JPH1098716A - 圧縮情報供給再生システム、情報供給装置及び情報再生装置 - Google Patents

圧縮情報供給再生システム、情報供給装置及び情報再生装置

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JPH1098716A
JPH1098716A JP25153396A JP25153396A JPH1098716A JP H1098716 A JPH1098716 A JP H1098716A JP 25153396 A JP25153396 A JP 25153396A JP 25153396 A JP25153396 A JP 25153396A JP H1098716 A JPH1098716 A JP H1098716A
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JP
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video
supply
audio
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Application number
JP25153396A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Hayamizu
和弘 速水
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報供給装置と情報再生装置の接続の自由度
を損なうことのない圧縮情報再生システムを提供する。 【解決手段】 中央制御装置61は、ビデオバッファ7
3における情報蓄積量が80%を超えていると、ビデオ
バッファ73からビデオデコーダ74への情報の出力速
度と、システムデコーダ65からビデオバッファ73へ
の情報の入力速度を比較し、後者の方が大きければ、ビ
デオのパラメータテーブルの変更をし、そのテーブル番
号を情報供給装置20側へ送出する。そして、オーディ
オバッファ65においても同様の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データなどの
情報を情報供給装置にて圧縮して情報再生装置側に供給
し、情報再生装置側でその供給された圧縮情報を再生す
るようにしたシステムに関し、特に圧縮情報の供給速度
を調整して情報再生装置側での再生画像の破綻などの不
都合を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データなどを圧縮して供給す
る情報供給装置とその圧縮された画像データを再生する
情報再生装置とを伝送路を介して接続した圧縮情報供給
再生システムにおいては、情報再生装置でのステータス
を情報供給装置側へ伝送することはなく、情報供給装置
から情報再生装置への1方向のデータ伝送であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな伝送では情報供給装置と情報再生装置の伝送速度を
同じにしなければならず、接続の自由度が損なわれてい
た。また、情報再生装置がコンピュータ等の汎用装置で
あり、その情報再生装置が圧縮情報の再生以外のタスク
も実行しながら情報再生している場合、情報供給装置か
ら供給されてきた情報量の方が再生量よりも多くなって
しまうと再生が追いつかずに破綻し、例えば画像データ
であればコマ落ちなどが発生して見るに耐えないような
状態になることがあった。
【0004】なお、画像データとしては例えば映画に関
するものが代表的なものとして挙げられるが、映画情報
に限定されることなく、ビデオ付き音楽情報やいわゆる
映像カラオケのような背景画を伴うもの、あるいはゲー
ム情報等が考えられる。そして、近年のマルチメディア
技術の発展に伴い、適用範囲はますます拡大していくと
思われる。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、情報供給装置と情報再生装置の
接続の自由度を損なうことなく、また情報再生装置がコ
ンピュータ等の汎用装置であり圧縮情報の再生以外のタ
スクを実行しながら再生している場合であっても、供給
されてきた情報量に再生が追いつかなくなって破綻する
といった不都合を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、所
定の情報圧縮用符号化規格に基づいて情報を圧縮する情
報圧縮手段を備えた情報供給装置から伝送路を介して情
報再生装置に圧縮情報を供給し、該情報再生装置にて圧
縮情報を再生させるようにした圧縮情報供給再生システ
ムにおいて、情報再生装置は、圧縮情報の再生状況に基
づいて決定した当該圧縮情報の最適被供給速度を情報供
給装置側へ通知し、一方、情報供給装置は、通知された
最適被供給速度に基づき、情報圧縮手段によって圧縮す
る情報の圧縮率を制御可能に構成されていることを特徴
とする圧縮情報供給再生システムである。
【0007】本発明の圧縮情報供給再生システムによれ
ば、情報供給装置において、情報圧縮手段が所定の情報
圧縮用符号化規格に基づいて情報を圧縮し、その圧縮情
報を伝送路を介して情報再生装置に供給する。そして、
情報再生装置では、その供給された圧縮情報を再生させ
る。このような基本的作用を発揮するのに加え、さら
に、情報再生装置は圧縮情報の再生状況に基づいて決定
した圧縮情報の最適被供給速度を情報供給装置側へ通知
する。そして、情報供給装置は、通知された最適被供給
速度に基づき、情報圧縮手段によって圧縮する情報の圧
縮率を制御するのである。つまり、情報供給装置側の一
方的な判断による供給速度ではなく、情報再生装置側の
状況に応じた適切な供給速度での情報供給が可能とな
る。
【0008】これによって、情報供給装置と情報再生装
置の接続の自由度を損なうことなく、また情報再生装置
がコンピュータ等の汎用装置であり圧縮情報の再生以外
のタスクを実行しながら再生している場合であっても、
供給されてきた情報量に再生が追いつかなくなって破綻
するといった不都合を防止することができる。
【0009】また、このような圧縮情報供給再生システ
ムにおける圧縮情報としては、例えば請求項2に示すよ
うに、オーディオ情報とビデオ情報がセットになったも
のが考えられる。その場合、情報供給装置の情報圧縮手
段はオーディオ情報及びビデオ情報をそれぞれ個別に圧
縮可能であり、情報再生装置へは、個別に圧縮されたオ
ーディオ情報及びビデオ情報が多重化されたトランスポ
ートストリーム状態で供給され、情報再生装置では、供
給されたトランスポートストリームをオーディオ側及び
ビデオ側のパケットに分離し、オーディオバッファ及び
ビデオバッファにそれぞれ一時蓄積させ、オーディオバ
ッファ及びビデオバッファからそれぞれ読み出したオー
ディオ情報及びビデオ情報を同期を取りながら再生する
ように構成されていると共に、オーディオ情報及びビデ
オ情報それぞれに対応した最適被供給速度を決定して情
報供給装置側へ通知するよう構成すればよい。
【0010】そして、この場合の最適被供給速度の決定
方法としては、例えば請求項3に示すように、オーディ
オバッファ及びビデオバッファそれぞれにおける蓄積量
と、当該バッファへの情報入出速度とに基づいて決定す
ることが考えられる。例えばオーディオバッファやビデ
オバッファにおける蓄積量が所定量を超えた場合には情
報再生が追いつかずに満杯になる可能性があるため、情
報を供給される速度を低下させるようにすることが考え
られる。但し、バッファ蓄積量が所定量を超えていて
も、現時点でのバッファへの情報入力速度よりも情報出
力速度の方が大きければ、蓄積量が減少傾向にあるた
め、現時点の被供給速度のままでも構わないともいえ
る。このように、バッファ蓄積量とバッファへの情報入
出速度とに基づけば適切な被供給速度が決定できる。
【0011】また、このような圧縮情報供給再生システ
ムに用いて有効な情報供給装置としては、例えば請求項
4に示すものが考えられる。すなわち、所定の情報圧縮
用符号化規格に基づいて情報を圧縮する情報圧縮手段を
備え、その圧縮した情報を再生する情報再生装置に伝送
路を介して供給する情報供給装置において、情報再生装
置より通知された最適被供給速度に基づき、情報圧縮手
段によって圧縮する情報の圧縮率を制御する圧縮率制御
手段を備えていることを特徴とする。
【0012】一方、このような圧縮情報供給再生システ
ムに用いて有効な情報再生装置としては、例えば請求項
5に示すものが考えられる。すなわち、所定の情報圧縮
用符号化規格に基づいて圧縮された情報を情報供給装置
から伝送路を介して供給してもらい、その圧縮情報を再
生する情報再生装置において、供給された圧縮情報の再
生状況に基づいて当該圧縮情報の最適被供給速度を決定
する最適被供給速度決定手段と、最適被供給速度決定手
段にて決定された最適被供給速度を、情報供給装置側へ
通知する通知手段とを備えていることを特徴とする。
【0013】ところで、上述した圧縮情報供給再生シス
テムでは、情報再生装置が最適被供給速度を決定して情
報供給装置側へ通知し、情報供給装置がその通知された
最適被供給速度に基づき圧縮率を制御するようにしてい
たが、最適供給速度の決定を情報供給装置側が行うよう
にしてもよい。
【0014】この場合の圧縮情報供給再生システムの構
成としては、例えば請求項6に示すように、所定の情報
圧縮用符号化規格に基づいて情報を圧縮する情報圧縮手
段を備えた情報供給装置から伝送路を介して情報再生装
置に圧縮情報を供給し、該情報再生装置にて前記圧縮情
報を再生させるようにした圧縮情報供給再生システムに
おいて、情報再生装置は、前記供給された圧縮情報の再
生状況を情報供給装置側へ通知し、一方、情報供給装置
は、通知された再生状況に基づいて圧縮情報の最適供給
速度を決定し、その最適供給速度に基づき情報圧縮手段
によって圧縮する情報の圧縮率を制御可能にすることが
考えられる。
