JPH11107017A - 腰部補強具 - Google Patents

腰部補強具

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JPH11107017A
JPH11107017A JP9284448A JP28444897A JPH11107017A JP H11107017 A JPH11107017 A JP H11107017A JP 9284448 A JP9284448 A JP 9284448A JP 28444897 A JP28444897 A JP 28444897A JP H11107017 A JPH11107017 A JP H11107017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
waist
waist part
tightening
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP9284448A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Yamamoto
直行 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fumoto Giken Co Ltd
Original Assignee
Fumoto Giken Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fumoto Giken Co Ltd filed Critical Fumoto Giken Co Ltd
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Publication of JPH11107017A publication Critical patent/JPH11107017A/ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】常時装着が容易で、必要時に簡易に装着できる
腰部補強具を提供する。 【解決手段】身体の腰部に巻き付けられる帯体2の両端
接合部21a、21bをマジックテープで構成して、容
易に係脱できる構成とし、さらに、帯体2にサスペンダ
ー4を設け、腰部を圧迫させない状態で身体に常時取り
付けられる構成とし、帯体2の外側に設けられた締付帯
3を弾性材で構成した。締付帯3の先端の係合部31
a、31bと、帯体2の係止部22(21a)は、マジ
ックテープで構成され、互いに係脱自在に構成されてお
り、締付帯3を伸ばして係合部31a、31bと、係止
部22(21a)を係合させることにより、帯体2が締
め付けられ、腰部が補強される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷受け作業時など
において腰部に装着し、腰を保護する腰部補強具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運送業などにおいて、重い荷物を
運ぶ作業を行う場合には、腰を痛める恐れがあるため、
腰部を補強するコルセットのような補強具を装着して作
業をすることが望まれる。このような補強具は、腰部を
補強する必要があるため、外側から強く体を締め付ける
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
補強具は、腰部を外側から圧迫して固定しているため
に、腹部などに圧迫感があり、常時装着していることは
困難である。従って、使用者は、重い荷物を運ぶ作業中
は装着していても、他の作業をしているときや、休息中
には取り外すさなければならない。この様なことから、
補強具の装着と、取り外しを頻繁に行う必要があり、取
り扱いが煩わしく、結局装着せずに作業をしてしまうこ
ととなっていた。この発明の目的は、常時装着が可能
で、必要な時にのみ容易に腰部の補強が可能な腰部補強
具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明によって達成される。 (1) 身体の腰部に巻き付けられる帯体と、前記帯体
の両端部に設けられ、相互に接続されることによって、
前記帯体を身体の腰部に固定するように構成される接合
部と、前記帯体の外側に設けられ、前記帯体に沿って巻
き付けられる締付帯と、前記締付体の端部に設けられ、
前記帯体に着脱自在に接続される係合部と、前記帯体の
外側に設けられ、前記係合部が係脱自在に係合される係
止部と、前記締付体の少なくとも一部を構成する弾性部
と、前記帯体において、前記帯体が身体の腰部に装着さ
れた際の背骨の方向に沿って設けられた補強部とを有す
る腰部補強具。
【0005】(2) 前記締付帯は、その中央部分が帯
体の中央部分に固定され、左右方向に伸びる構成となっ
ている上記(1)に記載の腰部補強具。
【0006】(3) 前記接合部と係合部は、マジック
テープで構成され、相互に接続可能な構成となっている
上記(1)または(2)に記載の腰部補強具。
【0007】(4) 前記帯体には、身体の一部に掛け
られる掛け紐の両端が接続されている上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載の腰部補強具。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施形態につ
いて、添付図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実
施形態の腰部補強具1を示す全体斜視図である。腰部補
