JPH1099409A - 外壁にカット用頸部を挟むフランジ部を備えた非晶性樹脂製アンプル及びその為のプリフォーム - Google Patents

外壁にカット用頸部を挟むフランジ部を備えた非晶性樹脂製アンプル及びその為のプリフォーム

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JPH1099409A
JPH1099409A JP27707896A JP27707896A JPH1099409A JP H1099409 A JPH1099409 A JP H1099409A JP 27707896 A JP27707896 A JP 27707896A JP 27707896 A JP27707896 A JP 27707896A JP H1099409 A JPH1099409 A JP H1099409A
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resin
cutting
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amorphous
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JP27707896A
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Keiji Hamamoto
本 啓 二 浜
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Taisei Kako Co Ltd
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Taisei Kako Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/09Ampoules
    • B65D1/095Ampoules made of flexible material

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 縮合環構造を分子主鎖とする非晶性オレ
フィン重合体樹脂又は該オレフィンとエチレンとの非晶
性共重合体樹脂を主体とする有底筒状体の樹脂製アンプ
ル(1)であってその略中段域外壁にカット用頸部(NC)及
びそれを挟む位置の少なくとも切除部(12)側に上側フラ
ンジ(12f)を備えると共に、液体収容部(13)側は下側フ
ランジ(13f)と略同一の肉厚に形成された区域を所定肉
厚以上に備えた樹脂製プリフォーム並びにそれを所定温
度域において内部へ印加される液圧によって所定容積ま
で膨張させて得られた非晶性樹脂製アンプル(1)。横断
面形状は円形に加えて楕円形及び多角形包含。 【効果】 アンプル開封時の屑発生も汚染も無く、作業
者負傷の恐れ解消。アンプルは高透明、高防湿性、高耐
熱変形性、運搬、貯蔵及び取扱容易性大、耐薬品性良
好。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカット容易でその際
に破片も殆ど発生せず、輸送貯蔵時の破損も無く、焼却
可能な非晶性樹脂製アンプルに関する。詳しくは、本発
明は医薬、消毒薬、液体燃料、栄養剤溶液又は液体造影
剤等を収容するに好適な非晶性樹脂製アンプルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この分野において殆ど唯一の資材として
圧倒的優位性を保ってきたガラス製アンプルは種々の長
所例えば、半永久的なガス遮断性、耐水性、防湿性、液
体遮断性、透明性、表面硬度、加圧水蒸気殺菌耐久性及
びアンプルカット受容性等を備えている。これらの長所
を兼備する資材は他には殆ど存在しないと従来は考えら
れてきた。
【0003】しかし、ガラス製アンプルも万全ではな
い。時として生ずるその問題点は例えば下記の様な多様
なものである: ◆内容液へのアルカリ溶出; ◆内容液へのガラスフレーク等の細片の混入; ◆輸送中又は貯蔵中の破損; ◆アンプルカット時のガラス細片の混入; ◆アンプルカット時の負傷と内容液の汚染; ◆焼却不能であることから不燃物として廃棄する外は無
い。
【0004】上記の問題点を解消する目的で、樹脂製ア
ンプルは既に検討されている。しかし、従来汎用されて
いる殆どの樹脂は上記の問題点の何れかに対する十分な
解決を提供し難いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は従来の
ガラス製アンプルに伴っている上記の多様な問題点を殆
ど解消した極めて実用的な樹脂製アンプルを提供するこ
とにある。本発明者はその為にはアンプルを形成する資
材(素材)樹脂の選択が本質的であることに想到し、広
範な検討を繰り返した結果として本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成要件
の結合によって所期の効果を奏するものである: (1)縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱可塑性樹脂
で形成された樹脂製アンプルであって、有底樹脂チュー
ブにおいて相対的に大径の内容液収容部とそれに続く相
対的に小径で先端が閉塞された切除用部とから形成され
ると共に、内容液収容部から切除用部への縮径の為の移
行区域に設けられた略V字型のカット用頸部とそれを挟
んで両側に位置する大径のフランジ部とを備えている非
晶性樹脂製アンプル。 (2)縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱可塑性樹脂
が下記の一般式(1)で表わされる化学構造を含有する単
独重合体又は一般式(1)で表わされる化学構造を含有す
るモノマーとエチレンとの共重合体である前記項1に記
載の非晶性樹脂製アンプル:
【0007】
【化2】
【0008】[式中、R1〜R12は水素、アルキル基及
びハロゲンから選ばれる基であって、互に別異であって
もよい。更に、R9及びR10から選ばれる1以上がR11
及びR12から選ばれる1以上と互に環を形成していても
よい。nは0以上の数である。R5〜R8が複数回出現す
る場合(n≧2の場合)には、それらが互に別異でもよ
い]。 (3)縦断面における略V字型のカット用頸部の最低点に
おける樹脂層の厚さが折除に必要な厚さ上限以下であ
り、該最低点を挟む区域の輪郭線の少なくとも一方が長
軸に対して切り立っているか又は該輪郭線が一連のU字
型カット用頸部を形成している場合にはその下段部がV
字型に近い形状に形成されている前記項1又は2に記載
の非晶性樹脂製アンプル。 (4)縦断面におけるアンプルの略V字型のカット用頸部
を挟む両岸域にそれぞれフランジ部が形成されている前
記項1〜3の何れかに記載の非晶性樹脂製アンプル。 (5)縦断面における略V字型のカット用頸部を挟むそれ
ぞれ上下3mm以内に外壁から張出幅0.5mm以上で厚さ
0.5mm以上のフランジ部を備えた前記項1〜4の何れ
かに記載の非晶性樹脂製アンプル。 (6)縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱可塑性樹脂
で形成された有底で緩やかな移行区間付き異径チューブ
であって、その相対的に大径の内容液収容用区域とそれ
に続く相対的に小径の切除用部とから形成されると共
に、内容液収容用区域から切除用部への縮径の為の移行
区域に形成された略V字型のカット用頸部とそれを挟む
それぞれ上下5mm以内に張出幅0.5mm以上のフランジ
部とを備えている非晶性樹脂製のプリフォーム。 (7)樹脂製アンプルの横断面形状(長軸に垂直な平面で
切断した際に現われる形状)が楕円形(長径/短径≧1.
2)、卵形、蒲鉾型、小判型又は三角形以上の多角形で
ある前記項1〜5の何れかに記載の非晶性樹脂製アンプ
ル又は請求項6に記載の非晶性樹脂製のプリフォーム。 (8)縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱可塑性樹脂
を射出成形して緩やかな縮径の為の移行区域に略V字型
のカット用頸部とそれを挟む上下両側に突起部又はフラ
ンジ部とを賦形されたプリフォームを作成し、該プリフ
ォームをその樹脂の軟化点以上において該プリフォーム
中に流体圧を印加してプリフォームを膨張させながら分
割金型の内壁面へ圧接してその形状を転写することから
なる樹脂製アンプルの成形方法。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の樹脂製アンプルは従来の
ガラス(詳しくは「珪酸ガラス」等の珪酸塩を主成分と
するガラス類)製アンプルと基本的には近い形状即ち、
内容液収容部として相対的に大径の有底管状部分を備え
ると共に、この有底管状部分の底と反対側の末端は相対
的に小径に急激に絞られた後に略その径で末端の封止部
へ到る形状に賦形されている。
【0010】とはいえ、本発明の樹脂製アンプルのカッ
ト用頸部の形状は従来のガラス製アンプルのそれとは大
幅に異なる。即ち、従来の資材である珪酸ガラスに比べ
て本発明の資材である樹脂は切り傷付与に続く折曲げ力
又は引張力の印加によっては切断又は折断されにくい性
質のものであることから、樹脂製アンプルのカット用頸
部は切断又は折断に適した形状に賦形されている。
【0011】ここで、本発明における「樹脂」は結晶性
重合体に限らず、低結晶性重合体及び非晶性重合体であ
っても成形加工業界において「樹脂」と認識され、流通
及び成形加工されている重合体をも包含することを付言
する。
【0012】本発明の樹脂製アンプルを形成する素材樹
脂としてはガス遮断性、耐水性、防湿性、液体遮断性、
透明性、表面硬度、加圧水蒸気殺菌耐久性及びアンプル
カット受容性等を全て従来のガラスによって実現されて
いた水準に相当に近い程度に備えているものであること
が重要である。その素材樹脂は縮合環構造を分子主鎖と
する非晶性樹脂である。
【0013】この「縮合環構造を分子主鎖とする非晶性
樹脂」として現在入手容易で実用に耐えるものの例は下
記の2種類である: <樹脂-1>下記の一般式(1)で表わされる化学構造を含
有するポリシクロポリエン類であって例えば、トリシク
ロデセン類、トリシクロドデセン類、トリシクロトリデ
セン類、トリシクロテトラデセン類、トリシクロペンタ
デセン類及びトリシクロヘキサデセン類;テトラシクロ
デセン類、テトラシクロドデセン類、テトラシクロトリ
デセン類、テトラシクロテトラデセン類、テトラシクロ
ペンタデセン類及びテトラシクロヘキサデセン類;ペン
タシクロデセン類、ペンタシクロドデセン類、ペンタシ
クロトリデセン類、ペンタシクロテトラデセン類、ペン
タシクロペンタデセン類及びペンタシクロヘキサデセン
類;ヘキサシクロデセン類、ヘキサシクロドデセン類、
ヘキサシクロトリデセン類、ヘキサシクロテトラデセン
類、ヘキサシクロペンタデセン類及びヘキサシクロヘキ
サデセン類を挙げることができ、好ましくはトリシクロ
テトラデセン類、テトラシクロドデセン類、ペンタシク
ロペンタデセン類、更に好ましくはテトラシクロドデセ
ン類を挙げることができる。
【0014】これらの好適モノマーを主体とする非晶性
重合体は製造会社からの公開特許公報によれば一般に全
ての基Rが水素原子であってしかも、nが略1である化
学構造を含有する構成単位とエチレン単位とを主体とし
て含有する共重合体であると見られる。この好適樹脂の
1例は商品名「Apel」として三井石油化学工業(株)等
から市販されている。
【0015】
【化3】
【0016】[式中、R1〜R12は水素、アルキル基及
びハロゲンから選ばれる基であって、互に別異であって
もよい。更に、R9及びR10から選ばれる1以上がR11
及びR12から選ばれる1以上と互に環を形成していても
よい。nは0以上の数である。R5〜R8が複数回出現す
る場合(n≧2の場合)には、それらが互に別異でもよ
い。] <樹脂-2>上記の化学構造式で表わされるビシクロアル
ケン類の重合体の水素化物、別名「ノルボルネン重合体
類水素化物」であって例えば、ビシクロ[2.2.1.]-5-
ヘプタン及びそのアルキル置換体特にメチル置換体を挙
げることができる。この好適樹脂の1例は商品名「ゼオ
ネックス」として日本ゼオン(株)から市販されている。
【0017】<図面に基づく説明>以下に、本発明の樹
脂製アンプル、その前段階である有底樹脂管(未封)等に
ついて図面に基づいて具体的に説明する。図1で包括さ
れる態様は本発明の樹脂製アンプル及びその充填前段階
にある有底樹脂管(チューブ)等であって、図1は本発明
の樹脂製アンプルの模式的拡大縦断面図であり、図2は
本発明の樹脂製アンプルのカット用頸部を挟むフランジ
部と傾斜部とで形成された「起伏区域」の模式的拡大縦
断面図である。本発明の樹脂製アンプルの横断面形状
(長軸に垂直な平面で切断した際に現われる形状)は通
常は「円形」であると考えられるが、特段にそれに限定
される必然性は無い。
【0018】図1において1は非晶性樹脂製アンプル自
体であって、略管状の樹脂製アンプル自体の長軸を含む
断面(縦断面)における略中央付近には起伏区域(11)
が位置し、その区域の中に位置する最小径部分(カット
用頸部)を境にして一方は切除用部(12)、他方は内容
液収容部(13)で形成されている。切除用部(12)にお
ける内容液収容部(13)に近い側(「切除用部下段」と
略称することがある)の末端(「切除用部下端」と称す
ることがある)外壁にアンプルカット用頸部(「カット
用頸部」と略称することがある)(14)を包含する略V
字型区域が位置し、このカット用頸部(14)に隣接する
内容液収容側には通常、アンプル長軸に対して殆ど直交
に近い急な傾斜(13s)が形成されている。
【0019】この急な傾斜(13s)はアンプルカット位
置を明確化する為に有用であると共に、切除用部(12)
を切除後の内容液収容部(13)先端部に弱点を残さない
為にも有用である。この頸部(14)及びそれを挟む両側
の斜面を一括して「カット用区域」(NC)と称すること
がある。このカット用区域(NC)の形状が内容液収容部
(相対的に大径)側で長軸に略直交する様に切り立って
おり、他方、切除用部(相対的に小径)側で先端へ向けて
拡がる相対的に緩い傾斜を形成している。双方の斜面の
中で切除用部側の斜面(傾斜)を(12s)、内容液収容
部側の斜面(傾斜)を(13s)と称することがある。
【0020】図2に示された起伏区域(11)おいては、
図の上方が切除用部(12)であり、図の下方が内容液収
容部(13)である。ここでは、上方から下方へ向けて説
明する(本発明において「上下左右前奥」等は説明の便
宜上の表現である)。
【0021】<<切除用部>>切除用部(12)から内容液収
容部(13)へ向けて下ると、先ず上側フランジ部(12
f)が現われる。この上側フランジ部(12f)は切除用部
(12)の外壁面から略垂直に立ち上がって拡径を続け、
所定の高さ(張出幅)に達した位置で切除用部(12)の
長軸(12x)と略平行に転向し、所定の厚さに達した位
置で切除用部(12)へ向けて縮径に転じて切除用部(1
2)の外壁面に達した位置で完結する。
【0022】上側フランジ部(12f)の起点から切除用
部(12)の長軸(12x)に対して稍緩い傾斜(12s)で縮
径しながら長軸(12x)へ向かい、カット用頸部(最低
点)(14)に到る。このカット用頸部(14)は切除用部
(12)の下端に相当する。
【0023】カット用頸部(14)からは内容液収容部
(13)が始まり、この頸部(14)から垂直に近い険しい
傾斜(13s)で下方へ向けて拡径して本体外壁面に到
り、カット用区域(NC)が完成される。本体長軸(12
x)の正方向(上方向)に対する緩い傾斜の角度(傾角;
α)は30〜60度、好ましくは35〜50度に設定さ
れ、本体長軸(13x)の正方向(上方向)に対する険し
い傾斜の角度(傾角;β)は左回りで90〜110度、好
ましくは95〜105度に設定される。
【0024】上記の緩い傾斜(12s)の意義は切除用部
(12)がカット(切除)される際に比較的容易に折曲げ
られて切除され得る為に有益であることに求められる。
他方、内容液収容部(13)の上端に位置する険しい傾斜
(13u)の意義はカッターの当接位置を確定すると共
に、折曲げによる切除を容易にすることにある。
【0025】険しい傾斜(13s)から長軸(13x)に沿っ
て下方へ向かう内容液収容部(13)の外壁面は下方へ向
けて通常は稍拡径して中腹部(13m)を形成している。
中腹部(13m)の拡径度合い(傾角:α)は長軸(13x)
の正方向に対して左回りに155〜175度、好ましく
は160〜170度(頸部から肩部へ至る円錐面の頂
角:βでは50〜10度)に設定すれば通常は十分であ
る。
【0026】所定長さの中腹部(13m)の下方に、下側
フランジ部(13f)が現われる。即ち、下側フランジ部
(13f)は前記の中腹部(13m)の下端から険しい斜面が
立ち上がって急速に拡径し、所定の高さに達した位置で
本体(13)の長軸(13x)と略平行に転向し、所定のフ
ランジ厚に達した位置で再び長軸(13x)へ向けて急速
に縮径して最低点(13v)に到る。この最低点(13v)は
薬液収容部である内容液収容部(13)のカット用頸部
(14)の最低点(13v)に相当する。
【0027】最低点(13v)は内容液収容部(13)の外
壁面(13w)が所定幅だけ長軸(13x)に略平行に伸びて
いる区域である。最低点(13v)の下端から本体外壁面
(13w)は険しく立ち上がって、その上端が上側フラン
ジ部(12f)及び下側フランジ部(13f)の何れよりも大
径である所定外径まで拡径(張り出)した後に長軸と略平
行に下方へ転向して、多くの場合に「薬液収容部」とな
る内容液収容部(13)の肩部(13p)が形成されてい
る。
【0028】内容液収容部(13)は肩部(13p)の下端
から更に多少拡径して内容液収容部外壁(13w)を形成
し、所定長さの胴部(13b)を形成した後に下端(13d)
に到る。内容液収容部(13)の下端は底板(13z)で閉
塞されている。
【0029】<樹脂製アンプルの横断面形状>本発明の
樹脂製アンプルの横断面形状(長軸に垂直な平面で切断
した際に現われる形状)は多くは「円形」であるが、そ
れに限らず主として転がり防止の目的では、下記の形状
が好ましく用いられ得る。ここで「アンプルの転がり出
し防止」とは、アンプルが肉眼では傾斜していることを
直感しにくい程度の僅かな傾斜面の測地線に対して並行
ではない向きに載置された場合に、自然発生的に生ずる
転落行動をいう。明らかに傾斜している斜面にアンプル
を載置することは不注意であるから、本発明の転落(転
がり出し)はその状態からの転落をも防止することを主
目的とはしない: ◆「楕円形(長円形)」であってその長径/短径の比率が
1.2以上であるもの; ◆「卵形」であってその長径/長い方の短径≧1.2の
もの; ◆「蒲鉾型」(その円周上の一部分が直線に変形された
もの)であって、好ましくは直線(底辺)に垂直な高さ
/直線(底辺)長≦2のもの; ◆小判型(円周上の対向する2部分が直線に変形された
もの)であって、好ましくは両直線間の距離(高さ)/直
線長≦2のもの;並びに ◆「多角形」例えば、「三角形」は正三角形から鈍角三
角形を含み、「四角形」は台形を含み、五角形は横長四
角形の頂辺若しくは底辺がそれと交差する線上を外方へ
張り出したものを含む、「六角形」(1辺又は2辺が他
辺よりも長いものを含む)、八角形(1辺又は2辺が他
辺よりも長いものを含む)及び十二角形(1辺又は2辺
が他辺よりも長いものを含む)等であって、好ましくは
多角形がその断面形状における高さ/底辺長≦2の条件
を充足するアンプルが転がり防止には好適である。
【0030】この種の多角形管状体の中で、その横断面
形状において高さ/底辺長が上記の条件を充足するもの
は何れも「転がり防止」に優れている点で使用場所が水
平でなく、肉眼で直感しにくい程度の僅かな(緩やかな)
傾斜ある場合にもそれを問題にせずに用いられ得る。ま
た、上記の「多角形」は「正多角形」に限らない。
【0031】上記の「転がり防止機能」に加えて、横断
面形状が正多角形の管状体(アンプル)では、その多数
本が「最密充填可能」即ち、「横並べ容易」及び「積み
上げ容易」であることの寄与によって「収納に有利」及
び「持ち運び容易」等の長所をも備えている。ここで、
「正多角形」とは幾何学的に厳密なものではなく、それ
に相当に近い形状の意味である。従って、素材樹脂の特
性に起因してその横断面形状を形成する多角形の辺が多
少内方へ湾曲していても「凹」という語を冠せず、相互
に対向する2平面が完全には平行に位置しなくても「平
行」な対向する2平面に包含されて、本発明における多
角形に包含される。
【0032】全く別異の転がり防止策としては、アンプ
ルのカット用頸部の近傍に位置するフランジを内容液収
容部の外径よりも外側まで張り出させて、アンプルの自
然発生的な転がり出しを防止し得る様にする方策も採用
可能である。
【0033】<樹脂製アンプルのカット用頸部の別異態
様例>図3で包括される態様は本発明の樹脂製アンプル
(1)におけるカット用区域(NC)の最低点(13v)を挟
む両側の形状の別異例であって、図3の(A)及び(B)に
示された形状はV字型区域の切除用部(12)側に略直立
した壁面が立ち上がっている点で図2の(B)に示された
形状とは異なる。従って、これらの態様におけるαは略
90度である。更に、図3の(A)に示された態様では上
側フランジ部(12f)に加えて、切除用部(12)の末端
側に別異のフランジ部が設けられている。
【0034】図3の(C)に示された形状はV字型区域の
内容液収容部(13)側の岸に下側フランジ部(13f)が
欠如している点で図2の(B)に示された形状とは異なっ
ている。図3の(D)に示された形状はV字型区域の内容
液収容部(13)側が切り立った壁面に形成されている点
で図2の(B)に示された形状とは異なる。
【0035】図3の(E)に示された形状はV字型区域の
最低点(14)を挟む両側が大局的にはU字型、細密には
その下段部では大きく開いたV字型で、中段部から両岸
まではそれぞれ殆ど直立の壁面に形成されている点で図
2の(B)に示された形状とは異なる。
【0036】図3の(F)で示された形状はカット用区域
(NC)におけるV字型区域が略左右対称の傾斜で形成さ
れ、しかも双方の傾斜の何れもが直線的である点で、図
2の(B)に示された形状とは異なる。付言すれば、この
形状は図3に例示された諸態様の中で最も簡素である。
【0037】<樹脂製アンプルの製造法>この樹脂製ア
ンプル(1)を製造する好適方法の1例として、通称「イ
ンジェクション・ブロー成形法(射出・中空成形法)」
を挙げることができる。この成形法は先ず、素材樹脂を
射出成形法によって通常は有底管状のプリフォームに成
形する工程及びそれに続いてこのプリフォームを素材樹
脂の軟化温度以上の温度域まで昇温させた後に、起伏区
域(11)の形状が壁面に形成された分割金型でプリフォ
ームを両側から挟んでプリフォームの下端を締め切ると
共にプリフォーム内へ加圧流体を圧入して、起伏区域
(11)の形状をプリフォームに転写するブロー成形法に
よって底部、フランジ部及び頸部等からなる起伏区域
(11)を成形する賦形工程とからなる2段法を挙げるこ
とができる。
【0038】このインジェクション成形・ブロー成形か
らなる2段法によって得られた有底管状体はその略中央
域に起伏区域(11)が成形されているが、まだ内容液が
充填されておらず、従ってそれに続く開放端の融着封止
が行なわれていないものの、その実態においては本発明
の樹脂製アンプル(1)と同一であるから、これもまた本
発明の技術的範囲内に属する。その理由は上記の有底管
状体の用途が樹脂製アンプルとしての用途と極めて密接
に結びついていることに求められる。
【0039】とはいえ、上記の有底管状体と同等なもの
が仮に全く別の製法によって作られたとしても、実質的
に同一の材料からなると共に同一の形状を帯びている限
り本発明の技術的範囲に属する。
【0040】
【発明の効果】本発明の樹脂製アンプル(1)はその内容
液収容部(13)内に内容液が充填された後に切除用部
(12)の開放端が溶融閉塞されて密閉状態となる。本発
明の樹脂製アンプル(1)は防湿性、耐水性及び気体(特
に酸素及び二酸化炭素)遮断性の何れにも優れた樹脂で
ある縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱可塑性樹脂
で形成されている寄与によって、収容されている薬液等
を長期間にわたって充填時の侭に保存し得る。
【0041】本発明の樹脂製アンプ(1)ルを開封するに
は、その起伏区域(11)におけるカット用頸部(14)の
外壁に対して切断手段例えば切断刃又は鑢等を樹脂製ア
ンプル(1)の長軸に対して略垂直な面内で当接させるこ
とによって外壁面に切込みを印加し、この切込みを境界
として内容液収容部(13)と切除用部(12)とを相互に
反対方向へ強く引く等の作用によって切除用部(12)が
内容液収容部(13)から分離される。
【0042】本発明の樹脂製アンプル(1)を用いれば、
下掲の様な諸々の効果を生じ得る: (1)切除時にアンプル素材の切り屑、破片等が生ずる恐
れが全く無い。 (2)内容液収容部に収容された液体、多くは薬液が弱酸
性又は弱アルカリ性の何れであっても、それによって樹
脂製アンプルが変質又は分解作用を受けず、樹脂が内容
液を変質又は分解等させる恐れも無い。 (3)防湿性、耐水性及び気体遮断性の何れにも優れた樹
脂で形成されていることから、内容液の濃縮又は侵入気
体による汚染、変質又は分解等の恐れも殆ど無い。 (4)内容液収容部と切除用部とを分離する際に作業者が
その手指に負傷する恐れが全く無い。
【0043】
【実施例1】縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱可
塑性樹脂として商品名「Apel(三井石油化学社製)」
をスクリュー型射出成形機(L/D=18)に装入して温度
200〜240℃において樹脂を溶融混練した後に温度
60℃に設定された金型へ溶融樹脂流を射出して所定の
プリフォーム(全長:65mm;切除用部長:35mm;内容液
収容部長:30mm;外径10mm;平均肉厚1.0mm)を成形
した。
【0044】このプリフォームの温度がその軟化点(軟
化温度)170℃以下まで低下した後に、これをブロー
成形機の分割金型(プリフォームの長軸を含む面内で分
割)の長軸と平行に設置して両側からこれを分割金型で
挟付けた。この分割金型の内壁は成形後の樹脂製アンプ
ルの外形に対応する様に賦形されていた。次にこのパリ
ソン内に加圧流体として空気(圧力:10kgf/cm2・g;温
度25℃)を圧入してパリソン外壁を分割金型の内壁面
に密着させてその形状をパリソンに転写して、所期の樹
脂製アンプル(未封)を得た。
【0045】この樹脂製アンプル(未封)はそのカット用
頸部(14)の外径が7mm、同部を挟む傾斜部の中でその
切除用部(12)側の緩い傾斜部(12s)の傾角(α)が略
45〜65度であり、それに対向する内容液収容部(1
3)側の険しい傾斜部(13s)の傾角(β)は略75〜85
度に形成されていた。
【0046】得られた未封の樹脂製アンプルに試験用生
理食塩水を充填後に、切除用部(12)の開口端を溶封し
た。この溶封は溶封されるべき箇所に熱風を噴射するこ
とによってその箇所を直ちに溶融させ、次に封止治具で
押さえ込んで殆ど瞬間的に完了した。
【0047】このカット用頸部(14)を切除用部(12)
と内容液収容部(13)とに向けて相互に反対側へ引い
て、カット用頸部(14)を切断した。その際には、切断
に伴う樹脂粉も切り屑も殆ど飛散せず、切断面にも複雑
で尖った凸部(ささくれ)も、鋭い縁部の凹部も生じな
かった。
【0048】切断後のアンプル内を蒸留水で洗い出して
から、液体中の微細浮遊物を計数するコールターカウン
ターに装填して洗浄液内の微粉有無を検定した。その結
果、微細浮遊物が全く見当たらなかったことから、切断
によっては樹脂粉等が生じなかったものと判断した。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の態様は本発明の樹脂製アンプルの模式的
拡大縦断面図である。
【図2】図2の態様は本発明の樹脂製アンプルの封止状
態及びこの樹脂製アンプルのカット用区域の模式的拡大
縦断面図であって、図2の(A)は封止状態の樹脂製アン
プルの模式的縦断面図、図2の(B)は本発明の樹脂製ア
ンプルにおけるカット用区域の模式的部分拡大縦断面図
である。
【図3】図3の(A)〜(F)に示された諸態様は本発明の
樹脂製アンプルにおけるカット用区域の形状別異例を示
す模式的部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 本発明の非晶性樹脂製アンプル 11 本発明のアンプルにおける起伏区域 12 切除用部 13 内容液収容部 14 アンプルカット用頸部 12f アンプルの中段外壁における上側フランジ部 12s 切除用部側の下端でカット用頸部に隣接する
傾斜 12x アンプルの上半部の長軸 13b アンプル下半分の胴部 13d アンプル下半部の内容液収容部の下端 13f アンプルの中段外壁における下側フランジ部 13m アンプル下半部頂部の比較的急な傾斜に続く
拡径する中腹部 13p アンプル下半部の肩部 13s 内容液収容部側の上端でカット用頸部に隣接
する比較的急な傾斜 13v カット用頸部における最低点 13w アンプル下半部の胴部外壁 13x アンプルの下半部の長軸 13z アンプル下半部の底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 232/08 C08F 232/08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱
    可塑性樹脂で形成された樹脂製アンプルであって、有底
    樹脂チューブにおいて相対的に大径の内容液収容部とそ
    れに続く相対的に小径で他端が閉塞された切除用部とか
    ら形成されると共に、内容液収容部と切除用部との間に
    設けられたカット用頸部と該頸部に隣接する位置であっ
    て少なくとも切除用部側にフランジ部とを備えている非
    晶性樹脂製アンプル。
  2. 【請求項2】 縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱
    可塑性樹脂が下記の一般式(1)で表わされる化学構造を
    含有するモノマーの単独重合体又は一般式(1)で表わさ
    れる化学構造を含有するモノマーとエチレンとの共重合
    体である請求項1に記載の非晶性樹脂製アンプル: 【化1】 [式中、R1〜R12は水素、アルキル基及びハロゲンか
    ら選ばれる基であって、互に別異であってもよい。更
    に、R9及びR10から選ばれる1以上がR11及びR12
    ら選ばれる1以上と互に環を形成していてもよい。nは
    0以上の数である。R5〜R8が複数回出現する場合(n
    ≧2の場合)には、それらが互に別異でもよい]。
  3. 【請求項3】 縦断面における略V字型のカット用頸部
    の最低点における樹脂層の厚さが折除に必要な厚さ上限
    以下であり、該最低点を挟む区域の輪郭線の少なくとも
    一方が長軸に対して切り立っているか又は該輪郭線が一
    連のU字型カット用頸部を形成している場合にはその下
    段部がV字型に近い形状に形成されている請求項1又は
    2に記載の非晶性樹脂製アンプル。
  4. 【請求項4】 縦断面におけるアンプルの略V字型のカ
    ット用頸部を挟む両岸域にそれぞれフランジ部が形成さ
    れている請求項1〜3の何れかに記載の非晶性樹脂製ア
    ンプル。
  5. 【請求項5】 縦断面における略V字型のカット用頸部
    を挟むそれぞれ上下3mm以内に外壁から張出幅0.5mm
    以上で厚さ0.5mm以上のフランジ部を備えた請求項1
    〜4の何れかに記載の非晶性樹脂製アンプル。
  6. 【請求項6】 縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱
    可塑性樹脂で形成された有底で緩やかな移行区間付き異
    径チューブであって、その相対的に大径の内容液収容用
    区域とそれに続く相対的に小径の切除用部とから形成さ
    れると共に、内容液収容用区域から切除用部への縮径の
    為の移行区域に形成された略V字型のカット用頸部とそ
    れを挟むそれぞれ上下5mm以内に張出幅0.5mm以上の
    フランジ部とを備えている非晶性樹脂製のプリフォー
    ム。
  7. 【請求項7】 樹脂製アンプルの横断面形状(長軸に垂
    直な平面で切断した際に現われる形状)が楕円形(長径
    /短径≧1.2)、卵形、蒲鉾型、小判型又は三角形以上
    の多角形である請求項1〜5の何れかに記載の非晶性樹
    脂製アンプル又は請求項6に記載の非晶性樹脂製のプリ
    フォーム。
  8. 【請求項8】 縮合多環構造を分子主鎖とする非晶性熱
    可塑性樹脂を射出成形して緩やかな縮径の為の移行区域
    に略V字型のカット用頸部とそれを挟む上下両側に突起
    部又はフランジ部とを賦形されたプリフォームを作成
    し、該プリフォームをその樹脂の軟化点以上において該
    プリフォーム中に流体圧を印加してプリフォームを膨張
    させながら分割金型の内壁面へ圧接してその形状を転写
    することからなる樹脂製アンプルの成形方法。
JP27707896A 1996-09-27 1996-09-27 外壁にカット用頸部を挟むフランジ部を備えた非晶性樹脂製アンプル及びその為のプリフォーム Pending JPH1099409A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380662B1 (ko) * 2000-06-29 2003-04-23 광명제약 주식회사 플라스틱 앰플 및 그것을 제조하기 위한 장치
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