JPH11104172A - 使い捨てパンツ型おむつ - Google Patents
使い捨てパンツ型おむつInfo
- Publication number
- JPH11104172A JPH11104172A JP9266801A JP26680197A JPH11104172A JP H11104172 A JPH11104172 A JP H11104172A JP 9266801 A JP9266801 A JP 9266801A JP 26680197 A JP26680197 A JP 26680197A JP H11104172 A JPH11104172 A JP H11104172A
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- JP
- Japan
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- diaper
- woven fabric
- girth
- lateral direction
- gathers
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い捨てパンツ型おむつに表示した絵図をお
むつ着用の前後を通して変化させる。 【解決手段】 おむつの少なくとも前側胴回域１０をそ
の横方向へ弾性的に伸縮可能に構成し、胴回域１０の伸
展状態で絵図１３を表示し、胴回域１０の収縮によって
形成されるギャザー１２によって絵図１３を変化させ
る。
むつ着用の前後を通して変化させる。 【解決手段】 おむつの少なくとも前側胴回域１０をそ
の横方向へ弾性的に伸縮可能に構成し、胴回域１０の伸
展状態で絵図１３を表示し、胴回域１０の収縮によって
形成されるギャザー１２によって絵図１３を変化させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、幼児が着用する
パンツ型の使い捨ておむつ（いわゆるトレニングパンツ
を含む）に関する。
パンツ型の使い捨ておむつ（いわゆるトレニングパンツ
を含む）に関する。
【０００２】
【従来の技術】幼児が着用するパンツ型おむつであっ
て、その前後胴回域の表面の一方又は両方に、その嗜好
性ないし趣味感や意匠効果等を高めるため、動物等の絵
図を印刷手段で表示したものが知られている。
て、その前後胴回域の表面の一方又は両方に、その嗜好
性ないし趣味感や意匠効果等を高めるため、動物等の絵
図を印刷手段で表示したものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のおむつにお
ける絵図は、単に表示してあるにすぎず、おむつの着用
前後を通して変化するものではなく、その嗜好性ないし
趣味感を高めるものではなく、特に幼児に関心をもたさ
せるものではない。
ける絵図は、単に表示してあるにすぎず、おむつの着用
前後を通して変化するものではなく、その嗜好性ないし
趣味感を高めるものではなく、特に幼児に関心をもたさ
せるものではない。
【０００４】この発明の課題は、おむつの未着用時から
着用時に絵図が変化するように構成することにより、特
に幼児の関心を強くひくことができる使い捨てパンツ型
おむつを提供することにある。
着用時に絵図が変化するように構成することにより、特
に幼児の関心を強くひくことができる使い捨てパンツ型
おむつを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係る使い捨て
パンツ型おむつは、胴開口部、一対の脚開口部、前身頃
及び後身頃を有し、少なくとも前記前身頃の胴回域が、
横方向へ弾性的に伸縮するとともにその収縮によって前
記胴回域の表面に縦方向へ延びる多数のギャザーを形成
する使い捨てパンツ型おむつにおいて、前記胴回域が横
方向に伸展されて前記ギャザーが消失した状態で前記胴
回域に任意の絵図が表示されていることを特徴とする。
パンツ型おむつは、胴開口部、一対の脚開口部、前身頃
及び後身頃を有し、少なくとも前記前身頃の胴回域が、
横方向へ弾性的に伸縮するとともにその収縮によって前
記胴回域の表面に縦方向へ延びる多数のギャザーを形成
する使い捨てパンツ型おむつにおいて、前記胴回域が横
方向に伸展されて前記ギャザーが消失した状態で前記胴
回域に任意の絵図が表示されていることを特徴とする。
【０００６】好ましい実施の形態においては、前記胴回
域の表面が合成繊維の不織布から形成され、前記絵図が
前記不織布の裏面に前記不織布の色と異なる色で表示さ
れ、前記不織布が前記絵図を前記不織布の表面から透視
可能な光線透過率を有する。
域の表面が合成繊維の不織布から形成され、前記絵図が
前記不織布の裏面に前記不織布の色と異なる色で表示さ
れ、前記不織布が前記絵図を前記不織布の表面から透視
可能な光線透過率を有する。
【０００７】さらに好ましい実施の形態においては、前
記胴回域の表面が熱可塑性合成繊維の不織布から形成さ
れ、前記不織布の表面又は裏面が加熱加圧によって融着
凹部を形成されるとともに前記凹部によって前記絵図が
表示され、前記凹部の光線透過率及び／又は光線反射率
が他の非融着凹部のそれよりも高い。
記胴回域の表面が熱可塑性合成繊維の不織布から形成さ
れ、前記不織布の表面又は裏面が加熱加圧によって融着
凹部を形成されるとともに前記凹部によって前記絵図が
表示され、前記凹部の光線透過率及び／又は光線反射率
が他の非融着凹部のそれよりも高い。
【０００８】
【実施の形態】図面を参照して、この発明に係る使い捨
てパンツ型おむつの実施の形態を説明すると、以下のと
おりである。
てパンツ型おむつの実施の形態を説明すると、以下のと
おりである。
【０００９】図１〜図３において、おむつは透液性内面
シート１と、不透液性外面シート２と、これら間に介在
する吸液性コア３とからなり、胴開口部４と、一対の脚
開口部５と、前後身頃６，７とを有する。内面シート１
は熱可塑性合成繊維の不織布から作られている。外面シ
ート２は、図示してないが、外側に位置する熱可塑性合
成繊維の不織布と内側に位置するプラスチックフィルム
とのラミネートから作られている。胴開口部４と両脚開
口部５にはその周り方向へ作用する弾性伸縮部材８，９
が伸長下に取り付けられている。さらに、胴開口部４と
両脚開口部５との間の少なくとも前身頃６の胴回域１０
には、縦方向へ離間し横方向へ延びて横方向へ作用する
複数条の弾性伸縮部材１１が取り付けられている。した
がって、弾性伸縮部材１１が収縮した図１の状態におい
ては、その収縮によって胴回域１０が横方向へ収縮し、
その結果、胴回域１０の縦方向へ多数のギャザー１２が
形成されている。
シート１と、不透液性外面シート２と、これら間に介在
する吸液性コア３とからなり、胴開口部４と、一対の脚
開口部５と、前後身頃６，７とを有する。内面シート１
は熱可塑性合成繊維の不織布から作られている。外面シ
ート２は、図示してないが、外側に位置する熱可塑性合
成繊維の不織布と内側に位置するプラスチックフィルム
とのラミネートから作られている。胴開口部４と両脚開
口部５にはその周り方向へ作用する弾性伸縮部材８，９
が伸長下に取り付けられている。さらに、胴開口部４と
両脚開口部５との間の少なくとも前身頃６の胴回域１０
には、縦方向へ離間し横方向へ延びて横方向へ作用する
複数条の弾性伸縮部材１１が取り付けられている。した
がって、弾性伸縮部材１１が収縮した図１の状態におい
ては、その収縮によって胴回域１０が横方向へ収縮し、
その結果、胴回域１０の縦方向へ多数のギャザー１２が
形成されている。
【００１０】胴回域１０における外面シート２には、外
面シート２を横方向へ伸長した状態において、任意の動
物等の絵図１３（イラスト、キャラクター）、例えば、
眼を開き起きている兎のイラスト（図２参照）が印刷手
段によって表示されている。胴回域１０が横方向へ伸展
されギャザー１２が形成されていない図２の状態、即
ち、横方向へ収縮していない状態においては、兎のキャ
ラクター１３は、前記表示したままの表情である、眼を
開き起きた状態を呈している。しかし、胴回域１０が横
方向へ収縮してギャザー１２が形成されている図１の状
態においては、兎のキャラクター１３は、前記表示から
変化した表情である、眼を閉じ眠った状態を呈してい
る。
面シート２を横方向へ伸長した状態において、任意の動
物等の絵図１３（イラスト、キャラクター）、例えば、
眼を開き起きている兎のイラスト（図２参照）が印刷手
段によって表示されている。胴回域１０が横方向へ伸展
されギャザー１２が形成されていない図２の状態、即
ち、横方向へ収縮していない状態においては、兎のキャ
ラクター１３は、前記表示したままの表情である、眼を
開き起きた状態を呈している。しかし、胴回域１０が横
方向へ収縮してギャザー１２が形成されている図１の状
態においては、兎のキャラクター１３は、前記表示から
変化した表情である、眼を閉じ眠った状態を呈してい
る。
【００１１】こうしたことから理解されるように、兎の
キャラクター１３は、胴回域１０が収縮したおむつの着
用前においては、眠っている表情であるが、胴回域１０
が伸展したおむつの着用後においては、起きている表情
に変化する。また、図３に示すように、例えば、おむつ
の着用中におむつがずれたような場合には、胴回域１０
が変形するので、兎のキャラクター１３もまたその表情
を変化する。こうしたことから幼児の関心を強くひくこ
とができる。
キャラクター１３は、胴回域１０が収縮したおむつの着
用前においては、眠っている表情であるが、胴回域１０
が伸展したおむつの着用後においては、起きている表情
に変化する。また、図３に示すように、例えば、おむつ
の着用中におむつがずれたような場合には、胴回域１０
が変形するので、兎のキャラクター１３もまたその表情
を変化する。こうしたことから幼児の関心を強くひくこ
とができる。
【００１２】絵図１３は、外面シート２の構成部材で最
外層に位置する合成繊維の不織布の内面に該不織布の色
と異なる色で表示し、該不織布を介して透視可能である
ようにされていてもよい。このように透視可能であるた
めには、前記不織布は、所要の光線透過率を有している
ことが必要なことはいうまでもない。
外層に位置する合成繊維の不織布の内面に該不織布の色
と異なる色で表示し、該不織布を介して透視可能である
ようにされていてもよい。このように透視可能であるた
めには、前記不織布は、所要の光線透過率を有している
ことが必要なことはいうまでもない。
【００１３】また、絵図１３は、図４及び図５に示すよ
うに、前記不織布（符号１４で示す）の外面又は内面に
加熱加圧下に形成された融着凹部１３ａによって表示し
てあってもよい。融着凹部１３ａは、樹脂が溶融し、該
凹部の底部がフィルム状に薄層化しているものであっ
て、該凹部を視覚的に浮き立たせ、その結果、絵図１３
となって現われる。このように浮き立たせるためには、
凹部１３ａの光線透過率又は光線反射率が前記不織布の
他の非融着凹部のそれよりも高いことが必要である。ち
なみに、凹部１３ａが前記不織布の表面に形成されてい
る場合には、絵図１３が立体的に見え、幼児の関心を一
層強くひく効果があるとともに意匠効果を高める。
うに、前記不織布（符号１４で示す）の外面又は内面に
加熱加圧下に形成された融着凹部１３ａによって表示し
てあってもよい。融着凹部１３ａは、樹脂が溶融し、該
凹部の底部がフィルム状に薄層化しているものであっ
て、該凹部を視覚的に浮き立たせ、その結果、絵図１３
となって現われる。このように浮き立たせるためには、
凹部１３ａの光線透過率又は光線反射率が前記不織布の
他の非融着凹部のそれよりも高いことが必要である。ち
なみに、凹部１３ａが前記不織布の表面に形成されてい
る場合には、絵図１３が立体的に見え、幼児の関心を一
層強くひく効果があるとともに意匠効果を高める。
【００１４】
【発明の効果】この発明に係る使い捨てのパンツ型おむ
つによれば、胴回域に表示された絵図がおむつの着用前
後を通して変化するから、既述したように、幼児の関心
を強くひき、おむつ着用嫌いをなくすうえで有益であ
る。
つによれば、胴回域に表示された絵図がおむつの着用前
後を通して変化するから、既述したように、幼児の関心
を強くひき、おむつ着用嫌いをなくすうえで有益であ
る。
【図１】この発明に係るおむつの一部破断斜視図で、か
つ、着用前の状態図。
つ、着用前の状態図。
【図２】前記おむつの着用状態の正面図。
【図３】着用した前記おむつが少しずれた状態の正面
図。
図。
【図４】絵図の別の形態を示す外面シートの一部の斜視
図。
図。
【図５】図４のＸ−Ｘ線に沿う拡大断面図。
１２ ギャザー １３ 絵図 １３ａ 融着凹部 １４ 不織布
Claims (3)
- 【請求項１】 胴開口部、一対の脚開口部、前身頃及び
後身頃を有し、少なくとも前記前身頃の胴回域が、横方
向へ弾性的に伸縮するとともにその収縮によって前記胴
回域の表面に縦方向へ延びる多数のギャザーを形成する
使い捨てパンツ型おむつにおいて、 前記胴回域が横方向に伸展されて前記ギャザーが消失し
た状態で前記胴回域に任意の絵図が表示されていること
を特徴とする前記おむつ。 - 【請求項２】 前記胴回域の表面が合成繊維の不織布か
ら形成され、前記絵図が前記不織布の裏面に前記不織布
の色と異なる色で表示され、前記不織布が前記絵図を前
記不織布の表面から透視可能な光線透過率を有する請求
項１に記載のおむつ。 - 【請求項３】 前記胴回域の表面が熱可塑性合成繊維の
不織布から形成され、前記不織布の表面又は裏面が加熱
加圧によって融着凹部を形成されるとともに前記凹部に
よって前記絵図が表示され、前記凹部の光線透過率及び
／又は光線反射率が他の非融着凹部のそれよりも高い請
求項１に記載のおむつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266801A JPH11104172A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 使い捨てパンツ型おむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266801A JPH11104172A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 使い捨てパンツ型おむつ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104172A true JPH11104172A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17435877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9266801A Pending JPH11104172A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 使い捨てパンツ型おむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11104172A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200296960Y1 (ko) * | 2002-08-23 | 2002-12-05 | 구본창 | 입체형 기저귀 커버 |
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-
1997
- 1997-09-30 JP JP9266801A patent/JPH11104172A/ja active Pending
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| US10307302B2 (en) | 2006-12-04 | 2019-06-04 | The Procter & Gamble Company | Method of constructing absorbent articles comprising graphics |
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| US9522089B2 (en) | 2006-12-04 | 2016-12-20 | The Procter & Gamble Company | Method of constructing absorbent articles comprising graphics |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021126 |