JPH111035A - 印字装置 - Google Patents
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- JPH111035A JPH111035A JP15322097A JP15322097A JPH111035A JP H111035 A JPH111035 A JP H111035A JP 15322097 A JP15322097 A JP 15322097A JP 15322097 A JP15322097 A JP 15322097A JP H111035 A JPH111035 A JP H111035A
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- tape
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- cutter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】テープ幅に合わせて剪断動作を終了し空切りを
しないカッタを備えた印字装置を提供する。 【解決手段】カッタ12(12a、12b)の可動刃1
2aはDCモータ37の正逆両方の回転により開閉す
る。テープ16はアルミコート層16aを備えて構成さ
れる。カッタ12の前後に電極48−1と49−1が配
設されてテープ16のアルミコート層16aに当接して
いる。電極48−1と49−1がアルミコート層16a
を介して導通しているときはDCモータ37が正回転
し、シザーズカム46を介して可動刃12aを固定刃1
2bとの剪断方向へ駆動する。カッタ12でテープの印
字済み部分16′がテープ本体16から切断されると、
電極48−1と49−1が非導通となり、直ちにDCモ
ータ37が逆回転して可動刃12aを元の基準位置に全
開させる。
しないカッタを備えた印字装置を提供する。 【解決手段】カッタ12(12a、12b)の可動刃1
2aはDCモータ37の正逆両方の回転により開閉す
る。テープ16はアルミコート層16aを備えて構成さ
れる。カッタ12の前後に電極48−1と49−1が配
設されてテープ16のアルミコート層16aに当接して
いる。電極48−1と49−1がアルミコート層16a
を介して導通しているときはDCモータ37が正回転
し、シザーズカム46を介して可動刃12aを固定刃1
2bとの剪断方向へ駆動する。カッタ12でテープの印
字済み部分16′がテープ本体16から切断されると、
電極48−1と49−1が非導通となり、直ちにDCモ
ータ37が逆回転して可動刃12aを元の基準位置に全
開させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字出力済みのテ
ープ状の被印字媒体を自動裁断する印字装置に関する。
ープ状の被印字媒体を自動裁断する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープ状の印字媒体に手軽に
印字出力できるテーププリンタ又はラベルプリンタと通
称される小型の事務用機器(又は家庭用文具)が市販さ
れている。このテーププリンタ(以下、単にプリンタと
いう)の使用においては、テープ状の被印字媒体に所望
の長さの印字を行った後、テープカット装置によりテー
プ状の被印字媒体の印字済み部分を未印字部分から切り
離して使用する。
印字出力できるテーププリンタ又はラベルプリンタと通
称される小型の事務用機器(又は家庭用文具)が市販さ
れている。このテーププリンタ(以下、単にプリンタと
いう)の使用においては、テープ状の被印字媒体に所望
の長さの印字を行った後、テープカット装置によりテー
プ状の被印字媒体の印字済み部分を未印字部分から切り
離して使用する。
【0003】図8(a),(b),(c) は、そのような場合のテ
ープカット装置の一例を示している。同図(a) に示すテ
ープカット装置は、固定刃1と可動刃2による鋏の形態
を備えている。可動刃2は、回動アーム3と一体にV字
形を形成して、V字形の下部を支点軸4により回動自在
に支持されている。回動アーム3には長手方向に長孔5
が穿設され、この長孔5にカム6のピン7が滑動自在に
嵌入している。カム6が反時計回り方向に半回転する
と、ピン7が半円の上端に移動しながら回動アーム3を
引き上げ、これにより可動刃2が左方に回動して固定刃
1との剪断動作を完了する。更にカム6が反時計回り方
向に残り半回転を続行して、ピン7が半円の下端の元の
位置に戻りながら回動アーム3を引き下げ、これにより
可動刃2が右方に全開する。回動アーム3の被検知片8
をセンサ9が検知することにより、制御部はテープカッ
ト装置が基準位置に戻ったことを認識して、カム6の駆
動を停止させる。
ープカット装置の一例を示している。同図(a) に示すテ
ープカット装置は、固定刃1と可動刃2による鋏の形態
を備えている。可動刃2は、回動アーム3と一体にV字
形を形成して、V字形の下部を支点軸4により回動自在
に支持されている。回動アーム3には長手方向に長孔5
が穿設され、この長孔5にカム6のピン7が滑動自在に
嵌入している。カム6が反時計回り方向に半回転する
と、ピン7が半円の上端に移動しながら回動アーム3を
引き上げ、これにより可動刃2が左方に回動して固定刃
1との剪断動作を完了する。更にカム6が反時計回り方
向に残り半回転を続行して、ピン7が半円の下端の元の
位置に戻りながら回動アーム3を引き下げ、これにより
可動刃2が右方に全開する。回動アーム3の被検知片8
をセンサ9が検知することにより、制御部はテープカッ
ト装置が基準位置に戻ったことを認識して、カム6の駆
動を停止させる。
【0004】図9(a),(b),(c) は、ギロチン式の形態を
備えたテープカット装置の例を示す図である。同図(a)
に示すテープカット装置は、固定刃11に対して可動刃
12が上から降下して剪断動作を行った後、上昇して上
方の基準位置に戻るということを繰り返す。図示しては
いないが、可動刃12が基準位置に開いた状態(初期位
置)と、可動刃12が剪断終了位置に閉じた状態(最終
位置)の2点を検出して、テープカット装置の開閉を行
い、テープ(被印字媒体)の裁断を行っていた。
備えたテープカット装置の例を示す図である。同図(a)
に示すテープカット装置は、固定刃11に対して可動刃
12が上から降下して剪断動作を行った後、上昇して上
方の基準位置に戻るということを繰り返す。図示しては
いないが、可動刃12が基準位置に開いた状態(初期位
置)と、可動刃12が剪断終了位置に閉じた状態(最終
位置)の2点を検出して、テープカット装置の開閉を行
い、テープ(被印字媒体)の裁断を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記テープカット装置
のいずれにしても、固定刃と可動刃からなる自動カッタ
ーは、可動刃の開いた初期位置と、可動刃の閉じた最終
位置の2点で可動刃の位置検出を行っているだけなの
で、可動刃は、裁断するテープの幅の大小に関係なく常
に一定の開閉動作を行っている。
のいずれにしても、固定刃と可動刃からなる自動カッタ
ーは、可動刃の開いた初期位置と、可動刃の閉じた最終
位置の2点で可動刃の位置検出を行っているだけなの
で、可動刃は、裁断するテープの幅の大小に関係なく常
に一定の開閉動作を行っている。
【0006】例えば、図8(a) の例では、同図(b) に示
すようにテープの幅が大きい場合は、可動刃2と固定刃
1との剪断終了角度θ1は狭い。つまり、角度が狭くな
る分だけ可動刃2は時間を掛けて大きく回動している。
一方、同図(c) に示すようにテープの幅が小さい場合
