JP2944173B2 - テレビジョン信号処理装置 - Google Patents
テレビジョン信号処理装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えば、高品位テレビジョン方式のテレ
ビジョン信号を、この信号とはアスペクト比及び走査線
数が異なる現行の標準方式のテレビジョン信号に変換す
るためのテレビジョン信号処理装置に関する。
ビジョン信号を、この信号とはアスペクト比及び走査線
数が異なる現行の標準方式のテレビジョン信号に変換す
るためのテレビジョン信号処理装置に関する。
（従来の技術） 近年、各国で現行の標準テレビジョン方式より画質の
優れた高品位テレビジョン方式の開発が行なわれてい
る。
優れた高品位テレビジョン方式の開発が行なわれてい
る。
我が国でも、日本放送協会が高品位テレビジョン方式
の信号伝送方式として、MUSE（Multiple Sub−nyquist
Sampling Encoding）方式を提唱している。
の信号伝送方式として、MUSE（Multiple Sub−nyquist
Sampling Encoding）方式を提唱している。
ところで、MUSE方式は現行のNTSC方式とは互換性を有
しない。したがって、MUSE方式のテレビジョン信号（以
下、MUSE信号と記す）を受信するには、MUSE方式専用の
テレビジョン受信機が必要となる。
しない。したがって、MUSE方式のテレビジョン信号（以
下、MUSE信号と記す）を受信するには、MUSE方式専用の
テレビジョン受信機が必要となる。
しかし、現在のところ、MUSE方式専用のテレビジョン
受信機は高価であり、一般に普及するまでには、まだか
なりの時間がかかる。
受信機は高価であり、一般に普及するまでには、まだか
なりの時間がかかる。
そこで、MUSE信号をNTSC方式のテレビジョン信号（以
下、NTSC信号と記す）に変換するテレビジョン信号処理
装置が必要となる。
下、NTSC信号と記す）に変換するテレビジョン信号処理
装置が必要となる。
第７図に従来のテレビジョン信号処理装置の構成を示
す。
す。
図において、MUSE信号は入力端子11を介してアナログ
／デジタル変換回路（以下、A/D変換回路と記す）12に
供給され、デジタル信号に変換される。この変換出力は
入力処理回路13により自動レベル制御、ノンリニア伸
張、ディエンファシス補正等の処理を施される。入力処
理回路13の出力は２次元フィールド内内挿フィルタ14に
よりフィールド内で内挿処理を受け、データレートを倍
にされる。内挿フィルタ14の出力は時間軸・走査線変換
回路15に供給され、フィールドメモリを用いて時間軸変
換処理を受けるとともに、走査線を間引くことにより走
査線の変換処理も受ける。変換装置15の出力は出力処理
回路16により色差信号の線順次デコード、輝度信号と色
差信号の位相合せ等の処理を受ける。出力処理回路の出
力はNTSCエンコード回路17によりNTSC信号にエンコード
される。NTSCエンコード回路17の出力はデジタル／アナ
ログ変換回路（以下、D/A変換回路と記す）18でアナロ
グ信号に戻され、出力端子19に供給される。この信号は
NTSC方式のテレビジョン受信機に供給され、画像表示に
供される。
／デジタル変換回路（以下、A/D変換回路と記す）12に
供給され、デジタル信号に変換される。この変換出力は
入力処理回路13により自動レベル制御、ノンリニア伸
張、ディエンファシス補正等の処理を施される。入力処
理回路13の出力は２次元フィールド内内挿フィルタ14に
よりフィールド内で内挿処理を受け、データレートを倍
にされる。内挿フィルタ14の出力は時間軸・走査線変換
回路15に供給され、フィールドメモリを用いて時間軸変
換処理を受けるとともに、走査線を間引くことにより走
査線の変換処理も受ける。変換装置15の出力は出力処理
回路16により色差信号の線順次デコード、輝度信号と色
差信号の位相合せ等の処理を受ける。出力処理回路の出
力はNTSCエンコード回路17によりNTSC信号にエンコード
される。NTSCエンコード回路17の出力はデジタル／アナ
ログ変換回路（以下、D/A変換回路と記す）18でアナロ
グ信号に戻され、出力端子19に供給される。この信号は
NTSC方式のテレビジョン受信機に供給され、画像表示に
供される。
以上が従来のテレビジョン信号処理装置の構成であ
る。
る。
ところで、出力端子19から出力されるNTSC信号はNTSC
規格の信号であるといっても、必ずしも本来のNTSC信号
とまったく同じではない。したがって、このNTSC信号に
対しては、本来のNTSC信号と同じ画像再生処理ではな
く、この信号に合った画像再生処理を施す方がより良好
な画像を再生する上で好ましい。
規格の信号であるといっても、必ずしも本来のNTSC信号
とまったく同じではない。したがって、このNTSC信号に
対しては、本来のNTSC信号と同じ画像再生処理ではな
く、この信号に合った画像再生処理を施す方がより良好
な画像を再生する上で好ましい。
しかし、従来は、MUSE信号の信号変換により得られた
NTSC信号を本来のNTSC信号と区別することなく、全く同
じように処理していたため、例えば、静止画時、折返し
ノイズが生じるなどといった問題があった。
NTSC信号を本来のNTSC信号と区別することなく、全く同
じように処理していたため、例えば、静止画時、折返し
ノイズが生じるなどといった問題があった。
（発明が解決しようとする課題） 以上述べたようにMUSE信号をNTSC信号に変換して画像
再生する場合、従来は、信号変換により得られたNTSC信
号を本来のNTSC信号と区別することなく、同じように処
理していたため、本来のNTSC信号の画像再生では見られ
ないような問題が生じることがあった。
再生する場合、従来は、信号変換により得られたNTSC信
号を本来のNTSC信号と区別することなく、同じように処
理していたため、本来のNTSC信号の画像再生では見られ
ないような問題が生じることがあった。
そこで、この発明は、信号変換により得られたNTSC信
号に合った画像再生処理を可能とするテレビジョン信号
処理装置を提供することを目的とする。
号に合った画像再生処理を可能とするテレビジョン信号
処理装置を提供することを目的とする。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するためにこの発明は、第１のテレビ
ジョン信号をこの第１のテレビジョン信号とはアスペク
ト比及び走査線数の異なる第２のテレビジョン信号に変
換する構成に加え、この第２のテレビジョン信号が信号
変換により得られた信号であることを示す識別信号を第
２のテレビジョン信号に重畳する構成を設けるようにし
たものである。
ジョン信号をこの第１のテレビジョン信号とはアスペク
ト比及び走査線数の異なる第２のテレビジョン信号に変
換する構成に加え、この第２のテレビジョン信号が信号
変換により得られた信号であることを示す識別信号を第
２のテレビジョン信号に重畳する構成を設けるようにし
たものである。
（作 用） 上記構成によれば、画像再生時、識別信号を検出する
ことにより、第２のテレビジョン信号が信号変換により
得られた信号か否かを判別することができる。したがっ
て、信号変換により得られた第２のテレビジョン信号に
対して、この信号に合った画像再生処理を行うようにす
ることができる。
ことにより、第２のテレビジョン信号が信号変換により
得られた信号か否かを判別することができる。したがっ
て、信号変換により得られた第２のテレビジョン信号に
対して、この信号に合った画像再生処理を行うようにす
ることができる。
（実施例） 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第１図はこの発明の第１の実施例の構成を示す回路図
である。
である。
図において、MUSE信号は入力端子20を介してMUSE/NTS
C信号変換装置30に供給され、NTSC信号に変換される。
この変換出力はNTSC方式のテレビジョン受信機40に供給
され、画像再生に供される。
C信号変換装置30に供給され、NTSC信号に変換される。
この変換出力はNTSC方式のテレビジョン受信機40に供給
され、画像再生に供される。
MUSE/NTSC変換装置30はMUSE/NTSC信号変換回路31、識
別信号発生回路32、セレクタ33、選択信号発生回路34か
ら成る。
別信号発生回路32、セレクタ33、選択信号発生回路34か
ら成る。
第２図にMUSE/NTSC信号変換回路31の具体的構成の一
例を示す。
例を示す。
図において、MUSE信号は入力端子20を介してA/D変換
回路311に供給され、デジタル信号に変換される。この
変換出力は入力処理回路312により自動レベル制御、ノ
ンリニア伸張、ディエンファシス補正等の処理を施され
る。信号処理回路312の出力は２次元フィールド内内挿
フィルタ313によりフィールド内で内挿処理を受け、デ
ータレートを倍にされる。
回路311に供給され、デジタル信号に変換される。この
変換出力は入力処理回路312により自動レベル制御、ノ
ンリニア伸張、ディエンファシス補正等の処理を施され
る。信号処理回路312の出力は２次元フィールド内内挿
フィルタ313によりフィールド内で内挿処理を受け、デ
ータレートを倍にされる。
内挿フィルタ313の出力は時間軸・走査線変換回路314
に供給され、フィールドメモリを用いて時間軸変換処理
を受けるとともに、走査線を間引くことにより走査線数
の変換処理も受ける。ここで、走査線の変換は、例え
ば、MUSE系の２本の走査線をNTSC系の１本の走査線とす
るような変換である。この場合、上下の走査線がNTSC方
式の有効走査線数との関係から数本切り捨てられてしま
う。
に供給され、フィールドメモリを用いて時間軸変換処理
を受けるとともに、走査線を間引くことにより走査線数
の変換処理も受ける。ここで、走査線の変換は、例え
ば、MUSE系の２本の走査線をNTSC系の１本の走査線とす
るような変換である。この場合、上下の走査線がNTSC方
式の有効走査線数との関係から数本切り捨てられてしま
う。
時間軸・走査線変換回路314の出力は出力処理回路315
により色差信号の線順次デコード、輝度信号と色差信号
の位相合せ等の処理を受ける。出力処理回路315の出力
はNTSCエンコード回路316によりNTSC信号にエンコード
された後、出力端子317に供給される。
により色差信号の線順次デコード、輝度信号と色差信号
の位相合せ等の処理を受ける。出力処理回路315の出力
はNTSCエンコード回路316によりNTSC信号にエンコード
された後、出力端子317に供給される。
識別信号発生回路32は白レベルの輝度信号を識別信号
として発生する。この識別信号はMUSE/NTSC信号変換回
路31の出力とともにセレクタ33に供給される。
として発生する。この識別信号はMUSE/NTSC信号変換回
路31の出力とともにセレクタ33に供給される。
セレクタ33は選択信号発生回路34から出力される選択
信号に基づいて通常はMUSE/NTSC変換回路31の出力を選
択し、垂直帰線消去期間の所定期間だけ識別信号発生回
路32の出力を選択する。
信号に基づいて通常はMUSE/NTSC変換回路31の出力を選
択し、垂直帰線消去期間の所定期間だけ識別信号発生回
路32の出力を選択する。
この様子の一例を第３図に示す。図には、10ライン目
と273ライン目で識別信号を選択する場合を示す。これ
により、10ライン目と273ライン目の信号レベルは黒レ
ベルから白レベルに変更される。
と273ライン目で識別信号を選択する場合を示す。これ
により、10ライン目と273ライン目の信号レベルは黒レ
ベルから白レベルに変更される。
セレクタ33により10ライン目と273ライン目に識別信
号が重畳されたNTSC信号は、NTSC方式のテレビジョン受
信機40の識別信号検出回路41に供給される。この識別信
号検出回路41は入力信号に識別信号が重畳されているか
否かを検出する。これにより、入力信号が本来のNTSC信
号であるか信号変換により得られたNTSC信号であるかが
判定される。
号が重畳されたNTSC信号は、NTSC方式のテレビジョン受
信機40の識別信号検出回路41に供給される。この識別信
号検出回路41は入力信号に識別信号が重畳されているか
否かを検出する。これにより、入力信号が本来のNTSC信
号であるか信号変換により得られたNTSC信号であるかが
判定される。
識別信号検出回路41は入力信号に識別信号が含まれな
い場合（No）は、入力信号をそのまま画像再生・映出回
路42に供給する。これに対し、識別信号が含まれる場合
（Yes）は、入力信号を折返しノイズ除去回路43に供給
する。
い場合（No）は、入力信号をそのまま画像再生・映出回
路42に供給する。これに対し、識別信号が含まれる場合
（Yes）は、入力信号を折返しノイズ除去回路43に供給
する。
折返しノイズ除去回路43は入力信号から静止画時の折
返しノイズを除去する。ここで、折返しノイズとは、第
２図のフィールド内内挿フィルタ313によりフィールド
内内挿のみを行うことにより、静止画伝送時に生じるノ
イズである。なお、テレビジョン受信機40がEDTV対応の
受信機である場合は、多量のメモリを有するため、この
メモリを利用して新たにメモリを増やすことなく、折返
しノイズ除去回路43を簡単に構成することができる。
返しノイズを除去する。ここで、折返しノイズとは、第
２図のフィールド内内挿フィルタ313によりフィールド
内内挿のみを行うことにより、静止画伝送時に生じるノ
イズである。なお、テレビジョン受信機40がEDTV対応の
受信機である場合は、多量のメモリを有するため、この
メモリを利用して新たにメモリを増やすことなく、折返
しノイズ除去回路43を簡単に構成することができる。
折返しノイズの除去された信号は画像再生・映出回路
42に供給される。この画像再生・映出回路42は入力信号
に基づいてNTSC方式の画像を再生する。
42に供給される。この画像再生・映出回路42は入力信号
に基づいてNTSC方式の画像を再生する。
以上述べたようにこの実施例によれば、MUSE信号の信
号変換により得られたNTSC信号に、このNTSC信号が信号
変換により得られたことを示す識別信号を重畳するよう
にしたので、信号変換により得られたNTSC信号に合った
画像再生処理を施すことができる。
号変換により得られたNTSC信号に、このNTSC信号が信号
