JPH11106054A - 容器の積重ね保持装置 - Google Patents

容器の積重ね保持装置

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JPH11106054A
JPH11106054A JP27468997A JP27468997A JPH11106054A JP H11106054 A JPH11106054 A JP H11106054A JP 27468997 A JP27468997 A JP 27468997A JP 27468997 A JP27468997 A JP 27468997A JP H11106054 A JPH11106054 A JP H11106054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
containers
receiving member
pachinko ball
stacking
Prior art date
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Pending
Application number
JP27468997A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Futamura
三郎 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIMURA KOKI KK
Original Assignee
NIMURA KOKI KK
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Publication date
Application filed by NIMURA KOKI KK filed Critical NIMURA KOKI KK
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Publication of JPH11106054A publication Critical patent/JPH11106054A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ玉収納箱のような容器において、複
数の容器を所定のはみ出し代をもって上下方向に積重ね
て保持するとともに、最上段の容器が常に一定の高さ位
置となるように保持する。 【解決手段】 複数の容器2をそれぞれ上下方向に所定
のはみ出し代をもって積み重ねて保持するための容器2
の積重ね保持装置であって、本体フレーム10には、複
数の容器2を積み重ねた状態で支承するための可動受け
部材30が支持手段40を介して上下動可能に支持され
る。支持手段40は、可動受け部材30に支承されてい
る複数の容器2のうち、最上段の容器2が常に略一定の
高さ位置となるように、1つの容器2の荷重に対しその
上下方向のはみ出し代4に相当する分だけ可動受け部材
30を上下動させる構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の容器、主
としてパチンコ玉収納箱をそれぞれ上下方向に所定のは
み出し代をもって積み重ねて保持するための容器の積重
ね保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホール等において、箱置
き台や床面に対し、空箱状態のパチンコ玉収納箱がそれ
ぞれ上下方向に所定のはみ出し代をもって積重ねられ
る。前記床面上に積重ねられたパチンコ玉収納箱におい
ては、その最上段に位置するパチンコ玉収納箱から順次
に取り出され、1つのパチンコ玉収納箱が取り出される
度毎に、上下方向のはみ出し代に相当する高さ寸法だけ
最上段に位置するパチンコ玉収納箱の高さ位置が低くな
る。このため、最下段のパチンコ玉収納箱に近づくにし
たがって屈んだ姿勢でパチンコ玉収納箱を取り出さなけ
ればならないという不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、前
記従来の問題点に鑑み、パチンコ玉収納箱のような容器
において、複数の容器を所定のはみ出し代をもって上下
方向に積重ねて保持するとともに、最上段の容器が常に
一定の高さ位置となるように保持することができる容器
の積重ね保持装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る容器の積重ね保持装置は、複
数の容器をそれぞれ上下方向に所定のはみ出し代をもっ
て積み重ねて保持するための容器の積重ね保持装置であ
って、本体フレームには、前記複数の容器を積み重ねた
状態で支承するための可動受け部材が支持手段を介して
上下動可能に支持され、前記支持手段は、前記可動受け
部材に支承されている複数の容器のうち、最上段の容器
が常に略一定の高さ位置となるように、前記1つの容器
の荷重に対しその上下方向のはみ出し代に相当する分だ
け可動受け部材を上下動させる構成にしてあることを特
徴とする。
【0005】したがって、本体フレームに対し、支持手
段によって支持された可動受け部材には、複数の容器が
上下方向に所定のはみ出し代をもって順次積み重ねられ
て保持される。この際、容器が積み重ねられる度毎に、
可動受け部材がはみ出し代に相当する分だけ下降され
る。前記したように可動受け部材に支持された容器は、
その数に係わることなく、最上段に位置する容器の高さ
が常に略一定の高さ位置に保持される。このため、前記
最上段に位置する容器が容易に取り出される。前記可動
受け部材に支持されている複数の容器のうち、最上段の
容器が取り出されると、次段の容器が最上段に位置す
る。この際、可動受け部材は、支持手段によって、はみ
出し代に相当する分だけ上昇される。このため、可動受
け部材上の最上段の容器が所定の高さ位置に保たれる。
前記したように可動受け部材に保持されている容器が順