強具1は、身体の腰部に巻き付けられる帯体2と、該帯
体2の外側に設けられ、該帯体2に沿って巻き付けられ
る締付帯3と、帯体2を肩に掛けるための掛け紐4とを
備えている。
【0009】帯体2は、図2に示されているように、身
体への装着時には、身体の臀部の上部から、あばら骨の
下部まで達する程度に、十分な幅を有する帯状に形成さ
れている。構成材料は、例えば、ナイロン等の化学繊維
を用いることができ、さらにメッシュ状に構成して通気
性を確保するとしてもよい。
【0010】帯体2の両端部には、相互に接続されるこ
とによって、帯体2を身体の腰部に固定するように構成
される接合部21a、21bが構成されている。接合部
21aは、帯体2の一端部において、帯体2を腰部に巻
き付けた状態で内側に位置する面(以下「内側面」とい
う)に設けられ、接合部21bは、帯体2の他端部にお
いて、帯体2を腰部に巻き付けた状態で外側に位置する
面(以下「外側面」という)に設けられている。一対の
接合部21a、21bは、相互に密着させることによっ
て、密着面において接合されるマジックテープで構成す
ることができる。このマジックテープは、多数のループ
を有する一方の接合面(ループ面)と、該ループに引っ
掛かるように可撓性の鉤部材を多数設けた他方の接合面
(鉤部材面)とをそれぞれ対面させた状態で密着させる
ことにより、鉤部材をループへ引っ掛け接合状態に維持
する構成となっている。また、接合を解除する場合に
は、一方の接合面を他方から引き離すことにより、鉤部
材が撓んでループから外れ、接合部21a、21bが離
脱する。
【0011】以上のような構成のマジックテープにおい
て、ループは、柔らかい材料で構成されているため、肌
触りがよい。接合部21aは、ループ面となっており、
接合部21bは鉤部材面で構成されている。外側面に設
けられている接合部21aをループ面とすることによっ
て、装着中の帯体2の外側面に触れる手や腕の皮膚を傷
つけることがない。
【0012】また、接合部21a、21bは、装着状態
において腹部を略覆う程度の範囲で設けられており、接
合位置を調節することができるように構成されている。
この接合位置を調節することによって、フリーサイズで
装着することができる。一方、係合部21bの裏側に
は、上記マジックテープを構成するループ面22が設け
られている。そして、帯体2の装着時には、接合部21
aとループ面22とによって、締付体3の係合部31
a、31bと係合する係止部が構成される。
【0013】また、帯体2の接合部21a、21bの間
には、等間隔で補強部23が設けられている。補強部2
3は、帯体2の外側面に設けられたポケット231と、
ポケット231内に収納されている補強材232とから
構成されている。補強材232は、ポケット231の外
側から周囲を逢着することによって、ポケット内で固定
されている。補強材232は、十分な剛性を有する材料
で構成されており、金属や強化プラスチックなどの材料
が用いられる。この補強材232によって、帯体2の幅
方向の剛性が維持され、身体の腰部を確実に補強するこ
とができる。この補強部23は、例えば5〜8個設ける
ことができる。
【0014】帯体2の内側面には、ポケット状の取付部
24が設けられている。この取付部24は、帯体2の略
中央部に位置し、装着時に身体の腰の部分に位置するよ
うに構成されている。取付部24には、例えば鉄と水の
反応熱により発熱する使い捨てカイロ、磁気治療用磁石
が取り付けられた取付体などか収納される。使い捨てカ
イロのような発熱体を取付部24に取り付けることによ
って、腰部を暖め、腰部の怪我の予防、痛みの緩和、体
温の低下の抑制等の効果を得ることができる。また、磁
気治療用磁石が取り付けられた取付体を収納することに
よって、腰部の血行を良好にする磁気治療効果を得るこ
とができる。特にこの場合には、装着時における腰のつ
ぼの位置に磁石が位置するように、取付体に磁石が配置
されている。この取付体は、取付部24のポケットの大
きさと略同じ大きさに形成され、取付部24内で固定さ
れる構成とすることができる。
【0015】一方、帯体2の上側縁には、掛け紐とての
サスペンダー4が接続されている。このサスペンダー4
は、図2に示されているように、2つの肩紐41、42
からなり、装着時における前側と後ろ側とにそれぞれ両
端が接続され、肩に引っ掛けることによって、帯体2を
肩から釣り下げられる構成となっている。肩紐41、4
2は、それぞれ弾性を有し、弾性変形する余裕を残し
て、図2に示されているように、伸びた状態で身体に装
着される。
【0016】このような構成とすることによって、例え
ば姿勢が前屈みとなると、背中側の肩紐が伸びるため、
肩紐に後方へ引っ張る力を生じさせるので、姿勢が前屈
みとなったことが解り、無意識に姿勢が悪くなってしま
っていることを装着者は知ることができる。
【0017】帯体2の中央部には、締付帯3の中央部が
固定されている。この締付帯3は、全体が弾性を有する
弾性部となっており、引き伸ばすことによって縮む方向
へ復元力が生ずる部材で構成されている。このような部
材は、例えば合成ゴム等の弾性材料で構成されているも
のの他、ゴム等の弾性材料で構成された繊維を織り込ん
で全体として弾性領域を拡大するように構成されたもの
でもよい。
【0018】締付帯3の両端部内側には、係合部31
a、31bが設けられている。この係合部31a、31
bは、マジックテープの鉤部材面で構成され、既述の接
合部21aとループ面22とによって構成される係止部
に係合する。
【0019】締付帯3の長さは、帯体2の長さより短く
構成され、係合部31a、31bは、締付帯3を引き伸