変換により得られたことを示す識別信号を重畳するよう
にしたので、信号変換により得られたNTSC信号に合った
画像再生処理を施すことができる。
第４図はこの発明の第２の実施例の構成を示す回路図
である。
である。
先の実施例では、信号変換により得られたNTSC信号に
合った画像再生処理を行う例として、折返しノイズの除
去処理を行う場合を説明した。
合った画像再生処理を行う例として、折返しノイズの除
去処理を行う場合を説明した。
これに対してこの実施例では、信号変換時の走査線変
換処理により切り捨てられた上下の走査線を再生する処
理を行う場合を示すものである。
換処理により切り捨てられた上下の走査線を再生する処
理を行う場合を示すものである。
第４図において、MUSE信号は入力端子50を介してMUSE
/NTSC変換装置60に供給され、NTSC信号に変換される。
/NTSC変換装置60に供給され、NTSC信号に変換される。
この変換装置60はMUSE/NTSC信号変換回路61、識別信
号発生回路62、付加情報信号発生回路63、セレクタ64、
選択信号発生回路65を有する。
号発生回路62、付加情報信号発生回路63、セレクタ64、
選択信号発生回路65を有する。
MUSE/NTSC信号変換回路61、識別信号発生回路62はそ
れぞれ第１図のMUSE/NTSC信号変換回路31、識別信号発
生回路32とほぼ同じ構成を有する。
れぞれ第１図のMUSE/NTSC信号変換回路31、識別信号発
生回路32とほぼ同じ構成を有する。
付加情報信号発生回路63は、MUSE/NTSC信号変換回路6
1の時間軸・走査線変換回路314（第２図参照）の走査線
変換処理により切り捨てられた上下の走査線の信号を付
加情報信号として出力する。この付加情報信号はMUSE/N
TSC変換回路61の出力、識別信号発生回路62の出力とと
もに、セレクタ64に供給される。
1の時間軸・走査線変換回路314（第２図参照）の走査線
変換処理により切り捨てられた上下の走査線の信号を付
加情報信号として出力する。この付加情報信号はMUSE/N
TSC変換回路61の出力、識別信号発生回路62の出力とと
もに、セレクタ64に供給される。
セレクタ64は選択信号発生回路65から出力される選択
信号に基づいて、MUSE/NTSC信号変換回路61から出力さ
れるNTSC信号に対して、識別信号発生回路62から出力さ
れる識別信号の他に、付加情報信号発生回路63から出力
される付加情報信号を重畳する。
信号に基づいて、MUSE/NTSC信号変換回路61から出力さ
れるNTSC信号に対して、識別信号発生回路62から出力さ
れる識別信号の他に、付加情報信号発生回路63から出力
される付加情報信号を重畳する。
この重畳の様子を一例を第５図に示す。この例では、
図示の如く、垂直帰線消却期間の10ライン目と273ライ
ン目に識別信号を重畳し、11ライン目から21ライン目ま
でと、274ライン目から284ライン目までに付加情報信号
を重畳するようになっている。
図示の如く、垂直帰線消却期間の10ライン目と273ライ
ン目に識別信号を重畳し、11ライン目から21ライン目ま
でと、274ライン目から284ライン目までに付加情報信号
を重畳するようになっている。
セレクタ64により識別信号と付加情報信号を重畳され
たNTSC信号は、テレビジョン受信機70の識別信号検出回
路71と画像再生・映出回路72に供給される。識別信号発
生回路71は入力信号から識別信号を検出することによ
り、入力信号が信号変換により得られたものであるか否
かを判定する。そして、信号変換により得られたもので
ある場合（Yes）は、垂直偏向圧縮回路73を駆動する。
これにより、通常、第６図（ａ）のように映出されてい
る垂直偏向が、同図（ｂ）のように圧縮される。その結
果、第５図の11ライン目から21ライン目までと、274ラ
イン目から284ライン目までに重畳された付加情報信号
による画像が画面上に現れる。
たNTSC信号は、テレビジョン受信機70の識別信号検出回
路71と画像再生・映出回路72に供給される。識別信号発
生回路71は入力信号から識別信号を検出することによ
り、入力信号が信号変換により得られたものであるか否
かを判定する。そして、信号変換により得られたもので
ある場合（Yes）は、垂直偏向圧縮回路73を駆動する。
これにより、通常、第６図（ａ）のように映出されてい
る垂直偏向が、同図（ｂ）のように圧縮される。その結
果、第５図の11ライン目から21ライン目までと、274ラ
イン目から284ライン目までに重畳された付加情報信号
による画像が画面上に現れる。
この実施例においても、上述したように、識別信号に
よりNTSC信号が信号変換により得られたものか否かを判
別するようにしたので、信号変換により得られたNTSC信
号に合った画像再生処理を行うことができる。
よりNTSC信号が信号変換により得られたものか否かを判
別するようにしたので、信号変換により得られたNTSC信
号に合った画像再生処理を行うことができる。
以上この発明の実施例を２つ説明したが、この発明は
このような実施例に限定されるものではない。
このような実施例に限定されるものではない。
例えば、先の実施例では、識別信号として白レベルの
輝度信号を用いる場合を説明したが、受信機側で検出で
きるものであれば、これ以外の信号を用いてもよい。
輝度信号を用いる場合を説明したが、受信機側で検出で
きるものであれば、これ以外の信号を用いてもよい。
また、先の実施例では、識別信号を10ライン目と273
ライン目に重畳する場合を説明したが、これ以外の場所
に重畳するようにしてもよい。
ライン目に重畳する場合を説明したが、これ以外の場所
に重畳するようにしてもよい。
また、先の実施例では、信号変換により得られたNTSC
信号に合った画像再生処理として折返しノイズ除去処理
と、切り捨てられた走査線の再生処理を行う場合を説明
したが、これ以外の処理を行うようにしてもよい。
信号に合った画像再生処理として折返しノイズ除去処理
と、切り捨てられた走査線の再生処理を行う場合を説明
したが、これ以外の処理を行うようにしてもよい。
また、先の実施例えは、MUSE信号からNTSC信号への変
換にこの発明を適用する場合を説明したが、この発明
は、第１のテレビジョン信号をこの第１のテレビジョン
信号とはアスペクト比及び走査線が異なる第２のテレビ
ジョン信号に変換する場合一般に適用することができ
る。
換にこの発明を適用する場合を説明したが、この発明
は、第１のテレビジョン信号をこの第１のテレビジョン
信号とはアスペクト比及び走査線が異なる第２のテレビ
ジョン信号に変換する場合一般に適用することができ
る。
この他にこの発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
様々変形実施可能なことは勿論である。
様々変形実施可能なことは勿論である。
［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、信号変換により
得られたテレビジョン信号であることを示す識別信号を
このテレビジョン信号に重畳するようしたので、信号変
換により得られたテレビジョン信号に合った画像再生処
理を行うことができる。
得られたテレビジョン信号であることを示す識別信号を
このテレビジョン信号に重畳するようしたので、信号変
換により得られたテレビジョン信号に合った画像再生処
理を行うことができる。
第１図はこの発明の第１の実施例の構成を示す回路図、
第２図は第１図に示すMUSE/NTSC信号変換回路の具体的
構成の一例を示す回路図、第３図は第１図の動作を説明
するためのタイミングチャート、第４図はこの発明の第
２の実施例の構成を示す回路図、第５図は第４図の回路
の動作を説明するためのタイミングチャート、第６図は
第５図の回路の動作を説明するための図、第７図は従来
のテレビジョン信号処理装置の構成を示す回路図であ
る。 20,50……入力端子、30,60……MUSE/NTSC信号変換装
置、31,61……MUSE/NTSC信号変換回路、32,62……識別
信号発生回路、33,64……セレクタ、34,65……選択信号
発生回路、40,70……NTSCテレビジョン受信機、41,71…
…識別信号検出回路、42,72……画像再生・映出回路、4
3……折返しノイズ除去回路、63……付加情報信号発生
回路、73……垂直偏向圧縮回路。
第２図は第１図に示すMUSE/NTSC信号変換回路の具体的
構成の一例を示す回路図、第３図は第１図の動作を説明
するためのタイミングチャート、第４図はこの発明の第
２の実施例の構成を示す回路図、第５図は第４図の回路
の動作を説明するためのタイミングチャート、第６図は
第５図の回路の動作を説明するための図、第７図は従来
のテレビジョン信号処理装置の構成を示す回路図であ
る。 20,50……入力端子、30,60……MUSE/NTSC信号変換装
置、31,61……MUSE/NTSC信号変換回路、32,62……識別
信号発生回路、33,64……セレクタ、34,65……選択信号
発生回路、40,70……NTSCテレビジョン受信機、41,71…
…識別信号検出回路、42,72……画像再生・映出回路、4
3……折返しノイズ除去回路、63……付加情報信号発生
回路、73……垂直偏向圧縮回路。
Claims (4)
- 【請求項１】第１のテレビジョン信号をこの第１のテレ
ビジョン信号とはアスペクト比及び走査線数の異なる第
２のテレビジョン信号に変換する信号変換手段と、 上記第２のテレビジョン信号が上記信号変換手段の信号
変換により得られた信号であることを示す識別信号を発
生する識別信号発生手段と、 この識別信号発生手段から出力される識別信号を上記信
号変換手段から出力される第２のテレビジョン信号に重
畳する識別信号重畳手段と を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理装
置。 - 【請求項２】第１のテレビジョン信号とはアスペクト比
及び走査線数の異なる第２のテレビジョン信号を画像再
生処理するものであって、 上記第２のテレビジョン信号は、上記第１のテレビジョ
ン信号の信号変換によって得られたものである場合は、
この信号変換により得られたものであることを示す識別
信号を重畳されているテレビジョン信号処理装置におい
て、 入力される上記第２のテレビジョン信号から上記識別信
号を検出することにより、この入力信号が上記第１のテ
レビジョン信号の信号変換により得られたものであるか
否かを判定する信号判定手段と、 この信号判定手段の判定出力に基づいて、入力される上
記第２のテレビジョン信号に対する画像再生処理の内容
を切り換える切換え手段と を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理装
置。 - 【請求項３】第１のテレビジョン信号をこの第１のテレ
ビジョン信号とはアスペクト比及び走査線数の異なる第
２のテレビジョン信号に変換する信号変換手段と、 上記第２のテレビジョン信号が上記信号変換手段の信号
変換により得られた信号であることを示す識別信号を発
生する識別信号発生手段と、 上記信号変換手段から出力される第２のテレビジョン信
号の画像再生処理に供される付加情報信号を発生する付
加情報信号発生手段と、 上記識別信号発生手段から出力される識別信号と上記付
加情報信号発生手段から出力される付加情報信号を上記
信号変換手段から出力される第２のテレビジョン信号に
重畳する信号重畳手段と を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理装
置。 - 【請求項４】第１のテレビジョン信号とはアスペクト比
及び走査線数の異なる第２のテレビジョン信号を画像再
生処理するものであって、 この第２のテレビジョン信号は、上記第１のテレビジョ
ン信号の信号変換によって得られたものである場合は、
この信号変換により得られたものであることを示す識別
信号と画像再生処理に供される付加情報信号を重畳され
ているテレビジョン信号処理装置において、 入力される上記第２のテレビジョン信号から上記識別信
号を検出することにより、この入力信号が上記第１のテ
レビジョン信号の信号変換により得られたものであるか
否かを判定する信号判定手段と、 この信号判定手段によって入力信号が上記信号変換によ
り得られたものであると判定された場合は、画像再生処
理を上記付加情報信号を用いた処理に切り換える切換え
手段と を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2240118A JP2944173B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | テレビジョン信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2240118A JP2944173B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | テレビジョン信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120987A JPH04120987A (ja) | 1992-04-21 |
| JP2944173B2 true JP2944173B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17054760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2240118A Expired - Fee Related JP2944173B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | テレビジョン信号処理装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2944173B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP2240118A patent/JP2944173B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04120987A (ja) | 1992-04-21 |
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