JPH11107130A - 織機用防振装置 - Google Patents

織機用防振装置

Info

Publication number
JPH11107130A
JPH11107130A JP27314197A JP27314197A JPH11107130A JP H11107130 A JPH11107130 A JP H11107130A JP 27314197 A JP27314197 A JP 27314197A JP 27314197 A JP27314197 A JP 27314197A JP H11107130 A JPH11107130 A JP H11107130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loom
bag
movable
vibration isolator
pressure fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27314197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3875778B2 (ja
Inventor
Isao Kyo
勲 許
Yoshikazu Hayakawa
良和 早川
Masaharu Matsumoto
政春 松本
Shigeru Tsukamoto
茂 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHO KIKAI KOGYO KK
Nissan Texsys Co Ltd
Original Assignee
TOHO KIKAI KOGYO KK
Nissan Texsys Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOHO KIKAI KOGYO KK, Nissan Texsys Co Ltd filed Critical TOHO KIKAI KOGYO KK
Priority to JP27314197A priority Critical patent/JP3875778B2/ja
Publication of JPH11107130A publication Critical patent/JPH11107130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3875778B2 publication Critical patent/JP3875778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 織機と床とに対する圧力流体ばねとしての袋
体の接触面積を大きくして、袋体の小径化及び廉価化、
内圧の低圧化、織機の低高さ化を図る。 【解決手段】 防振架台21の固定側架台22と可動側
架台23との間に、圧力流体ばねとしての長尺なホース
状に形成した袋体24を横置き状態に配置し、この袋体
24を内部に充填した圧力流体により膨らませて、可動
側架台23を固定側架台22及び床25より干渉しない
形態に浮上することにより、稼動中の織機1より発生し
た振動を吸収減衰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、織機と床との間
に圧力流体ばねとしての袋体が内蔵された防振架台を介
在して、稼動中の織機から発生した振動を吸収減衰させ
る織機用防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織機用防振装置の中には、例えば、特開
平8−49137号公報、実開平7−248号公報等で
開示されたように、織機と床との間に圧力流体ばねとし
ての袋体が内蔵された防振架台を介在して、稼動中の織
機から発生した振動を吸収減衰させることは知られてい
る。
【0003】図14及び図15は、従来の織機用防振装
置を示したものであって、防振装置80の防振架台81
は可動側架台82を備えている。この可動側架台82は
織機70の左右のサイドフレーム71の一方から他方ま
での横幅と左右のサイドフレーム71の前後方向の奥行
きと略同じ奥行きとからなる面積を有する大きさに形成
されている。この可動側架台82の四隅に対応する床8
5には固定側架台83を配置している。これらの可動側
架台82の四隅と固定側架台83との間には、圧力流体
ばねの1つである空気ばねとしての筒状の厚肉ゴムから
なる袋体84が、袋体84の軸心を上下方向に向けた縦
置き状態で、配置されている。そして、防振装置80
は、袋体84を充填した加圧空気でビヤ樽のような形に
膨らませて、可動側架台82を固定側架台83及び床8
5より干渉しない形態に浮上させることにより、稼動中
の織機70より発生した振動を、防振架台81と4つの
袋体84とにより吸収減衰させる。なお、図中90はス
レードシャフト,91はリード,92は織布巻取機構,
93はクロスローラ,94はビームサポート95に支持
されたワープビーム,96はトップステー,97はボト
ムステーである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の織
機用防振装置では、約3トン程の大重量の織機70を四
隅に縦置きに配置した筒状の厚肉ゴムからなる袋体84
に形成された空気ばねにより支持する形態であるため、
織機70と床85とに対する袋体84の接触面積が小さ
くなり、袋体84に充填する加圧空気を高圧に設定する
必要がある上、ゴムも高圧に耐え得るように厚肉で高価
