JPH11103118A - 固体レーザーおよびその作製方法 - Google Patents

固体レーザーおよびその作製方法

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JPH11103118A
JPH11103118A JP9261957A JP26195797A JPH11103118A JP H11103118 A JPH11103118 A JP H11103118A JP 9261957 A JP9261957 A JP 9261957A JP 26195797 A JP26195797 A JP 26195797A JP H11103118 A JPH11103118 A JP H11103118A
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state laser
resonator
crystal
wavelength
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JP9261957A
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Hiroaki Hiuga
浩彰 日向
Yoji Okazaki
洋二 岡崎
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振器内において2枚のλ/4波長板により
発振ビームをツイスト・モード化する固体レーザーにお
いて、共振器ロスを低く抑えて、高出力化を図る。 【解決手段】 共振器内に配置されて、固体レーザー発
振ビーム20をツイスト・モード化する2枚のλ/4波長
板15、16と、共振器内に配置されて固体レーザービーム
20の直線偏光方向を規定するブリュースター板等の偏光
制御素子17とを備えた固体レーザーにおいて、複屈折結
晶である固体レーザー結晶13の複屈折光軸(c軸)を、
偏光制御素子17により規定される直線偏光方向と同じ向
きに合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体レーザーに関
し、特に詳細には、レーザー共振器内に2枚のλ/4波
長板を配して、発振ビームをツイスト・モード化するよ
うにした固体レーザーに関するものである。
【0002】また本発明は、上述のようなツイスト・モ
ード化固体レーザーを作製する方法に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】例えば特開昭62−189783号に示
されるように、ネオジウム等の希土類がドーピングされ
た固体レーザーロッドを半導体レーザー(レーザーダイ
オード)等によってポンピングする固体レーザーが公知
となっている。
【0004】この種の固体レーザーにおいては、発振モ
ードを単一縦モード化するために、例えば特開平7−3
02946号に示されているように、固体レーザー共振
器内に2枚のλ/4板を配し、それらの間において発振
ビームをツイスト・モード(楕円偏光状態)化すること
も提案されている。
【0005】また、この発振ビームをツイスト・モード
化する固体レーザーにおいては、同じく特開平7−30
2946号に示されているように、共振器内にブリュー
スター板等の偏光制御素子を配置して、固体レーザービ
ームの直線偏光方向を所定の向きに規定することも広く
行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発振ビーム
をツイスト・モード化する従来の固体レーザーにおいて
は、共振器ロスが大きくて、高出力を得ることが難しい
という問題が認められている。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、発振ビームをツイスト・モード化する固体レー
ザーにおいて、共振器ロスを低く抑えて、高出力を得る
ことを目的とするものである。
【0008】また本発明は、そのような固体レーザーを
作製できる方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による1つの固体
レーザーは、共振器と、この共振器内に配置された固体
レーザー結晶と、この固体レーザー結晶を励起する励起
源と、固体レーザー結晶を挟むように共振器内に配置さ
れて、発振ビームをツイスト・モード化する2枚のλ/
4波長板と、共振器内に配置されて、固体レーザービー
ムの直線偏光方向を規定する偏光制御素子とを備えた固
体レーザーにおいて、固体レーザー結晶として複屈折結
晶が用いられ、この固体レーザー結晶の複屈折光軸が、
偏光制御素子により規定される直線偏光方向と同じ向き
に合わされていることを特徴とするものである。
【0010】また本発明による別の固体レーザーは、上
記と同様の共振器と、固体レーザー結晶と、励起源と、
2枚のλ/4波長板と、偏光制御素子とを備えた固体レ
ーザーにおいて、固体レーザー結晶として、熱誘起複屈
折性を有する等方性結晶が用いられ、この固体レーザー
結晶の熱誘起複屈折光軸が、偏光制御素子により規定さ
れる直線偏光方向と同じ向きに合わされていることを特
徴とするものである。
【0011】本発明によるさらに別の固体レーザーは、
上記と同様の共振器と、固体レーザー結晶と、励起源
と、2枚のλ/4波長板と、偏光制御素子とを備えた固
体レーザーにおいて、固体レーザー結晶として、熱誘起
複屈折性を有する等方性結晶が用いられ、この固体レー
ザー結晶に金属放熱ブロックが固定されていることを特
徴とするものである。
【0012】本発明によるさらに別の固体レーザーは、
上記と同様の共振器と、固体レーザー結晶と、励起源
と、2枚のλ/4波長板とを備えた固体レーザーにおい
て、2枚のλ/4波長板の位相量の相対差が3°以下、
さらに好ましくは1°以下とされていることを特徴とす
るものである。
【0013】一方、本発明による固体レーザーの作製方
法は、2枚のλ/4波長板の位相量の相対差を上述のよ
うな値に設定可能にしたものである。具体的に、本発明
による1つの固体レーザーの作製方法は、2枚のλ/4
波長板の少なくとも一方をレーザー発振光軸に対して傾
けることにより、位相量の相対差を調整することを特徴
とするものである。
【0014】また、本発明による別の固体レーザーの作
製方法は、2枚のλ/4波長板として、同一方位に切断
され、かつ互いに同じ条件で研磨されたものを用いるこ
とを特徴とするものである。
【0015】なお、このように2枚のλ/4波長板とし
て、同一方位に切断され、かつ互いに同じ条件で研磨さ
れたものを用いるには、例えば1枚の波長板基板を研磨
した後にそれを分割して2枚のλ/4波長板としたり、
あるいは同一方位に切断された2枚の波長板基板を同時
研磨し、2枚のλ/4波長板の一方、他方をそれぞれ、
上記同時研磨された基板の一方、他方から切り出して作
製する方法を適用することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明者の研究によると、発振ビームを
ツイスト・モード化する従来の固体レーザーにおいて、
共振器ロスが生じやすかった原因は、一つは、固体レー
ザー結晶として複屈折結晶あるいは熱誘起複屈折性を有
する等方性結晶が用いられている場合は、共振器内を往
復する固体レーザービームが往路、復路で感じる結晶の
光路長が互いに異なっている点にある。つまり、そのよ
うになっていると、往路、復路を進行する固体レーザー
ビーム間に位相差が生じ、それにより共振器ロスが生じ
るのである。
【0017】本発明による1つの固体レーザーにおいて
は、固体レーザー結晶の複屈折光軸が、偏光制御素子に
より規定される直線偏光方向と同じ向きに合わされてい
ることにより、レーザービームが共振器で反射する際に
その偏光方向が90°回転する。すると、固体レーザー結
晶の1つの光軸方向(レーザービームが屈折率no を感
じる方向)の偏光成分と、別の光軸方向(レーザービー
ムが屈折率ne を感じる方向)の偏光成分とが感じる往
復の光路長Lopt は、共に等しい Lopt =no ・t+ne ・t+α となり、複屈折の影響をキャンセルできることになる。
【0018】また本発明者は、等方性結晶において熱的
に誘起される異方性が、特定の方向を向いた光軸を有す
ることを見出した。そしてこの等方性結晶の熱誘起複屈