【0015】つまり、情報再生装置から圧縮情報の再生
状況を通知してもらい、情報供給装置がその再生状況に
基づいて圧縮情報の最適供給速度を決定するのである。
そして、このように決定する場合にも、上述の構成と同
様に、例えばオーディオ情報とビデオ情報がセットで情
報供給装置の情報圧縮手段がそれぞれを個別に圧縮可能
である場合には、オーディオ情報及びビデオ情報それぞ
れに対応した再生状況を通知してもらい、それぞれの最
適供給速度を決定して情報供給するようにすることが考
えられる。また、情報再生装置からは、オーディオバッ
ファ及びビデオバッファそれぞれにおける蓄積量と、当
該バッファへの情報入出速度とを再生状況として通知し
てもらうようにすればよい。
【0016】そして、この場合の情報供給装置側で決定
する最適供給速度は、上述した情報再生装置にて決定さ
れる「最適被供給速度」と全く同じになる場合もある
し、あるいは情報供給装置側の状況も考慮して調整する
ことも可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を詳し
く説明する。図1に示すように、本発明の一実施形態で
ある圧縮情報供給再生システム10は、情報供給装置2
0と情報再生装置60とが、同軸ケーブル等で構成され
る伝送路90を介して接続されて構成されている。ま
た、情報供給装置20にはエンコード装置50が装着さ
れている。なお、図1では情報再生装置60を1台だけ
図示してあるが、複数の情報再生装置60が1台の情報
供給装置20に接続されるのが普通である。また、伝送
路90は、有線・無線のいかんを問わず、あらゆるもの
が考えられる。
【0018】情報供給装置20の構成について説明す
る。情報供給装置20は、エンコード装置50にてPE
Sパケット化したビデオデータ及びオーディオデータを
多重ストリーム化して情報再生装置60へ供給するため
の装置である。図2に示すように、エンコード装置50
は、ビデオエンコーダ51と、ビデオPESパケッタイ
ザ52と、オーディオエンコーダ53と、オーディオP
ESパケッタイザ54とを備えている。なお、ビデオエ
ンコーダ51とオーディオエンコーダ53が「情報圧縮
手段」に相当する。
【0019】ビデオエンコーダ51は、外部から入力さ
れたアナログのビデオ信号をエンコードしてデジタルデ
ータ列に変換可能であり、このデジタルデータ列化され
たビデオ信号はビデオPESパケッタイザ52により、
この場合はMPEG2規格に従ってPESパケット化さ
れ、ビデオPESパケットとして出力される。
【0020】このビデオPESパケットは、図4(A)
に示すように、ヘッダ部と実効データ部とから構成され
ている。ヘッダ部は、パケットの開始コード・パケット
長・ヘッダ長・再生時刻管理情報などから構成される。
同様に、オーディオエンコーダ53は、外部から入力さ
れたアナログのオーディオ信号をエンコードしてデジタ
ルデータ列に変換可能であり、このデジタルデータ列化
されたオーディオ信号はオーディオPESパケッタイザ
54により、MPEG2規格に従ってPESパケット化
され、オーディオPESパケットとして出力される。こ
のオーディオPESパケットのデータ構成も、図4
(B)に示すように、上記ビデオPESパケットと実効
データ部の内容が違うだけで、基本的な構成は同様であ
る。なお、パケットを識別するためのPID(Packet
Identification )はパケット開始コードに含まれてい
る。
【0021】図1に示すように、ビデオPESパケッタ
イザ52の出力としてのビデオPESパケットは入力イ
ンタフェース21に入力され、オーディオPESパケッ
タイザ54の出力としてのオーディオPESパケットは
入力インタフェース22に入力される構造である。
【0022】入力インタフェース21に入力されたビデ
オPESパケットは、バス24を介してビデオ緩衝メモ
リ31に転送され、入力インタフェース22に入力され
たオーディオPESパケットは、バス24を介してオー
ディオ緩衝メモリ32に転送される。ビデオ緩衝メモリ
31では、転送されてきたビデオデータを一旦記憶し
て、マルチプレクサ35からの要求に応じて出力するこ
とができる。同様に、オーディオ緩衝メモリ32は、転
送されてくるオーディオデータを一旦記憶して、マルチ
プレクサ35からの要求に応じて出力することができ
る。
【0023】多重化手段としてのマルチプレクサ35
は、2つの緩衝メモリ31,32から送られてくるビデ
オデータのPESパケット列とオーディオデータのPE
Sパケット列とを多重化して1本のトランスポートスト
リーム(TS)とし、出力インタフェース36を通して
ヘッドエンド37に出力することができる。
【0024】なお、図示は省略しているが、この情報供
給装置20には、前述したビデオ緩衝メモリ31、オー
ディオ緩衝メモリ32、マルチプレクサ35および出力
インタフェース36からなるデータ出力機構が複数設け
られており、ヘッドエンド37は、これら複数のデータ
出力機構から送られてくるTSを各出力インタフェース
36に割り当てられているチャンネルにて伝送路90に
送出することができる。また、ヘッドエンド37は、モ
デム47から送られてくる信号を双方向通信用のチャン
ネルで送出し、伝送路90から双方向通信用のチャンネ
ルで入力された信号をモデム47に転送することができ
る。
【0025】モデム47は、バス24を介して制御手段
としての中央制御部30に接続されており、中央制御部
30は、モデム47およびヘッドエンド37を介して、
伝送路90によって接続されている情報再生装置60に
データを送信したり、情報再生装置60からのデータを
受け取ることができる。
【0026】また、中央制御部30は、前述した情報供
給装置20の各部の動作を制御することができ、特に、
エンコード装置50に対してエンコードの開始を指示
し、圧縮率の変更指示もできる。この圧縮率の変更指示
が「圧縮率制御手段」としての機能である。図2に示す
ように、この中央制御部30からの圧縮率変更指示はビ
デオエンコーダ51及びオーディオエンコーダ53に入
力されるのであるが、具体的にはパラメータテーブルの
番号が指示されることとなる。これは、ビデオエンコー
ダ51及びオーディオエンコーダ53はそれぞれパラメ
ータテーブルを記憶しており、中央制御部30から指定
されたテーブルのパラメータに基づいてエンコードする
ことにより圧縮率を変更することができるようにされて
いる。
【0027】次に、図3を参照して情報再生装置60の
構成について説明する。図3に示すように、情報再生装
置60は、情報再生装置60の各部の動作を制御するた
めの中央制御装置61を備えている。この中央制御装置
61は周知のマイクロコンピュータとして構成されてい
る。中央制御装置61には、キーボード(図示略)を有
する入力手段としての入力装置63が接続されており、
入力装置63を操作すれば、中央制御装置61に各種の
データや指示を入力することができる。また、中央制御
装置61は、モデム62を介して伝送路90に接続され
ており、前述の双方向通信用のチャンネルを使用して情
報供給装置20の中央制御部30と通信することができ
る。
【0028】さらに、伝送路90には、受信手段として
のチューナ64が接続されている。チューナ64は、中
央制御装置61の指示に応じてチャンネルを選択し、そ
の選択されたチャンネルで送信されてくる情報を受信す
ることができる。チューナ64によって受信された情報
は、分離手段としてのシステムデコーダ65に送出され
る。このシステムデコーダ65は、チューナ64によっ
て受信され転送されてくるTS(トランスポートストリ
ーム)を、ビデオPESパケットとオーディオPESパ
ケットとに分離し、それぞれビデオバッファ73、オー
ディオバッファ66に出力することができる。
【0029】オーディオデコーダ67は、オーディオバ
ッファ66よりオーディオPESパケットを読み出して
復号し、アナログのオーディオ信号としてアンプ69に
出力することができる。アンプ69は、オーディオ信号
を増幅してスピーカ70に送り、音声出力させることが
できる。
【0030】また、ビデオデコーダ74は、ビデオバッ
ファ73よりビデオPESパケットを読み出して復号
し、アナログのビデオ信号として映像表示装置75に出
力することができる。この映像表示装置75にはモニタ
テレビ76が接続されており、このモニタテレビ76に
おいて再生した映像を表示することができる。
【0031】前述のオーディオデコーダ67とビデオデ
コーダ74における再生管理は再生時刻管理部82が行
っている。この再生時刻管理部82は、中央制御装置6
1の指示にしたがって、オーディオ情報とビデオ情報の
どちらを基準として再生するのか、つまりどちらの時刻
管理情報を読み出して再生制御を実行するかをオーディ
オデコーダ67及びビデオデコーダ74に通知する。オ
ーディオデコーダ67及びビデオデコーダ74はこの再
生時刻管理部82からの指示にしたがって再生処理を実
行することとなる。
【0032】また、中央制御装置61は、オーディオバ
ッファ66及びビデオバッファ73における情報の蓄積
量及びそれら各バッファ66,バッファ73への情報入
出速度を随時取得することができるようにされている。
そして、この情報蓄積量と情報入出速度とに基づいて最
適被供給速度を決定し、その決定した最適被供給速度
を、モデム62を介して情報供給装置20側へ通知する
ことができるようにされている。したがって、中央制御
装置61は、「最適被供給速度決定手段」及び「通知手
段」としても機能する。
【0033】次に、本実施形態の圧縮情報供給再生シス
テム10の動作について説明する。まず、情報再生装置
60の利用者が、入力装置63を操作して所望の情報
(例えば映画)の供給を要求すると、中央制御装置61
はこの情報の送出要求をモデム62を通し、伝送路90
を介して情報供給装置20に送信する。
【0034】一方、情報供給装置20では、中央制御部
30がモデム47を通してこの要求を受信する。次に、
中央制御部30は、指定された情報のビデオデータ及び
オーディオデータの読み出しと中央制御部30が選定し
たデータ出力機構のビデオ緩衝メモリ31、オーディオ
緩衝メモリ32への転送を、エンコード装置50に指示
する。
【0035】さらに、中央制御部30は、上記の選定し
たデータ出力機構の出力インタフェース36に割り当て
られているチャンネルを、映画情報を要求してきた情報
再生装置60に通知する。情報再生装置60では、中央
制御装置61がチューナ64にチャンネルの選択を指示
する。こうして情報再生装置60は、そのチャンネルに
よりTS(トランスポートストリーム)が送信されてく
るのを待つ。
【0036】次に、情報供給装置20では、エンコード
装置50から出力されたビデオデータ(ビデオPESパ
ケット)をビデオ緩衝メモリ31に転送し、またエンコ
ード装置50から出力されたオーディオデータ(オーデ
ィオPESパケット)をオーディオ緩衝メモリ32に転
送する。
【0037】ビデオ緩衝メモリ31及びオーディオ緩衝
メモリ32からそれぞれ読み出されたビデオデータ及び
オーディオデータはマルチプレクサ35に入力する。マ
ルチプレクサ35は、その2つの緩衝メモリ31,32
から送られてくるビデオデータのPESパケット列とオ
ーディオデータのPESパケット列とを多重化して1本
のTSを生成し、出力インタフェース36を通してヘッ
ドエンド37に出力する。ヘッドエンド37は、このT
Sを所定のチャンネルにて送出する。
【0038】情報再生装置60では、チューナ64が上
記指定されたチャンネルによりそのTSを受信すること
となる。このTSを受信した時点からの情報再生装置6
0における動作について、図5,6も参照して説明す
る。
【0039】図5は、システムデコーダ65において実
行される処理である。まず最初のステップS1にて、T
Sパケットを取得したかどうかを判断する。TSパケッ
トを取得した場合には、S2へ移行して、そのPIDの
解読を行なう。TSパケットは、オーディオPES、ビ
デオPESのいずれであっても、図4の(A),(B)
に示すように共通のヘッダ部を有しており、そのパケッ
ト開始コードにPIDが含まれている。したがって、S
2ではそのPIDを解読し、その解読結果に応じてS
3,S4の判断を行なう。
【0040】つまり、取得したTSパケットがオーディ
オPESパケットであれば(S3:YES)、S5に移
行してオーディオバッファ66に振り分ける。また、ビ
デオPESパケットであれば(S4:YES)、S6に
移行してビデオバッファ81に振り分ける。
【0041】S5,S6の処理終了後はS1に戻り、次
のTSパケットを待つ。このようにして、PIDに基づ
いてオーディオバッファ66、ビデオバッファ73に振
り分けられたオーディオPESパケット、ビデオPES
パケットは、それぞれオーディオデコーダ67、ビデオ
デコーダ74に読み出されて所定の処理を実行する。な
お、オーディオデコーダ67及びビデオデコーダ74は
再生時刻管理部82からの指示にしたがって行なう。
【0042】このようにしてオーディオ及びビデオの再
生が実行されている最中に、中央制御装置61は、オー
ディオ及びビデオの再生状況を監視し、それを情報供給
装置20側へ通知する処理を実行する。その再生状況の
監視及び通知に関する処理について図6のフローチャー
トを参照して説明する。
【0043】まず、最初のステップS10においては、
ビデオバッファ73における情報蓄積量をチェックし、
情報蓄積量が80%以下であるかどうかを判断する。も
しもビデオバッファ73における情報蓄積量が80%以
下であれば(S10:YES)、S50へ移行して、オ
ーディオバッファ66における情報蓄積量をチェック
し、同様に情報蓄積量が80%以下であるかどうかを判
断する。ここでも、オーディオバッファ66における情
報蓄積量が80%以下であれば(S50:YES)、そ
のまま本処理を一旦終了し、所定のタイミングで再度S
10からの処理を繰り返す。つまり、S10で肯定判断
あるいはS50で肯定判断ということは、情報蓄積量が
80%以下であり、特に情報の供給量を低減させなくて
も、再生が追いつかずビデオバッファ73あるいはオー
ディオバッファ66が満杯になって視聴するに耐えない
ようなビデオ再生あるいはオーディオ再生となるような
不都合は生じないのである。
【0044】一方、S10で否定判断、すなわち、ビデ
オバッファ73における情報蓄積量が80%を超えてい
た場合には、S20へ移行する。S20では、ビデオバ
ッファ73からビデオデコーダ74への情報の出力速度
と、システムデコーダ65からビデオバッファ73への
情報の入力速度とを比較し、情報出力速度の方が情報入
力速度よりも大きいかどうかを判断する。そして、情報
出力速度の方が情報入力速度よりも大きい場合には(S
20:YES)、S30,40の処理を実行することな
く、S50へ移行するが、情報出力速度の方が情報入力
速度以下である場合には(S20:NO)、S30へ移
行して、ビデオのパラメータテーブルの変更をし、S4
0では、その変更したパラメータテーブル番号を情報供
給装置20側へ送出する。
【0045】同様に、S50で否定判断、すなわち、オ
ーディオバッファ66における情報蓄積量が80%を超
えていた場合には、S60へ移行する。S60では、オ
ーディオバッファ66からオーディオデコーダ67へ出
力される情報量と、システムデコーダ65からオーディ
オバッファ66へ入力される情報量とを比較し、情報出
力速度の方が情報入力速度よりも大きいかどうかを判断
する。そして、情報出力速度の方が情報入力速度よりも
大きい場合には(S60:YES)、S70,80の処
理を実行することなく、本処理を一旦終了するが、情報
出力速度の方が情報入力速度以下である場合には(S6
0:NO)、S70へ移行して、オーディオのパラメー
タテーブルの変更をし、S80では、その変更したパラ
メータテーブル番号を情報供給装置20側へ送出する。
【0046】これは、ビデオバッファ73あるいはオー
ディオバッファ66における情報蓄積量が80%を超え
ている場合(S10:NO,S50:NO)、そのまま
にしておくと再生が追いつかずビデオバッファ73ある
いはオーディオバッファ66が満杯になって視聴するに
耐えないようなビデオ再生あるいはオーディオ再生とな
る可能性があるため、続くS20あるいはS60におい
て、情報蓄積量は現時点において減少状態にあるのかど
うかを判断するのである。そして、情報出力速度の方が
情報入力速度よりも多ければ(S20:YES,S6
0:YES)、何もしなくてもビデオバッファ73ある
いはオーディオバッファ66の蓄積量が減っていく。し
かし、情報入力速度の方が情報出力速度よりも多い、あ
るいは同じであれば(S20:NO,S60:NO)、
ビデオバッファ73あるいはオーディオバッファ66の
蓄積量が将来的に80%以下とならない、あるいは将来
的に満杯になって視聴するに耐えないようなビデオ再生
あるいはオーディオ再生となる可能性が高いので、情報
供給装置20から供給される情報量を低減させるよう、
ビデオあるいはオーディオのパラメータテーブルを変更
するようそのテーブル番号を通知するのである。
【0047】このようにしてS40あるいはS80にて
ビデオあるいはオーディオのパラメータテーブル番号が
送出された場合の、情報供給装置20での処理について
説明する。情報供給装置20では、中央制御部30がモ
デム47を通してこの通知を受信する。次に、中央制御
部30は、通知されたパラメータテーブル番号を圧縮率
変更指示としてエンコード装置50に指示する。具体的
には、ビデオのパラメータテーブル番号はビデオエンコ
ーダ51(図2)に入力され、オーディオのパラメータ
テーブル番号はオーディオエンコーダ53(図2)に入
力される。
【0048】上述したように、ビデオエンコーダ51及
びオーディオエンコーダ53にはそれぞれパラメータテ
ーブルが記憶されており、指定されたテーブルのパラメ
ータに基づいてエンコードすることによって圧縮率を変
更することができるようにされている。本実施形態にお
いては、図6のS30あるいはS70におけるパラメー
タテーブルの変更は、圧縮率を増加する方向、つまり供
給する情報量を減少させる方向への変更である。したが
って、ビデオバッファ73あるいはオーディオバッファ
66の蓄積量が将来的に満杯になって視聴するに耐ない
ようなビデオ再生あるいはオーディオ再生となる可能性
が高い場合には、エンコード装置50での情報圧縮率を
高めて情報供給装置20から供給される情報量を低減さ
せるようにするのである。
【0049】なお、例えば最初はパラメータテーブル番
号1で情報圧縮しており、それではビデオバッファ73
あるいはオーディオバッファ66の蓄積量が将来的に満
杯になるような場合に、それよりも情報圧縮率が高いパ
ラメータテーブル番号2に変更されたとする。それで
も、やはりS20あるいはS60で肯定判断とならない
場合がある。つまり、情報供給装置20から情報再生装
置60への情報供給量が減少されたとしても、ビデオバ
ッファ73あるいはオーディオバッファ66へ入力する
情報量が出力する情報量よりも多い場合がある。この場
合には、再度S30あるいはS70にて再度パラメータ
テーブル番号が変更され、それが情報供給装置20へ通
知され、再度エンコード装置50での情報圧縮率を高め
るように指示されることとなる。
【0050】したがって、パラメータテーブル番号は、
通常の圧縮率に加えて高圧縮率の場合だけで2種類以上
設定可能としておくことが好ましい。このように、情報
再生装置60におけるビデオあるいはオーディオそれぞ
れの再生状況に応じ、詳しくはビデオバッファ73ある
いはオーディオバッファ66の蓄積量及び現時点での情
報入出力量の大小に応じて、情報の最適被供給速度に対
応するパラメータテーブル番号を情報供給装置20側に
通知、情報供給装置20においてその通知されたパラメ
ータテーブル番号に基づく圧縮率での情報圧縮をして情
