JPH11106014A - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JPH11106014A
JPH11106014A JP27441497A JP27441497A JPH11106014A JP H11106014 A JPH11106014 A JP H11106014A JP 27441497 A JP27441497 A JP 27441497A JP 27441497 A JP27441497 A JP 27441497A JP H11106014 A JPH11106014 A JP H11106014A
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roller
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conveyor
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Hiroaki Shinomiya
宏明 四宮
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勤 星井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湾曲部分を有するトンネルに適したコンベヤ
装置を提供する。 【解決手段】 土砂搬送経路27の湾曲部分に位置する
搬送ベルト37を、上流側傾斜キャリヤローラ45、湾
曲部キャリヤローラ43、下流側傾斜キャリヤローラ4
9、下流側傾斜リターンローラ50、湾曲部リターンロ
ーラ44及び上流側傾斜リターンローラ46によって搬
送面が略垂直になるように捻転支持し、土砂搬送経路2
7の湾曲部分に沿って搬送ベルト37を通過させる。ま
た、土砂搬送経路27の湾曲部分に位置している搬送ベ
ルト37の搬送面を、被覆ベルト用キャリヤローラ及び
被覆ベルト用リターンローラ55で支持される被覆ベル
ト38により覆い、被覆ベルト38の両縁部を押圧ロー
ラ53によって搬送ベルト37の両縁部に密着させ、土
砂の落下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル工事の排
出土砂の搬送用のコンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横堀式シールド工法によるトンネル工事
の排出土砂(ずり)を搬送するためのコンベヤ装置は、
トンネル掘進装置の後方に設けられている。
【0003】図7及び図8はトンネル掘進装置及びコン
ベヤ装置の一例である。
【0004】トンネル掘進装置1は、トンネル2を掘進
するトンネルボーリングマシン本体3(以下、TBM本
体という)と、該TBM本体3の後方のトンネル2内の
下部にトンネル2の長手方向に敷設されたレール4と、
該レール4上に移動自在に配置された複数のTBM後続
設備台車5と、前記のレール4上に移動自在に配置され
たコンベヤ乗継ぎ台車6と、前記のTBM本体3のずり
シュート(図示せず)下から前記のコンベヤ乗継ぎ台車
6までの間にTBM後続設備台車5の上面に沿って延び
るように設けられたTBMコンベヤ7とによって構成さ
れている。
【0005】トンネル掘進装置1の後方に配置されたコ
ンベヤ装置8は、コンベヤ乗継ぎ台車6のTBMコンベ
ヤ7頭部の側方下部の所定位置に枢支されたテールプー
リ9と、該テールプーリ9からトンネル2の軸線に平行
してトンネル2の外部へ延びる線上の所定位置に固設さ
れた頭部乗継ぎ台10と、該頭部乗継ぎ台10のトンネ
ル2側に配置されたベルト延伸機構11と、コンベヤベ
ルト12とを有する。
【0006】ベルト延伸機構11は、図8に示すように
頭部乗継ぎ台10のトンネル2側に移動自在に設けられ
たベルト延伸用のプーリ台車13と、該プーリ台車13
のトンネル2側の所定位置に固設されたプーリ台14
と、該プーリ台14のトンネル2側に配置・固定された
ベルト延伸用の電動ウインチ15と、該電動ウインチ1
5のトンネル2側に固設されたベルト延伸用のロープ巻
上用リール16とを備えている。
【0007】頭部乗継ぎ台10は、上部先端に配置され
たヘッドプーリ17と、下部に配置されたタンデム型の
駆動プーリ18を有する駆動装置19と、トンネル2側
の後面に上下方向に所定の間隔を置いて配置された3個
のベンドプーリ20とを有する。
【0008】プーリ台車13は、コンベヤ装置8の延設
方向に敷設されたレール21上に移動自在に上架されて
おり、前記の頭部乗継ぎ台10側の前面に、前記のベン
ドプーリ20に対峙するように上下方向に配置された3
個のベンドプーリ22と、トンネル2側の後面に配置さ
れた複数のローププーリ23とを有する。
【0009】プーリ台14は、プーリ台車13に設けら
れたローププーリ23に対応するように取り付けられた
複数のローププーリ24を有する。
【0010】コンベヤベルト12は、前記の駆動プーリ
18からヘッドプーリ17を経てテールプーリ9に掛け
回され、更に、頭部乗継ぎ台10のベンドプーリ20と
プーリ台車13のベンドプーリ22とに交互に掛け渡さ
れたのち、駆動プーリ18へ戻るように張設されてい
る。
【0011】このコンベヤベルト12は、ヘッドプーリ
17からテールプーリ9までの間において、図示してい
ないコンベヤガーダ上に所定の間隔を隔てて配置され且
つ所要のトラフ角度を有するキャリヤローラ(図示せ
ず)によって移動自在に支持され、テールプーリ9から
ベンドプーリ20までの間では、図示していないコンベ
ヤガーダの下面に所定の間隔を隔てて配置されているリ
ターンローラ(図示せず)によって移動自在に支持され
ている。
【0012】ロープ巻上げ用リール16から繰り出され
たワイヤロープ25は、ベルト延伸用の電動ウインチ1
5に巻掛けられたのち、プーリ台車13のローププーリ
23とプーリ台14のローププーリ24との間に交互に
巻掛けられ、その先端部はプーリ台14に固定されてお
り、ロープ巻上げ用リール16によって電動ウインチ1
5のトルク伝達に必要な初期張力が付与されている。
【0013】而して、電動ウインチ15を作動し、ロー
プ巻上げ用リール16にワイヤロープ25を巻き込むこ
とによって、コンベヤベルト12に所定の張力を付与し
得るようになっている。
【0014】また、ベルト延伸用の電動ウインチ15に
よってワイヤロープ25が繰り出されると、プーリ台車
13が頭部乗継ぎ台10方向へ移動し、該プーリ台車1
3のベンドプーリ22と頭部乗継ぎ台10のベンドプー
リ20との間に掛け回されているコンベヤベルト12が
頭部乗継ぎ台10とコンベヤ乗継ぎ台車6との間に繰り
出され、頭部乗継ぎ台10とコンベヤ乗継ぎ台車6との
間のコンベヤベルト12の長さの変化に対応できるよう
になっている。
【0015】トンネル掘進装置1のTBM本体3によっ
てトンネル2を掘進する際に排出される土砂(ずり)
は、TBM本体3から図示していないずりシュートを介
してTBMコンベヤ7に移載され、該TBMコンベヤ7
によってコンベヤ乗継ぎ台車6まで搬送され、TBMコ
ンベヤ7の頭部からコンベヤ装置8のテールプーリ9近
傍のコンベヤベルト12上に供給され、コンベヤ装置8
によって頭部乗継ぎ台10まで搬送され、コンベヤ装置
8頭部のヘッドプーリ17部分から下流側のベルトコン
ベヤ(図示せず)などに供給されることによって、トン
ネル2内から排除される。
【0016】トンネル掘進装置1によるトンネル2の掘
進作業は、TBM本体3が前進することによって行なわ
れるので、TBM本体3とともにTBMコンベヤ7がト
ンネル2の先端方向へ移動する。
【0017】TBMコンベヤ7の移動に伴いコンベヤ装
置8のテールプーリ9も移動し、コンベヤ装置8の長さ
に変化を生じるが、ベルト延伸機構11の作動によりロ
ープ巻上用リール16に巻き込まれているワイヤロープ
25を適宜繰り出してコンベヤベルト12を延伸させる
ことによって、TBMコンベヤ7の移動に起因するコン
ベヤ装置8の長さの変化に対応する。
【0018】従来、上述のようなトンネル掘進装置1及
びコンベヤ装置8によって掘削されるトンネルの一部に
湾曲部分が存在するときには、湾曲部分のトンネル先端
側とトンネル出口側とに、それぞれ別々のコンベヤ装置
8を配置し、湾曲部分には複数の短いコンベヤを配置し
て土砂の排出を行なうようにしている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、トンネルの
湾曲部分のトンネル先端側に、図7及び図8に示すよう
なコンベヤ装置8を配置する場合、トンネル2の内部は
非常に狭いので、コンベヤ装置8の駆動装置19、ベル
ト緊張装置、及びベルト延伸機構11などを配置するス
ペースを別途に設けなければならず、トンネル掘削に要
する工期が長くなり、また、工事コストが嵩むという問
題があった。
【0020】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、湾曲部が存在するトンネルに適したコンベヤ装置を
提供することを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載のコンベヤ装置において
は、土砂搬送経路の搬送方向上流端に略水平に配置した
テールプーリと、土砂搬送経路の搬送方向下流端に略水
平に配置したヘッドプーリと、土砂搬送経路が搬送方向
上流側から下流側に向って横方向に湾曲する部分の搬送
方向上流側付近に、搬送方向上流側から下流側へ順次略
水平状態から略垂直状態になるように角度を替えて配置
した複数の上流側傾斜キャリヤローラ及び上流側傾斜リ
ターンローラと、土砂搬送経路の湾曲部分の搬送方向下
流端付近に搬送方向上流側から下流側へ順次略垂直状態
から略水平状態になるように角度を替えて配置した複数
の下流側傾斜キャリヤローラ及び下流側傾斜リターンロ
ーラと、土砂搬送経路の湾曲部分に沿ってそれぞれ略垂
直に配置した複数の湾曲部キャリヤローラ及び湾曲部リ
ターンローラと、テールプーリ、上流側傾斜キャリヤロ
ーラ、湾曲部キャリヤローラ、下流側傾斜キャリヤロー
ラ、ヘッドプーリ、下流側傾斜リターンローラ、湾曲部
リターンローラ及び上流側傾斜リターンローラに周回可
能に巻き掛けた無端状の搬送ベルトと、上流側傾斜キャ
リヤローラの搬送方向上流側の上方に略水平に配置した
上流側ベンドプーリと、下流側傾斜キャリヤローラの搬
送方向下流側の上方に略水平に配置した下流側ベンドプ
ーリと、搬送ベルトの上流側傾斜キャリヤローラ、湾曲
部キャリヤローラ及び下流側傾斜キャリヤローラに支持
されている部分に対向するように配置した複数の被覆ベ
ルト用キャリヤローラと、土砂搬送経路の湾曲部分に沿
ってそれぞれ垂直に配置した複数の被覆ベルト用リター
ンローラと、上流側ベンドプーリ、被覆ベルト用キャリ
ヤローラ、下流側ベンドプーリ及び被覆ベルト用リター
ンローラに周回可能に巻き掛けられた無端状の被覆ベル
トと、搬送ベルトの上流側傾斜キャリヤローラ、湾曲部
キャリヤローラ及び下流側傾斜キャリヤローラに支持さ
れている部分の両縁部に対して、被覆ベルトの被覆用キ
ャリヤローラに支持されている部分の両縁部を密着させ
得る複数の押圧ローラとを備えている。
【0022】本発明の請求項2に記載のコンベヤ装置で
は、本発明の請求項1に記載のコンベヤ装置の構成に加
えて、湾曲部リターンローラを湾曲部キャリヤローラの
下側に配置し、被覆ベルト用リターンローラを被覆ベル
ト用キャリヤローラの上側に配置している。
【0023】本発明の請求項3に記載のコンベヤ装置に
おいては、本発明の請求項1あるいは請求項2のいずれ
かに記載のコンベヤ装置の構成に加えて、テールプーリ
