JPH11104086A - 体温計 - Google Patents

体温計

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Publication number
JPH11104086A
JPH11104086A JP9266753A JP26675397A JPH11104086A JP H11104086 A JPH11104086 A JP H11104086A JP 9266753 A JP9266753 A JP 9266753A JP 26675397 A JP26675397 A JP 26675397A JP H11104086 A JPH11104086 A JP H11104086A
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JP
Japan
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covering member
thermometer
holding
pressing
projection
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Withdrawn
Application number
JP9266753A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsuji
賢司 辻
Makoto Kamiya
誠 神谷
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11104086A publication Critical patent/JPH11104086A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突起部を覆う被覆部材を確実に保持する。 【解決手段】 付勢部材33a,33bの付勢力に逆ら
ってレバー部32a,32bをそれぞれ本体1に向けて
手動で回動することにより、支持部22が露出した状態
で突起部11に被覆部材14を装着することができる。
そして、レバー部32a,32bから手を離すと、付勢
部材33a,33bの付勢力によって被覆部材14が所
定の接触面を介して押え部31a,31bにより支持部
22に押圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検温者の鼓膜あ
るいはその周辺領域から放射される赤外線を検出するこ
とにより体温を測定する体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被検温者の鼓膜あるいはその周辺
領域から放射される赤外線を検出することにより体温を
測定する体温計が実用化されている。このような体温計
は、上記赤外線を確実に検出するために、被検温者の外
耳道に挿入する突起部を備えている。
【0003】このように、突起部を被検温者の外耳道に
挿入するので、突起部が被検温者と直接接触することに
なる。そこで、異なる被検温者間での接触感染を防止す
るために、突起部を被覆する交換可能な被覆部材が必要
になる。また、被覆部材を用いることにより耳垢が突起
部から内部に入り込むことによる測定誤差の発生を防止
している。
【0004】従来、種々の交換可能な被覆部材が提案さ
れている。例えば、フィルムがフレーム部材に取り付け
られて被覆部材が形成され、フレーム部材を突起部の基
端部分の周囲に形成された溝などに締まり嵌めすること
によって被覆部材を保持するようにした体温計が提案さ
れている(特公平7−90018号公報、特開平6−6
6638号公報)。
【0005】また、突起部への取付け部の厚さが他の部
分より厚く形成されたキャップ形状の被覆部材を、取付
け部に形成された凹部と突起部の基端部分の周囲に形成
された凸部とを嵌合することにより保持するようにした
体温計が提案されている(特公平6−42872号公
報)。
【0006】また、被覆部材側又は突起部側に接着剤が
塗布され、接着剤によって被覆部材を突起部に保持する
ようにした体温計が提案されている(特開平8−384
34号公報、特開平8−275923号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平7−90018号公報、特開平6−66638号公
報、特公平6−42872号公報記載の体温計では、被
覆部材の突起部に装着される部分を変形させて突起部の
基端部に嵌合させることによって保持しているので、被
覆部材の着脱が困難であった。一方、上記体温計では、
被覆部材と突起部とは単に点状又は線状の接触によって
保持されているに過ぎないので、着脱を容易にするため
に嵌合の強度を低下させると、必要以上に取り外し易く
なり、体温測定後に突起部を外耳道から取り出す際に被
覆部材が突起部から外れてしまう虞れがある。
【0008】また、上記特公平6−42872号公報記
載の被覆部材では、被覆部材の交換時において、使用済
みの被覆部材を取り外す際に被検温者の外耳道に接触し
た部分を手で触るとともに、未使用の被覆部材を装着す
る際に被検温者の外耳道に接触する部分をその手で触る
虞れが高く、交換時に手を介して接触感染する虞れがあ
った。
【0009】また、上記特開平8−38434号公報、
特開平8−275923号公報記載の体温計では、着脱
が容易であって、かつ必要以上に容易に外れることのな
いような接着剤の強度管理は非常に困難である。また、
同一の被検温者が体温を測定する場合には、接触感染の
虞れはないので同一の被覆部材を繰り返し使用すること
ができるが、接着剤を用いて保持しているので耐久性に
問題があった。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、突起部を覆う被覆部材を確実に保持することができ
る体温計を提供することを第1の目的とする。
【0011】また、本発明は、突起部に被覆部材を容易
に、しかも確実に着脱自在な体温計を提供することを第
2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検温者の鼓
膜あるいはその周辺領域から放射される赤外線を赤外線
センサで検出することにより上記被検温者の体温を測定
する体温計において、上記被検温者の外耳道に挿入する
べく本体から突出して形成された突起部と、上記突起部
の少なくとも上記外耳道に挿入される範囲に装着された
被覆部材を所定の接触面を介して上記突起部に押圧して
保持する保持手段とを備えたものである(請求項1)。
【0013】この構成によれば、被検温者の外耳道に挿
入するべく本体から突出して形成された突起部の少なく
とも外耳道に挿入される範囲に装着された被覆部材を所
定の接触面を介して突起部に押圧して保持されることに
より、被覆部材が確実に保持されることとなる。
【0014】また、請求項1記載の体温計において、上
記保持手段は、上記突起部への上記被覆部材の押圧が解
除可能に構成されたものである(請求項2)。
【0015】この構成によれば、突起部への被覆部材の
押圧を解除することにより、被覆部材が容易に取外し可
能になる。
【0016】また、請求項2記載の体温計において、上
記保持手段は、上記接触面を有し、上記被覆部材を押圧
保持する保持位置と上記被覆部材から離れて上記被覆部
材の上記突起部への着脱を可能とする着脱位置との間で
移動自在に構成された押え部と、上記押え部を上記保持
位置と上記着脱位置との間で移動させる作動部とを備え
たものである(請求項3)。
【0017】この構成によれば、押え部が保持位置にあ
るときに、被覆部材が接触面を介して突起部に押圧され
て保持され、押え部が被覆部材から離れて着脱位置に移
動すると、被覆部材の着脱が容易に行われる。
【0018】また、請求項2記載の体温計において、上
記保持手段は、上記突起部の外方に配設され、上記突起
部とほぼ同一形状の押え部材と、この押え部材の本体側
に設けられ、上記押え部材を上記突起部への接離方向に
回動可能に支持する支持軸と、上記押え部材を上記支持
軸の回りに上記突起部に向けて付勢する付勢部材とを備
えたものである(請求項4)。
【0019】この構成によれば、被覆部材が押え部材と
突起部の間に装着された状態で、押え部材が付勢部材の
付勢力により突起部に向かう方向に回動すると、被覆部
材が押え部材により押圧されて確実に保持される。一
方、押え部材を付勢部材の付勢力に逆らって突起部から
離れる方向に回動させると、押え部材による被覆部材の
押圧が解除されて、容易に被覆部材が取外し可能にな
る。
【0020】また、請求項1〜4のいずれかに記載の体
温計において、上記被覆部材が上記保持手段により保持
されているか否かを検出する検出手段と、上記被覆部材
が上記保持手段により保持されていないときは、その旨
を報知する報知手段とを備えたものである(請求項
5)。
【0021】この構成によれば、被覆部材が保持手段に
より保持されているか否かが検出され、保持されていな
いときはその旨が報知されることにより、確実に被覆部
材が保持された状態で体温測定を行うことが可能にな
り、これによって、測定精度の低下が防止される。
【0022】また、請求項5記載の体温計において、予
め設定された上記被覆部材の交換時期判定条件が成立し
たか否かを判定する交換時期判定手段を備え、上記報知
手段は、更に、上記交換時期判定条件が成立したとき
に、その旨を報知するものである(請求項6)。
【0023】この構成によれば、予め設定された被覆部
材の交換時期判定条件が成立したか否かが判定され、交
換時期判定条件が成立したときに、その旨が報知される
ことにより、交換時期判定条件が成立する毎に、確実に
交換された被覆部材を用いて体温測定を行うことが可能
になり、これによって、測定精度の低下が確実に防止さ
れる。
【0024】また、請求項6記載の体温計において、上
記交換時期判定条件が成立したときに測定を禁止する禁
止制御手段を備えたものである(請求項7)。
【0025】この構成によれば、予め設定された被覆部
材の交換時期判定条件が成立したか否かが判定され、交
換時期判定条件が成立したときに測定が禁止されること
により、交換時期が経過した被覆部材を用いた測定が行
われず、これによって精度の低下した状態での体温測定
が防止される。
【0026】
【発明の実施の形態】図4は本発明に係る体温計の一実
施形態の外観を示す斜視図である。この体温計は、本体
1の正面上方位置に突設されたプローブ2と、正面ほぼ
中央に配設された電子ブザーなどからなる警告音発生部
3と、その下方に配設された液晶表示パネルなどからな
る表示部4と、側面に配設された測定開始を指示するた
めの測定スイッチ5とを備えている。
【0027】プローブ2は、被検温者の外耳道に挿入容
易な例えば円錐台形状に形成されており、内部に赤外線
センサ6(後述する図5参照)が配設されている。
【0028】図1はプローブ2の内部構成を示す断面
図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図4に示す体
温計の側面図である。
【0029】プローブ2は、図1に示すように、突起部
11、保持手段12a,12b及びカバー検出スイッチ
13を備えている。
【0030】突起部11は、先端に開口20が設けら
れ、この開口20側の径が小さく形成されたほぼ円錐台
形状で、先端側の挿入部21と、この挿入部21より多
少径が小さく形成された基端側の支持部22とから構成
され、図3に示すように、支持部22が本体1に接続さ
れることによって支持されている。挿入部21は、一般
的な被検温者の外耳道に挿入容易な形状であって挿入寸
法より多少長寸法に形成されている。支持部22の上方
には、孔220が穿設されている。
【0031】図1に戻って、保持手段12a,12b
は、上下に対称に配設され、突起部11の挿入部21に
装着された被覆部材14を確実に、かつ取外し容易に保
持するものである。
【0032】保持手段12aは、押え部31aと、この
押え部31aから延設されたレバー部(作動部)32a
と、付勢部材33aとから構成される。押え部31a
は、支持部22より多少径が大きい半円錐面状で、先端
(図中、左端)が支持部22の先端にほぼ一致する寸法
を有している。この押え部31aには、支持部22の孔
220に対向する位置に孔310が穿設されている。
【0033】レバー部32aは、図1に示すように断面
ほぼL字状で、図2に示すようにその屈曲部近傍に支持
軸34aを有している。この支持軸34aは、支持部2
2に形成された溝22aに嵌合しており、これによっ
て、支持軸34aを中心として押え部31a及びレバー
部32aが一体的に回動可能に支持されている。
【0034】付勢部材33aは、ばねなどからなり、図
1に示すようにレバー部32aと本体1とを連結してお
り、回動可能なレバー部32aに対して図中、矢印方向
に付勢力を与えるものである。
【0035】なお、保持手段12bは、保持手段12a
と同様に、押え部31bとレバー部32bと付勢部材3
3bとから構成されている。また、図2では、説明の便
宜上、保持手段12bの図示を省略している。
【0036】カバー検出スイッチ13は、図1に示すよ
うに、互いに対向して配設され、絶縁体41により連結
された導体片42,43と、導体片42から導体片43
に向けて延設された導体当接片44と、導体片42から
上方に延設された検出片45と、検出片45に対して上
方に付勢力を与える付勢部材46とを備えている。
【0037】なお、被覆部材14は、例えばポリエステ
ルやポリプロピレンなどの赤外線を透過する合成樹脂フ
ィルムが挿入部21とほぼ同様の円錐台形状に形成され
てなり、図1に示すように、挿入部21を覆うととも
に、支持部22の孔220を覆うだけの大きさを有して
いる。
【0038】このような構成により、図3において、付
勢部材33a,33bの付勢力に逆らってレバー部32
a,32bをそれぞれ本体1に向けて手動で回動し、押
え部31a,31bを二点鎖線で示す着脱位置に移動さ
せることにより、支持部22を露出させることができ、
この状態で突起部11に被覆部材を装着することができ
る。
【0039】そして、レバー部32a,32bから手を
離すと、図1に示すように、付勢部材33a,33bの
付勢力によって押え部31a,31bが保持位置に移動
し、この押え部31a,31bにより被覆部材14が所
定の接触面を介して支持部22に押圧されることとな
る。
【0040】また、被覆部材14が押え部31a,31
bにより支持部22に押圧されて保持されると、図1に
示すように、被覆部材14によって検出片45が付勢部
材46の付勢力に逆らって下方に押し込まれ、導体当接
片44が導体片43に接触することにより導体片42,
43が導通する。
【0041】このように、本実施形態によれば、付勢部
材33a,33bの付勢力によって被覆部材14を所定
の接触面を介して押え部31a,31bにより支持部2
2に押圧するようにしたので、点状又は線状の接触に比
べて、突起部11に装着された被覆部材14をより確実
に保持することができる。
【0042】また、付勢部材33a,33bの付勢力に
逆らってレバー部32a,32bをそれぞれ本体1に向
けて手動で回動すると、押え部31a,31bによる被
覆部材14の押圧が解除され、これによって被覆部材1
4を保持する力が印加されなくなるので、被覆部材14
を交換する際に、被覆部材14の外耳道への挿入部分を
触ることなく容易に取り外すことができる。
【0043】図5は図4に示す体温計の電気的構成を示
すブロック図である。この体温計は、警告音発生部3、
表示部4、測定スイッチ5、カバー検出スイッチ13、
赤外線センサ6、制御部(CPU)7、ROM71及び
RAM72を備えている。
【0044】警告音発生部3は、CPU7からの指示信
号に従って動作してブザー音を発生するものである。表
示部4は、図略の液晶表示装置及び表示制御部を備え、
表示制御部は、CPU7からの指示信号に従って表示画
面を作成し、作成した画面を液晶表示装置に表示させる
ものである。
【0045】赤外線センサ6は、例えばプローブ2内の
適所に配設され、被検温者の鼓膜あるいはその周辺領域
から放射される赤外線を受光して受光強度に対応する電
圧信号を出力するものである。
【0046】ROM71は、この体温計の動作を制御す
る制御プログラムや後述する被覆部材14の交換時期判
定条件などの予め設定されたデータを記憶する読出し専
用メモリで、RAM72は、赤外線センサ6から入力さ
れる検出値や体温の演算結果などを一時的に記憶する読
み書き可能なランダムアクセスメモリである。
【0047】CPU7は、ROM71に記憶されたプロ
グラムにしたがって体温計全体を制御するもので、A/
D変換入力端子73を備え、測定スイッチ5及びカバー
検出スイッチ13が入力端子に接続され、表示部4及び
警告音発生部3が出力端子に接続されている。A/D変
換入力端子73は、赤外線センサ6からの電圧信号をア
ナログ値からディジタル値に変換して取り込むものであ
る。
【0048】CPU7は、以下の〜に示す各機能を
有する。 入力端子の信号レベルに基づいて測定スイッチ5のオ
ンオフを判別するとともに、オンにされるとROM71
に記憶されている制御プログラムにしたがって赤外線セ
ンサ6からの電圧信号に基づき被検温者の体温を求める
体温演算手段としての機能。
【0049】体温を表示部4に表示させるために、そ
の演算結果に応じた信号を表示部4に送出する機能。
【0050】入力端子の信号レベル、すなわちカバー
検出スイッチ13からの出力信号に基づいて被覆部材1
4(図1)が装着されているか否かを判定する判定制御
手段としての機能。
【0051】例えば本実施形態では、図1に示す導体片
42,43の一方を接地し、他方をハイレベルにプルア
ップしておき、当該他方のレベルを検出することによ
り、被覆部材14の装着の有無を判定することができ
る。
【0052】被覆部材14が装着されていないとき
は、被覆部材14の装着を促す旨の表示を行わせるため
の指示信号を表示部4に送出するとともに、被覆部材1
4が未装着である旨の警告音発生を行わせるための指示
信号を警告音発生部3に送出する報知制御手段としての
機能。
【0053】交換時期判定条件として体温の測定回数
を用いて、被覆部材14(図1)の交換時期を判定する
交換時期判定手段としての機能。すなわち、CPU7
は、体温の測定回数Kを計数する測定回数カウンタを備
え、測定回数KがROM71に記憶されている予め設定
された設定値K0に等しくなると、交換時期判定条件が
成立したと判定する。そして、交換時期判定条件が成立
したと判定したときは、被覆部材14の交換を促す旨の
表示を行わせるための指示信号を表示部4に送出する。
【0054】次に、図5、図6を参照しながら、図7に
従って動作について説明する。図6は表示部4の表示例
を示す図、図7は図4に示す体温計の動作手順を示すフ
ローチャートである。まず、カバー検出スイッチ13が
オンかどうかが判別され(#100)、オフであれば
(#100でNO)、被覆部材が装着されていないの
で、警告音発生部3から警告音が発生されるとともに、
図6(b)に示すように、表示部4に被覆部材の装着を促
す旨の表示が行われ(#110)、#100に戻る。
【0055】一方、カバー検出スイッチ13がオンであ
れば(#100でYES)、カバー検出スイッチ13が
新たにオフからオンに切り替わったかどうかが判別され
(#120)、切り替わっていなければ(#120でN
O)、同一の被覆部材が装着されたままであることにな
るので、体温の測定回数Kが設定値K0と比較される
(#130)。
【0056】そして、K≧K0であれば(#130でY
ES)、図6(c)に示すように表示部4に被覆部材の交
換を促す旨の表示が行われ(#140)、一方、K<K
0であれば(#130でNO)、#160に進む。
【0057】#120において、カバー検出スイッチ1
3が新たにオフからオンに切り替わっていれば(#12
0でYES)、被覆部材が交換されたことになるので、
測定回数カウンタがリセットされて(#150)、#1
60に進む。
【0058】次いで、測定スイッチ5がオンかどうかが
判別され(#160)、オフであれば(#160でN
O)、#100に戻り、測定スイッチ5がオンであれば
(#160でYES)、赤外線センサ6からの信号に基
づき体温が算出され(#170)、図6(a)に示すよう
に、算出された体温の表示が行われ(#180)、次い
で、測定回数カウンタが1だけインクリメントされて
(#190)、#100に戻る。
【0059】このように、被覆部材の交換時期判定条件
が成立したと判定したときは、表示部4に交換を促す表
示を行うようにしたので、使用者に被覆部材の交換時期
を明確に報知することができる。
【0060】また、交換時期判定条件として、体温の測
定回数を用いることにより、設定値以上の回数を同一の
被覆部材を用いて測定することがない。従って、赤外線
の透過率の低下を防止することができ、これによって測
定精度を維持することができる。
【0061】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、以下の変形形態(1)〜(7)を採用することができ
る。なお、以下において、上記実施形態と同一部材には
同一符号を付している。
【0062】(1)図8(a)はカバー検出スイッチ13
の変形形態を示す図、図8(b)は対応する被覆部材の形
態を示す図である。この変形形態では、カバー検出スイ
ッチ13は、図8(a)に示すように、LEDなどの発光
素子131及びフォトダイオードなどの受光素子132
からなり、支持部22の孔220に対向して配設されて
いる。
【0063】押え部31aの内面の孔220に対応する
領域は、例えばアルミニウム蒸着などによって高反射率
にされており、被覆部材14の孔220に対応する領域
は、図8(b)に示すように、例えば黒塗装部140を設
けることなどによって低反射率にされている。
【0064】この発光素子131及び受光素子132
は、発光素子131からの光が押え部31aの内面で反
射した反射光が受光素子132により受光されるような
向きにそれぞれ配置されている。
【0065】また、CPU7は、発光素子131の発光
を制御するとともに、発光時の受光素子132による受
光強度を判別することにより、被覆部材14の装着の有
無を判定する。
【0066】なお、押え部31a内の孔220に対応す
る部分に下向きに発光するように発光素子131を配設
するとともに、発光素子131に対向するように受光素
子132を配設して、被覆部材14が装着されたときは
黒塗装部140によって発光素子131から受光素子1
32への光を遮光し、被覆部材14が未装着のときは受
光素子132が発光素子131からの光を受光すること
によって、被覆部材14の装着の有無を判定するように
してもよい。
【0067】(2)図9はカバー検出スイッチ13の別
の変形形態を示す図である。この変形形態では、カバー
検出スイッチ13は、支持部22の孔220に対向して
配設された導体片47及び押え部31aの孔220に対
応する位置に配設された導体部48からなる。
【0068】そして、図9に示すように、被覆部材14
が装着されているときは導体片47と導体部48とが開
放状態になり、被覆部材が未装着のときは導体片47と
導体部48とが接触して短絡状態になるように配設され
ている。
【0069】従って、上記実施形態と同様に、導体片4
7と導体部48の一方を接地し、他方をハイレベルにプ
ルアップしておき、当該他方のレベルを検出することに
より被覆部材14の装着の有無を判定することができ
る。
【0070】なお、導体片47と同様の形態の第2の導
体片を導体片47と接触しないように並設し、導体片4
7と第2の導体片の一方を接地し、他方をハイレベルに
プルアップしておき、当該他方のレベルを検出すること
により被覆部材14の装着の有無を判定するようにして
もよい。また、この場合には、導体部48に代えて絶縁
体を配設し、被覆部材14の対応する部分を導電性を有
するものとするようにしてもよい。
【0071】(3)図10は別の交換時期判定条件を用
いる場合の動作手順を示すフローチャートである。この
変形形態では、CPU7(図5参照)は、交換時期判定条
件として、被覆部材の装着時間を用いている。すなわち
CPU7は、被覆部材の装着時間tを計時する装着タイ
マを備え、被覆部材の装着中は装着タイマを動作させ、
被覆部材が交換されると装着時間tを0にリセットす
る。そして、装着時間tがROM71に記憶されている
予め設定された設定値t0に等しくなると、交換時期判
定条件が成立したと判定する。例えばt0=1か月であ
る。
【0072】図10において、#200〜#220は、
図7の#100〜#120と同様であるので説明を省略
する。
【0073】#220において、カバー検出スイッチ1
3が新たにオフからオンに切り替わっていなければ(#
220でNO)、装着タイマによる経過時間tが設定値
0と比較される(#230)。
【0074】そして、t≧t0であれば(#230でY
ES)、#240に進み、図7の#140と同様の動作
が行われ、一方、t<t0であれば(#230でN
O)、#260に進む。
【0075】#220において、カバー検出スイッチ1
3が新たにオフからオンに切り替わっていれば(#22
0でYES)、装着タイマによる経過時間tがt=0に
リセットされて計時が再開され(#250)、#260
に進む。
【0076】#260〜#280は、図7の#160〜
#180と同様の動作が行われ、算出された体温の表示
が行われると(#280)、#200に戻る。
【0077】このように、交換時期判定条件として、被
覆部材の装着時間を用いることにより、使用頻度が低く
ても、使用開始から一定時間(設定値t0)が経過する
と被覆部材が交換されることとなる。従って、赤外線の