な材質を選択する必要があった。又、織機70の高さを
低くして織付けや機替え等の作業性を向上させるため
に、袋体84の高さを可及的に低く形成すると、袋体8
4の空気充填容量が小さくなり、織機70を支持するべ
く袋体84に充填する加圧空気を高圧に設定するにも限
度があり、耐久性も劣ることが否めなかった。更に、袋
体84に充填する加圧空気の量を少なくしたり、又は、
圧力を低くすることにより、袋体84を横方向に大きく
弾性変形させて上下に大きく潰れた状態に高さ設定し、
織機70の高さを低くすることも考えられるけれども、
厚肉なゴムを大幅に変形させると、ゴムの一部が座屈変
形して亀裂を生じたり、亀裂が生じないまでも耐久性が
悪くなってしまう。
【0005】そこで、この発明は、織機と床とに対する
袋体の接触面積を大きくして、袋体の小径化及び廉価
化、内圧の低圧化を図り、更には織機の高さを低くする
ことができる織機用防振装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、防振
架台を床に配置する固定側架台と織機が載せられる可動
側架台とにより形成し、これらの固定側架台と可動側架
台との間に圧力流体ばねとしての袋体を配置し、この袋
体を内部に充填した圧力流体により膨らませて可動側架
台を固定側架台及び床より浮上させることにより、稼動
中の織機より発生した振動を吸収減衰させる織機用防振
装置において、袋体を長尺なホース状に形成し、この袋
体を固定側架台と移動側架台との間に袋体の長手が床に
沿うよう横置き状態に配置したことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の袋体を、高密度織
布からなる筒状表層と、この筒状表層の内面に敷設した
シール層とにより形成したことを特徴としている。請求
項3の発明は、請求項1に記載の袋体を複数本設け、こ
れらの袋体を区分配置する仕切部材を固定側架台に設け
たことを特徴としている。請求項4の発明は、請求項1
に記載の防振架台を織機の左右のサイドフレームに対応
して分割構成し、これらの防振架台の可動側架台とこれ
に橋渡しされる連結補強部材とを分割組立可能に形成し
たことを特徴としている。請求項5の発明は、請求項1
に記載の袋体が織機の左右のサイドフレームの下部にあ
って織機の前側と後側とにそれぞれ複数設けてあり、前
側の袋体と後側の袋体とに対する圧力流体供給経路を分
別構成したことを特徴としている。請求項6の発明は、
請求項5に記載の圧力流体供給経路のそれぞれに、可動
側架台が上昇限度に到達した際に袋体より圧力流体を排
出し可動側架台が下降限度に到達した際に袋体に圧力流
体を供給し可動側架台が上昇限度と下降限度との間に存
在する際に上記圧力流体の給排を禁止する高さ調整装置
を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は実施形態としての空気噴射
式織機のような織機1が搭載された防振装置20の内部
を破断した側面を示す。この図1において、織機1は、
サイドフレーム2、クロスロール3、複数のプレスロー
ラ4、サーフェスローラ5、ガイドローラ6、スレソー
ドシャフト7、スレソード8、リード9、ヘルドフレー
ム11、ドロッパー12、バックローラ13、ワープビ
ーム14を有する。ワープビーム14とクロスロール3
とに掛け渡した状態に描かれた仮想線は、ワープビーム
14よりリード9までが経糸Yを示し、リード9よりク
ロスロール3までが経糸Yに図外の緯糸が織り込まれた
織布Cを示す。サイドフレーム2は、フロントボトムス
テー14、リヤーボトムステー15、フロントトップス
テー16、リヤートップステー17により、左右に相対
峙して配置された形態に結合されている(図2参照)。
防振装置20は、織機1の重量及び織機1の稼動中に発
生する振動に耐え得る剛構造の防振架台21を有する。
防振架台21は、床25側に設置した金属製の固定側架
台22と、織機1が載せられた金属製の可動側架台23
とより形成されている。固定側架台22と可動側架台2
3との間には、圧力流体ばねの1つである空気ばねとし
て複数本の長尺なホース状の袋体24が、袋体24の軸
心を前後方向に向けて床25に沿うようにした横置き状
態で、配置されている。そして、防振装置20は、袋体
24を充填した加圧空気で膨らませて、可動側架台23
を固定側架台22及び床25より浮上させることによ
り、稼動中の織機1より発生した振動を、袋体24によ
り吸収減衰させる形態に形成されている。
【0008】図2は前記織機1を防振装置20に搭載し
た外観を示す。この図2において、防振装置20の防振
架台21は、織機1の左右のサイドフレーム2を支持す
るように左右に配置されている。左右の防振架台21
は、それぞれの可動側架台23に連結補強部材26を掛
け渡したことにより、互いに一体的に組み合わされてい
る。
【0009】図3は前記防振装置20の平面を示し、図
4は同防振装置20の正面を示す。これらの図3及び図
4において、防振装置20の連結補強部材26は、防振
架台21の前部・中間部・後部に配置した形態で複数本
用いられており、各連結補強部材26の左右端部を、左
右の防振架台21の可動側架台23にパッチ27を介し
て設けられたブラケット28にボルト29で締結してい
る。この実施形態では、複数本の袋体24を、左右の防
振架台21に対して前後部に3本づつ並列に配置してい
る。そして、左右前後の3本の袋体24のそれぞれは、
それらより個別に延設した3本のパイプ30をパイプ3
1に集合して左右前後に1つ1つで合計4つのブロック
を形成している。各袋体24のブロックにおけるパイプ
31は、各ブロックに対応して防振架台21に設けられ
た高さ調整装置32の出力ポートに接続されている。
尚、図4では高さ調整装置32の図示を省略して図を簡
明化した。
【0010】図5は前記1つの防振架台21とこれに対
応する2つのブロックを形成する袋体24とを分解して
示す。この図5において、防振架台21の固定側架台2
2は、サイドフレーム2(図2参照)の底面より一回り
大きな長方形の底板22aの周縁より前後左右の側壁2
2b,22c,22d,22eを立ち上げた上方開放状
の箱型を呈する。固定側架台22の内部には、その内部
を前後2つに仕切る隔壁22fと、隔壁22fで仕切ら
れた前後の内部を左右3つに仕切る複数の仕切壁22g
とを有する。この実施形態では、隔壁22fが、左右縁
部を左右側壁22d,22eの内面に結合し、下縁部を
底板22aの上面に結合している。各仕切壁22gは、
下縁部を底板22aの上面に結合している。前側の各仕
切壁22gの前縁部は前壁22bより離隔しており、後
側の各仕切壁22gの後縁部が後壁22cより離隔して
いる。即ち、固定側架台22の上方開放状の内部には、
隔壁22fと各仕切壁22gとにより、6つの袋体収納
室22hと、2つの配管収納室22iとが区分されてい
る。それから、固定側架台22の右側壁22eには、溝
状に切り欠かれた配管取出開口22jを各配管収納室2
2iに対応して形成し、ねじ孔22kを各配管取出開口
22jより内側の位置に形成している。固定側架台22
の左側壁22dには、ねじ孔22mを右側壁22eのね
じ孔22kと対応する位置に形成している。
【0011】又、可動側架台23は、固定側架台22の
前後左右の側壁22b〜22eで形成される平面積より
一回り大きな長方形の天板23aの周縁より前後左右の
側壁23b,23c,23d,23eを立ち下げた下方
開放状の箱型を呈する。可動側架台23の内部には、6
つの突条23fを、固定側架台22の各袋体収納室22
hに対応して形成している。各突条23fは、内部に密
封空間を形成した中空状の前後方向に長尺な四角柱状で
あって、袋体24に急激な座屈を生じさせないように、
その前後面を上方より下方に行くに従って徐々に前後間
隔が狭くなる傾斜面としている。可動側架台23の右側
壁23eには、門形に切り欠かれた配管取出開口23g
を固定側架台22の配管取出開口22jと対応する位置
に形成し、縦長なストッパ孔23hを固定側架台22の
ねじ孔22kと対応する位置に形成し、高さ調整装置3
2をストッパ孔23hより内側の位置に装着している。
可動側架台23の天板23aと右側壁23eとの連接部
の外側面には、ブラケット28がパッチ27を介して前
部・中間部・後部に設けられている。可動側架台23の
左側壁23dには、縦長なストッパ孔23iを固定側架
台22の左側壁22dのねじ孔22mと対応する位置に
形成している。
【0012】各袋体24のブロックでは、3本の袋体2
4を長尺なホース状袋24aの前後の端末を金属製の封
止器具22b,24cで密封した形態に形成し、一端側
の封止器具24cより突出するパイプ24dと中継用の
パイプ24eと空気充填口部24fに接続したパイプ2
4gとを空気配管用のコネクタ24hにより接続して各
袋体24への空気供給経路24iを形成している。前記
パイプ24dが図3に示すパイプ30に相当し、パイプ
24eと空気充填口部24fとパイプ24g及びコネク
タ24hが図3に示すパイプ31に相当する。
【0013】そして、各ブロックでは、3列に並列配置
した各袋体24を固定側架台22の左右方向に配置され
た3つの袋体収納室22hに個別に横置きに上方より格
納し、各パイプ24e,24gとコネクタ24hとを固
定側架台22の配管収納室22iに上方より格納し、空
気充填口部24fを可動側架台23の配管取出開口22
jに上方より挿入配置する。この状態において、固定側
架台22に可動側架台23を被せることにより、各袋体
24の封止器具24b,24cの近傍間のホース状袋2
4aが可動側架台23の各突条23fにより押し潰され
て偏平な形態に形成される。又、固定側架台22に可動
側架台23を被せた形態においては、固定側架台22の
前後左右の側壁22b〜22eと可動側架台23の前後
左右の側壁23b〜23eとが前後左右に隙間を形成し
ていると共に、固定側架台22の隔壁22fや仕切壁2
2g及び前後左右の側壁22b〜22eと可動側架台2
3の各突状23fとが前後左右に隙間を形成して、固定
側架台22と可動側架台23とが互いに前後左右に干渉
しない形態になっている。
【0014】それから、複数のストッパピン33の雄ね
じ部33aを可動側架台23の左右のストッパ孔23
h,23iより固定側架台22の左右のねじ孔22k,
22mに個別に締結することにより、各ストッパピン3
3が可動側架台23の各ストッパ孔23h,23iに摺
接係合可能に配置される。これらのストッパピン33と
ストッパ孔23h,23iとの摺接係合により、可動側
架台23が各袋体24及び各空気供給経路24iを区分
収納した形態の固定側架台22に対して上下動可能な状
態で一体的に組み合わされる。
【0015】図6は前記袋体24の一部を拡大して示
す。この図6において、袋体24のホース状袋24a
は、例えば、消防用ホースのように、綿布を用いた高密
度織布からなる筒状表層24a−1の内面に、ネオプレ
ーンのような合成ゴムや天然ゴム等のようなシール層2
4a−2を敷設した複層構造になっている。シール層2
4a−2は、袋体24に充填した空気が筒状表層24a
−1を構成する高密度織布の織目より漏れるのを防止し
得ると共に、可動側架台23の各突条23fによる押し
潰に対する耐久性を有する薄肉に形成されている。
【0016】図7は前記ブラケット28と連結補強部材
26との締結部分を分解して示す。この図7において、
ブラケット28は、可動側架台23の板厚t1とパッチ
27の板厚t2とを合計した値と略同じ板厚t3を有す
る金属板材より構成されており、複数のねじ孔28aが
形成された形態でパッチ27より直交状に突出した取付
部28bと、取付部28bの先端に溶接した受部28c
と、受部28cとパッチ27とに橋渡して溶接された補
強梁としてのステー28dとを有する。ブラケット28
の取付部28bは、可動側架台23の天板23aの外側
面と側壁23eの外側面とに渡り重ね合わされて溶接し
たパッチ27の上面と外側面とに突き当ててパッチ27
に溶接して取り付けられている。上記ブラケット28の
材料の板厚t3が可動側架台23の板厚t1とパッチ2
7の板厚t2との合計した近似値に定められたことよ
り、可動側架台23が全体的な厚さを薄肉として軽量化
を図れると共に、ブラケット28がパッチ27を介して
可動側架台23に適切に溶接された形態に形成される。
連結補強部材26は、金属製の角パイプより構成されて
おり、その端部の前後壁に複数の貫通孔26a,26b
をブラケット28のねじ孔28aに対応する位置に形成
している。そして、複数のボルト29を連結補強部材2
6の前方の貫通孔26aより後方の貫通孔26bを経由
してブラケット28のねじ孔28aに個別に締結するこ
とにより、連結補強部材26がブラケット28に取り付
けられる。尚、図7ではボルト29を1本だけ図示して
図の簡素化を図った。
【0017】図8は前記左右の防振架台21に左右前後
のブロック毎に格納した袋体24に対する加圧空気供給
経路40を平面的に示す。この図8において、加圧空気
供給経路40では、加圧空気供給源41にパイプ42を
図外の開閉弁及び流量調整弁等を介して接続し、このパ
イプ42に左右に分岐したパイプ43,44を接続し、
これらの左右のパイプ43,44のそれぞれに前後に分
岐したパイプ45,46,47,48を接続している。
各パイプ42〜48は、加圧空気供給源42より供給さ
れる加圧空気に対する耐圧性と、配管作業のしやすさに
よる可撓性とを併有する材料により形成されている。前
後のパイプ45〜48は、防振架台21の高さ調整装置
32の入力ポートに接続している。従って、この加圧空
気供給経路40は、加圧空気供給源41を駆動し、図外
の開閉弁を開弁動作し、図外の流量調整弁を調整動作す
ることにより、加圧空気を加圧空気供給源41より各パ
イプ42〜48及び各高さ調整装置32を介して各袋体
24に供給する。
【0018】図9は前記防振架台21に設けた高さ調整
装置32の正面を示す。この図9において、高さ調整装
置32は、2ポートタイプの第1・第2のメカニカルバ
ルブ51,52を有する。この実施形態では、第1メカ
ニカルバルブ51の一つのポート51aを高さ調整装置
32の入力ポートとして前記加圧空気供給経路40の前
後のパイプ45〜48のぞれぞれに接続し、第1メカニ
カルバルブ51のもう1つのポート51bを第2メカニ
カルバルブ52の1つのポート52aにパイプ53によ
り接続し、このパイプ53より分岐接続したパイプ54
を袋体24の空気供給経路24iの空気充填口部24f
(図5参照)のそれぞれに接続し、第2メカニカルバル
ブ52のもう1つのポート52bをそのままの形態で大
気への排出ポートとして形成している。第1・第2のメ
カニカルバルブ51,52は、それぞれの作動子51
c,52cを互いに前後方向に向き合わせた形態で可動
側架台23の外側面に止めねじ55により取り付けられ
ている。各作動子51c,52cの周りの可動側架台2
3の側壁23eには縦長孔56を形成している。この縦
長孔56より固定側架台22には、突起57の雄ねじ部
57aを各作動子51c,52cの間に位置するように
ねじ嵌合装着している。
【0019】そして、図9に示すように、突起57が第
1・第2メカニカルバルブ51,52の作動子51c,
52cより離れている状態では、各作動子51c,52
cが第1・第1メカニカルバルブ51,52に内蔵され
た図外のスプリングで縦長孔56の側に突出したことに
より、第1・第2メカニカルバルブ51,52の図外の
弁体が閉弁動作している。この状態において、可動側架
台23が固定側架台22に対して下降し、突起57が第
1メカニカルバルブ51の作動子51cを押圧すること
により、当該作動子51cが第1メカニカルバルブ51
の弁体を開弁動作する。逆に、可動側架台23が固定側
架台22に対して上昇し、突起57が第2メカニカルバ
ルブ52の作動子52cを押圧することにより、当該作
動子52cが第2メカニカルバルブ52の弁体を開弁動
作する。尚、上記第1メカニカルバルブ51と加圧空気
供給経路40との接続は図8及び図9に示す接続記号5
8により模式的に示し、上記第1・第2メカニカルバル
ブ51,52と袋体24との接続は図8及び図9に示す
接続記号59により模式的に示してある。
【0020】図10〜図12は前記高さ調整装置32の
調整動作を模式的に示す。図10は、可動側架台23が
下降限度に到達したことにより、図9に示す突起57が
第1メカニカルバルブ51の作動子51cを押圧してい
ると共に第2メカニカルバルブ52の作動子52cより
離れていることから、第1メカニカルバルブ51が開弁