は、可動刃2と固定刃1との剪断終了角度θ2は広くな
る。つまり、その分だけ可動刃2はより短い時間で小さ
く回動している。しかし、実際の可動刃2の回動量は、
裁断すべきテープの幅に拘わりなく、常に最大幅のテー
プに対応する位置へ回動するという剪断動作を行ってい
る。つまり、テープ幅の大小によって、テープの切断完
了時点で同図(b) 及び同図(c) のように回動量に角度θ
1と角度θ2の差ができる。また、テープ幅が小さいも
のでは同図(c) に示すように点aで裁断が完了している
が、可動刃2は、同図(b) に示すように最大幅の裁断点
bまで剪断動作を行うから、点aから点bまでは空切り
となる。
すようにテープの幅が大きい場合は、可動刃2と固定刃
1との剪断終了角度θ1は狭い。つまり、角度が狭くな
る分だけ可動刃2は時間を掛けて大きく回動している。
一方、同図(c) に示すようにテープの幅が小さい場合
は、可動刃2と固定刃1との剪断終了角度θ2は広くな
る。つまり、その分だけ可動刃2はより短い時間で小さ
く回動している。しかし、実際の可動刃2の回動量は、
裁断すべきテープの幅に拘わりなく、常に最大幅のテー
プに対応する位置へ回動するという剪断動作を行ってい
る。つまり、テープ幅の大小によって、テープの切断完
了時点で同図(b) 及び同図(c) のように回動量に角度θ
1と角度θ2の差ができる。また、テープ幅が小さいも
のでは同図(c) に示すように点aで裁断が完了している
が、可動刃2は、同図(b) に示すように最大幅の裁断点
bまで剪断動作を行うから、点aから点bまでは空切り
となる。
【0007】また、図9(a) に示す例でも同様であり、
同図(b) に示すようにテープの幅が大きい場合は、可動
刃12の剪断終了位置は下に下がっている。つまり、可
動刃12の下降距離は大きく、動作時間は長い。一方、
同図(c) に示すようにテープの幅が小さい場合は、可動
刃12の剪断終了位置は高くなる。つまり、その分だけ
可動刃12の下降する距離は小さく、動作時間は短い。
しかし、実際の可動刃12の下降動作は、裁断すべきテ
ープの幅に拘わりなく、常に最大幅のテープに対応する
位置まで下降して剪断動作を行っている。つまり、この
場合も、テープ幅が小さいものでは同図(c) に示すよう
に点a′で裁断が完了しているが、可動刃12は、同図
(b) に示すように最大幅の裁断点b′まで剪断動作を行
う。したがって点a′から点b′までは空切りとなる。
同図(b) に示すようにテープの幅が大きい場合は、可動
刃12の剪断終了位置は下に下がっている。つまり、可
動刃12の下降距離は大きく、動作時間は長い。一方、
同図(c) に示すようにテープの幅が小さい場合は、可動
刃12の剪断終了位置は高くなる。つまり、その分だけ
可動刃12の下降する距離は小さく、動作時間は短い。
しかし、実際の可動刃12の下降動作は、裁断すべきテ
ープの幅に拘わりなく、常に最大幅のテープに対応する
位置まで下降して剪断動作を行っている。つまり、この
場合も、テープ幅が小さいものでは同図(c) に示すよう
に点a′で裁断が完了しているが、可動刃12は、同図
(b) に示すように最大幅の裁断点b′まで剪断動作を行
う。したがって点a′から点b′までは空切りとなる。
【0008】上記のように、幅の狭いテープの場合に、
既にテープが裁断されていても、可動刃の閉じ込み動作
が最大幅まで継続するので、固定刃と可動刃の空切りに
よって刃が摩耗し易くなる。このため、テープカット装
置の耐久性が損なわれるという問題があった。
既にテープが裁断されていても、可動刃の閉じ込み動作
が最大幅まで継続するので、固定刃と可動刃の空切りに
よって刃が摩耗し易くなる。このため、テープカット装
置の耐久性が損なわれるという問題があった。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
テープカット装置の空切りを防止して耐久性を向上さ
せ、無用の剪断動作を抑止して印字・裁断の全体の作業
能率を向上させる印字装置を提供することである。
テープカット装置の空切りを防止して耐久性を向上さ
せ、無用の剪断動作を抑止して印字・裁断の全体の作業
能率を向上させる印字装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明の印字装
置の構成を述べる。本発明は、被印字媒体に印字を行う
印字手段と、カッター駆動源による駆動力に基づいて上
記被印字媒体を所定長に切断するカッター手段とを備え
た印字装置に適用される。
置の構成を述べる。本発明は、被印字媒体に印字を行う
印字手段と、カッター駆動源による駆動力に基づいて上
記被印字媒体を所定長に切断するカッター手段とを備え
た印字装置に適用される。
【0011】本発明の印字装置は、第1切断刃と該第1
切断刃に対し所定の相対位置を形成する初期位置と上記
第1切断刃と協同して上記被印字媒体を該被印字媒体に
連続する被印字媒体本体から切断する切断位置との間を
移動自在な第2切断刃とからなる一対のカッター部材
と、該カッター部材を上記初期位置と上記切断位置との
間で移動させるべく上記カッター駆動源からの駆動力を
伝達する伝達機構と、該伝達機構を作動制御するカッタ
ー制御手段とを有するカッター手段と、該カッター手段
による上記被印字媒体の上記被印字媒体本体からの切断
が完全に行われたか否かを検知する切断状態検知手段と
を備え、上記カッター制御手段は、カットすべき上記被
印字媒体の幅に応じて検知時期が変動する上記切断状態
検知手段による上記切断の検知に即応答して上記カッタ
ー部材の切断動作を終了させるように構成される。
切断刃に対し所定の相対位置を形成する初期位置と上記
第1切断刃と協同して上記被印字媒体を該被印字媒体に
連続する被印字媒体本体から切断する切断位置との間を
移動自在な第2切断刃とからなる一対のカッター部材
と、該カッター部材を上記初期位置と上記切断位置との
間で移動させるべく上記カッター駆動源からの駆動力を
伝達する伝達機構と、該伝達機構を作動制御するカッタ
ー制御手段とを有するカッター手段と、該カッター手段
による上記被印字媒体の上記被印字媒体本体からの切断
が完全に行われたか否かを検知する切断状態検知手段と
を備え、上記カッター制御手段は、カットすべき上記被
印字媒体の幅に応じて検知時期が変動する上記切断状態
検知手段による上記切断の検知に即応答して上記カッタ
ー部材の切断動作を終了させるように構成される。
【0012】上記カッター制御手段は、例えば請求項2
記載のように、上記切断状態検知手段による上記切断の
検知に即応答して上記カッター部材を上記初期位置に戻
すべく制御する戻し制御モードを備えて構成される。
記載のように、上記切断状態検知手段による上記切断の
検知に即応答して上記カッター部材を上記初期位置に戻
すべく制御する戻し制御モードを備えて構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。尚、以下の説明において、上
記の印字手段は例えばサーマルヘッド7、プラテンロー
ラ8、ステッピングモータ35等からなり、カッター駆
動源は例えばD/Cモータ37等からなり、被印字媒体
は例えばテープ16等からなり、カッター手段のカッタ
ー部材の第1切断刃は例えば可動刃12a等からなり、
また第2切断刃は例えば固定刃12b等からなり、カッ
ター手段の伝達機構は例えば、ウォームギア38、ウォ
ームホイール39、小径ギア40、減速ギア41、平歯
車43、傘歯車42、44、シザーズカム46、ピン4
6b等からなる。また、カッター手段のカッター制御手
段は例えば図1の制御回路からなり、そして切断状態検
知手段は例えば検知センサ48、49等からなる。
を参照しながら説明する。尚、以下の説明において、上
記の印字手段は例えばサーマルヘッド7、プラテンロー
ラ8、ステッピングモータ35等からなり、カッター駆
動源は例えばD/Cモータ37等からなり、被印字媒体
は例えばテープ16等からなり、カッター手段のカッタ
ー部材の第1切断刃は例えば可動刃12a等からなり、
また第2切断刃は例えば固定刃12b等からなり、カッ
ター手段の伝達機構は例えば、ウォームギア38、ウォ
ームホイール39、小径ギア40、減速ギア41、平歯
車43、傘歯車42、44、シザーズカム46、ピン4
6b等からなる。また、カッター手段のカッター制御手
段は例えば図1の制御回路からなり、そして切断状態検
知手段は例えば検知センサ48、49等からなる。
【0014】図1は、第1の実施の形態におけるプリン
タ(印字装置)のテープカット装置を制御する制御回路
を示す図であり、図2(a) は、プリンタの斜視図であ
る。同図(a) には、上方に、このプリンタに装着されて
用いられるテープカセットも示している。そして、同図
(b) に、そのテープカセットの平断面図を示している。
先ず、図2(a),(b) を用いて全体構成から説明する。
タ(印字装置)のテープカット装置を制御する制御回路
を示す図であり、図2(a) は、プリンタの斜視図であ
る。同図(a) には、上方に、このプリンタに装着されて
用いられるテープカセットも示している。そして、同図
(b) に、そのテープカセットの平断面図を示している。
先ず、図2(a),(b) を用いて全体構成から説明する。
【0015】図2(a),(b) において、プリンタ1は、匡
体2の上面下方にキー入力部3を備え、このキー入力部
3には、カーソルキー、書式設定キー、印刷キー、取消
しキー、機能キー、印字倍率キー、大文字小文字選択キ
ー、シフトキー、単漢字キー、変換キー、無変換キー、
実行キー、かな入力と英数字入力を兼用する文字入力キ
ー等からなる複数の操作キー4が配設されている。
体2の上面下方にキー入力部3を備え、このキー入力部
3には、カーソルキー、書式設定キー、印刷キー、取消
しキー、機能キー、印字倍率キー、大文字小文字選択キ
ー、シフトキー、単漢字キー、変換キー、無変換キー、
実行キー、かな入力と英数字入力を兼用する文字入力キ
ー等からなる複数の操作キー4が配設されている。
【0016】また、キー入力部3の左上には液晶表示装
置からなる表示部5が配設され、その右方に、テープカ
セット収納部6が形成されている。尚、同図には、テー
プカセット収納部6を、内部が見えるように蓋部材を取
り除いて示している。このテープカセット収納部6に
は、サーマルヘッド7が上下に回動自在に配設され、こ
のサーマルヘッド7に対向してプラテンローラ8がサー
マルヘッド7方向にやや付勢されて配設され、更に、サ
ーマルヘッド7の下方に、テープリール支持ピン9、イ
ンクリボン巻き取り駆動軸11が配設され、サーマルヘ
ッド7の右側のテープカセット収納部6の側壁にテープ
カッタ12(可動刃12a、固定刃12b)が配設され
ている。テープカッタ12の右方にはテープ排出口13
が形成されている。
置からなる表示部5が配設され、その右方に、テープカ
セット収納部6が形成されている。尚、同図には、テー
プカセット収納部6を、内部が見えるように蓋部材を取
り除いて示している。このテープカセット収納部6に
は、サーマルヘッド7が上下に回動自在に配設され、こ
のサーマルヘッド7に対向してプラテンローラ8がサー
マルヘッド7方向にやや付勢されて配設され、更に、サ
ーマルヘッド7の下方に、テープリール支持ピン9、イ
ンクリボン巻き取り駆動軸11が配設され、サーマルヘ
ッド7の右側のテープカセット収納部6の側壁にテープ
カッタ12(可動刃12a、固定刃12b)が配設され
ている。テープカッタ12の右方にはテープ排出口13
が形成されている。
【0017】このテープカセット収納部6に、テープカ
セット15が収納されると、テープ16を巻着するテー
プカセット15内のテープリール孔17にテープリール
支持ピン9が係合し、同じくテープカセット15内のイ
ンクリボン巻き取りリール孔18にインクリボン巻き取
り駆動軸11が係合する。
セット15が収納されると、テープ16を巻着するテー
プカセット15内のテープリール孔17にテープリール
支持ピン9が係合し、同じくテープカセット15内のイ
ンクリボン巻き取りリール孔18にインクリボン巻き取
り駆動軸11が係合する。
【0018】テープカセット15は、カセットケース1
0の内部のテープリール21にテープ16を巻着し、イ
ンクリボンリール22にはインクリボン23を巻着して
いる。これらのテープ16及びインクリボン23は、用
途に応じて、およそ10mm〜50mmまで、種々の幅
のものが用意されている。
0の内部のテープリール21にテープ16を巻着し、イ
ンクリボンリール22にはインクリボン23を巻着して
いる。これらのテープ16及びインクリボン23は、用
途に応じて、およそ10mm〜50mmまで、種々の幅
のものが用意されている。
【0019】テープカセット15の上部に形成されてい
る凹部19(ヘッド受け入れ部)の開口部にはテープ1
6とインクリボン23が重ねて差し渡され、それらの下
方にプリンタ1のサーマルヘッド7が挿通されて配置さ
れる。このサーマルヘッド7に対向し、テープ16及び
インクリボン23をサーマルヘッド7との間に挟んで、
プラテンローラ8が配置される。
る凹部19(ヘッド受け入れ部)の開口部にはテープ1
6とインクリボン23が重ねて差し渡され、それらの下
方にプリンタ1のサーマルヘッド7が挿通されて配置さ
れる。このサーマルヘッド7に対向し、テープ16及び
インクリボン23をサーマルヘッド7との間に挟んで、
プラテンローラ8が配置される。
【0020】印字の際は、サーマルヘッド7が上方に回
動して、その先端に配設されている発熱体がインクリボ
ン23及びテープ16を介してプラテンローラ8に圧接
し、インクリボン23のインクをテープ16の印字面に
熱転写する。インクリボン23のインク転写済み部分2
3′は、インクリボン巻き取りリール24に巻き取ら
れ、これによってインクリボン23の未使用部分がイン
クリボンリール22から引き出されて印字部に供給され
る。
動して、その先端に配設されている発熱体がインクリボ
ン23及びテープ16を介してプラテンローラ8に圧接
し、インクリボン23のインクをテープ16の印字面に
熱転写する。インクリボン23のインク転写済み部分2
3′は、インクリボン巻き取りリール24に巻き取ら
れ、これによってインクリボン23の未使用部分がイン
クリボンリール22から引き出されて印字部に供給され
る。
【0021】テープ16は、プラテンローラ8の反時計
回り方向への回転により、一方では未使用部分がテープ
リール21から引き出され、他方では印字済み部分1
6′がテープカッタ12を通過してテープ排出口13か
ら外部に送り出される。このとき、例えば黒一色のプリ
ンタであれば上記印字の終了して外部に送り出された印
字済みのテープ16′はテープカッタ12により自動的
に裁断される。
回り方向への回転により、一方では未使用部分がテープ
リール21から引き出され、他方では印字済み部分1
6′がテープカッタ12を通過してテープ排出口13か
ら外部に送り出される。このとき、例えば黒一色のプリ
ンタであれば上記印字の終了して外部に送り出された印
字済みのテープ16′はテープカッタ12により自動的
に裁断される。
【0022】また、フルカラー印刷のプリンタであれ
ば、一旦サーマルヘッド7が印字位置から離隔し、テー
プ16が所定の長さだけ巻き戻される。インクリボン2
3には長手方向にマゼンタ、シアン、イエローの減法混
色の三原色のインクが面順次に塗布されており、次に塗
り重ねる色のインク部分が印字位置に設定される。再び
上述したと同様に印字、巻き戻し、印字を繰り返し行っ
て、上記3色の塗り重ね印字が終了すると、この印字済
み部分16′がテープカッタ12を通過してテープ排出
口13から外部に送り出される。そして、この場合も外
部に送り出された印字済みのテープ16′はテープカッ
タ12により自動的に裁断される。
ば、一旦サーマルヘッド7が印字位置から離隔し、テー
プ16が所定の長さだけ巻き戻される。インクリボン2
3には長手方向にマゼンタ、シアン、イエローの減法混
色の三原色のインクが面順次に塗布されており、次に塗
り重ねる色のインク部分が印字位置に設定される。再び
上述したと同様に印字、巻き戻し、印字を繰り返し行っ
て、上記3色の塗り重ね印字が終了すると、この印字済
み部分16′がテープカッタ12を通過してテープ排出
口13から外部に送り出される。そして、この場合も外
部に送り出された印字済みのテープ16′はテープカッ
タ12により自動的に裁断される。
【0023】そして、上記の自動裁断では、テープの幅
だけ裁断したところでテープカッタ12の裁断動作が停
止し、鋏が開いた状態の元の位置に直ちに戻るようにな
っている。このテープカッタ12の裁断機構について、
以下に説明する。
だけ裁断したところでテープカッタ12の裁断動作が停
止し、鋏が開いた状態の元の位置に直ちに戻るようにな
っている。このテープカッタ12の裁断機構について、
以下に説明する。
【0024】図3(a) は、裁断機構の平面図であり、同
図(b) はその側面図、同図(c) はその上面図である。こ
れらの図に示す裁断機構は、図2(a) に示すテープカセ
ット収納部6の上方から底部下方にかけて配置されてい
る。また、図3(a),(b) 又は(c) には、裁断機構の位置
関係を示すために、図2(a) に示したサーマルヘッド
7、プラテンローラ8、テープリール支持ピン9、及び
インクリボン巻き取り駆動軸11も示している。
図(b) はその側面図、同図(c) はその上面図である。こ
れらの図に示す裁断機構は、図2(a) に示すテープカセ
ット収納部6の上方から底部下方にかけて配置されてい
る。また、図3(a),(b) 又は(c) には、裁断機構の位置
関係を示すために、図2(a) に示したサーマルヘッド
7、プラテンローラ8、テープリール支持ピン9、及び
インクリボン巻き取り駆動軸11も示している。
【0025】上記のサーマルヘッド7は、その後端部を
ヘッドアーム25の上端を回動自在に支持する支点軸2
6に支持されてヘッドアーム25に係止している。ヘッ
ドアーム25には、長手方向に沿って長溝穴27が穿設
され、この長溝穴27に不図示のカムのピンが嵌入して
いる。このヘッドアーム25の下端と本体フレーム間に
引きバネ28が介装されヘッドアーム25を反時計回り
方向に付勢しており、更にヘッドアーム25の上端近傍
と本体フレーム間に他の引きバネ29が介装されて、ヘ
ッドアーム25を時計回り方向に付勢している。不図示
のカムが駆動され長溝穴27に嵌入しているピンが図の
左方に移動すれば、ヘッドアーム25が、つまりサーマ
ルヘッド7が、支点軸26を支点として時計回り方向に
回動して非印字位置に定位し、一方、不図示のカムピン
が図の右方に移動すれば、ヘッドアーム25が、つまり
サーマルヘッド7が、支点軸26を支点として反時計回
り方向に回動して、その先端の印字部(発熱体アレイ)
が、テープ16とインクリボン23(図2(a) 参照)を
介してプラテンローラ8に圧接する。
ヘッドアーム25の上端を回動自在に支持する支点軸2
6に支持されてヘッドアーム25に係止している。ヘッ
ドアーム25には、長手方向に沿って長溝穴27が穿設
され、この長溝穴27に不図示のカムのピンが嵌入して
いる。このヘッドアーム25の下端と本体フレーム間に
引きバネ28が介装されヘッドアーム25を反時計回り
方向に付勢しており、更にヘッドアーム25の上端近傍
と本体フレーム間に他の引きバネ29が介装されて、ヘ
ッドアーム25を時計回り方向に付勢している。不図示
のカムが駆動され長溝穴27に嵌入しているピンが図の
左方に移動すれば、ヘッドアーム25が、つまりサーマ
ルヘッド7が、支点軸26を支点として時計回り方向に
回動して非印字位置に定位し、一方、不図示のカムピン
が図の右方に移動すれば、ヘッドアーム25が、つまり
サーマルヘッド7が、支点軸26を支点として反時計回
り方向に回動して、その先端の印字部(発熱体アレイ)
が、テープ16とインクリボン23(図2(a) 参照)を
介してプラテンローラ8に圧接する。
【0026】また、上記のテープリール支持ピン9は、
不図示の駆動系に連結するテープ巻戻し用ギア31に係
合して回転駆動され、インクリボン巻き取り駆動軸11
は、これも不図示の駆動系に連結しているインクリボン
巻取り用ギア32に係合して回転駆動される。
不図示の駆動系に連結するテープ巻戻し用ギア31に係
合して回転駆動され、インクリボン巻き取り駆動軸11
は、これも不図示の駆動系に連結しているインクリボン
巻取り用ギア32に係合して回転駆動される。
【0027】そして、上記のプラテンローラ8は、プラ
テンギア33を備え、このプラテンギア33が変速ギア
34の小径ギアに噛合している。変速ギア34の大径ギ
アはステッピングモータ35の駆動ギア36に噛合して
いる。これにより、ステッピングモータ35が正逆両方
向に回転すると、変速ギア34を介して、プラテンロー
ラ8が正逆両方向に回転駆動される。上記サーマルヘッ
ド7とプラテンローラ8により印字の終了したテープは
図の矢印Aで示すように機外に排出される。この排出口
のテープカッタ12の内側に、テープ押えとテープ切断
検知を兼用するテープ押え兼用センサ48が配設され、
これと1対となる切断センサ49がテープカッタ12の
外側に配設される。
テンギア33を備え、このプラテンギア33が変速ギア
34の小径ギアに噛合している。変速ギア34の大径ギ
アはステッピングモータ35の駆動ギア36に噛合して
いる。これにより、ステッピングモータ35が正逆両方
向に回転すると、変速ギア34を介して、プラテンロー
ラ8が正逆両方向に回転駆動される。上記サーマルヘッ
ド7とプラテンローラ8により印字の終了したテープは
図の矢印Aで示すように機外に排出される。この排出口
のテープカッタ12の内側に、テープ押えとテープ切断
検知を兼用するテープ押え兼用センサ48が配設され、
これと1対となる切断センサ49がテープカッタ12の
外側に配設される。
【0028】そして、これら諸装置の上方の、本体フレ
ームとの間の空隙に裁断機構が配置される。この裁断機
構においては、D/Cモータ(ステッピングモータでも
よい)37が配設され、この駆動軸にウォームギア38
が固設され、このウォームギア38にウォームホイール
39が噛合する。ウォームホイール39と一体な小径ギ
ア40には、減速ギア41の大径ギアが噛合し、この減
速ギア41の小径ギアに、傘歯車42と一体の平歯車4
3が噛合する。そして、傘歯車42には他の傘歯車44
が噛合している。これにより、D/Cモータ37により
駆動される傘歯車42の横方向(プリンタ本体の平面方
向)に沿った回転が、傘歯車44の縦方向(プリンタ本
体の垂直方向)に沿った回転に変換される。
ームとの間の空隙に裁断機構が配置される。この裁断機
構においては、D/Cモータ(ステッピングモータでも
よい)37が配設され、この駆動軸にウォームギア38
が固設され、このウォームギア38にウォームホイール
39が噛合する。ウォームホイール39と一体な小径ギ
ア40には、減速ギア41の大径ギアが噛合し、この減
