JPH11108245A - 多条長尺樹脂管の配管施工方法 - Google Patents
多条長尺樹脂管の配管施工方法Info
- Publication number
- JPH11108245A JPH11108245A JP9273030A JP27303097A JPH11108245A JP H11108245 A JPH11108245 A JP H11108245A JP 9273030 A JP9273030 A JP 9273030A JP 27303097 A JP27303097 A JP 27303097A JP H11108245 A JPH11108245 A JP H11108245A
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- Japan
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- long resin
- resin pipes
- groove
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- piping
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の長尺樹脂管の掘削溝内への配管施工が容
易で、人手の作業が削減され、工数が少ない多条長尺樹
脂管の配管施工方法を提供する。 【解決手段】車２上にて複数本の長尺樹脂管３をその巻
物４から引き出してバンドで結束しつつ、地上を走行す
る前記車２上より、掘削溝１内に連続的に落とし込んで
配管する多条長尺樹脂管の配管施工方法である。
易で、人手の作業が削減され、工数が少ない多条長尺樹
脂管の配管施工方法を提供する。 【解決手段】車２上にて複数本の長尺樹脂管３をその巻
物４から引き出してバンドで結束しつつ、地上を走行す
る前記車２上より、掘削溝１内に連続的に落とし込んで
配管する多条長尺樹脂管の配管施工方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多条長尺樹脂管の
配管施工方法に関するものである。
配管施工方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数本の長尺樹脂管を掘削溝内に
配管施工する場合、例えば、図３に示すように、長尺樹
脂管の下半分形状に対応する内周面を有し上方に開放し
た凹部が２個並設されたスペーサーＳ1 ，Ｓ2 を用い
て、掘削溝内に複数個のスペーサーＳ1 を適宜間隔毎に
配設し、そのスペーサーＳ1 の凹部上に、長尺樹脂管Ｐ
1，Ｐ2 を並列に落とし込んだ後モルタルで固定し、そ
の上に、複数個のスペーサーＳ2 を載置し、そのスペー
サーＳ2 の凹部上に、長尺樹脂管Ｐ3 ，Ｐ4 を並列に落
とし込んだ後モルタルで固定するようにして、順次ハン
ドホールの人孔に固定するように配管施工するという方
法が採用されている。
配管施工する場合、例えば、図３に示すように、長尺樹
脂管の下半分形状に対応する内周面を有し上方に開放し
た凹部が２個並設されたスペーサーＳ1 ，Ｓ2 を用い
て、掘削溝内に複数個のスペーサーＳ1 を適宜間隔毎に
配設し、そのスペーサーＳ1 の凹部上に、長尺樹脂管Ｐ
1，Ｐ2 を並列に落とし込んだ後モルタルで固定し、そ
の上に、複数個のスペーサーＳ2 を載置し、そのスペー
サーＳ2 の凹部上に、長尺樹脂管Ｐ3 ，Ｐ4 を並列に落
とし込んだ後モルタルで固定するようにして、順次ハン
ドホールの人孔に固定するように配管施工するという方
法が採用されている。
【０００３】しかしながら、このような従来の配管施工
方法では、全て人手の作業であり、非常に工数のかさむ
作業でもある。
方法では、全て人手の作業であり、非常に工数のかさむ
作業でもある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の配管施工方法の問題点を解消し、複数の長尺樹
脂管の掘削溝内への配管施工が容易で、人手の作業が削
減され、工数が少ない多条長尺樹脂管の配管施工方法を
提供することを目的としてなされたものである。
な従来の配管施工方法の問題点を解消し、複数の長尺樹
脂管の掘削溝内への配管施工が容易で、人手の作業が削
減され、工数が少ない多条長尺樹脂管の配管施工方法を
提供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本願の請求項１に記載の
発明（以下、本発明１という）は、車上に長尺樹脂管を
巻物で載せ、複数本の長尺樹脂管をその巻物から引き出
して結束しつつ、地上を走行する前記車上より、掘削溝
内に連続的に落とし込んで配管する多条長尺樹脂管の配
管施工方法である。
発明（以下、本発明１という）は、車上に長尺樹脂管を
巻物で載せ、複数本の長尺樹脂管をその巻物から引き出
して結束しつつ、地上を走行する前記車上より、掘削溝
内に連続的に落とし込んで配管する多条長尺樹脂管の配
管施工方法である。
【０００６】本願の請求項２に記載の発明（以下、本発
明２という）は、複数本の長尺樹脂管を結束するのに先
立ち、複数本の長尺樹脂管間にスペーサーをあてがう請
求項１に記載の多条長尺樹脂管の配管施工方法である。
明２という）は、複数本の長尺樹脂管を結束するのに先
立ち、複数本の長尺樹脂管間にスペーサーをあてがう請
求項１に記載の多条長尺樹脂管の配管施工方法である。
【０００７】本発明において、長尺樹脂管としては、例
えば、低密度ポリエチレン管、ポリブテン管、ＭＭＡ、
ＭＢＳ、可塑剤等を混入したポリ塩化ビニル管などの可
撓性のあるものが使用される。
えば、低密度ポリエチレン管、ポリブテン管、ＭＭＡ、
ＭＢＳ、可塑剤等を混入したポリ塩化ビニル管などの可
撓性のあるものが使用される。
【０００８】本発明において、バンドの材料としては、
樹脂製、例えば、ポリプロピレンが容易に且つ安価に入
手できて好ましいが、皮とか、天然繊維や合成繊維を編
んだり、寄せ合わせたもの等でも構わない。
樹脂製、例えば、ポリプロピレンが容易に且つ安価に入
手できて好ましいが、皮とか、天然繊維や合成繊維を編
んだり、寄せ合わせたもの等でも構わない。
【０００９】本発明において、スペーサーとしては、長
尺樹脂管の本数や溝の形状等によっても異なるが、長尺
樹脂管間にあてがって相互間を固定することができるも
のであれば適宜形状の従来公知のものが使用される。
尺樹脂管の本数や溝の形状等によっても異なるが、長尺
樹脂管間にあてがって相互間を固定することができるも
のであれば適宜形状の従来公知のものが使用される。
【００１０】
【作用】本発明の多条長尺樹脂管の配管施工方法は、車
上に長尺樹脂管を巻物で載せ、複数本の長尺樹脂管をそ
の巻物から引き出して結束しつつ、地上を走行する前記
車上より、掘削溝内に連続的に落とし込んで配管するこ
とにより、溝内にスペーサーを配設したり載置したりす
る必要がなく、複数の樹脂管を足場の不安定な現場に持
ち運んだり、個別に溝内に落とし込んだりするする作業
をする必要がなく、車上にて、複数本の長尺樹脂管を一
括して引き取り、バンドにて結束した結束物を溝内に落
とし込むことができるので、配管施工が容易で、人手の
作業が削減され、工数がすくなて済む。
上に長尺樹脂管を巻物で載せ、複数本の長尺樹脂管をそ
の巻物から引き出して結束しつつ、地上を走行する前記
車上より、掘削溝内に連続的に落とし込んで配管するこ
とにより、溝内にスペーサーを配設したり載置したりす
る必要がなく、複数の樹脂管を足場の不安定な現場に持
ち運んだり、個別に溝内に落とし込んだりするする作業
をする必要がなく、車上にて、複数本の長尺樹脂管を一
括して引き取り、バンドにて結束した結束物を溝内に落
とし込むことができるので、配管施工が容易で、人手の
作業が削減され、工数がすくなて済む。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、ハンドホール間距離２０
０ｍにて複数本の長尺樹脂管を配管施工する場合の例に
おける、施工工程を説明する模式図である。まず、ハン
ドホール間に、幅４００ｍｍ×深さ６００ｍｍの溝１を
掘削した。この溝１をまたぐように車２を走行させる。
を参照して説明する。図１は、ハンドホール間距離２０
０ｍにて複数本の長尺樹脂管を配管施工する場合の例に
おける、施工工程を説明する模式図である。まず、ハン
ドホール間に、幅４００ｍｍ×深さ６００ｍｍの溝１を
掘削した。この溝１をまたぐように車２を走行させる。
【００１２】車２上には、呼び径５０φの低密度ポリエ
チレン製の長尺樹脂管３の巻物４（各２００ｍ巻き）４
個と、引取機５と、スペーサー挿入・結束機６とが、前
方から後方に向けて順次搭載されている。
チレン製の長尺樹脂管３の巻物４（各２００ｍ巻き）４
個と、引取機５と、スペーサー挿入・結束機６とが、前
方から後方に向けて順次搭載されている。
【００１３】まず、４本の長尺樹脂管３のそれぞれの一
端部を引取機５で間欠的に各巻き１ｍｍずつ引き取る。
そこで、引取機５を一旦停止して、スペーサー挿入・結
束機６にて、４本の長尺樹脂管３の間にスペーサー７を
あてがい、ＰＰバンド８で結束して、図２に示すような
結束物９を作成する。
端部を引取機５で間欠的に各巻き１ｍｍずつ引き取る。
そこで、引取機５を一旦停止して、スペーサー挿入・結
束機６にて、４本の長尺樹脂管３の間にスペーサー７を
あてがい、ＰＰバンド８で結束して、図２に示すような
結束物９を作成する。
【００１４】結束後、車２を１ｍ前進させる。車２に
は、最後方から車外に向けて長さ１ｍの延長支持板２１
を設けておき、その先端より、結束物９を溝１内に落と
し込む。このように、図１（ａ）に示す状態から図１
（ｂ）に示す状態への動作を繰り返し行うことによっ
て、あたかも尺取り虫のように前進して、２００ｍの配
管施工を行う。
は、最後方から車外に向けて長さ１ｍの延長支持板２１
を設けておき、その先端より、結束物９を溝１内に落と
し込む。このように、図１（ａ）に示す状態から図１
（ｂ）に示す状態への動作を繰り返し行うことによっ
て、あたかも尺取り虫のように前進して、２００ｍの配
管施工を行う。
【００１５】その後、別途用意した５００ｍｍ長の一端
部に砂付き部を有する短管（図示せず）の他端部を、そ
れぞれの長尺樹脂管３の端部に寸法調整した後融着し、