動作し、第2メカニカルバルブ52が閉弁動作し、袋体
24が加圧空気供給源41より充填された加圧空気によ
り膨らまされて可動側架台23を上昇する形態である。
図11は、可動側架台23が上昇限度に到達したことに
より、前記突起57が第1メカニカルバルブ51の作動
子51cより離れていると共に第2メカニカルバルブ5
2の作動子52cを押圧していることから、第1メカニ
カルバルブ51が閉弁動作し、第2メカニカルバルブ5
2が開弁動作し、袋体24より加圧空気が大気中に排出
されて萎んで可動側架台23を下降する形態である。図
12は、可動側架台23が下降限度と上昇限度との間に
存在したことにより、前記突起57が第1・第2メカニ
カルバルブ51,52の作動子51c,52cの双方よ
り離れていることから、第1・第2メカニカルバルブ5
1,52の双方が閉弁動作し、袋体24に加圧空気が織
機1(図1参照)の重量に対して適度な量だけ充填され
ており、可動側架台23が上昇も下降もしない適度な高
さに調整された形態である。
【0021】図13は前記織機1を防振装置20に搭載
して振動を吸収減衰し得る形態とする工程を示す。織布
工場では、織機1をフォークリフト61のような搬送車
や図外の油圧ジャッキを用いて搬送するのが普通である
ため、この図13では、織機1をフォークリフト61で
持ち上げる形態を図示している。先ず、a図に示すよう
に、フォークリフト61の支持腕としてのフォーク61
aを織機1の前方又は後方の何れか一方よりフロントボ
トムステー14及びリヤボトムステー15の下方に挿入
して上昇することにより、織機1を持ち上げる。この持
ち上げる高さは、織機1の左右のサイドフレーム2と床
25との間に、防振装置20を挿入し得る空間が形成さ
れれば十分である。次に、b図に示すように、袋体24
を格納した左右の防振架台21を、持ち上げられた織機
1の左右のサイドフレーム2と床25との間に挿入配置
する。そして、c図に示すように、防振架台21の可動
側架台23に複数の連結補強部材26を取り付ける。そ
の後、d図に示すように、フォーク61aを下降するこ
とにより、織機1の左右のサイドフレーム2を左右の防
振架台21の可動側架台23の上に搭載する。それか
ら、フォーク61aを連結補強部材26に干渉しない範
囲で少し下降して停止した後、フォークリフト61をフ
ォーク61aの織機1に対する挿入方向とは逆方向に後
退して、フォーク61aを織機1のフロントボトムステ
ー14及びリヤボトムステー15と防振装置20の連結
補強部材26との間より抜き去る。この織機1を防振装
置20に搭載した状態においては、e図に示すように、
各袋体24が可動側架台23の各突条23fにより押し
潰されて偏平になっている。又、前記b図以降におい
て、高さ調整装置32に加圧空気供給経路40を配管す
る(図8参照)。この配管が終了したと共に、織機1が
防振装置20に搭載された状態において、加圧空気供給
源41より高さ調整装置32を介して各袋体24に加圧
空気を充填すると、f図に示すように、各袋体24が高
さ調整装置32による高さ調整により断面楕円形状に膨
らみ、これらの各袋体24に接触した突状23fによ
り、防振架台21の可動側架台23が固定側架台22及
び床25より干渉しない形態に浮上される。
【0022】この実施形態の構造によれば、防振架台2
1の固定側架台22と可動側架台23との間に、長尺な
ホース状の袋体24を長手が床に沿うように横置き状態
に配置したので、従来の縦置きに配置した筒状の厚肉ゴ
ムに比べ、織機1と床25とに対する袋対24の接触面
積を大きくできるので、袋対24が織機1から受ける単
位面積当たりの荷重が小さくなるから、袋体24に充填
する加圧空気を低圧にできる。この袋体24に充填する
加圧空気の低圧化により、空気供給作業の作業性を向上
することができる上、袋体24を高圧に耐える材質を用
いる必要がなく廉価な材質により形成することができ
る。又、ホース状の袋対24を床25に沿うように配置
したので、織機1の高さを低くして、織付けや機替え等
の作業性を向上することができる。これにより、織機1
から可動側架台23を介して袋体24が受ける振動は、
袋体24内の空気の弾性質、すなわち空気の圧縮・膨張
により吸収されて減衰されることになるが、この実施例
の袋体24自体は、従来の厚肉ゴムからなる筒状の空気
バネのような弾性質は有していない。
【0023】又、袋体24を高密度織布からなる筒状表
層24a−1とこれの内面に敷設したシール層24a−
2とにより形成したので、高耐圧ゴム材と比較して廉価
と耐久性とを得ることができる。しかも、筒状表層24
a−1が非弾性質であることから、シール層24a−2
を筒状表層24a−1の織目からの空気漏れ防止と押し
潰への耐久性の有る薄肉に形成することができる。よっ
て、袋体24が上下方向に大きく潰された状態で使用し
ても座屈変形による劣化を受けることは少ない。この袋
体24が上下方向に大きく潰された状態では、織機1と
床25とに対する袋体24の接触面積が更に増大するの
で、袋体24に充填する加圧空気のより一層の低圧化に
よる耐久性の向上を図ることができる上、織機1の更な
る低高さ化による織付けや機替え等の作業性をより一層
向上することができる。
【0024】又、固定側架台22と可動側架台23との
間に複数本の袋体24を隔壁22fや仕切壁22g等に
より仕切り配置したので、袋体24の位置ずれを防止す
ることができ、複数本の袋体24で可動側架台23を固
定側架台22と床25とに干渉しないように適切に浮上
支持することができる。
