JPH109728A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH109728A JPH109728A JP8180067A JP18006796A JPH109728A JP H109728 A JPH109728 A JP H109728A JP 8180067 A JP8180067 A JP 8180067A JP 18006796 A JP18006796 A JP 18006796A JP H109728 A JPH109728 A JP H109728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- evaporator
- gas temperature
- condenser
- defrosting operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機1、四方弁10、凝縮器2、絞り機構
4、蒸発器5等からなる冷媒回路を具備し、蒸発器5に
着霜したとき四方弁10を切り換えてリバースサイクルに
よりデフロスト運転する冷凍装置において、デフロスト
運転の初期に蒸発器5から霜が塊のまま剥離して落下す
るのを防止する。 【解決手段】 圧縮機1の吸入ガス温度を検出する吸入
ガス温度センサー12と、デフロスト運転時に吸入ガス温
度センサー12の検出温度に応じて凝縮器用フアン3の回
転数を制御するフアンコントローラ20を設けた。
4、蒸発器5等からなる冷媒回路を具備し、蒸発器5に
着霜したとき四方弁10を切り換えてリバースサイクルに
よりデフロスト運転する冷凍装置において、デフロスト
運転の初期に蒸発器5から霜が塊のまま剥離して落下す
るのを防止する。 【解決手段】 圧縮機1の吸入ガス温度を検出する吸入
ガス温度センサー12と、デフロスト運転時に吸入ガス温
度センサー12の検出温度に応じて凝縮器用フアン3の回
転数を制御するフアンコントローラ20を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機、冷凍・
冷蔵庫等の冷凍装置に関する。
冷蔵庫等の冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種冷凍装置の冷媒回路が図5
に示されている。この冷凍装置の冷却運転時、圧縮機1
から吐出された冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁
10を経て凝縮器2に入り、ここで凝縮器用フアン3によ
り送風される外気に放熱することによって凝縮液化す
る。
に示されている。この冷凍装置の冷却運転時、圧縮機1
から吐出された冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁
10を経て凝縮器2に入り、ここで凝縮器用フアン3によ
り送風される外気に放熱することによって凝縮液化す
る。
【0003】この液冷媒は絞り機構4に入り、ここで絞
られることによって断熱膨張した後、冷蔵・冷凍庫7内
に設置された蒸発器5に入り、ここで蒸発器用フアン6
により送風される庫内空気を冷却することによって蒸発
気化した後、四方弁10を経て圧縮機1に戻る。
られることによって断熱膨張した後、冷蔵・冷凍庫7内
に設置された蒸発器5に入り、ここで蒸発器用フアン6
により送風される庫内空気を冷却することによって蒸発
気化した後、四方弁10を経て圧縮機1に戻る。
【0004】蒸発器5に着霜したとき、四方弁10が破線
に示すように上記と逆に切り換えられ、リバースサイク
ルによりデフロスト運転が行われる。このデフロスト運
転時、冷媒は、破線矢印で示すように、圧縮機1、四方
弁10を経て蒸発器5に入り、ここでその表面に付着した
霜を融解することによって降温する。この冷媒は絞り機
構4、凝縮器2、四方弁10を経て圧縮機1に戻る。
に示すように上記と逆に切り換えられ、リバースサイク
ルによりデフロスト運転が行われる。このデフロスト運
転時、冷媒は、破線矢印で示すように、圧縮機1、四方
弁10を経て蒸発器5に入り、ここでその表面に付着した
霜を融解することによって降温する。この冷媒は絞り機
構4、凝縮器2、四方弁10を経て圧縮機1に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置お
いては、デフロスト運転を開始すると、蒸発器用フアン
6は停止するが、凝縮器用フアン3は一定速度で回転
し、凝縮器2で外気から吸熱された熱が蒸発器5から放
熱されるので、蒸発器5の温度が短時間で上昇し、蒸発
器5に付着していた霜が殆ど溶融することなく塊のまま
蒸発器5から剥離してその空気流入側に落下する。
いては、デフロスト運転を開始すると、蒸発器用フアン
6は停止するが、凝縮器用フアン3は一定速度で回転
し、凝縮器2で外気から吸熱された熱が蒸発器5から放
熱されるので、蒸発器5の温度が短時間で上昇し、蒸発
器5に付着していた霜が殆ど溶融することなく塊のまま
蒸発器5から剥離してその空気流入側に落下する。
【0006】霜の剥離に応じて冷凍装置が冷却運転に復
帰すると、蒸発器5を流過する空気が霜の塊によって遮
られるので、蒸発器5の蒸発能力が低下して、庫内温度
が上昇するため、冷凍・冷蔵庫7内に収容されている商
品に多大の損害を与えるおそれがあった。
帰すると、蒸発器5を流過する空気が霜の塊によって遮
られるので、蒸発器5の蒸発能力が低下して、庫内温度
が上昇するため、冷凍・冷蔵庫7内に収容されている商
品に多大の損害を与えるおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機、四方弁、凝縮器、絞り機構、蒸発器等
からなる冷媒回路を具備し、上記蒸発器に着霜したとき
上記四方弁を切り換えてリバースサイクルによりデフロ
スト運転する冷凍装置において、上記圧縮機の吸入ガス
温度を検出する吸入ガス温度センサーと、デフロスト運
転時に上記吸入ガス温度センサーの検出温度に応じて上
記凝縮器用フアンの回転数を制御するフアンコントロー
ラを設けたことを特徴とする冷凍装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機、四方弁、凝縮器、絞り機構、蒸発器等
からなる冷媒回路を具備し、上記蒸発器に着霜したとき
上記四方弁を切り換えてリバースサイクルによりデフロ
スト運転する冷凍装置において、上記圧縮機の吸入ガス
温度を検出する吸入ガス温度センサーと、デフロスト運
転時に上記吸入ガス温度センサーの検出温度に応じて上
記凝縮器用フアンの回転数を制御するフアンコントロー
ラを設けたことを特徴とする冷凍装置にある。
【0008】デフロスト運転時に上記吸入ガス温度セン
サーによる検出温度が設定温度以上になったとき、容量
制御装置を作動させて容量制御する容量決定手段を付設
することができる。
サーによる検出温度が設定温度以上になったとき、容量
制御装置を作動させて容量制御する容量決定手段を付設
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示されている。図1に示すように、圧縮機1の吸入管
11には吸入ガス温度を検出する吸入ガス温度センサー12
が取り付けられている。デフロスト運転時、吸入ガス温
度センサー12の検出温度がフアンコントローラ20のフア
ン回転数決定手段21に入力されると、このフアン回転数
決定手段21は制御ルール記憶手段22から入力された図2
に示す制御ルールに基づいて凝縮器用フアン3の回転数
を決定し、この決定は駆動モータ9に出力されて凝縮器
用フアン3の回転数を制御するようになっている。
に示されている。図1に示すように、圧縮機1の吸入管
11には吸入ガス温度を検出する吸入ガス温度センサー12
が取り付けられている。デフロスト運転時、吸入ガス温
度センサー12の検出温度がフアンコントローラ20のフア
ン回転数決定手段21に入力されると、このフアン回転数
決定手段21は制御ルール記憶手段22から入力された図2
に示す制御ルールに基づいて凝縮器用フアン3の回転数
を決定し、この決定は駆動モータ9に出力されて凝縮器
用フアン3の回転数を制御するようになっている。
【0010】なお、制御ルールは吸入圧力が一定になる
ように又は吸入圧力が所定の範囲内になるように定める
のが望ましい。他の構成は図5に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を
省略する。
ように又は吸入圧力が所定の範囲内になるように定める
のが望ましい。他の構成は図5に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を
省略する。
【0011】しかして、デフロスト運転時、吸入ガス温
度の低下に応じて凝縮器用フアン3の回転数が低下し、
これに伴って凝縮器3の能力、即ち、吸熱量が低下する
ので、蒸発器5における放熱量も低下する。この結果、
デフロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発器5から剥離
して落下するのを防止しうるので、霜を溶融除去するこ
とができ、従って、冷却運転の再開時に蒸発器5にその
蒸発能力を十分に発揮させることができる。
度の低下に応じて凝縮器用フアン3の回転数が低下し、
これに伴って凝縮器3の能力、即ち、吸熱量が低下する
ので、蒸発器5における放熱量も低下する。この結果、
デフロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発器5から剥離
して落下するのを防止しうるので、霜を溶融除去するこ
とができ、従って、冷却運転の再開時に蒸発器5にその
蒸発能力を十分に発揮させることができる。
【0012】本発明の第2の実施形態が図3及び図4に
示されている。この第2の実施形態においては、図3に
示すように、圧縮機1の吐出管13から吐出ガスを吸入管
11にバイパスさせるバイパス回路15が設けられ、このバ
イパス回路15には容量制御弁14が介装されている。
示されている。この第2の実施形態においては、図3に
示すように、圧縮機1の吐出管13から吐出ガスを吸入管
11にバイパスさせるバイパス回路15が設けられ、このバ
イパス回路15には容量制御弁14が介装されている。
【0013】そして、この容量制御弁14は、図4に示す
ように、吸入ガス温度センサー12により検出された吸入
ガス温度が温度設定手段24に設定された設定温度以上に
なったとき、フアンコントローラ20に付設された容量決
定手段23からの指令によって開とされるようになってい
る。他の構成は図1及び図2に示す第1の実施形態と同
様である。
ように、吸入ガス温度センサー12により検出された吸入
ガス温度が温度設定手段24に設定された設定温度以上に
なったとき、フアンコントローラ20に付設された容量決
定手段23からの指令によって開とされるようになってい
る。他の構成は図1及び図2に示す第1の実施形態と同
様である。
【0014】しかして、デフロスト運転中、強風等が凝
縮器2に吹き付けることによって凝縮器2の能力が増大
し、吸入ガス温度が設定温度以上になったとき、容量制
御弁15が開き、圧縮機1の吐出ガスが吐出管13、バイパ
ス回路15及び容量制御弁14を経て吸入管11にバイパスす
る。
縮器2に吹き付けることによって凝縮器2の能力が増大
し、吸入ガス温度が設定温度以上になったとき、容量制
御弁15が開き、圧縮機1の吐出ガスが吐出管13、バイパ
ス回路15及び容量制御弁14を経て吸入管11にバイパスす
る。
【0015】かくして、圧縮機1の容量が低下し、冷媒
回路内を循環する冷媒が減少して蒸発器5の放熱量も低
下するので、デフロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発
器5から剥離して落下するのを防止できる。
回路内を循環する冷媒が減少して蒸発器5の放熱量も低
下するので、デフロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発
器5から剥離して落下するのを防止できる。
【0016】なお、容量制御弁14に代えて可変容量圧縮
機の容量を変更し、インバータ駆動圧縮機の回転数を変
更する等によって容量を制御しうることは勿論である。
機の容量を変更し、インバータ駆動圧縮機の回転数を変
更する等によって容量を制御しうることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、デフロスト運転時、
吸入ガス温度に応じて凝縮器用フアンの回転数が制御さ
れるので、デフロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発器
から剥離して落下するのを防止してこれを溶融除去でき
る。この結果、冷却運転の再開時に蒸発器にその蒸発能
力を十分に発揮させることが可能となる。
吸入ガス温度に応じて凝縮器用フアンの回転数が制御さ
れるので、デフロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発器
から剥離して落下するのを防止してこれを溶融除去でき
る。この結果、冷却運転の再開時に蒸発器にその蒸発能
力を十分に発揮させることが可能となる。
【0018】デフロスト運転時に吸入ガス温度センサー
の検出温度が設定温度以上になったとき、容量制御装置
を作動させて容量制御する容量決定手段を付設すれば、
強風等により凝縮器の能力が増大した場合であってもデ
フロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発器から剥離して
落下するのを防止してこれを溶融除去できる。
の検出温度が設定温度以上になったとき、容量制御装置
を作動させて容量制御する容量決定手段を付設すれば、
強風等により凝縮器の能力が増大した場合であってもデ
フロスト運転の初期に霜が塊のまま蒸発器から剥離して
落下するのを防止してこれを溶融除去できる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す系統図である。
【図2】第1の実施形態における吸入ガス温度と凝縮器
用フアンの回転数との関係を示す線図である。
用フアンの回転数との関係を示す線図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す系統図である。
【図4】第2の実施形態の制御フローチャートである。
【図5】従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
1 圧縮機 10 四方弁 2 凝縮器 3 凝縮器用フアン 4 絞り機構 5 蒸発器 11 吸入管 12 吸入ガス温度センサー 20 フアンコントローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機、四方弁、凝縮器、絞り機構、蒸
発器等からなる冷媒回路を具備し、上記蒸発器に着霜し
たとき上記四方弁を切り換えてリバースサイクルにより
デフロスト運転する冷凍装置において、 上記圧縮機の吸入ガス温度を検出する吸入ガス温度セン
サーと、デフロスト運転時に上記吸入ガス温度センサー
の検出温度に応じて上記凝縮器用フアンの回転数を制御
するフアンコントローラを設けたことを特徴とする冷凍
装置。 - 【請求項2】 デフロスト運転時に上記吸入ガス温度セ
ンサーの検出温度が設定温度以上になったとき、容量制
御装置を作動させて容量制御する容量決定手段を付設し
たことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8180067A JPH109728A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8180067A JPH109728A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109728A true JPH109728A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16076897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8180067A Withdrawn JPH109728A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109728A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120060530A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-03-15 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP8180067A patent/JPH109728A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120060530A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-03-15 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
EP2436999A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-04-04 | Daikin Industries, Ltd. | Air-conditioning device |
EP2436999A4 (en) * | 2009-05-29 | 2013-11-27 | Daikin Ind Ltd | AIR CONDITIONING DEVICE |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |