JPH1098395A - ビタビ検出器で使用するためのメトリック回路および方法 - Google Patents

ビタビ検出器で使用するためのメトリック回路および方法

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JPH1098395A
JPH1098395A JP9086792A JP8679297A JPH1098395A JP H1098395 A JPH1098395 A JP H1098395A JP 9086792 A JP9086792 A JP 9086792A JP 8679297 A JP8679297 A JP 8679297A JP H1098395 A JPH1098395 A JP H1098395A
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JP9086792A
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C Glover Kelly
シー.グローバー ケリー
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/63Joint error correction and other techniques
    • H03M13/6343Error control coding in combination with techniques for partial response channels, e.g. recording
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/65Purpose and implementation aspects
    • H03M13/6502Reduction of hardware complexity or efficient processing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビタビ検出器において、従来必要とした2つ
のメトリック回路を単一のメトリック回路で置き換え
る。 【解決手段】 上記単一のメトリック回路(53)を、
新たなメトリック値が変化していない時にはこのメトリ
ック値を記憶しないように構成され、このメトリック回
路(53)はFIR(48)から離散し等化された信号
を受け、VFO(52)からクロック信号を受け、また
スレッショルド値を受けて、それに応じて転移信号(5
6)を与え、奇数インターリーブ信号、偶数インターリ
ーブ信号およびスレッショルド値の離散値を分析するた
めに使用される加算、比較、選択および記憶回路(AC
SS)を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、情報記
憶の分野に関し、より詳細には、ビタビ検出器に使用す
るためのメトリック回路および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのハードウェアおよびソフ
トウェア技術が発達し続けているため、コンピュータの
ソフトウェアおよびデータを記憶するための大形で高速
の大容量記憶装置の要請が増大し続けている。電子的デ
ータベースおよびマルチメディアのアプリケーションの
ようなコンピュータアプリケーションは 大量のディス
ク記憶空間を必要とする。充分なメモリとディスク記憶
空間を持っていないということは、コンピュータ産業界
では自明のことである。
【0003】依然として増大しつつあるこれらの要請を
満足するために、ハードディスクドライブは発展し、進
歩し続けている。初期のディスクドライブのあるものは
5メガバイトの最大記憶容量で、14インチのディスク
円盤を使用していたが、今日のハードディスクドライブ
は1ギガバイトを越えるのが普通で、3.5インチのデ
ィスク円盤を用いている。これに対応して、単位面積当
たり記憶されるデータ量すなわち面積密度の進歩は劇的
に加速されている。例えば、1980年代には、面積密
度は1年当たり30パーセント程であったが、1990
年代では1年当たりの面積密度は60パーセント程に増
大した。ハードディスクドライブのメガバイト当たりの
コストはその面積密度に反比例関係になっている。
【0004】大容量記憶装置の製造者はより一層低いコ
ストでより大きなデータ容量を有する高速ハードディス
クドライブを生産する努力を行っている。高速ハードデ
ィスクドライブはデータを高速の割合で記憶しかつ取り
出すことができるものである。ディスク駆動速度および
容量を増大させる1つの特徴は面積密度を改善あるいは
増大させることである。面積密度はデータを記憶しかつ
取り出す方法を改善することによって増大させることが
できる。
【0005】一般的に、ハードディスクドライブのよう
な大容量記憶装置は、回転ディスクすなわちディスク円
盤のような磁気媒体、スピンドルモータ、読出し/書込
みヘッド、アクチュエータ、前段増幅器、読出しチャン
ネル、書込みチャンネル、サーボ制御器、およびハード
ディスクドライブの動作を制御しかつハードディスクド
ライブをホストあるいはシステムバスに適切にインター
フェースする制御回路を含んでいる。読出しチャンネ
ル、書込みチャンネル、サーボ制御器およびメモリは、
全て、データチャンネルと呼ばれる1つの集積回路とし
て構成されることができる。制御回路は、往々、ハード
ディスクドライブの動作時に制御プログラム命令を実行
するマイクロプロセッサを含んでいる。
【0006】ハードディスクドライブ(HDD)は、デ
ータを記憶しかつ取り出す際に書込みおよび読出し動作
を行う。典型的なHDDはデータをホストインターフェ
ースからその制御回路に転送することによって書込み動
作を行う。次いで、制御回路はそのデータを局部のダイ
ナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)に記憶す
る。制御回路プロセッサは、情報が書込みチャンネルを
介してディスク円盤に転送することができるようにする
一連の事象を計画決めする。制御回路は読出し/書込み
ヘッドを適切なトラックに移動し、そのトラックの適切
なセクタを位置決めする。最後に、HDD制御回路はデ
ータをDRAMから書込みチャンネルを介してディスク
円盤の位置決めされたセクタに転送する。書込みチャン
ネルはデータを符号化して、データが後により大きな信
頼性をもって取り出すことができるようにしてもよい。
一般的に、セクタは、1セクタ当たり512バイトのユ
ーザデータといった固定のデータ記憶容量を有してい
る。書込みクロックは書込みチャンネルにおいて書込み
動作のタイミングを制御する。書込みチャンネルはデー
タがより高い信頼性で読み出され得るようにデータを符
号化してもよい。
【0007】読出し動作にあっては、読み出されるべき
適切なセクタが位置決めされて、ディスクの前に書き込
まれたデータが読み出される。読出し/書込みヘッドは
ディスク円盤の磁束の変化を感知して、対応するアナロ
グ信号を発生する。読出しチャンネルはアナログ読出し
信号を受け、その信号を条件付け、その信号から「0」
および「1」を検出する。読出しチャンネルは自動利得
制御(AGC)技術を用いて信号を適切なレベルまで増
幅することによって信号の条件付けを行う。次いで、読
出しチャンネルは好ましくない高周波ノイズを取り除く
ように信号を濾波し、チャンネルを等化し、信号から
「0」および「1」を検出し、そして2進データを制御
回路のためにフォーマットする。次いで、2進データす
なわちデジタルデータは読出しチャンネルから制御回路
に転送され、制御回路のDRAMに記憶される。次い
で、プロセッサは、データが転送される準備にあること
をホストに伝える。読出しクロックは読出しチャンネル
において読出し動作のタイミングを制御する。
【0008】ディスク円盤が移動している際に、読出し
/書込みヘッドは特定のトラックに整合するか、あるい
はそれに留まらなければならない。これはサーボウエッ
ジと呼ばれるディスクからの情報を読み出すことによっ
て達成される。一般的に、各セクタは1つの対応するサ
ーボウエッジを有している。このサーボウエッジはヘッ
ドの位置を指示する。データチャンネルはこの位置情報
を受けるので、サーボ制御器はヘッドをトラックに適切
に位置決め続けることができる。
【0009】伝統的なHDDデータすなわち読出しチャ
ンネルは磁気媒体に記憶されたアナログ情報からデジタ
ル情報を抽出あるいは検出するための、ピーク検出とし
て知られている技術を用いていた。この技術において、
波形がレベル検出され、この波形レベルがサンプリング
窓の間にあるスレッショルド以上であるならば、データ
を「1」と看做す。より最近では、離散時間信号処理
(DTSP)を用いる進歩した技術が面積密度を向上す
るために読出しチャンネル電子装置に使用されている。
これら技術において、データはデータ回復クロックを用
いて同期的にサンプリングされる。その後、サンプルは
信号処理理論を用いて一連の数学的操作を経て処理され
る。
【0010】データを同期的にサンプリングする(SS
D)チャンネルには幾つかの形式のものがある。部分応
答最大確率(Partial Response Ma
ximum Likelihood、PRML)、拡張
PRML(EPRML)、拡張・拡張PRML(EEP
RML)、固定遅延ツリーサーチ(Fixed Del
ay Tree Search、FDTS)および決定
フィードバック等化(DFE)はDTSP技術を用いる
種々の形式のSSDチャンネルの数例である。これらシ
ステムの幾つかで行われる最大確率検出は、1967年
にアンドリュー・ビタビ(Andrew Viterb
i)が開発した後に名付けられたビタビアルゴリズムを
実行するビタビデコーダによって通常行われる。
【0011】SSDチャンネルすなわち読出しチャンネ
ルは、一般的に、読出し動作を行うため混合モード回路
を必要とする。この回路は、アナログ信号増幅、自動利
得制御(AGC)、連続時間濾波、信号サンプリング、
DTSP操作、タイミング回復、信号検出、およびフォ
ーマット化のような機能を行うことができる。全てのS
SDチャンネルにおいて、読出し動作の間の主たる目標
は最も高いノイズ環境において最低のビット誤差率でデ
ータを正確に回復することである。読出しチャンネルお
よび書込みチャンネルの両者を含むデータチャンネル回
路は種々の入力および出力(I/O)を含む単一の集積
回路パッケージに構成されることができる。
【0012】SSDチャンネルにおいて使用されるビタ
ビ検出器は読出し信号を受け、この読出し信号から
「0」および「1」を検出するように最大確率検出を実
行する。ビタビ検出器はメトリック回路とトレリス回路
とを含んでいる。メトリック回路は、読出し信号によっ
て与えられる各離散値に対して加算、比較、選択および
記憶機能を行ない、それに応じてトレリス回路に転移信
号を与える。上記機能を行う際に、メトリック回路は読
出し信号によって与えられる各離散値に対するメトリッ
ク値を計算して記憶する。メトリック回路は、メトリッ
ク値が変化しなかった時でさえメトリック値を計算して
記憶する。これは付加的なノイズを回路に導入する。ト
レリス回路は転移信号を受けて、デジタル出力信号を与
えるためにシーケンス復号化を行う。トレリス回路はシ
ーケンス復号化のための論理ツリーあるいは決定ツリー
として働く。
【0013】SSDチャンネルにおいて所望される部分
応答あるいは特性に依存して、SSDチャンネルは読出
し信号を処理するために2つのビタビ検出器を必要とす
る場合がある。このようなチャンネルでは、読出し信号
は偶数あるいは奇数のインターリーブ信号にインターリ
ーブ解除され、各インターリーブ信号は個別のビタビ検
出器によって分析される。読出し信号は、奇数および偶
数インターリーブ信号を与えるように信号を交互の間隔
でサンプリングすることによってインターリーブ解除さ
れる。例えば、SSDチャンネルが部分応答、クラスI
V(PR4)あるいはデュオバイナリ、二重コード読出
しチャンネルとして構成される場合には、2つのビタビ
検出器が読出し信号を処理するために必要となる。2つ
のビタビ検出器が必要な時には、SSDチャンネルは2
つのメトリック回路と2つのトレリス回路とを含む。こ
の付加的な回路は全体の製造コストを増大させかつ全電
力消費量を増大させ、この電力消費量の問題はラップト
ップあるいはノートブックコンピュータのようなポータ
ブル電子機器への適用の場合に特に問題となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、ビタ
ビ検出器で使用するためのメトリック回路および方法の
必要性が生じていることが明らかである。本発明によれ
ば、ビタビ検出器において2つのメトリック回路を単一
のメトリック回路で置き換えることができるようにする
メトリック回路および方法が与えられる。この単一のメ
トリック回路は2つのトレリス回路に転移信号を与える
ためにビタビ検出器で使用される。その機能を行う上
で、上記単一のメトリック回路は、新たなメトリック値
が変化していない時にはこのメトリック値を記憶しな
い。これは付加ノイズをメトリック回路に導入しない。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1の
期間の間と第2の期間の間で転移信号を与えるようにビ
タビ検出器で使用するためのメトリック回路を提供す
る。この転移信号は第1の期間の間に奇数トレリス回路
に、かつ第2の期間の間に偶数トレリス回路に与えるこ
とができる。転移信号は正および負の転移信号として与
えられる。メトリック回路は第1および第2の加算回
路、第1および第2の比較器、奇数サンプル/ホールド
回路、および偶数サンプル/ホールド回路を含んでい
る。メトリック回路は第1および第2の加算回路で離散
信号とスレッショルド値とを受ける。第1の加算回路は
第1の和を発生し、第2の加算回路は第2の和を発生す
る。第1の期間の間に、第1の和は第1の比較器を用い
て奇数メトリック値と比較され、第2の和は第2の比較
値を用いて奇数メトリック値と比較され、それぞれ正の
転移信号と負の転移信号を与えるようにする。第2の期
間の間に、第1の和は第1の比較器を用いて偶数メトリ
ック値と比較され、第2の和は第2の比較値を用いて偶
数メトリック値と比較され、それぞれ負の転移信号と正
の転移信号を与えるようにする。奇数サンプル/ホール
ド回路は第1の期間の間に奇数メトリック値を記憶しか
つこれを与える。偶数サンプル/ホールド回路は第2の
期間の間に偶数メトリック値を記憶しかつこれを与え
る。奇数メトリックおよび偶数メトリックの値は、特定
の条件に合致する時のみ第1の和あるいは第2の和のい
ずれかと置換される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、種々の技術的長所を与える。
本発明の1つの技術的長所は製造コストを減少させかつ
全体の電力消費量を減少させるような回路の全体的な減
少を含んでいる。本発明の他の技術的長所はシステム性
能を向上するようなシステムノイズの減少を含んでい
る。他の技術的長所は以下の記載、図面および請求の範
囲を照らせば当業者にとって容易に明白となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1はディスクドライブ大容量記
憶システムの読出しチャンネル18のブロック図であ
る。読出しチャンネル18は同期サンプリング読出しチ
ャンネルであり、部分応答、クラスIV(PR4)すな
わちデュオバイナリ、二重コード読出しチャンネルとし
て構成される。読出しチャンネル18は読出し動作時に
前段増幅器を介してディスク/ヘッド組立体12から受
けたアナログ読出し信号を処理しかつ条件付けるために
使用される種々の回路モジュールを含んでいる。読出し
チャンネル18の回路モジュールは、可変利得増幅器
(VGA)40、自動利得制御回路(AGC)44、低
域フィルタ(LPF)42、サンプラー46、有限イン
パルス応答フィルタ(FIR)48、誤差回路50、可
変周波数発振器(VFO)52、ビタビ検出器54、同
期検出回路62、および逆直列化器60を含んでいる。
これら回路モジュールの全ては、読出し動作時に、アナ
ログ読出し信号を条件付けて対応する正確なデジタルデ
ータ信号が与えられるように種々の機能を行うために使
用される。次いで、デジタルデータ信号は読出しチャン
ネルの外側の制御回路に、最終的にはホストシステムに
供給されることができる。
【0018】読出しチャンネル18の回路モジュールの
全ての組合せおよび副組合せは読出しチャンネル処理回
路として言及することができる。図1の信号、RDGA
TE(読出しゲート)、WRGATE(書込みゲート)
およびWEDGE(ウェッジ)、ならびに図1に示され
ていない他の制御信号が読出しチャンネル18に供給さ
れ、必要に応じて読出しチャンネル18の種々の回路モ
ジュールによって使用してもよい。読出し動作は、RD
GATE信号が活性化されると読出しチャンネル18に
おいて実行される。WRGATE信号は書込み動作が書
込みチャンネルによって実行されるべき時に活性化さ
れ、WEDGE信号はサーボウェッジ動作がサーボ回路
によって実行されるべき時に活性化される。
【0019】読出し動作時に、VGA40はアナログデ
ータ信号すなわち読出し信号を、ディスク/ヘッド組立
体12に接続した前段増幅器から受ける。VGA40
は、AGC44と共に、読出しチャンネル18によって
必要とされるような適切な増幅度をアナログデータ信号
に対して与えるように一緒に働く。AGC44は誤差回
路50からフィードバック情報を受け、VGA40によ
ってアナログデータ信号に与える増幅度すなわち利得に
適切な調節がなされるようにする。誤差回路50は、サ
ンプリングすなわち離散時間信号処理の間にアナログ誤
差信号をAGC44に与える。このアナログ誤差信号は
AGC44に対する入力として働き、VGA40の利得
を設定させる援助を行う。
【0020】VGA40は読出しチャンネル18での一
層の処理のためLPF42に増幅されたアナログデータ
信号を与える。LPF42は増幅されたアナログデータ
信号を受け、この信号を濾波して好ましくない高周波ノ
イズを除去する。LPF42は、また、波形成形と振幅
増強を与える。LPF42はデータモードおよびサーボ
モードで動作され得るGm/C成分を用いて設計された
連続時間7次フィルタであってもよい。LPF42のカ
ットオフ周波数および振幅増強量はプログラム可能であ
ってもよい。LPF42の濾波された出力信号はサンプ
ラー46に与えられる。
【0021】サンプラー46は濾波された出力信号を受
け、連続時間信号を離散時間で同期サンプリングを行い
かつ次のサンプリング時間までサンプリングされた値を
保持しあるいはそれを与える。VFO52はサンプラー
46が信号をいつサンプリングして保持すべきかを指示
するクロック信号を与えることによってサンプラー46
を制御する。サンプラー46の出力は離散値を有する個
別のアナログ信号である。各離散値は信号がサンプラー
46によってサンプリングされた時間での濾波された出
力信号の値すなわち振幅に対応する。サンプラー46
は、FIR48に時間シーケンス多重化されて対応する
時間シーケンス値をFIR48に与えるようにする循環
サンプル/ホールド回路のようなサンプル/ホールド回
路であってもよい。
【0022】FIR48はサンプラー46から離散した
アナログ信号を受け、ビタビ検出器54の目的の機能に
対して離散し等化された信号を発生する。FIR48は
信号を濾波するために複数のフィルタ係数すなわちタッ
プを用いてもよい。FIR48は複数の乗算器を含んで
おり、それぞれはフィルタ係数のうちの1つと、サンプ
ラー46の個別のアナログ信号から与えられる離散値の
連続したものとを受ける。乗算器のそれぞれの出力は、
次いで、アナログ加算回路のような加算器に与えられ、
この加算器はこれら値を加算しかつFIR48の出力と
する。離散したアナログ入力信号が変化すると、離散値
の連続したものは1つの乗算器から次の乗算器にシフト
されて、最初の乗算器が最新の離散値を受けかつ最後の
