JPH109693A - エアーコンディショナー - Google Patents

エアーコンディショナー

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Publication number
JPH109693A
JPH109693A JP8181172A JP18117296A JPH109693A JP H109693 A JPH109693 A JP H109693A JP 8181172 A JP8181172 A JP 8181172A JP 18117296 A JP18117296 A JP 18117296A JP H109693 A JPH109693 A JP H109693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressors
evaporator
condenser
refrigerant
capacity
Prior art date
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Pending
Application number
JP8181172A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kimura
恵一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Kohki Co Ltd
Original Assignee
Kimura Kohki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kimura Kohki Co Ltd filed Critical Kimura Kohki Co Ltd
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Publication of JPH109693A publication Critical patent/JPH109693A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転の制御が容易で、コンパクトなエアーコ
ンディショナーを得る。 【解決手段】 複数台の小容量用圧縮器１…を設けると
共に、この圧縮器１毎に独立した冷媒循環回路Ａ、Ｂ…
を設ける。この複数の冷媒循環回路Ａ、Ｂ…に１台の蒸
発器５を共用させ、かつ、この複数の冷媒循環回路Ａ、
Ｂ…に１台の凝縮器２を共用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮式冷凍機を備
えたエアーコンディショナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のエアーコンディショナー
では、圧縮器、蒸発器、凝縮器を各１台ずつ連結して冷
凍サイクルを構成し、冷媒の流量等を増減するなどして
能力調整を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷媒の流量等
を増減させて能力調整をしようすると、制御が複雑化
し、製作が面倒となる問題があった。また、圧縮器はそ
の構造上、蒸発器や凝縮器のように薄形化（扁平化）が
困難なために、圧縮器１台の単独運転用エアーコンディ
ショナーでは、コンパクト化を図れず、全体形状が制限
されてしまう問題があった。（例えば、全体形状が薄型
扁平のものが要求された場合に、その要求にこたえるこ
とができない場合がある。）そこで、これらの問題点を
解決するエアーコンディショナーを提供することを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエアーコンディショナーは、複数台の小容
量用圧縮器を設けると共に、この圧縮器毎に独立した冷
媒循環回路を設け、この複数の冷媒循環回路に１台の蒸
発器を共用させ、かつ、この複数の冷媒循環回路に１台
の凝縮器を共用させたものである。
【０００５】また、蒸発器と凝縮器において、フィンチ
ューブ１列毎、フィンチューブ１段毎又はフィンチュー
ブ１本毎に流れる冷媒が異なるように構成する。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のエアーコンディ
ショナーの一実施例を示す簡略図であって、２台の小容
量用圧縮器１、１を備えている。そして、この圧縮器
１、１毎に独立した冷媒循環回路Ａ、Ｂが設けられてお
り、回路Ａ、Ｂの冷媒は混合しないようになっている。
【０００７】この２つの冷媒循環回路Ａ、Ｂに１台の凝
縮器２を共用させてある。凝縮器２は、放熱用のフィン
チューブ２ａ…を備えており、その内部を流れる冷媒
を、ファン３にて送風された空気で冷却する。
【０００８】４は減圧用のキャピラリーチューブである
が、膨張弁を用いてもよい。５は蒸発器で、２つの冷媒
循環回路Ａ、Ｂに１台の蒸発器５を共用させてある。蒸
発器５は、吸熱用のフィンチューブ５ａ…を備えてお
り、その内部を流れる冷媒で、ファン６にて送風された
空気を冷却する。
【０００９】これらの機構が、例えば各種ケーシングに
内装されて、本発明のエアーコンディショナーが構成さ
れる。
【００１０】図２は、蒸発器５と凝縮器２のフィンチュ
ーブ５ａ…、２ａ…への冷媒の流し方を示し（●で示す
チューブに冷媒循環回路Ａの冷媒が流れ、○で示すチュ
ーブに冷媒循環回路Ｂの冷媒が流れるものとする）、図
２（イ）は、フィンチューブ１本毎に、流れる冷媒が異
なるように構成してある。
【００１１】次に、図２（ロ）は、フィンチューブ１列
毎に、流れる冷媒が異なるように構成してあり、また、
図２（ハ）は、フィンチューブ１段毎に、流れる冷媒が
異なるように構成してある。
【００１２】なお、図例では圧縮器１を２台としたが、
３台以上とし、それぞれに冷媒循環回路Ａ、Ｂ、Ｃ…を
設け、この回路Ａ、Ｂ、Ｃ…に蒸発器５と凝縮器２を１
台ずつ共用させてもよい。さらに、それぞれの圧縮器１
…の容量は、同一であっても、相違してもいても、いず
れでもよい。また、圧縮器１台の単独運転では除湿を
し、２台の運転では冷房し、３台の運転では暖房するも
自由である。
【００１３】
【発明の効果】請求項１の発明では、必要な台数の圧縮
器１を起動・停止させるだけで能力調整でき、制御が容
易で、制御機構の簡素化を図れる。しかも、除湿、冷
房、暖房など広範囲に利用できる。さらに、１台の圧縮
器１での単独運転時、蒸発器２と凝縮器５の伝熱面積が
大きく、（１／圧縮器台数）以上の能力を得ることがで
きる。また、小容量で小型の圧縮器１を使える上、蒸発
器２と凝縮器５がそれぞれ１台ずつですむので、コンパ
クト化を図れて、各種形状のエアーコンディショナーに
適用できる。
【００１４】請求項２の発明では、圧縮器１の単独運転
時に、蒸発器２と凝縮器５のフィン全体にまんべんなく
伝熱し、コイルの能力を最大限に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す簡略構成図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線方向からみた蒸発器と凝縮器の
簡略横断面図である。
【符号の説明】 １ 圧縮器 ２ 凝縮器 ２ａ フィンチューブ ５ 蒸発器 ５ａ フィンチューブ Ａ 冷媒循環回路 Ｂ 冷媒循環回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 冷凍サイクルにより空調を行うエアーコ
    ンディショナーであって、複数台の小容量用圧縮器１…
    を設けると共に、この圧縮器１毎に独立した冷媒循環回
    路Ａ、Ｂ…を設け、この複数の冷媒循環回路Ａ、Ｂ…に
    １台の蒸発器５を共用させ、かつ、この複数の冷媒循環
    回路Ａ、Ｂ…に１台の凝縮器２を共用させたことを特徴
    とするエアーコンディショナー。
  2. 【請求項２】 蒸発器５と凝縮器２において、フィンチ
    ューブ１列毎、フィンチューブ１段毎又はフィンチュー
    ブ１本毎に、流れる冷媒が異なるように構成した請求項
    １記載のエアーコンディショナー。
JP8181172A 1996-06-20 1996-06-20 エアーコンディショナー Pending JPH109693A (ja)

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