折性の光軸を、偏光制御素子により規定される直線偏光
方向と同じ向きに合わせた本発明の固体レーザーにおい
ても、上述と同様のことが言えることを確認した。つま
りこの場合は、上記説明中の屈折率no 、ne をそれぞ
れ熱誘起複屈折による各屈折率no 1、no 2に置き換
えて考えれば、2つの光軸方向の各偏光成分が感じる往
復の光路長Lopt は、共に等しい Lopt =no 1・t+no 2・t+α となり、複屈折の影響をキャンセルできることになる。
【0019】一方、熱誘起複屈折性を有する等方性結晶
である固体レーザー結晶に、金属放熱ブロックを固定し
てなる本発明の固体レーザーにおいては、固体レーザー
結晶からの放熱が良好になされるので、熱誘起による複
屈折性の発現を実質的に無くし、あるいは最小限にし
て、共振器ロスを低く抑えることができる。
【0020】また本発明者の研究によると、発振ビーム
をツイスト・モード化する従来の固体レーザーにおい
て、共振器ロスが生じやすかった別の原因は、2枚のλ
/4波長板間に位相量の相対差が存在することにある。
すなわち、ツイスト・モードを実現する2枚のλ/4板
は、実際には作製誤差が存在するため、位相量が設計値
の90°から±5°位ずれていることが多い。それによ
り、両λ/4波長板間に位相量相対差が生じるのであ
る。
【0021】本発明者は、このように2枚のλ/4板の
位相量がそれぞれ90°からずれていても、両者の位相
量の相対差が3°以下(好ましくは1°以下)となって
いれば、共振器ロスを抑えて、高出力化できることを見
出した。
【0022】2枚のλ/4波長板の少なくとも一方をレ
ーザー発振光軸に対して傾けることにより、位相量の相
対差を調整するようにした本発明の固体レーザーの作製
方法によれば、2枚のλ/4波長板の位相量の相対差を
上記のように3°以下、好ましくは1°以下に設定し
て、共振器ロスの低い固体レーザーを作製することがで
きる。
【0023】また、2枚のλ/4波長板として、同一方
位に切断され、かつ互いに同じ条件で研磨されたものを
用いるようにした本発明の固体レーザーの作製方法によ
れば、2枚のλ/4波長板の厚みを精度良く一致させ
て、2枚のλ/4波長板の位相量の相対差を極く小さく
抑えることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施
形態によるレーザーダイオードポンピング固体レーザー
の全体構成を示すものである。
【0025】このレーザーダイオードポンピング固体レ
ーザーは、ポンピング光としてのレーザービーム10を発
する半導体レーザー11と、発散光である上記のレーザー
ビーム10を集束させる集光レンズ12と、ネオジウム(N
d)がドーピングされた固体レーザー結晶であるYLF
結晶(以下、Nd:YLF結晶と称する)13と、このN
d:YLF結晶13の前方側(図中右方側)に配された共
振器ミラー14と、Nd:YLF結晶13の前後に配された
2枚のλ/4波長板15、16と、λ/4波長板16と共振器
ミラー14との間に配されたブリュスター板17と、このブ
リュスター板17と共振器ミラー14との間に配されたエタ
ロン18とを有している。
【0026】以上述べた各要素は、共通の筐体(図示せ
ず)にマウントされて一体化されている。また本例で
は、後述するように一方のλ/4波長板15と共振器ミラ
ー14とで固体レーザーの共振器が構成され、この共振器
の部分は、図示しないペルチェ素子と温調回路により、
所定温度に温調される。
【0027】なお図2には、共振器内の一部の光学部品
の配置状態を詳しく示してある。以下、この図2も参照
して説明する。
【0028】半導体レーザー11としては、出力が2Wで
波長=797 nmのレーザービーム10を発するものが用い
られている。一方、Nd:YLF結晶13は、Ndのドー
プ量が2at%で、a−カットされ、結晶長が3mmのも
のである。このNd:YLF結晶13は、上記レーザービ
ーム10によってネオジウムイオンが励起されることによ
り、波長1325nmの光を発する。
【0029】λ/4波長板15の半導体レーザー11側の光
通過端面15aには、波長1325nmの光に対する高反射コ