【0025】又、織機1の左右のサイドフレーム2に対
応して分割構成した防振架台21と、これに橋渡しされ
る連結補強部材26とを分割組立可能に形成したので、
防振架台21と連結補強部材26とを分解小形化して運
搬することができるので、運搬作業を容易かつ廉価に行
うことができる。又、防振架台21と連結補強部材26
とを組み立てることにより、防振装置20の設置作業を
容易かつ廉価に行うことができる。
【0026】又、袋体24を織機1の左右のサイドフレ
ーム2の下部において前後部に分けて設け、これらの前
後に分けられた袋体24のそれぞれに加圧空気を空気供
給経路40より別々に供給するように形成したので、ク
ロスローラ3の巻量とワープビーム14の巻量とに応じ
て、前後の袋体24のそれぞれに供給される加圧空気の
設定圧力を調整することにより、クロスローラ3の巻量
とワープビーム14の巻量とよる織機1の前後の荷重の
変化に対して、織機1の姿勢を常に所定の正常な状態に
保つことができる。
【0027】又、前後に分けられた袋体24のそれぞれ
に加圧空気を別々に供給する空気供給経路40のそれぞ
れに高さ調整装置32を設け、各高さ調整装置32によ
り、可動側架台23が上昇限度に到達した際に袋体24
より加圧空気を排出し、可動側架台23が下降限度に到
達した際に袋体24に加圧空気を供給し、可動側架台2
3が上昇限度と下降限度との間に存在する際に袋体24
への加圧空気の給排を禁止するように形成したので、織
機1の荷重変化に対する姿勢制御を自動的に行うことが
できる。
【0028】又、固定側架台22と可動側架台23とを
分割構成し、これらの固定側架台22と可動側架台23
との間に空気供給経路24iが設けられた袋体24を格
納してから、ストッパピン33を可動側架台23のスト
ッパ孔23h,23iより固定側架台22に取り付ける
ことにより、ストッパピン33をストッパ孔23h,2
3iに摺接係合可能に配置する形態であるので、固定側
架台22と可動側架台23と袋体24とを分解した状態
で運搬して設置場所で組み立てることができ、防振架台
21と袋体24との運搬及び設置の作業を容易かつ廉価
に行うことができる。
【0029】又、組み立てた防振架台21においては、
ストッパピン33とストッパ孔23h,23iとが摺接
係合して、可動側架台23が各袋体24及び各空気供給
経路24iを収納した形態の固定側架台22に対して上
下動可能な状態で一体的に組み合わされるので、固定側
架台22と可動側架台23とが不用意に分離することが
なく、作業の安全性を向上することができる。
【0030】又、空気供給経路24iの空気充填口部2
4fと高さ調整装置32とが左右の防振架台21の内側
に設けられているので、床25に設置した防振架台21
の上に織機1を搭載した状態において、空気充填口部2
4fと高さ調整装置32とが織機1に携わる作業者に対
して邪魔になることが少なく、当該作業者による作業性
を向上することができる。
【0031】又、可動側架台23に突条23fを設け、
この突条23fを固定側架台22に設けられた隔壁22
fや仕切壁22gで形成された袋体収容室22hに潜り
込ませて袋体24に接触させたので、床25に設置した
防振架台21の上に織機1を搭載した状態において、袋
体24に加圧空気を未充填の場合は勿論のこと、袋体2
4を充填した加圧空気で膨らませた場合にも、袋体24
の袋体収容室22hからの位置ずれを防止することがで
きる。
【0032】又、突条23fが内部に密封空間を形成し
た中空状に形成されたので、可動側架台23の軽量化を
促進することができる。
【0033】前記実施形態では、ストッパピン33と高
さ調整装置32の突起57とを別体に形成したが、同一
部材によりストッパ機能と高さ検出機能とを兼用すれ
ば、構造を簡素化できる。
【0034】前記実施形態では、複数本の袋体24を前
後方向に横置き状態に配置したが、左右方向に横置き状
態に配置してもよい。
【0035】前記実施形態では、各ブロックでの袋体2
4の数を3本にしたが、1本以上であればよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、床側と可動側
架台との間に圧力流体ばねとしての長尺なホース状の袋
体を床に沿うように横置き状態に配置したので、織機と
床とに対する袋体の接触面積を大きくすることができ、
圧力流体を低圧にできる。そのため、この圧力流体の低
圧化により、圧力流体供給作業の作業性を向上すること
ができる上、袋体を低圧に耐え得るような廉価な材質に
より形成することができる。又、ホース状の袋体を床に
沿うように配置したので、織機の高さを低くして、織付
けや機替え等の作業性を向上することができる。請求項
2の発明によれば、袋体を高密度織布からなる筒状表層
とこれの内面に敷設したシール層とにより形成したの
で、袋体を廉価に形成して、その袋体の耐久性を確保す
ることができる。又、筒状表層が非弾性質であることか
ら、シール層を筒状表層の織目からの圧力流体漏れ防止
と押し潰への耐久性の有る薄肉に形成することができる
ので、袋体が上下方向に大きく潰された状態で使用して
も座屈変形による劣化を受けることは少ない。しかも、
袋体を上下方向に大きく潰すことにより、織機と床とに
対する袋体の接触面積を更に増大することがきるので、
袋体に充填する圧力流体の更なる低圧化と耐久性の向上
とを図ることができる上、織機の更なる低高さ化による
織付けや機替え等の作業性をより一層向上することがで
きる。請求項3の発明によれば、袋体を複数本設け、こ
れらの袋体を区分配置する仕切部材を固定側架台を備え
るので、袋体の位置ずれを防止することができ、複数本
の袋体が可動側架台と床側との間で干渉しないように適
切に浮上支持することができる。請求項4の発明によれ
ば、防振架台を織機の左右のサイドフレームに対応して
分割構成し、これらの防振架台の可動側架台とこれに橋
渡しされる連結補強部材とを分割組立可能に形成したの
で、防振架台と連結補強部材とを分解小形化することに
より、運搬作業を容易かつ廉価に行うことができる。
又、防振架台と連結補強部材とを組み立てることによ
り、防振装置の設置作業を容易かつ廉価に行うことがで
きる。請求項5の発明によれば、袋体が織機の左右のサ
イドフレームの下部にあって織機の前側と後側とにそれ
ぞれ複数設けてあり、前側の袋体と後側の袋体とに対す
る圧力流体供給経路を分別構成したので、ワープビーム
の経糸巻量、クロスロールの布巻量の変化による織機の
前後の荷重変化に応じて、前後の袋体のそれぞれに供給
される圧力流体の設定圧力を調整すれば、織機の前後の
荷重の変化に対する姿勢を常に所定の正常な状態に保つ
ことができる。請求項6の発明によれば、前後に分けら
れた袋体のそれぞれに圧力流体を別々に供給する圧力流
体供給経路のそれぞれに高さ調整装置を設け、これらの
高さ調整装置により、可動側架台が上昇限度に到達した
際に袋体より圧力流体を排出し、可動側架台が下降限度
に到達した際に袋体に圧力流体を供給し、可動側架台が
上昇限度と下降限度との間に存在する際に袋体への圧力
流体の給排を禁止するように形成したので、織機の荷重
変化に対する姿勢制御を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の織機を搭載した防振装置を示す縦
断面図。
【図2】 同実施形態の外観を示す斜視図。
【図3】 同実施形態の防振装置の平面図。
【図4】 同実施形態の防振装置の正面図。
【図5】 同実施形態の防振架台と袋体との分解斜視
図。
【図6】 同実施形態の袋体の一部を拡大して示す斜視
図。
【図7】 同実施形態の連結補強部材とブラケットとの
分解斜視図。
【図8】 同実施形態の袋体への空気供給経路の平面
図。
【図9】 同実施形態の高さ調整装置の正面図。
【図10】 同実施形態の高さ調整装置による上昇形態
の模式図。
【図11】 同実施形態の高さ調整装置による下降形態
の模式図。
【図12】 同実施形態の適度な高さに調整された形態
の模式図。
【図13】 同実施形態の織機を防振装置に搭載する工
程図。
【図14】 従来の織機を搭載した防振装置を示す側面
図。
【図15】 同従来の防振装置の平面図。
【符号の説明】
1 織機 2 サイドフレーム 20 防振装置 21 防振架台 22 固定側架台 22f 隔壁(仕切部材) 22g 仕切壁(仕切部材) 23 可動側架台 24 袋体 24a−1 筒状表層 24a−2 シール層 24i 空気供給経路(圧力流体供給経路) 25 床 32 高さ調整装置 40 空気供給経路(圧力流体供給経路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 政春 東京都三鷹市下連雀5丁目3番1号 日産 テクシス株式会社内 (72)発明者 塚本 茂 愛知県名古屋市千種区茶屋が坂1丁目4− 16号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床側と織機が載せられる可動側架台との
    間に圧力流体ばねとしての袋体を配置し、この袋体を内
    部に充填した圧力流体により膨らませて可動側架台を床
    側より浮上させることにより、稼動中の織機より発生し
    た振動を吸収減衰させる織機用防振装置において、袋体
    を長尺なホース状に形成し、この袋体を床側と移動側架
    台との間に袋体の長手が床に沿うよう横置き状態に配置
    したことを特徴とする織機用防振装置。
  2. 【請求項2】 袋体を、高密度織布からなる筒状表層
    と、この筒状表層の内面に敷設したシール層とにより形
    成したことを特徴とする請求項1記載の織機用防振装
    置。
  3. 【請求項3】 袋体を複数本設け、これらの袋体を床側
    に区分配置する仕切部材を設けた固定側架台を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の織機用防振装置。
  4. 【請求項4】 防振架台を織機の左右のサイドフレーム
    に対応して分割構成し、これらの防振架台の可動側架台
    とこれに橋渡しされる連結補強部材とを分割組立可能に
    形成したことを特徴とする請求項1記載の織機用防振装
    置。
  5. 【請求項5】 袋体が織機の左右のサイドフレームの下
    部にあって織機の前側と後側とにそれぞれ複数設けてあ
    り、前側の袋体と後側の袋体とに対する圧力流体供給経
    路を分別構成したことを特徴とする請求項1記載の織機
    用防振装置。
  6. 【請求項6】 圧力流体供給経路のそれぞれに、可動側
    架台が上昇限度に到達した際に袋体より圧力流体を排出
    し可動側架台が下降限度に到達した際に袋体に圧力流体
    を供給し可動側架台が上昇限度と下降限度との間に存在
    する際に上記圧力流体の給排を禁止する高さ調整装置を
    設けたことを特徴とする請求項5記載の織機用防振装
    置。