乗算器が最も古い離散値を送り出して次に古い離散値を
受けるようにされる。
【0023】FIR48はプログラム可能なデジタル回
路によって設定される係数を備えた5タップフィルタで
あってもよい。例えば、FIR48は5つのデジタル係
数すなわちフィルタタップ加重値を受けてもよく、これ
らはデジタル対アナログ変換器を介してアナログ値に変
換される。次いで、各係数は個別の乗算器に与えられ
る。各乗算器はサンプラー46によって与えられる離散
のアナログ信号の離散値の連続したものを受ける。5つ
の乗算器の出力の全てはFIR48の出力として離散し
等化された信号を与えるアナログ加算回路に与えられ
る。係数すなわちタップと対応する乗算器の数は変化し
得る。FIR48はビタビ検出器54と誤差回路50に
離散し等化された信号を与える。
【0024】誤差回路50はFIR48によって与えら
れる離散し等化された信号を受け、誤差信号を与える。
この誤差信号はVFO52およびAGC44への入力と
なる。この誤差信号は、離散し等化された信号の離散値
が理想目標値からどの位異なっているかを指示する。誤
差回路50は離散し等化された信号の離散値を種々の理
想目標値およびスレッショルド値と比較する比較器およ
び記憶レジスタを含んでもよい。図1には示されていな
い目標値およびスレッショルド値は誤差回路50に与え
られる。
【0025】VFO52は読出し動作時に誤差回路50
から誤差信号を受け、読出しチャンネル18を通して与
えられるクロック信号を発生する。図1に示されている
ように、サンプラー46およびビタビ検出器54のメト
リック回路53はVFO52からクロック信号を受け
る。また、VFO52は図1には示されていない基準ク
ロック信号を受けてこのクロック信号を発生する。クロ
ック信号はサンプラー46のサンプリング時間すなわち
サンプリング間隔を制御し、またメトリック回路53へ
のタイミング信号となる。読出し動作の間に、VFO5
2はこの誤差信号を受け、そのクロック信号の周波数を
誤差信号に対応する量だけ調節する。VFO52、サン
プラー46、FIR48および誤差回路50は、一緒に
なって、読出しチャンネル18に対してサンプリング時
間フェーズロックドループ(PLL)機能を与える。図
1には特に示されてはいないが、クロック信号は、同期
動作のためにクロック信号を必要とする読出しチャンネ
ル18の任意の回路モジュールに与えられてもよい。例
えば、誤差回路50に使用されている比較器および記憶
レジスタはそれらの動作を同期するためにVFO52か
らのクロック信号を使用してもよい。
【0026】ビタビ検出器54はFIR48の離散し等
化された信号によって与えられる部分応答信号を分析す
るためのビタビアルゴリズムを実行する最大確率検出器
すなわちビタビデコーダである。ビタビ検出器54はこ
れに応じてデジタルデータ出力信号を発生する。最大確
率検出を行うに当たり、ビタビアルゴリズムはトレリス
線図の分岐に沿った最良の伝送路を決定するための反復
方法を与える。この最大確率検出は最もふさわしい伝送
路を決定するために多数の連続したデータサンプルを分
析することを含む。このようにして、多数の連続したサ
ンプルを分析することによって、最もふさわしいシーケ
ンスを選択することができる。ビタビ検出器54はメト
リック回路53と偶数および奇数トレリス回路を含んだ
トレリスブロック55とを含んでいる。
【0027】上述したように、同期サンプリング読出し
チャンネル18は部分応答、クラスIV(PR4)ある
いはデュオバイナリ、二重コード読出しチャンネルであ
る。PR4システムにおいて、FIR48によってビタ
ビ検出器54に与えられる離散し等化された信号は偶数
および奇数のインターリーブ信号にインターリーブ解除
される。偶数および奇数のインターリーブ信号は、奇数
インターリーブ信号が1つおきの離散値を含みかつ偶数
のインターリーブ信号が残りの離散値を含むように離散
し等化された信号の各離散値を交互に与えることによっ
て発生される。各インターリーブ信号はビタビ検出器5
4によって別々に分析され、次いで1つのデジタルデー
タ出力信号に再結合される。
【0028】メトリック回路53は偶数インターリーブ
信号および奇数インターリーブ信号を交互に分析し、こ
れに応じて2ビット転移信号56を与える。転移信号5
6は負転移信号と正転移信号とを含む。転移信号56は
奇数インターリーブ信号に対して、次いで偶数インター
リーブに対する転移信号を交互に与える。トレリスブロ
ック55は偶数トレリス回路と奇数トレリス回路とを含
み、これらそれぞれはメトリック回路53から対応する
転移信号を受ける。トレリスブロック55はデジタルデ
ータ出力信号を最終的に与える。
【0029】メトリック回路53はFIR48から離散
し等化された信号を受け、VFO52からクロック信号
を受け、またスレッショルド値を受けて、それに応じて
転移信号56を与える。メトリック回路53は、奇数イ
ンターリーブ信号、偶数インターリーブ信号およびスレ
ッショルド値の離散値を分析するために使用される加
算、比較、選択および記憶回路(ACSS)を含んでい
る。メトリック回路53は図2により詳細に示されてお
り、後により詳細に説明される。
【0030】トレリスブロック55は転移信号56を受
け、デジタルデータ出力信号を与える。奇数トレリス回
路は、メトリック回路53が奇数インターリーブ信号を
分析した結果としてかつ転移信号56を受け、かつ偶数
トレリス回路は、メトリック回路53が偶数インターリ
ーブ信号を分析した結果として転移信号56を受ける。
トレリスブロック55は2つのANDゲートのようなト
レリス回路活性化回路を含んでおり、これらは各トレリ
ス回路が適切な転移信号56を受けるように奇数トレリ
ス回路と偶数トレリス回路との活性化を交互に行うよう
にする。奇数および偶数トレリス回路は転移信号56の
シーケンス復号化に対する論理ツリーあるいは決定ツリ
ーとして働く。奇数および偶数トレリス回路のデジタル
出力信号は、ビタビ検出器54のデジタルデータ出力信
号となる1つのデジタルデータ出力信号を生じさせるよ
うにインターリーブすなわち再結合される。トレリスブ
ロック55は転移信号56によって与えられる一連の値
を記憶するための一連のフリップフロップのような種々
の回路を用いて構成され得る。
【0031】同期検出器62はビタビ検出器54からデ
ジタルデータ出力信号を受け、同期検出信号を与える。
同期検出器62はデジタルデータ出力信号の同期フィー
ルドあるいは同期バイトの存在のためのサーチを行い、
同期フィールドが検出された時には同期検出信号を活性
化する。同期検出器62は、同期フィールドが存在しな
ければならない予め定められた期間すなわち時間の
「窓」にわたって同期フィールドのためのサーチを行っ
てもよい。同期検出器62は予め定められた同期フィー
ルドを記憶するレジスタと、デジタルデータ出力をこの
予め定められた同期フィールドと比較するデジタル論理
回路とを含んでもよい。
【0032】逆直列化器60はビタビ検出器54からデ
ジタルデータ出力信号を受け、同期検出器62が一旦同
期検出信号を活性化すると並列フォーマットのデジタル
データ出力信号を与える。逆直列化器60はデジタルデ
ータを8または9ビットフォーマットのような適切な並
列フォーマットにし、読出しチャンネル18の外部に対
してデータを与える。
【0033】動作にあって、読出しチャンネル18は、
RDGATE信号が活性化されるとディスク/ヘッド組
立体12から前段増幅器を介してアナログデータ信号を
受ける。RDGATE信号の活性化は、読出しチャンネ
ル18において読出し動作が行われなければならないこ
とを指示する。VGA40はアナログデータ信号を受
け、このアナログデータ信号に適切な利得あるいは増強
を与え、次いでこれはLPF42で濾波される。AGC
44は利得信号をVGA40に与えて、読出しチャンネ
ル18によって必要な適切な増幅度すなわち利得を設定
させるようにする。AGC44は誤差回路50からフィ
ードバック情報を受け、VGA40によってアナログデ
ータ信号に与えられる増幅度すなわち利得の調節が行わ
れることができるようにする。
【0034】サンプラー46は、VFO52の制御下
で、LPF42によって与えられる出力信号を受け、こ
の信号を同期的にサンプリングする。サンプラー46は
FIR48に離散したアナログ信号を与える。FIR4
8は信号を更に条件付けおよび等化し、読出しチャンネ
ル18の所望のチャンネル応答を有する離散し等化され
た信号を与える。ビタビ検出器54はこの離散し等化さ
れた信号を受け、信号を分析してデジタルデータ出力信
号を与える。逆直列化器60はデジタルデータ出力信号
を受け、同期検出器62が一旦同期検出信号を活性化す
ると並列フォーマットのデジタルデータ出力信号を与え
る。
【0035】図2はビタビ検出器54のメトリック回路
53を示すブロック図である。メトリック回路53はF
IR48から離散し等化された信号を、VFO52から
クロック信号を、かつスレッショルド値を受ける。これ
に応じて、メトリック回路53は各離散し等化された値
に対する転移信号56を発生する。転移信号56は2ビ
ット信号として与えられ、負の転移信号と正の転移信号
とを含んでいる。転移信号56は交互の第1の期間およ
び第2の期間にわたって与えられる。
【0036】第1の期間は、上述したように、奇数イン
ターリーブ信号に対応し、第2の期間は偶数インターリ
ーブ信号に対応する。例えば、第1の期間の間に、離散
した入力値が分析されて対応する転移信号が与えられ、
次いで第2の期間の間に、離散した入力値が分析されて
対応する転移信号が与えられる。このプロセスは離散し
等化された信号の1つおきの離散値が第1の期間の間に
メトリック回路53によって分析されるように続く。残
りの離散値は第2の期間の間に分析される。各期間はV
FO52のクロック信号によって与えるようなクロック
サイクル毎にあるいは半クロックサイクル毎に同等であ
ってもよい。メトリック回路53は、実際上は、離散し
等化された信号を、それぞれ第1の期間および第2の期
間の間に分析される奇数インターリーブ信号および偶数
インターリーブ信号にインターリーブ解除する。
【0037】メトリック回路53は第1の加算回路70
と第2の加算回路72とを含み、これらのそれぞれは離
散し等化された信号とスレッショルド値とを受ける。ス
レッショルド値は1つの値であっても、あるいはプログ
ラム可能な複数値であってもよい。第1の加算回路70
はスレッショルド値を離散し等化された信号の値から引
算して、第1の和を発生する。第2の加算回路72はス
レッショルド値と離散し等化された信号の値とを加算し
て、第2の和を発生する。
【0038】第1の和は第1の比較器74への入力とし
て与えられ、第2の和は第2の比較器76への入力とし
て与えられる。第1の比較器74および第2の比較器7
6はこれら入力をメトリック値と比較し、これら2つの
入力信号のどちらが大きいかを指示する出力信号を与え
る。第1の期間の間に、奇数サンプル/ホールド回路8
0は奇数メトリック値を2つの比較器に与える。第2の
期間の間に、偶数サンプル/ホールド回路82は偶数メ
トリック値を2つの比較器に与える。「奇数」および
「偶数」メトリック値に対する基準はメトリック値が奇
数あるいは偶数の数であるかどうかには参照しないが、
その代りに奇数および偶数インターリーブ信号の分析に
参照する。
【0039】第1の比較器74および第2の比較器76
によって行われる比較の結果として発生される出力信号
は転移信号56となる。第1の比較器74の出力は負の
転移信号となり、第2の比較器76の出力は正の転移信
号となる。負の転移信号は第1の和がメトリック値より
も大である時にデジタル「1」値に等しく、そうでない
時にはデジタル「0」値に等しい。正の転移信号はメト
リック値が第2の和よりも大である時にはデジタル
「1」値に等しく、そうでない時にはデジタル「0」値
に等しい。負の転移信号および正の転移信号は共に同時
に1に等しくなってはならない。これら比較のそれぞれ
のタイミングはVFO52によって与えられるクロック
信号によって制御される。負の転移信号および正の転移
信号は、また、第1のマルチプレクサ(MUX)78へ
の制御信号となり、かつ排他的ORゲート90に対する
入力となる。
【0040】第1のマルチプレクサ78は入力として第
1の和と第2の和とを受け、負の転移信号および正の転
移信号に応じてこれら入力の1つを出力として与えるこ
とができる。負の転移信号が1に等しい時には、第1の
和が第1のマルチプレクサ78によって出力として与え
られる。正の転移信号が1に等しい時には、第2の和が
第1のマルチプレクサ78によって出力として与えられ
る。負の制御信号も正の転移信号も1に等しくない時に
は、第1のマルチプレクサ78はいずれも出力として与
えない。
【0041】第1のマルチプレクサ78の出力は第1の
期間の間に奇数サンプル/ホールド回路80に与えられ
て記憶され、第2の期間の間に偶数サンプル/ホールド
回路82に与えられて記憶される。これらの値はそれぞ
れ奇数メトリック値および偶数メトリック値となる。
【0042】奇数サンプル/ホールド活性化回路86、
偶数サンプル/ホールド活性化回路88および排他的O
Rゲート90は、第1のマルチプレクサ78の出力が奇
数サンプル/ホールド回路80あるいは偶数サンプル/
ホールド回路82のいずれかに正確に与えられることが
できるようにするために、一緒になって、選択回路とし
て働く。排他的ORゲート90は負の転移信号と正の転
移信号に対して排他的OR機能を行う。排他的ORゲー
ト90の出力は、負の転移信号あるいは正の転移信号の
いずれかが1に等しい時には活性化されるが、それらの
いずれも1に等しくないかあるいは両方が1に等しい時
には活性化されない。これは、負の転移信号あるいは正
の転移信号の一方が1に等しいがいずれも1に等しくな
いかあるいは両方とも1に等しい時を除いて両サンプル
/ホールド回路が新たなメトリック値で更新されること
ができるようにする。
【0043】奇数サンプル/ホールド活性化回路86
は、奇数サンプル/ホールド回路80が特定の条件の合
致時に第1のマルチプレクサ78からの奇数のメトリッ
ク値を受けて記憶することができるようにするANDゲ
ートである。奇数サンプル/ホールド活性化回路86は
第1の期間の間に活性化されるクロック信号入力と排他
的ORゲート90の出力とを受ける。従って、奇数サン
プル/ホールド回路80は、第1の期間の間でかつ負の
転移信号あるいは正の転移信号の一方が1に等しいがい
ずれも1に等しくないかあるいは両方が1に等しい時を
除いて、現在の奇数のメトリック値と置換される新たな
奇数メトリック値を記憶する。
【0044】偶数サンプル/ホールド活性化回路88
は、特定の条件が合致すると偶数サンプル/ホールド回
路82が第1のマルチプレクサ78から新たな偶数メト
リック値を受けて記憶することができるようにするAN
Dゲートである。偶数サンプル/ホールド活性化回路8
8は第2の期間の間に活性化されるクロック信号入力と
排他的ORゲート90の出力とを受ける。従って、偶数
サンプル/ホールド回路82は、第2の期間の間でかつ
負の転移信号あるいは正の転移信号の一方が1に等しい
がいずれも1に等しくないかあるいは両方が1に等しい
時を除いて、現在の偶数のメトリック値と置換される新
たな偶数メトリック値を記憶する。
【0045】最後に、第2のマルチプレクサ84は奇数
サンプル/ホールド回路80から奇数メトリック値と偶
数サンプル/ホールド回路82から偶数メトリック値と
を入力として受け、これらの一方を出力として与える。
第1の期間の間に、奇数メトリック値が第1の比較器7
4と第2の比較器76とに与えられ、第2の期間の間に
偶数メトリック値が第1の比較器74と第2の比較器7
6とに与えられる。VFO52によって与えられるクロ
ック信号は第1の期間および第2の期間を決定するため
に第2のマルチプレクサ84に対する制御信号として働
く。
【0046】従って、本発明に従って、上に述べた長所
を満足する、ビタビ検出器に使用するメトリック回路お
よび方法が与えられた。好適実施例を詳細に記載した
が、そこでは種々の変化、置換および変更がなされ得る
ということを理解されるべきである。例えば、本発明の
新規な特徴を実行するために種々の異なった回路構成が
当該メトリック回路において実現され得る。このメトリ
ック回路は全てデジタル回路構成として実現され得る。
メトリック回路53の第1の加算回路70および第2の
加算回路72に与えられるスレッショルド値は負および
正の値で与えることもできるし、あるいは1つの値で与
えられて第1の加算回路70で置換することもできる。
また、ここに示されている直接接続は、本発明によって
なされる所望の効果を依然として達成する状態で、2つ
の装置が1つあるいはそれ以上の中間装置を介して、直
接接続されずに、互いに単に接続されるように当業者に
よって変更され得るであろう。変化、置換および変更の
他の例は当業者によって容易に確かめられることがで
き、本発明の精神および範囲から外れずになされ得る。
本発明は上述した詳細な説明によって特に図示されかつ
記載されたが、当業者にとって、形態的あるいは詳細に
ついての種々の他の変化が特許請求の範囲で定められる
ような発明の精神および範囲から逸脱することなくなさ
れることが明かとなろう。
【0047】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)メトリック回路において、スレッショルド値を離
散信号から減算し、それに応じて第1の和信号を発生す
るように動作する第1の加算回路と、上記スレッショル
ド値を上記離散信号に加算し、それに応じて第2の和信
号を発生するように動作する第2の加算回路と、第1の
期間の間で上記第1の和信号と奇数メトリック値とを比
較し、それに応じて負の転移信号を発生するように動作
し、かつ第2の期間の間で上記第1の和信号と偶数メト
リック値とを比較し、それに応じて上記負の転移信号を
発生するように動作する第1の比較器と、上記第1の期
間の間で上記第2の和信号と上記奇数メトリック値とを
比較し、それに応じて正の転移信号を発生するように動
作し、かつ上記第2の期間の間で上記第2の和信号と上
記偶数メトリック値とを比較し、それに応じて上記正の
転移信号を発生するように動作する第2の比較器と、上
記奇数メトリック値を記憶しており、上記第1の期間の
間に上記奇数メトリック値を与えるように動作し、上記
第1の和信号が現在の奇数メトリック値よりも大である
ことを上記負の転移信号が指示する場合に上記第1の期
間の間での上記奇数メトリック値を上記第1の和信号の
値で更新するように動作し、かつ上記第2の和信号が現
在の奇数メトリック値よりも小であることを上記正の転
移信号が指示する場合に上記第1の期間の間での上記奇
数メトリック値を上記第2の和信号の値で更新するよう
に動作する奇数サンプル/ホールド回路と、上記偶数メ
トリック値を記憶しており、上記第2の期間の間に上記
偶数メトリック値を与えるように動作し、上記第2の和
信号が現在の偶数メトリック値よりも大であることを上
記負の転移信号が指示する場合に上記第2の期間の間で
の上記偶数メトリック値を上記第2の和信号の値で更新
するように動作し、かつ上記第2の和信号が現在の偶数
メトリック値よりも小であることを上記正の転移信号が
指示する場合に上記第2の期間の間での上記偶数メトリ
ック値を上記第2の和信号の値で更新するように動作す
る偶数サンプル/ホールド回路と、を具備したことを特
徴とするメトリック回路。
【0048】(2)第1項記載のメトリック回路におい
て、上記スレッショルド値はプログラム可能な値である
ことを特徴とするメトリック回路。 (3)第1項記載のメトリック回路において、上記第1
の加算回路に与えられる上記スレッショルド値は負の値
で与えられ、上記第2の加算回路に与えられる上記スレ
ッショルド値は正の値で与えられることを特徴とするメ
トリック回路。 (4)第3項記載のメトリック回路において、上記スレ
ッショルド値はプログラム可能な値であることを特徴と
するメトリック回路。 (5)第1項記載のメトリック回路において、上記第1
の期間の間に上記奇数サンプル/ホールド回路に上記第
1の和信号あるいは上記第2の和信号のいずれかを与え
るように動作し、かつ上記第2の期間の間に上記偶数サ
ンプル/ホールド回路に上記第1の和信号あるいは上記
第2の和信号のいずれかを与えるように動作する第1の
マルチプレクサと、を更に具備したことを特徴とするメ
トリック回路。
【0049】(6)第5項記載のメトリック回路におい
て、上記第1のマルチプレクサは上記負の転移信号およ
び上記正の転移信号によって制御されることを特徴とす
るメトリック回路。 (7)第6項記載のメトリック回路において、上記第1
のマルチプレクサは上記第1の和信号が上記第1の期間
の間に上記奇数メトリック値よりも大であることを上記
負の転移信号が指示する場合に上記第1の和信号を与
え、上記第1のマルチプレクサは上記第2の和信号が上
記第1の期間の間に上記奇数メトリック値よりも小であ
ることを上記正の転移信号が指示する場合に上記第2の
和信号を与え、上記第1のマルチプレクサは上記第1の
和信号が上記第2の期間の間に上記偶数メトリック値よ
りも大であることを上記負の転移信号が指示する場合に
上記第1の和信号を与え、かつ上記第1のマルチプレク
サは上記第2の和が上記第2の期間の間で上記偶数メト
リック値よりも小であることを上記正の転移信号が指示
する場合に上記第2の和信号を与えることを特徴とする
メトリック回路。 (8)第1項記載のメトリック回路において、上記奇数
メトリック値と上記偶数メトリック値とを受けるように
動作し、上記第1の期間の間に上記第1の比較回路と上
記第2の比較回路とに上記奇数メトリック値を与えるよ
うに動作し、かつ上記第2の期間の間に上記第1の比較
回路と上記第2の比較回路とに上記偶数メトリック値を
与えるように動作する第2のマルチプレクサと、を更に
具備したことを特徴とするメトリック回路。 (9)第1項記載のメトリック回路において、上記負の
転移信号および上記正の転移信号は上記第1の期間の間
に奇数トレリス回路に与えられ、かつ第2の期間の間に
偶数トレリス回路に与えられることを特徴とするメトリ
ック回路。
【0050】(10)第1項記載のメトリック回路にお
いて、上記第1の和信号が現在の奇数メトリック値より
も大であることを上記負の転移信号が指示しかつ上記第
2の和信号が現在の奇数メトリック値よりも大であるこ
とを上記正の転移信号が指示する時に、上記第1の期間
の間での上記奇数メトリック値を上記第1の和信号の値
で置換するように上記奇数サンプル/ホールド回路を活
性化するように動作し、上記第1の和信号が現在の奇数
メトリック値よりも小であることを上記負の転移信号が
指示しかつ上記第2の和信号が現在の奇数メトリック値
よりも小であることを上記正の転移信号が指示する時
に、上記第1の期間の間での上記奇数メトリック値を上
記第2の和信号の値で置換するように上記奇数サンプル
/ホールド回路を活性化するように動作し、上記第1の
和信号が現在の偶数メトリック値よりも大であることを
上記負の転移信号が指示しかつ上記第2の和信号が現在
の偶数メトリック値よりも大であることを上記正の転移
信号が指示する時に、上記第2の期間の間での上記偶数
メトリック値を上記第1の和信号の値で置換するように
上記偶数サンプル/ホールド回路を活性化するように動
作し、かつ上記第1の和信号が現在の偶数メトリック値
よりも小であることを上記負の転移信号が指示しかつ上
記第2の和信号が現在の偶数メトリック値よりも小であ
ることを上記正の転移信号が指示する時に、上記第2の
期間の間での上記偶数メトリック値を上記第2の和信号
の値で置換するように上記偶数サンプル/ホールド回路
を活性化するように動作する選択回路と、を更に具備し
たことを特徴とするメトリック回路。
【0051】(11)第10項記載のメトリック回路に
おいて、上記選択回路は排他的ORゲートとANDゲー
トとを含んだことを特徴とするメトリック回路。 (12)ビタビ検出器において、個別の信号を受け、そ
れに応じて第1の期間の間と第2の期間の間で転移信号
を発生するように動作するメトリック回路と、上記第1
の期間の間で上記転移信号を受けるように動作し、かつ
それに応じてシーケンス復号化を行なって奇数デジタル
データ出力信号を発生するように動作する奇数トレリス
回路と、上記第2の期間の間で上記転移信号を受けるよ
うに動作し、かつそれに応じてシーケンス復号化を行な
って偶数デジタルデータ出力信号を発生するように動作
する偶数トレリス回路と、とを具備したことを特徴とす
るビタビ検出器。
【0052】(13)第12項記載のビタビ検出器にお
いて、上記奇数デジタル出力信号と上記偶数デジタル出
力信号とを受けるように動作し、上記奇数デジタルデー
タ出力信号と上記偶数デジタルデータ出力信号を交互に
与えることによってデジタルデータ出力信号を発生する
ように動作するマルチプレクサと、を更に具備したこと
を特徴とするビタビ検出器。 (14)第12項記載のビタビ検出器において、このビ
タビ検出器はクラスIV読出しチャンネルにおいて最尤
検出を行う検出器であることを特徴とするビタビ検出
器。 (15)第12項記載のビタビ検出器において、上記転
移信号は正の転移信号と負の転移信号とを含むことを特
徴とするビタビ検出器。
【0053】(16)メトリック回路で転移信号を発生
する方法において、第1の個別値を受け、スレッショル
ド値を上記第1の個別値から減算することによって第1
の期間の間に第1の和を発生し、スレッショルド値を上
記第1の個別値に加えることによって上記第1の期間の
間に第2の和を発生し、上記第1の和を奇数メトリック
値とかつ上記第2の和を上記奇数メトリックと比較する
ことによって上記第1の期間の間に転移信号を発生し、
第2の個別値を受け、スレッショルド値を上記第2の個
別値から減算することによって第2の期間の間に第1の
和を発生し、スレッショルド値を上記第2の個別値に加
えることによって上記第2の期間の間に第2の和を発生
し、上記第1の和を偶数メトリック値とかつ上記第2の
和を上記偶数メトリック値と比較することによって上記
第2の期間の間に転移信号を発生すること、を具備した
ことを特徴とする方法。
【0054】(17)第16項記載の方法において、上
記転移信号は上記第1の和の上記比較の結果としての負
の転移信号と、上記第2の和の上記比較の結果としての
正の転移信号とを含むことを特徴とする方法。 (18)第16項記載の方法において、上記第1の和が
上記奇数メトリック値よりも大でありかつ上記第2の和
が上記奇数メトリック値よりも大である場合に上記第1
の期間の間での上記奇数メトリック値を上記第1の和の
値で置換し、上記第2の和が上記奇数メトリック値より
も小でありかつ上記第1の和が上記奇数メトリック値よ
りも小である場合に上記第1の期間の間での上記奇数メ
トリック値を上記第2の和の値で置換し、上記第1の和
が上記偶数メトリック値よりも大でありかつ上記第2の
和が上記偶数メトリック値よりも大である場合に上記第
2の期間の間での上記偶数メトリック値を上記第1の和
の値で置換し、上記第2の和が上記偶数メトリック値よ
りも小でありかつ上記第1の和が上記偶数メトリック値
よりも小である場合に上記第2の期間の間での上記偶数
メトリック値を上記第2の和の値で置換すること、を更
に含むことを特徴とする方法。
【0055】(19)第16項記載の方法において、上
記第1の期間で転移信号を発生する上記ステップと上記
第2の期間で転移信号を発生する上記ステップは、上記
第1の和を上記メトリック値に比較することによって負
の転移信号を発生すること、上記第2の和を上記メトリ
ック値と比較することによって正の転移信号を発生する
ことを含むことを特徴とする方法。 (20)第16項記載の方法において、第1の期間に第
1の和を発生する上記ステップと、第2の期間の間に第
1の和を発生する上記ステップは、負のスレッショルド
値を上記個別値に加えることを含むことを特徴とする方
法。
【0056】(21)ビタビ検出器54において使用す
るためのメトリック回路53および方法が与えられる。
メトリック回路53は第1の期間の間および第2の期間
の間に転移信号56をトレリスブロック55に与える。
この転移信号56は負の転移信号と正の転移信号とを含
んでいる。メトリック回路53は第1の加算回路70、
第2の加算回路72、第1の比較器74、第2の比較器
76、奇数サンプル/ホールド回路80および偶数サン
プル/ホールド回路82を含む。メトリック回路53は
第1の加算回路70および第2の加算回路72で個別信
号とスレッショルド値とを受ける。第1の加算回路70
は第1の和を発生し、第2の加算回路72は第2の和を
発生する。第1の比較器74は第1の和を、第1の期間
の間奇数サンプル/ホールド回路80に記憶されている
奇数メトリック値と比較し、かつ第1の和を第2の期間
の間偶数サンプル/ホールド回路82に記憶されている
偶数メトリック値と比較する。第2の比較器46は第1
の期間の間第2の和を奇数メトリック値と比較し、かつ
第2の期間の間第2の和を偶数メトリック値と比較す
る。奇数メトリック値および偶数メトリック値の値は特
定の条件が合致する時のみ第1の和あるいは第2の和の
いずれかと置換される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクドライブ大容量記憶システムの読出し
チャンネルを示すブロック図である。
【図2】この読出しチャンネルにおいて使用されるビタ
ビ検出器のメトリック回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
53 メトリック回路 54 ビタビ検出器 55 トレリスブロック 70 第1の加算回路 72 第2の加算回路 74 第1の比較器 76 第2の比較器 78 第1のマルチプレクサ 80 奇数サンプル/ホールド回路 82 偶数サンプル/ホールド回路 84 第2のマルチプレクサ 86 ANDゲート 88 ANDゲート 90 排他的ORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メトリック回路において、 スレッショルド値を離散信号から減算し、それに応じて
    第1の和信号を発生するように動作する第1の加算回路
    と、 上記スレッショルド値を上記離散信号に加算し、それに
    応じて第2の和信号を発生するように動作する第2の加
    算回路と、 第1の期間の間で上記第1の和信号と奇数メトリック値
    とを比較し、それに応じて負の転移信号を発生するよう
    に動作し、かつ第2の期間の間で上記第1の和信号と偶
    数メトリック値とを比較し、それに応じて上記負の転移
    信号を発生するように動作する第1の比較器と、 上記第1の期間の間で上記第2の和信号と上記奇数メト
    リック値とを比較し、それに応じて正の転移信号を発生
    するように動作し、かつ上記第2の期間の間で上記第2
    の和信号と上記偶数メトリック値とを比較し、それに応
    じて上記正の転移信号を発生するように動作する第2の
    比較器と、 上記奇数メトリック値を記憶し、上記第1の期間の間に
    上記奇数メトリック値を与えるように動作し、上記第1
    の和信号が現在の奇数メトリック値よりも大であること
    を上記負の転移信号が指示する場合に上記第1の期間の
    間での上記奇数メトリック値を上記第1の和信号の値で
    更新するように動作し、かつ上記第2の和信号が現在の
    奇数メトリック値よりも小であることを上記正の転移信
    号が指示する場合に上記第1の期間の間での上記奇数メ
    トリック値を上記第2の和信号の値で更新するように動
    作する奇数サンプル/ホールド回路と、 上記偶数メトリック値を記憶し、上記第2の期間の間に
    上記偶数メトリック値を与えるように動作し、上記第2
    の和信号が現在の偶数メトリック値よりも大であること
    を上記負の転移信号が指示する場合に上記第2の期間の
    間での上記偶数メトリック値を上記第2の和信号の値で
    更新するように動作し、かつ上記第2の和信号が現在の
    偶数メトリック値よりも小であることを上記正の転移信
    号が指示する場合に上記第2の期間の間での上記偶数メ
    トリック値を上記第2の和信号の値で更新するように動
    作する偶数サンプル/ホールド回路と、 を具備したことを特徴とするメトリック回路。
  2. 【請求項2】 メトリック回路で転移信号を発生する方
    法において、 第1の離散値を受け、 スレッショルド値を上記第1の離散値から減算すること
    によって第1の期間の間に第1の和を発生し、 スレッショルド値を上記第1の離散値に加えることによ
    って上記第1の期間の間に第2の和を発生し、 上記第1の和を奇数メトリック値とかつ上記第2の和を
    上記奇数メトリックと比較することによって上記第1の
    期間の間に転移信号を発生し、 第2の離散値を受け、 スレッショルド値を上記第2の離散値から減算すること
    によって第2の期間の間に第1の和を発生し、 スレッショルド値を上記第2の離散値に加えることによ
    って上記第2の期間の間に第2の和を発生し、 上記第1の和を偶数メトリック値とかつ上記第2の和を
    上記偶数メトリック値と比較することによって上記第2
    の期間の間に転移信号を発生すること、 を具備したことを特徴とする方法。
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