JPH1093935A - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
- Publication number
- JPH1093935A JPH1093935A JP8241756A JP24175696A JPH1093935A JP H1093935 A JPH1093935 A JP H1093935A JP 8241756 A JP8241756 A JP 8241756A JP 24175696 A JP24175696 A JP 24175696A JP H1093935 A JPH1093935 A JP H1093935A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- bit
- squeeze
- aspect ratio
- television
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、将来伝送されるEDTV2識別信
号によりスクイーズ信号を識別することを目的とする。 【解決手段】 テレビ映像信号の22/285Hに重畳
されるEDTV2識別信号を用い、その第3ビット目、
第5ビット目の組み合わせによりスクイーズ信号を識別
する。
号によりスクイーズ信号を識別することを目的とする。 【解決手段】 テレビ映像信号の22/285Hに重畳
されるEDTV2識別信号を用い、その第3ビット目、
第5ビット目の組み合わせによりスクイーズ信号を識別
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現行放送方式のテ
レビジョン受信機においても受信可能で、ワイドアスペ
クト比のテレビジョン信号を伝送し、また受信するシス
テムに適用されるマルチアスペクト比対応型テレビジョ
ン受像機に関する。
レビジョン受信機においても受信可能で、ワイドアスペ
クト比のテレビジョン信号を伝送し、また受信するシス
テムに適用されるマルチアスペクト比対応型テレビジョ
ン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】現行方式のテレビジョン受信機と両立性
を保ちながら、アスペクト比を拡大する検討が行われて
いる。
を保ちながら、アスペクト比を拡大する検討が行われて
いる。
【0003】現行のテレビジョンシステムでは、アスペ
クト比は4:3であるのに対し、横長のアスペクト比
9:16の画像を伝送する方法がある。これは、次世代
のテレビ方式として期待されている第2世代EDTV
(EDTV2)で適用されており、レターボックス方式
と呼ばれる。
クト比は4:3であるのに対し、横長のアスペクト比
9:16の画像を伝送する方法がある。これは、次世代
のテレビ方式として期待されている第2世代EDTV
(EDTV2)で適用されており、レターボックス方式
と呼ばれる。
【0004】EDTV2では、アスペクト比が4:3の
現行受信機で、アスペクト比が9:16の画像を受信し
た場合、上下に各々フィールド当たり30本の無画部を
設定する。画面中央部の主画部はフィールド当たり18
0本に相当しアスペクト比9:16となる。つまり、現
行のTVにおいても特に画像処理をすることなく4:
3、9:16のワイド画面を見ることができる。
現行受信機で、アスペクト比が9:16の画像を受信し
た場合、上下に各々フィールド当たり30本の無画部を
設定する。画面中央部の主画部はフィールド当たり18
0本に相当しアスペクト比9:16となる。つまり、現
行のTVにおいても特に画像処理をすることなく4:
3、9:16のワイド画面を見ることができる。
【0005】EDTV2方式は、将来的には上記した現
行方式(4:3現行方式)、レターボックス方式に加
え、スクイーズ方式で伝送する事も検討されている。ス
クイーズ方式は、現行のTV受信機においてもハイビジ
ョン方式画像を受信する為に提案され、その後、高画質
化TV画像(ハイビジョン方式:MUSE信号)をNT
SC信号に変換するコンバータ(MUSE−NTSCコ
ンバータ)システムが開発され、利用されている。
行方式(4:3現行方式)、レターボックス方式に加
え、スクイーズ方式で伝送する事も検討されている。ス
クイーズ方式は、現行のTV受信機においてもハイビジ
ョン方式画像を受信する為に提案され、その後、高画質
化TV画像(ハイビジョン方式:MUSE信号)をNT
SC信号に変換するコンバータ(MUSE−NTSCコ
ンバータ)システムが開発され、利用されている。
【0006】MUSE−NTSCコンバータにおいて走
査線数の変換を行う際、有効走査線数を1035本から
現行のTV受信機の有効走査線数480本すべてにハイ
ビジョン画像信号を割り当てることにより垂直解像度を
上げることができるが、この場合ハイビジョン画面に比
べ縦長の画面が表示される。
査線数の変換を行う際、有効走査線数を1035本から
現行のTV受信機の有効走査線数480本すべてにハイ
ビジョン画像信号を割り当てることにより垂直解像度を
上げることができるが、この場合ハイビジョン画面に比
べ縦長の画面が表示される。
【0007】この対策として、電子ビームの垂直方向の
変更領域を所定量圧縮する垂直偏向圧縮手段が考案され
ている。
変更領域を所定量圧縮する垂直偏向圧縮手段が考案され
ている。