次に取り出され、最下段の容器のみになったときにも、
その最後の容器が所定の高さ位置に保たれるため、最下
段の容器であっても容易に取り出すことができる。
【0006】また、請求項2の発明に係る容器の積重ね
保持装置は、請求項1に記載の容器の積重ね保持装置に
おいて、支持手段は、1つの容器の荷重に対しその上下
方向のはみ出し代に相当する分だけ伸縮する所要数のコ
イルスプリングを主体として構成されていることを特徴
とする。したがって、支持手段は、所要数のコイルスプ
リングによって容易に構成され。
【0007】請求項3の発明に係る容器の積重ね保持装
置は、請求項2に記載の容器の積重ね保持装置におい
て、支持手段をなす所要数のコイルスプリングは引張コ
イルスプリングよりなり、本体フレームの内壁パネルと
外装パネルとの間の隙間内に収納されていることを特徴
とする。したがって、支持手段を構成する所要数のコイ
ルスプリングは本体フレームの内壁パネルと外装パネル
との間の隙間内に収納されて保護されるため、コイルス
プリングに物が当たってコイルスプリングが損傷される
ことが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面にし
たがって説明する。容器の積重ね保持装置を縦断面で表
した図1、平面で表した図2及び図1のIII−III
線に基づく平断面で表した図3において、装置の本体部
分をなす本体フレーム10は、基板11、内筒体13、
上部枠体19及び外装パネル22を備えて略二重箱状に
構成されている。
【0009】前記基板11の下面には所要数のキャスタ
ー12が取り付けられ、これによって本体フレーム10
は床面上を走行可能となっている。また、基板11の中
央部にはメンテナンス用の孔17が貫設されている。前
記基板11の上面には、内壁パネル14によって角筒状
に形成された内筒体13が、その下端の四周内面に張り
出された張出縁15においてボルト等によって取り付け
られている。そして、内筒体13の内壁パネル14によ
って基板11を底面とする収納室16が上方に開口して
構成されている。内筒体13の上端部四周縁には方形額
縁状をなす上部枠体19が取り付けられ、その上部枠体
19の外周に下向き上に折り曲げられた折曲縁19aと
基板11の外周にわたって外装パネル22が取り外し可
能に装着されている。
【0010】前記本体フレーム10の内筒体13の収納
室16には、容器としてのパチンコ玉収納箱2に対する
可動受け部材30が支持手段40を介して上下動可能に
支持されている。この実施の形態において、前記支持手
段40は、所要数のコイルスプリング43を主体として
構成されている。上部枠体19の下面の四辺にはバネ掛
け片20が固定されており、これらバネ掛け片20に
は、引張コイルスプリングよりなる多数、例えば、30
本のコイルスプリング43がその各上端部の掛け止め部
において止着されている。そして、各コイルスプリング
43は、内壁パネル14と外装パネル22との間の隙間
21内に吊り下げられ、各コイルスプリング43の下端
部には、バネ掛け枠41が掛け止めされている。
【0011】一方、前記コイルスプリング43を主体と
して構成される支持手段40によって本体フレーム10
の収納室16に上下動可能に支持される可動受け部材3
0は、底板31、周壁パネル32及び上フランジ33を
一体状に備えて略四角形の皿形状に形成されている。さ
らに、可動受け部材30の底部四辺の各中央部にはステ
ー34がそれぞれ垂下状に固定されている。これら各ス
テー34の下端部には、支持棒35がそれぞれ略水平状
に突設されている。前記各支持棒35の先端部は、収納
室16から内壁パネル14の長孔18を移動可能に貫通
して内壁パネル14と外装パネル22との間の隙間21
に突入されている。そして、前記各支持棒35の先端部
のネジ部が前記バネ掛け枠41を通しかつナットによっ
てバネ掛け枠41に締め付けられることで、可動受け部
材30が上下動可能に支持されている。
【0012】前記したように多数のコイルスプリング4
3を主体とする支持手段40によって支持された可動受
け部材30には、容器としての空箱状態のパチンコ玉収
納箱2が上下方向に所定のはみ出し代4を複数積み重ね
られて保持される。さらに、前記支持手段40を構成す
る多数のコイルスプリング43は、前記可動受け部材3
0に支承されている複数あるいは多数のパチンコ玉収納
箱2のうち、最上段のパチンコ玉収納箱2aが常に略一
定の高さ位置(取り出しが容易な高さ位置)となるよう
に、前記1つのパチンコ玉収納箱2の荷重対しその上下
方向のはみ出し代4に相当する分だけ伸縮するバネ定数
を有している。例えば、空箱状態のパチンコ玉収納箱2
の荷重が600グラムであり、はみ出し代4の寸法が3
0ミリメートルであり、コイルスプリング43の本数が
30本である場合、バネ定数が1であるコイルスプリン
グ43が用いられる。
【0013】この実施の形態の容器の積重ね保持装置は
上述したように構成される。したがって、図1に示すよ
うに、本体フレーム10に対し、支持手段40を構成す
る多数のコイルスプリング43によって支持された可動
受け部材30には、その底板31の上面に複数あるいは
多数のパチンコ玉収納箱2が上下方向に所定のはみ出し
代4をもって順次積み重ねられて保持される。この際、
パチンコ玉収納箱2が積み重ねられる度毎に、多数のコ
イルスプリング43は、はみ出し代4に相当する分だけ
伸長され、そのコイルスプリング43のバネ作用によっ
て可動受け部材30がはみ出し代4に相当する分だけ下
降される。そして、可動受け部材30のステー34の支
持棒35が本体フレーム10の長孔18の下端に当接す
る下降端位置までパチンコ玉収納箱2の積み重ねが可能
となる。
【0014】前記したように可動受け部材30に支持さ
れた複数あるいは多数のパチンコ玉収納箱2は、その数
に係わることなく、最上段に位置するパチンコ玉収納箱
2aの高さが常に略一定の高さ位置に保持される。この
ため、前記最上段に位置するパチンコ玉収納箱2が容易