速ギア41の小径ギアに、傘歯車42と一体の平歯車4
3が噛合する。そして、傘歯車42には他の傘歯車44
が噛合している。これにより、D/Cモータ37により
駆動される傘歯車42の横方向(プリンタ本体の平面方
向)に沿った回転が、傘歯車44の縦方向(プリンタ本
体の垂直方向)に沿った回転に変換される。
【0029】この傘歯車44にはシザーズカム46が同
軸に連結される。シザーズカム46には、同図(b) に示
すように(同図(b) は図の左方がプリンタ本体上面、右
方がプリンタ本体下面となる)、円周面の近傍に位置セ
ンサ51がプリンタ本体のフレームに配設されている。
位置センサ51は、シザーズカム46の円周面上の所定
の位置に設けられている例えばマーク又は凸状部等によ
り、シザーズカム46の基準位置(テープカッタの鋏が
全開している初期位置に対応するカム位置)を検出す
る。
軸に連結される。シザーズカム46には、同図(b) に示
すように(同図(b) は図の左方がプリンタ本体上面、右
方がプリンタ本体下面となる)、円周面の近傍に位置セ
ンサ51がプリンタ本体のフレームに配設されている。
位置センサ51は、シザーズカム46の円周面上の所定
の位置に設けられている例えばマーク又は凸状部等によ
り、シザーズカム46の基準位置(テープカッタの鋏が
全開している初期位置に対応するカム位置)を検出す
る。
【0030】このシザーズカム46には、上記の基準位
置で最下端となる縁部にピン47が突設される。このピ
ン47は、テープカッタの可動刃12aと一体な回動ア
ーム52の長孔53に嵌入し、先端が長孔53の外で屈
折して、長孔53との係合から逸脱しないように形成さ
れている。シザーズカム46が上述したように、D/C
モータ37によって、ウォームギア38、ウォームホイ
ール39、小径ギア40、減速ギア41、平歯車43、
傘歯車42、及び傘歯車44を介して反時計回り方向に
回転駆動されると、ピン47によってテープカッタの回
動アーム52が、支点軸54を支点にして回動し、これ
により、可動刃12aが、テープカッタの固定刃12b
に対して開閉し、これにより印字済みテープ16′を自
動的に裁断する。
置で最下端となる縁部にピン47が突設される。このピ
ン47は、テープカッタの可動刃12aと一体な回動ア
ーム52の長孔53に嵌入し、先端が長孔53の外で屈
折して、長孔53との係合から逸脱しないように形成さ
れている。シザーズカム46が上述したように、D/C
モータ37によって、ウォームギア38、ウォームホイ
ール39、小径ギア40、減速ギア41、平歯車43、
傘歯車42、及び傘歯車44を介して反時計回り方向に
回転駆動されると、ピン47によってテープカッタの回
動アーム52が、支点軸54を支点にして回動し、これ
により、可動刃12aが、テープカッタの固定刃12b
に対して開閉し、これにより印字済みテープ16′を自
動的に裁断する。
【0031】図4(a) 〜(f) は、上記D/Cモータ37
によって駆動されるシザーズカム46とテープカッタの
可動刃12aによるテープ裁断の基本動作状態を示す図
である。同図(a) は、図3(b) を再掲しており、テープ
切断に関る部分のみを図示し、その他の部分は図示を省
略している。先ず、図4(a) はシザーズカム46が基準
位置(ホームポジション)に在る状態を示している。こ
のシザーズカム46の位置は、検知スイッチ51により
検出される。この状態で、ピン47は長孔53のほぼ中
間位置に停止しており、これにより、回動アーム52が
水平に停止している。また、これにより可動刃12aが
固定刃12bに対して最大に開いている。
によって駆動されるシザーズカム46とテープカッタの
可動刃12aによるテープ裁断の基本動作状態を示す図
である。同図(a) は、図3(b) を再掲しており、テープ
切断に関る部分のみを図示し、その他の部分は図示を省
略している。先ず、図4(a) はシザーズカム46が基準
位置(ホームポジション)に在る状態を示している。こ
のシザーズカム46の位置は、検知スイッチ51により
検出される。この状態で、ピン47は長孔53のほぼ中
間位置に停止しており、これにより、回動アーム52が
水平に停止している。また、これにより可動刃12aが
固定刃12bに対して最大に開いている。
【0032】D/Cモータ37が回転を開始すると、シ
ザーズカム46の回転に伴われてピン47が、同図(a)
の矢印A1に示すように反時計回り方向に回転移動を開
始する。そして、同図(b) の矢印A2及び同図(c) の矢
印A3に示すように回転移動を進行してピン47が長孔
53の右端に到達したとき、可動刃12aが固定刃12
bとによる剪断動作(テープ16′の裁断)を開始す
る。
ザーズカム46の回転に伴われてピン47が、同図(a)
の矢印A1に示すように反時計回り方向に回転移動を開
始する。そして、同図(b) の矢印A2及び同図(c) の矢
印A3に示すように回転移動を進行してピン47が長孔
53の右端に到達したとき、可動刃12aが固定刃12
bとによる剪断動作(テープ16′の裁断)を開始す
る。
【0033】シザーズカム46の継続する回転により、
同図(d) の矢印A4に示すように、ピン47が更に回転
移動して長孔53の左方に戻りながら回動アーム52を
引き起こし、これにより、可動刃12aの反時計回り方
向への回動が更に進行して、可動刃12aと固定刃12
bとが完全に閉じられる。これにより、テープカッタの
剪断動作が終了する。
同図(d) の矢印A4に示すように、ピン47が更に回転
移動して長孔53の左方に戻りながら回動アーム52を
引き起こし、これにより、可動刃12aの反時計回り方
向への回動が更に進行して、可動刃12aと固定刃12
bとが完全に閉じられる。これにより、テープカッタの
剪断動作が終了する。
【0034】次に、シザーズカム46は、同図(e) の矢
印A5に示すように、逆回転を始める。これにより、回
動アーム52に対し、ピン47が、それまでの引き上げ
方向から押し下げ方向に回転移動を変更し、したがっ
て、回動アーム52が下方に回動し、これにより、可動
刃12aが時計回り方向へ回動を開始して、固定刃12
bに対して開き始める。そして、同図(f) の矢印A6に
示すように、ピン47が最下点に到達し、回動アーム5
2が水平に倒れ、これにより、可動刃12aが固定刃1
2bに対して全開し、全体が同図(a) と同じ初期状態に
なった(基準位置にきた)とき、検知スイッチ51によ
り位置を検出されて、その基準位置に停止する。
印A5に示すように、逆回転を始める。これにより、回
動アーム52に対し、ピン47が、それまでの引き上げ
方向から押し下げ方向に回転移動を変更し、したがっ
て、回動アーム52が下方に回動し、これにより、可動
刃12aが時計回り方向へ回動を開始して、固定刃12
bに対して開き始める。そして、同図(f) の矢印A6に
示すように、ピン47が最下点に到達し、回動アーム5
2が水平に倒れ、これにより、可動刃12aが固定刃1
2bに対して全開し、全体が同図(a) と同じ初期状態に
なった(基準位置にきた)とき、検知スイッチ51によ
り位置を検出されて、その基準位置に停止する。
【0035】このように、テープカッタの可動刃12a
が駆動されて、テープ16′を裁断するが、本実施の形
態においては、テープの切断が検知されると、可動刃1
2aがいずれの位置にあっても(10mm〜50mmの
テープ幅の変動に応じて切断終了位置が様々に異なる)
図1に示す制御回路により、剪断動作が直ちに停止し、
D/Cモータ37が逆回転を開始して、可動刃12aを
基準位置に戻るようになっている。以下、これについて
説明する。
が駆動されて、テープ16′を裁断するが、本実施の形
態においては、テープの切断が検知されると、可動刃1
2aがいずれの位置にあっても(10mm〜50mmの
テープ幅の変動に応じて切断終了位置が様々に異なる)
図1に示す制御回路により、剪断動作が直ちに停止し、
D/Cモータ37が逆回転を開始して、可動刃12aを
基準位置に戻るようになっている。以下、これについて
説明する。
【0036】図5(a) は、本実施の形態において用いら
れるテープの構成を示す図であり、同図(b),(c),(d)
は、その切断の動作状態を示す図である。同図(a) に示
すように、テープ16は、アルミコート層16a、粘着
層16b及び印字面材16cからなる。アルミコート層
16aは基紙の表面にアルミを蒸着、又はアルミ箔を貼
着したものである。裏面は平滑で良い離形性を備えてい
る。テープ16の印字面材16cは、印字面の反対側に
粘着層を形成されており、この粘着層がアルミコート層
16aの裏面に仮貼着している。
れるテープの構成を示す図であり、同図(b),(c),(d)
は、その切断の動作状態を示す図である。同図(a) に示
すように、テープ16は、アルミコート層16a、粘着
層16b及び印字面材16cからなる。アルミコート層
16aは基紙の表面にアルミを蒸着、又はアルミ箔を貼
着したものである。裏面は平滑で良い離形性を備えてい
る。テープ16の印字面材16cは、印字面の反対側に
粘着層を形成されており、この粘着層がアルミコート層
16aの裏面に仮貼着している。
【0037】図5(b) には、印字済みテープ16′の排
出口近傍の状態を示しており、図2(a) 及び図3(a) で
示したサーマルヘッド7、プラテンローラ8、テープカ
ッタ12(12a、12b)、テープ押え兼用センサ4
8及び切断センサ49を示している。テープ押え兼用セ
ンサ48は、一方では、テープ切断時にテープ16の位
置が変動しないよう電極48−1によりテープ16をテ
ープ押え台56に押え付けており、他方では、その電極
48−1により、アルミコート層16aの通電を相手側
の切断センサ49と共同して検知している。テープ押え
兼用センサ48の電極48−1及び切断センサ49の電
極49−1は、一方では、アルミコート層16aに当接
し、他方では端子48−2及び49−2を介して図1の
制御回路に接続されている。
出口近傍の状態を示しており、図2(a) 及び図3(a) で
示したサーマルヘッド7、プラテンローラ8、テープカ
ッタ12(12a、12b)、テープ押え兼用センサ4
8及び切断センサ49を示している。テープ押え兼用セ
ンサ48は、一方では、テープ切断時にテープ16の位
置が変動しないよう電極48−1によりテープ16をテ
ープ押え台56に押え付けており、他方では、その電極
48−1により、アルミコート層16aの通電を相手側
の切断センサ49と共同して検知している。テープ押え
兼用センサ48の電極48−1及び切断センサ49の電
極49−1は、一方では、アルミコート層16aに当接
し、他方では端子48−2及び49−2を介して図1の
制御回路に接続されている。
【0038】同図(c) に示すようにテープ16が未印字
部分と印字済み部分16′とに裁断される前は、テープ
押え兼用センサ48の電極48−1と切断センサ49の
電極49−1は、テープ16のアルミコート層16aを
介して電気的に導通している。そして、同図(d) に示す
ようにテープ16が未印字部分と印字済み部分16′と
に裁断されると、電極48−1と電極49−1の状態は
非導通に変化する。
部分と印字済み部分16′とに裁断される前は、テープ
押え兼用センサ48の電極48−1と切断センサ49の
電極49−1は、テープ16のアルミコート層16aを
介して電気的に導通している。そして、同図(d) に示す
ようにテープ16が未印字部分と印字済み部分16′と
に裁断されると、電極48−1と電極49−1の状態は
非導通に変化する。
【0039】図1に示す制御回路は、CPU(中央演算
処理装置)58とIC(集積回路)59からなる。この
制御回路を駆動する電源VDDが抵抗57を介して点P
で分岐し、分岐線の一方はCPU58の入力ポートsに
接続し、分岐線の他方はテープ押え兼用センサ48の電
極48−1の端子48−2に接続している。そして、切
断センサ49の電極49−1の端子49−2は、制御回
路の接地側に接続している。
処理装置)58とIC(集積回路)59からなる。この
制御回路を駆動する電源VDDが抵抗57を介して点P
で分岐し、分岐線の一方はCPU58の入力ポートsに
接続し、分岐線の他方はテープ押え兼用センサ48の電
極48−1の端子48−2に接続している。そして、切
断センサ49の電極49−1の端子49−2は、制御回
路の接地側に接続している。
【0040】これにより、図5(c) に示したように、テ
ープ切断前であって両電極48−1及び49−1がアル
ミコート層16aを介して導通しているときは、電源V
DDは接地側に流れて分岐点P、つまりCPU58の入
力ポートsの電圧は“L”であり、図5(d) に示したよ
うに、テープが切断されて電極48−1及び49−1間
のアルミコート層16aが切り離され、両電極が非導通
となったときは、電源VDDの分岐点PすなわちCPU
58の入力ポートsの電圧は“H”である。
ープ切断前であって両電極48−1及び49−1がアル
ミコート層16aを介して導通しているときは、電源V
DDは接地側に流れて分岐点P、つまりCPU58の入
力ポートsの電圧は“L”であり、図5(d) に示したよ
うに、テープが切断されて電極48−1及び49−1間
のアルミコート層16aが切り離され、両電極が非導通
となったときは、電源VDDの分岐点PすなわちCPU
58の入力ポートsの電圧は“H”である。
【0041】CPU58は、入力ポートsの電圧が
“L”であるときは正回転信号aをIC59に出力し、
入力ポートsの電圧が“H”になると、逆回転信号bを
IC59に出力する。
“L”であるときは正回転信号aをIC59に出力し、
入力ポートsの電圧が“H”になると、逆回転信号bを
IC59に出力する。
【0042】IC59は、モータドライバであり、DC
モータ37を駆動する電源Vpが入力する。IC59
は、上記CPU58から、正回転信号aを入力されてい
る間、DCモータ37への出力OUT1及びOUT2の
極性を、DCモータ37が正回転(図4(a) 〜(d) に示
すシザーズカム46を反時計回り方向に回転させるモー
タ回転方向)するような極性にして出力する。そして、
IC59は、CPU58から逆回転信号bを入力される
と、上記出力OUT1及びOUT2の極性を反転させ
る。これにより、DCモータ37が逆回転し、図4(e),
(f) に示したようにシザーズカム46が時計回り方向に
回転して、可動刃12aが基準位置に戻される。
モータ37を駆動する電源Vpが入力する。IC59
は、上記CPU58から、正回転信号aを入力されてい
る間、DCモータ37への出力OUT1及びOUT2の
極性を、DCモータ37が正回転(図4(a) 〜(d) に示
すシザーズカム46を反時計回り方向に回転させるモー
タ回転方向)するような極性にして出力する。そして、
IC59は、CPU58から逆回転信号bを入力される
と、上記出力OUT1及びOUT2の極性を反転させ
る。これにより、DCモータ37が逆回転し、図4(e),
(f) に示したようにシザーズカム46が時計回り方向に
回転して、可動刃12aが基準位置に戻される。
【0043】このように、シザーズカム46は図1の両
方向矢印Dで示すように、正逆いずれの方向にも、自在
に回転駆動される。そして、テープ16が切断される
と、その切断が直ちに検出され、その検出に基づいて、
