JPH11108376A - カバー兼用五徳付き可動脚式こんろ - Google Patents

カバー兼用五徳付き可動脚式こんろ

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JPH11108376A
JPH11108376A JP26614397A JP26614397A JPH11108376A JP H11108376 A JPH11108376 A JP H11108376A JP 26614397 A JP26614397 A JP 26614397A JP 26614397 A JP26614397 A JP 26614397A JP H11108376 A JPH11108376 A JP H11108376A
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JP
Japan
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cover
heater
stove
cover piece
movable leg
Prior art date
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Pending
Application number
JP26614397A
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English (en)
Inventor
Norimitsu Yasuda
典充 安田
Takuro Nakayama
卓郎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coleman Co Inc
Original Assignee
Coleman Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納ケースを用いずに容易に収納が可能で、
運搬、保管時には他のものと積み重ねられる形状になる
こんろを提供する。 【解決手段】 カバー片7と連結部材7とは、回動自在
に連結し、また連結部材7と加熱器本体3とも回動自在
に連結する。収納時には、カバー片7が円筒形状に集合
し、上部の五徳5と下部の棒状部材7bとで加熱器本体
3全体を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外用加熱器に関
し、特に、収納に便利なカバーを有する屋外用加熱器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レジャーに費やす余暇時間の増加
に伴い、アウトドアレジャーを楽しむ際のキャンプ生活
用品として、より高機能な製品に対する需要が高まって
きている。そのようなキャンプ生活用品の中でも、食品
の調理、炊飯、湯沸かしを行う屋外用加熱器(こんろ)
は必需品である。またキャンプ生活以外でも、屋外での
催事や小旅行において、安全で簡単な熱源として頻繁に
使用されている。さらに、災害などの非常時を想定し
て、該こんろを備えることは不可欠である。このような
こんろとその収納ケースには、携帯における至便性およ
び耐衝撃性の向上が求められてきた。
【0003】こんろに用いる加熱器本体は、燃料ガスを
供給する燃料ガスボンベをソケットなどにより接続し、
該燃料ガスの流量をガス弁により調節して、加熱器本体
に内蔵するノズルより噴出させる。該燃料ガスを、空気
吸入口から吸入した空気と混合させ、バーナーの孔から
噴出させて、燃焼させる。そして、該バーナーの上方に
五徳を配置し、五徳の上に鍋などの調理器具を置く。
【0004】加熱器本体は技術の進歩により、小型化し
てきているが、人の手で操作するガス弁のノブと炎との
距離をとるためにガス弁のノブは、その軸に一定の長さ
が必要であり、また、上に載せる鍋の大きさに合わせた
五徳の大きさも必要である。
【0005】そのため、前記ガス弁のノブは、その軸が
折り曲げ可能な構造として、使用時には炎により熱を受
けない位置に該ノブを伸ばしておき、収納時には該ノブ
を折り曲げる。また、五徳は加熱器本体の脚などに取り
付けるが、大型の鍋を支えるのに十分な大きさの五徳
は、収納、携帯のためには邪魔であり、五徳を小さくコ
ンパクトに折りたたむ工夫が考えられてきた。
【0006】従来のこんろの一実施例を図5に示す。
【0007】燃料ガスボンベ1からの燃料ガスをガス弁
2により一定量づつ加熱器本体3に送り、空気吸入口1
1から吸入した空気と混合し、該混合ガスをバーナー4
の孔4aから噴出させておき、着火して燃焼させる。五
徳5は、加熱器本体3の脚体12に固定されており、五
徳5に載せる鍋などの荷重は脚体12で支持する。この
実施例では、脚体12が加熱器本体3の中心軸芯に対し
回動可能に、かつ所定の位置で回動が制限される構造と
しているので、使用時には図示したように安定した姿勢
を保ち、脚体12を回動することで(図示しないが)携
帯用にコンパクトにたたむことができる。
【0008】本実施例は、ガス弁2が燃料ガスボンベ1
に装着される方式であるが、加熱器本体3に設けられる
場合には、前述のようにガス弁のノブの軸が折り曲げ可
能な構造としていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこんろ
はガス弁のノブや五徳を折りたたんだ状態でもバーナー
を含む加熱器本体が露出するので、衝撃を受けると変形
や故障の原因となる問題があった。
【0010】また、専用のケースや箱に収納することが
考えられるが、容積がかさみ携帯に不便となる。あるい
は、収納した箱のなかでこんろがガタガタし、やはり変
形や故障の原因となる。さらには、ケースや箱を紛失し
やすいという問題もあった。
【0011】以上の問題に鑑み、本発明の目的は、収納
ケースを用いずに容易に収納が可能で、運搬、保管時に
は他のものと積み重ねられる形状になるこんろを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】カバー兼用五徳付き可動
脚式こんろにおいて、加熱器本体と、五徳を備える2つ
以上のカバー片と、前記加熱器本体とそれぞれのカバー
片とを連結する2つ以上の連結部材とからなる。さら
に、前記連結部材と前記カバー片との第1の連結角度
と、前記連結部材と前記加熱器本体との第2の連結角度
とを同時に変えることにより、カバー片が、カバーとな
る収納状態と、脚体となる使用状態とに、加熱器本体に
対する位置を変える。また、前記カバー片と前記連結部
材との連結箇所に係止手段を設け、前記使用状態におけ
る第1の連結角度を制限し、前記加熱器本体と連結部材
との連結箇所に係止手段を設け、前記使用状態における
第2の連結角度を制限する。また、前記カバー片と前記
連結部材との連結箇所に係止手段を設け、前記収納状態
における第1の連結角度を制限し、前記加熱器本体と連
結部材との連結箇所に係止手段を設け、前記収納状態に
おける第2の連結角度を制限する。
【0013】あるいは、加熱器本体と、該加熱器本体に
少なくとも2つの回動連結機構で連結され、五徳を備え
る2つ以上のカバー片とからなるカバー兼用五徳付き可
動脚式こんろにおいて、前記加熱器本体と前記カバー片
との連結角度を変えることにより、カバー片が、カバー
となる収納状態と、脚体となる使用状態とに、加熱器本
体に対する位置を変える。さらに、前記加熱器本体と前
記カバー片との連結箇所に係止手段を設け、前記使用状
態における連結角度を制限する。また、前記加熱器本体
と前記カバー片との連結箇所に係止手段を設け、前記収
納状態における連結角度を制限する。
【0014】また、前記収納状態において、前記カバー
片が相互に近接または接触し、加熱器本体をほぼ覆うカ
バーとなる。
【0015】また、前記収納状態において、前記五徳が
加熱器本体の上部を保護する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面により説
明すると以下の通りである。
【0017】図1は、本発明の一実施例の使用状態を示
す側面図であり、図2は平面図である。図3は、本発明
の一実施例の収納状態を示す側面図であり、図4は平面
図である。本実施例のカバー片7は3個であり、3個の
カバー片7が使用位置に展開した状態を示す側面図の図
1では、右側に見えるカバー片7の後ろ側に3つ目のカ
バー片7が位置している。
【0018】燃料ガスボンベ1からの燃料ガスをガス弁
により一定量づつ加熱器本体3に送り、空気吸入口11
から吸入した空気と混合し、混合ガスをバーナー4の孔
4aから噴出して燃焼させる。五徳5は、カバー片7の
上部に固定され、該カバー片7はこんろの脚体として働
き、五徳5に載せる鍋などの荷重は該カバー片7で支持
する。
【0019】カバー片7の腕7cに、回転軸6bにより
回動可能に連結部材6を取り付け、該連結部材6の他端
は加熱器本体3の腕3cに回転軸6cにより回動可能に
取り付ける。カバー片7の腕7cには、設計した角度
で、連結部材6の回動を制限する係止片7aを設けてお
り、同様に、加熱器本体3の腕3cにも、設計した角度
で、連結部材6の回動を制限する係止片3aを設けてい
る。
【0020】さらに、連結部材6に係止用の孔6aを設
け、対向する加熱器本体3の腕3cに突起を設けてい
る。連結する際に、スプリングとして機能する座金を挟
んであり、前記突起が前記係止用の孔6aにはまって、
設計した使用状態の位置で確実に連結部材6が停止す
る。
【0021】使用時には、連結部材6の回動が制限され
る状態で固定する。この際、五徳5がバーナー4に対し
て正しい位置に移動するように設計されており、また、
第1のカバー片7と第2のカバー片7との間隙に、折り
たたんでおいたガス弁のノブ8を水平方向に伸ばすこと
ができる。さらに、第2のカバー片7と第3のカバー片
7との間隙にはソケット式にはめ込んで使用する燃料ガ
スボンベ1を配置する。
【0022】収納時には、連結部材6とカバー片7との
角度、および連結部材6と加熱器本体3との角度を変え
ることにより図3のようにカバー片7が円筒形状に集合
する。該カバー片7は板部材を横断面円弧状に形成して
もよいし、メッシュ状板部材や、枠部材により形成し
て、加熱器本体を実質的に覆う形状であればよい。ま
た、五徳5がバーナー4を覆うように集まるので、携
帯、運搬時にバーナー4に対する衝撃から保護すること
ができる。さらに、カバー片7の下部に棒状部材7bを
配置したので、下方からの衝撃に対しても保護される。
【0023】本実施例では、連結部材の回動を使用状態
の時に制限する係止片を設けたが、さらに収納状態の時
に制限する係止片を設けてもよい。
【0024】また、カバー片は図示した実施例のように
円筒を3分割した形状以外に、2分割や、4分割でもよ
い。
【0025】さらに、収納状態のカバー片が円筒形状と
なる以外に、角筒形状となるものも、様々な平面や曲面
を側面に有する形状となるものでもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、収納箱などを使わず
に、カバー片と加熱器本体とを回動可能な連結部材で連
結することにより、収納時にはカバー片が加熱器本体を
実質的に覆うことができ、また、カバー片の形状を円筒
形状や角筒形状とすることで、他の器具と積み重ねるこ
とができて収納に便利である。
【0027】使用時には五徳が正しい位置に移動し、該
五徳を備えたカバー片は脚体として機能するので、鍋な
どの荷重を効果的に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の使用状態を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の使用状態を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の収納状態を示す側面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の収納状態を示す平面図であ
る。
【図5】従来の一実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 燃料ガスボンベ 2 ガス弁 3 加熱器本体 3a 係止片 3c 腕 4 バーナー 4a 孔 5 五徳 6 連結部材 6a 孔 6b、6c 回転軸 7 カバー片 7a 係止片 7b 棒状部材 7c 腕 8 ガス弁のノブ 9 耐熱カバー 11 空気吸入口 12 脚体 13 ガス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593107454 3600 North Hydraulic Avenue,Wichita,Kans as 67219,U.S.A. (72)発明者 中山 卓郎 東京都品川区西五反田8丁目8番16号 五 反田高砂ビル10階 株式会社ディー・ア イ・ディー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱器本体と、五徳を備える2つ以上の
    カバー片と、前記加熱器本体とそれぞれのカバー片とを
    連結する2つ以上の連結部材とからなるカバー兼用五徳
    付き可動脚式こんろ。
  2. 【請求項2】 前記連結部材と前記カバー片との第1の
    連結角度と、前記連結部材と前記加熱器本体との第2の
    連結角度とを同時に変えることにより、カバー片が、カ
    バーとなる収納状態と、脚体となる使用状態とに、加熱
    器本体に対する位置を変えることを特徴とする請求項1
    に記載のカバー兼用五徳付き可動脚式こんろ。
  3. 【請求項3】 前記カバー片と前記連結部材との連結箇
    所に係止手段を設け、前記使用状態における第1の連結
    角度を制限し、前記加熱器本体と連結部材との連結箇所
    に係止手段を設け、前記使用状態における第2の連結角
    度を制限することを特徴とする請求項2に記載のカバー
    兼用五徳付き可動脚式こんろ。
  4. 【請求項4】 前記カバー片と前記連結部材との連結箇
    所に係止手段を設け、前記収納状態における第1の連結
    角度を制限し、前記加熱器本体と連結部材との連結箇所
    に係止手段を設け、前記収納状態における第2の連結角
    度を制限することを特徴とする請求項2または3に記載
    のカバー兼用五徳付き可動脚式こんろ。
  5. 【請求項5】 加熱器本体と、該加熱器本体に少なくと
    も2つの回動連結機構で連結され、五徳を備える2つ以
    上のカバー片とからなるカバー兼用五徳付き可動脚式こ
    んろにおいて、前記加熱器本体と前記カバー片との連結
    角度を変えることにより、カバー片が、カバーとなる収
    納状態と、脚体となる使用状態とに、加熱器本体に対す
    る位置を変えることを特徴とするカバー兼用五徳付き可
    動脚式こんろ。
  6. 【請求項6】 前記加熱器本体と前記カバー片との連結
    箇所に係止手段を設け、前記使用状態における連結角度
    を制限することを特徴とする請求項5に記載のカバー兼
    用五徳付き可動脚式こんろ。
  7. 【請求項7】 前記加熱器本体と前記カバー片との連結
    箇所に係止手段を設け、前記収納状態における連結角度
    を制限することを特徴とする請求項5または6に記載の
    カバー兼用五徳付き可動脚式こんろ。
  8. 【請求項8】 前記収納状態において、前記カバー片が
    相互に近接または接触し、加熱器本体をほぼ覆うカバー
    となることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載のカバー兼用五徳付き可動脚式こんろ。
  9. 【請求項9】 前記収納状態において、前記五徳が加熱
    器本体の上部を保護することを特徴とする請求項1から
    8のいずれかに記載のカバー兼用五徳付き可動脚式こん
    ろ。
JP26614397A 1997-09-30 1997-09-30 カバー兼用五徳付き可動脚式こんろ Pending JPH11108376A (ja)

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JP (1) JPH11108376A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057915A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Snow Peak Inc ガスコンロ
JP2014190690A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Kovea:Kk ホースバーナー

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JP2008057915A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Snow Peak Inc ガスコンロ
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