をトンネル掘進装置の後端部に支持している。
【0024】本発明の請求項4に記載のコンベヤ装置に
おいては、本発明の請求項1あるいは請求項2のいずれ
かに記載のコンベヤ装置の構成に加えて、土砂搬送経路
の搬送方向下流側近傍部分に搬送ベルトに対するベルト
延伸機構を設けている。
【0025】本発明の請求項5に記載のコンベヤ装置に
おいては、本発明の請求項1あるいは請求項2のいずれ
かに記載のコンベヤ装置の構成に加えて、土砂搬送経路
の搬送方向下流側近傍部分に、搬送ベルトに対するベル
ト緊張機構を設けている。
【0026】本発明の請求項1に記載のコンベヤ装置で
は、土砂搬送経路の湾曲部分に位置している搬送ベルト
を、上流側傾斜キャリヤローラ、湾曲部キャリヤロー
ラ、下流側傾斜キャリヤローラ、下流側傾斜リターンロ
ーラ、湾曲部リターンローラ及び上流側傾斜リターンロ
ーラによって搬送面が略垂直になるように捻転支持し、
土砂搬送経路の湾曲部分に沿って搬送ベルトを通過させ
る。
【0027】また、土砂搬送経路の湾曲部分に位置して
いる搬送ベルトの搬送面を、被覆ベルト用キャリヤロー
ラ及び被覆ベルト用リターンローラで支持される被覆ベ
ルトによって覆い、該被覆ベルトの両縁部を押圧ローラ
によって搬送ベルトの両縁部に密着させ、搬送ベルトか
らの土砂の落下を防止する。
【0028】本発明の請求項2に記載のコンベヤ装置で
は、湾曲部キャリヤローラの下側に配置した湾曲部リタ
ーンローラにより、搬送ベルトのキャリヤ部分の下方で
搬送ベルトのリターン部分を移動させ、更に、被覆ベル
ト用キャリヤローラの上側に配置した被覆ベルト用リタ
ーンローラにより、被覆ベルトのキャリヤ部分の上方で
被覆ベルトのリターン部分を移動させて、コンベヤ装置
の幅寸法の縮小を図る。
【0029】本発明の請求項3に記載のコンベヤ装置で
は、トンネル掘進装置の前進とともにコンベヤ装置のテ
ールプーリが移動する。
【0030】本発明の請求項4に記載のコンベヤ装置で
は、ベルト延伸機構が搬送ベルトに対して延伸を許容す
る。
【0031】本発明の請求項5に記載のコンベヤ装置で
は、ベルト緊張機構が搬送ベルトに対して所要の張力を
付与する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0033】図1から図6は本発明のコンベヤ装置の実
施の形態の一例であり、図中、図7及び図8と同一符号
を付したものは同一物を表す。
【0034】トンネル掘進装置によって掘削されたトン
ネル26は、切り羽から直線的に略水平に延びる土砂搬
送経路27の土砂搬送方向上流側の上流部28と、該上
流部28の土砂搬送方向下流側に連続し且つ略水平に湾
曲する中間部29と、該中間部29の土砂搬送方向下流
側に連続する下流部30とを有する。
【0035】コンベヤ装置31は、前記のトンネル26
の上流部28に、トンネル26に沿って直線的に延びる
コンベヤ上流部32と、該コンベヤ上流部32の土砂搬
送方向下流端に連続する上流側ベルト捻転部33と、該
上流側ベルト捻転部33からトンネル26の中間部29
に沿って曲線状に延びるコンベヤ中間部34と、該コン
ベヤ中間部34の土砂搬送方向下流端に連続する下流側
ベルト捻転部35と、該下流側ベルト捻転部35からト
ンネル26の下流部30に沿って直線的に延び且つトン
ネル26の外部に駆動装置19などを備えたコンベヤ下
流部36と、前記のコンベヤ装置31の上流側ベルト捻
転部33とコンベヤ中間部34と下流側ベルト捻転部3
5とに掛かる搬送ベルト37の土砂搬送面に沿って延び
るように、トンネル26の上流部28の土砂搬送経路下
流端からトンネル26の中間部29を経てトンネル26
の下流部30の土砂搬送経路上流端までの間に配置さ
れ、搬送ベルト37に同調して移動し得る被覆ベルト3
8を有するベルト被覆装置39とによって構成されてい
る。
【0036】コンベヤ上流部32は、土砂搬送経路27