JP27314197A 1997-10-06 1997-10-06 織機用防振装置 Expired - Fee Related JP3875778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27314197A JP3875778B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 織機用防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27314197A JP3875778B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 織機用防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11107130A true JPH11107130A (ja) 1999-04-20
JP3875778B2 JP3875778B2 (ja) 2007-01-31

Family

ID=17523699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27314197A Expired - Fee Related JP3875778B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 織機用防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3875778B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196079A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Toyota Industries Corp 織機
CN101775693A (zh) * 2010-03-11 2010-07-14 盐城纺织职业技术学院 一种织布机机架
CN111519322A (zh) * 2020-03-29 2020-08-11 张瑜 一种小型纺织机机架

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102304806A (zh) * 2011-09-01 2012-01-04 吴江市隆泰喷织厂 喷水织机的减震装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196079A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Toyota Industries Corp 織機
CN101775693A (zh) * 2010-03-11 2010-07-14 盐城纺织职业技术学院 一种织布机机架
CN111519322A (zh) * 2020-03-29 2020-08-11 张瑜 一种小型纺织机机架

Also Published As

Publication number Publication date
JP3875778B2 (ja) 2007-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4029305A (en) Pneumatic vibration isolator and suspension system
US5630316A (en) Hydraulic driving apparatus using a bladder-type accumulator with an improved safety
JP2008508130A (ja) 油圧式車両サスペンションシステム
JP5869586B2 (ja) カセット断震装置
KR950011773A (ko) 해양 지지 구조물상의 연해 플랫폼용 갑판 설치법
KR20010108180A (ko) 휠식 작업차량
JP3875778B2 (ja) 織機用防振装置
WO2009139409A1 (ja) 作動油タンク及びその製造方法
KR101182513B1 (ko) 휠로더의 붐완충장치
KR100310889B1 (ko) 연료탱크
CN103523033B (zh) 一种机车的弹性司机室
KR20210049935A (ko) 유체압 실린더
KR102337857B1 (ko) 범퍼스토퍼에 의한 임시 차체보호기능이 구비된 에어서스펜션
JP4392387B2 (ja) 免震システム
WO2005113979A2 (en) Buoyancy engine
JP3117682U (ja) 家具等の転倒防止クッション材
JPH07133560A (ja) 織機用防振架台装置
JP2005083018A (ja) 浮遊式免震構造
KR101360629B1 (ko) 차량용 사이드실 장치
JP2021088463A (ja) 産業車両の衝撃抑制装置
CN116043787B (zh) 一种抗震抗滑多层水闸结构
JP2702512B2 (ja) 車両のサスペンション装置
JP2963935B2 (ja) 防振用支持装置
JP2006131066A (ja) サスペンション装置
JPH02279870A (ja) 免震床構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040723

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061027

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees