JPH1098632A - 水平偏向出力用トランジスタの駆動方法及びその駆動装置 - Google Patents

水平偏向出力用トランジスタの駆動方法及びその駆動装置

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JPH1098632A
JPH1098632A JP8251595A JP25159596A JPH1098632A JP H1098632 A JPH1098632 A JP H1098632A JP 8251595 A JP8251595 A JP 8251595A JP 25159596 A JP25159596 A JP 25159596A JP H1098632 A JPH1098632 A JP H1098632A
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horizontal deflection
base current
output transistor
deflection output
driving
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JP8251595A
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Shiyuuji Kohaku
修司 子迫
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチスキャンディスプレイの水平偏向出力回
路部において、出力用トランジスタのベース電流駆動条
件を水平偏向周波数fH に応じて最適なものに切り換え
ることにより、過大発熱や画像歪みの問題が少なく、信
頼性の高い水平偏向出力トランジスタの駆動方法と駆動
装置を提供することを可能にする。 【解決手段】水平偏向出力回路において、水平偏向出力
用トランジスタのベース電流駆動条件を、水平偏向周波
数に応じて切り換える切換回路を設ける。前記ベース電
流駆動条件は、負方向のピークベース電流値と負方向の
ベース電流の引き抜く度合いであり、切換回路は高周波
モード切り替え信号出力を入力することにより動作する
ものである。なお、負方向のピークベース電流値、又は
負方向のベース電流の引き抜く度合いの制御は、抵抗ま
たはMOSFETのオン抵抗を用いて行うものであるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランジスタの駆
動方法に関するものであり、特にテレビを含むディスプ
レイ用ブラウン管の偏向コイルを駆動する水平偏向出力
回路に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水平偏向出力用トランジスタの駆
動方法において、図8に示すような水平偏向同期矩形波
信号1を、水平偏向出力用トランジスタQ2 のベース電
流駆動用トランジスタQ1 に入力し、その出力をQ2
ベース電流駆動用トランスTの一次側に入力する。Tの
二次側は、ベース電流制御抵抗R2 とスピードアップダ
イオードDs の並列回路を通して、水平偏向出力用トラ
ンジスタQ2 のベースに接続する。このほかR2 とDs
の並列回路を通さず直結する場合、コイルを通して接続
する場合もある。本発明に関連する破線で囲まれたEの
部分を、以下ベース電流駆動回路と呼ぶことにする。
【0003】図8に示す回路は、このほか共振コイルL
y と共に水平偏向周波数fH に共振する共振コンデンサ
y1〜Cy3と、これらを切り換えるためのMOSFET
スイッチ回路Q3 、Q4 と、Ls と共にS字補正を行う
コンデンサCs1〜Cs3と、これらを切り換えるためのM
OSFETスイッチ回路Q5 、Q6 と、ダンパダィオー
ドDi と、高周波モード切り替え信号の出力部3と、F
BT(Fly-Back Transformer)6から構成される。
【0004】図8の回路において、水平偏向用出力トラ
ンジスタQ2 のベース電流IB 、コレクタ電流IC の波
形及びコレクタ・エミッタ間電圧VCEの波形は、図9に
示すようになる。ここにTH は水平偏向同期矩形波信号
の周期、IB1(end) はベース電流IB が引き抜かれる直
前の正方向ベース電流、ICP、VCPはそれぞれQ2 のコ
レクタ電流IC 、コレクタ・エミッタ間電圧VCEのピー
ク値である。図10はベース電流IB とコレクタ電流I
C の波形の詳細を示す図である。ここにIB2は負方向の
ピークベース電流値、tstg はIB1(end) からIB2にな
るまでの蓄積時間、tf はコレクタ電流IC の下降時間
である。
【0005】ベース電流IB の単位時間当りの引き抜く
度合いdIB /dt[A/μs]は、図10に示すよう
に、図8のトランスTの漏れインダクタンスにより、ほ
ぼ直線的に引き抜かれる。
【0006】
【数1】
【0007】ここに|dIB /dt|、|IB2|はそれ
ぞれ絶対値を表す。また、マルチスキャンディスプレイ
として水平偏向周波数fH が変化する場合、共振コイル
y は固定であるが、直列接続されている共振コンデン
サCy1〜Cy3をスイッチング素子Q3 、Q4 で切り換え
ることにより、共振周波数が切り換えられる。共振コイ
ルLy 、共振コンデンサCy には次の関係がある。
【0008】
【数2】
【0009】
【数3】
【0010】水平偏向出力用トランジスタにおいて、コ
レクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat) 、画像歪みに関
係する蓄積時間tstg 、下降時間tf 、Q2 の損失PW
がQ2 のスイッチング特性に関連する主要な特性項目で
ある。
【0011】これらの特性項目は、トランジスタの直流
電流増幅率hFE又はVCE(sat) のばらつき等、トランジ
スタ側に依存する項目と、IB1(end) 、IB2、dIB
dt、fH 等、ベース電流IB の駆動方法に依存する項
目とが互いに影響してその値が定められる。
【0012】前記hFE又はVCE(sat) のばらつき等、ト
ランジスタ側に依存する項目については、ベース電流I
B の駆動方法により、そのばらつき等の対策をするのが
一般的である。図11に蓄積時間tstg 、下降時間t
f 、負方向ピークベース電流−IB2及び損失PW のベー
ス電流の引き抜く度合い|dIB /dt|に対する依存
性が、hFEの大きさにより変化する様子を示す。図の実
線はhFEの大きなトランジスタ、点線はhFEの小さなト
ランジスタについて求められたものである。また、これ
らの曲線は水平偏向周波数fH 、IB1(end) 及び周囲温
度一定の条件で求められたものである。
【0013】図の矢印に示した|dIB /dt|の範囲
が、Q2 のhFEばらつきに対して、これらの特性項目値
のばらつきを小さくする最適範囲ということができる。
の損失と画像歪みの小さい、最適な水平偏向を行う
ことができる|dI /dt|とIB1(end) の、水平
偏向周波数fH に対する依存性を図12に示す。ここに
|dIB /dt|はIB1(end) 一定、周囲温度一定の条
件で、またIB1(end) は|dIB /dt|一定、周囲温
度一定の条件で求めたものである。
【0014】このように、Q2 の損失と画像歪みの小さ
い最適な水平偏向を行うためには、与えられたfH に対
して、|dIB /dt|とIB1(end) が、共に図12に
示す最適値であることが必要となる。
【0015】IB の駆動方法については、従来fH が低
周波から高周波に変化すると同時にベース電流駆動電源
+VBBをさげ、IB1(end) を図12の高周波に対応する
値まで減少させる方法も一部に見られたが、この時|d
B /dt|は図12の曲線から外れ、不適切な値とな
る。このため水平偏向周波数fH が変化しても、+VBB
を固定して使用する場合が多かった。このように、従来
H の値によっては適切なIB の駆動がなされず、過大
な発熱や画像歪みを生じ、問題となっていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の水平偏向出力トランジスタの駆動方法では、ベース電
流駆動条件が固定されているために、水平偏向周波数が
切り換えられたときに、各周波数における最適な駆動が
されないことから、損失が増大することによる過大発熱
や、tstg の変化による画像歪みの問題を生じ、これを
解決することが課題となっていた。
【0017】本発明は、上記の問題点を解決すべくなさ
れたもので、モニターやマルチメディア対応テレビ等に
用いるマルチスキャンディスプレイの水平偏向出力回路
において、出力用トランジスタのベース電流駆動条件、
すなわち、負方向のピークベース電流IB2、または負方
向のベース電流の引き抜く度合いdIB /dtを、水平
偏向周波数fH に応じて最適なものに切り換えることに
より、前記過大発熱や画像歪みの問題が少なく、信頼性
の高い水平偏向出力トランジスタの駆動方法を提供する
ことを目的としている。
【0018】
【課題を解決する手段】本発明の水平偏向出力トランジ
スタの駆動方法は、水平偏向出力用トランジスタのベー
ス電流駆動条件を、水平偏向周波数に応じて切換回路に
より切り換えることを特徴とする。
【0019】ここで用いるベース電流駆動条件は、少な
くとも負方向のピークベース電流値、負方向のベース電
流の引き抜く度合いのいずれか1つであり、切換回路は
高周波モード切り替え信号出力を前記切換回路に入力す
ることにより動作するものである。また、前記少なくと
も負方向のピークベース電流値、負方向のベース電流の
引き抜く度合いのいずれか1つの制御は、少なくとも抵
抗、MOSFETのオン抵抗のいずれか1つを用いて行
うものであることを特徴とする。
【0020】本発明の水平偏向出力トランジスタの駆動
装置は、水平偏向同期矩形波信号を入力する入力端子
と、ベースが前記入力端子に接続され、コレクタが第1
の電位に接続され、かつエミッタが水平偏向出力用トラ
ンジスタのベースに接続された第1のトランジスタと、
ベースが前記入力端子に接続され、コレクタが第2の電
位に接続され、かつエミッタが水平偏向出力用トランジ
スタのベースに接続された第2のトランジスタと、前記
第2のトランジスタのコレクタと前記水平偏向出力用ト
ランジスタのエミッタ間に並列接続された、少なくとも
抵抗、MOSFETのいずれか1つを有し、前記MOS
FETのゲートに高周波モード切替信号出力部が接続さ
れたことを特徴とする。
【0021】また本発明の水平偏向出力トランジスタの
駆動装置は、水平偏向出力用トランジスタの少なくとも
負方向のピークベース電流値、負方向のベース電流の引
き抜く度合いが、水平偏向周波数に応じて切り換えられ
る切換回路を具備することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態に係る水平偏向トランジスタの駆動方法を示す図
である。破線で囲まれたベース電流駆動回路Aは、図8
に示す従来のベース電流駆動回路Eに相当する部分であ
る。図1の右端には、図8の対応する部分の右側にある
回路と同一のものが付加される。
【0023】図1のベース電流駆動回路Aは、相補型に
接続されたバイポーラトランジスタQ7 、Q8 とその電
源+VBB、水平偏向出力用トランジスタQ2 の正方向ベ
ース電流IB を制限するための抵抗R1 と、水平偏向出
力用トランジスタの負方向ベース電流−IB を制限する
ための抵抗R2 及びMOSFETのオン抵抗のような、
抵抗と同様な特性を持つ半導体素子Q9 、Q10からなっ
ている。
【0024】ここに相補型に接続されたバイポーラトラ
ンジスタQ7 とQ8 のコレクタは、それぞれ電源+VBB
から抵抗R1 による電圧降下を差し引いた第1の電位
と、接地よりQ9 、Q10の抵抗値及び抵抗R2 の合成抵
抗による電圧降下分だけ高い第2の電位とに接続され
る。
【0025】また前記R2 、Q9 、Q10は、図1に示す
高周波モード切換信号出力部3からの水平偏向周波数f
H によって切換える構造となっている。fH が低いとき
には、Q9 、Q10は共にオフのままであり、IB2及びd
B /dtで定められるベース引き抜き電流−IB は、
2 により制御される。fH が中の時は、Q9 オフ、Q
10オンとなり、IB2及びdIB /dtはQ10・R2
(Q10+R2 )により制御される。fH が高いとき、Q
9 オン、Q10オフとなりIB2及びdIB /dtは、Q9
・R2 /(Q9 +R2 )により制御される。このとき抵
抗成分の大小関係は、
【0026】
【数4】 の関係が成り立つように、Q9 、Q10のオン抵抗からM
OSFETの形状を決める。ここに数式中のQ9 、Q10
はそれぞれスイッチのオン抵抗を示す。
【0027】前記ベース電流駆動回路Aにおいて、fH
が低周波であるときのQ2 のベース電流IB の波形が図
2(a)の実線で、周波数がその約2倍の高周波である
ときの波形が破線でそれぞれ示されている。前記のよう
にfH が低周波の場合には、ベース引き抜き電流−IB
はR2 により制御されるが、高周波では式(6)に従っ
てR2 に比べて低い抵抗値で制御されるため、ベース引
き抜き電流の負方向のピーク値はIB2´は低周波の値I
B2に比べてより深くなる。
【0028】一方IB1(end) はR1 のみで制御されfH
に依存しないので、式(1)より|dIB /dt|は高
周波側で大きくなる。従ってベース引き抜き電流−IB
を条件式(6)に従って制御することにより、|dIB
/dt|を図12に示す最適条件に合わせることができ
るため、損失や画像歪みの最適状態を維持しつつ水平変
更周波数fH を切り替えることができる。
【0029】従来のベース電流駆動回路、図8のEにお
いて、fH を低周波からその2倍の高周波に切換えたと
きのベース電流IB の波形が、図2(b)の実線と破線
で示されている。このときは、ベース電流引抜き回路の
構成はfH によって変化しないのでIB1(end) 、IB2
びこれから定まるdIB /dtに変化はない。従ってd
B /dtは図12に示す最適条件から外れることとな
る。
【0030】なお、図2(a)、(b)において、横軸
はいずれも時間tを示している。図3は、前記ベース電
流IB の波形に対応するQ2 のコレクタ電流IC の波形
を、水平偏向周波数が低いときと高いときについて示し
たものである。図3(a)は本発明の第1の実施の形態
におけるベース電流駆動回路Aを用いた場合、図3
(b)は従来のベース電流駆動回路、図8のEを用いた
場合を示す。
【0031】従来のベース電流駆動回路Eを用いた場合
には、水平偏向周波数fH が低いとき、dIB /dtが
最適条件から外れるために、図3(b)に示すIC の波
形の破線で囲む部分にIc がゼロにならないテーリング
が発生し易く、IC と共振電圧VCEとの積からなる損失
が増大する(図9参照)一方、本発明の第1の実施の形
態におけるベース電流駆動回路Aを用いた場合には、d
B /dtを最適条件に保つことができるため、図3
(a)に示すように、IC 波形の対応する部分にテーリ
ングが発生し難く、損失を抑制することができる。
【0032】次に図4〜6を用いて本発明の第1の実施
の形態の変形例について説明する。図4のベース電流駆
動回路Bは、電圧保持用ダイオードD1 〜Dn の保持電
圧をコンデンサCに充電し、負電源−VBBの代りとした
ものである。ここに相補型に接続されたバイポーラトラ
ンジスタQ7 とQ8 のコレクタは、図1と同様、それぞ
れ電源+VBBから抵抗R1 による電圧降下を差し引いた
第1の電位と、接地よりQ9 、Q10の抵抗値及び抵抗R
2 の合成抵抗による電圧降下分だけ高い第2の電位とに
接続される。
【0033】図5に示すように、正電圧側を高レベル、
電圧ゼロを低レベルとする水平偏向同期矩形波信号2を
ベース電流駆動回路Cに入力するとき、すなわち、TT
L信号をそのまま入力するときは、図1のベース電流駆
動回路Aに、ダイオードDi1、Di2を用いてレベルシフ
ト回路を構成すれば良い。また図6のベース電流駆動回
路Dにおいて、高周波モード切換信号出力3を、図の破
線で囲んだフォトカプラ4と5に入力して、MOSスイ
ッチQ9 、Q10を動作するようにしても良い。
【0034】なお、図6においても図1と同様、Q7
8 のコレクタはそれぞれ電源+VBBから抵抗R1 によ
る電圧降下を差し引いた第1の電位と、−VBBよりQ
9 、Q10の抵抗値及び抵抗R2 等の合成抵抗による電圧
降下分だけ高い第2の電位とに接続されている。
【0035】本発明の第1の実施の形態における出力ト
ランジスタの|dIB /dt|の、水平偏向周波数fH
に対する依存性を、従来の方法と比較して図7(a)に
示す。
【0036】図7(b)は出力トランジスタの損失PW
のfH 依存性を示す。いずれも、実線は本発明の方法に
よるもの、破線は従来の方法によるものである。これら
のデータはいずれも、IB1(end) 一定、周囲温度一定の
条件で求めたものである。
【0037】図7(a)に見られるように、本発明の方
法によれば|dIB /dt|は、fH と共に増加する
が、従来の方法によればfH に依存せず一定である。こ
れに対応して、出力トランジスタの損失PW は図7
(b)の実線に示すように、本発明の方法ではfH に依
存することなく一定の低い値に抑えることができるが、
従来の方法によれば、図の破線に示すようにfH の高周
波側でPW を低く抑えることができてもても低周波側で
はPW が増加することとなる。なお、本発明は上記の実
施の形態に限定されるものではなく、この他本発明の要
旨を逸脱しない範囲で、種々に変形して実施することが
できる。
【0038】
【発明の効果】上述したように本発明の方法によれば、
モニタ又はマルチメディア対応テレビのマルチスキャン
ディスプレイ水平偏向出力用トランジスタのベース電流
駆動条件を、水平偏向周波数の変化に応じて、極めて簡
単な回路で最適なものに切り替えることにより、画像歪
みや出力トランジスタの過大な発熱を防止し、放熱設計
の点で信頼性の高い出力トランジスタの動作を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るベース電流駆
動回路を示す図。
【図2】本発明と従来法のベース電流駆動回路を用いた
ときの、水平偏向出力トランジスタのベース電流波形を
比較した図。
【図3】本発明と従来法のベース電流駆動回路を用いた
ときの、水平偏向出力トランジスタのベース電流波形と
コレクタ電流波形を比較した図。
【図4】本発明のベース電流駆動回路の変形例を示す
図。
【図5】本発明のベース電流駆動回路の他の変形例を示
す図。
【図6】本発明のベース電流駆動回路の他の変形例を示
す図。
【図7】本発明と従来法のベース電流駆動回路を用いた
ときの、水平偏向出力トランジスタのベース電流の引き
抜く度合いと損失の水平偏向周波数依存性を比較した
図。
【図8】従来の水平偏向出力回路を示す図。
【図9】水平偏向出力回路における出力トランジスタの
ベース電流、コレクタ電流及びコレクタ・エミッタ電圧
の波形を示す図。
【図10】水平偏向出力回路における出力トランジスタ
のベース及びコレクタの電流波形の部分拡大図。
【図11】水平偏向出力回路における出力トランジスタ
の蓄積時間、下降時間、負方向ピークベース電流、損失
のベース電流を引き抜く度合いに対する依存性を示す
図。
【図12】水平偏向出力回路における出力トランジスタ
の最適なベース電流の引き抜く度合いと正方向ベース終
端電流の水平偏向周波数に対する依存性を示す図。
【符号の説明】
1、2…水平偏向同期矩形波入力信号 3…高周波モード切換信号出力部 4、5…フォトカプラ 6…フライバックトランス A…本発明の第1の実施の形態に係るベース電流駆動回