シザーズカム46等を介して可動刃12aを駆動するD
Cモータ37が、直ちに逆方向へ回転するよう回転駆動
を制御されるので、テープ16を切断した時点で可動刃
12aが停止した後、直ちに開き始めて、基準位置に戻
ることになり、したがって、テープカッタ12が空切り
を行うようなことがなくなる。
方向矢印Dで示すように、正逆いずれの方向にも、自在
に回転駆動される。そして、テープ16が切断される
と、その切断が直ちに検出され、その検出に基づいて、
シザーズカム46等を介して可動刃12aを駆動するD
Cモータ37が、直ちに逆方向へ回転するよう回転駆動
を制御されるので、テープ16を切断した時点で可動刃
12aが停止した後、直ちに開き始めて、基準位置に戻
ることになり、したがって、テープカッタ12が空切り
を行うようなことがなくなる。
【0044】次に、図6(a),(b),(c) は、第2の実施の
形態におけるテープカッタの近傍の構成及び動作を説明
する図である。この第2の実施の形態においては、テー
プ押え兼用センサ48を配設することに代えて、可動刃
12aを金属等の導伝部材で構成し、これに一方の検知
電極を兼用させる。この可動刃12aを端子48−1を
介して図1の制御回路に接続する。また、排出口13の
下部内側に適宜の形状のR(アール)を有するR部形成
部材13−1を配置する。
形態におけるテープカッタの近傍の構成及び動作を説明
する図である。この第2の実施の形態においては、テー
プ押え兼用センサ48を配設することに代えて、可動刃
12aを金属等の導伝部材で構成し、これに一方の検知
電極を兼用させる。この可動刃12aを端子48−1を
介して図1の制御回路に接続する。また、排出口13の
下部内側に適宜の形状のR(アール)を有するR部形成
部材13−1を配置する。
【0045】この場合も、同図(b) に示すテープ切断前
は、可動刃12aと切断センサ49はアルミコート層1
6aを介して導通している。そして、同図(c) に示すよ
うにテープ16が切断されると、その切断された印字済
み部分16′の後端の切り口は、テープリール21に巻
着されていたときの曲がり癖がついているので、排出口
13のR部形成部材13−1に制止される位置まで図の
矢印Fで示すように下方に曲がり込む。これにより、印
字済み部分16′のアルミコート層16aは、テープ切
断直後に切断センサ49の電極49−1から完全に引き
離される。このように構成しても、図1に示した制御回
路によって、図3(a),(b),(c) に示した形態の場合と同
様に、テープカッタ12は、空切りなく剪断動作を行う
よう制御される。
は、可動刃12aと切断センサ49はアルミコート層1
6aを介して導通している。そして、同図(c) に示すよ
うにテープ16が切断されると、その切断された印字済
み部分16′の後端の切り口は、テープリール21に巻
着されていたときの曲がり癖がついているので、排出口
13のR部形成部材13−1に制止される位置まで図の
矢印Fで示すように下方に曲がり込む。これにより、印
字済み部分16′のアルミコート層16aは、テープ切
断直後に切断センサ49の電極49−1から完全に引き
離される。このように構成しても、図1に示した制御回
路によって、図3(a),(b),(c) に示した形態の場合と同
様に、テープカッタ12は、空切りなく剪断動作を行う
よう制御される。
【0046】図7(a),(b) は、第3の実施の形態におけ
る切断機構の構成と動作を説明する図である。先ず、テ
ープ16は、上述のようなアルミコート層のない、通常
のテープである。また、テープカッタ12(12a、1
2b)は、電極等を兼用しない構成であり、図3及び図
4の場合と同様の構成である。そして、この第3の実施
の形態においては、排出口13の下部内側にR部形成部
材13−1を配置し、このR部形成部材13−1と固定
刃12bとの間に一対の一方のフォトセンサ61aを配
置する。そして、排出口13の上部の壁部材に一対の他
方のフォトセンサ61bを配置する。
る切断機構の構成と動作を説明する図である。先ず、テ
ープ16は、上述のようなアルミコート層のない、通常
のテープである。また、テープカッタ12(12a、1
2b)は、電極等を兼用しない構成であり、図3及び図
4の場合と同様の構成である。そして、この第3の実施
の形態においては、排出口13の下部内側にR部形成部
材13−1を配置し、このR部形成部材13−1と固定
刃12bとの間に一対の一方のフォトセンサ61aを配
置する。そして、排出口13の上部の壁部材に一対の他
方のフォトセンサ61bを配置する。
【0047】同図(a) に示すテープ16の切断前は、フ
ォトセンサ61の発光側の光はテープ16に遮られて受
光側に入光しないが、同図(b) に示すように、テープ1
6が切断されると、切断された印字済み部分16′側の
後端が、前述した図6(c) の場合と同様に下方に曲がっ
てフォトセンサ61の検出光路が開通する。これによっ
て、テープ16の切断が検出される。この検出により、
可動刃12aが直ちに剪断動作を停止して開く方向に回
動する。この場合は、テープ16には一般に用いられる
通常のテープを使用できるから極めて経済的で便利であ
る。
ォトセンサ61の発光側の光はテープ16に遮られて受
光側に入光しないが、同図(b) に示すように、テープ1
6が切断されると、切断された印字済み部分16′側の
後端が、前述した図6(c) の場合と同様に下方に曲がっ
てフォトセンサ61の検出光路が開通する。これによっ
て、テープ16の切断が検出される。この検出により、
可動刃12aが直ちに剪断動作を停止して開く方向に回
動する。この場合は、テープ16には一般に用いられる
通常のテープを使用できるから極めて経済的で便利であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、被印字媒体の幅に応じて変動する切断完了を検知
して直ちに切断動作を停止させるので、既に切断が完了
している被印字媒体に対する空切りを防止することがで
き、したがって、カッターの耐久寿命を伸ばして経済性
が向上する。また、同様に切断完了により直ちに切断動
作を停止させるので、空切りを行っていた分の切断動作
時間が短縮され、したがって、印字・切断の作業効率が
向上する。
れば、被印字媒体の幅に応じて変動する切断完了を検知
して直ちに切断動作を停止させるので、既に切断が完了
している被印字媒体に対する空切りを防止することがで
き、したがって、カッターの耐久寿命を伸ばして経済性
が向上する。また、同様に切断完了により直ちに切断動
作を停止させるので、空切りを行っていた分の切断動作
時間が短縮され、したがって、印字・切断の作業効率が
向上する。
【図1】第1の実施の形態におけるプリンタ(印字装
置)のテープカット装置を制御する制御回路(カッター
制御手段)を示す図である。
置)のテープカット装置を制御する制御回路(カッター
制御手段)を示す図である。
【図2】(a) はプリンタをテープカセットと共に示す斜
視図、(b) はテープカセットの平断面図である。
視図、(b) はテープカセットの平断面図である。
【図3】(a) は裁断機構の平面図、(b) はその側面図、
(c) はその上面図である。
(c) はその上面図である。
【図4】(a) 〜(f) はD/Cモータによって駆動される
シザーズカムとテープカッタの可動刃によるテープ裁断
の基本動作状態を示す図である。
シザーズカムとテープカッタの可動刃によるテープ裁断
の基本動作状態を示す図である。
【図5】(a) は第1の実施の形態において用いられるテ
ープの構成を示す図、(b),(c),(d) はその切断の動作状
態を示す図である。
