JPH1097639A - 画像再生装置 - Google Patents
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- JPH1097639A JPH1097639A JP8250016A JP25001696A JPH1097639A JP H1097639 A JPH1097639 A JP H1097639A JP 8250016 A JP8250016 A JP 8250016A JP 25001696 A JP25001696 A JP 25001696A JP H1097639 A JPH1097639 A JP H1097639A
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Abstract
情報などを含んでもよい)を再生する画像再生装置に関
し、記録媒体の限られた記録容量の範囲で,一組の画像
ファイルを幾通りもの編集形式に沿って再生することが
可能な画像再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の画像ファイルと、画像ファイルの
再生順もしくは再生形態を予め定められたファイル形式
で収録してなるシナリオファイルとが記録可能な記録媒
体1と、記録媒体1からシナリオファイルを取り込み、
ファイル形式に基づいて再生順もしくは再生形態を判別
するシナリオ判別手段2と、シナリオ判別手段2により
判別された再生順もしくは再生形態に従って、記録媒体
1から取り込まれた画像ファイルを再生する再生手段3
とを備えたことを特徴とする。
Description
ファイル(音声情報などを含んでもよい)を再生する画
像再生装置に関し、特に、複数の画像ファイルを自在に
再生することができる画像再生装置に関する。
タル画像処理の発展により、記録媒体上の画像ファイル
を再生して、動画像をモニタなどに表示する画像再生装
置が実用化されている。この種の画像再生装置では、複
数の画像ファイルの中から単独の画像ファイルを手動選
択して再生していた。
ソフトを利用することにより、複数の画像ファイルを連
結して、新たな画像ファイルを作成することもできた。
このような編集作業を行うことにより、例えば、撮像時
に1シーンごとに分けて撮像された画像ファイルを、後
から適宜に連結して一つの映像作品を作り上げることが
可能となる。
画像編集ソフトでは、編集完了後に新たに生成される画
像ファイルのファイル容量が大きくなるという問題点が
あった。すなわち、一つのカットを複数回にわたって登
場させるようなケースでは、登場回数分だけファイル容
量が冗長に大きくなる。
間の冗長度を圧縮することはできるが、上記のようなフ
レーム間を遥かに超えた冗長度を検出し、圧縮すること
は困難である。また、一組の画像ファイルに対し幾通り
もの画像編集を施すと、編集回数の分だけ画像ファイル
が新たに生成されてしまい、ファイル容量を大きく消費
するという問題点があった。
述した問題点を解決するために、記録媒体の記録容量を
効率的に使用しつつ、一組の画像ファイルを自在に再生
することができる画像再生装置を提供することを目的と
する。請求項3に記載の発明は、請求項1の目的と併せ
て、シナリオファイル(後述)単体のファイル構造を単
純にしつつ、シナリオファイルの再利用性が高い画像再
生装置を提供することを目的とする。
と併せて、シナリオファイルを簡易に作成することがで
きる画像再生装置を提供することを目的とする。請求項
5に記載の発明は、請求項1の目的と併せて、より高度
な再生形態で画像ファイルを再生することができる画像
再生装置を提供することを目的とする。
と併せて、シナリオファイルの内容に矛盾点がある場合
においても、画像ファイルを支障なく再生することがで
きる画像再生装置を提供することを目的とする。
記載の発明に対応する原理ブロック図である。
イルと、画像ファイルの再生順もしくは再生形態を予め
定められたファイル形式で収録してなるシナリオファイ
ルとが記録可能な記録媒体1と、記録媒体1からシナリ
オファイルを取り込み、上記のファイル形式に基づいて
再生順もしくは再生形態を判別するシナリオ判別手段2
と、シナリオ判別手段2により判別された再生順もしく
は再生形態に従って、記録媒体1から取り込まれた画像
ファイルを再生する再生手段3とを備えたことを特徴と
する。
の画像再生装置において、シナリオファイルには、再生
形態として、画像ファイルの再生速度,画像ファイルの
再生の繰り返し回数,画像ファイルの再生範囲,画像フ
ァイルの再生に付加する特殊効果,画像ファイルに付随
する音声の再生形態,のいずれか一つが少なくとも収録
されてなることを特徴とする。
の画像再生装置において、シナリオファイルには、その
他のシナリオファイルを指し示す識別データが「再生順
を構成するデータ」として収録され、シナリオ判別手段
2は、シナリオファイルに収録された識別データに基づ
いて、対応するシナリオファイルを階層的に辿り、画像
ファイルの再生順を判別することを特徴とする。
原理ブロック図である。請求項4に記載の発明は、請求
項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像再生装置
において、外部からの再生操作に応じて、記録媒体1に
記録された画像情報を再生する手動再生手段4と、手動
再生手段4による再生順もしくは再生形態をシナリオフ
ァイルとして自動記録する第1のシナリオ作成手段5と
を備えたことを特徴とする。
原理ブロック図である。請求項5に記載の発明は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像再生装置
において、複数の画像ファイルに対する編集操作を受け
付ける編集入力手段6と、編集入力手段6を介して入力
された編集操作に基づく再生順もしくは再生形態をシナ
リオファイルとして記録する第2のシナリオ作成手段7
とを備えたことを特徴とする。
原理ブロック図である。請求項6に記載の発明は、請求
項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像再生装置
において、シナリオファイルに沿って複数の画像ファイ
ルを再生する際の矛盾を検出し、予め定められた優先順
位もしくは外部からの修正指示に応じて、矛盾を修正す
る修正手段8を備えたことを特徴とする。
では、シナリオ判別手段2が、記録媒体1からシナリオ
ファイルを読み出す。このシナリオファイルには、記録
媒体1上の画像ファイルの再生順もしくは再生形態が、
予め定められたファイル形式で収録されている。
に基づいて再生順もしくは再生形態を判別する。再生手
段3は、シナリオ判別手段2で判別された再生順もしく
は再生形態に従って、記録媒体1上の画像ファイルを再
生する。
一組の画像ファイルと、シナリオファイルとが一緒に記
録される。このシナリオファイルは、再生順もしくは再
生形態にかかわるデータのみを最低限収録すればよいの
で、記録媒体1の記憶容量は効率的に無駄なく使用され
る。請求項2にかかわる画像再生装置では、上記の再生
形態として、画像ファイルの再生速度,画像ファイルの
再生の繰り返し回数,画像ファイルの再生範囲,画像フ
ァイルの再生に付加する特殊効果,画像ファイルに付随
する音声の再生形態,のいずれかがシナリオファイルに
収録される。
ナリオ判別手段2が、シナリオファイルを階層的に辿っ
て、画像ファイルの再生順を判別する。このように複数
のシナリオファイルを階層的に辿って、複雑な再生順を
再現することができるので、一つ一つのシナリオファイ
ルは、ファイル構造が単純化される。
を、別のシナリオファイルに組み込むことが簡単にでき
るので、シナリオファイル自体の再利用性を高めること
ができる。請求項4にかかわる画像再生装置では、手動
による再生操作を記録してシナリオファイルを自動作成
する。2回目以降は、このシナリオファイルを実行する
ことができるので、手動による煩雑な再生操作を再度繰
り返す必要がない。
集操作に基づいてシナリオファイルを作成する。請求項
6にかかわる画像再生装置では、予め定められた優先順
位もしくは外部からの修正指示に従って、シナリオファ
イルの矛盾を修正する。
ける実施の形態を説明する。
の機能ブロック図である。図6は、本実施形態の外観を
説明する図である。図5,図6において、画像再生装置
11内には、ディスクドライブ部12が配置され、ディ
スクドライブ部12には、光磁気記録媒体13が外部か
ら装着される。
画像伸長部14およびマイクロプロセッサ15に接続さ
れ、画像伸長部14の画像出力は、フレームメモリ16
を介して、表示画像作成部17に接続される。表示画像
作成部17の出力は、画像再生装置11の正面部に配置
された液晶表示部18に接続される。この液晶表示部1
8には、指やペンなどの押圧を感知するタッチパネル1
8aが貼り付けられ、タッチパネル18aの出力は、タ
ッチパネル検出回路19に接続される。このタッチパネ
ル検出回路19の出力は、マイクロプロセッサ15に入
力される。
力およびデータ出力は、画像伸長部14,ディスクドラ
イブ部12および表示画像作成部17にそれぞれ接続さ
れる。さらに、本体11の筐体には、S出力端子11
a,画像出力端子11b,音声出力端子11c,スピー
カー11d,イヤホンジャック11eなどが配置され、
内部の出力アンプ回路(図示せず)にそれぞれ接続され
る。
形態との対応関係については、記録媒体1は光磁気記録
媒体13に対応し、シナリオ判別手段2はディスクドラ
イブ部12およびマイクロプロセッサ15の「シナリオ
ファイルのデータ構造を判別する機能」に対応し、再生
手段3はディスクドライブ部12,画像伸長部14,フ
レームメモリ16および表示画像作成部17に対応す
る。
応関係については、手動再生手段4は、タッチパネル1
8a,タッチパネル検出回路19およびマイクロプロセ
ッサ15の「手動の再生操作に応じて表示画像作成部1
7などを制御する機能」に対応し、第1のシナリオ作成
手段5はマイクロプロセッサ15の「手動操作に応じて
シナリオファイルのデータを作成する機能」に対応す
る。
応関係については、編集入力手段6は、タッチパネル1
8a,タッチパネル検出回路19およびマイクロプロセ
ッサ15の「編集操作を判別する機能」に対応し、第2
のシナリオ作成手段7はマイクロプロセッサ15の「編
集操作に応じてシナリオファイルのデータを作成する機
能」に対応する。
応関係については、修正手段8は、マイクロプロセッサ
15の「シナリオファイルのデータを修正する機能」に
対応する。図7は、本実施形態の動作を説明する状態遷
移図である。図8〜12は、本実施形態の動作を説明す
る流れ図である。
8の表示画面の遷移に合わせて説明する。 (初期画面)まず、電源が投入されると、表示画像作成
部17は、図13に示すような初期画面を液晶表示部1
8に表示する。初期画面には、再生操作を受け付けるた
めの子ウィンドウ30が表示され、子ウィンドウ30の
上半分には、サムネイル画像31が一覧表示される。
気記録媒体13に記録された画像ファイルの先頭フレー
ムを縮小表示した画像である。このサムネイル画像31
の中には、シナリオファイル識別マーク32を付与した
画像が一緒に表示される。この画像は、再生順もしくは
再生形態を定義したシナリオファイルに対応したサムネ
イル画像31であり、例えば、関連付けられた画像ファ
イルの先頭フレームなどが縮小表示される。
サムネイル画像31の一覧をスクロールするためのスク
ロール釦33が表示され、スクロール釦33の下側に
は、再生操作を指示するための再生釦34などが表示さ
れる。また、再生釦34の下側には、編集釦35が表示
される。この編集釦35を指などでクリックすると、タ
ッチパネル18aは、その押圧動作を感知する。
ル18aから押圧箇所の位置座標を検出してマイクロプ
ロセッサ15に伝達する。マイクロプロセッサ15で
は、押圧箇所の位置座標に対応して、「編集釦35がク
リックされた」旨のメッセージを表示画像作成部17に
伝達する。表示画像作成部17では、「編集釦35がク
リックされた」旨のメッセージに従って、液晶表示部1
8の表示画面を、図14に示される編集画面Aに変更す
る。
す図である。この編集画面Aでは、上記の初期画面にお
ける再生釦34および編集釦35の替わりに、シナリオ
編集釦40,ビデオ編集釦41およびOK釦42が表示
される。
ると、表示画像作成部17は、表示画面を初期画面に戻
す。一方、この画面上でビデオ編集釦41がクリックさ
れると、マイクロプロセッサ15は、光磁気記録媒体1
3上の画像ファイルを実際に連結するなどのビデオ編集
モードに移行する。
クリックされると、表示画像作成部17は、表示画面を
編集画面Bに変更する。 (編集画面B)図15は、編集画面Bを示す図である。
この編集画面Bでは、画面右上にOK釦45が表示さ
れ、画面中段には、サムネイル画像46が横列に表示さ
れる。
示され、画面の左下には、サムネイル画像46の列表示
をスクロールするためのスクロール釦49が表示され
る。以下、図8に示す流れ図に基づいて、編集画面Bに
おける実施形態の動作を説明する。まず、表示画像作成
部17は、編集画面Bを液晶表示部18に表示する(図
8S1)。
クされると(図8S2)、マイクロプロセッサ15は、
サムネイル選択された画像ファイルを判別し、その画像
ファイルに関連付けられた「再生形態を定義するシナリ
オファイル」の一覧をメニュー47として表示する(図
8S3)。ここで、メニュー47の一つがクリックされ
ると(図8S4)、表示画像作成部17は、表示画面を
編集画面Cに変更する(図8S5)。
像46またはメニュー47が、パレット領域48にドラ
ッグ&ドロップされると(図8S6)、マイクロプロセ
ッサ15は、「再生順を定義するシナリオファイル」を
光磁気記録媒体13の記録領域上に新規作成する(図8
S7)。ここで、「再生順を定義するシナリオファイ
ル」のデータ構造を図16(a)に示す。このデータ構
造では、ポインタpbが示すデータの先頭から、次のデ
ータが順番に格納される。
名 ・ ・ N+1)N番目の画像ファイル名もしくはシナリオファ
イル名 N+2)終了コード マイクロプロセッサ15は、パレット領域48にサムネ
イル画像46またはメニュー47がドロップされる度
に、対応する画像ファイル名もしくはシナリオファイル
名を新規シナリオファイルのデータに追加する(図8S
8)。
48がダブルクリックされると(図8S9)、表示画像
作成部17は、表示画面を編集画面Eに変更する(図8
S11)。一方、編集画面Bにおいて、OK釦45がク
リックされると(図8S12)、表示画像作成部17
は、表示画面を編集画面Aに戻す(図8S13)。
順を定義するシナリオファイル」の新規作成が主として
行われる。 (編集画面C)図17は、編集画面Cを示す図である。
この編集画面Cでは、「編集画面Bにおいてメニュー選
択されたシナリオファイル」のサムネイル画像51が画
面の左上に表示され、サムネイル画像51の下側には、
モーションREC釦52およびOK釦53が表示され
る。
ボックス54が縦列に表示され、特殊効果チェックボッ
クス54の下側には、繰り返し回数エディットボックス
55が表示される。以下、図9に示す流れ図に基づい
て、編集画面Cにおける実施形態の動作を説明する。
編集画面Cを表示する(図9S15)。マイクロプロセ
ッサ15は、編集画面Bにおいてメニュー選択された
「再生形態を定義するシナリオファイル」を光磁気記録
媒体13から読み出す(図9S16)。なお、図15に
示した「追加」欄がメニュー選択された場合、マイクロ
プロセッサ15は、「再生形態を定義するシナリオファ
イル」を新規作成する。
ァイル」のデータ構造を図16(b)に示す。このデー
タ構造では、ポインタpaが示すデータの先頭から、次
のデータが順番に格納される。 1)シナリオファイル名 2)関連元の画像ファイル名 3)再生開始時点 4)再生終了時点 5)再生速度(ポーズ,逆再生,早送りなどを時系列に
記憶する) 6)再生繰り返し回数 7)特殊効果(フェードイン,ワイプインなど) 8)音声の再生形態(音量などを時系列に記憶する) マイクロプロセッサ15は、特殊効果チェックボックス
54および繰り返し回数エディットボックス55が更新
される度に、シナリオファイル内の対応するデータを変
更する(図9S17)。
EC釦52がクリックされると(図9S18)、表示画
像作成部17は、表示画面に編集画面Dを表示する(図
9S19)。また、編集画面Cにおいて、OK釦53が
クリックされると(図9S20)、表示画像作成部17
は、表示画面を編集画面Bに戻す(図9S21)。
形態を定義するシナリオファイル」の新規作成およびデ
ータ更新が主として行われる。 (編集画面D)図18は、編集画面Dを示す図である。
この編集画面Dでは、画面左側に再生画面60が表示さ
れ、再生画面60の下側には、左側から順番に、逆再生
釦61,逆早送り釦62,停止釦63,ポーズ釦64,
再生釦65および早送り釦66が表示される。
れ、画面右側の中段には、開始設定釦68,終了設定釦
69および確認釦70が表示される。さらに、画面右下
には、再生時間を表示する時間表示ボックス71と、再
生音量を調節する音量調節バー72とが表示される。以
下、図10に示す流れ図に基づいて、編集画面Dにおけ
る実施形態の動作を説明する。
編集画面Dを表示する(図10S25)。この編集画面
Dにおいて、マイクロプロセッサ15は、再生釦65な
どに対する手動の再生操作を取り込む。ここで、マイク
ロプロセッサ15は、「編集画面Bにおいてメニュー選
択されたシナリオファイル」の関連元の画像ファイルを
光磁気記録媒体13から読み出す。
画像伸長部14において画像伸長され、フレームメモリ
16に順次記憶される。一方、表示画像作成部17は、
マイクロプロセッサ15から与えられた再生操作のメッ
セージに従って、フレームメモリ16から画像を再生す
る。例えば、早送り釦66が押された場合、表示画像作
成部17は、フレームメモリ16から数フレームおきに
画像を読み出して、再生画面60に順次表示する。
画像作成部17は、フレームメモリ16から1フレーム
分の画像を繰り返し読み出し、再生画面60に表示す
る。このような再生期間中に、開始設定釦68がクリッ
クされると、マイクロプロセッサ15は、再生画面60
に現時点で表示されている画像ファイルのフレーム番号
をシナリオファイル内の再生開始時点のデータ領域に書
き込む。
は、再生速度の変化をシナリオファイル内の再生速度の
データ領域に書き込む。また、マイクロプロセッサ15
は、音量調節バー72が操作されると、再生音量の変化
をシナリオファイル内の音声再生形態のデータ領域に書
き込む。ここで、終了設定釦69がクリックされると、
マイクロプロセッサ15は、再生画面60に現時点で表
示されている画像ファイルのフレーム番号をシナリオフ
ァイルの再生終了時点のデータ領域に書き込む(図10
S26)。
67がクリックされると(図10S27)、表示画像作
成部17は、表示画面を編集画面Cに戻す(図10S2
8)。上述した動作により、編集画面Cでは、手動の再
生操作がシナリオファイルに自動記録される。 (編集画面E)図19は、編集画面Eを示す図である。
表示され、画面の中段には、サムネイル画像75が数列
にわたって表示される。また、画面左下には、サムネイ
ル画像75の列表示をスクロールするためのスクロール
釦77と、確認用の再生釦78とが表示される。以下、
図11に示す流れ図に基づいて、編集画面Eにおける実
施形態の動作を説明する。
編集画面Eを表示する(図11S30)。次に、マイク
ロプロセッサ15は、編集画面Bのパレット領域48を
用いて作成されたシナリオファイルを取り込む。表示画
像作成部17は、このシナリオファイルに定義された再
生順に従って、サムネイル画像75を列表示する(図1
1S31)。
ッグ操作されると、表示画像作成部17は、そのサムネ
イル画像75をドラッグ操作の動きに追従して変位させ
る。さらに、このサムネイル画像75が、2つのサムネ
イル画像の間にドロップされると、その間にサムネイル
画像75を挿入して、全体の表示位置を並べ替える(図
11S32)。
ル画像75の配列順に等しく、シナリオファイル内の再
生順を示すデータを並べ替える(図11S33)。一
方、編集画面Eにおいて、OK釦76がクリックされる
と(図11S34)、表示画像作成部17は、表示画面
を編集画面Bに戻す(図11S35)。上述した編集動
作により、編集画面Eでは、シナリオファイル内の再生
順を示すデータを簡便に変更することができる。
に示された確認用の再生操作釦78が操作されると、マ
イクロプロセッサ15は、再生画面用の子ウィンドウを
生成し、その子ウィンドウ内に、現時点の再生順に沿っ
た画像ファイルを順番に再生する。
を示す図である。画面上には、再生画面80が大きく表
示され、再生画面80の下側には、再生操作釦82が表
示される。以下、図12に示す流れ図に基づいて、実施
形態の再生動作を説明する。
0の画面枠を表示する(図12S41)。次に、マイク
ロプロセッサ15は、初期画面においてサムネイル選択
されたファイルが、画像ファイルまたはシナリオファイ
ルのどちらかを判別する(図12S42)。
れている場合、マイクロプロセッサ15は、ディスクド
ライブ部12を介して光磁気記録媒体13から画像ファ
イルを読み出す(図12S43)。画像伸長部14は、
この画像ファイルのデータを伸長して、フレームメモリ
16に順次格納する。表示画像作成部17は、フレーム
メモリ16内の画像情報を再生画面80に順次表示する
(図12S44)。
ルの再生完了後に、表示画面を初期画面に戻す(図12
S45)。一方、ステップS42において、シナリオフ
ァイルがサムネイル選択された場合、マイクロプロセッ
サ15は、シナリオファイルのデータ構造に基づいて、
再生順もしくは再生形態のどちらを定義したものかを判
別する(図12S46)。
イルの場合、マイクロプロセッサ15は、ディスクドラ
イブ部12を介して光磁気記録媒体13から、シナリオ
ファイルと関連元の画像ファイルとを読み出す(図12
S47)。
オファイルのデータ構造から再生開始時点および再生終
了時点のデータを取得して、画像伸長部14にこれらの
データを転送する。画像伸長部14は、画像ファイルの
データを、再生開始時点のフレーム前後から伸長して、
フレームメモリ16に順次格納する。
6内の画像のフレーム番号をマイクロプロセッサ15に
伝達する。マイクロプロセッサ15では、フレーム番号
の進行に同期して、シナリオファイル内の再生速度,音
声の再生形態,特殊効果などのデータを表示画像作成部
17に伝達する。
同期して、フレーム表示の時間間隔,画像ファイルに含
まれる音声データの再生形態,特殊効果などを変更する
(図12S48)。画像伸長部14は、再生終了時点の
フレームを伸長すると共に、画像ファイルの伸長処理を
終了する。表示画像作成部17は、フレームメモリ16
内の画像の再生完了後に、表示画面を初期画面に戻す
(図12S49)。
定義したシナリオファイルであると判別された場合、マ
イクロプロセッサ15は、ディスクドライブ部12を介
して光磁気記録媒体13からシナリオファイルを読み出
す。ここで、マイクロプロセッサ15は、図21に示す
ように再生順を階層的に辿り、マイクロプロセッサ15
内部のメモリ上に再生順のデータを展開する(図12S
50)。
リオファイルAには、(画像ファイルB→シナリオファ
イルC→画像ファイルD)のデータが記録される。そこ
で、マイクロプロセッサ15は、再生順を定義したシナ
リオファイルCを階層的に辿って読み出す。このシナリ
オファイルCには、(画像ファイルE→画像ファイルF
→シナリオファイルG)のデータが記録される。ここで
シナリオファイルGは、再生形態を定義したものなの
で、これ以上に再生順を辿らない。
は、(画像ファイルB→画像ファイルE→画像ファイル
F→シナリオファイルG→画像ファイルD)となる。こ
こで、マイクロプロセッサ15は、再生形態を定義した
シナリオファイル同士の連結箇所を探索し、その連結箇
所の特殊効果などに矛盾が生じるか否かを、所定の対照
表などに基づいて判別する(図12S51)。
が相互に定義されている場合は、矛盾が発生すると判断
する。このような矛盾が生じる場合、マイクロプロセッ
サ15は、先行するシナリオファイルの特殊効果を優先
するために、後のシナリオファイルの該当データを消去
する(図12S52)。
ナリオファイルを光磁気記録媒体13に上書きする(図
12S53)。このように矛盾が解消された状態で、マ
イクロプロセッサ15,画像伸長部14および表示画像
作成部17は、メモリ上に展開された再生順に従って、
画像ファイルもしくはシナリオファイルを順番に再生す
る(図12S54)。
6内の画像の再生完了後に、表示画面を初期画面に戻す
(図12S55)。以上説明したように、本実施形態で
は、編集完了後の画像ファイルに替えて、ファイル容量
の比較的に小さなシナリオファイルを光磁気記録媒体1
3に記録する。
て、再生順を再構成するので、一つ一つのシナリオファ
イルについてはファイル構造を単純にすることができ
る。また、シナリオファイルに、編集済みのシナリオフ
ァイルをそのまま組み込むことができるので、シナリオ
ファイルの再利用性を高くなり、画像編集の作業性を高
めることができる。
てシナリオファイルを作成するので、シナリオファイル
の作成を簡単に行うことが可能となる。また、2回目以
降は、このシナリオファイルに沿って再生を行うことが
できるので、手動による煩雑な再生操作を繰り返す必要
が一切なくなる。また、高度な編集操作に基づいてシナ
リオファイルを作成することができるので、手動の再生
操作では指定することのできない複雑な編集事項をシナ
リオファイルに含ませることができる。
め定められた優先順位に従って、自動的に修正されるの
で、シナリオファイルに沿った画像ファイルの再生画像
が矛盾点によって支障をきたすおそれがない。また、本
実施形態では、再生形態と再生順とを定義するシナリオ
ファイルを別個にしているので、シナリオファイルのデ
ータ構造が単純になり、データ構造の解釈に要する情報
処理の負荷を軽減することが可能である。
再生順とを定義するシナリオファイルとを別個にしてい
るが、両方のデータ構造を一つのシナリオファイルに含
ませることにより、再生形態と再生順との両方を定義す
るシナリオファイルを使用してもよい。
ルとシナリオファイルとを別個にしているが、シナリオ
ファイルを画像ファイルの一部に記録できるようにして
もよい。さらに、上述した実施形態では、記録媒体1と
して光磁気記録媒体13を採用しているが、本発明は記
録媒体1の材質や形状構造に限定されるものではなく、
画像情報を記録できる記録媒体1であればよい。例え
ば、光記録媒体や磁気記録媒体でもよい。
ァイルが矛盾点を有する場合、先行する画像再生を自動
的に優先しているが、本発明はそれに限定されず、例え
ば、後続する画像再生を自動的に優先してもよいし、矛
盾点の種類ごとに優先する側を予め細かく設定しておい
てもよい。また、矛盾の発生時にタッチパネル18aを
介して外部からの優先指示を受け付けるようにしてもよ
い。
シナリオファイルの矛盾点を自動修正しているが、本発
明は、それに限定されるものではない。例えば、図19
に示したような編集動作中や、確認用の再生動作を行な
っている最中に、シナリオファイルの矛盾点を自動修正
したり、矛盾点を操作者に警告してもよい。このような
構成では、シナリオファイルの編集中に矛盾点を迅速に
見つけ、素早くかつ詳細に矛盾点を修正することが可能
となる。
求項2に記載の発明は、編集完了後の画像ファイルに替
えて、ファイル容量の小さなシナリオファイルを記録媒
体に記録する。特に、同一カットが繰り返し登場するよ
うなケースにおいては、従来のように編集完了後の画像
ファイルに同一カットを冗長に繰り返し収録する必要が
一切なく、同一カットの画像ファイルを識別する情報
(ファイル名など)のみを最低限収録すれば足りる。
く効率的に使用することができる。請求項3に記載の発
明は、シナリオファイルを階層的に辿って再生順を判別
するので、一つ一つのシナリオファイルについてはファ
イル構造を単純にすることができる。また、シナリオフ
ァイルに、編集済みのシナリオファイルを階層的に組み
込むことができるので、シナリオファイルの再利用性が
極めて高い。
操作を自動記録してシナリオファイルを作成するので、
シナリオファイルの作成を簡単に行うことができる。ま
た、2回目以降は、このシナリオファイルに沿って自動
再生を行うことができるので、手動による煩雑な再生操
作を繰り返す必要がなくなる。請求項5に記載の発明
は、編集操作に基づいて、シナリオファイルを作成する
ので、複雑な編集事項を指定することにより、高度なシ
ナリオファイルを作成することが可能となる。
異なり、編集完了後の画像ファイルを必ずしも作成する
必要がないので、記録媒体の記録容量を効率的に使用す
ることができる。請求項6に記載の発明は、シナリオフ
ァイルの矛盾点が、予め定められた優先順位や修正指示
に従って、自動的に修正される。したがって、シナリオ
ファイルに矛盾点があっても、支障のない程度に画像再
生を行うことができる。
像再生装置では、記録媒体の記録容量を効率的に無駄な
く使用しつつ、画像ファイルを所定の再生順もしくは再
生形態で自在に再生することができる。
ック図である。
図である。
図である。
図である。
ク図である。
る。
る図である。
る図である。
する図である。
する図である。
する図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の画像ファイルと、前記画像ファイ
ルの再生順もしくは再生形態を予め定められたファイル
形式で収録してなるシナリオファイルとが記録可能な記
録媒体と、 前記記録媒体からシナリオファイルを取り込み、前記フ
ァイル形式に基づいて前記再生順もしくは前記再生形態
を判別するシナリオ判別手段と、 前記シナリオ判別手段により判別された前記再生順もし
くは前記再生形態に従って、前記記録媒体から取り込ま
れた前記画像ファイルを再生する再生手段とを備えたこ
とを特徴とする画像再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像再生装置におい
て、 前記シナリオファイルには、 前記再生形態として、前記画像ファイルの再生速度,前
記画像ファイルの再生の繰り返し回数,前記画像ファイ
ルの再生範囲,前記画像ファイルの再生に付加する特殊
効果,前記画像ファイルに付随する音声の再生形態,の
いずれか一つが少なくとも収録されてなることを特徴と
する画像再生装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像再生装置におい
て、 前記シナリオファイルには、 その他のシナリオファイルを指し示す識別データが「再
生順を構成するデータ」として収録され、 前記シナリオ判別手段は、 前記シナリオファイルに収録された識別データに基づい
て、対応するシナリオファイルを階層的に辿り、前記画
像ファイルの再生順を判別することを特徴とする画像再
生装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載の画像再生装置において、 外部からの再生操作に応じて、前記記録媒体に記録され
た画像情報を再生する手動再生手段と、 前記手動再生手段による再生順もしくは再生形態をシナ
リオファイルとして自動記録する第1のシナリオ作成手
段と、 を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
記載の画像再生装置において、 前記複数の画像ファイルに対する編集操作を受け付ける
編集入力手段と、 前記編集入力手段を介して入力された編集操作に基づく
再生順もしくは再生形態をシナリオファイルとして記録
する第2のシナリオ作成手段と、 を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
記載の画像再生装置において、 前記シナリオファイルに沿って前記複数の画像ファイル
を再生する際の矛盾を検出し、予め定められた優先順位
もしくは外部からの修正指示に応じて、前記矛盾を修正
する修正手段を備えたことを特徴とする画像再生装置。
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