JPH1097481A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH1097481A
JPH1097481A JP8250718A JP25071896A JPH1097481A JP H1097481 A JPH1097481 A JP H1097481A JP 8250718 A JP8250718 A JP 8250718A JP 25071896 A JP25071896 A JP 25071896A JP H1097481 A JPH1097481 A JP H1097481A
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JP
Japan
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interrupt
circuit
partial data
header
cpu
Prior art date
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Application number
JP8250718A
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English (en)
Inventor
Haruyasu Okubo
晴康 大久保
Tetsuya Nakagawa
哲也 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信したシリアルデータに対するCPUの処理
を低減する。 【解決手段】レジスタ103には、受信データをそのフ
ォーマットに合わせて処理する割り込み処理又はフォー
マットに依らないで高速に処理する割り込み処理の内、
許可する割り込み処理を指定する許可情報をCPUによ
り設定する。受信回路102で部分データが受信される
ごとに、複数のフォーマットのヘッダの有無をヘッダ検
出回路402−1等により検査し、ヘッダが検出される
と、ステータス管理回路408は、そのヘッダの識別情
報を保持する。割り込み要求回路404は、部分データ
が受信されるごとに、上記ヘッダ識別と上記割り込み許
可情報とに基づいて、複数の割り込み要求の一つを選択
的に発生し、割り込みコントローラ110を介して異な
る割り込み処理の起動をCPUに求める。この動作を終
了コード検出回路403−1等により終了コードが検出
されるまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部回路との間で
ビットシリアルにデータを送受信するためのシリアルイ
ンタフェースコントローラを有するマイクロコンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータでは、一般
的には、そこに設けられた代表的なシリアルインタフェ
ースコントローラは、シリアルデータをユーザによりあ
らかじめ指定された長さの複数の部分データに分けて受
信する。いずれか一つの部分データを受信するごとに、
割り込みコントローラにシリアルデータの受信を通知
し、割り込みコントローラはこの通知を受けるごとにC
PUに割り込む。CPUはこの割り込みに応答してこの
ときに受信された部分データを取り込む。
【0003】シリアルデータがデータ列の先頭および末
尾にそのシリアルデータのフォーマットに固有のヘッダ
と終了コードとを持つ場合でも、従来のシリアルインタ
フェースコントローラはこれらの特殊コード部分もそれ
以外の通常の部分データと同等に処理し、CPU内の割
り込み処理プログラムにより、受信した部分データにこ
れらの特殊コード部分が含まれているか否かを判定し、
その後部分データを受信するごとに、受信済みのヘッダ
が属するフォーマットのシリアルデータに見合ったデー
タ処理をその受信された部分データに対して施す。
【0004】図10において、従来のマイクロコンピュ
ータ100にはこの代表的なシリアルインタフェースコ
ントローラ101が設けられ、CPUは、シリアルデー
タを複数に分割して受けるときの単位データ長Lをコン
トロールレジスタ103にあらかじめ設定する。また、
CPU109の制御プログラムは、このシリアルインタ
フェースコントローラ101からCPUに割り込みする
ことを許すときには、コントロールレジスタ103内の
割り込み受付ビットを1にする。
【0005】受信回路102は、外部装置(図示せず)
からフレーム信号107が入力されると受信を開始し、
線120を介して与えられる外部クロックに同期して、
線108を介して与えられるシリアルデータを順次受信
する。受信回路102は、コントロールレジスタ103
内の割り込み許可ビットが1である場合には、コントロ
ールレジスタ103が指定する部分データ長に等しい部
分データを受信するごとに、線126を介してステータ
スレジスタ104に受信完了ビットをセットし、さらに
後続の部分データの受信を続ける。
【0006】割り込みコントローラ110は、このステ
ータスレジスタ104を線113を介して常時監視して
おり、このレジスタに受信完了ビットがセットされてい
ると、線110Aを介してCPUに割り込む。CPU1
09がこの割り込みを受け付けると、割り込みコントロ
ーラ110はベクタアドレス(割り込み処理プログラム
の先頭アドレスを格納したメモリ領域のアドレスのこ
と)をCPU109に送り、CPU109は、割り込み
処理プログラムを起動する。なお、シリアルインタフェ
ースコントローラ101内に設けられた送信回路は簡単
化のために省略している。
【0007】CPU109は、このプログラムの中で、
受信回路121内のすでに受信された部分データを読み
出す命令を実行する。リード/ライト制御回路117
は、バス106上のこの命令に応答して、線121を介
して受信回路102に、すでに受信されたした部分デー
タの送出を指示し、受信回路102は、受信した部分デ
ータをバス106に送出する。CPU109は、このバ
ス上の受信された部分データを取り込み、その種別を判
定する。すなわち、この部分データが一連のシリアルデ
ータのヘッダあるいは終了コードであるか否かあるいは
すでに受信したヘッダの後続の部分データであるかを判
定する。この部分データがシリアルデータのヘッダであ
るならば、そのヘッダの種別を判別する。
【0008】こうして、受信した部分データがヘッダで
あるならば、そのヘッダの種別に対応するデータ受信フ
ラグを内部メモリ111に記憶する。もし、新たに受信
した部分データの受信に先立ってすでにヘッダが受信済
みであり、従って、このシリアルデータに対する受信フ
ラグがすでに記憶されているならば、このフラグが示す
ヘッダの種類に従ってその新たに受信した部分データを
処理する。このように、CPUは、受信割り込みを受信
するごとに、この割り込み処理プログラム内のフラグ情
報に従って、新たに受信された部分データの種別を判別
し、処理するようになっている。
【0009】具体的には、図11に示すように、割り込
み処理プログラムの処理は以下の通りである。一般に
は、N種類(Nは複数)のデータフォーマットの一つに
それぞれ対応するためにN個のデータ受信フラグを使用
する。各フラグは1ビットである。
【0010】CPUが割り込み処理プログラムを開始す
ると、まずこれらのN個のデータ受信済みフラグを読み
出し、全てのフラグが0のままであるか否かを判定する
(303)。どのフラグも0のままである場合には、受
信した部分データがN種類のデータフォーマットに対し
て内部メモリ111に予め記憶されたN個のヘッダの何
れかと一致しているか否かを判定する(305)。受信
した部分データがいずれかのヘッダに一致すると判定さ
れた場合にはその一致するヘッダが属するデータフォー
マットに対応するデータ受信フラグをセットして(30
7)、その受信割り込みに対する処理を終了する。
【0011】ステップ305において、一致するヘッダ
が無いと判定された場合には、データフォーマットに依
存しない一般的なデータ処理を受信した部分データに対
して施し(309)、割り込み処理を終了する。
【0012】ステップ303において、或るデータ受信
フラグがセットされていると判定された場合には、受信
した部分データがそのフラグが示す特定データフォーマ
ットの終了コードと一致しているか否かを判定し(31
1)、一致していなければ、その受信した部分データは
ヘッダと終了コードの間の通常のデータであるので、そ
の部分データをいずれかの汎用レジスタにコピーし、そ
の特定のデータフォーマットにより決まる特定のデータ
処理をそのコピーされた部分データに施し(314)、
割り込み処理を終了する。
【0013】ステップ311では、受信した部分データ
がその特定のフォーマットのデータの終了コードに一致
していれば、そのセットされたフラグをクリアして(3
13)、割り込み処理を終了する。以上のごとくにして
受信した部分データに対して割り込み処理プログラムを
終了すると、CPUは、この割り込み発生時に中断した
プログラムの実行を再開する。なお、ヘッダの種別に対
応する上記データ受信フラグを、内部メモリ111に代
えて汎用レジスタに記憶させることも可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のマイクロコ
ンピュータでは、フレーム信号に同期してシリアルデー
タを取り込むごとに、そのデータの種類に依らないで割
り込みを発生し、割り込み処理プログラムによりその受
信した部分データの種別を認識し、その部分データの種
別に応じた処理をその部分データに施す。従って、従来
の割り込み処理プログラムは受信した部分データの判別
を実行する必要があるために、割り込み処理プログラム
の実行時間が大となるという問題がある。
【0015】例えば、図11のステップ303の実行に
は、以下の6命令が最低必要となる。即ち、N個のデー
タ受信フラグを保持するメモリ領域のアドレスを汎用レ
ジスタへ設定するためのデータ転送命令、それらのN個
のフラグを内部メモリ111からリードするデータ転送
命令、それらのフラグの少なくとも一つがセットされた
ことを意味するコードを汎用レジスタへ設定するための
データ転送命令、上記内部メモリ」111から読み出し
たN個のデータ受信フラグと上記コードの値か一致する
か否かを判定する比較命令、この判定の結果に依存して
上記N個のフラグのいずれかががセットされている時、
あるいはセットされていない時に次に実行する命令の位
置まで分岐するための分岐命令、上記比較命令による判
定の結果、一致が検出された場合にセットされるCPU
コア内のステータスレジスタのフラグビットのクリア命
令が必要となる。なお、汎用レジスタを上記N個のデー
タ受信フラグの格納領域として用いている場合には上記
最初のデータ転送命令は不要である。
【0016】図11のステップ305,311の各々の
実行にも、以下の6命令が最低必要となる。即ち、受信
データと比較すべきコードを内部メモリ111から読み
出し、汎用レジスタへ設定するためのデータ転送命令、
受信回路102内の受信データを保持するバッファレジ
スタ(図示せず)のアドレスを汎用レジスタへ設定する
ためのデータ転送命令、このバッファレジスタから汎用
レジスタへ受信データをリードするためのデータ転送命
令、これら2つの値を比較するための比較命令、コード
が一致しなかった時の分岐命令かコードが一致した時の
分岐命令、コードが一致した時セットされるCPUコア
内のステータスレジスタのフラグビットのクリア命令が
最低限必要になる。
【0017】このように、従来のマイクロコンピュータ
では、シリアルデータを複数の部分データに分けて順次
受信するときに、これらの部分データを受信するごと
に、その部分データを処理するのに時間が掛かり、より
高速なデータの受信を困難にする。
【0018】本発明の目的は、受信したシリアルデータ
に対するCPUの処理を低減できるマイクロコンピュー
タを提供することにある。
【0019】本発明のさらに具体的な目的は、受信する
シリアルデータ群が多様なフォーマットを有する場合
に、これらのシリアルデータに対するCPUの処理を低
減できるマイクロコンピュータを提供することにある。
【0020】本発明のさらに具体的な目的は、受信する
シリアルデータに対していろいろの割り込み処理の一つ
を選択してそのシリアルデータに異なる処理を施すこと
ができるマイクロコンピュータを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるマイクロコンピュータは、受信回路に
よりすでに受信された部分データが所定のヘッダに一致
する部分を含むか否かを検出するヘッダ検出回路と、受
信回路によりすでに受信された部分データが該所定のヘ
ッダに一致する部分を含むと検出されたときに、その部
分データの後続の複数の部分データが受信回路により受
信されるごとに、CPUに割り込み、該所定のヘッダが
含まれるフォーマットに対応して定められた所定の割り
込み処理を該後続の部分データに対して実行することを
要求する割り込み回路とを有する。
【0022】本発明によるマイクロコンピュータのより
望ましい態様は、それぞれ所定の複数のヘッダの一つに
対応して設けられた複数のヘッダ検出回路と、受信回路
により受信された部分データが該複数のヘッダ検出回路
の一つにより上記所定の複数のヘッダの一つに一致する
部分を含むと検出されたときには、その検出後に該受信
回路により後続の複数の部分データの各々が受信される
ごとに、CPUに割り込み、該一つのヘッダに対応して
あらかじめ定められた所定の割り込み処理を該後続の部
分データに対して実行することをCPUに要求する割り
込み回路とを有する。
【0023】本発明によるマイクロコンピュータの他の
態様は、受信回路から所定長の部分データが受信される
ごとに、その部分データが、上記複数の割り込み処理に
対応して定められた複数の割り込み条件を満たすか否か
を判別し、該部分データが該複数の割り込み条件のいず
れか一つを満たすときに、CPUに割り込み、該一つの
割り込み条件が対応する割り込み処理の実行を該CPU
に要求する割り込み回路とを有する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマイクロコン
ピュータを図面に示したいくつかの実施の形態を参照し
てさらに詳細に説明する。なお、以下においては、同じ
参照番号は同じものもしくは類似のものを表わすものと
する。
【0025】<発明の実施の形態1>図1で、マイクロ
コンピュータ100は、CPU109と、内部ランダム
アクセスメモリ(内部RAM)111と、シリアルイン
タフェースコントローラ101と、割り込みコントロー
ラ110とを有し、外部ランダムアクセスメモリ(外部
RAM)112にバス106を介して接続されている。
シリアルインタフェースコントローラ101には、外部
回路(図示せず)にシリアルデータを複数の部分データ
に分けて送信する送信回路105、その外部回路または
他の外部回路(図示せず)からシリアルデータを所定の
長さの部分データに分けて受信する受信回路102、N
個(但し、Nは複数)のヘッダ検出回路402−1から
402−N、複数の終了コード検出回路403−1から
403−N、ステータス管理回路408、割り込み要求
回路404が設けられる。コントロールレジスタ103
には、CPU109により予め指定した、このシリアル
インタフェースコントローラ101の動作条件を保持す
る。リード/ライト制御回路117は、シリアルインタ
フェースコントローラ101内のレジスタの読み出しあ
るいは書き込みを要求する命令がCPU109から発行
されたときに、この命令が指定するレジスタに対して読
み出しあるいは書き込みを実行するための回路である。
図において、外部RAM112以外の回路は、一つの共
通の集積回路上に形成されている。
【0026】ヘッダ検出回路402−1から402−N
は、本実施の形態に特徴的な回路の一つで、受信回路1
02により受信された部分データが、予め定められた複
数のフォーマットを有するシリアルデータに使用される
複数のヘッダのいずれか一つに一致するか否かを検出す
る。同様に、終了コード検出回路403−1から403
−Nも本実施の形態に特徴的な回路の一つで、その受信
された部分データがそれぞれのフォーマットに対応して
定められた複数の終了コードの一つに一致するか否かを
検出する。
【0027】ステータス管理回路408も本実施の形態
での特徴的な回路の一つで、これらの検出回路の出力に
応答して、受信回路102で受信中のシリアルデータの
受信状況を管理する。具体的には、シリアルデータのヘ
ッダがすでに受信されたときには、そのヘッダを受信し
たことを示すフラグを保持するようになっている。さら
に、本実施の形態では、コントロールレジスタ103
は、動作条件として複数の割り込み発生条件を指定可能
に構成されている。
【0028】割り込み要求回路404も本実施の形態に
特徴的な回路の一つで、シリアルデータの受信に関連し
て、予め定めた複数の割り込み要求を発生可能に構成さ
れている。割り込み要求回路404は、具体的には、上
記受信回路102により部分データが受信されるごと
に、コントロールレジスタ103内に設定された割り込
み発生条件と上記ステータス管理回路408内に保持さ
れた受信状況とに依存して、所定の複数の割り込み要求
の一つを選択的に発生し、線407から409の一つを
介して割り込みコントローラ110に送出する。
【0029】割り込みコントローラ110は、この送出
された割り込み要求に応答して、CPUに割り込みを掛
けるとともに、送出された割り込み要求が要求する割り
込みを処理するための割り込み処理プログラムのアドレ
スをCPUに通知し、そのプログラムの実行を要求す
る。CPUは、割り込み要求回路404により発生可能
な複数の割り込みに対応して、それぞれの割り込みを処
理するための複数の割り込み処理プログラムを実行可能
に構成されている。すなわち、CPUは、要求された割
り込み処理プログラムの中で、要求された割り込みに対
応した処理を実行する。
【0030】この結果、割り込み処理プログラムの実行
中には、受信中のシリアルデータに関する受信状況の判
定を行う必要がなく、それだけ割り込み処理の内容が減
少され、CPUは従来より高速に割り込み処理を実行で
きる点が本実施の形態の特徴である。以下、その詳細を
さらに説明する。
【0031】図2を参照するに、コントロールレジスタ
103には以下に例示する動作制御情報が予めCPUに
よりセットされる。Lはシリアルデータを分割して受信
又は送信するときの部分データ長を示す。RECEIV
Eは、受信のenable/disableを示す受信
許可フラグ、SENDは、送信のenable/dis
ableを示す送信許可フラグ、INTは、送受信割り
込みを要求してもよいか否かを指示する送受信割り込み
許可フラグ、FORMATは、フォーマット別の割り込
み処理を要求してよいか否かを指示するフォーマット別
割り込み許可フラグ、FASTは、メモリへの直接転送
用の割り込み処理を要求してよいか否かを指示するメモ
リ直接転送用の割り込み許可フラグである。
【0032】図3を参照するに、受信回路102では、
コントロールレジスタ103内に、CPUが受信指示フ
ラグRECEIVEをセットしたときに、シフトクロッ
ク生起回路207およびバッファレジスタ書き込み制御
回路209が動作を開始する。シフトレジスタ201
は、送信されてきたシリアルデータ108を複数の部分
データに分けて取り込む回路で、例えば、16ビットの
部分データを保持可能である。シリアルデータ108は
外部回路により規定された周波数のクロック信号120
に同期して送信されてくる。シフトクロック生起回路2
07は、フレーム信号107を受信の開始タイミングと
して、この外部クロック120をシフトクロックCLK
1として線208を介してシフトレジスタ201に供給
する。
【0033】カウンタ204は、このシフトクロックC
LK1に応答して、1ビット分のデータがシフトレジス
タ201に取り込まれる毎にカウントアップする。比較
器205は、コントロールレジスタ103から線127
Aを介して与えられる部分データ長L(例えば、16ビ
ットあるいは8ビット)とカウンタ204の値とを比較
し、両者が一致した時に部分データ受信信号126を生
起する。
【0034】バッファレジスタ書き込み制御回路209
は、この部分データ受信信号126に応答して、書き込
み制御信号210を生起し、バッファレジスタ202
は、この制御信号210に応答してシフトレジスタ20
1の内容を取り込む。さらにカウンタ204は比較器2
05からの部分データ受信信号126に応答してリセッ
トされ、その後は、次の部分データのためのカウント動
作を再開する。
【0035】シフトクロック生起回路207は、比較器
205からの部分データ受信信号126に応答して、セ
ット信号SETを線127Bに出力する。この信号SE
Tは、後に詳述するヘッダ検出回路402−1から40
2−Nおよび終了コード検出回路403−1から403
−Nが、比較器205からの部分データ受信信号126
に応答してヘッダおよび終了コードの検出を完了するタ
イミングより後のタイミングに有効となる信号であり、
後に説明する割り込み要求信号の出力タイミングを制御
するのに使用される。
【0036】バッファレジスタ202の内容は、線11
8を介してヘッダ検出回路402−1から402−Nお
よび終了コード検出回路403−1から403−Nに送
られる。さらに、この後に説明するようにCPUにおい
て割り込み処理プログラムが実行されたときに、リード
/ライト制御回路117より線121Aより与えられる
制御信号によりオンにされるゲート119およびバス1
06を介してCPUに転送される。
【0037】本実施の形態では、シフトレジスタ201
の長さは、CPUが処理する1ワードの長さに等しくさ
れる。さらに、回路の簡単化のために、予め定められた
N個のフォーマットのいずれかを有するシリアルデータ
のヘッダの長さはこの1ワードより短いと仮定する。さ
らに、シリアルデータをヘッダの長さと等しい長さの複
数の部分データに分けて受信すると仮定する。すなわ
ち、コントロールレジスタ103には部分データ長Lと
して受信したいシリアルデータのヘッダの長さを設定す
る。さらに終了コードの長さもこのヘッダの長さに等し
いと仮定する。こうすることにより、受信回路102に
より、これらのN個のフォーマットのいずれかを有する
シリアルデータを受信するときには、ヘッダ、ヘッダと
終了コード以外の複数の部分データ、および終了コード
とが順次それぞれ一つの部分データとして受信される。
【0038】送信回路105は、線114を介して外部
回路(図示せず)から与えられるフレーム信号に応答し
て、線115を介してその回路にデータを送信する回路
で、コントロールレジスタ103内に、CPUが送信指
示フラグSENDをセットしたときに動作する。この回
路は、受信回路102と類似の回路により構成され、本
願発明とは直接は関係がないので、その詳細は省略す
る。
【0039】図4を参照するに、ヘッダ検出回路402
−i(i=1、、またはN)は互いに同じ構造を有し、
その中の検出コードレジスタ503にはシリアルデータ
の受信開始前にCPUにより、それぞれ第i番目のフォ
ーマットに含まれるヘッダが設定される。マスク回路5
10はバッファレジスタ202内のデータの内、部分デ
ータ長Lに等しい先頭部分のビット列のみをレジスタ5
03内のヘッダと比較するように、比較器502にビッ
ト単位のマスクパターンを供給する。バッファレジスタ
202内の受信された部分データは、コード比較同期回
路501を介して比較器502に送られる。比較器50
2は、起動されると、受信された部分データと検出コー
ドレジスタ503内のヘッダとを、マスク回路510か
ら与えられるマスクパターンが示すビット列について比
較し、一致を検出した場合、一致信号405を出力す
る。
【0040】図1の終了コード検出回路403−i(i
=1、、またはN)の構造もそれぞれ第i番目のフォー
マットに対応して使用され、それぞれヘッダ検出回路4
02−i(i=1、、またはN)と同じ構造を有する。
終了コード検出回路403−iは、検出コードレジスタ
503にはシリアルデータの受信開始前にCPUによ
り、それぞれ第i番目のフォーマットに含まれる終了コ
ードが設定され、比較器502の出力は線406−iに
供給される点で、ヘッダ検出回路402−iと異なる。
【0041】図5を参照するに、ステータス管理回路4
08は、ステータスレジスタ104、フラグ制御回路6
14、ゲート605、606とからなる。ステータスレ
ジスタ104は、受信中のシリアルデータに関する、ヘ
ッダおよび終了コードの受信の有無およびヘッダを受信
したときにはその種別とを表す受信状態情報を保持する
レジスタで、具体的には、部分データの受信完了を示す
フラグS、ヘッダ検出回路402−1から402−Nに
対応して設けられ、それぞれ第i番目のフォーマットに
含まれるヘッダが検出されたことを示すフラグH1から
HN、および終了コード検出回路403−1から403
−Nのいずれかにより終了コードが検出されたことを示
す終了コード検出フラグEおよびその他のフラグとを保
持する。
【0042】ゲート606は、このステータスレジスタ
104をCPUにより読み出しあるいは書き込みのため
にアクセスするために使用される。ORゲート605
は、全ての終了コード検出回路403−1から403−
Nの出力が入力され、いずれかの終了コード検出回路4
03−iにより終了コードが検出されたときに、ORゲ
ート605の出力はハイとなり、そのハイ出力はステー
タスレジスタ104に終了コード検出フラグEを書き込
むために使用される。
【0043】受信回路102により部分データが受信さ
れ、部分データ受信信号126がそこから出力される
と、ステータスレジスタ104は、部分データ受信フラ
グSをオンにする。この部分データに対して、ヘッダ検
出回路402−1から402−Nの内のいずれかの回路
402−iがヘッダ検出信号405−iを出力したとき
に、ステータスレジスタ104は、その検出出力405
−iに応答してその検出回路405−iに対応するフラ
グHiをオンにする。
【0044】もし、その部分データに対して終了コード
検出回路403−1から403−Nのいずれか一つの終
了コード検出回路403−iが終了コード検出信号40
6−iを出力したとき、ステータスレジスタ104は、
ORゲート605、線905を介して与えられるこの信
号に応答して、終了コード検出フラグEをオンにする。
ステータスレジスタ104内のフラグS、H1からH
N、Eは、それぞれ線610、611−1から611−
N、612を介して割り込み要求回路404に供給され
る。フラグ制御回路614は、ステータスレジスタ10
4に保持されたフラグS、H1からHN、Eをオフにす
る回路で、その詳細は後に説明する。
【0045】図6を参照するに、割り込み要求回路40
4は、ステータスレジスタ104の内容とコントロール
レジスタ103の内容とに依存して、互いに異なる複数
の種類の割り込み要求の一つを生成可能なように構成さ
れている。本実施の形態では、フォーマット別処理用の
割り込み要求回路404Aと、メモリ直接転送用の割り
込み要求回路404Bと、通常処理用の割り込み要求回
路404Cよりなる。
【0046】フォーマット別割り込み要求回路404A
は、ステータスレジスタ104内のヘッダ検出フラグH
1からHNに対応して設けられたANDゲート445−
1から445−Nと、それぞれのANDゲートの出力に
接続されたフリップフロップ446−1から446−N
とを有する。各ANDゲート445−i(i=1、、ま
たはN)には、コントロールレジスタ103内の送受信
割り込み許可フラグINT、フォーマット別割り込み許
可フラグFORMAT、ステータスレジスタ104内の
ヘッダ検出フラグH1からHNの内の対応する一つのフ
ラグHiと部分データ受信フラグSが入力される。従っ
て、各ANDゲート445−iの出力は、送受信割り込
み許可フラグINT、フォーマット別割り込み許可フラ
グFORMATがともにオンであり、さらに、部分デー
タが受信されたことにより部分データ受信フラグSがオ
ンになり、さらに、そのときに対応するフラグHiがオ
ンになったときにハイとなる。
【0047】フリップフロップ446−iは、このAN
Dゲート445−iの出力をセット信号SETに応答し
て取り込み、所定の期間保持するようになっている。こ
の信号SETは、すでに述べたごとく、受信回路102
で生成される信号で、受信回路102で生成された部分
データ受信信号126に応答してヘッダ検出回路402
−1から402−Nおよび終了コード検出回路403−
1から403−Nが検出動作を完了したタイミングで有
効となる信号で、ステータスレジスタ104内にこの信
号の発生時点で保持されているフラグが割り込み信号の
生成に使用される。すなわち、ステータスレジスタ10
4内の部分データ受信フラグSがオンにされた時点で
は、上記検出回路の出力はまだ確定していない。したが
って、この信号SETは、部分データ受信フラグSのみ
に応答して割り込み要求が出力されるのを防ぐ。こうし
て、フリップフロップ446−iは、ANDゲート44
5−iの出力を信号SETに応答して取り込む。AND
ゲートの出力がハイの時には、フリップフロップ446
−iは、i番目のフォーマット別割り込み要求INTH
DRiを線408−iを介して割り込みコントローラ1
10に供給する。
【0048】対応するフラグHiは、この新たに受信さ
れた部分データあるいはそれに先行して受信された部分
データが、対応するヘッダ検出回路402−iが保持す
るヘッダに一致したときにオンにされる。従って、この
i番目のフォーマット別割り込み要求INTHDRi
は、送受信割り込み許可フラグINT、フォーマット別
割り込み許可フラグFORMATがともにオンである場
合に、i番目のフォーマットを有するシリアルデータの
先頭に位置する、ヘッダを含む部分データが受信された
とき、および、そのシリアルデータの後続の部分データ
の各々が受信されたときに出力される。
【0049】すなわち、受信回路102により、このシ
リアルデータの先頭の部分データが受信されたときに、
ステータスレジスタ104にフラグHiがセットされる
ので、このシリアルデータの後続の部分データが受信さ
れたときでも、この後続の部分データが、i番目のフォ
ーマットを有するシリアルデータに属する部分データで
あることをフォーマット別割り込み要求回路404Bが
判断することができ、その結果、この後続の部分データ
に対してもi番目のシリアルデータに属する部分データ
を受信したことを表すフォーマット別割り込み要求IN
THDRiを出力する。
【0050】このシリアルデータの最終の部分コードが
受信され、それに伴い、終了コード検出フラグがオンに
されたときも同様である。フォーマット別割り込み要求
INTHDRiは、後に説明するように、受信された部
分データが予め定められたN個のフォーマットのいずれ
かを有するシリアルデータに属する場合に、その受信さ
れた部分データをその特定のフォーマットに依存して処
理するのに使用される。
【0051】メモリ直接転送用の割り込み要求回路40
4Bは、ステータスレジスタ104内のヘッダ検出フラ
グH1からHNが入力されるORゲート447と、AN
Dゲート448と、その出力に接続されたフリップフロ
ップ449とを有する。
【0052】ANDゲート448には、コントロールレ
ジスタ103内の送受信割り込み許可フラグINT、メ
モリ直接転送用の割り込み許可フラグFAST、ステー
タスレジスタ104内の部分データ受信フラグSとOR
ゲート447の出力が入力される。従って、ANDゲー
ト448の出力は、送受信割り込み許可フラグINT、
メモリ直接転送用の割り込み許可フラグFASTがとも
にオンである場合に、部分データが受信されたことによ
り受信フラグSがセットされ、さらに、いずれかのヘッ
ダ検出回路402−iにより受信した部分データがヘッ
ダであると検出されたときにハイとなる。
【0053】フリップフロップ449は、フリップフロ
ップ446−1から446−Nと同じように動作するも
ので、ANDゲート448の出力がハイであるときに、
信号SETに応答してメモリ直接転送用の割り込み要求
INTFDを線409を介して割り込みコントローラ1
10に供給する。このメモリ直接転送用の割り込み要求
INTFDは、後に説明するように、受信された部分デ
ータが予め定められたN個のフォーマットのいずれかを
有するシリアルデータに属する場合に、受信された部分
データを一度CPUに読み込んだ後、CPUで処理しない
でメモリ(内部RAM(111)または外部RAM(11
2))に転送し、それにより受信動作を高速にしたいと
きに使用される。受信データはCPUを経由してメモリ
に転送されるが、CPUでは処理されない。したがっ
て、受信データは、あたかも直接メモリに転送されるか
のように受信後すぐにメモリに転送されるので、本実施
の形態では、この割り込み処理での転送動作を直接転送
と呼ぶ。
【0054】通常処理用の割り込み要求回路404A
は、ヘッダ検出フラグH1からHNが入力されるORゲ
ート442と、ANDゲート443と、その出力に接続
されたフリップフロップ444とを有する。
【0055】ANDゲート443には、コントロールレ
ジスタ103内の送受信割り込み許可フラグINTと、
ORゲート442の出力の反転信号と、ステータスレジ
スタ104内の部分データ受信フラグSとが入力され
る。従って、ANDゲート443の出力は、送受信割り
込み許可フラグINTがオンである場合において、部分
データが受信されたことにより、部分データ受信フラグ
Sがオンになったが、ヘッダ検出回路402−1−Nの
いずれによっても、ヘッダがまだ検出されていないとき
にハイとなる。すなわち、前述した予め定められたN個
のフォーマットを有するシリアルデータ以外のシリアル
データに属する部分データを受信回路102が受信した
ときにハイとなる。
【0056】フリップフロップ444は、フリップフロ
ップ446−1から446−N、449と同じように動
作するもので、ANDゲート443の出力がハイである
ときに、信号SETに応答して通常処理用の割り込み要
求INTRCVを線407を介して割り込みコントロー
ラ110に供給する。この通常処理用の割り込み要求I
NRCVは、後に説明するように、受信された部分デー
タが予め定められたN個のフォーマット以外のフォーマ
ットを有するシリアルデータに属するかあるいは特定の
フォーマットを有しないシリアルデータに属するとき
に、その部分データを従来と同じ割り込み処理で処理す
るのに使用される。
【0057】図1に戻り、CPUは、割り込み要求回路
404が発生可能な複数の割り込みの各々に対して異な
る割り込み処理プログラムを実行可能なようにプログラ
ムされている。割り込みコントローラ110は、それら
の割り込み処理プログラムの内、割り込み要求回路40
4が現に発生した一つの割り込み要求に対して定められ
た割り込み処理プログラムの実行をCPUに要求するよ
うに構成されている。
【0058】すなわち、割り込みコントローラ110
は、ステータス管理回路408内のステータスレジスタ
104内の部分データ受信フラグSを線610を介して
常時監視する。もしこのフラグSがオフ状態からオン状
態に変化したことを検出すると、CPUに線110Aを
介して割り込み、さらに、割り込み要求回路404によ
り、線407から409のいずれに割り込み要求が出力
されているかを検出する。CPUは、その割り込みを受
け付けると、その割り込みを受け付けたとの通知を線1
10Aを介して割り込みコントローラ110に通知す
る。
【0059】割り込みコントローラ110は、その通知
を受けると、割り込み要求回路404から受信した特定
の割り込み要求に対して定めた割り込み処理プログラム
のアドレスをバス106を介してCPUに送付する。C
PUは、実行中のプログラムを中断し、そのアドレスで
指定される割り込み処理プログラムを実行する。後に説
明するように、CPUは、その割り込み処理が終了する
と、部分データ受信フラグSをオフにするようになって
いる。CPUにおける割り込み処理プログラムの実行と
並行して受信回路102は次の部分データを受信する。
その結果、上記部分データ受信フラグSが再度セットさ
れると以上と同じ動作が繰り返される。
【0060】図7(a)(b)(c)を参照するに、本
実施の形態では、具体的には、CPUは、割り込み要求
回路404が出力したフォーマット別割り込み要求を処
理するための割り込み処理プログラム701と、割り込
み要求回路404が出力したメモリ直接転送用の割り込
み要求を処理するための割り込み処理プログラム702
と、割り込み要求回路404が出力した通常処理用の割
り込み要求を処理するための割り込み処理プログラム7
03とを実行するようにプログラムされている。
【0061】フォーマット別割り込み処理プログラム7
01は、使用するN個のフォーマットの各々に対応して
設けられているが、図では、その一つのフォーマットに
対応するフォーマット別割り込み処理プログラム701
を例示する。他のフォーマット別割り込み処理プログラ
ムは、図示したプログラム701のステップ721にお
いて、それぞれに対応するフォーマット固有の処理を行
う点でのみ異なる。
【0062】フォーマット別割り込み処理プログラム7
01はフォーマット別割り込み要求INTHDRiが割
り込み要求回路404から出力されたときに起動され
る。このプログラムが起動されると、CPUは、バッフ
ァレジスタ202内の受信された部分データを読み込む
(ステップ711)。すなわち、CPUはバッファレジ
スタ202(図3)内のデータをCPU内の汎用レジス
タの一つ(図示せず)に読み出す命令を実行する。リー
ド/ライト制御回路117は、この命令に応答して、ゲ
ート119(図3)を線121Aを介してオンすること
により、バッファレジスタ202(図3)内のデータを
バス106に読み出し、CPUがこのデータをいずれか
の汎用レジスタに取り込む。CPUは、その汎用レジス
タに取り込まれたデータに対して、フォーマット別割り
込み処理プログラム701に対応するフォーマット固有
のデータ処理を施す(ステップ712)。
【0063】次に、CPUはステータスレジスタ104
のデータを読み出す命令を発行し、リード/ライト制御
回路117はこの命令に応答して、線121Bを介して
ゲート606(図5)をオンにし、このレジスタ内のデ
ータをバス106に読み出す(ステップ713)。さら
に、CPUはこのデータを取り込み、そのデータ内の受
信フラグSを0に書き換え、さらに書き換えた後のデー
タをステータスレジスタ104に書き込む命令を実行す
る。リード/ライト制御回路117がゲート606を制
御してこのデータをステータスレジスタ104に書き込
む(ステップ714)。
【0064】以上の動作は、受信回路102により、第
i番目のフォーマットを有するシリアルデータの先頭の
部分データが受信回路102により受信された後に実行
される。さらに、次の部分データの受信と並行して行わ
れる。さらに、以上の動作は、第i番目のフォーマット
を有するシリアルデータの各部分データが受信されるご
とに繰り返される。このシリアルデータの最終の部分デ
ータが受信回路102により受信され、それによりいず
れかの終了コード検出回路403−iが終了コードを検
出し、ステータスレジスタ102内の終了フラグEがオ
ンにされたときも同様である。
【0065】但し、この終了コード検出フラグEがオン
にされた後は、ステータス管理回路404内のフラグ制
御回路614が、ステータスレジスタ104のフラグ
S、H1からHN、Eを次のようにしてオフにする。す
なわち、フラグEを、線612を介してインバータ64
0に供給し、その出力を所定の第1のクロックで取り込
むフリップフロップ642に供給し、その出力を、所定
の第2のクロックに同期して取り込む第2のフリップフ
ロップ644に供給する。こうして、この第2のフリッ
プフロップ644の出力617は、線612上の信号に
対して1サイクルだけ遅れた信号となる。信号617と
信号612をANDゲート632に入力することによ
り、ANDゲート632は、信号612の立ち上がりエ
ッジでリセットするパルスを供給する。このパルスは、
線615を介してステータスレジスタ102の上記一群
のフラグをオフにする。こうしてステータスレジスタ1
02内の一群のフラグがオフにされる。
【0066】メモリ直接転送用の割り込み処理プログラ
ム702はメモリ直接転送用の割り込み要求INTFD
Tが割り込み要求回路404から出力されたときに起動
される。このプログラムが起動されると、CPUはバッ
ファレジスタ202内の受信した部分データをCPU内部
の汎用レジスタに読み込み(ステップ721)、転送先
アドレスを計算するする(ステップ722)。実際に
は、最初に受信された部分データに対してこのメモリ直
接転送用の割り込み処理プログラム702を実行したと
きには、この計算ステップでは予め指定された転送先の
メモリアドレスをそのまま一つの汎用レジスタに格納す
る。その後に受信された部分データに対してこの割り込
み処理プログラム702を実行するときには、この計算
ステップではその都度その汎用レジスタ内の転送先アド
レスを部分データ長の長さ分だけインクリメントする。
その後、 CPUは、ステップ721でCPUに読み込まれた
受信された部分データをメモリ111または112内の
この計算された転送先アドレスに転送する命令を実行す
る(ステップ723)。この命令によりバッファレジス
タ202が読み出される時に生成されるリード信号12
1AとINTFDT(127E)を入力とし、信号616
を出力とするANDゲート630がフラグSのリセットを行
う。従って、この割り込み処理を実行した場合、他の割
り込み処理を実行した場合と異なり、ステータスレジス
タ104内の部分データ受信フラグSの消去がハードウ
ェア的に実行され、ステータスレジスタ104の読み出
しや書き込みの命令を実行する必要が無くなるるので、
データの受信を高速化できる。
【0067】次に、通常処理用の割り込み処理プログラ
ム703は、通常処理用の割り込み要求INTRCVが割り込
み処理回路404Cから出力されたときに起動される。CP
Uは、この割り込み要求INTRCV(407)が受理
された場合(701)、バッファレジスタ202内の受
信された部分データをCPU109内部の汎用レジスタ
にコピーし、通信フォーマットに依存しない予め定めら
れたデータ処理を行う(702)。次に、CPUは、ス
テータスレジスタ104を読み込み(703)、読み込
まれたデータ内の受信フラグSを0に書き換え、さらに
書き換えた後のデータをステータスレジスタ104に書
き込む命令を実行する(ステップ704)。この割り込
み要求要因INTRCV(407)をハードウェアで用
意するのは、特定のフォーマットを有さないシリアルデ
ータに対しても、部分データを受信する毎にその部分デ
ータを処理可能とするためである。
【0068】以上の例外処理が終了するとCPU109
の処理は例外処理受付時に退避したプログラムカウンタ
が指すアドレスに格納されている命令に移行する。
【0069】このように、本実施の形態では、受信デー
タ中のヘッダと終了コードとをハードウェアで検出し、
検出結果に依存して異なる割り込み処理を起動するの
で、従来のように、同一の割り込み処理の中で受信デー
タ中のヘッダと終了コードとを検出し、検出結果に依存
して異なるの処理ルーチンに分岐するよりもCPU処理
は低減され、CPUは受信データをそれだけ高速に処理
することができる。
【0070】さらに、本実施の形態は、多様なフォーマ
ットを持つシリアルデータを高速に処理するるだけでな
く、同じシリアルデータに対して異なる割り込み処理を
選択して実行可能にしている。すなわち、割り込み要求
回路404は、受信回路により部分データを受信するご
とに、その武運データが予め定められた複数の割り込み
発生条件のいずれを満たすかを判定し、その受信データ
がいずれの条件を満たすかに応じて異なる割り込み要求
を発生していることになる。さらに、割り込みコントロ
ーラ110はそれらの異なる割り込み要求に応じて、異
なる割り込み処理をその受信した部分データに施すよう
にCPUに要求していることになる。この結果、本実施
の形態では、複数の割り込み処理の一つを選んで同一の
受信データに対して実行可能にしている。ヘッダ検出回
路402−1から402ーN、終了コード検出回路40
3−1から403−N、ステータス管理回路408は、
割り込み要求回路404が行うこれらの割り込み条件に
関する判定に使用する情報を与えていることになる。こ
の際、コントロールレジスタ103は、これらの異なる
割り込みのいずれを起動することを許可するかの、CP
Uが指定した許可情報を与えていることになる。従っ
て、本実施の形態は、多様なフォーマットを持つシリア
ルデータを高速に処理するるだけでなく、同じシリアル
データに対して異なる割り込み処理を選択して実行可能
にしている。
【0071】また、直接転送用の割り込み処理を実行し
た場合には、ステータスレジスタの読み込みとリセット
を割り込み処理ではなくハードウエアで行うのでデータ
受信動作を高速に行うのに適している。
【0072】<発明の実施の形態2>図8,9に示すマ
イクロコンピュータでは、上記実施の形態1のマイクロ
コンピュータに含まれた終了コード検出回路403の代
わりにシリアルデータ終了判定回路802を用いる。そ
の他、実施の形態1と異なる点を以下に列挙する。図8
で801はヘッダの後にデータの転送語長、その後にデ
ータが続くという構成をとるデータストリーム、803
はDMAC(Direct Memory Acces
ss Controller)、804はDMAC80
3に対するDMA転送要求信号である。また、図9で9
01は受信したデータの語長をカウントするためのカウ
ンタ、902はカウンタ901がカウントし始めるタイ
ミングを規定する信号を生起するためのカウンタ制御回
路、903はデータストリーム中から転送語長を読み取
り、その値を格納するための転送語長ストアレジスタ、
904はカウント開始信号、905はレジスタ901,
903を比較するための比較器、906はデータストリ
ーム終了信号で、先の実施の形態1における終了コード
検出信号406の代わりに使用する。907は転送語長
リード信号生起回路、908は転送語長リード信号生起
回路907から生起されるバッファレジスタのリード信
号、915はDMA転送要求信号生起回路である。
【0073】本実施の形態のマイクロコンピュータは、
データ転送フォーマット中からヘッダを検出し、これを
DMA転送の開始信号とし、データ転送フォーマットの終
了時まで、部分データ受信の都度、シリアルインターフ
ェースコントローラからDMA転送要求信号を出力するこ
とを特徴とする。
【0074】本実施の形態のマイクロコンピュータの構
成では402,802の構成要素により、1種類のデー
タ転送フォーマットのヘッダコード及び転送終了タイミ
ングの検出が可能となる。実施の形態1と同様N種類の
データフォーマット対応とする拡張は容易である。デー
タフォーマットは、ヘッダ、転送語長が同じ長さで、本
実施例では1語長であるとする。コード設定レジスタ5
03、マスクビット設定レジスタ505、検出コード長
設定レジスタ504に検出すべきヘッダに関するデータ
を設定後、このコードに一致する受信データを検出する
と、ヘッダ一致信号405が生起される。ヘッダ一致信
号405が生起された後の、次のデータ受信信号126
を転送語長ストアレジスタ903へのライトタイミング
として、転送語長をデータストリーム801中から読み
取り、レジスタ903に格納する。その後、データ受信
信号126が生起される回数をカウンタ901によりカ
ウントし、データストリーム801の受信終了判定を行
う。即ち、レジスタ901とレジスタ903の内容が比
較器905にて比較され、一致した場合データストリー
ム901の終了検出信号906を生起する。一方、DM
A転送要求信号生起回路915は、ヘッダ検出信号40
5、シリアルデータ受信信号126、データストリーム
終了信号906、バッファレジスタの転送語長リード信
号908を入力とし、DMA転送要求信号804を生起
する。即ち、ヘッダ検出信号405を受信してからデー
タストリーム終了信号906を検出するまでの間、シリ
アルデータ受信信号126を検出する度にDMA転送要
求信号804を生起する。DMAC803はこれを受
け、受信データのDMA転送を行う。 DMA転送の転送ビ
ットサイズはDMAC内のコントロールレジスタ(図示せ
ず)により設定する。従って、例えば、8ビット、16
ビットといった単位でデータ転送を行うことができる。
【0075】<変形例> (1)上記実施の形態1においては、使用するフォーマ
ットの数Nは複数とし、ヘッダ検出回路、終了コード検
出回路の数もN個としたが、上記実施の形態1の技術は
Nが1の時にも適用可能である。
【0076】(2) 上記実施の形態2では、転送語長
によりデータストリームの終了を検出したが、実施の形
態1で使用した終了コード検出回路などにより終了コー
ドを検出することによりデータストリームの終了を検出
してもよい。
【0077】(3) 実施の形態1において、実施の形
態2で採用した、転送語長によりデータストリームの終
了を検出する方法を採用してもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、受信したシリアルデー
タに対するCPUの処理を低減できるマイクロコンピュ
ータが得られる。
【0079】さらに、本発明の具体的な態様では、受信
するシリアルデータ群が多様なフォーマットを有する場
合に、これらのシリアルデータに対するCPUの処理を
低減できるマイクロコンピュータが得られる。
【0080】さらに、本発明の他の態様に依れば、受信
するシリアルデータに対していろいろの割り込み処理の
一つを選択してそのシリアルデータに異なる処理を施す
ことができるマイクロコンピュータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるマイクロコン
ピュータの概略構成図。
【図2】図1の装置に使用するコントロールレジスタの
内容を示す図。
【図3】図1の装置に使用する受信回路の概略構成図。
【図4】図1の装置に使用するヘッダ検出回路の概略構
成図。
【図5】図1の装置に使用するステータス管理回路の概
略構成図。
【図6】図1の装置に使用する割り込み要求回路の概略
構成図。
【図7】(a)図1の装置で実行されるフォーマット別
処理用割り込みプログラムの流れ図。 (b)図1の装置で実行される高速処理用割り込みプロ
グラムの流れ図。 (c)図1の装置で実行される通常処理用割り込みプロ
グラムの流れ図。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるマイクロコン
ピュータの概略構成図。
【図9】図8の装置に使用するシリアルデータ終了判定
回路の概略構成図。
【図10】従来のシリアルインターフェイスコントロー
ラを有するマイクロコンピュータの概略構成図。
【図11】図1の従来のマイクロコンピュータでのデー
タ受信割り込み処理プログラムの流れ図。
【符号の説明】
L…部分データ長、RECEIVE…受信許可フラグ、
SEND…受信許可フラグ、INT…割り込み許可フラ
グ、FORMAT…フォーマット別処理用割り込み許可
フラグ、FAST…高速処理用割り込み許可フラグ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUと、 外部回路から入力されるシリアルデータを順次受信する
    受信回路と、 該受信回路によりすでに受信された部分データが所定の
    ヘッダに一致する部分を含むか否かを検出するヘッダ検
    出回路と、 該受信回路によりすでに受信された部分データが該所定
    のヘッダに一致する部分を含むと検出されたときには、
    その検出後にその部分データの後続の複数の部分データ
    が該受信回路により受信されるごとに、該CPUに割り
    込み、該所定のヘッダに対応して定められた所定の割り
    込み処理を該後続の部分データに対して実行することを
    要求する割り込みを該CPUに供給する割り込み回路と
    を有するマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】該ヘッダ検出回路は、該受信回路により所
    定の長さの部分データが受信されるごとに、その受信さ
    れた所定の長さの部分データが該所定のヘッダに一致す
    る部分を含むか否かを検出するヘッダ検出回路からな
    り、 該割り込み回路は、 該所定の長さの該後続の部分データの各々が受信される
    ごとに、該所定のヘッダに対応して定められた所定の割
    り込み要求を出力する割り込み要求回路と、 上記所定の割り込み要求に応答して、該CPUに割り込
    み、該所定のヘッダが含まれるフォーマットを有するシ
    リアルデータを処理するための割り込み処理の実行を該
    CPUに要求する割り込みコントローラとを有する請求
    項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】上記ヘッダ検出回路は、 該所定のヘッダを保持するレジスタと、 該レジスタ内の該所定のヘッダと該受信回路から受信さ
    れた該所定長の部分データとの間の一致を検出する比較
    器と、 上記CPUから指定される情報に基づき、上記比較器に
    より比較されるビット列を指定するマスクパターンを生
    成し、該比較器に供給する回路を有する請求項2記載の
    マイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】該ヘッダ検出回路は、それぞれ所定の複数
    のヘッダの一つに対応して設けられた複数のヘッダ検出
    回路を有し、 各ヘッダ検出回路は、該受信回路により受信された部分
    データが、そのヘッダ検出回路が対応する一つのヘッダ
    に一致する部分を含むか否かを検出する回路からなり、 該割り込み回路は、該受信回路により受信された部分デ
    ータが該複数のヘッダ検出回路の一つにより上記所定の
    複数のヘッダの一つに一致する部分を含むと検出された
    ときには、その検出後に該受信回路により後続の複数の
    部分データの各々が受信されるごとに、該CPUに割り
    込み、該一つのヘッダに対応してあらかじめ定められた
    所定の割り込み処理を該後続の部分データに対して実行
    することを該CPUに要求する割り込み回路を有する請
    求項1記載のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】上記CPUは、該複数のヘッダの一つにそ
    れぞれ対応して設けられ、その対応するヘッダが含まれ
    るフォーマットを有するシリアルデータを処理するため
    の複数の割り込み処理を実行可能であり、 各ヘッダ検出回路は、該受信回路により所定の長さの部
    分データが受信されるごとに、その受信された所定の長
    さの部分データが対応するヘッダに一致する部分を含む
    か否かを検出するヘッダ検出回路からなり、 該割り込み回路は、 該受信回路により受信された部分データが該複数のヘッ
    ダ検出回路の一つにより上記所定の複数のヘッダの一つ
    に一致する部分を含むと検出されたときには、その検出
    後に該受信回路により該所定の長さの該後続の部分デー
    タが受信されるごとに、該複数のヘッダ検出回路に対応
    して設けられた複数の信号線の内、上記一つのヘッダ検
    出回路に対応する一つの信号線に割り込み要求を出力す
    る割り込み要求回路と、 上記一つの信号線から供給される上記割り込み要求に応
    答して、該CPUに割り込み、該複数のヘッダの一つに
    それぞれ対応して設けられ、その対応するヘッダが含ま
    れるフォーマットを有するシリアルデータを処理するた
    めの複数の割り込み処理の内、上記一つのヘッダに対応
    する一つの割り込み処理の実行を該CPUに要求する割
    り込みコントローラとを有する請求項4記載のマイクロ
    コンピュータ。
  6. 【請求項6】該割り込み回路は、 該受信回路により受信された部分データが該複数のヘッ
    ダ検出回路の一つにより上記所定の複数のヘッダの一つ
    に一致する部分を含むと検出されたときに、該一つのヘ
    ッダを識別可能なヘッダ識別情報を記憶するレジスタ
    と、 該受信回路によりその後、後続の部分データが受信され
    るごとに、該レジスタに記憶された該ヘッダ識別情報に
    依存して、該所定の割り込み処理を該後続の部分データ
    に対して実行することを該CPUに要求する割り込み回
    路とを有する請求項4記載マイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】CPUと、外部回路から入力されるシリア
    ルデータを順次受信する受信回路と、 該受信回路から所定長の部分データが受信されるごと
    に、その部分データが、該CPUが実行可能な複数の割
    り込み処理に対応して定められた複数の割り込み条件を
    満たすか否かを判別し、該部分データが該複数の割り込
    み条件のいずれか一つを満たすとき、該CPUに割り込
    み、該一つの割り込み条件が対応する割り込み処理の実
    行を該CPUに要求する割り込み回路とを有するマイク
    ロプロセッサ。
  8. 【請求項8】該割り込み回路は、 該複数の割り込み条件の一つに対応して設けられ複数の
    割り込み要求回路であって、各々は、該受信回路から部
    分データが受信されるごとに、その部分データがその割
    り込み要求回路に対応する一つの割り込み条件を満たす
    か否かを判定し、その部分データがその割り込み条件を
    満たすとき、割り込み要求を出力するものと、 該複数の割り込み要求回路のいずれか一つから割り込み
    要求が出力されたときに、上記複数の割り込み処理の
    内、その一つの割り込み要求に対応する一つの割り込み
    処理を上記受信された部分データに実行することを該C
    PUに要求する割り込みコントローラとを有する請求項
    7記載のマイクロコンピュータ。
  9. 【請求項9】該複数の割り込み処理の内、実行を許可す
    る少なくとも一つの割り込み処理を指定する、該CPU
    より供給される許可情報を保持するレジスタを有し、 該割り込み回路は、 該受信回路から所定長の部分データが受信されるごと
    に、その部分データが、上記複数の割り込み処理に対応
    して定められた複数の割り込み条件の内、上記許可情報
    により実行許可された少なくとも一つの割り込み処理を
    満たすか否かを判別し、該部分データが該許可された割
    り込み条件を満たすときに、該許可された割り込み条件
    が対応する割り込み処理の実行を該CPUに要求する割
    り込み回路とを有する請求項7記載のマイクロコンピュ
    ータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760799B1 (en) * 1999-09-30 2004-07-06 Intel Corporation Reduced networking interrupts
US7881290B2 (en) 2007-02-21 2011-02-01 Nec Corporation Serial interface circuit and serial receiver

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