【0008】従って、現行のTV(4:3)においてス
クイーズ信号を受信した際には、何らかの画像処理をし
なければ高画質画面を楽しむことができない。
クイーズ信号を受信した際には、何らかの画像処理をし
なければ高画質画面を楽しむことができない。
【0009】そのため、上記した現行方式(4:3現行
方式)、レターボックス方式に加え、将来的にスクイー
ズ方式で伝送された場合には、スクイーズ信号が送られ
たことを識別する事が必要となる。
方式)、レターボックス方式に加え、将来的にスクイー
ズ方式で伝送された場合には、スクイーズ信号が送られ
たことを識別する事が必要となる。
【0010】現在、スクイーズ方式は伝送されておらず
現行方式(4:3)、レターボックス方式のみが伝送さ
れている。テレビ映像信号の22/285Hに重畳され
ているEDTV2の識別信号も、第3ビット目にレター
ボックス信号として、フルライン(4:3NTSC)と
レターボックスの区別をしているだけである。
現行方式(4:3)、レターボックス方式のみが伝送さ
れている。テレビ映像信号の22/285Hに重畳され
ているEDTV2の識別信号も、第3ビット目にレター
ボックス信号として、フルライン(4:3NTSC)と
レターボックスの区別をしているだけである。
【0011】しかしながら、将来の拡張用として第5ビ
ット目にスクイーズ方式対応のビットを、現状は未定義
として保留している。
ット目にスクイーズ方式対応のビットを、現状は未定義
として保留している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、4:
3の現行方式とレターボックス方式に加えてスクイーズ
方式を含んだテレビジョン信号の伝送はまだ行われてい
ない。また、このような信号が伝送されてきた場合、ど
の放送信号を受信しているかを判定する判定手段も提案
されていない。
3の現行方式とレターボックス方式に加えてスクイーズ
方式を含んだテレビジョン信号の伝送はまだ行われてい
ない。また、このような信号が伝送されてきた場合、ど
の放送信号を受信しているかを判定する判定手段も提案
されていない。
【0013】しかし、将来的にスクイーズ信号が加えて
伝送された場合、現行TV(4:3)で受信する際には
スクイーズ信号を識別することが必要となる。
伝送された場合、現行TV(4:3)で受信する際には
スクイーズ信号を識別することが必要となる。
【0014】本発明は4:3現行方式、レターボックス
方式、スクイーズ方式のテレビジョン信号が伝送された
場合、現行の4:3TV受信機において適切な画像処理
を行えるよう、放送方式を判定する手段を提供すること
を目的とする。
方式、スクイーズ方式のテレビジョン信号が伝送された
場合、現行の4:3TV受信機において適切な画像処理
を行えるよう、放送方式を判定する手段を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、現行TV(4:3)において、アスペクト
比4:3のTV信号およびアスペクト比9:16のテレ
ビ信号(レターボックス方式)およびアスペクト比9:
16の高画質化TV信号(スクイーズ方式)を受信した
場合、いずれのTV信号を受像したか検出する手段を備
えた構成とした。検出手段としては、テレビ映像信号の
22/285Hに重畳されるEDTV2識別信号を用
い、その第3ビット目、第5ビット目の組み合わせによ
りスクイーズ信号を識別する構成とした。この構成によ
り、容易にスクイーズ信号等を識別できる。
に本発明は、現行TV(4:3)において、アスペクト
比4:3のTV信号およびアスペクト比9:16のテレ
ビ信号(レターボックス方式)およびアスペクト比9:
16の高画質化TV信号(スクイーズ方式)を受信した
場合、いずれのTV信号を受像したか検出する手段を備
えた構成とした。検出手段としては、テレビ映像信号の
22/285Hに重畳されるEDTV2識別信号を用
い、その第3ビット目、第5ビット目の組み合わせによ
りスクイーズ信号を識別する構成とした。この構成によ
り、容易にスクイーズ信号等を識別できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項2に記載の発明
は、現行のテレビジョン方式信号(第1の信号)を検出
する手段と、アスペクト比9:16レターボックス方式
信号(第2の信号)を検出する手段と、アスペクト比
9:16の高画質化スクイーズ方式信号(第3の信号)
を検出する手段とを備えたテレビジョン受像機としたも
のであり、現行のTV受信機(4:3)において容易に
画像処理を行うことを促すという作用を有する。
は、現行のテレビジョン方式信号(第1の信号)を検出
する手段と、アスペクト比9:16レターボックス方式
信号(第2の信号)を検出する手段と、アスペクト比
9:16の高画質化スクイーズ方式信号(第3の信号)
を検出する手段とを備えたテレビジョン受像機としたも
のであり、現行のTV受信機(4:3)において容易に
画像処理を行うことを促すという作用を有する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるテレビジョ
ン受像機について、図1、図2、図3を用いて説明す
る。
ン受像機について、図1、図2、図3を用いて説明す
る。
【0018】(実施例)図1は、現行のTV方式(4:
3)、レターボックス及びスクイーズ方式を、現行のT
V(4:3)で受像した画像説明図を示す。現行におい
ては4:3方式とレターボックス方式しか伝送されてお
らず、受信した際には画像処理する必要が無く、4:
3、及び9:16のワイド画面を楽しむことができる。
3)、レターボックス及びスクイーズ方式を、現行のT
V(4:3)で受像した画像説明図を示す。現行におい
ては4:3方式とレターボックス方式しか伝送されてお
らず、受信した際には画像処理する必要が無く、4:
3、及び9:16のワイド画面を楽しむことができる。
【0019】しかし、スクイーズ方式が加えて伝送され
た場合、スクイーズ方式をそのまま画像処理で表示する
と、実際の高画質化TV画面より縦長の画面となってし
まう。これを補正するにはビーム電流により垂直方向の
振り幅を圧縮して画面上に表す必要がある。
た場合、スクイーズ方式をそのまま画像処理で表示する
と、実際の高画質化TV画面より縦長の画面となってし
まう。これを補正するにはビーム電流により垂直方向の
振り幅を圧縮して画面上に表す必要がある。
【0020】本願発明においては、スクイーズ信号か否
かを自動検出する手段として、EDTV2の識別信号を
用いた。
かを自動検出する手段として、EDTV2の識別信号を
用いた。
【0021】図2は、テレビ映像信号の22/285H
に重畳されているEDTV2の識別信号とその内容を示
したものである。第3ビット目には、レターボックス信
号が設けられており上下無画部のない信号であれば’
0’、レターボックス信号であれば’1’がビットとし
て立つ。
に重畳されているEDTV2の識別信号とその内容を示
したものである。第3ビット目には、レターボックス信
号が設けられており上下無画部のない信号であれば’
0’、レターボックス信号であれば’1’がビットとし
て立つ。
【0022】また、第5ビット目には未定義として保留
されており、現状は’0’、将来の拡張としてスクイー
ズ信号の場合には’1’のビットが立つように検討され
ている。従って、第3ビット目と第5ビット目の組み合
わせにより容易に、4:3、レターボックス、及びスク
イーズ信号かの判断が得られる(図3)。
されており、現状は’0’、将来の拡張としてスクイー
ズ信号の場合には’1’のビットが立つように検討され
ている。従って、第3ビット目と第5ビット目の組み合
わせにより容易に、4:3、レターボックス、及びスク
イーズ信号かの判断が得られる(図3)。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のテレビジョン受
像機によれば、EDTV2識別信号を用いることで、容
易に4:3方式、レターボックス方式、スクイズ方式の
内いずの放送信号かを識別できる。
像機によれば、EDTV2識別信号を用いることで、容
易に4:3方式、レターボックス方式、スクイズ方式の
内いずの放送信号かを識別できる。
【図1】本発明の一実施例の説明に用いる画像説明図
【図2】本発明の一実施例の説明に用いるEDTV2識
別信号とその内容説明図
別信号とその内容説明図
【図3】本発明の一実施例の説明に用いる識別信号の構
成図
成図
Claims (3)
- 【請求項1】 EDTV2識別信号により、どのような
方式のテレビジョン信号が受信されたかを識別すること
を特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項2】 アスペクト比4:3テレビジョン方式信
号を検出する手段と、アスペクト比9:16のレターボ
ックス方式信号を検出する手段と、アスペクト比9:1
6の高画質化スクイーズ方式信号を検出する手段とを備
えたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項3】 テレビ映像信号の22/285Hに重畳
されるEDTV2識別信号を用い、その第3ビット目、
第5ビット目の組み合わせによりスクイーズ信号を識別
することを特徴とする請求項2記載のテレビジョン受像
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8241756A JPH1093935A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8241756A JPH1093935A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1093935A true JPH1093935A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17079071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8241756A Pending JPH1093935A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1093935A (ja) |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP8241756A patent/JPH1093935A/ja active Pending
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