JPH11108078A - ピン型同期装置 - Google Patents

ピン型同期装置

Info

Publication number
JPH11108078A
JPH11108078A JP10226802A JP22680298A JPH11108078A JP H11108078 A JPH11108078 A JP H11108078A JP 10226802 A JP10226802 A JP 10226802A JP 22680298 A JP22680298 A JP 22680298A JP H11108078 A JPH11108078 A JP H11108078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
pin
intensifying
ramp
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10226802A
Other languages
English (en)
Inventor
Joseph Douglas Reynolds
ダグラス レイノルズ ジョーゼフ
Eugene Ralph Braun
ラルフ ブラウン ユージン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Publication of JPH11108078A publication Critical patent/JPH11108078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/04Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
    • F16D23/06Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
    • F16D23/0606Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation the blocking mechanism comprising an axially-extending shouldered pin passing through a hole in a radial wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/04Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
    • F16D23/06Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
    • F16D2023/0656Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19284Meshing assisters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良されたジョークラッチ部材を備えたピン
型同期装置を提供すること。 【解決手段】 摩擦部材(30、40及び 32、42) と、ジョー
部材(34、50及び 36、52)と、ジョークラッチの非同期係
合を阻止するためのブロッカショルダを有する3個の周
方向に配置されたピン(44)と、フランジ(46)の初期係合
移動に対応させて摩擦部材とブロッカショルダとの初期
係合を保証するプレエナージャイザ組立体(48)と、ハブ
(22)から突出するポスト(24c、26c) に形成された自動補
力ランプ(24d、24e、26d、26e) と、フランジと2つのジョ
ー部材を一体に有するリングに形成された自動補力ラン
プ(54b、54c、54d、54e) とからピン型複動同期機構(20)を
構成した。自動補力ランプは、ジョークラッチが係合さ
れる時、ジョークラッチの係合状態を持続するように係
合されたままである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機用のピン型
同期装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】全部の、或は、一部の変速歯車比のシフ
ト時間を減少させるために同期機構を使用することは、
多段速度比変速機の技術分野において良く知られている
ことである。また、車両オペレータに要求されるシフト
効果、即ち、シフトレバーに作用する力は、自動補力型
(self-energizing type)の同期機構を使用することによ
って減少されることも良く知られている。一般に、オペ
レータのシフト効果は車両サイズと共に増加するので、
自動補力型の同期機構は、特に、重量トラックにとって
重要であるが、このような同期機構は、トラック使用に
限定されない。この同期装置に関連する先行技術例は、
米国特許第5、078、245号、第3、548、98
3号及び独国特許第1、098、824号に示されてお
り、これらは参考として本発明に含まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
されたジョークラッチ部材を備えたピン型同期装置を提
供することである。
【0004】本発明の他の目的は、自動補力力(self-en
ergizing force) を制限する、改良されたピン型同期装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴によ
れば、米国特許第5、078、245号で説明され、ま
た請求項1の前提部分に先行技術として記載されている
ようなピン型同期装置は、軸線を有する軸に対して第1
及び第2ドライブの一方を、摩擦的に同期させ、かつ、
噛み合い連結させるために、選択的に操作されるような
ピン型同期装置を含む。同期装置は、第1及び第2のド
ライブにそれぞれ対応させて取付けられ、かつ、放射方
向に延在するフランジを移動させる両軸方向のシフト力
(F0 )に対応して軸方向に可動な第3及び第4のジョ
ー部材とそれぞれ係合可能な第1及び第2のジョー部材
を有している。第1及び第2の摩擦部材は、第1及び第
2ドライブの各々と共転するように取付けられている。
第3及び第4摩擦部材は軸と同心であり、かつ、第1及
び第2摩擦部材とそれぞれ摩擦係合して、ドライブと軸
を同期させる同期トルクを生ずるように、ドライブ間で
軸方向に可動である。ブロッカ手段は、係合の際、同期
に先立って、ジョー部材の係合を阻止するように機能的
に作用し、また、ブロッカ手段は、第3及び第4摩擦部
材間に軸方向に固定され、かつフランジの一組の開口内
に延在するように、周方向に間隔をあけて配置された複
数のピンを有している。各ピンは、協同する開口に形成
されたブロッカショルダに係合可能なブロッカショルダ
を有している。複数の第1及び第2自動補力ランプ手段
は、シフト力(F0 )の方向にフランジに加わる力(F
a )を発生させ、また、摩擦部材の全係合力を増大させ
るように、同期トルクに応じて係合可能である。第1自
動補力ランプ手段は、フランジに関する回転移動に対抗
するように設けられており、また、第2自動補力ランプ
手段は、軸に関する回転及び軸方向移動に対抗するよう
に設けられている。
【0006】本発明の特徴とする改良点は、第1及び第
2自動補力ランプ手段は、第3及び第4ジョー部材の放
射方向内側に配設されており、また、第3及び第4ジョ
ー部材と第1及び第2ジョー部材とが係合している間、
並びに第1及び第2自動補力ランプ手段が係合している
間、停止手段は、第3及び第4ジョー部材の軸方向の動
きを制限することよって、係合されたジョー部材と軸と
の間のトルク伝達が、係合されたジョー部材の係合を維
持するために持続する係合力を発生する、係合された自
動補力ランプ手段を経由して行われることである。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで使用されている“同期クラ
ッチ機構”という用語は、噛み合い/ジョークラッチ手
段により、軸に対して選択した歯車比の歯車を非回転可
能に連結するために使用されるクラッチ機構、つまり、
噛み合いクラッチ部材が、噛み合いクラッチと協同する
同期摩擦クラッチによって実質的に同期回転になるまで
意図する噛み合いクラッチの係合を阻止するクラッチ機
構を意味している。“自動補力(self-energizing) ”と
は、摩擦クラッチの同期トルクに比例して同期クラッチ
の係合力を増加させる、ランプ、カムまたは同等のもの
を備えた同期クラッチ機構を意味している。
【0008】図面を参照すると、複動同期組立体20に
組み合わされた歯車組立体10が示されている。歯車組
立体は、変速機内に軸線12aに関して回転可能に装着
される軸12、及び、軸方向に間隔を置いて配置したド
ライブまたは歯車14、16を備えている。軸12に
は、軸受18を経由して歯車を回転可能に支持する円筒
状表面12b、12cが形成されている。複動同期装置
20は、円筒状表面の直径より大きい直径の外周面を有
する環状ハブ22を有している。ハブは2つのリング2
4、26から構成され、軸方向で反対側に面する肩部2
4a、26aにより歯車を分離する軸方向長さを有して
おり、該肩部は、歯車が互いに軸方向に近づくように移
動することを制限している。歯車が軸方向に互いに離れ
る方向の移動は、部分的に示す停止部材28により制限
されている。軸スプライン12dとリングの内側スプラ
イン24b、26bとは、相対的に回転しないように噛
み合っている。リング24、26は、以下に説明され
る、自動補力ランプ24d、24e、26d、26eを
形成する3つの放射方向外側に突出するポスト24c、
26cを備えている。更に、同期装置20は、摩擦部材
30、32、及び歯車14、16に一体に形成された外
側スプライン34a、36aを有するジョークラッチ部
材34、36、単一部材からなるシフト部材38、周方
向に間隔を置いて配置され、かつフランジ46の開口4
6aを通って軸方向に延びている3個のピン44により
互いに固定された環状摩擦部材40、42、及び3個の
プリエナージャイザ組立体(pre-energizer assemblies)
48から構成されている。単一のシフト部材38は、ジ
ョークラッチ部材50、52から放射方向外側に延在す
るフランジ46と、ジョークラッチ部材50、52から
放射方向内側に延在するリング54を備えている。ジョ
ークラッチ部材50、52は、外側スプライン34a、
36aと噛み合う内側スプライン50a、52aを有し
ており、以下に説明するように、リング54及びハブ2
2を介して軸12と歯車14、16とを噛み合い回転連
結させる。
【0009】摩擦リングはコーン摩擦面30a、40a
及び32a、42aを有しており、ジョー部材の係合に
先立って軸に対して歯車を摩擦的に同期させるように係
合する。コーン角度の広い範囲が使用され、ここでは、
7.5度のコーン角度が用いられている。摩擦面40
a、42a及び/または30a、32aは、摩擦部材に
添着された公知の摩擦材で形成されている。ここでは、
米国特許第4、700、823号、第4、844、21
8号及び第4、778、548号に説明されているよう
な、熱分解性のカーボン摩擦材(pyrolytic carbon fric
tion materials) が用いられている。これらの特許は参
照として本発明に含まれる。
【0010】ピン44は、フランジ開口46aの直径よ
りわずかに小径の大径部44a、摩擦部材40、42間
に間隔をあけて配置される縮径部または溝部44b(こ
こでは中間部)、及びピン軸から放射方向外側に、か
つ、ピン軸に垂直の平面に関してある角度で互いに軸方
向に離れるように延びる、円錐形のブロッカショルダ(c
onical blocker shoulders) または面44cを有してい
る。溝部は、対応するフランジの開口内に配置される
時、ピンのブロッカショルダと、フランジの開口46a
に形成されている面取りされたブロッカショルダ46b
とを効果的に係合させるように、フランジに対して摩擦
部材40、42とピン44を限定的に回転させる。ピン
は、従来周知の方法で摩擦部材40、42に固定されて
いる。
【0011】プリエナージャイザ組立体48には、いく
つかのタイプがあり、ここでは、参照として本発明に含
まれる米国特許第5、339、936号により詳細に示
され説明されているような、分割ピンタイプである。各
プリエナージャイザ組立体は、開口46aの間に交互に
間隔をあけて設けられている開口46cを通って摩擦部
材40、42の間で軸方向に延在している。各プリエナ
ージャイザ組立体には、反対側に位置する端部56aを
有する2つの同一のシェル56が形成されており、端部
56aは、部材40、42に形成された、周方向に間隔
をあけて軸方向に開口する溝40b、42bに配設さ
れ、また、各々のプリエナージャイザ組立体は、シェル
の間に挟まれてシェルを離れる方向に付勢する少なくと
も2つの同一のリーフスプリング58を有している。溝
40b、42bは、摩擦リングの周方向に長く延びてお
り(図示しない)、シェル56の端部56aの滑動を許
容するように摩擦リングの放射方向に十分な径を有して
いる。各対のシェル56は、一緒に押圧された時に、協
同する開口46cの直径よりも小さくなる大径を有して
いる。周知のように、端部56aは摩擦リング40、4
2に対して反作用し、面取り部56cは、フランジ46
の初期の係合移動に対応してフランジ46の開口46c
の面取り部に対して反作用する。その結果、どちらかの
摩擦クラッチの初期係合とフランジ46に関してピン4
4を回転させる初期同期トルクをもたらし、ブロッカシ
ョルダを係合するように位置させる。
【0012】リング54には、ハブリング24、26の
ポスト24c、26cを受容する放射方向内側に開口す
る溝54aが形成されている。各溝には、周方向に対面
し放射方向に延びる側部が形成されており、各側部に自
動補力ランプ54b、54c、54d、54eが形成さ
れている。歯車16の同期中は、ランプ26dに対して
反作用するランプ54dとランプ26eに対して反作用
するランプ54eのどちらかに、歯車16の方向に付加
的な軸方向力(Fa )が生じ、また、歯車14の同期中
は、ランプ24dに対して反作用するランプ54bとラ
ンプ24eに対して反作用するランプ54cのどちらか
に、例えば、対のランプ54c、24eにより、歯車1
4の方向に軸方向付加力(Fa )が発生する。対のラン
プ54b、24dの面は、軸線12aに対して平行であ
るので、付加的力、或は押込力は生じない。後述するよ
うに、軸方向付加力(Fa )とフランジ46をシフトす
るために適用されるオペレータのシフト力(F0 )の合
計が全係合力(Ft )となる。ランプ面は、軸12に対
して単一のシフト部材38を限定的に回転させる。リン
グ54のランプとポスト24c、26cのランプが係合
している時は、フランジ46に適用されるシフト力によ
って初期係合されるコーンクラッチの係合力を増大する
ための軸方向付加力を発生するように、両方のランプ
は、コーンクラッチから軸12への同期トルクに反作用
する。その結果、コーンクラッチによって生ずる同期ト
ルクが増加する。ここで、例えば、歯車14は第1速ま
たは低速歯車であり、歯車16は第2速歯車である。こ
の実施の形態において、歯車16と共同する両方のラン
プ対は、アップシフトまたはダウンシフトのために同期
力を増大させるが、歯車14と協同するランプ対の1つ
だけは、ダウンシフトのために同期力を増大させる。更
に、ランプ面の角度を変化させて、アップシフトとダウ
ンシフト、高速比と低速比に対応させて、異なる総量の
軸方向付加力を発生させる。軸方向付加力の大きさまた
は総量は、後述するように、摩擦クラッチの平均半径比
と自動補力ランプの関数である。したがって、シフトフ
ォークによってシフトフランジ46に作用するシフト力
により生ずる付加力の大きさは、ランプ角度及び/また
は平均半径比を変化させることによって変えられる。
【0013】フランジ46が図1の中立位置にある時
は、ピン44の縮径部44bは、協同するフランジの開
口46aに整列されており、コーンクラッチの摩擦面は
わずかに離されて配置され、スプリング58の力でフラ
ンジの開口46cに関してプレエンージャイザーの面取
り面に作用する、プレエナージャイザー48の面取りさ
れた或は角度をつけられたプリエナージャイザー面56
cによってその間隔で維持されている。プレエナージャ
イザー面により発生する軸方向の力により、コーンクラ
ッチの表面間のオイルの粘性剪断が原因で起こる自動補
力ランプの不意の係合を阻止することができる。本発明
に参照として含まれる米国特許第5、092、439号
に示されているように、不意の係合は、ポスト24c、
26cのランプ及び/またはリング54のランプの交差
部の平面によって阻止される。軸に対してどちらかの歯
車を連結しようとする時は、本発明に参照として含まれ
る米国特許第4、920、815号に示されているよう
に、適当な図示しないシフト機構がフランジ46の外周
に連結され、歯車14を連結させるために左に、或は歯
車16を連結させるために右に、軸12上の軸線に沿っ
て軸方向にフランジを移動させる。シフト機構は、リン
ク機構を介してオペレータにより手動的に動かされる
か、アクチュエータによって選択的に動かされるか、或
は、シフト機構を自動的に始動させ、シフト機構によっ
て適用される力の大きさを制御する手段によって動かさ
れる。シフト機構が手動的に動かされる時は、力はシフ
トレバーに適用されるオペレータの力に比例する。手動
的に或は自動的にかかわらず、力はフランジ46に対し
て軸方向に適用され、図5において矢印F0 の長さで表
される。
【0014】オペレータのシフト力F0 によるフランジ
46の軸方向右側への初期移動は、コーン面42aとコ
ーン面32aとを効果的に初期摩擦係合させるために、
プレエナージャイザー面56cによって摩擦部材42に
伝達される。コーン面の初期係合力は、スプリング58
の力とプレエナージャイザー面の角度の関数である。初
期摩擦係合(非同期状態が存在するとすれば、一瞬、自
動補力ランプの効果を無能にする)は、初期のコーンク
ラッチ係合力と、フランジ46と係合した摩擦部材との
間の制限された相対回転を保証する初期同期トルクを生
ずるので、フランジ開口46aの側面に対してピンの縮
径部分44bを移動させると、ピンのブロッカショルダ
44cと開口46aに配置されたブロッカショルダ46
bとが係合される。ブロッカショルダが係合される時、
フランジ46上のオペレータの全シフト力F0 は、ブロ
ッカショルダを経由して摩擦部材42に伝達されるの
で、コーンクラッチは、合成されたオペレータの同期ト
ルクT0 を発生するようにオペレータの全シフト力F0
で係合される。このオペレータの同期トルクT0 は、図
5において矢印T0 で表される。ブロッカショルダは、
オペレータのシフト力F0 の軸方向に関してある角度を
なして配設されているので、非同期状態では、コーンク
ラッチからの同期トルクに対抗するが、より小さい大き
さの反対の力またはアンブロッキングトルクを発生す
る。実質的な同期に達すると、同期トルクはアンブロッ
キングトルク以下に低下するので、ブロッカショルダ
は、ピンを開口46aと同心に移動させ、引き続きフラ
ンジを軸方向に移動させ、また、ジョー部材52の内側
スプライン歯と歯車16に装着されたジョー部材36の
外側スプライン歯とを係合させる。スプライン歯は、本
発明に参照として含まれる米国特許第3、265、17
3号及び第4、246、993号に示されるように形成
されている。
【0015】自動補力ランプの効果を無視したとして
も、力F0 によって生ずるコーンクラッチトルクは式
(1)により表される。 T0 =F0C μC /sinα・・・(1) ここで、 RC =コーン摩擦面の平均半径 μC =コーン摩擦面の摩擦係数 α =コーン摩擦面の角度
【0016】特に、図3及び図4を参照して、自動補力
ランプの作用についてみると、オペレータが軸方向のシ
フト力F0 を適用することによる同期トルクT0 は、ピ
ン44によってフランジ46に伝達され、自動補力ラン
プ面を横切るように軸12に反作用する。係合される
時、自動補力ランプ面は、シフト力F0 と同じ方向に、
フランジに作用する軸方向付加力Fa を生ずる。全係合
力Ft を生ずるように合計された力によって、更に、ト
ルクT0 に付加的同期トルクTa が加えられて、合計ト
ルクTt が発生して、コーンクラッチの係合力を増加さ
せる。図3は、シフトフランジ46が図1の位置に対応
する中立位置にある時の自動補力ランプ面の位置を示し
ている。図4は、歯車16がコーン面32a、42aの
係合によって同期されている時のランプの位置を示して
いる。係合されたコーン面は、フランジのランプ面54
dと軸12に装着されたハブランプ面26dとを効果的
に係合させる方向に同期トルクを発生させている。それ
故に、図5に示すように、コーンクラッチを係合させる
ための軸方向の力の合計は、F0 にFa を加えたものと
なり、コーンクラッチによって生ずる同期トルクの合計
は、T0 にTa を加えたものとなる。オペレータにより
与えられたシフト力F0 及び同期トルクT0 に対する軸
方向の付加力の大きさは、係合される自動補力ランプ面
の角度の関数となることが好ましい。これらの角度は、
同期トルクを有効に増加させ、また、オペレータによる
最適なシフトに対応した同期時間を減少させるために、
十分な大きさの付加力Fa を発生する程度に大きいこと
が好ましい。しかしながら、これらの角度は、制御され
た軸方向付加力Fa 、即ち、力F0の増減に対応して増
減する力Fa を生ずる程度に低いことが好ましい。もし
ランプ角度が大き過ぎると、ランプは、自動補力よりむ
しろセルフロッキングする。それゆえ、一旦、コーンク
ラッチの初期係合が生ずると、力F0 とは無関係に力F
a が急速に制御不可能に増加され、制御されないロック
アップに向けてコーンクラッチを駆動する。自動補力よ
りむしろセルフロッキングすることによりシフト量また
はシフト感が低下し、同期装置の構成部材にオーバース
トレスを与え、コーンクラッチ表面のオーバーヒート及
び急速な摩耗の原因となり、また、オペレータによるシ
フトレバーの移動を無効にさえする。同期に達した所
で、ブロッカショルダの係合が外れ、リング54がポス
ト26cから延びている停止部26fに接触するまで、
ジョー部材52のスプライン歯はジョー部材36のスプ
ライン歯と係合するように右方に移動する。歯車14の
同期は、同じように行われ、ポスト24cから延びてい
る停止部24fに制限されるまで、ジョー部材50を左
方に移動させる。
【0017】自動補力ランプの角度を計算するための主
な変数及び方程式は、前述の米国特許第5、092、4
39号に示されている。
【0018】図6〜図9には、変更された複動同期組立
体120と組み合わせた歯車組立体110が部分的に示
されている。変更された複動同期組立体は、付加力Fa
の大きさを制御/制限するためにスプリングを使用して
いる点で、図1〜図4の組立体20とは異なっている。
簡潔のために、図1及び図2の構成部材のいくつかは、
図6及び図7では除かれ、あるいは示されていない。そ
れらの構成部材は、図1及び図2と実質的に同じであ
る。組立体110は、軸線112aを有する軸112を
備えており、駆動歯車114、116は部分的に示され
ている。軸112には、軸受118を介して歯車を回転
可能に支持する円筒状の面112b、112cが形成さ
れている。
【0019】複動同期装置120は、円筒状の面の直径
よりも大きい直径の外周面を有する環状ハブ122を備
えている。ハブは4つのリング123、124、12
6、127から構成されており、図1と同様に、歯車を
分離する軸方向の長さを有している。歯車が軸方向に互
いに離れるような動きは図1のように制限されている。
軸スプライン112bは、相対的に回転しないように、
リングの内側スプラインと噛み合っている。リング12
4、126は、後述するように、自動補力ランプ124
d、124e、126d、126eを形成した、3つの
放射方向の外側に突出するポスト124c、126cを
有している。更に、同期装置120は、歯車114、1
16と一体に形成された外側スプライン134a、13
6aを有するジョークラッチ部材134、136、及
び、単一部材からなるシフト部材138を備えている。
単一のシフト部材138は、ジョークラッチ部材15
0、152から放射方向の外側に延びている、部分的に
示されたフランジ146、及び、図1とは異なり、ジョ
ークラッチ部材と一体に形成されていないリング154
を有している。ジョークラッチ部材150、152に
は、後述するように、リング154とハブ122を介し
て、軸112と歯車114、116とが噛み合い回転連
結するように、外側スプライン134a、136aと噛
み合う内側スプライン150a、152aが形成されて
いる。スプライン歯150a、152aは、リング15
4上の外側スプライン154fと滑動可能に噛み合うス
プラインを兼ねている。リング154は、スプリング1
55によって軸方向に対向する方向に付勢されている。
スプリングは、スプライン150a、152aの環状溝
内のリテーナ157に対して反作用する。
【0020】リング154には、ハブリング124、1
26のポスト124c、126cを受容する放射方向の
内側に開口する溝154aが形成されている。各溝に
は、周方向に対面し放射方向に伸びる側部が形成されて
おり、各側部に自動補力ランプ154b、154c、1
54d、154eが形成されている。歯車114または
116の同期中、図1〜図5と同様に、同期させる歯車
の方向に軸方向の付加力(Fa )を生ずるように、リン
グ154のランプはポスト124cまたは126cのラ
ンプと反作用する。しかしながら、軸方向の付加力(F
a )はスプリング155によってフランジ146に伝達
されており、また、リング154の軸方向に面する側面
が、リング123、127の軸方向に面する側面123
a、127aと接触する時、スプリングの最大圧縮力に
制限されている。
【0021】ピン型同期装置について2つの実施の形態
を説明してきた。添付された請求の範囲は、開示された
同期装置の発明部分を含んでおり、変更や修正は本発明
の精神の範囲内に含まれると考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、中立位置における複動同期機構を概略
的に示す断面図であり、図2の1−1線に沿ってみた図
である。
【図2】図2は、図1の2−2線に沿ってみた、同期装
置の部分切断断面図である。
【図3】図3は、図2の3−3線に沿ってみた、同期機
構の一部拡大図である。
【図4】図4は、図3における自動補力ランプの係合位
置を示す図である。
【図5】図5は、同期装置のシフトフランジに作用する
軸方向力とトルクを図示的に表した図である。
【図6】図6は、図1における複動同期機構の変更実施
例の断面図であり、図7の6−6線に沿ってみた図であ
る。
【図7】図7は、図6の7−7線に沿ってみた、変更し
た同期装置の部分切断断面図である。
【図8】図8は、図7の8−8線に沿ってみた、同期機
構の一部拡大図である。
【図9】図9は、図8における自動補力ランプの係合位
置を示す図である。
【符号の説明】
12 軸 14、16 第1及び第2ドライブ(第1及び第
2歯車) 20 ピン型同期装置 22(24、26 ) 環状ハブ 30、32 第1及び第2摩擦部材 34、36 第1及び第2ジョー部材 40、42 第3及び第4摩擦部材 50、52 第3及び第4ジョー部材 54 リング 44 ピン 46 フランジ 48 プレエナージャイザ組立体 24d、24e、26d、26e 第1自動補力ランプ 54b、54c、54d、54e 第2自動補力ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ユージン ラルフ ブラウン アメリカ合衆国 ミシガン 48073−4093 ロイヤル オーク、ロイド アベニュー 804

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線(12a) を有する軸(12)に対して、第1
    及び第2ドライブ(14、16) の一方を摩擦的に同期させ、
    噛み合い連結させるように選択的に操作されるピン型同
    期装置(20)であって;第1及び第2ドライブ(14、16) の
    各々に設けられ、放射方向に延びるフランジ(46)を移動
    させる両軸方向のシフト力(F0)に対応して軸方向に可動
    の第3及び第4のジョー部材(50、52) とそれぞれ係合可
    能な第1及び第2ジョー部材(34、36)と;第1及び第2
    ドライブ(14、16) の各々と共転するように固定された第
    1及び第2摩擦部材(30、32) 、及びドライブと軸とを同
    期させるための同期トルクを生ずるように第1及び第2
    摩擦部材とそれぞれ摩擦係合する、軸(12)と同心でドラ
    イブ間で軸方向に可動の第3及び第4摩擦部材(40、42)
    と;係合される際、同期に先立って、ジョー部材の係合
    を阻止するように操作されるブロッカ手段であって、周
    方向に間隔をあけて配置され、第3及び第4摩擦部材(4
    0、42) 間に軸方向に延在するように固定され、かつ、フ
    ランジ(46)の一組の開口(46a) 内に配置される複数のピ
    ン(44)を有し、これらの各ピンは、協同する開口(46a)
    に形成されたブロッカショルダ(46b) と係合可能なブロ
    ッカショルダ(44c) を有しているブロッカ手段と;シフ
    ト力(F0 )の方向にフランジ(46)に加えられる力(F
    a )を発生させて、摩擦部材(30、40及び 32、42) 上の全
    係合力を増大させるために、同期トルクに対応して係合
    可能な複数の第1及び第2の自動補力ランプ手段であっ
    て、第1自動補力ランプ手段(54b、54c、54d、54e) はフラ
    ンジ(46)に関する回転に対抗するように、また第2自動
    補力ランプ手段(24d、24e及び26d、26e)は軸(12)に関する
    回転及び軸方向動きに対抗するように設けられている、
    第1及び第2の自動補力ランプ手段と;を有するピン型
    同期装置において、 第1及び第2の自動補力ランプ手段は、第3及び第4ジ
    ョー部材の放射方向内側に配置され;また、 第3及び第4ジョー部材と第1及び第2ジョー部材(34、
    36) が係合している間、並びに第1及び第2自動補力ラ
    ンプ手段が係合している間、停止手段(24f、26fまたは12
    3a、127a)は、第3及び第4ジョー部材(50、52) の軸方向
    の動きを制限するように係合することによって、係合さ
    れたジョー部材と軸との間のトルク伝達が、係合された
    ジョー部材の係合を維持するために持続する係合力を発
    生する、係合された自動補力ランプ手段を経由して行わ
    れていることを特徴とするピン型同期装置。
  2. 【請求項2】第3及び第4ジョー部材(150、152) は、第
    1自動補力ランプ手段(154b、154c、154d、154e) を形成し
    たブーストリング(154) 上の外側スプライン(154f)をス
    ライド可能に受容する内側スプライン(150a、152a) を有
    する単一部材(138) で形成されており、また、ブースト
    リングは、停止手段(123a、127a) に係合する時、フラン
    ジに加わる力の大きさを少なくとも1つのスプリングの
    力の総量に制限するスプリング(155) によって軸方向に
    対向する方向に付勢されていることを特徴とする請求項
    1記載のピン型同期装置。
  3. 【請求項3】第3及び第4ジョー部材(50、52) は、放射
    方向内側に延び、かつ、第1自動補力ランプ手段(54b、5
    4c、54d、54e) を有するブーストリング(54)と一体に形成
    された単一部材(38)よりなることを特徴とする請求項1
    記載のピン型同期装置。
  4. 【請求項4】放射方向に延びるフランジは、単一部材と
    一体であり、放射方向外側に延在していることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のピン型同期装置。
  5. 【請求項5】第2ランプ手段(24d、24e、26d、26e) は、ド
    ライブ(14、16) 間に軸方向に配置されて軸(12)に装着さ
    れた環状ハブ(22)から放射方向外側に突出していること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のピン型同
    期装置。
  6. 【請求項6】リング(54)は、第2自動補力ランプ手段(2
    4d、24e、26d、26e) を受容する複数の放射方向内側に開口
    する溝(54a) を有しており、各溝は、第1自動補力ラン
    プ(54b、54c、54d、54e) の少なくとも1つのランプを形成
    するように周方向に対面する側部を有することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載のピン型同期装置。
  7. 【請求項7】環状ハブ(22)は、第1及び第2ハブリング
    (24、26) から形成され、各ハブリングには、第2ランプ
    手段(24d、24e、26d、26e) の少なくとも1つのランプが形
    成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載のピン型同期装置。
JP10226802A 1997-08-11 1998-08-11 ピン型同期装置 Pending JPH11108078A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US908086 1997-08-11
US08/908,086 US5924535A (en) 1997-08-11 1997-08-11 Pin-type synchronizer with self-energizing ramp means providing force for maintaining engagement of jaw members

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11108078A true JPH11108078A (ja) 1999-04-20

Family

ID=25425153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10226802A Pending JPH11108078A (ja) 1997-08-11 1998-08-11 ピン型同期装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5924535A (ja)
EP (1) EP0897066B1 (ja)
JP (1) JPH11108078A (ja)
CN (1) CN1120309C (ja)
AR (1) AR013392A1 (ja)
BR (1) BR9803014A (ja)
CA (1) CA2242151C (ja)
DE (1) DE69802154T2 (ja)
PL (1) PL327885A1 (ja)
TR (1) TR199801546A2 (ja)
ZA (1) ZA987030B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006044352B3 (de) * 2006-09-18 2008-04-24 Hofer-Pdc Gmbh Getriebesynchronisierung, insbesondere in der Form einer Servo-Synchronisierung

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1098824B (de) * 1959-01-30 1961-02-02 Daimler Benz Ag Sperr-Synchronisiereinrichtung fuer formschluessige Schaltkupplungen, insbesondere bei Kraftfahrzeug-Wechselgetrieben
GB1259978A (en) * 1968-05-15 1972-01-12 Nissan Motor A synchronizing mechanism in the transmission of constant-mesh type in an automotive vehicle
GB1280299A (en) * 1969-03-06 1972-07-05 Brown Tractors Ltd Improvements in synchronizing mechanisms for power transmissions
DE2315388A1 (de) * 1973-03-28 1974-10-10 Hurth Masch Zahnrad Carl Synchronisiereinrichtung fuer zahnkupplungen in zahnradwechselgetrieben
SU559054A1 (ru) * 1975-05-26 1977-05-25 Ярославское Объединение По Производству Автомобильных Дизельных Двигателей "Автодизель" Синхронизатор
CA1126539A (en) * 1978-11-21 1982-06-29 Rudolf Beim Four speed tractor transmission
US5178250A (en) * 1990-04-12 1993-01-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Roller synchro mechanism
