JPH1099714A - 砕砂製造設備 - Google Patents
砕砂製造設備Info
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- JPH1099714A JPH1099714A JP25695396A JP25695396A JPH1099714A JP H1099714 A JPH1099714 A JP H1099714A JP 25695396 A JP25695396 A JP 25695396A JP 25695396 A JP25695396 A JP 25695396A JP H1099714 A JPH1099714 A JP H1099714A
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- JP
- Japan
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- sieve
- product
- crushed
- vibrating sieve
- crushed sand
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動篩の目詰まりが少なく篩効率が高く、最
終製品となる砕砂の粒径分布を要求により任意に変更で
きる砕砂製造設備を提供する。 【解決手段】 原料を受け入れる原料ビンと、原料切出
用の振動フィーダと、旋動式クラッシャと、破砕後の破
砕産物を篩分けする振動篩と、該振動篩の横幅方向に均
等に破砕産物を分散させて該振動篩へ供給する分散装置
とを備えた砕砂製造設備であって、該分散装置はケーシ
ング内に該振動篩の原料流れ方向にケーシング入口断平
面を複数等分する垂直の堰板を並列して配置するととも
に、該ケーシング内面と該堰板の各々によって区画形成
された空間の各々の下端に前記振動篩の横幅方向を複数
分割する流路を形成するシュートを順次取り付けてな
り、該振動篩の網目は長方形網目に形成するとともに、
該長方形網目の長辺を原料流れ方向に沿って配置し、該
振動篩の篩上産物を該旋動式クラッシャへ戻す輸送経路
からなる閉回路を備えた。
終製品となる砕砂の粒径分布を要求により任意に変更で
きる砕砂製造設備を提供する。 【解決手段】 原料を受け入れる原料ビンと、原料切出
用の振動フィーダと、旋動式クラッシャと、破砕後の破
砕産物を篩分けする振動篩と、該振動篩の横幅方向に均
等に破砕産物を分散させて該振動篩へ供給する分散装置
とを備えた砕砂製造設備であって、該分散装置はケーシ
ング内に該振動篩の原料流れ方向にケーシング入口断平
面を複数等分する垂直の堰板を並列して配置するととも
に、該ケーシング内面と該堰板の各々によって区画形成
された空間の各々の下端に前記振動篩の横幅方向を複数
分割する流路を形成するシュートを順次取り付けてな
り、該振動篩の網目は長方形網目に形成するとともに、
該長方形網目の長辺を原料流れ方向に沿って配置し、該
振動篩の篩上産物を該旋動式クラッシャへ戻す輸送経路
からなる閉回路を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採掘原料から人工
砂を生産する砕砂製造設備に関し、特に振動篩の篩目詰
まりを防止して篩効率の向上を図った砕砂製造設備に関
する。
砂を生産する砕砂製造設備に関し、特に振動篩の篩目詰
まりを防止して篩効率の向上を図った砕砂製造設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、砕砂を生産するには、たとえば、
図8に示すように、原料ビン10の原料を振動フィーダ
20で切り出し、砕砂製造用の旋動式クラッシャ40で
破砕し、破砕された粒体は、たとえば上段に5mmの篩
網を、下段に2.5mmの篩網を各々配設した複数段の
振動篩4でスクリーニングして、上段および下段の篩上
産物を戻りライン100に戻して再粉砕し、下段の篩下
産物のみを製品として取り出して2.5mm以下の粒径
分布を有する砕砂を製造していた。図7の粒度分布曲線
は、このようにして生産される砕砂製造設備における原
料および破砕物の粒径分布曲線図であり、供給原料は
A、クラッシャ破砕産物はB、砕砂はCで示されるとお
りであり、砕砂CはJIS砕砂の上限値Xと下限値Yの
粒径分布線の中に入っている。
図8に示すように、原料ビン10の原料を振動フィーダ
20で切り出し、砕砂製造用の旋動式クラッシャ40で
破砕し、破砕された粒体は、たとえば上段に5mmの篩
網を、下段に2.5mmの篩網を各々配設した複数段の
振動篩4でスクリーニングして、上段および下段の篩上
産物を戻りライン100に戻して再粉砕し、下段の篩下
産物のみを製品として取り出して2.5mm以下の粒径
分布を有する砕砂を製造していた。図7の粒度分布曲線
は、このようにして生産される砕砂製造設備における原
料および破砕物の粒径分布曲線図であり、供給原料は
A、クラッシャ破砕産物はB、砕砂はCで示されるとお
りであり、砕砂CはJIS砕砂の上限値Xと下限値Yの
粒径分布線の中に入っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、砕砂を生
産する場合、旋動式クラッシャで破砕した破砕産物は網
目が小さい程、目詰まりを起こし易く篩効率が低下し、
かつ、これまで図8に示すように、たとえば、旋動式ク
ラッシャ40の破砕産物をベルトコンベヤ等で振動篩7
0まで移送し、ベルトコンベヤの縁端から自由落下させ
て振動篩上へ供給する場合、図9に示すように、振動篩
70の横幅方向中央部に集中して落下するため、振動篩
70に篩分けされないゾーンが生じて篩分け効率が低下
し、図9のA方向からのベルトコンベヤ供給は比較的中
央を境として左右の振り分けが良好であるのに対して、
B方向からのベルトコンベヤ供給は原料が横幅方向で左
右均等とはならず、片側に偏在する傾向があり、ますま
す篩分け効率が悪化するという問題があった。また、砕
砂を生産する場合、製品となる砕砂の砕砂の粒径分布は
振動篩の下網のサイズによってほぼ決定される。したが
って、2.5mm以下の砕砂は図7に示すように、最大
粒径は2.5mm以下のC曲線となるが、JIS砕砂の
上限値Xの曲線では最大粒径は10mmの範囲まで拡が
っており、JIS砕砂規格は最大10mmまで許容され
る。このため、砕砂プラントを有する砕砂業者によって
は、2.5mm以下の砕砂に2.5mm〜5mmの砕砂
が数%混入したものを要求する場合や、あるいは、2.
5mm以下の砕砂に2.5mm〜5mmの範囲を数区分
した砕砂を任意の割合で加えたもの(たとえば、2.5
mm〜3.5mm、3.5mm〜5mmをそれぞれ数%
加えたもの)を得ようとした場合、これまでの砕砂プラ
ントでこれに十分対処することが出来なかった。本発明
では、以上の課題を解消し、振動篩の目詰まりを少なく
し篩効率を高めるとともに、規定サイズ以下の砕砂、た
とえば2.5mm以下の砕砂に規定サイズ以上のオーバ
ーサイズの粒体を含む砕砂を任意の割合で加えた砕砂
を、簡便容易に、かつ、自動的に得ることが出来る砕砂
製造設備を提供することを目的としている。
産する場合、旋動式クラッシャで破砕した破砕産物は網
目が小さい程、目詰まりを起こし易く篩効率が低下し、
かつ、これまで図8に示すように、たとえば、旋動式ク
ラッシャ40の破砕産物をベルトコンベヤ等で振動篩7
0まで移送し、ベルトコンベヤの縁端から自由落下させ
て振動篩上へ供給する場合、図9に示すように、振動篩
70の横幅方向中央部に集中して落下するため、振動篩
70に篩分けされないゾーンが生じて篩分け効率が低下
し、図9のA方向からのベルトコンベヤ供給は比較的中
央を境として左右の振り分けが良好であるのに対して、
B方向からのベルトコンベヤ供給は原料が横幅方向で左
右均等とはならず、片側に偏在する傾向があり、ますま
す篩分け効率が悪化するという問題があった。また、砕
砂を生産する場合、製品となる砕砂の砕砂の粒径分布は
振動篩の下網のサイズによってほぼ決定される。したが
って、2.5mm以下の砕砂は図7に示すように、最大
粒径は2.5mm以下のC曲線となるが、JIS砕砂の
上限値Xの曲線では最大粒径は10mmの範囲まで拡が
っており、JIS砕砂規格は最大10mmまで許容され
る。このため、砕砂プラントを有する砕砂業者によって
は、2.5mm以下の砕砂に2.5mm〜5mmの砕砂
が数%混入したものを要求する場合や、あるいは、2.
5mm以下の砕砂に2.5mm〜5mmの範囲を数区分
した砕砂を任意の割合で加えたもの(たとえば、2.5
mm〜3.5mm、3.5mm〜5mmをそれぞれ数%
加えたもの)を得ようとした場合、これまでの砕砂プラ
ントでこれに十分対処することが出来なかった。本発明
では、以上の課題を解消し、振動篩の目詰まりを少なく
し篩効率を高めるとともに、規定サイズ以下の砕砂、た
とえば2.5mm以下の砕砂に規定サイズ以上のオーバ
ーサイズの粒体を含む砕砂を任意の割合で加えた砕砂
を、簡便容易に、かつ、自動的に得ることが出来る砕砂
製造設備を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明においては、第1の発明においては、
原料を受け入れる原料ビンと、原料切出用の振動フィー
ダと、旋動式クラッシャと、破砕後の破砕産物を篩分け
する振動篩と、該振動篩の横幅方向に均等に破砕産物を
分散させて該振動篩へ供給する分散装置とを備えた砕砂
製造設備であって、該分散装置はケーシング内に該振動
篩の原料流れ方向にケーシング入口断平面を複数等分す
る垂直の堰板を並列して配置するとともに、該ケーシン
グ内面と該堰板の各々によって区画形成された空間の各
々の下端に前記振動篩の横幅方向を複数分割する流路を
形成するシュートを順次取り付けてなり、該振動篩の網
目は長方形網目に形成するとともに、該長方形網目の長
辺を原料流れ方向に沿って配置し、該振動篩の篩上産物
を該旋動式クラッシャへ戻す輸送経路からなる閉回路を
備えた構成とした。そして、第2の発明では、第1の発
明における振動篩は篩目の異なる複数段の篩網を備える
とともに、該複数段の篩網のうち最下段の篩網の下流側
に連接し、該最下段篩網の篩上産物を任意の割合に区分
する分配手段を備え、区分けされた一方の最下段篩上産
物を閉回路の戻りラインへ戻し、区分けされた他方の最
下段篩上産物を該最下段篩網の篩下産物に合流させる産
物通路を備えた。また、第3の発明では、産物通路の途
中に設けた開口部に、該産物通路の横幅方向を水平に進
退動自在なスライドゲートおよび該スライドゲートの進
退動手段を配設した分配手段を備えてなる構成とした。
さらに、第4の発明では、産物通路の底面の中間部に、
該産物通路を移動する篩上産物を任意の割合に区分する
竪軸回りに回動自在な回転ベーンを配設した分配手段を
備えた。
るために、本発明においては、第1の発明においては、
原料を受け入れる原料ビンと、原料切出用の振動フィー
ダと、旋動式クラッシャと、破砕後の破砕産物を篩分け
する振動篩と、該振動篩の横幅方向に均等に破砕産物を
分散させて該振動篩へ供給する分散装置とを備えた砕砂
製造設備であって、該分散装置はケーシング内に該振動
篩の原料流れ方向にケーシング入口断平面を複数等分す
る垂直の堰板を並列して配置するとともに、該ケーシン
グ内面と該堰板の各々によって区画形成された空間の各
々の下端に前記振動篩の横幅方向を複数分割する流路を
形成するシュートを順次取り付けてなり、該振動篩の網
目は長方形網目に形成するとともに、該長方形網目の長
辺を原料流れ方向に沿って配置し、該振動篩の篩上産物
を該旋動式クラッシャへ戻す輸送経路からなる閉回路を
備えた構成とした。そして、第2の発明では、第1の発
明における振動篩は篩目の異なる複数段の篩網を備える
とともに、該複数段の篩網のうち最下段の篩網の下流側
に連接し、該最下段篩網の篩上産物を任意の割合に区分
する分配手段を備え、区分けされた一方の最下段篩上産
物を閉回路の戻りラインへ戻し、区分けされた他方の最
下段篩上産物を該最下段篩網の篩下産物に合流させる産
物通路を備えた。また、第3の発明では、産物通路の途
中に設けた開口部に、該産物通路の横幅方向を水平に進
退動自在なスライドゲートおよび該スライドゲートの進
退動手段を配設した分配手段を備えてなる構成とした。
さらに、第4の発明では、産物通路の底面の中間部に、
該産物通路を移動する篩上産物を任意の割合に区分する
竪軸回りに回動自在な回転ベーンを配設した分配手段を
備えた。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、原料を受け入
れる原料ビンと、原料切出用の振動フィーダと、旋動式
クラッシャと、破砕後の破砕産物を篩分けする振動篩
と、該振動篩の横幅方向に均等に破砕産物を分散させて
該振動篩へ供給する分散装置とを備えた砕砂製造設備で
あって、該分散装置はケーシング内に該振動篩の原料流
れ方向にケーシング入口断平面を複数等分する垂直の堰
板を並列して配置するとともに、該ケーシング内面と該
堰板の各々によって区画形成された空間の各々の下端に
前記振動篩の横幅方向を複数分割する流路を形成するシ
ュートを順次取り付けてなり、該振動篩の網目は長方形
網目に形成するとともに、該長方形網目の長辺を原料流
れ方向に沿って配置し、該振動篩の篩上産物を該旋動式
クラッシャへ戻す輸送経路からなる閉回路を備えた構成
としたので、破砕産物が振動篩の横幅方向に均等に分配
されて流下されるから篩効率が向上するとともに、原料
流れ方向に長辺が沿うように配置された長方形網目型振
動篩を使用するので原料の目詰まりが少ない。また、第
2の発明では、必要に応じて最下段篩下産物に、最下段
篩上産物が通過する産物通路に設けた分配手段を調整し
て最下段篩上産物を最下段篩下産物に対して任意の割合
だけ取り出して最下段篩下産物に合流させることによっ
て、所望の粒径分布の砕砂を生産することができる。ま
た、第3の発明では、第2の発明における分配手段とし
て、産物通路の途中に設けた開口部に、該産物通路の横
幅方向を水平に進退動自在なスライドゲートおよび該ス
ライドゲートの進退動手段を備えたことにより、簡便容
易に開口部落下産物の割合を調整できる。さらに、第4
の発明では、第2の発明における分配手段として、産物
通路の底面の中間部に該産物通路を移動する篩上産物を
任意の割合に区分する竪軸回りに回動自在な回転ベーン
および回転ベーンの回転手段を配設したため、簡便容易
に産物通路の篩上産物を任意の割合に調整でき、中間篩
上産物を最下段篩下産物に対して任意の割合だけ取り出
して最下段篩下産物に合流させることによって、所望の
粒径分布の砕砂を生産することができる。
れる原料ビンと、原料切出用の振動フィーダと、旋動式
クラッシャと、破砕後の破砕産物を篩分けする振動篩
と、該振動篩の横幅方向に均等に破砕産物を分散させて
該振動篩へ供給する分散装置とを備えた砕砂製造設備で
あって、該分散装置はケーシング内に該振動篩の原料流
れ方向にケーシング入口断平面を複数等分する垂直の堰
板を並列して配置するとともに、該ケーシング内面と該
堰板の各々によって区画形成された空間の各々の下端に
前記振動篩の横幅方向を複数分割する流路を形成するシ
ュートを順次取り付けてなり、該振動篩の網目は長方形
網目に形成するとともに、該長方形網目の長辺を原料流
れ方向に沿って配置し、該振動篩の篩上産物を該旋動式
クラッシャへ戻す輸送経路からなる閉回路を備えた構成
としたので、破砕産物が振動篩の横幅方向に均等に分配
されて流下されるから篩効率が向上するとともに、原料
流れ方向に長辺が沿うように配置された長方形網目型振
動篩を使用するので原料の目詰まりが少ない。また、第
2の発明では、必要に応じて最下段篩下産物に、最下段
篩上産物が通過する産物通路に設けた分配手段を調整し
て最下段篩上産物を最下段篩下産物に対して任意の割合
だけ取り出して最下段篩下産物に合流させることによっ
て、所望の粒径分布の砕砂を生産することができる。ま
た、第3の発明では、第2の発明における分配手段とし
て、産物通路の途中に設けた開口部に、該産物通路の横
幅方向を水平に進退動自在なスライドゲートおよび該ス
ライドゲートの進退動手段を備えたことにより、簡便容
易に開口部落下産物の割合を調整できる。さらに、第4
の発明では、第2の発明における分配手段として、産物
通路の底面の中間部に該産物通路を移動する篩上産物を
任意の割合に区分する竪軸回りに回動自在な回転ベーン
および回転ベーンの回転手段を配設したため、簡便容易
に産物通路の篩上産物を任意の割合に調整でき、中間篩
上産物を最下段篩下産物に対して任意の割合だけ取り出
して最下段篩下産物に合流させることによって、所望の
粒径分布の砕砂を生産することができる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図6は本発明の実施例に係り、
図1は砕砂製造設備のフローシート、図2は第1実施例
を示す分配手段の要部斜視図、図3は第2実施例を示す
分配手段の要部斜視図、図4は分散装置の斜視図、図5
は分散装置の平面図、図6は分散装置の縦断面図、図7
は原料および砕砂産物の粒度分布曲線である。
ついて説明する。図1〜図6は本発明の実施例に係り、
図1は砕砂製造設備のフローシート、図2は第1実施例
を示す分配手段の要部斜視図、図3は第2実施例を示す
分配手段の要部斜視図、図4は分散装置の斜視図、図5
は分散装置の平面図、図6は分散装置の縦断面図、図7
は原料および砕砂産物の粒度分布曲線である。
【0007】本発明の砕砂製造設備100は、図1に示
すように、従来と同様に原料ビン10に受け入れた原料
を振動フィーダ20で切り出して、ジャイラディスクク
ラッシャと呼ばれるマントル傾斜角の小さい細粒の製造
に適した旋動式クラッシャ40へベルトコンベヤ30を
経由しつつ供給して破砕し、複数段の篩網をもつ振動篩
70(図の実施例では2段)へ破砕産物を投入して篩分
け処理する。そして、振動篩70は、上段に5mmの篩
網72p、下段に2.5mmの篩網72qを配設され、
上段の篩網72pの篩上産物(5mm以上の粒体)は、
全量とも戻り輸送ライン100へ供給され、旋動式クラ
ッシャ40で再破砕される。一方、最下段の篩上産物
(2.5mm〜5mmの粒体)は、振動篩70の下段の
篩網72qを移動した後、図2に示すように、振動篩7
0と一体的に連接した産物通路110(産物通路110
B、110C)へ移動し、ここで任意の割合に区分され
る。
すように、従来と同様に原料ビン10に受け入れた原料
を振動フィーダ20で切り出して、ジャイラディスクク
ラッシャと呼ばれるマントル傾斜角の小さい細粒の製造
に適した旋動式クラッシャ40へベルトコンベヤ30を
経由しつつ供給して破砕し、複数段の篩網をもつ振動篩
70(図の実施例では2段)へ破砕産物を投入して篩分
け処理する。そして、振動篩70は、上段に5mmの篩
網72p、下段に2.5mmの篩網72qを配設され、
上段の篩網72pの篩上産物(5mm以上の粒体)は、
全量とも戻り輸送ライン100へ供給され、旋動式クラ
ッシャ40で再破砕される。一方、最下段の篩上産物
(2.5mm〜5mmの粒体)は、振動篩70の下段の
篩網72qを移動した後、図2に示すように、振動篩7
0と一体的に連接した産物通路110(産物通路110
B、110C)へ移動し、ここで任意の割合に区分され
る。
【0008】振動篩70の篩網は、上段、下段とも図2
や図3、図5に示すように、長方形状の篩目を形成して
おり、かつ、長方形の長辺が原料流れ方向に沿うように
配置される。そして、上段の篩網72pは篩目は公称5
mmとなっているが、実際には4mm×15mmの篩目
であり、下段の篩網72qの篩目は公称2.5mmに対
して実際には2mm×18mmの篩目とした。その理由
は、この長方形篩網は長辺の曲げ変形が容易で原料の抜
けが良く、このため短辺の篩目よりも若干大きめの原料
が篩下産物となるからであり、公称篩目よりも小さな篩
目を短辺間隙間とした。なお、長方形篩網は、原料の抜
けが良く、目詰まりを起こしにくい長所があるが、反
面、原料形状に偏平なもの、長細いものが多いと、これ
らの原料が篩下産物となり、短辺で規制した篩目よりも
大きなサイズの篩下産物となる懸念があるが、幸いなこ
とに、本発明で使用する、たとえば、ジャイラディスク
クラッシャのようなマントル傾斜角の小さい砕砂用の旋
動式クラッシャで破砕生産される破砕産物は、ほとんど
立方体に近いキュービクルな形状(さいころ形状)のも
のであり、偏平形状や長細い棒状のものは殆ど生成され
ないので、こうした心配はない。本発明は、こうした実
情に着目して、ジャイラディスククラッシャ等の旋動式
破砕機と、後述する分散装置と、長方形篩網型振動篩
を、巧みに組み合わせた発明ということができる。
や図3、図5に示すように、長方形状の篩目を形成して
おり、かつ、長方形の長辺が原料流れ方向に沿うように
配置される。そして、上段の篩網72pは篩目は公称5
mmとなっているが、実際には4mm×15mmの篩目
であり、下段の篩網72qの篩目は公称2.5mmに対
して実際には2mm×18mmの篩目とした。その理由
は、この長方形篩網は長辺の曲げ変形が容易で原料の抜
けが良く、このため短辺の篩目よりも若干大きめの原料
が篩下産物となるからであり、公称篩目よりも小さな篩
目を短辺間隙間とした。なお、長方形篩網は、原料の抜
けが良く、目詰まりを起こしにくい長所があるが、反
面、原料形状に偏平なもの、長細いものが多いと、これ
らの原料が篩下産物となり、短辺で規制した篩目よりも
大きなサイズの篩下産物となる懸念があるが、幸いなこ
とに、本発明で使用する、たとえば、ジャイラディスク
クラッシャのようなマントル傾斜角の小さい砕砂用の旋
動式クラッシャで破砕生産される破砕産物は、ほとんど
立方体に近いキュービクルな形状(さいころ形状)のも
のであり、偏平形状や長細い棒状のものは殆ど生成され
ないので、こうした心配はない。本発明は、こうした実
情に着目して、ジャイラディスククラッシャ等の旋動式
破砕機と、後述する分散装置と、長方形篩網型振動篩
を、巧みに組み合わせた発明ということができる。
【0009】図4〜図6は分散装置60を示すもので、
分散装置60は、旋動式クラッシャ40における破砕産
物をベルトコンベヤ50で移送し振動篩70へ供給する
際に、振動篩70の横幅方向に均等に分散して供給する
ための機器で、ベルトコンベヤ50と振動篩70との間
に配設する。分散装置60は、図4〜図6に示すよう
に、長方形断面を有する箱形のケーシング60Aの内部
を3の倍数に複数等分(図に場合は12等分)するよう
に垂直な堰板62、62、・・・を配設し、等分された
12の空間S1 、S2 、・・・S1 2 を振動篩70の原
料の流れ方向に配列する。そして、たとえば、3つ毎の
S1 、S4 、S7 、S1 0 を振動篩70の左側のA流れ
となるように導くシュート60aを連結し、S2 、
S5 、S8 、S1 1 を右側のC流れとなるように導くシ
ュート60cを連結し、S3 、S6 、S8 、S1 2 はシ
ュートに連結することなくそのまま直下に原料を落下さ
せるようにする。
分散装置60は、旋動式クラッシャ40における破砕産
物をベルトコンベヤ50で移送し振動篩70へ供給する
際に、振動篩70の横幅方向に均等に分散して供給する
ための機器で、ベルトコンベヤ50と振動篩70との間
に配設する。分散装置60は、図4〜図6に示すよう
に、長方形断面を有する箱形のケーシング60Aの内部
を3の倍数に複数等分(図に場合は12等分)するよう
に垂直な堰板62、62、・・・を配設し、等分された
12の空間S1 、S2 、・・・S1 2 を振動篩70の原
料の流れ方向に配列する。そして、たとえば、3つ毎の
S1 、S4 、S7 、S1 0 を振動篩70の左側のA流れ
となるように導くシュート60aを連結し、S2 、
S5 、S8 、S1 1 を右側のC流れとなるように導くシ
ュート60cを連結し、S3 、S6 、S8 、S1 2 はシ
ュートに連結することなくそのまま直下に原料を落下さ
せるようにする。
【0010】以上のように構成することによって、分散
装置60の入口開口部にアットランダムに供給された原
料は、12の空間S1 、S2 、・・・S1 2 のいずれか
に分断され、各々振動篩70の横幅方向の左側部分(A
流れ)、中央部分(B流れ)、右側部分(C流れ)のい
ずれかに落下し、かつ、その分配率はほぼ均等となるか
ら振動篩70の横幅方向にほぼ均等に分配される。空間
S1 、S2 、・・・の間隙の大きさは、出来るだけ狭い
ほうがより均等分配となるが、原料が閉塞しないために
原料の最大粒径の2〜3倍以上が望ましい。したがっ
て、図のような横幅1800mm×長さ4800mmの
砕砂用振動篩では、供給原料最大粒径50mmであるか
ら空間S1 、S2 、・・・の寸法は125mm×600
mmとし、分散装置60の入口寸法は概略1500mm
×600mmとなる。
装置60の入口開口部にアットランダムに供給された原
料は、12の空間S1 、S2 、・・・S1 2 のいずれか
に分断され、各々振動篩70の横幅方向の左側部分(A
流れ)、中央部分(B流れ)、右側部分(C流れ)のい
ずれかに落下し、かつ、その分配率はほぼ均等となるか
ら振動篩70の横幅方向にほぼ均等に分配される。空間
S1 、S2 、・・・の間隙の大きさは、出来るだけ狭い
ほうがより均等分配となるが、原料が閉塞しないために
原料の最大粒径の2〜3倍以上が望ましい。したがっ
て、図のような横幅1800mm×長さ4800mmの
砕砂用振動篩では、供給原料最大粒径50mmであるか
ら空間S1 、S2 、・・・の寸法は125mm×600
mmとし、分散装置60の入口寸法は概略1500mm
×600mmとなる。
【0011】本発明に使用する分散装置60は、入口開
口部の全面に亘って原料を均等に分布して供給しなくて
も、すなわち、入口開口部の中央付近に局部的に供給し
ても、その落下領域が少なくとも区画された空間Sn の
3つ以上の大きさであれば、振動篩70へ供給される原
料は振動篩70の横幅方向に拡がって配分されるから、
ほぼ均等に原料分配される。また、前述したように、図
10の原料流れA方向(材料流れ方向と一致)のみなら
ず、原料流れB方向(材料流れにほぼ直交)であって
も、振動篩横幅方向の片側に偏って落下することはな
く、ほぼ均等分配が可能となる。したがって、振動篩7
0の篩網72p、72qの全面を使用して篩分けできる
ので篩分け効率が向上する。
口部の全面に亘って原料を均等に分布して供給しなくて
も、すなわち、入口開口部の中央付近に局部的に供給し
ても、その落下領域が少なくとも区画された空間Sn の
3つ以上の大きさであれば、振動篩70へ供給される原
料は振動篩70の横幅方向に拡がって配分されるから、
ほぼ均等に原料分配される。また、前述したように、図
10の原料流れA方向(材料流れ方向と一致)のみなら
ず、原料流れB方向(材料流れにほぼ直交)であって
も、振動篩横幅方向の片側に偏って落下することはな
く、ほぼ均等分配が可能となる。したがって、振動篩7
0の篩網72p、72qの全面を使用して篩分けできる
ので篩分け効率が向上する。
【0012】次に、振動篩70に後設した分配手段につ
いて説明する。図2の分配手段の実施例(第1実施例)
では、両側の側板110sとこの両側板110s、11
0sの間に挟まれた水平な底板110pで形成された産
物通路110の中間部に、開口部110aが配設され、
開口部110aの面積は篩網72qの横幅方向に前後進
駆動されるモートルエアシリンダ110cの作動により
水平に前後進自在な左右一対のスライドゲート110b
によって、拡縮自在となっている。したがって、モート
ルエアシリンダ110cのピストンロッドのストローク
を調整することにより、開口部110aの面積を調整
し、下段篩網72qの篩上産物のうち開口部110aよ
り落下して製品砕砂へ合流する篩上産物の割合を調節で
きる。開口部110aを通過せずに産物通路110を通
過した篩上産物は、戻り輸送ライン100を経由して旋
動式クラッシャ40へ戻され、再破砕される。なお、図
2の実施例では、開口部110aの両側にスライドゲー
ト110bおよびモートルエアシリンダ110cをそれ
ぞれ2組設置したが、スライドゲートとエアシリンダを
1組のみとする構造としてもよい。
いて説明する。図2の分配手段の実施例(第1実施例)
では、両側の側板110sとこの両側板110s、11
0sの間に挟まれた水平な底板110pで形成された産
物通路110の中間部に、開口部110aが配設され、
開口部110aの面積は篩網72qの横幅方向に前後進
駆動されるモートルエアシリンダ110cの作動により
水平に前後進自在な左右一対のスライドゲート110b
によって、拡縮自在となっている。したがって、モート
ルエアシリンダ110cのピストンロッドのストローク
を調整することにより、開口部110aの面積を調整
し、下段篩網72qの篩上産物のうち開口部110aよ
り落下して製品砕砂へ合流する篩上産物の割合を調節で
きる。開口部110aを通過せずに産物通路110を通
過した篩上産物は、戻り輸送ライン100を経由して旋
動式クラッシャ40へ戻され、再破砕される。なお、図
2の実施例では、開口部110aの両側にスライドゲー
ト110bおよびモートルエアシリンダ110cをそれ
ぞれ2組設置したが、スライドゲートとエアシリンダを
1組のみとする構造としてもよい。
【0013】図3は本発明の分配手段の第2実施例を示
しており、産物通路110の途中の底板110p上に竪
軸110y回りに回動自在な回転ベーン110xを配設
し、竪軸110yを任意の角度だけ回転駆動できるよう
にしたもので、下段の篩網72qを振動篩70の長手方
向に平行に流れてくる篩上産物を回転ベーン110xで
区分するようになっており、その区分割合は回転ベーン
110xの傾斜位置によって任意に変更自在となってい
る。すなわち、図3に示すような位置に回転ベーン10
xを保持した場合、図の横幅Lu分が製品ラインへ流
れ、図の横幅Lo分が戻りライン100へ戻される。し
たがって、製品ラインと戻りラインへ各々送られる下段
の篩上産物の量比が自由に調整可能となる。なお、竪軸
110yに可逆転可能な制動器付きの減速電動機タイプ
のモータを取り付けて遠隔操作するようにしてもよい。
しており、産物通路110の途中の底板110p上に竪
軸110y回りに回動自在な回転ベーン110xを配設
し、竪軸110yを任意の角度だけ回転駆動できるよう
にしたもので、下段の篩網72qを振動篩70の長手方
向に平行に流れてくる篩上産物を回転ベーン110xで
区分するようになっており、その区分割合は回転ベーン
110xの傾斜位置によって任意に変更自在となってい
る。すなわち、図3に示すような位置に回転ベーン10
xを保持した場合、図の横幅Lu分が製品ラインへ流
れ、図の横幅Lo分が戻りライン100へ戻される。し
たがって、製品ラインと戻りラインへ各々送られる下段
の篩上産物の量比が自由に調整可能となる。なお、竪軸
110yに可逆転可能な制動器付きの減速電動機タイプ
のモータを取り付けて遠隔操作するようにしてもよい。
【0014】図7の砕砂Dの粒径分布は、このようにし
て下段の篩上産物を下段の篩下産物に任意の量比で加え
て粒径分布の改善を図ったものを示し、明らかに最大粒
径近くの分布量が増加していることが判るが、依然とし
てJIS規格の上限値Xと下限値Yの範囲に入ってお
り、JIS規格を満足している。
て下段の篩上産物を下段の篩下産物に任意の量比で加え
て粒径分布の改善を図ったものを示し、明らかに最大粒
径近くの分布量が増加していることが判るが、依然とし
てJIS規格の上限値Xと下限値Yの範囲に入ってお
り、JIS規格を満足している。
【0015】以上述べたように、本発明においては、簡
便容易な手段により、最下段篩網の篩上産物を任意の割
合に区分し、一方を戻りラインへ、他方を製品ラインへ
移送するように構成したので、原料のりゅど構成が変化
したり、旋動式クラッシャ40の破砕部ライナの変更に
よって砕砂製品の粒度分布が今までのものと異なった
り、あるいは市場に出す砕砂の粒度構成を変更したりす
る場合には、製品砕砂の粒径分布を所望のものに即座に
変更できるので、容易に対応できる。
便容易な手段により、最下段篩網の篩上産物を任意の割
合に区分し、一方を戻りラインへ、他方を製品ラインへ
移送するように構成したので、原料のりゅど構成が変化
したり、旋動式クラッシャ40の破砕部ライナの変更に
よって砕砂製品の粒度分布が今までのものと異なった
り、あるいは市場に出す砕砂の粒度構成を変更したりす
る場合には、製品砕砂の粒径分布を所望のものに即座に
変更できるので、容易に対応できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、振動篩に長方形篩網型振動篩を採用し分散装置を経
由して破砕産物を供給するようにしたので、目詰まりが
少なく、かつ、篩効率が高い。また、既存の振動篩の最
下段篩網で規制される最大粒径を要求により任意に変更
できるから、市場の要求に速やかに、かつ、簡便に対応
することができ、設備の操作性、利便性が向上する。
は、振動篩に長方形篩網型振動篩を採用し分散装置を経
由して破砕産物を供給するようにしたので、目詰まりが
少なく、かつ、篩効率が高い。また、既存の振動篩の最
下段篩網で規制される最大粒径を要求により任意に変更
できるから、市場の要求に速やかに、かつ、簡便に対応
することができ、設備の操作性、利便性が向上する。
【図1】本発明の実施例に係る砕砂製造設備のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図2】本発明の第1実施例を示す振動篩および産物通
路の要部斜視図である。
路の要部斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る振動篩および産物通
路の要部斜視図である。
路の要部斜視図である。
【図4】本発明の実施例に係る分散装置の斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例に係る分散装置の平面図であ
る。
る。
【図6】本発明の実施例に係る分散装置の縦断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施例に係る原料および砕砂産物の粒
度分布曲線図である。
度分布曲線図である。
【図8】従来の砕砂製造設備のフローチャートである。
【図9】従来の振動篩への原料供給状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図10】従来の振動篩上の原料流れを示す説明図であ
る。
る。
1 砕砂製造設備 10 原料ホッパ(原料ビン) 20 振動フィーダ 30 ベルトコンベヤ 40 旋動式クラッシャ 50 ベルトコンベヤ 60 分散装置 60A ケーシング 60a シュート 60b シュート 60c シュート 62 堰板 70 振動篩 70a ストーンボックス 70b 底板 72p 篩網(上段) 72q 篩網(下段) 100 戻りライン 110 産物通路 110a 開口部 110b スライドゲート 110c エアシリンダ 110p 底板 110s 側板 110x 回転ベーン 110y 竪軸 111 シュート A 供給原料 B 破砕産物 C 砕砂(従来) D 砕砂(本発明) X JIS砕砂(上限値) Y JIS砕砂(下限値) L 篩上産物の流れ
Claims (4)
- 【請求項1】 原料を受け入れる原料ビンと、原料切出
用の振動フィーダと、旋動式クラッシャと、破砕後の破
砕産物を篩分けする振動篩と、該振動篩の横幅方向に均
等に破砕産物を分散させて該振動篩へ供給する分散装置
とを備えた砕砂製造設備であって、 該分散装置はケーシング内に該振動篩の原料流れ方向に
ケーシング入口断平面を複数等分する垂直の堰板を並列
して配置するとともに、該ケーシング内面と該堰板の各
々によって区画形成された空間の各々の下端に前記振動
篩の横幅方向を複数分割する流路を形成するシュートを
順次取り付けてなり、 該振動篩の網目は長方形網目に形成するとともに、該長
方形網目の長辺を原料流れ方向に沿って配置し、 該振動篩の篩上産物を該旋動式クラッシャへ戻す輸送経
路からなる閉回路を備えた砕砂製造設備。 - 【請求項2】 振動篩は篩目の異なる複数段の篩網を備
えるとともに、該複数段の篩網のうち最下段の篩網の下
流側に連接し、該最下段篩網の篩上産物を任意の割合に
区分する分配手段を備え、区分けされた一方の最下段篩
上産物を閉回路の戻りラインへ戻し、区分けされた他方
の最下段篩上産物を該最下段篩網の篩下産物に合流させ
る産物通路を備えた請求項1記載の砕砂製造設備。 - 【請求項3】 産物通路の途中に設けた開口部に、該産
物通路の横幅方向を水平に進退動自在なスライドゲート
および該スライドゲートの進退動手段を配設してなる分
配手段を備えた請求項2記載の砕砂製造設備。 - 【請求項4】 産物通路の底面の中間部に、該産物通路
を移動する篩上産物を任意の割合に区分する竪軸回りに
回動自在な回転ベーンを配設してなる分配手段を備えた
請求項2記載の砕砂製造設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25695396A JPH1099714A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 砕砂製造設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25695396A JPH1099714A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 砕砂製造設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099714A true JPH1099714A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17299665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25695396A Pending JPH1099714A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 砕砂製造設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1099714A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004322067A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Michihiko Suzuka | 土と廃ガラス破砕粒を混合した人工砂 |
CN103357479A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-10-23 | 池州灵芝化建材料科技有限公司 | 一种白云石尾矿制备白云石颗粒的方法 |
CN112547283A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-26 | 淄博大力矿山机械有限公司 | 工业砂石骨料及其生产设备 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25695396A patent/JPH1099714A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004322067A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Michihiko Suzuka | 土と廃ガラス破砕粒を混合した人工砂 |
CN103357479A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-10-23 | 池州灵芝化建材料科技有限公司 | 一种白云石尾矿制备白云石颗粒的方法 |
CN112547283A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-26 | 淄博大力矿山机械有限公司 | 工业砂石骨料及其生产设备 |
CN112547283B (zh) * | 2020-12-07 | 2022-03-01 | 淄博大力矿山机械有限公司 | 工业砂石骨料的生产设备 |
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