、式(7)が得られる。ここ
で、等価曲げ剛性Bxは、梁の中立軸に関する曲げ剛性
であり、等価曲げ剛性Byはy軸に関する曲げ剛性であ
る。
【0024】
【数4】
【0025】(梁の振動)梁のx,y方向の変位をu,
vとして、長手方向の座標をzとすると、撓み線の方程
式は、(数5)の式(8)(9)で表され、振動方程式
は式(10)(11)で表される。ここで、ρAは二層
梁(クラッド材)の単位長さあたりの質量であり、層
A,Bの密度をρ1 ,ρ2 とすると、式(12)で与え
られる。従って、梁のn次の曲げ固有振動数は、式(1
3)(14)によって与えられ、曲げ剛性は、式(1
5)(16)によって与えられる。
【0026】
【数5】
【0027】(ヤング率の計算)ωxn(=2πfxn)と
ωyn(=2πfHn)は、上述したように衝撃音によって
測定できるので、(数5)より等価曲げ剛性Bx,By
が求められる。従って、式(6)(7)より2層のヤン
グ率E1 ,E2 を計算することができる。すなわち、式
(6)(7)から式(17)が得られ、式(18)のよ
うに定義して式(17)(7)よりE2 を消去すれば、
式(19)が得られる。更に、この二次方程式の各係数
を式(20)のようにおけば、この方程式は式(21)
となるので、ヤング率E1 は式(22)で与えられ、ま
た、ヤング率E2 は式(7)より式(23)で与えられ
る。
【0028】
【数6】
【0029】
【実施例】以下、本発明の方法及び装置に基づき、実際
に行った実験例を結果と共に説明する。圧力容器用鋼材
(SPV315)とチタン合金(TP270)のクラッ
ド材から、鋼材、チタン合金の各部分とクラッド材事態
の3種類の角棒状試験片を準備し、上述した装置を用い
室温において衝撃音によるヤング率の測定を行った。な
お、クラッド材試験片の各層の厚さは遊尺顕微鏡によっ
て測定した。(表1)は各試験片の寸法及び物性値であ
る。
【0030】
【表1】
【0031】また、衝撃音から求めた固有振動数は(表
2)の通りであり、更にこの固有振動数から本発明の方
法により(表3)に示すヤング率が求められた。
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】(表3)から明らかなように、鋼材及びチ
タン合金の単一材からなる試験片から求めたヤング率
と、クラッド材から求めたヤング率の値はほぼ一致して
いる。従って、本発明による方法及び装置により、クラ
ッド材自体からその構成材料のヤング率を直接測定する
ことができることが確認された。また、この試験は常温
で実施したが、本発明の方法及び装置は、常温のみなら
ず、高温又は低温においても、同様に適用することがで
きる。
【0035】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明の衝撃音による
クラッド材のヤング率測定方法及び装置は、クラッド材
自体からその構成材料のヤング率を直接測定することが
でき、かつ常温のみならず、高温又は低温においても適
用できる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヤング率測定装置の全体構成図で
ある。
【図2】本発明によるヤング率測定方法を示すフロー図
である。
【図3】本発明を適用するクラッド材の模式図である。
【符号の説明】
1 試験片 2 チャンバー 2a 検出口 3 吊下げ部材(糸) 4 温度調節器 5 物体(ボール) 6 ガイドチューブ 7 マイクロホン 8 アナライザー 9 演算器 11 第1ステップ 12 第2ステップ 13 第3ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる材質からなる2層A,Bが互いに
    接合されたクラッド材から長方形断面の試験片を準備
    し、試験片をチャンバー内に自由振動可能に吊り下げ、
    物体を試験片に衝突させて衝撃音を発生させ、発生した
    衝撃音を周波数分析して試験片の固有振動数を求め、こ
    の固有振動数から試験片の等価曲げ剛性Bx,Byを算
    出し、この等価曲げ剛性Bx,Byから2層のヤング率
    1 ,E 2 を算出する、ことを特徴とする衝撃音による
    クラッド材のヤング率測定方法。
  2. 【請求項2】 前記チャンバーは、加熱又は冷却可能で
    あり、該チャンバー内を所定の温度に保持し、発生した
    衝撃音をチャンバー内に連通する検出口を通してチャン
    バーの外部から検出する、ことを特徴とする請求項1に
    記載の衝撃音によるクラッド材のヤング率測定方法
  3. 【請求項3】 2層A,Bの厚さh1,2 と等価曲げ剛
    性Bx,Byから(数1)により2層のヤング率E1
    2 を算出する、ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の衝撃音によるクラッド材のヤング率測定方法。 【数1】
  4. 【請求項4】 異なる材質からなる2層A,Bが互いに
    接合されたクラッド材から取り出した長方形断面の試験
    片を加熱又は冷却可能なチャンバーと、試験片をチャン
    バー内に自由振動可能に吊り下げる吊下げ部材と、チャ
    ンバー内を所定の温度に保持する温度調節器と、球形の
    物体を試験片に衝突するように案内するガイドチューブ
    と、衝突により発生した衝撃音をチャンバー内に連通す
    る検出口を通してチャンバーの外部から検出するマイク
    ロホンと、検出した衝撃音を周波数分析して試験片の固
    有振動数を求めるアナライザーと、この固有振動数から
    試験片を均質材と仮定して試験片の等価曲げ剛性Bx,
    Byを算出し、更に等価曲げ剛性Bx,Byから2層の
    ヤング率E1 ,E2 を算出する演算器と、を備えたこと
    を特徴とする衝撃音によるクラッド材のヤング率測定装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531996A (ja) * 2007-06-27 2010-09-30 コーニング インコーポレイテッド 共振による非中実セラミック材料の弾性率測定のための方法及び装置
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