JPH1094146A - ポークスルー電気接続アセンブリ - Google Patents

ポークスルー電気接続アセンブリ

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JPH1094146A
JPH1094146A JP9037268A JP3726897A JPH1094146A JP H1094146 A JPH1094146 A JP H1094146A JP 9037268 A JP9037268 A JP 9037268A JP 3726897 A JP3726897 A JP 3726897A JP H1094146 A JPH1094146 A JP H1094146A
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    • H02G3/02Details
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    • H02G3/18Distribution boxes; Connection or junction boxes providing line outlets
    • H02G3/185Floor outlets and access cups
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】床間に電気線およびケーブルを通すことができ
床内の通し穴に簡単に確実に取り付けられるポークスル
ー・アセンブリを提供する。 【解決手段】ポークスルー電気コネクタ210は、細長
くおおむね管状の筐体部材216と、床間通路のコネク
タを固定する保持クリップ232,234とを含む。保
持クリップは、横方向の屈曲部分と、屈曲部分からの寸
法および角度が、床間通路の壁213とほぼ半径方向で
嵌合するようになっている少なくとも1つのアンカ・ポ
イントとを含む。アンカ・ポイントが変位すると圧縮荷
重が生じ、横方向の屈曲部分に曲げモーメントが発生す
る。屈曲すると、アンカ・ポイントによって反応保持力
が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おおむね電気接続
に関する。特に、本発明は改良型保持器を有するポーク
スルー電気接続アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの多層建築物など、施設の
本来の建築および電気的計画に入っていない床の位置に
電線および通信線を通すために、床上導管を使用しなく
て済むよう、多くの活動が行われてきた。このような床
上導管は見苦しく、人が導管に躓いて怪我するなど、安
全上危険なことがある。
【0003】床上導管を避ける一つの技術は、所望の位
置でコンクリートの床に通路を穿孔し、床の下に電線ま
たは通信線を通してから、この通路を通す。このような
通路に使用するために、「ポークスルー」として知られ
る搬送装置が開発されている。このようなポークスルー
は、電気および火災の安全上、考慮の対象となる。第1
に、下の階で火災が発生した場合に、ポークスルーは煙
突または火が進む煙道として機能してはならない。第2
に、ポークスルーは、階層間の熱伝導路として機能して
はならない。
【0004】これらの安全要件は、膨張材を使用するこ
とによってほぼ満足している。たとえば、同時係属の米
国特許第5,003,127号および第5,107,072号は、膨張材シ
ートを筐体の周囲の所定の位置にワイヤで留め、これが
火災時に膨張して、階層間の通路を満たして遮断させる
ポークスルー・アセンブリを開示している。さらに、断
熱材をポークスルー装置の金属(したがって伝熱)部間
に挿入する。このように、ポークスルー装置は一般に使
用されるようになった。
【0005】ポークスルー装置の使用量が増大するにつ
れ、言うまでもなく、それを経済的に製造し、より簡単
かつ迅速に設置し、より積極的に保持することに関心が
向けられた。ある従来技術の方法では、2本のねじを回
して、平坦なパドルを階層間通路の側壁表面に嵌合させ
ねばならない。別の方法は、複数の把握フィンガを使用
して、たとえば米国特許第4,770,643号(Castellani)で
開示するように、複数の把握フィンガを使用して自定手
段を提供する。このようなフィンガは、挿入時に曲がる
が、その後ポークスルーが引き抜かれないよう、角度が
ついている。把握フィンガを有する装置は、最小引抜き
力の要件を満たす構成で、高い挿入力を必要とするとい
う欠点を有する。さらに、使用時には永久歪みを起こす
(つまり可塑変形する)ことがあり、したがって再使用
できない。固定ねじを回す必要がある装置は、労働集約
的であるので望ましくない。さらに、膨張材シートで包
む必要がある従来技術の装置は、製造が労働集約的であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来技術
において、最小引抜き力の要件を満たし、しかも挿入力
が小さい自定式保持器を提供するポークスルー電気接続
アセンブリに対する需要がある。アセンブリおよび保持
器は再使用可能であり、保持器はアセンブリの残りの部
分から取り外せることが好ましい。さらに、製造プロセ
ス中で膨張材を容易に適用できるとよい。
【0007】
【目的】本発明の目的は、床間に電気線およびケーブル
を通すことができるポークスルー・アセンブリを提供す
ることである。
【0008】本発明のさらなる目的は、床内の通し穴に
簡単かつ確実に取り付けられるポークスルー・アセンブ
リを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的およびその他
の目的を効率的に達成する上で、本発明は床間通路に挿
入するためのポークスルー電気接続アセンブリを提供す
る。通路は通路の直径のおおむね円形の断面を規定する
通路壁および縦軸を有する。アセンブリは、床間通路に
挿入するためのサイズ及び形状にしたおおむね管状の細
長い筐体部材を含む。アセンブリは、細長い筐体部材の
第1外側部分に固定された少なくとも第1の保持クリッ
プも含む。クリップは、通路のおおむね円形の断面に合
わせて部分弦を形成するおおむね横方向の屈曲部分を含
む。屈曲部分は少なくとも第1の縁部を有する。
【0010】少なくとも第1のアンカ・ポイントが、横
方向屈曲部分の第1縁部から出る。アンカ・ポイントの
屈曲部分からの寸法および角度は、床間通路の通路壁と
ほぼ半径方向に嵌合するようになっている。したがっ
て、床間通路に挿入すると、アンカ・ポイントはほぼ圧
縮状態で変位し、装填されるので、横方向屈曲部分に曲
げモーメントが発生する。曲げモーメントにより屈曲部
分が屈曲して、これにアンカ・ポイントによる反応保持
力が随伴する。
【0011】好ましい実施例では、おおむね横方向の屈
曲部分はおおむね平面状で、床間通路の縦軸に平行に配
置される。屈曲部分は2つの縁部を有し、それぞれがそ
れに嵌合するアンカ・ポイントを有する。第2保持クリ
ップが、第1クリップの反対側の管状筐体の第2内側部
分に設けられる。双方のクリップ上で、アンカ・ポイン
トはそれぞれ屈曲部分に対して120Eの角度を形成す
る。正反対のアンカ・ポイントがそれぞれ、通路の縦軸
を通る共通の線上にある。保持クリップは、それを製造
するための材料の降伏点が通常の使用を上回らないよう
設計される。膨張材は、容易に組み立てられるほぼ単一
のスリーブの形で提供される。
【0012】その結果、本発明は、最小引抜き力の要件
を満たし、しかも余分な挿入力を必要としない自定式保
持器を有するポークスルー電気接続アセンブリを提供す
る。本発明は、再使用可能で取外し可能な保持器も提供
する。本発明はさらに、膨張材が容易に組み立てられる
スリーブの形で提供されるポークスルー・アセンブリを
提供する。
【0013】
【実施例】本発明の機能を十分理解するために、まず従
来技術を示す図1および2を参照する。図1では、ポー
クスルー・アセンブリ10を、コンクリート製床14の
床間通路12に挿入した状態で示す。アセンブリ10
は、通路12に挿入するようなサイズ及び形状にした、
細長くておおむね管状の筐体部材16を含む。床下の接
続箱18は、筐体部材16の下端に固定される。膨張材
シート20は、ワイヤ22で筐体部材16の周囲に固定
される。筐体16の上端24には、他の装置の面板を固
定するよう、2本の取付けねじ26が設けられる。図1
に図示したような装置は、米国特許第5,003,127号(Sosi
nski)および米国特許第5,107,072号(Morgan)に記載され
ている。保持ナットを固定するために、第5,003,127号
および第5,107,072号で開示されたように、側溝27を
設けてもよい。
【0014】次に図2には、別のタイプの従来技術のポ
ークスルー・アセンブリ110が図示されている。アセ
ンブリ110は、アセンブリ110を床間通路(明解さ
を期して図示せず)の壁に固定するためのフィンガ19
0を含む。床間通路の縦軸115を、参考のために示
す。各フィンガ190には力Fがかかり、これはフィン
ガ内に曲げモーメントMを発生する。各曲げモーメント
Mを表すベクトルが、縦軸115に対して垂直な面にあ
ることが分かる。図2に図示したような装置が、米国特
許第4,323,724号(Shine)に記載されている。
【0015】従来技術の装置に留意して、次に図3を参
照する。図3には本発明によるポークスルー・アセンブ
リ210が示され、この図で図1と同様の構成部品に
は、200を加えた同じ参照番号が与えられている。ポ
ークスルー電気接続アセンブリ210が、床214内に
形成された床間通路212に挿入されている。通路21
2は、通路壁213に規定された通路の直径を有するお
おむね円形の断面を有する。通路212も、縦軸215
を有する。
【0016】ポークスルー・アセンブリ210は、通路
212に挿入するためのサイズ及び形状にしたおおむね
管状の細長い筐体部材216を含む。少なくとも第1の
保持クリップ230が、筐体部材216の第1外側部分
232に固定される。第2保持クリップ234を、筐体
部材216の第2外側部分236に固定することが好ま
しい。
【0017】次に、図4ないし7において、第1クリッ
プ230はおおむね横方向の屈曲部分238を含み、こ
れはおおむね平面であることが好ましく、(図3で示す
ように)通路212の縦軸215に平行に配置すること
が好ましい。通路212の縦軸215に沿って見下ろす
図8で最もよく分かるように、屈曲部分238は、通路
212のおおむね円形の断面の部分弦を形成する。図4
ないし7に戻ると、屈曲部分238は少なくとも第1の
縁部240も有し、これは通路212の縦軸215に平
行であることが好ましい。少なくとも第1のアンカ・ポ
イント242は、第2縁部240から出る。図8で最も
よく分かるように、第1アンカ・ポイント242は、屈
曲部分238からの寸法および角度が、通路212の壁
213とほぼ半径方向で嵌合するようになっている。し
たがって、壁213と嵌合すると、アンカ・ポイント2
42は内側に変位し、ほぼ圧縮状態で装填される。アン
カ・ポイント242に圧縮荷重がかかると、横方向の屈
曲部分238に圧縮荷重および剪断荷重が生じ、随伴す
る曲げモーメントも発生する。これで、第1アンカ・ポ
イント242によって、通路212の壁213に反応保
持力がかかる。
【0018】屈曲部分238は、第2縁部244も含み
(図4で最もよく分かる)、これはおおむね第1縁部2
40に対向し、床間通路212の縦軸215に平行であ
ることが好ましい。第2アンカ・ポイント246は、第
2縁部244から出ることが好ましい。第2アンカ・ポ
イント246も、屈曲部分238からの寸法および角度
が、図8で最もよく分かるように、通路212の壁21
3とほぼ半径方向に嵌合するようになっている。
【0019】図4ないし7において、第1クリップ23
0は、強化リブ248を含むことが好ましく、このよう
なリブを2つ含むことが最も好ましい。リブ248は、
屈曲部分238の曲げ剛さを増大するので、所与の変位
に対する保持力が大きくなることが理解される。クリッ
プ230は、タイプ302のばね焼き戻しステンレス鋼
などの予め選択された可塑性材料から形成することが好
ましく、屈曲部分238は、たとえば0.015インチ
などの予め選択された厚さを有することが好ましく、リ
ブ248は、たとえば0.030インチなどの予め選択
された深さを有することが好ましい。クリップの材料、
屈曲部分の厚さ、およびリブの深さは、通常使用時にク
リップに生じる応力を弾性材料の降伏点未満の値に制限
するよう選択し、これによってクリップ230を再使用
できるようにすることが好ましい。
【0020】特に図7に示すように、第1アンカ・ポイ
ント242は、底辺250、短辺252、および斜辺2
54を有するおおむね直角三角形の形状になるよう形成
することが好ましい。底辺250は、屈曲部分238の
第1縁部240の少なくとも一部分と一致することが好
ましい。斜辺254は、アンカ・ポイント242を床間
通路212に容易に挿入するために、テーパを形成する
よう底辺250からの角度をつけることが好ましい。斜
辺254は、底辺250から約28Eの2の角度をつけ
ることが好ましい。短辺252と斜辺254とは、底辺
250にほぼ平行な比較的短いベアリング縁256を提
供するよう中断した隅領域で交差することが好ましい。
【0021】再び図3において、ポークスルー・アセン
ブリ210は、好ましくは第1クリップ230が固定さ
れる第1外側部分232の下で、細長い筐体部材216
を囲む膨張材のほぼ単一のスリーブ258を含むことが
好ましい。スリーブ258は、少なくとも1つの(好ま
しくは複数の)膨張性のスリーブ保持部材260で保持
されることが好ましく、スリーブ保持部材は、スリーブ
258の下で細長い筐体部材216から出ることが好ま
しい。
【0022】上述したように、ポークスルー・アセンブ
リ210は、好ましくは第1保持クリップ230に対向
する、筐体部材216の第2外側部分236に固定され
た第2保持クリップ234を含むことが好ましい。第2
クリップ234は、第1クリップ230とほぼ等しく、
第1クリップ230の屈曲部分238に平行に配置され
た、おおむね横方向でおおむね平面な主要屈曲部分26
2(図8で最もよく分かる)を含むことが好ましい。屈
曲部分262は、第1および第2対向縁264および2
66を有し、それぞれが通路212の縦軸215にほぼ
平行であることが好ましい。第3および第4アンカ・ポ
イント268、270は、それぞれ第1および第2縁部
264、266から出ることが好ましく、屈曲部分26
2からの寸法および角度は、床間通路212の通路壁2
13とほぼ半径方向に嵌合するようになることが好まし
い。
【0023】図6に戻ると、第2アンカ・ポイント24
6は、第1保持クリップ230の屈曲部分238から角
度γを形成する。第1アンカ・ポイント242は、屈曲
部分238と同じ角度を形成することが好ましく、第3
および第4アンカ・ポイント268、270は、第2ク
リップ234の屈曲部分262と同じ角度を形成するこ
とが好ましい。角度γは120Eであることが好まし
い。
【0024】次に図8において、第2アンカ・ポイント
246および第3アンカ・ポイント268は、通路21
2の縦軸215と交差する共通線(切断線6−6)上に
あることが好ましいことが分かる。同様に、第1アンカ
・ポイント242および第4アンカ・ポイント270
も、通路212の縦軸215と交差する共通線(図示せ
ず)上にあることが好ましい。この構成は、過剰な挿入
力なしに最小の引張り力の要件を満たすバランスのとれ
た保持力を提供することが分かっている。
【0025】次に図10において、アンカ・ポイント2
68に作用する力Fは、圧縮状態でアンカ・ポイント2
68を装填し、その結果、屈曲部分262に剪断荷重と
圧縮荷重、それに随伴する曲げモーメントを生じる。曲
げモーメントMは、ベクトルの形で、(従来技術の装置
と異なり)通路212の縦軸215とほぼ平行である。
他のアンカ・ポイント242、246、270は同様に
装填される。この方法で装填すると、前述したバランス
のとれた保持力を達成するのに役立ち、従来技術よりも
長い寸法だけ屈曲することができる。これは、屈曲でき
る長さが、従来技術のように通路の半径の一部ではな
く、弦の長さによって制限されるからである。
【0026】図4ないし6において、クリップ230
は、上部の取付けブラケット272とともに形成するこ
とが好ましい。ブラケット272には、穴276を設け
ることが好ましい。穴276は、筐体部材216の第1
外側部分232にクリップ230を固定させるため、取
付けねじ226を受けることができる。図1で示した従
来技術のアセンブリ10の側溝27のように、ポークス
ルー・アセンブリの側溝の下部と協力的に嵌合するよ
う、図4ないし6で示すように、下部取付けタブ274
を設けてもよい。ブラケット272は、溝72内で溝の
上部で受けてもよい。
【0027】最後に図9において、4個の保持クリップ
378〜381を使用し、ポークスルー装置310の円
筒形筐体382に取り付ける、本発明の代替実施例が図
示されている。4個のクリップ378〜381は、床間
通路の壁313と嵌合し、上述したクリップとほぼ同じ
である。クリップを4個使用すると、使用クリップがこ
れより少ない場合より保持力が大きくなる。対向クリッ
プ378、380および379、381のアンカ・ポイ
ント383は、クリップ2個の実施例について図8で前
述したのと同じ関係を有することが好ましい。
【0028】本発明の好ましい実施例と現在考えられる
ものについて述べてきたが、当業者には、本発明から逸
脱することなく本発明に対して様々な変更および修正が
できることが分かるので、このような変更および修正は
すべて本発明の範囲内にあるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート製床の床間通路に設置された、従
来技術のポークスルー装置の部分切断透視図である。
【図2】従来技術の保持クリップの機能を示す、従来技
術の装置の透視図である。
【図3】コンクリート製床の床間通路に設置された、本
発明によるポークスルー装置の部分切断透視図である。
【図4】図3のポークスルー装置に使用する保持クリッ
プの前面図である。
【図5】図4のクリップの側面図である。
【図6】図4のクリップの上面図である。
【図7】図6の線3D−3Dに沿って切り取ったアンカ
・ポイントの補助図である。
【図8】図3ポークスルー装置の上面図である。
【図9】図8と同様であるが、4個の保持クリップを有
する本発明の実施例を示す図である。
【図10】図8の線6−6に沿って切り取った縦方向の
部分断面図である。
【符号の説明】
10 ポークスルー・アセンブリ 12 通路 14 コンクリート製床 16 筐体部材 18 接続箱 20 膨張材 22 ワイヤ 24 上端 26 ねじ 27 側溝 110 ポークスルー・アセンブリ 115 縦軸 190 フィンガ 210 ポークスルー・アセンブリ 212 通路 213 通路壁 214 床 215 縦軸 216 筐体部材 230 第1保持クリップ 232 第1外側部分 234 第2保持クリップ 236 第2外側部分 238 屈曲部分 240 第1縁部 242 第1アンカ・ポイント 244 第2縁部 246 第2アンカ・ポイント 248 強化リブ 250 底辺 252 短辺 254 斜辺 256 ベアリング縁 258 スリーブ 260 保持部材 262 屈曲部分 264 第1対向縁部 266 第2対向縁部 268 第3アンカ・ポイント 270 第4アンカ・ポイント 272 ブラケット 274 取付けタブ 276 穴 310 ポークスルー装置 313 通路壁 378 保持クリップ 379 保持クリップ 380 保持クリップ 381 保持クリップ 382 筐体 383 アンカ・ポイント

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床間通路に挿入するポークスルー電気接
    続アセンブリであって、前記床間通路が、通路の直径を
    有するほぼ円形の断面を規定する通路の壁と縦軸とを有
    し、 前記床間通路に挿入するサイズおよび形状にした、細長
    くおおむね管状の筐体部材と、 前記細長い筐体部材の第1外側部分に固定された第1保
    持クリップとから成り、前記第1保持クリップはおおむ
    ね横方向の屈曲部分を含み、前記横方向屈曲部分は、前
    記通路の前記おおむね円形の断面の部分弦を形成し、前
    記横方向屈曲部分は少なくとも第1の縁部を有し、前記
    保持クリップはさらに、前記屈曲部分の前記第1縁部か
    ら出る第1アンカ・ポイントも含み、前記アンカ・ポイ
    ントは、前記屈曲部分からの寸法および角度が、前記床
    間通路の前記通路壁とほぼ半径方向に嵌合するようにな
    っており、それによって前記アンカ・ポイントが変位
    し、ほぼ圧縮状態で装填されて、前記横方向屈曲部分に
    曲げモーメントを発生させて、前記アンカ・ポイントに
    よる反応保持力を与えるポークスルー電気接続アセンブ
    リ。
  2. 【請求項2】 床間通路に挿入するポークスルー電気接
    続アセンブリであって、前記床間通路が、通路の直径を
    有するおおむね円形の断面を規定する通路の壁と縦軸と
    を有し、 前記床間通路に挿入するサイズおよび形状にした、細長
    くおおむね管状の筐体部材と、 前記細長い筐体部材の第1外側部分に固定された第1保
    持クリップとから成り、前記第1保持クリップは、前記
    通路の前記縦軸に平行に配置されたおおむね横方向でお
    おむね平面状の主要屈曲部分を含み、前記屈曲部分は、
    前記通路の前記おおむね円形の断面の部分弦を形成し、
    前記屈曲部分は、前記通路の前記縦軸にほぼ平行な少な
    くとも第1の縁部を有し、前記保持クリップはさらに、
    前記屈曲部分の前記ほぼ平行な第1縁部から出る第1ア
    ンカ・ポイントを含み、前記アンカ・ポイントは、前記
    屈曲部分からの寸法および角度が、前記床間通路の前記
    通路壁とほぼ半径方向に嵌合するようになっており、そ
    れによって前記アンカ・ポイントが変位し、ほぼ圧縮状
    態で装填されて、前記横方向屈曲部分に曲げモーメント
    を発生させて、前記アンカ・ポイントによる反応保持力
    を与えるポークスルー電気接続アセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記屈曲部分が、前記通路の前記縦軸に
    ほぼ平行で前記第1縁部におおむね対向する少なくとも
    第2の縁部を有し、さらに、前記屈曲部分の前記第2縁
    部から出る前記アンカ・ポイントから成り、前記第2ア
    ンカ・ポイントが、前記屈曲部分からの寸法および角度
    が、前記床間通路の前記通路壁とほぼ半径方向に嵌合す
    るようになっており、それによって前記第2アンカ・ポ
    イントが変位し、ほぼ圧縮状態で装填されて、前記第1
    アンカ・ポイントと協力して前記アンカ・ポイントによ
    る前記反応保持力を与える、請求項2記載のポークスル
    ー電気接続アセンブリ。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第1保持クリップに対向す
    る前記細長い筐体部材の第2外側部分に固定された第2
    保持クリップから成り、前記第2保持クリップは、前記
    第1保持クリップの前記屈曲部分に平行に配置されおお
    むね横方向でおおむね平面状の主要屈曲部分を含み、前
    記第2クリップの前記屈曲部分は、それぞれ前記通路の
    前記縦軸にほぼ平行に配置された第1および第2対向縁
    部を有し、前記第2保持クリップはさらに、前記第2ク
    リップの前記屈曲部分の前記第1および第2対向縁部か
    ら出る第3および第4アンカ・ポイントを含み、前記第
    3および第4アンカ・ポイントは、前記第2クリップの
    前記屈曲部分からの寸法および角度が、前記床間通路の
    前記通路壁とほぼ半径方向に嵌合するようになってい
    る、請求項3記載のポークスルー電気接続アセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2アンカ・ポイント
    が、それぞれ前記第1保持クリップの前記屈曲部分と約
    120度の角度を形成し、 前記第3および第4アンカ・ポイントが、それぞれ前記
    保持クリップの前記屈曲部分と約120度の角度を形成
    し、 前記第1および第4アンカ・ポイントが、前記通路の前
    記縦軸と交差する共通線上にあり、 前記第2および第3アンカ・ポイントが、前記通路の前
    記縦軸と交差する別の共通線上にある、請求項4記載の
    ポークスルー電気接続アセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記保持クリップの前記おおむね平面状
    の主要屈曲部分が、曲げ剛さを増大する少なくとも1つ
    の強化リブを含む、請求項2記載のポークスルー電気接
    続アセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記保持クリップの前記屈曲部分が、予
    め選択された厚さを有し、 前記強化リブが深さを有し、 前記クリップが、降伏点を有する予め選択された可塑性
    材料から形成され、 前記クリップの予め選択された前記材料、前記リブの前
    記深さ、および前記屈曲部分の前記厚さが、通常使用時
    に前記クリップ内に発生する応力を、前記可塑性材料の
    前記降伏点未満に制限するよう選択された、請求項6記
    載のポークスルー電気接続アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記第1アンカ・ポイントが、底辺、短
    辺、および斜辺を有するおおむね直角三角形の形状で、
    前記第1アンカ・ポイントの前記底辺が、前記屈曲部分
    の前記第1縁部の少なくとも一部と一致し、前記斜辺
    は、前記底辺からの角度が、前記アンカ・ポイントの前
    記床間通路への挿入を容易にするためテーパを形成する
    ようになっている、請求項2記載のポークスルー電気接
    続アセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記斜辺が、前記底辺から約28度の角
    度であり、 前記短辺および前記斜辺が、前記底辺にほぼ平行な比較
    的短いベアリング縁を提供するよう中断した隅領域で交
    差する、請求項8記載のポークスルー電気接続アセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】 さらに、 前記第1外側部分の下で、前記保持クリップが固定され
    た箇所で前記細長い筐体部材を囲む、膨張材のほぼ単一
    のスリップと、 膨張材の前記スリーブの下で前記細長い筐体部材から出
    る部材を保持する、少なくとも1つの膨張性スリーブと
    から成る、請求項2記載のポークスルー電気接続アセン
    ブリ。
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