US5069079A (en) * 1990-07-02 1991-12-03 Eaton Corporation Self-energizing synchronizer
US5161423A (en) * 1990-12-24 1992-11-10 Eaton Corporation Self-energizing synchronizer for equalizing shift time and effort of a multi-ratio transmission
US5086897A (en) * 1990-12-24 1992-02-11 Eaton Corporation Pre-energizer pins for a synchronizer
US5078244A (en) * 1990-12-24 1992-01-07 Eaton Corporation Self-energizing synchronizer
US5065855A (en) * 1990-12-24 1991-11-19 Eaton Corporation Self-energizing splines for a synchronizer
US5078245A (en) * 1990-12-24 1992-01-07 Eaton Corporation Self-energizing synchronizer with force limiting
US5141087A (en) * 1990-12-24 1992-08-25 Eaton Corporation Self-energizing synchronizer
US5339936A (en) * 1993-05-24 1994-08-23 Eaton Corporation Synchronizer pre-energizer spring system
GB9322319D0 (en) * 1993-10-29 1993-12-15 Eaton Corp Neutral position detent for synchronizer
GB9516492D0 (en) * 1995-08-11 1995-10-11 Eaton Corp Synchronizer with self-energizing
US5865287A (en) * 1996-09-16 1999-02-02 Eaton Corporation Pin-type synchronizer

Also Published As

Publication number Publication date
CA2242151A1 (en) 1999-02-11
CN1120309C (zh) 2003-09-03
TR199801546A3 (tr) 1999-02-22
EP0897066B1 (en) 2001-10-24
CA2242151C (en) 2003-12-23
US5924535A (en) 1999-07-20
PL327885A1 (en) 1999-02-15
DE69802154D1 (de) 2001-11-29
BR9803014A (pt) 1999-11-03
TR199801546A2 (xx) 1999-02-22
DE69802154T2 (de) 2002-06-20
EP0897066A1 (en) 1999-02-17
CN1208136A (zh) 1999-02-17
AR013392A1 (es) 2000-12-27
ZA987030B (en) 1999-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3300849B2 (ja) 自己付勢式同期装置
CA2174263C (en) Synchronizer with self-energizing
JP3577609B2 (ja) クラッチ
JPH07208496A (ja) 同期クラッチ機構
JP3245792B2 (ja) 自己付勢力制限手段を備えた変速機用同期装置
JP3733545B2 (ja) ピン型同期装置
JP3906450B2 (ja) ピン型同期装置
JP3774823B2 (ja) 自己増力式同期装置
EP1116894B1 (en) Synchronizer
JP3906451B2 (ja) ピン型同期装置
US5865287A (en) Pin-type synchronizer
JP4072741B2 (ja) シンクロナイザ
JP4239123B2 (ja) 同期装置
JP3195969B2 (ja) 多段変速機用ピン型同期装置
CA2137948C (en) Synchronizer with self-energizing
JPH11108078A (ja) ピン型同期装置
US5957257A (en) Self-energizing synchronizer including force limiting
KR100375491B1 (ko) 핀형동기장치
JP3194096B2 (ja) 自己付勢式変速機用同期装置
JPH04285326A (ja) 同期装置用プリ・エナジャイザー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060913

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070221