JPH1097212A - 電子メッセージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 街頭ポスターや看板から声を出すようにさ
せ、人々に目と耳を介して商品の販促を行なう。 【解決手段】 看板、掲示板、ポスター（２）等の裏面
取付け可能であり、スピーカー（５）、センサー
（８）、デジタル音声回路基板（６）を内蔵し、人が近
付くと、デジタル音声を発する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、掲示板や立看板の
近くに人がくると、この掲示板や立看板の内容に沿うメ
ッセージをデジタル音にて人に伝えることのできる電子
メッセージに関する。

【０００２】

【従来の技術】市民が街を散策したり、スーパ等に買物
に出たりすると、多くの掲示板や立看板を目にする。た
とえば、選挙が近くなれば、候補者の顔写真の掲示板が
目につくであろうし、スーパに入れば、本日の目玉商品
が山のように積まれ、その宣伝のための立看板が数多く
目に入る。さらに、各家庭には、色とりどりの折込広告
（チラシ）が毎日のように配布される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述した如き掲示板、
立看板、チラシ等は、その趣旨を市民に視覚で訴えるも
のであるから、いきおい色はどぎつく、デザインは派手
になるばかりで、市民の厳しい選択の目に必ずしも応え
られず、多額の宣伝広告費用をかけた割りには、効果が
少ない。

【０００４】そこで、テレビモニターをセットとし、エ
ンドレステープを流すテレビ画面を通じ、視覚と音声の
両手段にて、選挙候補者の主張や、商品の特色を市民に
訴えることがなされる。しかし、このようなテレビセッ
トは、実際には、設置のために店内スペースをかなり要
し、又、街内に置くこともできず、利用価値は低いし、
費用もかかり過ぎるので一般的でない。

【０００５】それ故に、本発明は、前述した従来技術の
不具合を解消させ、有権者や消費者の注意を掲示板や立
看板等のプレートに常に向けるようにした電子メッセー
ジを提供することを、解決すべき課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、掲示板や立看板に人が近ずくと、そ
の掲示板や立看板の内容に沿いかつ人に訴えたい趣旨
を、デジタル音声で人に訴える電子メッセージを提供す
る。

【０００７】本発明は、具体的には、広告、お知らせ或
いは人物写真を掲載したプレートに取付けるに適した電
子メッセージであって、該電子メッセージがスピーカー
と、音声回路と、感知センサーと、電池とを有し、人の
接近を感知センサーが検知すると、音声回路がデジタル
化した音声をスピーカーを介して発声させる電子メッセ
ージを提供する。

【０００８】電子メッセージの使用は、選挙候補者の声
で自分の主張を手短に有権者に伝え、又、数多く陳列さ
れている商品群の中の特定の商品を音声で消費者の聴覚
に訴えることを可能にする。特に、テレビＣＭで宣伝す
る商品の近くに消費者がくると、テレビＣＭで馴染のタ
レントの声を、流すことができるので、消費者へのイン
パクトは強く、販促効果は高い。

【０００９】本発明による電子メッセージは、安価なの
で、タッチセンサーを付けることで、折込みチラシにも
利用できる。

【００１０】

【発明の実施の形態】電子メッセージ１は、掲示板や立
看板２に対して使用するに適し、掲示板や立看板２の孔
３の裏側に固定される。電子メッセージ１は、合成樹脂
製のケース４内に納めたスピーカー５を有し、このスピ
ーカー５をデジタル音声回路基板６に接続させる。該回
路基板６を録音端子７、感知センサー８、電池９に電気
的に接続させる。ケース４の裏面に両面テープ又はマジ
ックテープ１０を付け、掲示板や立看板２にケース４を
取付け自在とさせる。

【００１１】ケース４の表面にオン・オフスイッチ１１
を設け、デジタル音声回路のオン・オフを制御する。感
知センサー８は、タッチセンサー、光センサー、赤外線
センサー、震音センサー、人体センサー等を使用し、人
がセンサー８に近付くこと、又は人がセンサー８の前に
立つこと、或いは、人がセンサー８に触れることを感知
し、スイッチ１１がオン状態であれば、デジタル音声を
スピーカー５から送り出す働きをする。

【００１２】デジタル音声基板回路６への音声入力は、
録音端子７を既設の音声入力装置に接続することで行
う。特に、本人の声を直接又はタレントの声を入力させ
るとよい。録音された音声を再生できるので、目玉商品
や重点販売商品のセールスポイントに応じた声をその都
度入力すればよい。音声は電子音でもよく、人の声をそ
のままデジタル化した音でもよい。

【００１３】電子メッセージ１は、２〜３mmの薄形に成
形できるので、かさ張ることもなく、小型店舗の限られ
たスペースの張り紙の裏面や、有名タレントのポスター
にも取付け可能であり、あらゆる場所での広告、宣伝を
目と耳を通して可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の電子メッセージを付けた看板の斜視図
である。

【図２】電子メッセージの平面図である。

【図３】電子メッセージの断面図である。

【符号の説明】

１ 電子メッセージ ２ 看板 ３ 孔 ４ ケース ５ スピーカー ６ 回路基板 ７ 録音端子 ８ センサー ９ 電池 １０ マジックテープ １１ スイッチ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 広告、お知らせ或いは人物写真を掲載し
   たプレートに取付けるに適した電子メッセージであっ
   て、該電子メッセージがスピーカーと、音声回路と、感
   知センサーと、電池とを有し、人の接近を感知センサー
   が検知すると、音声回路がデジタル化した音声をスピー
   カーを介して発声させる電子メッセージ。
2. 【請求項２】 音声回路が録音端子に接続されている請
   求項１記載の電子メッセージ。
3. 【請求項３】 スピーカー、音声回路、感知センサー、
   電池とをケース内に納め、該ケースにプレートへの取付
   具を設けている請求項１記載の電子メッセージ。