の搬送方向上流端(TBMコンベヤ7の頭部)のコンベ
ヤ乗継ぎ台車6のTBMコンベヤ頭部側方下部に、略水
平に配置されたテールプーリ40を尾部に有し、該テー
ルプーリ40から、トンネル26の中間部29が横方向
へ湾曲を開始する箇所付近までの間に、図3に示すよう
なコンベヤガーダ32a上に略水平に配置された複数の
上流側キャリヤローラ41と、該上流側キャリヤローラ
41の下方に、上流側キャリヤローラ41と略平行する
ように前記のコンベヤガーダ32a下に配置された複数
の上流側リターンローラ42とを有する。
【0037】コンベヤ中間部34は、トンネル26の中
間部29が横方向へ湾曲を開始する箇所付近から当該湾
曲を完了する箇所付近までの間に、トンネル26の中間
部29の湾曲に沿って延びるよう略垂直横向きに設けら
れたコンベヤガーダ34a(図4参照)に、搬送ベルト
37を搬送する面が湾曲の半径方向外側に向くように配
置された複数の湾曲部キャリヤローラ43と、該湾曲部
キャリヤローラ43の下方に、湾曲部キャリヤローラ4
3と並行するよう略垂直に且つ前記湾曲の半径方向外側
に搬送ベルト37を搬送する面が向くように配置された
複数の湾曲部リターンローラ44とを有する。
【0038】上流側ベルト捻転部33は、図2に示すよ
うに前記のコンベヤ上流部32の上流側キャリヤローラ
41の搬送方向下流端とコンベヤ中間部34の湾曲部キ
ャリヤローラ43の搬送方向上流端との間に設けられた
コンベヤガーダ(図示せず)に取り付けられ且つ搬送方
向上流側から下流側に向かって略水平状態から略垂直状
態になるよう順次に角度を変えて設けられた複数の上流
側傾斜キャリヤローラ45と、前記の上流側リターンロ
ーラ42の搬送方向下流端と湾曲部リターンローラ44
の搬送方向上流端との間に設けられたコンベヤガーダ
(図示せず)に取り付けられ且つ搬送方向上流側から下
流側に向かって略水平状態から略垂直状態になるよう順
次に角度を変えて設けられた複数の上流側傾斜リターン
ローラ46とを有する。
【0039】コンベヤ下流部36は、トンネル26の中
間部が横方向への湾曲を完了する箇所付近からトンネル
26の下流部30の軸線に平行してトンネル26の外部
へ略直線的に延びる土砂搬送経路27の搬送方向下流端
に設けられた頭部乗継ぎ台10に略水平に配置したヘッ
ドプーリ17を頭部に有し、トンネル26の中間部29
が横方向への湾曲を完了する箇所付近から前記のヘッド
プーリ17までの間に、図3に示すようなコンベヤガー
ダ36a上に略水平に配置された複数の下流側キャリヤ
ローラ47と、該下流側キャリヤローラ47の下方に、
下流側キャリヤローラ47と略平行するように前記のコ
ンベヤガーダ36a下に配置された複数の下流側リター
ンローラ48とを有する。
【0040】下流側ベルト捻転部35は、図2に示すよ
うに前記のコンベヤ中間部34の湾曲部キャリヤローラ
43の搬送方向下流端とコンベヤ下流部36の下流側キ
ャリヤローラ47の搬送方向上流端との間に設けられた
コンベヤガーダ(図示せず)に取り付けられ且つ搬送方
向上流側から下流側に向かって略垂直状態から略水平状
態になるよう順次に角度を変えて設けられた複数の下流
側傾斜キャリヤローラ49と、前記のコンベヤ中間部3
4の湾曲部リターンローラ44の搬送方向下流端とコン
ベヤ下流部36の下流側リターンローラ48の搬送方向
上流端との間に設けられたコンベヤガーダ(図示せず)
に取り付けられ且つ搬送方向上流側から下流側に向かっ
て略垂直状態から略水平状態になるよう順次に角度を変
えて設けられた複数の下流側傾斜リターンローラ50と
を有する。
【0041】搬送ベルト37は、テールプーリ40、上
流側キャリヤローラ41、上流側傾斜キャリヤローラ4
5、湾曲部キャリヤローラ43、下流側傾斜キャリヤロ
ーラ49、下流側キャリヤローラ47、ヘッドプーリ1
7、下流側リターンローラ48、下流側傾斜リターンロ
ーラ50、湾曲部リターンローラ44、上流側傾斜リタ
ーンローラ46、上流側リターンローラ42に周回可能
に巻き掛けられている。
【0042】ベルト被覆装置39は、図2、図4及び図
5に示すように、前記のコンベヤ上流部32の搬送方向
下流端付近の上流側キャリヤローラ41の上方に略水平
に配置した上流側ベンドプーリ51と、前記のコンベヤ
下流部36の搬送方向上流端付近の下流側キャリヤロー
ラ47の上方に略水平に配置した下流側ベンドプーリ5
2と、前記の上流側ベンドプーリ51と下流側ベンドプ
ーリ52とに周回可能に巻き掛けられ且つ前記の搬送ベ
ルト37の土砂搬送面に沿って延びる被覆ベルト38
と、該被覆ベルト38のキャリヤ側に沿って配置され、
被覆ベルト38の幅方向両側縁部を、搬送ベルト37の
搬送面の幅方向両縁部に密着させ得るように取り付けら
れた押圧ローラ53と、被覆ベルト38のキャリヤ側の
幅方向中央部を支持する被覆ベルト用キャリヤローラ5
4と、該被覆ベルト用キャリヤローラ54の上方位置に
配置され、前記の被覆ベルト38のレタン側を略垂直に
支持し得るように被覆ベルト用キャリヤローラ54に並
行して設けられた被覆ベルト用リターンローラ55とを
備えている。
【0043】上記の他、例えば、トンネル掘進装置1、
延伸機構11、駆動装置19等は、図7及び図8に示す
従来例と変わるところがないので説明を省略する。
【0044】以下、図1から図6に示すコンベヤ装置の
作動について説明する。
【0045】トンネル掘進装置1のTBM本体3によっ
てトンネル26を掘進する際に排出される土砂(ずり)
は、TBM本体3からTBMコンベヤ7を介してコンベ
ヤ乗継ぎ台車6まで搬送され、TBMコンベヤ7の頭部
からコンベヤ装置31のコンベヤ上流部32のテールプ
ーリ40近傍の搬送ベルト37上に供給され、該コンベ
ヤ上流部32によってトンネル26の上流部28の土砂
搬送方向下流側端部まで搬送される。
【0046】トンネル26の上流部28の土砂搬送方向
下流端において、コンベヤ上流部32の上方に配置され
た上流側ベンドプーリ51に巻き掛けられ且つコンベヤ
上流部32の搬送ベルト37のキャリヤ側に当接し、搬
送ベルト37と共に移動する被覆ベルト38によって搬
送ベルト37との間に形成される空間に流入した土砂
は、コンベヤ上流部32に連続する上流側ベルト捻転部
33を介してコンベヤ中間部34に移送され、押圧ロー
ラ53によって搬送ベルト37の幅方向両側縁部に押圧
され密着して共に移動する被覆ベルト38と搬送ベルト
37との間の空間に保持されつつトンネル26の中間部
29を通過し、トンネル26の中間部29の土砂搬送方
向下流側端部まで搬送され、該下流端部において、コン
ベヤ中間部34に連続する下流側ベルト捻転部35を介
してコンベヤ下流部36へ移送される。
【0047】ここで、コンベヤ下流部36の土砂搬送方
向上流端近傍の上方に配置された下流側ベンドプーリ5
2に巻き掛けられている被覆ベルト38が搬送ベルト3
7から離隔し、被覆ベルト用リターンローラ55に導か
れてトンネル26の中間部29の土砂搬送方向上流側へ
戻る。
【0048】コンベヤ下流部36の搬送ベルト37上の
土砂は、該コンベヤ下流部36によって頭部乗継ぎ台1
0まで搬送され、コンベヤ装置31頭部のヘッドプーリ
17部分から下流側のベルトコンベヤ(図示せず)など
に供給されることによって、トンネル26の内部から外
部へ排除される。
【0049】なお、トンネル掘進装置1によるトンネル
の掘進作業に伴うTBMコンベヤ7の移動に起因して生
じるコンベヤ装置31の長さの変化に対しては、ベルト
延伸機構11の作動によりロープ巻上用リール16に巻
き込まれているワイヤロープ25を適宜繰り出すことに
よって対応し搬送ベルト37を延伸させることは、図8
に示す従来例と変わらない。
【0050】以上のように、図1から図6に示すコンベ
ヤ装置31では、トンネル26の上流部28に位置する
