JPH11102481A - 自動取引装置の群管理方法および群管理装置 - Google Patents

自動取引装置の群管理方法および群管理装置

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JPH11102481A
JPH11102481A JP26031097A JP26031097A JPH11102481A JP H11102481 A JPH11102481 A JP H11102481A JP 26031097 A JP26031097 A JP 26031097A JP 26031097 A JP26031097 A JP 26031097A JP H11102481 A JPH11102481 A JP H11102481A
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JP
Japan
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automatic transaction
amount
money
monitoring
unit
Prior art date
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Application number
JP26031097A
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English (en)
Inventor
Shigeru Maeda
茂 前田
Tetsuya Abe
哲也 阿部
Kazunobu Konta
和宣 紺田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】資金移動手段の稼働状態を少なくすることがで
きるとともに、運用方針などを反映させた細かな制御を
行なうことができ、しかも、必要資金量の合計を減少さ
せることができる自動取引装置の群管理装置を提供す
る。 【解決手段】自動取引装置111 〜11n の取引情報、
取引発生時の環境情報はATMデータ入力部12で入力
される。必要資金量予測部13は、この入力された取引
情報および環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予
測し、その予測結果を制御部16に送る。在高監視部1
4は、自動取引装置111 〜11n の在高をそそれぞれ
監視し、その監視結果を制御部16に送る。制御部16
は、必要資金量予測部13の予測結果および在高監視部
14の監視結果に基づき、自動取引装置111 〜11n
間で資金を移動させる資金移動装置15を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、銀行の
現金自動支払機や現金自動預出金機など、金融機関にお
ける複数の自動取引装置の過去の取引情報の時系列デー
タと取引発生時の環境情報を用いて予測期間の必要資金
量を予測し、この予測結果などを基に複数の自動取引装
置間での資金の移動を制御する自動取引装置の群管理方
法および群管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、銀行などの金融機関に
おける自動取引装置(現金自動支払機、現金自動預出金
機など)の在高の初期設定時に資金を自動的に各自動取
引装置に設定したり、自動取引装置の在高の過不足の発
生時に、過不足発生の自動取引装置と他の自動取引装置
との間で資金を移動することで、自動取引装置の在高の
過不足を自動的に解消する自動取引装置の群管理方法が
ある。
【0003】また、たとえば、特開平8−137974
号公報に開示されているように、自動取引装置の過去の
取引情報の時系列データをクラスタリングした時系列パ
ターンと取引発生時の環境情報を記憶し、予測時の環境
情報を用いて予測時の環境と類似の過去のパターンを検
索し、これらを用いて自動取引装置の必要資金量の予測
を精度よく行なう資金量予測装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来にあっては、自動
取引装置の初期設定時には、単純に在高を平均化した
り、自動取引装置に固定値を設定したりすることを行な
っていたため、個々の自動取引装置の予想される使用状
況や必要資金量は考慮に入れられていなかった。また、
稼働中の在高の過不足発生時にも考慮されてはいなかっ
た。
【0005】したがって、自動取引装置間で資金を移動
する資金移動手段が繁雑時間帯に繁雑に稼働したり、在
高の増減の多い自動取引装置に対して資金移動手段の操
作が集中するというような問題があった。また、運用方
針などを反映させた資金移動手段の細かな制御もできな
いため、サービスに不都合が生じることもあった。
【0006】さらに、自動取引装置の在高推移の予測を
行なう場合でも、単純な直線近似などを行なっていたた
め、自動取引装置の時時の在高合計の把握ができず、結
局、自動取引装置全体の必要資金量は、多めに設定せざ
るを得なかった。
【0007】そこで、本発明は、資金移動手段の稼働状
態を少なくすることができるとともに、運用方針などを
反映させた細かな制御を行なうことができ、しかも、必
要資金量の合計を減少させることができる自動取引装置
の群管理方法および群管理装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置の
群管理方法は、複数の自動取引装置からの取引情報の時
系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
報を入力し、これら入力した時系列データおよび環境情
報を用いて予測期間の必要資金量を予測するとともに、
前記複数の自動取引装置の在高をそれぞれ監視し、これ
ら必要資金量の予測結果および在高の監視結果に基づき
前記複数の自動取引装置の間で資金を移動させることを
特徴とする。
【0009】また、本発明の自動取引装置の群管理方法
は、複数の自動取引装置からの取引情報の時系列データ
および取引発生時の日付、曜日などの環境情報を入力
し、これら入力した時系列データおよび環境情報を用い
て予測期間の必要資金量を予測するとともに、前記複数
の自動取引装置の在高および使用状況をそれぞれ監視
し、これら必要資金量の予測結果および在高、使用状況
の各監視結果に基づき前記複数の自動取引装置の間で資
金を移動させることを特徴とする。
【0010】また、本発明の自動取引装置の群管理方法
は、複数の自動取引装置からの取引情報の時系列データ
および取引発生時の日付、曜日などの環境情報を入力
し、これら入力した時系列データおよび環境情報を用い
て予測期間の必要資金量を予測するとともに、前記複数
の自動取引装置の在高をそれぞれ監視し、前記複数の自
動取引装置の間での資金移動に関する制約情報を入力
し、これら必要資金量の予測結果、在高の監視結果およ
び前記入力した制約情報に基づき前記複数の自動取引装
置の間で資金を移動させることを特徴とする。
【0011】また、本発明の自動取引装置の群管理装置
は、複数の自動取引装置からの取引情報の時系列データ
および取引発生時の日付、曜日などの環境情報を入力す
る入力手段と、この入力手段で入力された時系列データ
および環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測す
る必要資金量予測手段と、前記複数の自動取引装置の在
高をそれぞれ監視する在高監視手段と、前記複数の自動
取引装置の間で資金を移動させる資金移動手段と、前記
必要資金量予測手段の予測結果および前記在高監視手段
の監視結果に基づき前記資金移動手段を制御する制御手
段とを具備している。
【0012】また、本発明の自動取引装置の群管理装置
は、複数の自動取引装置からの取引情報の時系列データ
および取引発生時の日付、曜日などの環境情報を入力す
る入力手段と、この入力手段で入力された時系列データ
および環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測す
る必要資金量予測手段と、前記複数の自動取引装置の在
高をそれぞれ監視する在高監視手段と、前記複数の自動
取引装置の使用状況をそれぞれ監視する使用状況監視手
段と、前記複数の自動取引装置の間で資金を移動させる
資金移動手段と、前記必要資金量予測手段の予測結果、
前記在高監視手段の監視結果および前記使用状況監視手
段の監視結果に基づき前記資金移動手段を制御する制御
手段とを具備している。
【0013】さらに、本発明の自動取引装置の群管理装
置は、複数の自動取引装置からの取引情報の時系列デー
タおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情報を入力
する入力手段と、この入力手段で入力された時系列デー
タおよび環境情報を用いて予測期間の必要資金量を予測
する必要資金量予測手段と、前記複数の自動取引装置の
在高をそれぞれ監視する在高監視手段と、前記複数の自
動取引装置の間で資金を移動させる資金移動手段と、こ
の移動手段での資金移動に関する制約情報を入力する移
動制約入力手段と、前記必要資金量予測手段の予測結
果、前記在高監視手段の監視結果および前記移動制約入
力手段で入力された制約情報に基づき前記資金移動手段
を制御する制御手段とを具備している。
【0014】本発明によれば、あらかじめ予測期間の必
要資金量を予測し、それを基に自動取引装置の在高の初
期値の設定を行なうことができるようになる。また、自
動取引装置の稼働開始前に資金移動手段の制御計画を作
成したり、予測した今後の必要資金量を考慮に入れて資
金を移動するので、資金移動手段の稼働状態を少なくす
ることができる。
【0015】また、資金移動手段の動作の制約を与える
ことや、自動取引装置の使用状況を監視することで、運
用方針などを反映した細かな制御を行なうことができる
ようになる。さらに、各自動取引装置の在高を予測する
ので、自動取引装置の在高合計を基にして合計必要資金
量を少なく押えることができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本実施の形態は、た
とえば、銀行の現金自動支払機や現金自動預出金機など
の複数の自動取引装置の群管理を行なう自動取引装置の
群管理装置に適用した場合を一例として説明する。
【0017】本実施の形態に係る自動取引装置の群管理
装置は、群管理を行なおうとする複数の自動取引装置の
入金、出金などの取引情報の時系列データ、および、取
引発生時の日付、曜日、天候などの環境情報を基に予測
期間の必要資金量を予測する。そして、各自動取引装置
の時時の在高を監視し、必要があれば各自動取引装置間
で資金を移動するものである。
【0018】まず、第1の実施の形態について説明す
る。図1は、第1の実施の形態に係る自動取引装置の群
管理装置の構成を概略的に示すものである。図1におい
て、本群管理装置は、自動取引装置群11を構成する複
数の現金自動支払機や現金自動預出金機などの自動取引
装置(銀行ATM)111 〜11n からの各取引情報の
時系列データ、および、取引発生時の日付、曜日、天候
などの環境情報を入力する入力手段としてのATMデー
タ入力部12、入力された時系列データおよび環境情報
を基に必要資金量の予測を行なう必要資金量予測手段と
しての必要資金量予測部13、自動取引装置111 〜1
1n の在高を監視する在高監視手段としての在高監視部
14、自動取引装置111 〜11n の間で資金の移動を
行なう資金移動手段としての資金移動装置15、必要資
金量予測部13の予測結果、および、在高監視部14の
監視結果に基づき資金移動装置15を制御する制御手段
としての制御部16から構成されている。
【0019】このような構成において、全体の処理の流
れと各部の概略的な働きについて説明する。複数の自動
取引装置111 〜11n からの入金、出金などの取引情
報の時系列データ、および、取引発生時の日付、曜日、
天候などの環境情報は、手動、自動の区別を問わずAT
Mデー夕入力部12から入力される。これら入力された
時系列データおよび環境情報は、共に対応させて必要資
金量予測部13に送られる。必要資金量予測部13は、
入力された取引情報の時系列データおよび環境情報を基
に、与えられた予測期間の時時の必要資金量を予測し、
その予測結果を制御部14に送る。
【0020】一方、在高監視部14は、自動取引装置1
11 〜11n の時時の在高を監視し、その値や在高の過
不足が発生した場合には警告を制御部16に送る。資金
移動装置15は、自動取引装置111 〜11n の初期資
金量設定のためや、在高の過不足が発生した場合などに
自動取引装置111 〜11n 間で資金を移動する。
【0021】制御部16は、自動取引装置の初期資金量
設定時や、在高監視部14から在高の過不足警告が送ら
れた場合などに、必要資金量予測部13で予測された自
動取引装置111 〜11n の時時の必要資金量と、在高
監視部14から送られた自動取引装置111 〜11n の
時時の在高などを基に資金移動装置15を制御する。こ
の場合、たとえば、資金移動装置15の動作開始時刻、
補充・回収対象機、補充・回収資金量、自動取引装置間
の移動順序などを制御する。
【0022】なお、複数の自動取引装置からの各取引情
報および環境情報を入力し、これらを用いて各自動取引
装置の予測期間の必要資金量を予測する手法は、従来
(たとえば、特開平8−137974号公報参照)と同
様である。
【0023】以下、群管理の詳細を説明する。必要資金
量予測部13の予測結果の一例を図2に示す。これは、
一例として、ある自動取引装置の予測期間の開始時であ
る8時0分から終了時の20時0分までの時時の万円券
の必要枚数をグラフ化したものである。横軸は時刻で、
この例では説明を簡単にするため1時間単位とする。も
ちろん、これは任意の時間でよい。縦軸は必要枚数であ
る。なお、予測結果としては、その他の金種も同様に予
測してあるものとする。
【0024】図2のグラフは、8時0分の時点では、1
時間で支払が750枚行なわれると予測したので、75
0枚必要であるということを示している。また、19時
0分の時点では、必要枚数は−250枚であるというこ
とを示しているが、これは1時間で預入が250枚行な
われると予測したので、250枚余るということを表し
ている。
【0025】必要資金量予測部13の予測結果の例とし
ては、図3に示すものを用いてもよい。これは、予測開
始時の万円券の在高を0枚とした在高推移である。数字
が負の場合は、支払が多いと予測した場合で、たとえ
ば、8時から10時までは支払が多いため在高が減少
し、10時の時点で500枚支払われると予測したこと
を示している。
【0026】反対に、その後、12時を過ぎた時点から
は預入が多いと予測されているため、グラフは右上がり
になり、16時の時点では8時の時点よりも250枚在
高が増えると予測したことを示している。今後は説明を
簡単にするために、図3のグラフを用いることとする。
【0027】在高監視部14は、自動取引装置111 〜
11n の時時の在高を監視し、その値を制御部16に出
力する。在高の監視結果の例を図4に示す。ここで、在
高は14時には「0」になっていることがわかる。この
ような場合、当該自動取引装置は運用を行なうことがで
きないので、在高監視部14は制御部16に対して資金
切れの警告を行なってもよい。
【0028】また、図4において、枚数「0」の破線の
上にある破線は警告枚数を表している。ここでは、一例
として100枚に設定している。警告枚数をあらかじめ
設定しておくことで、資金が完全に「0」になる前に在
高が警告枚数に達したときに、在高監視部14が制御部
16に警告を送信することにしてもよい。この場合、自
動取引装置はまだ扱いを行なうことができるので、適当
な時期に以下に説明する手法などで対処することで、自
動取引装置を停止することなく運用を行なうことが可能
となる。
【0029】図4のグラフでは、13時の時点で既に資
金切れの可能性を知ることができるので、資金切れが予
想される14時までに対処すればよいことになる。な
お、上記説明は、自動取引装置の在高が不足した場合の
ものであるが、もちろん、在高が過剰になった場合も同
様に警告を発してもよい。
【0030】資金移動装置15は、物理的な手段で自動
取引装置111 〜11n 内の資金を自動取引装置111
〜11n 間で移動するものである。これは、あるAとい
う自動取引装置からBという自動取引装置のように資金
を一対一に移動するだけではなく、自動取引装置Aから
自動取引装置B,Cなどのように一対多の資金移動や、
自動取引装置A,Bから自動取引装置Cなどのような多
対一の資金移動、自動取引装置A,Bから自動取引装置
C,Dなどのような多対多の資金移動などを行なっても
よい。
【0031】また、資金移動装置15は、各自動取引装
置111 〜11n の資金の初期値を設定する場合に、資
金移動装置15と自動取引装置111 〜11n との間で
資金の移動を行なってもよい。この場合、あらかじめ自
動取引装置111 〜11n 全体の必要資金量を資金移動
装置15に設定し、それぞれの自動取引装置111 〜1
1n への資金の初期設定は、資金移動装置15が適切に
資金を配分することでなすようにしてもよい。
【0032】制御部16は、在高監視部14が出力する
在高値や警告を基に資金移動装置15を制御する。制御
する要素としては、動作開始時刻、補充・回収対象機、
補充・回収資金量、自動取引装置間の移動順序などがあ
る。以下に制御の手法を詳細に説明する。
【0033】いま、一例として、1号機(たとえば、自
動取引装置111 )の在高の推移を図5に示す。あらか
じめ予測した在高は破線で、実際の在高は実線で表わ
す。予測に反して、在高が11時に警告枚数100枚に
達したことを示している。したがって、1号機の稼働停
止を防ぐためには、資金を補充しなければいけない。
【0034】まず、1号機の11時の時点での必要資金
量を求める。その方式の例を図6に示す。予測では、今
後12時に在高が最低量になり、11時の時点より25
0枚減少するとしているので、必要資金量は250枚と
求められる。つまり、警告時点後の予測最低在高を求
め、警告時点の在高から予測最低在高を引いたものが必
要資金量である。
【0035】次に、回収対象機を選定する。その手法の
例を図7に示す。2号機(たとえば、自動取引装置11
2 )は、11時の時点では750枚の在高があり、か
つ、今後1号機の必要資金量250枚を回収しても予測
在高は警告枚数に達することはない。したがって、2号
機が選択されることになる。すなわち、あらかじめ予測
した在高を基に今後の在高推移を予測して、最低予測在
高が最も多いものを選択する。
【0036】従来の手法では、たとえば、単純に現在の
在高の多いものから資金の回収を行なうといった手法
で、資金回収後の在高の予測を用いることはなかった。
したがって、資金回収時の在高は多いが、その後、次第
に在高が減少していく自動取引装置の場合では、最悪の
場合は回収後、資金不足が発生し、他の自動取引装置か
ら補充しなければいけない事態が発生してしまう。
【0037】本実施の形態では、あらかじめ予測した在
高推移を用いて、資金移動後の移動対象となる自動取引
装置の在高を予測することで、なるべく資金移動後の資
金移動装置15の無駄な動作をなくすることが可能にな
る。
【0038】なお、上記説明では、説明を単純化するた
めに、自動取引装置一対一の間での資金の移動を例とし
てあげたが、資金の補充回収が1台では足りない場合な
どは、複数の自動取引装置間で資金を移動してもよい。
その場合、自動取引装置の配置などを考慮して、なるべ
く資金移動装置15が無駄な動きをしないように制御し
た方がよい。
【0039】また、自動取引装置の移動開始時刻の決定
は、警告が発生した時点で即時行なってもよい。次に、
第2の実施の形態について説明する。
【0040】図8は、第2の実施の形態に係る自動取引
装置の群管理装置の構成を概略的に示すものである。第
2の実施の形態は、第1の実施の形態に対して、さら
に、自動取引装置111 〜11n の各使用状況をそれぞ
れ監視する使用状況監視手段のとしての使用状況監視部
18が追加されたものであり、その他は第1の実施の形
態と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説
明は省略する。
【0041】以下、第1の実施の形態との違いを中心に
要部の働きと動作を説明する。使用状況監視部18は、
自動取引装置111 〜11n の取引の状況を監視し、あ
る時間単位での自動取引装置111 〜11n の占有状態
を制御部16に出力する。
【0042】制御部16は、自動取引装置111 〜11
n の初期資金量の設定時や、在高監視部14からの在高
の過不足警告発生時などに、必要資金量予測部13で予
測された自動取引装置111 〜11n の時時の必要資金
量と、在高監視部14が通知する自動取引装置111 〜
11n の時時の在高、および、使用状況監視部18が通
知する自動取引装置111 〜11n の占有状態を基に資
金移動装置15を制御する。
【0043】以下、群管理の詳細を説明する。図9は、
使用状況監視部18の出力例を示したものである。横軸
は時刻で、縦軸は利用率である。この例では、横軸の時
刻に、その時刻までの1時間に自動取引装置が利用者に
よって占有された時間の割合を縦軸に利用率として示し
ている。
【0044】制御部16は、前述した第1の実施の形態
で説明したのと同様の方法で、補充・回収資金量などを
計算する。資金移動装置15の動作開始時刻および補充
回収対象機の選定は以下の例のように行なう。
【0045】いま、図4で示すように、1号機の在高が
11時に警告枚数に達したとする。制御部16は、使用
状況監視部18が出力する現在時刻11時の利用率を用
いて、なるべく利用率が低く、かつ、資金切れが起きな
い時刻を動作開始時刻として決定する。たとえば、図1
0に示すように、11時から12時までの1時間では利
用率が100%と低い場合には即時動作を開始させる
が、図11に示すように利用率が75%と高い場合に
は、利用率が低くなるまで動作を開始しない。ただし、
在高の状態をも考慮するので、緊急を要する場合はその
限りではない。
【0046】このように、制御部16は、使用状況監視
部18が出力する利用率を基に資金移動装置15の動作
開始時刻を決定するので、利用者が繁雑に自動取引装置
を利用している場合に、資金の移動を行なうことを抑制
できるため、利用者にとってサービース向上になる。
【0047】なお、この例でも、回収対象機の選定にも
同様に使用状況監視部18の出力する利用率を用いるこ
とも、もちろん可能である。次に、第3の実施の形態に
ついて説明する。
【0048】図12は、第3の実施の形態に係る自動取
引装置の群管理装置の構成を概略的に示すものである。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態に対して、さら
に、資金移動装置15の行なう資金移動に関する制約情
報を入力する移動制約入力手段としての移動制約入力部
17が追加されたものであり、その他は第1の実施の形
態と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説
明は省略する。
【0049】以下、第1の実施の形態との違いを中心に
要部の働きと動作を説明する。移動制約入力部17は、
資金移動装置15の行なう資金移動に関する制約情報を
入力し、制御部16に送るものである。入力される制約
情報の例としては、資金移動を行なってはいけない時間
を表わす資金移動禁止時間、必要ならば資金移動を行な
うことが推奨される時間を表わす資金移動推奨時間、補
充または回収を行なってはいけない自動取引装置を示す
補充禁止自動取引装置設定、回収禁止自動取引装置設定
などがある。
【0050】たとえば、資金移動禁止時間を設定するこ
とによって、資金移動装置15を動作させたくない時間
を設定できるので、自動取引装置の停止直前は補充回収
を行なわずに、利用者の処理を優先することなどができ
る。
【0051】また、資金移動推奨時間を例えば店舗外か
らの現金到着時に設定することによって、自動取引装置
への資金の分配をスムーズにすることなどもできる。ま
た、たとえば、自動取引装置の停止直前に補充禁止自動
取引装置を設定することで、自動取引装置の停止後に当
該自動取引装置を点検する場合などに便利である。
【0052】制御部16は、このように移動制約入力部
17に入力された資金移動に関する制約情報を、必要資
金量予測部13が出力する必要資金量の予測値、およ
び、在高監視部14の出力する在高と共に用いて資金移
動装置15の行なう資金移動を制御する。
【0053】このように、移動制約入力部17から資金
移動装置15の行なう資金移動に関する制約情報を入力
し、それを制御部16が用いることで、細かな運用方針
などを反映した資金移動を行なうことが可能となる。
【0054】次に、第4の実施の形態について説明す
る。なお、第4の実施の形態の装置構成は、図1に示し
た第1の実施の形態と同様であるので、図示は省略す
る。
【0055】自動取引装置の稼働開始前などには、必要
資金量予測部13の予測する必要資金量に基づいて自動
取引装置111 〜11n に在高の初期値を設定する。従
来の手法では、あらかじめ自動取引装置全体の必要資金
量を求め、それを平均や何らかの手法で各自動取引装置
に分配したり、また、各自動取引装置ごとの必要資金量
を求め、それにしたがって各自動取引装置の初期在高を
設定したりしていた。
【0056】本実施の形態では、あらかじめ予測した自
動取引装置111 〜11n の在高の推移を用いること
で、以下のように自動取引装置111 〜11n の合計の
必要資金量を減らすことを可能とする。
【0057】図13は、必要資金量予測部13が予測し
た在高の推移を予測開始時の在高を「0」として示した
ものである。ここでは、説明を簡単にするために、自動
取引装置111 〜11n は2台であるとする。
【0058】たとえば、個々の自動取引装置の必要資金
量を合計する従来の手法では、1号機(たとえば、自動
取引装置111 )の必要資金量は在高が最小になる10
時の時点の750枚であり、2号機(たとえば、自動取
引装置112 )の必要資金量は16時の250枚なの
で、合計1000枚である。
【0059】ところが、必要資金量予測部13が予測し
た在高の推移を用いると、10時の時点では2号機は5
00枚在高が増えていることが予測されるので、2号機
から1号機に資金移動装置15を用いて資金を移動させ
ることが可能である。したがって、10時の時点で必要
な資金量の合計は250枚ということが計算できる。
【0060】同様に、2号機の必要資金量を求めると、
16時の時点での250枚であるが、1号機には16時
の時点では在高が250枚増えていると予想されるの
で、1号機から2号機に資金移動装置15を用いて資金
を250枚移動させることが可能であるので、この時点
で合計の必要資金量は「0」である。
【0061】以上のことから、必要資金量の合計は25
0枚と計算することができ、従来の手法による1000
枚に比べて必要資金量の合計を著しく減少させることが
できる。
【0062】また、上記の必要資金量の在高推移予測を
用いることなどを行なうことで、自動取引装置111 〜
11n の稼働開始前にあらかじめ資金移動装置15の制
御計画を立てることができるので、細かな制御を行なう
ことができる。
【0063】ここで、説明のために図13を用いるもの
とすると、10時までには2号機から1号機に資金を移
動させる必要があることがわかる。したがって、8時の
時点では1号機に250枚の在高を設定し、2号機に0
枚の在高を設定する。その後、2号機に預入があり、あ
る程度在高が増加して、かつ、あまり利用率が多くない
時刻に徐々に1号機に資金を移動するという計画をあら
かじめ立てることができる。
【0064】また、今度は16時までには1号機から2
号機へ資金を移動させる必要があることがわかるが、こ
の場合にも、1号機の在高が増加する12時よりも、あ
る程度在高が増加して、かつ、あまり利用率が多くない
時刻に資金を移動させるという計画をあらかじめ立てる
ことができる。
【0065】このように、必要資金量の在高推移の予測
を用いて、自動取引装置の稼働開始前にあらかじめ資金
移動装置15の制御計画を立てることで、資金移動装置
15の無駄のないスムーズな制御を行なうことができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、あ
らかじめ予測期間の必要資金量を予測し、それを基に自
動取引装置の在高の初期値の設定を行なうことができる
ようになる。
【0067】また、本発明によれば、自動取引装置の稼
働開始前に資金移動手段の制御計画を作成したり、予測
した今後の必要資金量を考慮に入れて資金を移動するの
で、資金移動手段の稼働状態を少なくすることができ
る。
【0068】また、本発明によれば、資金移動手段の動
作の制約を与えることや、自動取引装置の使用状況を監
視することで、運用方針などを反映した細かな制御を行
なうことができるようになる。
【0069】さらに、本発明によれば、各自動取引装置
の在高を予測するので、自動取引装置の在高合計を基に
して合計必要資金量を少なく押えることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る自動取引装置の群管理
装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】必要資金量予測部が出力する予測必要資金量の
推移の一例を示す図。
【図3】必要資金量予測部が出力する予測在高の推移の
一例を示す図。
【図4】在高監視部が出力する在高推移の一例を示す
図。
【図5】予測在高推移に反して実在高の減少が激しい場
合の一例を示す図。
【図6】制御部が算出する移動資金量の一例を説明する
図。
【図7】制御部が選出する補充・回収対象機の選出方法
を説明する図。
【図8】第2の実施の形態に係る自動取引装置の群管理
装置の概略構成を示すブロック図。
【図9】使用状況監視部が出力する使用状況の一例を示
す図。
【図10】使用状況監視部が出力する使用状況のうち現
時点で利用率が低い場合の一例を示す図。
【図11】使用状況監視部が出力する使用状況のうち現
時点で利用率が高い場合の一例を示す図。
【図12】第3の実施の形態に係る自動取引装置の群管
理装置の概略構成を示すブロック図。
【図13】第4の実施の形態において必要資金量予測部
を用いた自動取引装置の合計必要資金量の算出例を説明
する図。
【符号の説明】 11……自動取引装置群、111 〜11n ……自動取引
装置、12……ATMデータ入力部(入力手段)、13
……必要資金量予測部(必要資金量予測手段)、14…
…在高監視部(在高監視手段)、15……資金移動装置
(資金移動手段)、16……制御部(制御手段)、17
……移動制約入力部(移動制約入力手段)、18……使
用状況監視部(使用状況監視手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自動取引装置からの取引情報の時
    系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
    報を入力し、 これら入力した時系列データおよび環境情報を用いて予
    測期間の必要資金量を予測するとともに、 前記複数の自動取引装置の在高をそれぞれ監視し、 これら必要資金量の予測結果および在高の監視結果に基
    づき前記複数の自動取引装置の間で資金を移動させる、 ことを特徴とする自動取引装置の群管理方法。
  2. 【請求項2】 複数の自動取引装置からの取引情報の時
    系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
    報を入力し、 これら入力した時系列データおよび環境情報を用いて予
    測期間の必要資金量を予測するとともに、 前記複数の自動取引装置の在高および使用状況をそれぞ
    れ監視し、 これら必要資金量の予測結果および在高、使用状況の各
    監視結果に基づき前記複数の自動取引装置の間で資金を
    移動させる、 ことを特徴とする自動取引装置の群管理方法。
  3. 【請求項3】 複数の自動取引装置からの取引情報の時
    系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
    報を入力し、 これら入力した時系列データおよび環境情報を用いて予
    測期間の必要資金量を予測するとともに、 前記複数の自動取引装置の在高をそれぞれ監視し、 前記複数の自動取引装置の間での資金移動に関する制約
    情報を入力し、 これら必要資金量の予測結果、在高の監視結果および前
    記入力した制約情報に基づき前記複数の自動取引装置の
    間で資金を移動させる、 ことを特徴とする自動取引装置の群管理方法。
  4. 【請求項4】 複数の自動取引装置からの取引情報の時
    系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
    報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された時系列データおよび環境情報
    を用いて予測期間の必要資金量を予測する必要資金量予
    測手段と、 前記複数の自動取引装置の在高をそれぞれ監視する在高
    監視手段と、 前記複数の自動取引装置の間で資金を移動させる資金移
    動手段と、 前記必要資金量予測手段の予測結果および前記在高監視
    手段の監視結果に基づき前記資金移動手段を制御する制
    御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の群管理装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の自動取引装置からの取引情報の時
    系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
    報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された時系列データおよび環境情報
    を用いて予測期間の必要資金量を予測する必要資金量予
    測手段と、 前記複数の自動取引装置の在高をそれぞれ監視する在高
    監視手段と、 前記複数の自動取引装置の使用状況をそれぞれ監視する
    使用状況監視手段と、 前記複数の自動取引装置の間で資金を移動させる資金移
    動手段と、 前記必要資金量予測手段の予測結果、前記在高監視手段
    の監視結果および前記使用状況監視手段の監視結果に基
    づき前記資金移動手段を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の群管理装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の自動取引装置からの取引情報の時
    系列データおよび取引発生時の日付、曜日などの環境情
    報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された時系列データおよび環境情報
    を用いて予測期間の必要資金量を予測する必要資金量予
    測手段と、 前記複数の自動取引装置の在高をそれぞれ監視する在高
    監視手段と、 前記複数の自動取引装置の間で資金を移動させる資金移
    動手段と、 この移動手段での資金移動に関する制約情報を入力する
    移動制約入力手段と、 前記必要資金量予測手段の予測結果、前記在高監視手段
    の監視結果および前記移動制約入力手段で入力された制
    約情報に基づき前記資金移動手段を制御する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置の群管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記必要資金量予測手段は、前記複数の
    自動取引装置の資金量の初期値を自動取引装置の在高の
    時間推移の予測に基づいて求め、前記制御手段は、前記
    複数の自動取引装置の資金量の初期値設定時にこの求め
    た予測値に基づいた値に設定するよう制御することを特
    徴とする請求項4記載の自動取引装置の群管理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記資金移動手段の稼
    働開始前に制御計画を作成することを特徴とする請求項
    4,5,6のいずれか1つに記載の自動取引装置の群管
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記在高監視手段の警
    告発生時に、前記必要資金量予測手段における前記自動
    取引装置の在高の時間推移の予測に基づいて前記資金移
    動手段を制御することを特徴とする請求項4,5,6の
    いずれか1つに記載の自動取引装置の群管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004086908A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Mars Inc 通貨受容装置
JP2011113432A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Takumi Giken:Kk 現金補充計画支援システムおよび現金補充計画支援方法
JP2013205894A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Oki Electric Ind Co Ltd 異常検出装置、プログラムおよび異常検出方法

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