ートが施されており、また共振器ミラー14のミラー面14
aには、波長1325nmの光を一部だけ透過させるコート
が施されている。したがって上記波長1325nmの光はこ
れらの面15a、14aの間で発振し、波長1325nmの固体
レーザービーム20が発生する。このレーザービーム20は
共振器ミラー14から出射する。
【0030】2枚のλ/4波長板15、16は、互いに進相
軸が直交する向きに配されており、このようなλ/4波
長板15、16が設けられていることにより、レーザービー
ム20はそれら両者の間でツイスト・モード化する。その
ためレーザービーム20は、自ずとゲインピーク波長で発
振する。それだけでは、固体レーザーを高出力化したと
き、縦モードが数本〜数十本離れたところに別の共振器
モードが立ってしまうが、この場合は上記エタロン18が
設けられているために、この別の共振器モードが抑制さ
れる。
【0031】それとは逆に、エタロン18のみによって発
振波長を選択する場合も、固体レーザーを高出力化した
とき、隣接共振器モードが立ってしまうが、本例では上
記のツイスト・モードが形成されるために、この隣接共
振器モードが抑圧される。
【0032】以上の通り本装置においては、λ/4波長
板15、16によるツイスト・モード化と、エタロン18の波
長選択性とを利用して、発振モードが単一縦モード化さ
れる。
【0033】一方ブリュスター板17は、共振器光軸に対
してブリュスター角をなすように傾けて配置されてお
り、そこをレーザービーム20のp偏光成分のみが透過す
るので、該レーザービーム20の直線偏光方向が図1、2
中の上下方向に規定される。
【0034】正の一軸結晶であるNd:YLF結晶13は
図2に詳しく示されている通り、a−カットされたもの
で、a軸とc軸とを含む面が共振器光軸に対して垂直と
なるように配設されている。このようにした場合レーザ
ービーム20は、a軸方向偏光成分は屈折率no (常光線
に対する屈折率)を、c軸方向偏光成分は屈折率ne
(異常光線に対する屈折率)をと、2つの屈折率つまり
複屈折を感じる。
【0035】ここでNd:YLF結晶13は、1つの複屈
折光軸つまりc軸の方向が、上記ブリュスター板17によ
り規定される直線偏光方向と同じ向きになるように配設
されている。このようにすることにより、複屈折の影響
がキャンセルされて共振器ロスが低く抑えられ、高出力
が得られるようになる。その詳しい理由は、先に述べた
通りである。
【0036】本実施形態において、レーザービーム20の
出力は600 mWであった。c軸あるいはa軸の方向をブ
リュスター板17により規定される直線偏光方向と合わせ
ない以外は、図1の構成と同じとした従来の固体レーザ
ーにおいて、出力は一般に100 〜200 mW程度であるの
で、上記出力600 mWの値は本発明の効果を裏付けてい
ると言える。
【0037】なおこの実施形態では、Nd:YLF結晶
13のc軸の方向が、ブリュスター板17により規定される
直線偏光方向と同じ向きに揃えられているが、Nd:Y
LF結晶13の別の複屈折光軸つまりa軸の方向を上記直
線偏光方向と同じ向きに揃えても、同様の効果が得られ
る。
【0038】また、一軸結晶である固体レーザー結晶と
して、Nd:YLF結晶13以外の例えばNd:YV
4、Nd:GdVO4、Yb:YLF、Cr:LiSA
F、Cr:LiCAF、LNA(La1-XNdX MgA
1119)等の結晶が用いられる場合においても本発明は
すべて適用可能であり、そして同様の効果を奏するもの
である。
【0039】次に図3および4を参照して、本発明の第
2の実施形態を説明する。図3は、本発明の第2実施形
態によるレーザーダイオードポンピング固体レーザーの
全体構成を示すものであり、また図4は、その共振器内
の光学部品の配置状態を詳しく示すものである。なおこ
の図3および4において、図1および2中の要素と同等
の要素には同番号を付してあり、特に説明のない限り、
それらの仕様は第1実施形態におけるのと同様である
(以下、同様)。
【0040】このレーザーダイオードポンピング固体レ
ーザーは、図1および2に示したものと比べると、a−
カットNd:YLF結晶13に代えて、c−カットNd:
YLF結晶23が用いられた点が本質的に異なる。
【0041】半導体レーザー11としては、出力が2Wで
波長=797 nmのレーザービーム10を発するものが用い
られている。一方、Nd:YLF結晶23は、Ndのドー
プ量が2at%で、結晶長が3mmのものである。このN
d:YLF結晶23は、上記レーザービーム10によってネ
オジウムイオンが励起されることにより、波長1314nm
の光を発する。
【0042】λ/4波長板15の半導体レーザー11側の光
通過端面15aには、波長1314nmの光に対する高反射コ
ートが施されており、また共振器ミラー14のミラー面14
aには、波長1314nmの光を一部だけ透過させるコート
が施されている。したがって上記波長1314nmの光はこ
れらの面15a、14a間で発振し、波長1314nmの固体レ
ーザービーム20が発生する。このレーザービーム20は共
振器ミラー14から出射する。
【0043】この場合も、λ/4波長板15、16によるツ
イスト・モード化と、エタロン18の波長選択性とを利用
して、発振モードが単一縦モード化される。またブリュ
スター板17の作用により、レーザービーム20の直線偏光
方向が図3、4中の上下方向に規定される。
【0044】c−カットされたNd:YLF結晶23は図
4に詳しく示されている通り、c軸が共振器光軸に対し
て平行となるように配設されている。このようにした場
合、レーザービーム20は本来複屈折を感じない。つまり
Nd:YLF結晶23は、等方性結晶として扱える。
【0045】しかし、このNd:YLF結晶23に励起光
としてのレーザービーム10が入射し続けると、熱的に誘
起される複屈折が生じ、本来等方性であったNd:YL
F結晶23が異方性を有するようになる。この異方性は特
定の方向を向いた光軸を有し、Nd:YLF結晶23の場
合、その方向はほぼa軸方向と一致する。
【0046】なお図10には、このNd:YLF結晶23
における熱誘起複屈折発生の、レーザービーム入出力端
面内での分布を、屈折率楕円を用いて示してある。同図
において、それぞれの屈折率楕円の上下方向径が屈折率
no 1を示し、左右方向径が屈折率no 2を示してい
る。
【0047】Nd:YLF結晶23は、1つの熱誘起複屈
折光軸の方向(レーザービーム20が屈折率no 1を感じ
る方向)が、ブリュスター板17により規定される直線偏
光方向と同じ向きになるように配設されている。このよ
うにすることにより、熱誘起複屈折の影響がキャンセル
されて共振器ロスが低く抑えられ、高出力が得られるよ
うになる。その詳しい理由は、先に述べた通りである。
【0048】本実施形態において、レーザービーム20の
出力は600 mWであった。熱誘起複屈折光軸の方向を、
ブリュスター板17により規定される直線偏光方向と合わ
せない以外は、図3の構成と同じとした従来の固体レー
ザーにおいて、出力は一般に300 mW以下であるので、
上記出力600 mWの値により本発明の効果が裏付けられ
ている。
【0049】また、熱誘起複屈折性を有する固体レーザ
ー結晶として、Nd:YLF結晶23以外の例えばNd:
YAG、Nd:YVO4、Nd:GdVO4、Yb:YA
G、Yb:YLF、Cr:LiSAF、Cr:LiCA
F、LNA(La1-XNdXMgA1119)等の結晶が用い
られる場合においても本発明はすべて適用可能であり、
そして同様の効果を奏するものである。
【0050】次に図5を参照して、本発明の第3の実施
形態を説明する。図5は、本発明の第3実施形態による
レーザーダイオードポンピング固体レーザーの、共振器
内の光学部品の配置状態を詳しく示すものである。この
図5のレーザーダイオードポンピング固体レーザーは、
図3および4に示したものと比べると、一方のλ/4波
長板16が進相軸周りの角度θ1および遅相軸周りの角度
θ2を調整自在に保持されている点のみが本質的に異な
るもので、全体的な構成は図3と同様である。
【0051】この場合も、λ/4波長板15、16によるツ
イスト・モード化と、エタロン18の波長選択性とを利用
して、発振モードが単一縦モード化される。またブリュ
スター板17の作用により、レーザービーム20の直線偏光
方向が図5の上下方向に規定される。
【0052】以上のようにツイスト・モードを実現する
2枚のλ/4波長板15、16は、実際には作製誤差がある
ため、位相量は設計値の90°から±5°位ずれている
ことが多い。そのような場合は、共振器ロスが増大し
て、発振パワーが低下する問題が生じる。本発明者は、
このように2枚のλ/4波長板15、16の位相量がそれぞ
れ90°からずれていても、両者の位相量の相対差が3
°以下(好ましくは1°以下)となっていれば、共振器
ロスを抑えて、高出力化できることを見出した。
【0053】本実施形態においては、上述の通り、λ/
4波長板16が進相軸周りの角度θ1および遅相軸周りの
角度θ2を調整自在に保持されているので、該λ/4波
長板16のレーザー発振光軸に対する傾きを調整すること
ができる。そのような傾き調整を行なうことにより、2
枚のλ/4波長板15、16の位相量の相対差を3°以下、
好ましくは1°以下に設定することができる。
【0054】本例では、半導体レーザー11の出力が2W
のとき、レーザービーム20の出力は600 mWであった。
2枚のλ/4波長板15、16の位相量の相対差が3°を超
えている以外は、図5の構成と同じとした固体レーザー
においては、出力は一般に100 〜300 mW程度であるの
で、上記出力600 mWの値により本発明の効果が裏付け
られている。
【0055】なおこの実施形態では、λ/4波長板16が
進相軸周りの角度θ1および遅相軸周りの角度θ2を調
整自在に保持されているが、角度θ1のみ、あるいは角
度θ2のみを調整して同様の効果を得ることもできる。
【0056】また、λ/4波長板16のみに限らず、他方
のλ/4波長板15を同様に角度調整してもよい。ただし
その場合は、図11に示す第7実施形態のレーザーダイ
オードポンピング固体レーザーのように、λ/4波長板
15は発振レーザービーム20に対してAR(反射防止)コ
ートを施し、かつこのλ/4波長板15と集光レンズ12と
の間にリア共振器ミラー24を設置する構成とする。
【0057】次に図6を参照して、本発明の第4の実施
形態を説明する。図6は、本発明の第4実施形態である
固体レーザーの作製方法、より詳細には、例えば図3お
よび4に示したレーザーダイオードポンピング固体レー
ザーに用いられる2枚のλ/4波長板15および16の作製
方法を説明するものである。
【0058】この方法においては、まず互いに同一方位
に切断された2枚の波長板基板15S、16Sが用意され、
それらが1台の研磨装置によって同時研磨される。この
研磨が終了した後、2枚の波長板基板15S、16Sにそれ
ぞれ所定のコートが施される。次いで基板15Sを所定サ
イズに切断してλ/4波長板15が作製され、また基板16
Sを所定サイズに切断してλ/4波長板16が作製され
る。
【0059】以上説明のようにして2枚のλ/4波長板
15、16を作製すれば、それらは互いに同じ条件で研磨さ
れるので、互いの厚みが非常に精度良く一致して、両者
の位相量の相対差を3°以下、好ましくは1°以下に抑
えることが可能になる。
【0060】以上のようにして同時研磨する波長板基板
の枚数は2枚に限られるものではなく、3枚以上の何枚
を同時研磨しても構わない。また、このような複数枚基
板の同時研磨ではなく、1枚の波長板基板を研磨した
後、それを複数に切断して2枚のλ/4波長板15、16を
作製することもできる。その場合も、2枚のλ/4波長
板15、16は互いに同じ条件で研磨されるので、互いの厚
みが非常に精度良く一致するようになる。
【0061】またλ/4波長板15、16の材料としては、
水晶、サファィア、MgF2 、TeO2 、方解石、雲
母、YVO4等、複屈折性を有する種々の材料が挙げら
れるが、本発明の方法はそのような材料のいずれを用い
る場合でも適用可能であり、そして同様の効果を奏する
ものである。
【0062】次に図7を参照して、本発明の第5の実施
形態を説明する。図7は、本発明の第5実施形態である
レーザーダイオードポンピング固体レーザーに用いられ
たNd:YLF結晶23の固定構造を、該結晶23の光通過
端面側から見た状態を示すものである。なおこのレーザ
