JPH11101291A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents
減衰力調整式油圧緩衝器Info
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- JPH11101291A JPH11101291A JP28312997A JP28312997A JPH11101291A JP H11101291 A JPH11101291 A JP H11101291A JP 28312997 A JP28312997 A JP 28312997A JP 28312997 A JP28312997 A JP 28312997A JP H11101291 A JPH11101291 A JP H11101291A
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Abstract
性の調整範囲を広げ、伸縮側で大小異なる減衰力特性を
選択可能とし、かつ、小型化を図る。 【解決手段】 シリンダ2にピストン3を嵌装し、リザ
ーバ6を接続する。シリンダ上室2aとリザーバ6とを主
通路11で連通させて主減衰弁14を設ける。シリンダ上下
室2a,2b間を第1副通路12で連通させる。シリンダ下室
2bとリザーバ6とを第2副通路13で連通させる。第1、
第2副通路12,13に減衰力調整弁16を設ける。減衰力調
整弁16によって、第1、第2副通路12,13の通路面積を
一方が小のとき他方が大で一方が大のとき他方が小とな
るように調整し、伸び側と縮み側とで大小異なる減衰力
特性を得る。第1、第2副通路12,13の通路面積に応じ
て主減衰弁14のパイロット圧が変化してその開弁圧力が
変化するので、減衰力特性の調整範囲を広げることがで
きる。伸縮側で主減衰弁14を共用して小型化を図る。
Description
懸架装置に装着される減衰力調整式油圧緩衝器に関する
ものである。
油圧緩衝器には、路面状況、走行状況等に応じて乗り心
地や操縦安定性を向上させるために減衰力を適宜調整で
きるようにした減衰力調整式油圧緩衝器がある。
を封入したシリンダ内にピストンロッドを連結したピス
トンを摺動可能に嵌装してシリンダ内を2室に画成し、
ピストン部にシリンダ内の2室を連通させる主油液通路
およびバイパス通路を設け、主油液通路にはオリフィス
およびディスクバルブからなる減衰力発生機構を設け、
バイパス通路にはその通路面積を調整する減衰力調整弁
を設けた構成となっている。
路を開いてシリンダ内の2室間の油液の流通抵抗を小さ
くすることにより減衰力を小さくし、また、バイパス通
路を閉じて2室間の流通抵抗を大きくすることにより減
衰力を大きくする。このように、減衰力調整弁の開閉に
より減衰力特性を適宜調整することができる。
の通路面積によって減衰力を調整するものでは、ピスト
ン速度の低速域においては、減衰力は油液通路のオリフ
ィスの絞りに依存するので減衰力特性を大きく変化させ
ることができるが、ピストン速度の中高速域において
は、減衰力が主油液通路の減衰力発生機構(ディスクバ
ルブ等)の開度に依存するため、減衰力特性を大きく変
化させることができない。
号公報に記載されているように、伸び縮み側共通の主油
液通路の減衰力発生機構であるディスクバルブの背部に
圧力室(パイロット室)を形成し、この圧力室を固定オ
リフィスを介してディスクバルブの上流側のシリンダ室
に連通させ、また、可変オリフィスを介してディスクバ
ルブの下流側のシリンダ室に連通させるようにしたもの
が知られている。
変オリフィスを開閉することにより、シリンダ内の2室
間の連通路面積を調整するとともに、可変オリフィスで
生じる圧力損失によって圧力室の圧力を変化させてディ
スクバルブの開弁初期圧力を変化させることができる。
このようにして、オリフィス特性(減衰力がピストン速
度の2乗にほぼ比例する)およびバルブ特性(減衰力が
ピストン速度にほぼ比例する)を調整することができ、
減衰力特性の調整範囲を広くすることができる。
よびアクチュエータを用いて、路面状況、走行状況等に
応じて減衰力調整式油圧緩衝器の減衰力をリアルタイム
で自動制御することにより、乗り心地および操縦安定性
を向上させるようにしたサスペンション制御装置があ
る。この種のサスペンション装置では、伸び側と縮み側
とで大小異なる減衰力特性の組合せ(例えば、伸び側ハ
ード/縮み側ソフト、または、伸び側ソフト/縮み側ハ
ードの組合せ)を同時に選択可能な減衰力調整式油圧緩
衝器を用いることによって、減衰力特性の切り換え頻度
を少なくして、制御装置およびアクチュエータの負担を
軽減できることが知られている。
の背部に圧力室を設けたものでは、伸び縮み共通の油液
通路の減衰力発生機構を用いて減衰力を発生させている
ため、伸び側と縮み側とで大小異なる減衰力特性の組み
合わせとすることができないので、上記のようなサスペ
ンション制御装置に適用する場合には、制御装置および
アクチュエータの負担軽減の観点からは充分なものでは
なかった。
であり、減衰力特性の調整範囲が広く、かつ、伸び側と
縮み側とで大小異なる種類の減衰力特性を選択すること
ができる減衰力調整式油圧緩衝器を提供することを目的
とする。
めに、本発明の減衰力調整式油圧緩衝器は、油液が封入
されたシリンダと、油液およびガスが封入されたリザー
バと、前記シリンダ内に摺動可能に嵌装されてシリンダ
内を第1室と第2室とに画成するピストンと、一端が該
ピストンに連結され他端が前記第1室を通ってシリンダ
の外部へ延出されたピストンロッドと、前記第1、第2
室間を連通させる第1連通路と、該第1連通路の前記第
2室側から第1室側への油液の流通のみを許容する第1
逆止弁と、前記第2室と前記リザーバとを連通させる第
2連通路と、該第2連通路に設けられ前記リザーバ側か
ら第2室側への油液の流通のみを許容する第2逆止弁
と、前記第1室と前記リザーバとを連通させる主通路
と、該主通路に設けられたパイロット型主減衰弁と、前
記第1室と前記第2室とを連通させる第1副通路と、前
記第2室と前記リザーバとを連通させる第2副通路と、
前記第1副通路および第2副通路の上流部に設けられた
固定オリフィスと、前記第1副通路および第2副通路の
下流部の流路面積を調整する減衰力調整弁とを備え、前
記パイロット型主減衰弁は、前記第1副通路の前記固定
オリフィスと前記減衰力調整弁との間の圧力をパイロッ
ト圧力として開弁圧力を調整し、また、前記減衰力調整
弁は、前記第1副通路および前記第2副通路の流路面積
を一方を小としたとき他方を大とし、かつ、一方を大と
したとき他方を小とするように調整することを特徴とす
る。
ロッドの伸び行程時には、第1逆止弁が閉じて第1室の
油液が加圧されて、ピストン速度の低速域では主に第1
副通路を通って第2室へ流れ、ピストン速度の高速域で
は主減衰弁が開いて主に主油液通路を通ってリザーバへ
流れ、このとき、ピストンロッドがシリンダから退出し
た分の油液が第2逆止弁を開いてリザーバから第2室へ
流れる。また、ピストンロッドの縮み行程時には、第1
逆止弁が開き、第2逆止弁が閉じて、ピストンロッドが
シリンダ内に侵入した分の油液が加圧されて、ピストン
速度の低速域では、主に第2室から第2副通路を通って
リザーバへ流れ、ピストン速度の高速域では主減衰弁が
開いて第1室から主油液通路を通ってリザーバへ流れ
る。したがって、第1可変オリフィスの流路面積に応じ
て伸び側のオリフィス特性を調整することができ、これ
によって、パイロット圧力を調整して同時にバルブ特性
を調整することができ、また、第2可変オリフィスの流
路面積に応じて縮み側の減衰力を調整することができ、
このとき、伸び側と縮み側とで大小異なる種類の減衰力
特性を選択することができる。
基づいて詳細に説明する。
緩衝器の油圧回路について図1を参照して説明する。図
1に示すようにように減衰力調整式油圧緩衝器1は、油
液が封入されたシリンダ2内にピストン3が摺動可能に
嵌装されており、このピストン3によってシリンダ2内
がシリンダ上室2a(第1室)とシリンダ下室2b(第2
室)の2室に画成されている。ピストン3には、ピスト
ンロッド4の一端が連結されており、ピストンロッド4
は、シリンダ上室2aを通ってその他端側がシリンダ2の
外部へ延出されている。シリンダ下室2bには、シリンダ
2の底部に設けられたベースバルブ5を介して、油液お
よびガスが封入されたリザーバ6が接続されている。
を連通させる油路7(第1連通路)およびこの油路7の
シリンダ下室2b側からシリンダ上室2a側への油液の流通
のみを許容する逆止弁8(第1逆止弁)が設けられてい
る。また、ベースバルブ5には、シリンダ下室2bとリザ
ーバ6とを連通させる油路9(第2連通路)およびこの
油路9のリザーバ6側からシリンダ下室2b側への油液の
流通のみを許容する逆止弁10(第2逆止弁)が設けられ
ている。
ザーバ6とを連通させる主通路11と、シリンダ上室2aと
シリンダ下室2bとを連通させる第1副通路12と、シリン
ダ下室2bとリザーバ6とを連通させる第2副通路13とが
設けられている。主通路11には主減衰弁14が設けられて
いる。第1副通路12の上流部には第1固定オリフィス15
が設けられている。第1副通路12の下流部および第2副
通路13にはこれらの流路面積を調整する流量制御弁であ
る減衰力調整弁16が設けられている。また、主通路11お
よび第1副通路12をシリンダ上室2aに連通させる共通の
油路17には、オリフィス18a および圧力制御弁18b から
なる副減衰弁18が設けられている。また、第1副通路12
および第2副通路13をシリンダ下室2bに連通させる共通
の油路19には、第2固定オリフィス20が設けられてい
る。
あり、主通路11のシリンダ上室2a側の圧力を受けて開弁
して、その開度に応じた減衰力を発生させ、パイロット
通路21によって第1副通路12の上流部の固定オリフィス
15と下流部の減衰力調整弁16との間の圧力をパイロット
圧力として導入して、パイロット圧力の上昇にともなっ
て開弁圧力が高くなるようになっている。
であり、ソレノイドへの通電電流に応じてスプール等の
弁体を移動させて、第1副通路12の下流部に設けられた
第1ポートa1,b1間の流路面積および第2副通路13に設
けられた第2ポートa2,b2間の流路面積を調整し、これ
ら第1ポートa1,b1間および第2ポートa2,b2間の流路
面積を一方が小のとき他方が大となり、一方が大のとき
他方が小となるように調整するものである。
レノイドへの通電電流Iが最小値のとき、第1ポート
a1,b1間の流路面積が小で第2ポートa2,b2間の流路面
積が大となり(図1の位置(C) 参照)、電流Iが所定の
中間値のとき、第1ポートa1,b1間および第2ポート
a2,b2間の流路面積が共に小となり(図1の位置(A) 参
照)、電流Iが最大値のとき、第1ポートa1,b1間の流
路面積が大で第2ポートa2,b2間の流路面積が小となる
(図1の位置(B) 参照)ように連続的に変化するように
なっている。
バルブ等の圧力制御弁18b とを並列に配置したものであ
り、圧力制御弁18b の開弁圧力が主減衰弁14の開弁圧力
より小さく設定されており、ピストン速度の低速域の減
衰力を適正化するためのものである。また、油路19の第
2固定オリフィス20は、後述するピストンロッド4の縮
み行程時に、シリンダ上室2aから第1固定オリフィス15
を通ってパイロット通路21に流れる油液の圧力と、シリ
ンダ下室2bから故お19および第1服通路12を通ってパイ
ロット通路21に流れる油液の圧力とのバランスをとり、
減衰力を適正化するするためのものである。
ついて次に説明する。
トン3の移動にともない、ピストン3の逆止弁8が閉
じ、シリンダ上室2a内の油液が加圧されて、油路17を介
して、主通路11を通ってリザーバ6へ流れ、また、第1
副通路12および油路19を通ってシリンダ下室2bへ流れ
る。一方、ピストンロッド4がシリンダ2内から退出し
た分の油液がベースバルブ5の逆止弁10を開いてリザー
バ6からシリンダ下室2bへ流れる。
は、ピストン3の移動にともない、ピストン3の逆止弁
8が開いてシリンダ上下室2a,2bがほぼ同圧となり、ベ
ースバルブ5の逆止弁10が閉じて、ピストンロッド4が
シリンダ2内に侵入した分の油液が加圧されて、主にシ
リンダ下室2bから油路19を介して第2副通路13を通って
リザーバ6へ流れる。なお、一部の油液は、シリンダ上
室2aから油路17を介して主通路11を通ってリザーバ6へ
流れ、また、第1副通路12および第2副通路13を通って
リザーバ6へ流れる。
1ポートa1,b1間および第2ポートa2,b2間の流路面積
を共に大とした場合、ピストンロッド4の伸び行程時に
は、第1副通路12の第1ポートa1,b1間の流路面積
(大)に応じて、減衰力(オリフィス特性)は小さくな
り、その圧力損失が小さくなるのでパイロット通路21か
ら導入されるパイロット圧力が低くなり、主減衰弁14の
開弁圧力(バルブ特性)も低くなる。
2ポートa2,b2間の流路面積(大)に応じて減衰力(オ
リフィス特性)は小さくなり、第1ポートa1,b1間の流
路面積(大)に応じてその圧力損失が小さいのでパイロ
ット通路21から導入されるパイロット圧力が低くなり、
主減衰弁14の開弁圧力(バルブ特性)も低くなる。した
がって、減衰力特性は伸び側および縮み側共にソフト特
性となる。
1ポートa1,b1間の流路面積を大とし、第2ポートa2,
b2間の流路面積を小とした場合、ピストンロッドの伸び
行程時には、第1副通路12の第1ポートa1,b1間の流路
面積(大)に応じて、減衰力(オリフィス特性)は小さ
くなり、その圧力損失が小さくなるのでパイロット通路
21から導入されるパイロット圧力が低くなり、主減衰弁
14の開弁圧力(バルブ特性)も低くなる。
2ポートa2,b2間の流路面積(小)に応じて減衰力(オ
リフィス特性)は大きくなり、その圧力損失(大)によ
ってパイロット通路21から導入されるパイロット圧力が
高くなり、主減衰弁14の開弁圧力(バルブ特性)も高く
なる。したがって、減衰力特性は伸び側がソフト特性で
縮み側がハード特性となる。
1ポートa1,b1間の流路面積を小とし、第2ポートa2,
b2間の流路面積を大とした場合、ピストンロッドの伸び
行程時には、第1副通路12の第1ポートa1,b1間の流路
面積(小)に応じて、減衰力(オリフィス特性)は大き
くなり、その圧力損失が小さくなるのでパイロット通路
21から導入されるパイロット圧力が高くなり、主減衰弁
14の開弁圧力(バルブ特性)も高くなる。
2ポートa2,b2間の流路面積(大)に応じて減衰力(オ
リフィス特性)は小さくなる。なお、第1ポートa1,b1
間の流路面積(小)の圧力損失によってパイロット通路
21から導入されるパイロット圧力が一時的に高くなり、
主減衰弁14の開弁圧力(バルブ特性)が高くなるが、油
液は主に第2副通路13をほぼ抵抗なく流通し、これにと
もないシリンダ上室2aの圧力が低下してパイロット通路
21から導入されるパイロット圧力も低下し、その結果、
縮み側の減衰力はソフト特性となる。したがって、減衰
力特性は伸び側がハード特性で縮み側がソフト特性とな
る。
(A) ,(B) ,(C) の間で切り換えることにより、オリフ
ィス特性およびバルブ特性を変化させて減衰力特性の調
整範囲を広くすることができ、かつ、伸び側と縮み側と
で大小異なる種類の減衰力特性を選択することができ
る。
特性のほか、例えば図6に示すように、ソレノイドへの
通電電流Iが最小値のとき、第1ポートa1,b1間の流路
面積が小で第2ポートa2,b2間の流路面積が大となり、
電流Iが所定の中間値のとき、第1ポートa1,b1間およ
び第2ポートa2,b2間の流路面積が共に大と小との中間
をとり、電流Iが最大値のとき、第1ポートa1,b1間の
流路面積が大で第2ポートa2,b2間の流路面積が小とな
るように直線的に変化するものとしてもよい。このよう
にした場合、減衰力調整弁16を図1の位置(A) としたと
きの減衰力特性は、伸び側および縮み側共にミディアム
(ハードとソフトの中間)特性となる。
成を示す第2実施形態について図2および図3を参照し
て説明する。
式油圧緩衝器22は、シリンダ23の外側に外筒24を設けた
二重筒構造となっており、シリンダ23と外筒24との間に
リザーバ25が形成されている。シリンダ23内には、ピス
トン26が摺動可能に嵌装されており、このピストン26に
よってシリンダ23内がシリンダ上室23a (第1室)とシ
リンダ下室23b (第2室)の2室に画成されている。ピ
ストン26には、ピストンロッド27の一端がナット28によ
って連結されており、ピストンロッド27の他端側は、シ
リンダ上室23a を通り、シリンダ23および外筒24の上端
部に装着されたロッドガイド(図示せず)およびシール
部材(図示せず)に挿通されてシリンダ23の外部へ延出
されている。シリンダ23の下端部には、シリンダ下室23
b とリザーバ25とを区画するベースバルブ(図示せず)
が設けられている。そして、シリンダ23内には油液が封
入されており、リザーバ25内には油液およびガスが封入
されている。
b 間を連通させる油路29(第1連通路)およびこの油路
29のシリンダ下室23b 側からシリンダ上室23a 側への油
液の流通のみを許容する逆止弁30(第1逆止弁)が設け
られている。また、ベースバルブ(図示せず)には、シ
リンダ下室23b とリザーバ25とを連通させる油路(第2
連通路)およびこの油路のリザーバ25側からシリンダ下
室23b 側への油液の流通のみを許容する逆止弁(第2逆
止弁)が設けられている。
リンダ23の外周上部に設けられたアッパチューブ32およ
び外周下部に設けられたロワチューブ33が結合されて、
シリンダ23とアッパチューブ32との間にシリンダ上室23
a に連通する環状油路34が形成され、シリンダ23とロワ
チューブ33との間にシリンダ下室23b に連通する環状油
路35が形成されている。
取付けられている。減衰力発生機構36は、一端部が外筒
24の側壁に結合された円筒状のケース37内に、通路部材
38、バルブ本体39、円筒部材40および仕切部材41が挿入
されて、これらがケース37の他端部にリテーナ42によっ
て取付けられた比例ソレノイドアクチュエータ43(以
下、アクチュエータ43という)によって固定されてい
る。
されて、その内部の油室38a が通路部材31の油路44を介
して環状油路34に連通されている。通路部材38の一端部
に嵌合されたバルブ本体39および円筒部材40に嵌合され
た仕切部材41には、アクチュエータ43に螺着されたスリ
ーブ45が挿通されてナット46によって固定されている。
の底部に、周方向に沿って配置された複数(2つのみ図
示する)の油路47が軸方向に沿って貫通されている。バ
ルブ本体39の底部の一端側には、複数の油路47の外周側
に環状の弁座48が突設され、弁座48の外周側に環状溝49
が形成され、さらに、環状溝49の外周側に環状シール部
50が突設されている。
ーブ45の外周部に固定されたディスクバルブ51(パイロ
ット型主減衰弁)が着座されている。ディスクバルブ51
の背面部には、環状のシールディスク52の内周部が当接
され、シールディスク52の外周部が環状シール部50に当
接されている。シールディスク52は、内周部がディスク
バルブ51とともにスリーブ45に固定された円板状の弁ば
ね53の外周部が当接されて、ディスクバルブ51および環
状シール部50に押圧されている。また、ディスクバルブ
51の背面部には、その周方向に沿って環状突起部54(図
3参照)が形成されており、シールディスク52の内周部
が環状突起部54の先端部に当接している。なお、ディス
クバルブ51の弁座48の内径D1と環状シール部48の内径D2
との比は、ハード時の減衰力特性を最適化するために
は、0<D2/D1≦1.2 とするとよい。
ィスク52と仕切部材41との間にパイロット室55が形成さ
れている。弁ばね53の外周部には切欠53a (図3参照)
が設けられており、この切欠53a によって弁ばね53とデ
ィスクバルブ51との間の空間をパイロット室55に連通さ
せることにより、ディスクバルブ51の開閉を円滑にする
とともに組立時のエア抜き性を向上させている。
a から油路47への油液の流動を制御して減衰力を発生さ
せるオリフィス56a (切欠)およびディスクバルブ56が
設けられている。このディスクバルブ56の開弁圧力は、
ディスクバルブ51の開弁圧力より小さく設定されてお
り、ピストン速度の低速域の減衰力を適正化している。
て、ケース37と通路部材38および円筒部材40との間に形
成された環状油路58に連通されており、環状油路58はリ
ザーバ25に直接連通されている。仕切部材41とアクチュ
エータ43との間に形成された油室59は、仕切部材41の側
壁に設けられた油路60によって環状油路58に連通されて
いる。
連通する第1ポート61および油室59に連通する第2ポー
ト62が設けられている。第1ポート61は、スリーブの外
周部に形成された油路63およびバルブ本体39の底部の一
端側に設けられた固定オリフィス64を介して油路47に連
通されている。スリーブ45内には、円筒状のスプール65
が摺動可能に嵌装されている。スリーブ45の先端部に
は、円筒状の通路部材66の一端部が嵌合され、通路部材
66の他端部が通路部材31に嵌合されており、通路部材31
の油路および通路部材31を介してスリーブ45の内部が環
状油路35に連通されている。
は、戻しばね68が介装され、スプール65の他端部には、
アクチュエータ43の作動ロッド69が当接されている。そ
して、スリーブ45の第1、第2ポート61,62およびスプ
ール65によって減衰力調整弁が構成されており、アクチ
ュエータ43によってスプール65を戻しばね68のばね力に
抗して移動させることにより、スリーブ45の第1および
第2ポート61とスプール65の側壁に設けられたオリフィ
スポート70との間の流路面積を調整できるようになって
いる。オリフィスポート70は、後述するピストンロッド
27の縮み行程時に、シリンダ上室23a から固定オリフィ
ス64を通ってパイロット室55に流れる油液の圧力と、シ
リンダ下室23b から環状油路35および第1ポート61を通
ってパイロット室55へ流れる油液の圧力とのバランスを
とり、減衰力を適正化するためものである。
リフィスポート70との間のそれぞれの流路面積は、一方
が小のとき他方が大となり、一方が大のとき他方が小と
なるように調整されるようになっている。具体的には、
上記第1実施形態の減衰力調整弁16と同様に、例えば図
5に示すように、アクチュエータ43への通電電流Iが最
小値のとき、第1ポート61側の流路面積が小で第2ポー
ト62側の流路面積が大となり、電流Iが所定の中間値の
とき、第1ポート61側および第2ポート62側の流路面積
が共に小となり、電流Iが最大値のとき、第1ポート61
側の流路面積が大で第2ポート62側の流路面積が小とな
るように連続的に変化するようになっている。
ついて次に説明する。
トン26の移動にともない、ピストン26の逆止弁30が閉
じ、シリンダ上室23a 内の油液が加圧されて、環状油路
34、油路44、減衰力発生機構の油室38a 、オリフィス56
a およびディスクバルブ56、油路47、ディスクバルブ5
1、環状溝49、油路57および環状油路58を通ってリザー
バ25へ流れる。また、油路47から固定オリフィス64、油
路63、第1ポート61、オリフィスポート70、通路部材6
6、油路67および環状油路35を通ってシリンダ下室23b
へ流れる。一方、ピストンロッド27がシリンダ23内から
退出した分の油液がベースバルブの逆止弁(図示せず)
を開いてリザーバ25からシリンダ下室23b へ流れる。
は、ピストン26の移動にともない、ピストン26の逆止弁
30が開いてシリンダ上下室23a ,23b がほぼ同圧とな
り、ベースバルブの逆止弁(図示せず)が閉じて、ピス
トンロッド27がシリンダ2内に侵入した分の油液が加圧
されて、主にシリンダ下室23b から環状油路35、油路6
7、減衰力発生機構36の通路部材66、オリフィスポート7
0、第2ポート62、油室59、油路60および環状油路58を
通ってリザーバ25へ流れる。なお、一部の油液は、環状
油路34、油路44、減衰力発生機構の油室38a 、オリフィ
ス56a およびディスクバルブ56、油路47、ディスクバル
ブ51、環状溝49、油路57および環状油路58を通ってリザ
ーバ25へ流れ、また、油路47から固定オリフィス64、油
路63、第1ポート61、オリフィスポート70、通路部材6
6、油路67および環状油路35を通ってシリンダ下室23b
へ流れる。
中間値として第1および第2ポート61,62とオリフィス
ポート70との流路面積を共に大とした場合、ピストンロ
ッド27の伸び行程時には、第1ポート61とオリフィスポ
ート70との間の流路面積(大)に応じて、減衰力(オリ
フィス特性)は小さくなり、その圧力損失が小さくなる
のでパイロット室55に導入されるパイロット圧力が低く
なり、ディスクバルブ48の開弁圧力(バルブ特性)も低
くなる。
リフィスポート70との間の流路面積(大)に応じて減衰
力(オリフィス特性)は小さくなり、第1ポート61とオ
リフィスポート70との間の流路面積(大)に応じてその
圧力損失が小さいのでパイロット室55に導入されるパイ
ロット圧力が低くなり、ディスクバルブ48の開弁圧力
(バルブ特性)も低くなる。したがって、減衰力特性は
伸び側および縮み側共にソフト特性となる。
として第1ポート61とオリフィスポート70との間の流路
面積を大とし、第2ポート62とオリフィスポート70との
間の流路面積を小とした場合、ピストンロッド27の伸び
行程時には、第1副通路12の第1ポート61とオリフィス
ポート70との間の流路面積(大)に応じて、減衰力(オ
リフィス特性)は小さくなり、その圧力損失が小さくな
るのでパイロット室55に導入されるパイロット圧力が低
くなり、ディスクバルブ48の開弁圧力(バルブ特性)も
低くなる。
リフィスポート70との間の流路面積(小)に応じて減衰
力(オリフィス特性)は大きくなり、その圧力損失
(大)によってパイロット室55に導入されるパイロット
圧力が高くなり、ディスクバルブ48の開弁圧力(バルブ
特性)も高くなる。したがって、減衰力特性は伸び側が
ソフト特性で縮み側がハード特性となる。
として第1ポート61とオリフィスポート70との間の流路
面積を小とし、第2ポート62とオリフィスポート70との
間の流路面積を大とした場合、ピストンロッドの伸び行
程時には、第1ポート61とオリフィスポート70との間の
流路面積(小)に応じて、減衰力(オリフィス特性)は
大きくなり、その圧力損失が小さくなるのでパイロット
室55に導入されるパイロット圧力が高くなり、ディスク
バルブ48の開弁圧力(バルブ特性)も高くなる。
リフィスポート70との間の流路面積(大)に応じて減衰
力(オリフィス特性)は小さくなる。なお、第1ポート
61とオリフィスポート70との間の流路面積(小)の圧力
損失によってパイロット室55に導入されるパイロット圧
力が一時的に高くなり、ディスクバルブ48の開弁圧力
(バルブ特性)が高くなるが、油液は主に第2ポート62
側の流路をほぼ抵抗なく流通し、これにともないシリン
ダ上室23a の圧力が低下してパイロット室55に導入され
るパイロット圧力も低下し、その結果、縮み側の減衰力
はソフト特性となる。したがって、減衰力特性は伸び側
がハード特性で縮み側がソフト特性となる。
てスプール65を移動させることにより、オリフィス特性
およびバルブ特性を変化させて減衰力特性の調整範囲を
広くすることができ、かつ、伸び側と縮み側とで大小異
なる種類の減衰力特性を選択することができる。さら
に、伸び側および縮み側で主減衰弁を共用しており、パ
イロット室も1つとしているので、スペース効率に優
れ、小型軽量化を図ることができる。
クバルブ51の背面部に設けた環状突起部54の先端部に当
接させているので、パイロット室55内の圧力が上昇し
て、その圧力によって、ディスクバルブ51およびシール
ディスク52が、バルブ本体39の底部側へ撓んだ場合で
も、シールディスク52とディスクバルブ51との当接部、
すなわち、環状突起部54の先端部の直径は変化せず一定
であるから、パイロット室55の内圧に対するディスクバ
ルブ51の開弁圧力のばらつきを防止して安定した減衰力
を得ることができる。
61,62およびスプール65のオリフィスポート70は、上記
第1実施形態の変形例に係る減衰力調整弁と同様に、図
6に示すような特性とすることもでき、このようにした
場合、アクチュエータ43のソレノイドへの通電電流Iを
所定の中間値としたときの減衰力特性は、伸び側および
縮み側共にミディアム(ハードとソフトの中間)特性と
なる。
を参照して説明する。なお、第3実施形態は、上記第2
実施形態の構成に対して、ディスクバルブとシールディ
スクとの間にリテーナディスクが介装されている点のほ
かは、概して同様に構成されているので、図2に示すも
のと同様の部分には同一の番号を付して異なる部分につ
いてのみ詳細に説明する。
衰力調整式油圧緩衝器では、図3に示す第2実施形態の
ものに対して、ディスクバルブ51の背面側に形成された
環状突起部が省略され、その代わりに、ディスクバルブ
51の上に、このディスクバルブ51よりもやや小径の円板
状のリテーナディスク71が積層されている。リテーナデ
ィスク71は、内周部がディスクバルブ51と共にクランプ
されており、ディスクバルブ51とともに撓むようになっ
ている。そして、シールディスク52の内周端部がリテー
ナディスク71の外周端部に当接されている。
スク52との当接部の重ねしろは、充分小さく設定されて
いる。また、リテーナディスク71のシールディスク52と
の当接部と、環状シール部50との段差は、ディスクバル
ブ51の最大リフト量よりも大きく設定されており、常
時、シールディスク52の内周縁下端部がリテーナディス
ク71の上面に当接するようになっている。
ルディスク52との間に、リテーナディスク71を介装し、
シールディスク52とリテーナディスク71との重ねしろを
充分小さくしたので、パイロット室55の圧力が上昇し
て、その圧力によって、ディスクバルブ51、リテーナデ
ィスク71およびシールディスク52がバルブ本体39の底部
側へ撓んだり、ディスクバルブ51の開弁(リフト)によ
ってシールディスク52とリテーナディスク71との接触角
度が小さくなった場合でも、シールディスク52とリテー
ナディスク71との当接部の直径の変化を充分小さく抑え
ることができる。その結果、上記第2実施形態と同様
に、パイロット室55の圧力に対するディスクバルブ51の
開弁圧力のばらつきを小さくして、安定した減衰力を得
ることができる。
円板状の部材であるから、所望の精度で容易に加工する
ことができ、充分な強度を得ることができるので、製造
コストが安価で、かつ、経時的な劣化が少なく、耐久性
が高い。
整式油圧緩衝器によれば、減衰力調整弁によって第1お
よび第2副通路の流路面積を調整することにより、オリ
フィス特性を直接調整するとともに、これによってパイ
ロット圧を変化させてパイロット型主減衰弁によるバル
ブ特性を調整することができるので、減衰力特性の調整
範囲を広くすることができる。また、伸び側と縮み側と
で大小異なる種類の減衰力特性を選択することができ
る。さらに、伸び側および縮み側で主減衰弁を共用して
いるので、スペース効率に優れ、小型軽量化を図ること
ができる。
器の油圧回路図である。
器の要部の縦断面図である。
して示す縦断面図である。
衰弁を拡大して示す縦断面図である。
示す図である。
変形例を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 油液が封入されたシリンダと、油液およ
びガスが封入されたリザーバと、前記シリンダ内に摺動
可能に嵌装されてシリンダ内を第1室と第2室とに画成
するピストンと、一端が該ピストンに連結され他端が前
記第1室を通ってシリンダの外部へ延出されたピストン
ロッドと、前記第1、第2室間を連通させる第1連通路
と、該第1連通路の前記第2室側から第1室側への油液
の流通のみを許容する第1逆止弁と、前記第2室と前記
リザーバとを連通させる第2連通路と、該第2連通路に
設けられ前記リザーバ側から第2室側への油液の流通の
みを許容する第2逆止弁と、前記第1室と前記リザーバ
とを連通させる主通路と、該主通路に設けられたパイロ
ット型主減衰弁と、前記第1室と前記第2室とを連通さ
せる第1副通路と、前記第2室と前記リザーバとを連通
させる第2副通路と、前記第1副通路および第2副通路
の上流部に設けられた固定オリフィスと、前記第1副通
路および第2副通路の下流部の流路面積を調整する減衰
力調整弁とを備え、前記パイロット型主減衰弁は、前記
第1副通路の前記固定オリフィスと前記減衰力調整弁と
の間の圧力をパイロット圧力として開弁圧力を調整し、
また、前記減衰力調整弁は、前記第1副通路および前記
第2副通路の流路面積を一方を小としたとき他方を大と
し、かつ、一方を大としたとき他方を小とするように調
整することを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28312997A JPH11101291A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28312997A JPH11101291A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101291A true JPH11101291A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17661610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28312997A Pending JPH11101291A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11101291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009041706A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器 |
CN110686035A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-01-14 | 成都博仕腾科技有限公司 | 一种铁路车辆用双油路机械控制可变阻尼被动油压减振器 |
CN113586645A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-11-02 | 合肥工业大学 | 一种多级调节阻尼阀及使用该阻尼阀的减振器、悬架系统 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28312997A patent/JPH11101291A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009041706A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器 |
CN110686035A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-01-14 | 成都博仕腾科技有限公司 | 一种铁路车辆用双油路机械控制可变阻尼被动油压减振器 |
CN113586645A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-11-02 | 合肥工业大学 | 一种多级调节阻尼阀及使用该阻尼阀的减振器、悬架系统 |
CN113586645B (zh) * | 2021-06-08 | 2022-08-12 | 合肥工业大学 | 一种多级调节阻尼阀及使用该阻尼阀的减振器、悬架系统 |
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