報供給することによって、情報再生装置60の接続の自
由度を損なうことなく、また情報再生装置60がコンピ
ュータ等の汎用装置であり圧縮情報の再生該のタスクを
実行しながら再生している場合であっても、供給されて
きた情報量に再生が追いつかなくなって破綻するといっ
た不都合を防止できる。
【0051】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこのような実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲でさまざまに実
施できることは言うまでもない。例えば、上記実施形態
では、S10あるいはS50に示すように、パラメータ
テーブル番号の変更を行うための条件としてのビデオバ
ッファ73あるいはオーディオバッファ66における情
報蓄積量を、80%という1種類の情報蓄積量とし、ま
た、情報蓄積量が80%を超えていた場合のさらなる条
件としては、S20あるいはS60に示すように、情報
出力速度が情報入力速度よりも大きいかどうかという判
断にて行っていた。しかし、ビデオバッファ73あるい
はオーディオバッファ66における情報蓄積量が80%
前後の場合には、情報入出力速度の大小によって頻繁に
パラメータテーブル番号が変更されてしまう可能性があ
るので、条件判断をさらに細かく行ってもよい。例え
ば、判断のための情報蓄積量を70%,80%,90%
の3段階とし、情報入出力速度の単なる大小ではなく、
情報入出力速度の差に応じてパラメータテーブル番号の
変更の必要の有無を判断し、さらには変更する場合の制
御を調整することが考えられる。具体的には、情報蓄積
量が70%〜80%の場合には、情報入出力速度差が第
1の所定値以下の場合には何も変更せず、第1の所定値
を超えた場合(つまり情報の蓄積速度が相当大きいと判
断さら場合)にだけ1段階の圧縮率を増加するように
し、情報蓄積量が80%〜90%の場合には、情報入出
力速度差が第2の所定値を超えると1段階圧縮率を増加
するようにし、第3の所定値を超えると2段階圧縮率を
増加するようにし、情報蓄積量が90%を超えた場合に
は、無条件に最高の圧縮率にするように制御するといっ
たことが考えられる。
【0052】一方、上記実施形態では、圧縮率を増加す
る方向の制御のみであったが、逆に所定条件が成立した
場合には圧縮率を低減する方向への制御を実行してもよ
い。例えば、上記実施形態ではビデオバッファ73ある
いはオーディオバッファ66の蓄積量が80%以下の場
合(図6のS10:YES,S50:YES)には、何
等制御をしないようになっていたが、例えばビデオバッ
ファ73あるいはオーディオバッファ66の蓄積量が5
0%以下の場合には、圧縮率を低減させるようなパラメ
ータテーブルに変更してそのテーブル番号を通知するよ
うにしてもよい。こうすれば、不必要に圧縮率を高くし
て例えばビデオであれば画質を落とすような不都合も解
消できる。
【0053】また、上記実施形態では、情報再生装置6
0が自装置における再生状況に応じた最適被供給速度と
なるためのパラメータテーブル番号を決定して情報供給
装置20側へ通知し、情報供給装置20がその通知され
たパラメータテーブル番号に基づき圧縮率を制御するよ
うにしていたが、パラメータテーブル番号の決定を情報
供給装置20側が行うようにしてもよい。この場合に
は、情報再生装置60は圧縮情報の再生状況(例えばビ
デオバッファ73あるいはオーディオバッファ66の蓄
積量及び現時点での情報入出力速度)を通知し、情報供
給装置20は、通知された再生状況に基づいて最適な供
給速度となるためのパラメータテーブル番号を決定する
こととなる。そして、この場合の情報供給装置側で決定
する最適供給速度は、上述した情報再生装置にて決定さ
れる「最適被供給速度」と全く同じになる場合もある
し、あるいは情報供給装置側の状況も考慮して調整する
ことも可能である。
【0054】また、所定の情報圧縮用符号化規格として
MPEG2を例にとったがそれに限定されることはな
く、MPEG1やJPEG等でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の圧縮情報供給システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】 実施形態のエンコード装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 実施形態の情報再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 (A)はビデオPESパケットのデータ構成
を示す説明図、(B)はオーディオPESパケットのデ
ータ構成を示す説明図である。
【図5】 情報再生装置のシステムデコーダにおいて実
行される処理を示すフローチャートである。
【図6】 情報再生装置の中央制御装置において実行さ
れるオーディオ及びビデオの再生状況監視及び通知に関
する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…情報供給システム 20…情報供給装
置 30…中央制御部 31…ビデオ緩衝
メモリ 32…オーディオ緩衝メモリ 35…マルチプレ
クサ 36…出力インタフェース 37…ヘッドエン
ド 41…テロップ緩衝メモリ 50…エンコード
装置 51…ビデオエンコーダ 52…ビデオPE
Sパケッタイザ 53…オーディオエンコーダ 54…オーディオ
PESパケッタイザ 60…情報再生装置 61…中央制御装
置 62…モデム 63…入力装置 64…チューナ 65…システムデ
コーダ 66…オーディオバッファ 67…オーディオ
デコーダ 69…アンプ 70…スピーカ 73…ビデオバッファ 74…ビデオデコ
ーダ 75…映像表示装置 76…モニタテレ
ビ 82…再生時刻管理部 90…伝送路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報圧縮用符号化規格に基づいて
    情報を圧縮する情報圧縮手段を備えた情報供給装置から
    伝送路を介して情報再生装置に圧縮情報を供給し、該情
    報再生装置にて前記圧縮情報を再生させるようにした圧
    縮情報供給再生システムにおいて、 前記情報再生装置は、前記圧縮情報の再生状況に基づい
    て決定した当該圧縮情報の最適被供給速度を前記情報供
    給装置側へ通知し、 一方、前記情報供給装置は、通知された前記最適被供給
    速度に基づき、前記情報圧縮手段によって圧縮する情報
    の圧縮率を制御可能に構成されていることを特徴とする
    圧縮情報供給再生システム。
  2. 【請求項2】 前記情報供給装置の情報圧縮手段はオー
    ディオ情報及びビデオ情報をそれぞれ個別に圧縮可能で
    あり、前記情報再生装置へは、個別に圧縮されたオーデ
    ィオ情報及びビデオ情報が多重化されたトランスポート
    ストリーム状態で供給され、 前記情報再生装置では、供給されたトランスポートスト
    リームをオーディオ側及びビデオ側のパケットに分離
    し、オーディオバッファ及びビデオバッファにそれぞれ
    一時蓄積させ、当該オーディオバッファ及びビデオバッ
    ファからそれぞれ読み出したオーディオ情報及びビデオ
    情報を同期を取りながら再生するように構成されている
    と共に、前記オーディオ情報及びビデオ情報それぞれに
    対応した前記最適被供給速度を決定して前記情報供給装
    置側へ通知するよう構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の圧縮情報供給再生システム。
  3. 【請求項3】 前記最適被供給速度を、前記オーディオ
    バッファ及びビデオバッファそれぞれにおける蓄積量
    と、当該バッファへの情報入出速度とに基づいて決定す
    るよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載
    の圧縮情報供給再生システム。
  4. 【請求項4】 所定の情報圧縮用符号化規格に基づいて
    情報を圧縮する情報圧縮手段を備え、その圧縮した情報
    を再生する情報再生装置に伝送路を介して供給する情報
    供給装置において、 前記情報再生装置より通知された最適被供給速度に基づ
    き、前記情報圧縮手段によって圧縮する情報の圧縮率を
    制御する圧縮率制御手段を備えていることを特徴とする
    情報供給装置。
  5. 【請求項5】 所定の情報圧縮用符号化規格に基づいて
    圧縮された情報を情報供給装置から伝送路を介して供給
    してもらい、その圧縮情報を再生する情報再生装置にお
    いて、 前記供給された圧縮情報の再生状況に基づいて当該圧縮
    情報の最適被供給速度を決定する最適被供給速度決定手
    段と、 該最適被供給速度決定手段にて決定された最適被供給速
    度を、前記情報供給装置側へ通知する通知手段とを備え
    ていることを特徴とする情報再生装置。
  6. 【請求項6】 所定の情報圧縮用符号化規格に基づいて
    情報を圧縮する情報圧縮手段を備えた情報供給装置から
    伝送路を介して情報再生装置に圧縮情報を供給し、該情
    報再生装置にて前記圧縮情報を再生させるようにした圧
    縮情報供給再生システムにおいて、 前記情報再生装置は、前記供給された圧縮情報の再生状
    況を前記情報供給装置側へ通知し、 一方、前記情報供給装置は、通知された前記最適被供給
    速度に基づいて圧縮情報の最適供給速度を決定し、その
    最適供給速度に基づき前記情報圧縮手段によって圧縮す
    る情報の圧縮率を制御可能に構成されていることを特徴
    とする圧縮情報供給再生システム。
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