JPH11102017A - マイクロフィルム検索装置 - Google Patents

マイクロフィルム検索装置

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JPH11102017A
JPH11102017A JP27663197A JP27663197A JPH11102017A JP H11102017 A JPH11102017 A JP H11102017A JP 27663197 A JP27663197 A JP 27663197A JP 27663197 A JP27663197 A JP 27663197A JP H11102017 A JPH11102017 A JP H11102017A
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JP
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microfilm
optical
output
light
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Application number
JP27663197A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Fujita
達也 藤田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数組の光ファイバ端面をフィルムを挟んで
対向配置し、その一方の光ファイバからフィルムに導か
れた光を他方の光ファイバで受光し、この受光量を検出
する光センサの出力変化からコマの有無を判定するマイ
クロフィルム検索装置において、数の光センサの出力レ
ベルを容易に適正レベルに設定できるようにする。 【解決手段】 各組の光センサの出力レベルを別々に調
整するレベル調整器と、各組の光ファイバの端面間にマ
イクロフィルムが無い状態またはマイクロフィルム濃度
が一定の状態でこのレベル調整器で調整された出力レベ
ルが所定の設定レベル範囲内に入っているか否かを判定
するレベル判定部と、このレベル判定部の判定結果を表
示する表示器とを備える。レベル判定部は目標とする設
定レベル範囲を判定するウィンドコンバレータで形成で
きる。レベル判定部および表示器は光ファイバの各組毎
に別々に設けておけば、各組の表示器を同時に確認でき
て都合がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロフィルムを
挟んで対向配置された光ファイバ間をマイクロフィルム
のコマが遮光することからコマの有無を判定するマイク
ロフィルム検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムを挟んで発光素子と受
光素子とを対向させ、受光素子の受光量の変化から検索
用マーク(ブリップ)の有無を判定するものがある。こ
の場合発光素子と受光素子とで、フィルムに写し込まれ
たコマの有無を判定することも可能である。
【0003】
【従来技術の問題点】このようにコマの有無を検出する
場合には、シンプレックス、デュオ、デュープレックス
などの撮影方式によってコマの配置が異なるため、これ
らの方式に対応した位置に発光素子および受光素子を配
置しなければならない。
【0004】特にこれら全ての方式に対応してコマ検出
ができるようにするためには、発光・受光素子は複数組
設けておかねばならない。しかしロールマイクロフィル
ムの幅は通常16mmで非常に狭いから、この幅内に複
数組の発光・受光素子を配設することは非常に困難また
は不可能である。
【0005】そこで光ファイバの端面をフィルムを挟ん
で対向配置し、その一方からフィルムに導かれた光を反
対側の光ファイバで受光し、この受光量の変化からコマ
の有無を判定することが考えられる。光ファイバは非常
に細いから、狭いフィルムの幅内に多数組の光ファイバ
をフィルムの幅方向に接近させて配置することが可能に
なるからである。
【0006】しかしこの場合には、各組の一方の光ファ
イバにフィルムから離れた光源の光が導かれ、また他方
の光ファイバがフィルムから離れた光センサに接続され
ることになる。このため各組の光ファイバに光源から入
射する光量が不均一になったり、各組の光ファイバに汚
れやゴミの付着などが避けられず、各組の光センサが検
出する光量が不揃いになる。このため各組の光センサの
出力レベルが不揃いになり誤動作の原因になるという問
題があった。
【0007】
【発明の目的】この発明はこのような事情に鑑みなされ
たものであり、多数組の光ファイバ端面をフィルムを挟
んで対向配置し、その一方の光ファイバからフィルムに
導かれた光を他方の光ファイバで受光し、この受光量を
検出する光センサの出力変化からコマの有無を判定する
場合に、多数の光センサの出力レベルを容易に適正レベ
ルに設定できるようにしたマイクロフィルム検索装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【発明の構成】この発明によればこの目的は、マイクロ
フィルムを挟んで複数組の光ファイバの端面を対向配置
し、各組の一方の光ファイバからマイクロフィルムに導
かれた光を各組の他方の光ファイバで受光し、この受光
量を検出する光センサの出力変化からコマの有無を判定
するマイクロフィルム検索装置であって、前記各組の光
センサの出力レベルを別々に調整するレベル調整器と、
各組の光ファイバの端面間に前記マイクロフィルムが無
い状態またはマイクロフィルム濃度が一定の状態でこの
レベル調整器で調整された出力レベルが所定の設定レベ
ル範囲内に入っているか否かを判定するレベル判定部
と、このレベル判定部の判定結果を表示する表示器とを
備えることを特徴とするマイクロフィルム検索装置によ
り達成される。
【0009】ここに全ての組の一方の光ファイバには、
共通1個の光源から光を導くことができ、例えばコマの
画像をスクリーンや画像読取装置に投影するための画像
投影用光源の一部の光を利用することができる。
【0010】レベル判定部は目標とする設定レベル範囲
を判定するウィンドコンバレータで形成できる。レベル
判定部および表示器は光ファイバの各組毎に別々に設け
ておけば、各組の表示器を同時に確認できて都合がよい
が、各組の光センサの出力レベルを切換スイッチによっ
て切り換えてレベル判定部に入力し表示器に表示するよ
うにしてもよい。この場合はレベル判定部および表示器
の数を減らすことができる。
【0011】
【作用】光源を点灯とし、各組の光ファイバに光を導
き、フィルムを抜いた状態または一定濃度のフィルムを
入れたで各光センサの出力レベルをレベル判定部で判定
する。この時例えば出力の設定レベルを2ボルトにする
場合には、レベル判定部では例えば1.9〜2.1ボル
トの範囲内なら適正レベルであるとしてこのことを示す
OK信号を出力し、この結果表示器がオンとなる。表示
器としてLEDを用いる時は、LEDを点灯させる。
【0012】光センサの出力レベルが前記の範囲外の時
には、レベル判定部は不適正なレベルであるとしてOK
信号を出力しない。このため表示器はオフのままであ
り、LEDを用いた場合は点灯しない。この時にはオペ
レータはレベル調整器を手動操作して光センサの出力レ
ベルを調整する。そしてこの出力レベルが前記の適正レ
ベルに入るとレベル判定部はOK信号を出し表示器がオ
ンとなるから、オペレータはこの表示器がオンになるよ
うに(LEDが点灯するように)レベル調整器を手動調
整すればよい。
【0013】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様の使用状態を示
す図、図2はここに用いるスキャナの内部を透視した斜
視図、図3はその要部の配置を示す側面図、図4はライ
ンセンサ駆動部を示す斜視図、図5は本発明の概要を示
す図、図6はレベル判定部を示す図、図7は光ファイバ
の配置を説明する図である。
【0014】図1において符号10はコンピュータ本体
であり、CPUなどを内蔵する。12はCRTや液晶板
などの表示手段、14はキーボードであり、これらは机
16に載せられている。18はこの机16の下に収納さ
れたスキャナであり、本発明のマイクロフィルム検索装
置を内蔵する。20は机16の横に置かれたプリンタで
ある。
【0015】スキャナ18はその前面上部にカートリッ
ジ挿入口22を持ち、ここに挿入されたカートリッジ2
4(図2、3参照)に入っている16mm幅のマイクロ
ロールフィルム26の画像を低密度で読取る。読取った
画像はコンピュータ本体10内のCPUなどにより所定
の画像処理を施された後、表示手段12に表示される。
【0016】この画像読取りは後記ラインセンサ96を
静止させ、フィルム26だけを走行させながら行われ、
その間にCRTの表示手段12は読取った画像をフィル
ム26の走行に同期させて連続的に変化させながら表示
する。従って表示手段12の表示はフィルム26の走行
に同期して移動することになり、スクリーンに画像を投
影するものとほぼ同様な画像を表示手段12に表示させ
ることができる。
【0017】手動検索の時には、オペレータは表示手段
12の画像を見て、プリント出力が必要な画像に対し出
力を指示する。この出力指示に基づいてスキャナ18そ
のコマの位置を正しい位置にしてその画像全体を高密度
画質により読取る。この高密度画像はプリンタ20にプ
リント出力されたり、ハードディスクなどにメモリされ
たり、外部記憶装置へ転送される。
【0018】また自動検索の時には、目標コマのアドレ
スをキーボード14から入力する。。この自動検索では
後記するようにコマを検出し、コマの数をカウントする
ことにより目標コマを検索する。コマを検出するのに代
えて、公知のブリップ(検索用マーク)を検出してもよ
い。
【0019】次にスキャナ18の構成を説明する。スキ
ャナ18は縦長の筐体28を持ち、この筐体28内の前
部上方に供給側リール駆動部30が、前部下方に巻取り
側リール駆動部32が配設されている。供給側リール駆
動部30は、カートリッジ挿入口22にカートリッジ2
4が挿入されると、カートリッジ24を自動的に移動さ
せて回転軸にリール24Aを係合させる。またフィルム
26の先頭を引き出して下方へ送り、巻取り側リール駆
動部32の巻取りリール32Aに導く。
【0020】ここにフィルム26は、図2、3に示すよ
うに、各リール駆動部30、32の間隙の後側すなわち
筐体28の前からみて奥側を通る。図3で34、34、
36、36はフィルム26のガイドローラである。従っ
てこの間隙と筐体28の正面パネル28Aとの間に空間
38が形成され、ここに後記する光源部52が収容され
る。
【0021】巻取り側リール駆動部32は、図3に示す
ようにリール32Aに接触して走行するドライブベルト
40を持つ。このドライブベルト40はガイドローラ4
2、44、駆動ローラ46、エンコーダ48、テンショ
ンローラ50に巻掛けられ、駆動ローラ46によりフィ
ルム巻取り方向(矢印方向)に走行駆動される。
【0022】52は、前記両リール駆動部30、32の
間の空間38に収容される光源部であり、ランプ54、
反射鏡56、コンデンサーレンズ58や適宜のフィルタ
ー等を有する。図2で60は電源回路部、62はモータ
などの電力制御回路部である。
【0023】次にラインセンサ駆動部64を説明する。
ラインセンサ駆動部64は投影レンズ66と一体化され
ている。すなわち図3、4に示すように、ラインセンサ
駆動部64のフレーム(回転フレーム)68には、投影
レンズ66を保持する筒部70が一体形成されている。
この筒部70に保持される投影レンズ66は固定焦点で
約2倍の倍率を持つ。筒部70は、筐体28に固定され
たフレーム(固定フレーム)72に回動自在に保持さ
れ、読取る画像の傾きを修正できるようにしている。こ
こに筒部70はフィルム26に垂直な光軸74を中心と
して回転する。
【0024】回転フレーム68の筒部70と、固定フレ
ーム72に取付けられたサーボモータ76のプーリ76
Aとには、ベルト78が巻掛けられている。そしてモー
タ76の回転により回転フレーム68は光軸74を中心
にして回動可能である。
【0025】回転フレーム68には、図4に示すように
筒部70と反対の面に可動台80が取付られている。す
なわちこの可動台80は一対のガイドロッド82、82
に摺動自在に保持され、筒部70の開口付近を光軸74
に直交する方向へ往復動可能である。
【0026】回転フレーム68には可動台80の往復方
向と平行に、プーリ84、84に巻き掛けたベルト86
が設けられ、このベルト86に可動台80の一側が固定
されている。また一方のプーリ84にはサーボモータ8
8の回転がベルト90を介して伝えられる。この結果サ
ーボモータ88を正逆転させることによって、可動台8
0を光軸74に直交する平面上で往復動させることがで
きる。
【0027】可動台80には、ガイドロッド82、82
に直交する方向、すなわち可動台80の往復方向に直交
する方向に、長窓92が形成されている。この長窓92
はその長さ方向の中心が光軸74上に位置する。この可
動台80の後面すなわち筒部70と反対側の面には、プ
リント配線基板94が光軸74に直交するように固定さ
れている。
【0028】この基板94には長窓92に臨むCCDラ
インセンサ96が固定されている(図3)。なおこの基
板94には、このラインセンサ96の出力を増幅するプ
リアンプなども搭載されている。CCDラインセンサ9
6の受光面は、投影レンズ66の投影画像の結像面に一
致させるのは勿論である。
【0029】次にコマを検出する装置を説明する。マイ
クロフィルム26の画像読取り位置すなわち光軸74の
位置よりも上流側(供給リール24A側)には、フィル
ム26を幅方向に横断しかつフィルム26の両面に僅か
な間隙を持って対向する一対の光ファイバ保持ブロック
100,102が配設されている。これらのブロック1
00,102には図5に示すようにフィルム幅方向に並
べた9本づつの光ファイバ104,106が貫挿されて
いる。
【0030】これら光ファイバ104,106はフィル
ム26に対して垂直に保持され、これらの端面はフィル
ム26を挟んで対向している。すなわち9本の光ファイ
バ104の端面は、それぞれ9本の光ファイバ106の
端面に対向する。この結果端面がフィルム26を挟んで
互いに対向する組合せが9組できることになる。
【0031】ブロック100に保持された9本の光ファ
イバ104は束ねられて光源部52のランプ54の近傍
へ導かれている。このためランプ54から9本の光ファ
イバ104に光が入射し、この光がフィルム26の一方
の面(ブロック100側の面)に導かれる。
【0032】ブロック102に保持された9本の光ファ
イバ106には、それぞれに対向する9本の光ファイバ
104が射出する光がフィルム26を経て入射する。9
本の光ファイバ106はブロック102からレベル調整
基板108に導かれる。レベル調整基板108には、図
5に示すように、各光ファイバ106の各端面にそれぞ
れ対向して各光ファイバ106に導かれた光量を検出す
る9個の光センサ110と、それぞれの光センサ110
の出力レベルをそれぞれ別々に調整する手動可変抵抗器
からなる9個のレベル調整器112と、このレベル調整
器112でレベル調整された出力電圧Vsが所定の設定
レベル範囲内に入っているか否かを判定する9個のレベ
ル判定部114と、レベル判定器がOK信号を出力した
時に点灯する表示器としての9個のLED116とを有
する。ここにOK信号は、光センサ110の出力レベル
Vsが設定レベル範囲(例えば1.9〜2.1ボルト)
内に入った時に出す信号であり、出力レベルが適正であ
ることを示す。
【0033】9個のレベル判定部114はいずれも図6
に示すように構成されている。すなわち5Vの電源電圧
を分圧抵抗118A〜Eで分圧し、定電圧回路120
A、120Bでそれぞれ上限の電圧である2.1ボルト
と下限電圧である1.9ボルトを作る。これらの上限お
よび下限電圧は、それぞれコンパレータ122A、12
2Bの逆相入力端および否逆相入力端に入力される。コ
ンパレータ122A、122Bの否逆相入力端および逆
相入力端には、共にレベル調整器112で調整した光セ
ンサ110の出力Vsが入力される。両コンパレータ1
22A、122Bの出力はNAND回路124に入力さ
れる。
【0034】従ってレベル調整器112の出力Vsが
1.9〜2.1ボルトの範囲内に入っていればコンパレ
ータ122A、122Bの出力は共にLレベル”0”と
なり、NAND回路124はHレベル”1”のOK信号
を出力する。また出力Vsが1.9〜2.1ボルトの範
囲外なら、コンパレータ112A、112Bの一方の出
力がLレベル”0”、他方の出力がHレベル”1”にな
り、NAND回路124の出力はLレベル”0”にな
り、OK信号は消える。
【0035】LED110はこのNAND回路124の
出力端に接続され、OK信号がHレベル”1”の時に点
灯し、Lレベル”0”の時に消える。これら9個のLE
D110はレベル調整箱108に外から見視可能に取付
けられている。従ってオペレータは、フィルム26を通
さない状態でこれらのLED110が全て点灯するよう
に各LED110のレベル調整器112を手動で調整す
れば、全てのLED110の出力レベルVsは適正範囲
(1.9〜2.1ボルト)に入ることになり、調整が容
易である。
【0036】一方、9個のNAND回路124の出力は
コントローラ126に入力される。コントローラ126
では、各光ファイバ104,106が検出する位置での
LED110の出力レベルの変化から、シンプレックス
やデュープレックスやデュオなどの撮影方式に従ってコ
マの有無を判定する。図7で(A)はシンプレックス方
式の場合であり、この時は全てのLED110がコマを
検出するから、全てのLED110の出力を監視してコ
マの有無を判定する。
【0037】図7の(B)はデュープレックス方式の場
合であり、原稿の表と裏を上下のチャネルに同時撮影し
ているから、両チャネルの間にコマを検出しないLED
110Aが存在する。従ってこれらのLED110Aを
除いて上・下チャネルのLED110B、110Cの出
力を用いて各チャネルのコマを検出する。図7の(C)
はデュオ方式の場合であり、中央のLED110Dがコ
マを検出しないから、その上と下のグループのLED1
10E、110Fで各チャネルのコマを検出する。
【0038】以上説明した実施態様では画像撮影用の光
源部52を用いて各光ファイバ104に光を導いている
ので、光源を簡素化できる利点がある。しかしこの発明
は他の1つの光源を用いたり、複数の光源を用いて各光
ファイバ104に光を導いても良い。またレベル判定部
114やLED116は、各光センサ110ごとに別々
に設けているので調整し易いという利点があるが、1つ
のレベル判定部と1つのLEDを用い、各光センサ11
0の出力Vsを切換スイッチにより順番に選択して入力
するようにしてもよい。この場合にはレベル判定部とL
EDが1つですみ、構成が簡単になる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、複数組
の光ファイバ端面間にフィルムを通すことによりコマの
有無を判定する場合に、複数の光センサの出力レベルを
レベル調整器で調整した後にレベル判定部で適正レベル
範囲に入っているか否かを判定し、この範囲に入れば表
示器にその旨を表示するにようにしたものであるから、
オペレータは表示器の表示を見ながらレベル調整器を調
整することによりそのレベルを容易に適正に設定するこ
とができる。
【0040】ここに光ファイバに導く光を共通1個の光
源から供給すれば、光源を各光ファイバごとに別々に設
ける場合に比べて構成を簡単にできる(請求項2)。こ
の共通1個の光源としては、画像投影用の光源を利用す
れば、構成は一層簡単になる(請求項3)。レベル判定
部はウインドコンパレータで形成することができる(請
求項4)。
【0041】レベル判定部および表示器は各光センサご
とに別々に設ければ調整が行い易くなるが(請求項
5)、これらに切換スイッチを介して複数の光センサの
出力を選択的に導くようにすれば、レベル判定部および
表示器の数が少なくなり、構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様の使用状態を示す図
【図2】ここに用いるスキャナの内部を透視した斜視図
【図3】その要部の配置を示す側面図
【図4】ラインセンサ駆動部を示す斜視図
【図5】本発明の概要を示す図
【図6】レベル判定部を示す図
【図7】光ファイバの配置を説明する図
【符号の説明】
26 マイクロフィルム 52 光源部 54 ランプ 104、106 光ファイバ 108 レベル調整基板 110 光センサ 112 レベル調整器 114 レベル判定部 116 表示器としてのLED

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフィルムを挟んで複数組の光フ
    ァイバの端面を対向配置し、各組の一方の光ファイバか
    らマイクロフィルムに導かれた光を各組の他方の光ファ
    イバで受光し、この受光量を検出する光センサの出力変
    化からコマの有無を判定するマイクロフィルム検索装置
    であって、 前記各組の光センサの出力レベルを別々に調整するレベ
    ル調整器と、各組の光ファイバの端面間に前記マイクロ
    フィルムが無い状態またはマイクロフィルム濃度が一定
    の状態でこのレベル調整器で調整された出力レベルが所
    定の設定レベル範囲内に入っているか否かを判定するレ
    ベル判定部と、このレベル判定部の判定結果を表示する
    表示器とを備えることを特徴とするマイクロフィルム検
    索装置。
  2. 【請求項2】 各組の一方の光ファイバには、共通1個
    の光源から光が導かれる請求項1のマイクロフィルム検
    索装置。
  3. 【請求項3】 共通1個の光源は、マイクロフィルムの
    画像投影用光源である請求項2のマイクロフィルム検索
    装置。
  4. 【請求項4】 レベル判定部はウィンドコンパレータで
    形成される請求項1のマイクロフィルム検索装置。
  5. 【請求項5】 レベル判定部および表示器は光ファイバ
    の各組毎に別々に設けられている請求項1のマイクロフ
    ィルム検索装置。
  6. 【請求項6】 レベル判定部および表示器には、各光セ
    ンサの出力レベルが切換スイッチにより選択的に入力可
    能である請求項1のマイクロフィルム検索装置。
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