ープの構成を示す図、(b),(c),(d) はその切断の動作状
態を示す図である。
【図6】(a),(b),(c) は第2の実施の形態におけるテー
プカッタの近傍の構成及び動作を説明する図である。
プカッタの近傍の構成及び動作を説明する図である。
【図7】(a),(b) は第3の実施の形態における切断機構
の構成と動作を説明する図である。
の構成と動作を説明する図である。
【図8】(a),(b),(c) は従来の鋏の形態を備えたテープ
カット装置の一例を示す図である。
カット装置の一例を示す図である。
【図9】(a),(b),(c) は従来のギロチン式の形態を備え
たテープカット装置の例を示す図である。
たテープカット装置の例を示す図である。
1 プリンタ(テーププリンタ) 2 匡体 3 キー入力部 4 操作キー 5 表示部 6 テープカセット収納部 7 サーマルヘッド 8 プラテンローラ 9 テープリール支持ピン 10 カセットケース 11 インクリボン巻き取り駆動軸 12 テープカッタ 12a 回動刃 12b 固定刃 13 テープ排出口 13−1 R形成部材 15 テープカセット 16 テープ 16a アルミコート層 16b 粘着層 16c 印字面材 16′ テープ印字済み部分 17 テープリール孔 18 インクリボン巻き取りリール孔 19 凹部 21 テープリール 22 インクリボンリール 23 インクリボン 23′ インクリボン転写済み部分 24 インクリボン巻き取りリール 25 ヘッドアーム 26 支点軸 27 長溝穴 28 引きバネ 29 引きバネ 31 テープ巻戻し用ギア 32 インクリボン巻取り用ギア 33 プラテンギア 34 変速ギア 35 ステッピングモータ 36 駆動ギア 37 D/Cモータ 38 ウォームギア 39 ウォームホイール 40 小径ギア 41 減速ギア 42、44 傘歯車 43 平歯車 46 シザーズカム 47 ピン 48 テープ押え兼用センサ 48−1 電極 48−2 端子 49 切断センサ 49−1 電極 49−2 端子 51 検知スイッチ 52 回動アーム 53 長孔 54 支点軸 56 テープ押え台 58 CPU(中央演算処理装置) 59 IC(集積回路) 61(61a、61b) フォトセンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 被印字媒体に印字を行う印字手段と、カ
ッター駆動源による駆動力に基づいて前記被印字媒体を
所定長に切断するカッター手段と、を備えた印字装置に
おいて、 第1切断刃と該第1切断刃に対し所定の相対位置を形成
する初期位置と前記第1切断刃と協同して前記被印字媒
体を該被印字媒体に連続する被印字媒体本体から切断す
る切断位置との間を移動自在な第2切断刃とからなる一
対のカッター部材と、該カッター部材を前記初期位置と
前記切断位置との間で移動させるべく前記カッター駆動
源からの駆動力を伝達する伝達機構と、該伝達機構を作
動制御するカッター制御手段とを有するカッター手段
と、 該カッター手段による前記被印字媒体の前記被印字媒体
本体からの切断が完全に行われたか否かを検知する切断
状態検知手段と、 を備え、 前記カッター制御手段は、カットすべき前記被印字媒体
の幅に応じて検知時期が変動する前記切断状態検知手段
による前記切断の検知に即応答して前記カッター部材の
切断動作を終了させることを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】 前記カッター制御手段は、前記切断状態
検知手段による前記切断の検知に即応答して前記カッタ
ー部材を前記初期位置に戻すべく制御する戻し制御モー
ドを備えることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15322097A JPH111035A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15322097A JPH111035A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111035A true JPH111035A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15557685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15322097A Withdrawn JPH111035A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111035A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6347896B1 (en) * | 2000-10-25 | 2002-02-19 | Xac Automation Corporation | Cutting mode switching module in a printer |
CN100355630C (zh) * | 2005-04-19 | 2007-12-19 | 上海迈威包装机械有限公司 | 双剪刀剪切装置 |
JP2014030915A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Seiko Epson Corp | シートカートリッジ、ラベル作成装置およびラベル作成装置の制御方法 |
JP2018130790A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | デュプロ精工株式会社 | 加工処理装置 |
JP2019217566A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 工機ホールディングス株式会社 | 作業機 |
CN106994839B (zh) * | 2015-12-25 | 2020-11-03 | 兄弟工业株式会社 | 打印装置 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15322097A patent/JPH111035A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6347896B1 (en) * | 2000-10-25 | 2002-02-19 | Xac Automation Corporation | Cutting mode switching module in a printer |
CN100355630C (zh) * | 2005-04-19 | 2007-12-19 | 上海迈威包装机械有限公司 | 双剪刀剪切装置 |
JP2014030915A (ja) * | 2012-08-01 | 2014-02-20 | Seiko Epson Corp | シートカートリッジ、ラベル作成装置およびラベル作成装置の制御方法 |
CN106994839B (zh) * | 2015-12-25 | 2020-11-03 | 兄弟工业株式会社 | 打印装置 |
JP2018130790A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | デュプロ精工株式会社 | 加工処理装置 |
JP2019217566A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | 工機ホールディングス株式会社 | 作業機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |