JP3061977U - 販売促進用ディスプレ―装置 - Google Patents

販売促進用ディスプレ―装置

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JP3061977U
JP3061977U JP1999002330U JP233099U JP3061977U JP 3061977 U JP3061977 U JP 3061977U JP 1999002330 U JP1999002330 U JP 1999002330U JP 233099 U JP233099 U JP 233099U JP 3061977 U JP3061977 U JP 3061977U
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JP
Japan
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mirror
container
opening
sales promotion
television
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Expired - Lifetime
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JP1999002330U
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English (en)
Inventor
邦良 人見
Original Assignee
株式会社ちば・コミュニティ・テレビジョン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デパートやスーパーストア等の大型店では、販
売促進用としてテレビを使ったディスプレーがある。し
かしながら従来のテレビを使った販売促進用ディスプレ
ーは、マンネリ化してきて購買者が興味を示さなくなっ
てきた。本考案は、ディスプレーの近くを通る購買者を
必ず引き付けて説明を聞いてもらうことができる販売促
進用ディスプレーを提供することにある。 【解決手段】外側をデザイン化した容器の側面に開口を
設け、該開口の奥方に鏡を傾斜しで設置し、該鏡にビデ
オテープ再生した映像を映し出すことにより、購買者に
は開口から鏡に映った映像を見てもらう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、店内に設置して購買者に商品説明や宣伝を行ないながら商品の販売 促進の効果を上げることができるディスプレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
デパートやスーパーストアー等の大型店では、購入するものを決めておいて、 それを目的として販売コーナーに寄る購買者もいるが、食料品のような商品は、 購買者が歩きながら適当に商品見て気に入ったものを購入することが多い その ような購買者に対しては、その場で購買者に商品説明をしたり宣伝をしたりする 販売促進用のディスプレーが大いに効果がある。つまり購買者にとって、購入品 がまだ決まっていないところへ商品説明や宣伝がなされると、購入するつもりで なかったものでも、つい購入してしまうものである。
【0003】 店内に設置する販売促進用のディスプレーとしては、購買者の目に訴えるもの 、購買者の耳に訴えるもの、そして購買者の目と耳の両方に訴えるもの等がある 。目に訴えるものとしては写真や文字を印刷したポスターであり、耳に訴えるも のとしては商品説明が紹介されている録音テープを録音デッキで流すものであり 、目と耳に訴えるものとしては、商品説明が収録されたビデオテープをビデオデ ッキで再生して、それをテレビに映し出すものである。
【0004】 ポスターのように目に訴えるものは、商品を詳細に説明してあるため、ポスタ ーを見た購買者は商品を充分に理解して、その商品を購入するか否かを決める参 考となる。つまりポスターのような目に訴える販売促進手段は、その商品を購入 したい人の意志とその説明が合致すれば非常に効果が有るものである、しかしな がら、ポスターはその商品を購入したいという購買者がポスターの近くを通って も、それが目に入らなければ全く販売促進の効果がない。
【0005】 録音テープを用いたものは、録音デッキから商品説明をした音声を流しておく ことから録音デッキの側を購買者が通れば、自ずと購買者の耳に入る。つまり、 その商品を購入したいとか購入する必要がないとかに関わらず、音声が近くを通 る全ての購買者の耳に入るため、ポスターよりも販売促進の効果がある また音 を出しておくということは、店内の雰囲気を活発にする効果もある。しかしなが ら録音テープは、ポスターほど細かい商品説明ができず、また購買者に聞かせた い部分が購買者の耳にはいらなかったときには、購買者には何の印象も残らない ため、意外と販売促進の効果がないものである。つまり録音テープは、通りかか る購買者に対して立ち止まらさせる効果は有るものの、十分な商品説明ができな いという欠点がある。
【0006】 ビデオテープによる宣伝は、音声を出すとともに人の注目を集める動きがある ため、通りかかる購買者を立ち止まらせて、さらにそこで目に訴えて細かい商品 説明もできるというポスターと録音テープの両方の効果を兼ね備えた特長がある 。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ビデオテープによる宣伝は、最近あまりにも多く使用されてき ているため、購買者はその近くを通っても無関心となってきており販売促進の効 果がなくなってきている。本考案は、目と耳に訴えることでポスターと録音テー プの両方の効果を兼ね備えたテレビの特長を生かすとともに、テレビでの販売促 進に対して関心のなくなった購買者が興味をもって見たくなるという販売促進用 のディスプレーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、人間というものは塀に穴があいていたり他人の家の窓が開いてい たりすると、なにげなく覗きたくなるという心理状態が心の奥底にあること、そ してこの心理状態をうまく利用すれば多くの人達に情報を伝えることができるこ とに着目して本考案を完成させた。
【0009】 本考案は、外側がデザイン化された容器の側面に開口を設け、該開口の奥方に 鏡を傾斜して設置するとともに、容器の上部または下部にビデオテープに収録さ れた映像を映し出すモニターを設置し、該モニターで映し出された映像を前記鏡 で反射させて開口から見えるようにしたことを特徴とする販売促進用ディスプレ ーである。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案では容器として外観がデザイン化されたものを用いるが、このデザイン 化とは、販売すべき商品を直接イメージしたり、商品に関連したものをイメージ したり、或いは商品のキャラクターをイメージしたりしてデザイン化したもの等 である。
【0011】 本考案で容器に設置するモニターとしては、ビデオテープを再生するテレビで もよいし、或いはビデオテープをテレビに再生して映し出し、この映し出された 映像を反射させて再度映し出す鏡でもよい。またモニターは容器の内部、外部の どちらに設置することもできる。
【0012】 容器に設置するモニターとしてテレビを使用する場合、ビデオテープに収録す る映像は、左右の位置関係が重要な問題となるものでは、ビデオテープの編集時 に予め左右を逆転した映像にしておかなければならない。なぜならば、テレビに 映し出された映像を容器内に設置された鏡で一度反射させると、ここで映像が逆 転してしまうからである。例えばピアノを弾く映像の場合、演奏者はメロディを 弾く右手の方が左手の伴奏を弾く左手よりも大きく動き、また指使いも左右で全 く相違する。このように左右の位置関係が問題となるものでは、予め逆転映像を 使うようにする。ビデオテープに収録する映像を逆転させるには、ビデオテープ の編集時に画像処理をすることで容易に行える。
【0013】 しかしながら、モニターとして鏡を使う場合は左右の位置関係が問題となるよ うなものでも逆転映像にする必要はない。これはテレビで映し出された映像をモ ニターである鏡に一度反射させてから開口の奥方に設置された鏡で再度反射させ るからである。つまりテレビの正常な映像がモニターで反射されるときに逆転映 像となるが、容器の奥方に設置された鏡で再度反射されたときに正常に戻り、違 和感がなくなる。
【0014】 本考案で容器の側面に穿設する開口は一個所に限らず二個所にすることもでき る。容器の側面に穿設する開口を二個所にすると両側の開口、つまり一方の開口 の反対側の開口からも容器の中が見えるようになり、それだけ多くの購買者に見 られて販売促進の効果が上がる。またモニターは、容器の上部または下部に設置 することができる。これはモニターの大きさや容器の形状に応じて容器の上下部 どちらかを選択できるものである。
【0015】 本考案では、モニターに映し出された映像を容器の開口から購買者が直接見る のではなく、モニターに映し出された映像を容器内に設置された鏡に反射させて 、それを容器の外から見るようにしたものである。しかしながら容器内にテレビ を設置し、該テレビに映し出された映像を容器の外側から直接見るようにしたの では、単にテレビを見ているだけ、という従来のテレビによる販売促進手段と何 ら変わることがない。ところがテレビに映し出された映像を容器内の鏡に反射さ せてから容器の外からそれを見るとテレビにない臨場感が出てくる。この映像が デザイン化された容器と相まって、あたかも容器の中から購買者に話しかけてい るが如くに見えるものとなる。
【0016】 例えば、酒の販売促進用には竹をデザイン化した容器を用い、竹の容器の一側 に開口を穿設して該開口の奥方に鏡を設置する。そしてビデオテープには女優が 演じたりアニメーションで作画したかぐや姫を収録しておき、このかぐや姫が杓 を持って開口の外にいる購買者に酒を勧める。また銀行の宣伝には、容器として 丸太小屋をデザイン化した容器を用い、ビデオテープには森の小人が一生懸命に 働いている姿をアニメーションで収録しておく。これは小人が働いて食料や燃料 を貯えることから、銀行に貯金を勧めることの宣伝に用いることができる 牛乳 の販売促進には、容器として牛乳パックをデザイン化したものを用い、ビデオテ ープには牧場で牧草を食む乳牛がいて、この乳牛が人間の言葉をしゃべり牛乳を 飲むことを勧めるような擬人化したようなものにすると、牛乳嫌いの子供にも喜 ばれる。
【0017】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案を説明する。図1は本考案の第1実施例の一部破 断した斜視図、図2は同側面断面図、図3は第2実施例の側面断面図、図4は第 2実施例に使用するテレビ画面、図5は第3実施例の側面断面図である。
【0018】 先ず第1実施例について説明する。図1は酒の販売促進用に竹の中からかぐや 姫が酒を勧めるものであり、容器1は竹をデザイン化したものである。容器1の 一側に開口2が穿設されており、該開口の奥方には鏡3が傾斜して設置されてい る。鏡3の傾斜角度は約45度であり、鏡面が下向きとなっている。そして容器 1の下部にはモニター4であるテレビTが設置されている。テレビTには図示し ないビデオデッキで再生された映像が映し出されるようになっている ビデオデ ッキで再生する映像は、かぐや姫(図示せず)が杓を持って酒を勧めているもの である。
【0019】 次に上記構成から成る本考案の販売促進用ディスプレーにおける販売促進の状 態を説明する。ビデオテープに収録された映像を図示しないビデオデッキで再生 する。この映像をモニター4であるテレビTに映し出すと、この映像がテレビの 上方に設置された鏡3に反射して開口2の外方にいる購買者5に見えるようにな る。鏡3は容器1の奥方に設置されているため外側からは如何なる角度からも鏡 3に映し出された映像を見ることができず、開口2から鏡3を見ることのできる 人の数は限られてくる。しかしながら、近くのスピーカーからは音声が聞こえて くるし、小人数の人が覗いているので他の人達は「何を見ているのだろう?」と いう興味にそそわれて容器の中を見たくなる。そして一人の人が覗き終わったら 次の人が覗くようになり、覗く人が次から次へと代っていって結局、多くの人が 覗くようになり販売促進の効果が上がるものとなる。
【0020】 図3は本考案の第2実施例であり、容器の側面に二個所の開口を穿設したもの である。容器1の表と裏に開口2(K1),2(K2)が設けられている これ らの開口2(K1),2(K2)の奥方には二枚の鏡3(M1),3(M2)が それぞれ鏡面を下向きにして約45度の角度で傾斜して設置されている。二枚の 鏡3(M1),3(M2)の下方にはモニター4である一台のテレビTが設置さ れている。該テレビには図示しないビデオデッキで再生された映像が映し出され るようになっている。ここでは一台のテレビに映し出される映像が上下二分割と なるようなビデオテープを使用する。テレビTに映し出された上部の映像(F1 )が一方の鏡3(M1)で反射されて一方の開口2(K1)の外方から購買者5 に見えるようになり、テレビTに映し出された下部の映像(F2)がもう一方の 鏡3(M2)で反射されてもう一方の開口2(K2)の外方からも他の購買者5 に見えるようになる。このように容器の両側二個所に開口を設けておくと、購買 者は容器の両側から容器内の映像を見ることができるため、販売促進の効果も倍 増する。
【0021】 図4は本考案の第3実施例であり、容器に設置するモニターとして鏡を使用し たものである。容器1の一側には開口2が穿設されており、該開口の奥方には鏡 3が設置されている。鏡3の下部にはモニター4である鏡Mが鏡面を上側にして 約45度の角度の傾斜で設置されており、さらに鏡面に対向する位置にテレビT が設置されている。この構造の販売促進用のディスプレーでは、テレビTに映し 出された映像がモニターである鏡Mで上方に反射され、この反射された映像が容 器の奥方に設置された鏡3で反射されて開口2から外方に出る。従って、容器の 外方にいる購買者5には、テレビTの映像がモニターである鏡Mから容器の奥方 の鏡3を通って見えるようになる。このようにモニターとして鏡を使うと、容器 の中にテレビを設置できないような場合には有効な手段であり、また前述したよ うに左右の位置関係が問題となるような場合にはビデオテープの映像は逆転映像 にしなくても済むものである。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の販売促進用ディスプレーは、ポスターのように商 品説明が十分になされるとともに録音テープのように音声を出して近くを通る購 買者の注意を引きつけるものであり、しかも最近のマンネリ化したテレビでの販 売促進の手段と違って購買者の興味をそそることができるため、多くの購買者に 対して販売促進を行なえるという従来の販売促進用ディスプレーにはない優れた 効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の一部破断斜視図
【図2】本考案の第1実施例の側面断面図
【図3】本考案の第2実施例の側面断面図
【図4】第2実施例に使用するテレビ画面
【図5】本考案の第3実施例の側面断面図
【符号の説明】
1 容器 2 開口 3 鏡 4 モニター 5 購買者 T モニターとしてのテレビ M モニターとしての鏡

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側がデザイン化された容器の側面に開
    口を設け、該開口の奥方に鏡を傾斜して設置するととも
    に、容器の上部または下部にビデオテープに収録された
    映像を映し出すモニターを設置し、該モニターで映し出
    された映像を前記鏡で反射させて開口から見えるように
    したことを特徴とする販売促進用ディスプレー。
  2. 【請求項2】 前記モニターは、テレビであることを特
    徴とする請求項1記載の販売促進用ディスプレー。
  3. 【請求項3】 前記モニターは、テレビで映し出された
    映像を反射する鏡であることを特徴とする請求項1記載
    の販売促進用ディスプレー。
JP1999002330U 1999-03-08 1999-03-08 販売促進用ディスプレ―装置 Expired - Lifetime JP3061977U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011085884A (ja) * 2009-09-18 2011-04-28 Dainippon Printing Co Ltd 広告表示体

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JP2011085884A (ja) * 2009-09-18 2011-04-28 Dainippon Printing Co Ltd 広告表示体

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