砂付き部をハンドホールに形成された分岐孔に挿入した
状態でモルタル固定する。
部に砂付き部を有する短管（図示せず）の他端部を、そ
れぞれの長尺樹脂管３の端部に寸法調整した後融着し、
砂付き部をハンドホールに形成された分岐孔に挿入した
状態でモルタル固定する。
【００１６】尚、ハンドホール近辺では、寸法調整、融
着、モルタル固定等の作業を行うために、４００ｍｍの
溝幅では人間が入ることができないために、管側片側に
少なくとも２００ｍｍの余裕、この例においては６００
ｍｍ幅以上の余堀りをしておく必要がある。
着、モルタル固定等の作業を行うために、４００ｍｍの
溝幅では人間が入ることができないために、管側片側に
少なくとも２００ｍｍの余裕、この例においては６００
ｍｍ幅以上の余堀りをしておく必要がある。
【００１７】モルタルが完全に固化した後、砂を溝１内
に埋め戻し、完全につき固める。この例では、４本の長
尺樹脂管３の間に間欠的にスペーサー７を介在させたの
で、長尺樹脂管３間の空間にも砂を入り込ませることが
でき、良好な埋戻し状態となる。
に埋め戻し、完全につき固める。この例では、４本の長
尺樹脂管３の間に間欠的にスペーサー７を介在させたの
で、長尺樹脂管３間の空間にも砂を入り込ませることが
でき、良好な埋戻し状態となる。
【００１８】尚、４本の長尺樹脂管を、それらの間にス
ペーサーを介在させることなく、パンドにて結束するこ
とも可能であるが、長尺樹脂管間に砂がまわりきらず、
特に口径が大きくなるに従ってデットスペースが大きく
なり、変形が起こり易くなるので、スペーサーを介在さ
せることが好ましい。
ペーサーを介在させることなく、パンドにて結束するこ
とも可能であるが、長尺樹脂管間に砂がまわりきらず、
特に口径が大きくなるに従ってデットスペースが大きく
なり、変形が起こり易くなるので、スペーサーを介在さ
せることが好ましい。
【００１９】
【発明の効果】本発明の多条長尺樹脂管の配管施工方法
は、上記のようにされているので、複数の長尺樹脂管の
掘削溝内への配管施工が容易で、人手の作業が削減さ
れ、工数が少なくて済む。
は、上記のようにされているので、複数の長尺樹脂管の
掘削溝内への配管施工が容易で、人手の作業が削減さ
れ、工数が少なくて済む。
【図１】本発明の多条長尺樹脂管の配管施工方法の一例
の工程を説明する模式図であり、（ａ）は結束物を作成
する工程を示す模式図、（ｂ）は車を前進させる工程を
示す模式図である。
の工程を説明する模式図であり、（ａ）は結束物を作成
する工程を示す模式図、（ｂ）は車を前進させる工程を
示す模式図である。
【図２】結束物を示す段面図である。
【図３】従来の多条長尺樹脂管の配管施工方法の一例を
示す模式図である。
示す模式図である。
１ 溝 ２ 車 ３ 長尺樹脂管 ４ 巻物 ５ 引取機 ６ スペーサー挿入・結束機 ７ スペーサー ８ バンド ９ 結束物
Claims (2)
- 【請求項１】 車上に長尺樹脂管を巻物で載せ、複数本
の長尺樹脂管をその巻物から引き出して結束しつつ、地
上を走行する前記車上より、掘削溝内に連続的に落とし
込んで配管することを特徴とする多条長尺樹脂管の配管
施工方法。 - 【請求項２】 複数本の長尺樹脂管を結束するのに先立
ち、複数本の長尺樹脂管間にスペーサーをあてがうこと
を特徴とする請求項１に記載の多条長尺樹脂管の配管施
工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9273030A JPH11108245A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 多条長尺樹脂管の配管施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9273030A JPH11108245A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 多条長尺樹脂管の配管施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11108245A true JPH11108245A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17522200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9273030A Pending JPH11108245A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 多条長尺樹脂管の配管施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11108245A (ja) |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP9273030A patent/JPH11108245A/ja active Pending
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