テールプーリ40と下流部30のヘッドプーリ17とに
巻き掛けられた無端状の搬送ベルト37において、当該
搬送ベルト37のトンネル26の湾曲した中間部29に
位置している部分を、略垂直に配置した湾曲部キャリヤ
ローラ43と湾曲部リターンローラ44とによって略垂
直に支持し、該搬送ベルト37の搬送面の幅方向両側縁
部に密着し得る被覆ベルト38を設け、搬送ベルト37
と被覆ベルト38の間に形成される空間によって土砂を
保持しつつ、前記のトンネル26の中間部29における
搬送ベルト37の通過を図るようにしたので、トンネル
26の上流部28と下流部30との間で、単一の搬送ベ
ルト37を周回させることができる。
【0051】従って、トンネル26の内部に図8に示す
ような駆動装置19、ベルト延伸機構11などを設ける
必要がなく、トンネル掘削に要する工期が短縮され、工
事コストの削減を図ることが可能となる。
【0052】また、湾曲部キャリヤローラ43の下側に
配置した湾曲部リターンローラ44により、搬送ベルト
37のキャリヤ部分の下方で搬送ベルト37のリターン
部分を移動させ、被覆ベルト用キャリヤローラ54の上
側に配置した被覆ベルト用リターンローラ55により、
被覆ベルト38のキャリヤ部分の下方で被覆ベルト38
のリターン部分を移動させるので、コンベヤ装置の幅寸
法の縮小が図られ、トンネル26の湾曲した中間部29
の内部空間を有効に利用できる。
【0053】なお、本発明のコンベヤ装置は上述した形
態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンベヤ装
置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0055】(1) 土砂搬送方向経路の湾曲が開始さ
れる箇所から湾曲が完了する箇所までの間の搬送ベルト
を、略垂直に配置した湾曲部キャリヤローラと湾曲部リ
ターンローラとによって略垂直に支持し、該垂直に支持
した搬送ベルトの搬送面の幅方向両側縁部に密着し得る
被覆ベルトを設け、搬送ベルトと被覆ベルトの間に形成
される空間によって土砂を保持しつつ、前記の中間部に
おける搬送ベルトの通過を図るので、トンネルの上流部
と下流部との間で、単一の搬送ベルトを周回させること
ができる。
【0056】(2) 従って、トンネルの内部に駆動装
置、ベルト延伸機構などを設ける必要がなく、トンネル
掘削に要する工期が短縮され、工事コストの削減を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベヤ装置の実施の形態の一例を示
す平面図である。
【図2】本発明のコンベヤ装置の実施の形態の一例にお
ける搬送ベルトと被覆ベルトとの関係を示す概念図であ
る。
【図3】図1に関連するコンベヤ上流部、コンベヤ下流
部の断面拡大図である。
【図4】図1に関連するコンベヤ中流部の断面拡大図で
ある。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図1に関連するコンベヤ中間部の部分拡大平面
図である。
【図7】従来のトンネル掘進装置とコンベヤ装置の一例
の概略側面図である。
【図8】図7に関連するコンベヤ装置の側面図である。
【符号の説明】
17 ヘッドプーリ 27 土砂搬送経路 37 搬送ベルト 38 被覆ベルト 40 テールプーリ 43 湾曲部キャリヤローラ 44 湾曲部リターンローラ 45 上流側傾斜キャリヤローラ 46 上流側傾斜リターンローラ 49 下流側傾斜キャリヤローラ 50 下流側傾斜リターンローラ 51 上流側ベンドプーリ 52 下流側ベンドプーリ 53 押圧ローラ 54 被覆ベルト用キャリヤローラ 55 被覆ベルト用リターンローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 39/16 B65G 39/16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂搬送経路の搬送方向上流端に略水平