路 B、C、D、…本発明のベース電流駆動回路の変形例 E…従来のベース電流駆動回路 Q1 …入力トランジスタ Q2 …水平偏向出力用トランジスタ Q3 、Q4 …共振コンデンサ切替え用MOSFET Q5 、Q6 …S字補正コンデンサ切替え用MOSFET Q7 、Q8 …相補型バイポーラトランジスタ Q9 、Q10…抵抗値切替え用MOSFET Ds …スピードアップダイオード Di …ダンパダイオード D1 〜Dn …電圧保持用ダイオード Di1、Di2…レベルシフトダイオード T…ベース電流駆動用トランス Ly …共振コイル Ls …S字補正用コイル Cy1〜Cy3…共振コンデンサ Cs1〜Cs3…S字補正用コンデンサ C…電圧保持用コンデンサ R1 、R2 …ベース電流制限抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03K 19/0175 H03K 19/00 101F H04N 3/16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチスキャンディスプレイの水平偏向
    出力用トランジスタの駆動方法において、水平偏向出力
    用トランジスタのベース電流駆動条件を、水平偏向周波
    数に応じて動作する切換回路により切り換えることを特
    徴とする水平偏向出力用トランジスタの駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のベース電流駆動条件は、
    少なくとも負方向のピークベース電流値、負方向のベー
    ス電流の引き抜く度合いのいずれか1つであることを特
    徴とする水平偏向出力用トランジスタの駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の切換回路は、高周波モー
    ド切り替えの信号出力を前記切換回路に入力することに
    より、動作することを特徴とする水平偏向出力用トラン
    ジスタの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項2記載の、少なくとも負方向
    のピークベース電流値、負方向のベース電流の引き抜く
    度合いのいずれか1つの制御は、少なくとも抵抗、MO
    SFETのオン抵抗のいずれか1つを用いるものである
    ことを特徴とする水平偏向出力用トランジスタの駆動方
    法。
  5. 【請求項5】 マルチスキャンディスプレイの水平偏向
    出力用トランジスタの駆動装置において、 水平偏向同期矩形波信号を入力する入力端子と、 ベースが前記入力端子に接続され、コレクタが第1の電
    位に接続され、かつエミッタが水平偏向出力用トランジ
    スタのベースに接続された第1のトランジスタと、 ベースが前記入力端子に接続され、コレクタが第2の電
    位に接続され、かつエミッタが水平偏向出力用トランジ
    スタのベースに接続された第2のトランジスタと、前記
    第2のトランジスタのコレクタと前記水平偏向出力用ト
    ランジスタのエミッタ間に並列接続された、少なくとも
    抵抗、MOSFETのいずれか1つを有し、 前記MOSFETのゲートに高周波モード切替信号出力
    部が接続されたことを特徴とする水平偏向出力用トラン
    ジスタの駆動装置。
  6. 【請求項6】 マルチスキャンディスプレイの水平偏向
    出力用トランジスタの駆動装置において、水平偏向出力
    用トランジスタの少なくとも負方向のピークベース電流
    値、負方向のベース電流の引き抜く度合いのいずれか1
    つが、水平偏向周波数に応じて切り換えられる切換回路
    を具備することを特徴とする水平偏向出力用トランジス
    タの駆動装置。
JP8251595A 1996-09-24 1996-09-24 水平偏向出力用トランジスタの駆動方法及びその駆動装置 Pending JPH1098632A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7271553B2 (en) 2004-10-13 2007-09-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Deflection circuit to control base current of output transistor

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US7271553B2 (en) 2004-10-13 2007-09-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Deflection circuit to control base current of output transistor

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