透過率の低下を防止することができ、これによって測定
精度を維持することができる。
【0078】(4)図11は更に別の交換時期判定条件
を用いる場合の動作手順を示すフローチャートである。
この変形形態では、CPU7(図5参照)は、交換時期判
定条件として、被検温者の外耳道に挿入された回数を用
いている。すなわちCPU7は、被検温者の外耳道への
挿入回数Cを計数する耳挿入カウンタを備えている。そ
して、挿入回数CがROM71に記憶されている予め設
定された設定値C0に等しくなると、交換時期判定条件
が成立したと判定する。
【0079】この耳挿入カウンタは、体温の測定結果T
がROM71に記憶されている予め設定された設定値T
0(例えばT0=34℃)以上になると、体温が測定された
と判定して計数し、T0未満のときは、単に測定スイッ
チ5が押されただけで外耳道に挿入されていないと判定
して、測定スイッチ5が押された場合でも、計数しない
ようにしている。
【0080】図11において、#300〜#320は、
図7の#100〜#120と同様であるので説明を省略
する。
【0081】#320において、カバー検出スイッチ1
3が新たにオフからオンに切り替わっていなければ(#
320でNO)、耳挿入カウンタによる挿入回数Cが設
定値C0と比較される(#330)。
【0082】そして、C≧C0であれば(#330でY
ES)、#340に進み、図7の#140と同様の動作
が行われ、一方、C<C0であれば(#330でN
O)、#360に進む。
【0083】#320において、カバー検出スイッチ1
3が新たにオフからオンに切り替わっていれば(#32
0でYES)、耳挿入カウンタによる挿入回数CがC=
0にリセットされて(#350)、#360に進む。
【0084】#360〜#380は、図7の#160〜
#180と同様の動作が行われ、#380に続いて、体
温Tが設定値T0と比較される(#390)。
【0085】そして、T≧T0であれば(#390でY
ES)、被検温者の外耳道に挿入されたと判定して、耳
挿入カウンタが1だけインクリメントされて(#40
0)、#100に戻り、一方、T<T0であれば(#3
90でNO)、単に測定スイッチ5が押されただけと判
定して、#100に戻る。
【0086】このように、被検温者の外耳道に挿入され
たか否かを判定し、交換時期判定条件として、被検温者
の外耳道への挿入回数を用いることにより、実際の使用
による汚れに応じて被覆部材が交換されることとなる。
従って、未使用のままで被覆部材が無駄に交換されてし
まうのを防止することができ、被覆部材を効率よく使用
することができる。
【0087】(5)図7の#140、図10の#24
0、図11の#340において、警告音発生部3から被
覆部材の交換を促す警告音を発生させるようにしてもよ
い。すなわち、CPU7(図5参照)は、交換時期判定条
件が成立したと判定したときは、被覆部材の交換を促す
旨の警告音発生を行わせる指示信号を警告音発生部3に
送出する。
【0088】この場合には、未装着の警告音と、音量、
周波数、発生の態様(例えばオンオフ周期)などを異な
らせるようにして、区別可能にすればよい。
【0089】(6)交換時期判定条件として、測定回
数、装着時間、挿入回数のいずれか2つ又は全てを併用
するようにしてもよい。また、選択スイッチを設け、交
換時期判定条件を選択できるようにしてもよい。
【0090】(7)図12は異なる形態の保持手段を有
する体温計の部分斜視図、図13〜図15は図12に示
す体温計のプローブ2の内部構成を示す断面図である。
この変形形態におけるプローブ2は、図13に示すよう
に、突起部51と、保持手段52とから構成されてい
る。
【0091】突起部51は、本体1から延設され、先端
の開口53側の径が小さく形成されたほぼ円錐台形状に
形成されている。この突起部51の上方には、図中、左
右方向に細長いスリット54が穿設されている。
【0092】突起部51は、一般的な被検温者の外耳道
に挿入容易な形状であって、スリット54の左端から開
口53までの寸法が挿入寸法より多少長くなるように形
成されている。
【0093】保持手段52は、図13に示すように、被
覆部材14を押圧する押え部材61と、この押え部材6
1を係止する係止レバー62と、この係止レバー62に
よる押え部材61の係止を操作する着脱操作部63と、
ばねなどからなる付勢部材64,65とから構成されて
いる。
【0094】押え部材61は、長軸81の左端から上方
にスリット54を通って延設され、突起部51の外側に
突起部51と同一の円錐面で囲むように形成された押え
部82と、長軸81の右端から下方に突設された係合部
83と、係合部83の直ぐ左方において上方に突設され
た当接部84とを備えている。
【0095】そして、押え部材61は、図略の支持部材
によって左右方向にスライド可能に本体1に支持される
とともに、当接部84の右側面が本体1の固定台85に
付勢部材64により連結されることによって左向きに付
勢力が与えられている。
【0096】係止レバー62は、左端近傍の回転軸91
を中心として本体1に対して回動自在に支持されてお
り、左端から上方に突設された開放係止部92と、ほぼ
中央から上方に突設され、左側面が緩やかな傾斜面で右