に取り出される。前記可動受け部材30に支持されてい
る複数あるいは多数のパチンコ玉収納箱2のうち、最上
段のパチンコ玉収納箱2aが取り出されると、次段のパ
チンコ玉収納箱2bが最上段に位置する。この際、多数
のコイルスプリング43は、はみ出し代4に相当する分
だけ収縮され、そのコイルスプリング43のバネ作用に
よって可動受け部材30がはみ出し代4に相当する分だ
け上昇される。このため、可動受け部材30上の最上段
のパチンコ玉収納箱2が所定の高さ位置に保たれる。
【0015】前記したように、可動受け部材30に保持
されているパチンコ玉収納箱2が順次に取り出され、最
下段のパチンコ玉収納箱2cのみになったときにも、そ
の最後のパチンコ玉収納箱2cが所定の高さ位置に保た
れるため、最下段のパチンコ玉収納箱2cであっても容
易に取り出すことができる。
【0016】また、この実施の形態において、支持手段
40を構成する多数のコイルスプリング43は本体フレ
ーム10の内壁パネル14と外装パネル22との間の隙
間21内に配設されているため、コイルスプリング43
に物が当たって損傷されることが防止でき、耐久性に優
れる。
【0017】なお、この発明は前記実施の形態に限定す
るものではない。例えば、本体フレーム10に対し可動
受け部材30を上下動可能に支持するための支持手段4
0において、コイルスプリング43が引張コイルスプリ
ングである場合を例示したが、圧縮コイルスプリングを
用いることも可能である。また、コイルスプリングに換
え、シリンダ等を用いて支持手段40を構成することも
可能であり、さらに、モータ等を駆動源とする昇降送り
ネジとナットによって支持手段40を構成することも可
能である。また、容器においては、パチンコ玉収納箱の
他、各種物品の収納箱や収納かご等であってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、パチンコ玉収納箱のような容器において、
複数の容器を上下方向に所定のはみ出し代をもって積重
ねて保持するとともに、容器の数に係わることなく最上
位の容器を常に一定の高さ位置に保持することができ
る。このため、従来と異なり、最下段のパチンコ玉収納
箱に近ずくにしたがって屈んだ姿勢でパチンコ玉収納箱
を取り出さなければならないという不具合を解消するこ
とができる。また、請求項2に記載の発明によれば、支
持手段を所要数のコイルスプリングによって容易に構成
することができ、安価に提供することができる。請求項
3に記載の発明によれば、支持手段をなす所要数のコイ
ルスプリングに物が当たって損傷されることを防止する
ことができ、耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の容器の積重ね保持装置
を示す縦断面図である。
【図2】同じく容器の積重ね保持装置の平面図である。
【図3】同じく図1のIII−III線に基づく平断面
図である。
【符号の説明】
2 パチンコ玉収納箱 4 はみ出し代 10 本体フレーム 14 内壁パネル 16 収納室 22 外装パネル 21 隙間 30 可動受け部材 40 支持手段 43 コイルスプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の容器をそれぞれ上下方向に所定の
    はみ出し代をもって積み重ねて保持するための容器の積
    重ね保持装置であって、 本体フレームには、前記複数の容器を積み重ねた状態で
    支承するための可動受け部材が支持手段を介して上下動
    可能に支持され、 前記支持手段は、前記可動受け部材に支承されている複
    数の容器のうち、最上段の容器が常に略一定の高さ位置
    となるように、前記1つの容器の荷重に対しその上下方
    向のはみ出し代に相当する分だけ可動受け部材を上下動
    させる構成にしてあることを特徴とする容器の積重ね保
    持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の容器の積重ね保持装置
    において、支持手段は、1つの容器の荷重に対しその上
    下方向のはみ出し代に相当する分だけ伸縮する所要数の
    コイルスプリングを主体として構成されていることを特
    徴とする容器の積重ね保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の容器の積重ね保持装置
    において、支持手段をなす所要数のコイルスプリングは
    引張コイルスプリングよりなり、本体フレームの内壁パ
    ネルと外装パネルとの間の隙間内に収納されていること
    を特徴とする容器の積重ね保持装置。
JP27468997A 1997-10-07 1997-10-07 容器の積重ね保持装置 Pending JPH11106054A (ja)

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JP27468997A JPH11106054A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 容器の積重ね保持装置

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JPH11106054A true JPH11106054A (ja) 1999-04-20

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ID=17545201

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JP27468997A Pending JPH11106054A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 容器の積重ね保持装置

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