ばして、係止部である接合部21aまたはループ面22
に係合させることで、締付帯3の復元力によって帯体2
を外側から締め付けるように構成されている。これによ
り、帯体2を外側から押さえつけ、腰部が補強させるよ
うになっている。
【0020】締付帯3の外側には、ペンなどの筆記具や
携帯電話などを収納するポケット32、33を設けても
よい。この場合には、締付帯3の一部を弾性部とし、他
の部分にポケット32、33を設けることが好ましい。
【0021】以上のように構成された腰部補強具1を装
着する場合には、接合部21a、21bを離して、帯体
2を1枚の帯状とし、中央部を腰にあてて、両端を前方
へ巻き付け、腹の部分で接合部21a、21bを重ねあ
わせる。この状態で、帯体2は、腰部に装着され、取付
部24に取り付けられた磁石または発熱体は、腰部に押
し当てられる。そして、サスペンダー4を肩に掛ける。
【0022】次に、締付帯3の両端部分をそれぞれ左右
の手にとって、前方へ引っ張り、係合部31a、31b
をそれぞれ接合部21aとループ面22で構成された係
止部に係止する。この様に、締付帯3を伸ばして係止す
ることによって、締付帯3の復元力によって外側から帯
体2を締め付け、腰部を固定する作用が生ずる。
【0023】また、接合部21aとループ面22で構成
された係止部の面積は、十分広く、締付帯3を伸ばさな
い状態でも係合部31a、31bを固定できる位置まで
設けられている。従って、腰部を特に保護する必要のな
い作業をする場合には、締付帯3の係合部31a、31
bの位置を後方へ移動させ、腰部補強具1を取り外すこ
となく、締付帯3による圧迫を解除することができる。
【0024】さらに、帯体2の接合部21a、21bを
外せば、完全に腰や腹部に加わる圧迫を解除させること
ができるとともに、この場合であってもサスペンダー4
によって釣り下げられた状態となるため、身体からは取
り外す必要はない。つまり、常時身体に装着し、必要な
ときにのみ腰部の補強を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように構成されている本発明の腰
部補強具によれば、常時身体に装着した状態で、必要な
時のみ腰部の補強ができる。また、締付帯を両側から伸
ばして前方で固定する構成とすることによって、締付帯
の固定を簡易迅速に行うことができる。さらに、マジッ
クテープを、帯体の接続や、締付帯の係合に用いること
によって、これらの係脱を簡易かつ迅速にすることがで
きる。掛け紐を設けることで、帯体の接続を外した状態
でも、身体に付けておくことができ、必要時に直ちに腰
の補強をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腰部補強具の全体斜視図である。
【図2】同じく、装着状態を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 腰部補強具 2 帯体 3 締付帯 4 サスペンダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の腰部に巻き付けられる帯体と、 前記帯体の両端部に設けられ、相互に接続されることに
    よって、前記帯体を身体の腰部に固定するように構成さ
    れる接合部と、 前記帯体の外側に設けられ、前記帯体に沿って巻き付け
    られる締付帯と、 前記締付体の端部に設けられ、前記帯体に着脱自在に接
    続される係合部と、 前記帯体の外側に設けられ、前記係合部が係脱自在に係
    合される係止部と、 前記締付体の少なくとも一部を構成する弾性部と、 前記帯体において、前記帯体が身体の腰部に装着された
    際の背骨の方向に沿って設けられた補強部とを有する腰
    部補強具。
  2. 【請求項2】 前記締付帯は、その中央部分が帯体の中
    央部分に固定され、左右方向に伸びる構成となっている
    請求項1に記載の腰部補強具。
  3. 【請求項3】 前記接合部と係合部は、マジックテープ
    で構成され、相互に接続可能な構成となっている請求項
    1または2に記載の腰部補強具。
  4. 【請求項4】 前記帯体には、身体の一部に掛けられる
    掛け紐の両端が接続されている請求項1ないし3のいず
    れかに記載の腰部補強具。
JP9284448A 1997-10-01 1997-10-01 腰部補強具 Pending JPH11107017A (ja)

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JP9284448A JPH11107017A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 腰部補強具

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JP (1) JPH11107017A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537747A (ja) * 2007-08-30 2010-12-09 トソ、ビクター 調整可能な背部支持装置
JP2014133121A (ja) * 2012-12-14 2014-07-24 Nikon Corp 補助用具
WO2015094909A1 (en) * 2013-12-17 2015-06-25 3M Innovative Properties Company Hip pad with offset angle

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