    に配置したテールプーリと、土砂搬送経路の搬送方向下
    流端に略水平に配置したヘッドプーリと、土砂搬送経路
    が搬送方向上流側から下流側に向って横方向に湾曲する
    部分の搬送方向上流側付近に、搬送方向上流側から下流
    側へ順次略水平状態から略垂直状態になるように角度を
    替えて配置した複数の上流側傾斜キャリヤローラ及び上
    流側傾斜リターンローラと、土砂搬送経路の湾曲部分の
    搬送方向下流端付近に搬送方向上流側から下流側へ順次
    略垂直状態から略水平状態になるように角度を替えて配
    置した複数の下流側傾斜キャリヤローラ及び下流側傾斜
    リターンローラと、土砂搬送経路の湾曲部分に沿ってそ
    れぞれ略垂直に配置した複数の湾曲部キャリヤローラ及
    び湾曲部リターンローラと、テールプーリ、上流側傾斜
    キャリヤローラ、湾曲部キャリヤローラ、下流側傾斜キ
    ャリヤローラ、ヘッドプーリ、下流側傾斜リターンロー
    ラ、湾曲部リターンローラ及び上流側傾斜リターンロー
    ラに周回可能に巻き掛けた無端状の搬送ベルトと、上流
    側傾斜キャリヤローラの搬送方向上流側の上方に略水平
    に配置した上流側ベンドプーリと、下流側傾斜キャリヤ
    ローラの搬送方向下流側の上方に略水平に配置した下流
    側ベンドプーリと、搬送ベルトの上流側傾斜キャリヤロ
    ーラ、湾曲部キャリヤローラ及び下流側傾斜キャリヤロ
    ーラに支持されている部分に対向するように配置した複
    数の被覆ベルト用キャリヤローラと、土砂搬送経路の湾
    曲部分に沿ってそれぞれ垂直に配置した複数の被覆ベル
    ト用リターンローラと、上流側ベンドプーリ、被覆ベル
    ト用キャリヤローラ、下流側ベンドプーリ及び被覆ベル
    ト用リターンローラに周回可能に巻き掛けられた無端状
    の被覆ベルトと、搬送ベルトの上流側傾斜キャリヤロー
    ラ、湾曲部キャリヤローラ及び下流側傾斜キャリヤロー
    ラに支持されている部分の両縁部に対して、被覆ベルト
    の被覆用キャリヤローラに支持されている部分の両縁部
    を密着させ得る複数の押圧ローラとを備えてなることを
    特徴とするコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 湾曲部リターンローラを湾曲部キャリヤ
    ローラの下側に配置し、被覆ベルト用リターンローラを
    被覆ベルト用キャリヤローラの上側に配置した請求項1
    に記載のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 テールプーリをトンネル掘進装置の後端
    部に支持したことを特徴とする請求項1あるいは請求項
    2のいずれかに記載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 土砂搬送経路の搬送方向下流側近傍部分
    に、搬送ベルトに対するベルト延伸機構を設けたことを
    特徴とする請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載
    のコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 土砂搬送経路の搬送方向下流側近傍部分
    に、搬送ベルトに対するベルト緊張機構を設けたことを
    特徴とする請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載
    のコンベヤ装置。
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