ーダイオードポンピング固体レーザーの構成は、上記固
定構造以外は、図3および4に示したものと同じである
ので、その全体的な構成の図示は省略する。
【0063】熱誘起複屈折性を有するNd:YLF結晶
23は直方体状に加工され、2つの光通過端面を除く4つ
の側面のうち3面が、接着剤43を用いて、それぞれ例え
ばCuTe等の金属からなる3つの金属放熱ブロック4
0、41、42に接着、固定されている。また3つの金属放
熱ブロック40、41、42も、接着剤43によって互いに一体
化されている。
【0064】本実施形態では、図3および4に示した第
2実施形態と同様にNd:YLF結晶23は、その1つの
熱誘起複屈折光軸が、ブリュスター板17により規定され
る直線偏光方向と同じ向きになるように配設されてい
る。
【0065】本例では、半導体レーザー11の出力が2W
のとき、レーザービーム20の出力は700 mWであった。
図3および4に示した第2実施形態は、Nd:YLF結
晶23を金属放熱ブロック40、41、42に接着、固定する以
外は全てこの第5実施形態と同様であり、レーザービー
ム20の出力は600 mWであった。ここから、Nd:YL
F結晶23を金属放熱ブロック40、41、42に接着、固定し
たことにより、高出力化が実現されていることが分か
る。
【0066】次に図8および9を参照して、本発明の第
6の実施形態を説明する。図8は、本発明の第6実施形
態によるレーザーダイオードポンピング固体レーザーを
示すものであり、また図9は、その共振器内の光学部品
の配置状態を詳しく示すものである。このレーザーダイ
オードポンピング固体レーザーは、図3および4に示し
たものと比べると、共振器内においてλ/4波長板16と
ブリュースター板17との間に光波長変換素子50が配設さ
れている点が本質的に異なる。
【0067】上記光波長変換素子50は一例として、周期
ドメイン反転構造を有するMgO:LN(MgOがドー
プされたLiNbO3 )結晶からなるものであり、そこ
に入射した波長1314nmの固体レーザービーム20を、波
長が1/2すなわち657 nmの第2高調波22に変換す
る。
【0068】λ/4波長板15の半導体レーザー11側の光
通過端面15aには、波長1314nmおよび657 nmの光に
対する高反射コートが施されており、また共振器ミラー
14のミラー面14aには、波長657 nmの光を一部だけ透
過させるコートが施されている。したがって共振器ミラ
ー14からは、ほぼ第2高調波22のみが出射する。
【0069】なお本例においては、2枚のλ/4波長板
15、16として、前記第4の実施形態のように同時研磨さ
れた2枚の波長板基板からそれぞれ作製されたものが用
いられている。
【0070】上記構成のレーザーダイオードポンピング
固体レーザーにおいて、半導体レーザー11の出力は2W
であり、このときの第2高調波22の出力は500 mWと極
めて高いものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による固体レーザーを示
す概略側面図
【図2】上記第1実施形態の固体レーザーの要部を示す
斜視図
【図3】本発明の第2実施形態による固体レーザーを示
す概略側面図
【図4】上記第2実施形態の固体レーザーの要部を示す
斜視図
【図5】本発明の第3実施形態による固体レーザーの要
部を示す斜視図
【図6】本発明の第4実施形態により2枚のλ/4波長
板を作製する様子を示す概略図
【図7】本発明の第5実施形態による固体レーザーの要
部を示す正面図
【図8】本発明の第6実施形態による固体レーザーを示
す概略側面図
【図9】上記第6実施形態の固体レーザーの要部を示す
斜視図
【図10】Nd:YLF結晶における熱誘起複屈折の発
生パターンを示す概略図
【図11】本発明の第7実施形態による固体レーザーを
示す概略側面図
【符号の説明】
10 レーザービーム(ポンピング光) 11 半導体レーザー 12 集光レンズ 13 a−カットNd:YLF結晶 14、24 共振器ミラー 15、16 λ/4波長板 15S、16S 波長板基板 17 ブリュースター板 18 エタロン 20 固体レーザービーム 22 第2高調波 23 c−カットNd:YLF結晶 40、41、42 金属放熱ブロック 50 光波長変換素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振器と、 この共振器内に配置された固体レーザー結晶と、 この固体レーザー結晶を励起する励起源と、 前記固体レーザー結晶を挟むように前記共振器内に配置
    されて、発振ビームをツイスト・モード化する2枚のλ
    /4波長板と、 前記共振器内に配置されて、固体レーザービームの直線
    偏光方向を規定する偏光制御素子とを備えた固体レーザ
    ーにおいて、 前記固体レーザー結晶として複屈折結晶が用いられ、 この固体レーザー結晶の複屈折光軸が、前記偏光制御素
    子により規定される直線偏光方向と同じ向きに合わされ
    ていることを特徴とする固体レーザー。
  2. 【請求項2】 共振器と、 この共振器内に配置された固体レーザー結晶と、 この固体レーザー結晶を励起する励起源と、 前記固体レーザー結晶を挟むように前記共振器内に配置
    されて、発振ビームをツイスト・モード化する2枚のλ
    /4波長板と、 前記共振器内に配置されて、固体レーザービームの直線
    偏光方向を規定する偏光制御素子とを備えた固体レーザ
    ーにおいて、 前記固体レーザー結晶として、熱誘起複屈折性を有する
    等方性結晶が用いられ、 この固体レーザー結晶の熱誘起複屈折光軸が、前記偏光
    制御素子により規定される直線偏光方向と同じ向きに合
    わされていることを特徴とする固体レーザー。
  3. 【請求項3】 共振器と、 この共振器内に配置された固体レーザー結晶と、 この固体レーザー結晶を励起する励起源と、 前記固体レーザー結晶を挟むように前記共振器内に配置
    されて、発振ビームをツイスト・モード化する2枚のλ
    /4波長板と、 前記共振器内に配置されて、固体レーザービームの直線
    偏光方向を規定する偏光制御素子とを備えた固体レーザ
    ーにおいて、 前記固体レーザー結晶として、熱誘起複屈折性を有する
    等方性結晶が用いられ、 この固体レーザー結晶に、金属放熱ブロックが固定され
    ていることを特徴とする固体レーザー。
  4. 【請求項4】 共振器と、 この共振器内に配置された固体レーザー結晶と、 この固体レーザー結晶を励起する励起源と、 前記固体レーザー結晶を挟むように前記共振器内に配置
    されて、発振ビームをツイスト・モード化する2枚のλ
    /4波長板とを備えた固体レーザーにおいて、 前記2枚のλ/4波長板の位相量の相対差が3°以下と
    されていることを特徴とする固体レーザー。
  5. 【請求項5】 前記2枚のλ/4波長板の位相量の相対
    差が1°以下とされていることを特徴とする請求項4記
    載の固体レーザー。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の固体レーザーを
    作製する方法であって、 前記2枚のλ/4波長板の少なくとも一方をレーザー発
    振光軸に対して傾けることにより、前記位相量の相対差
    を調整することを特徴とする固体レーザーの作製方法。
  7. 【請求項7】 請求項4または5記載の固体レーザーを
    作製する方法であって、 前記2枚のλ/4波長板として、同一方位に切断され、
    かつ互いに同じ条件で研磨されたものを用いることを特
    徴とする固体レーザーの作製方法。
  8. 【請求項8】 1枚の波長板基板を研磨した後に、該基
    板を分割して2枚のλ/4波長板を作製することを特徴
    とする請求項7記載の固体レーザーの作製方法。
  9. 【請求項9】 同一方位に切断された2枚の波長板基板
    を同時研磨し、 前記2枚のλ/4波長板の一方を、前記同時研磨された
    基板の一方から切り出して作製し、 前記2枚のλ/4波長板の他方を、前記同時研磨された
    基板の他方から切り出して作製することを特徴とする請
    求項7記載の固体レーザーの作製方法。
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