側面がほぼ垂直に形成された装着係止部93と、右端に
形成された当接部94とを備えている。
【0097】そして、係止レバー62は、当接部94の
底面が本体1の固定台95に付勢部材65により連結さ
れることによって、反時計回り方向に付勢力が与えられ
ている。
【0098】着脱操作部63は、長軸96の上端に形成
され、本体1のハウジングに穿設された孔10より多少
径が小さい操作ボタン部97と、この操作ボタン部97
の下端に形成され、孔10より多少径が大きいリブ98
とを備えている。
【0099】そして、長軸96の下端が係止レバー62
の当接部94の上端に当接するとともに、リブ98が本
体1のハウジングに当接することによって、付勢部材6
5により反時計回り方向に付勢力が与えられている係止
レバー62が、図13に示すように、ほぼ水平位置で停
止している。
【0100】このような構成において、図13に示す状
態では、押え部材61の係合部83は係止レバー62の
開放係止部92に係止されており、これによって突起部
51と押え部82との間に隙間が空けられている。
【0101】この状態で、図12又は図13に示すよう
に、被覆部材14の端部を突起部51と押え部82との
間に挿入することにより、被覆部材14を突起部51に
装着することができる。
【0102】次いで、押え部82を手で把持して、付勢
部材64の付勢力に逆らって本体1側、すなわち図13
中、右向きにスライドさせると、係合部83が係止レバ
ー62の装着係止部93の左側面の斜面に当接し、更に
スライドさせると係止レバー62が付勢部材65の付勢
力に逆らって時計回りに回転する。
【0103】そして、係合部83の左端が装着係止部9
3の右側面の位置に来ると、図14に示すように、付勢
部材65の付勢力によって係止レバー62が水平位置に
戻り、係合部83が装着係止部93により係止されて、
被覆部材14が押え部82と突起部51の間に保持され
ることとなる。
【0104】一方、被覆部材14を交換するために、使
用済みの被覆部材14を取り外すときは、着脱操作部6
3の操作ボタン部97を押し込むと、係止レバー62が
付勢部材65の付勢力に逆らって時計回りに回転し、装
着係止部93による係合部83の係止が外れると、付勢
部材64の付勢力によって押え部材61が左向きに移動
し、図15に示すように、係合部83が開放係止部92
により係止される位置で停止する。そして、操作ボタン
部97から手を離すと、図13に示す状態に戻って、使
用済みの被覆部材14を取り外すことができる。
【0105】この形態によれば、上記実施形態と同様
に、簡易な構成で、確実に被覆部材14を保持すること
ができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被検温者の外耳道に挿入するべく本体から突出して形成
された突起部の少なくとも外耳道に挿入される範囲に装
着された被覆部材を所定の接触面を介して突起部に押圧
して保持するようにしたので、被覆部材を確実に保持す
ることができる。
【0107】また、突起部への被覆部材の押圧が解除可
能に保持手段を構成することにより、被覆部材を容易に
取り外すことができる。
【0108】また、接触面を有し、保持位置と着脱位置
との間で移動自在に構成された押え部と、この押え部を
上記保持位置と上記着脱位置との間で移動させる作動部
とを備えることにより、押え部が保持位置にあるとき
に、被覆部材を接触面を介して突起部に押圧して確実に
保持することができ、押え部が被覆部材から離れて着脱
位置に移動すると、被覆部材の着脱を容易に行うことが
できる。
【0109】また、突起部の外方に配設され、突起部と
ほぼ同一形状の押え部材を突起部への接離方向に回動可
能に支持し、押え部材を突起部に向けて付勢することに
より、被覆部材が押え部材と突起部の間に装着された状
態で、押え部材が付勢部材の付勢力により突起部に向か
う方向に回動し、被覆部材が押え部材により押圧されて
確実に保持することができる。一方、押え部材を付勢部
材の付勢力に逆らって突起部から離れる方向に回動させ
ると、押え部材による被覆部材の押圧が解除されて、容
易に被覆部材を取り外すことができる。
【0110】また、被覆部材が保持手段により保持され
ているか否かを検出し、被覆部材が保持手段により保持
されていないときは、その旨を報知することにより、確
実に被覆部材が保持された状態で体温測定を行うことが
でき、これによって、測定精度の低下を防止することが
できる。
【0111】また、予め設定された被覆部材の交換時期
判定条件が成立したか否かを判定し、交換時期判定条件
が成立したときに、その旨を報知することにより、交換
時期判定条件が成立する毎に、確実に交換された被覆部
材を用いて体温測定を行うことができ、これによって、
測定精度の低下を確実に防止することができる。
【0112】また、交換時期判定条件が成立したときに
測定を禁止することにより、交換時期が経過した被覆部
材を用いた測定が行われず、これによって精度の低下し
た状態での体温測定を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る体温計の一実施形態のプローブの
内部構成を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図4に示す体温計の側面図である。
【図4】体温計の外観を示す斜視図である。
【図5】図4に示す体温計の電気的構成を示すブロック
図である。
【図6】(a)(b)(c)は表示部の表示例を示す図であ
る。
【図7】図4に示す体温計の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】カバー検出スイッチの変形形態を示す図であ
る。
【図9】カバー検出スイッチの別の変形形態を示す図で
ある。
【図10】別の交換時期判定条件を用いる場合の動作手
順を示すフローチャートである。
【図11】更に別の交換時期判定条件を用いる場合の動
作手順を示すフローチャートである。
【図12】異なる形態の保持手段を有する体温計の部分
斜視図である。
【図13】図12に示す体温計のプローブの内部構成を
示す断面図である。
【図14】図12に示す体温計のプローブの内部構成を
示す断面図である。
【図15】図12に示す体温計のプローブの内部構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 プローブ 3 警告音発生部(報知手段) 4 表示部(報知手段) 5 測定スイッチ 6 赤外線センサ 7 制御部 11 突起部 12a,12b 保持手段 13 カバー検出スイッチ(検出手段) 31a,31b 押え部 32a,32b レバー部 33a,33b 付勢部材 51 突起部 52 保持手段 61 押え部材 62 係止レバー 63 着脱操作部 64,65 付勢部材 71 ROM 72 RAM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検温者の鼓膜あるいはその周辺領域か
    ら放射される赤外線を赤外線センサで検出することによ
    り上記被検温者の体温を測定する体温計において、上記
    被検温者の外耳道に挿入するべく本体から突出して形成
    された突起部と、上記突起部の少なくとも上記外耳道に
    挿入される範囲に装着された被覆部材を所定の接触面を
    介して上記突起部に押圧して保持する保持手段とを備え
    たことを特徴とする体温計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の体温計において、上記保
    持手段は、上記突起部への上記被覆部材の押圧が解除可
    能に構成されたものであることを特徴とする体温計。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の体温計において、上記保
    持手段は、上記接触面を有し、上記被覆部材を押圧保持
    する保持位置と上記被覆部材から離れて上記被覆部材の
    上記突起部への着脱を可能とする着脱位置との間で移動
    自在に構成された押え部と、上記押え部を上記保持位置
    と上記着脱位置との間で移動させる作動部とを備えたも
    のであることを特徴とする体温計。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の体温計において、上記保
    持手段は、上記突起部の外方に配設され、上記突起部と
    ほぼ同一形状の押え部材と、この押え部材の本体側に設
    けられ、上記押え部材を上記突起部への接離方向に回動
    可能に支持する支持軸と、上記押え部材を上記支持軸の
    回りに上記突起部に向けて付勢する付勢部材とを備えた
    ものであることを特徴とする体温計。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の体温計
    において、上記被覆部材が上記保持手段により保持され
    ているか否かを検出する検出手段と、上記被覆部材が上
    記保持手段により保持されていないときは、その旨を報
    知する報知手段とを備えたことを特徴とする体温計。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の体温計において、予め設
    定された上記被覆部材の交換時期判定条件が成立したか
    否かを判定する交換時期判定手段を備え、上記報知手段
    は、更に、上記交換時期判定条件が成立したときに、そ
    の旨を報知するものであることを特徴とする体温計。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の体温計において、上記交
    換時期判定条件が成立したときに測定を禁止する禁止制
    御手段を備えたことを特徴とする体温計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117670A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Terumo Kabushiki Kaisha 耳式体温計及びこれの制御方法
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