JPH1093712A - 交換機システムにおける発信加入者情報通知システム - Google Patents
交換機システムにおける発信加入者情報通知システムInfo
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- JPH1093712A JPH1093712A JP9140320A JP14032097A JPH1093712A JP H1093712 A JPH1093712 A JP H1093712A JP 9140320 A JP9140320 A JP 9140320A JP 14032097 A JP14032097 A JP 14032097A JP H1093712 A JPH1093712 A JP H1093712A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】交換機と独立に備えられる加入者収容装置に収
容される加入者端末の種類及び有線接続か、無線接続か
にかかわらず、発信加入者番号等の情報を着信加入者に
通知し得る、発信加入者情報の通知システムを提供す
る。 【解決手段】交換機と独立に備えられる加入者収容装置
に収容される加入者端末の種類及び有線接続か、無線接
続かにかかわらず、発信加入者番号等の情報を着信加入
者に通知する。かかる発信加入者情報の通知システム
は、交換機と複数の加入者端末を収容し、該交換機と独
立して配置される加入者収容装置を有し、該加入者端末
に着信がある時、該加入者収容装置は、発信加入者情報
を含むシグナルメッセージを該交換機から受信した後、
該着信加入者端末にリンギングを送り、該交換機から送
られる発信加入者端末の情報を該加入者収容装置に送出
する。
容される加入者端末の種類及び有線接続か、無線接続か
にかかわらず、発信加入者番号等の情報を着信加入者に
通知し得る、発信加入者情報の通知システムを提供す
る。 【解決手段】交換機と独立に備えられる加入者収容装置
に収容される加入者端末の種類及び有線接続か、無線接
続かにかかわらず、発信加入者番号等の情報を着信加入
者に通知する。かかる発信加入者情報の通知システム
は、交換機と複数の加入者端末を収容し、該交換機と独
立して配置される加入者収容装置を有し、該加入者端末
に着信がある時、該加入者収容装置は、発信加入者情報
を含むシグナルメッセージを該交換機から受信した後、
該着信加入者端末にリンギングを送り、該交換機から送
られる発信加入者端末の情報を該加入者収容装置に送出
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者収容装置
(Access Network)に収容される加入者
端末に、発信加入者の情報を通知するサービスシステム
に関する。
(Access Network)に収容される加入者
端末に、発信加入者の情報を通知するサービスシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機(Switch)システムにおい
て、着信加入者に発信加入者の電話番号等を通知するサ
ービスは、既にISDNを経由する場合については、標
準化されている。また、アナログ加入者については、呼
び出し音と呼び出し音の間にかかる発信加入者の電話番
号の通知を行なう機能を加入者回路に備えることが提案
されている。
て、着信加入者に発信加入者の電話番号等を通知するサ
ービスは、既にISDNを経由する場合については、標
準化されている。また、アナログ加入者については、呼
び出し音と呼び出し音の間にかかる発信加入者の電話番
号の通知を行なう機能を加入者回路に備えることが提案
されている。
【0003】ここで、加入者収容装置の機能は、これま
で交換機と一体に収容されていたが、接続される加入者
端末の多様性及び、加入者端末(Subscriber
Termina1)と交換機(Local Exch
ange)との間の距離が長い場合等を理由として、加
入者収容装置を、交換機から独立した装置とすることが
提案されている。かかる場合、独立した加入者収容装置
と交換機との間を通信するためにインタフェースが必要
となるが、インタフェース(V5)が標準インタフェー
スとして、採用されつつある。
で交換機と一体に収容されていたが、接続される加入者
端末の多様性及び、加入者端末(Subscriber
Termina1)と交換機(Local Exch
ange)との間の距離が長い場合等を理由として、加
入者収容装置を、交換機から独立した装置とすることが
提案されている。かかる場合、独立した加入者収容装置
と交換機との間を通信するためにインタフェースが必要
となるが、インタフェース(V5)が標準インタフェー
スとして、採用されつつある。
【0004】この標準インタフェース(V5)は、欧州
においてETSIにより規定され、更に国際電気通信連
合(ITU)により国際標準とされている。
においてETSIにより規定され、更に国際電気通信連
合(ITU)により国際標準とされている。
【0005】更に、標準インタフェース(V5)は、交
換機と加入者端末を収容する加入者収容装置との間のイ
ンタフェースの標準化をはかることにより、ネットワー
ク運用者(PTT)に対して、加入者収容装置の選択範
囲あるいは、ネットワーク構築時間の短縮が図れるとい
うメリットを生じさせる。
換機と加入者端末を収容する加入者収容装置との間のイ
ンタフェースの標準化をはかることにより、ネットワー
ク運用者(PTT)に対して、加入者収容装置の選択範
囲あるいは、ネットワーク構築時間の短縮が図れるとい
うメリットを生じさせる。
【0006】このために、ネットワーク運用者(PT
T)は、積極的にかかる標準インタフェース(V5)の
採用を意図している。しかし、この場合、上記の着信加
入者に対する発信者の番号を通知するサービスに対する
対応は、考えられておらず、着信加入者は、発信者の番
号通知のサービスを受けることができない。
T)は、積極的にかかる標準インタフェース(V5)の
採用を意図している。しかし、この場合、上記の着信加
入者に対する発信者の番号を通知するサービスに対する
対応は、考えられておらず、着信加入者は、発信者の番
号通知のサービスを受けることができない。
【0007】更に、近年加入者端末として、携帯電話等
の無線端末が普及し始めている。したがって、無線端末
が加入者収容装置に収容される場合は、かかる無線端末
に対するインタフェース機能は、加入者収容装置に収容
される加入者端末と有線で接続される場合とインタフェ
ース機能は、異なる構成である。
の無線端末が普及し始めている。したがって、無線端末
が加入者収容装置に収容される場合は、かかる無線端末
に対するインタフェース機能は、加入者収容装置に収容
される加入者端末と有線で接続される場合とインタフェ
ース機能は、異なる構成である。
【0008】従って、これまでの状況において、加入者
収容装置に収容される加入者端末がアナログ加入者であ
るか、ISDN加入者であるか、更に加入者収容装置と
加入者端末とが有線で接続されるか、あるいは無線で接
続されるかによっていかなるプロトコルでの対応が可能
であるかが相違する。
収容装置に収容される加入者端末がアナログ加入者であ
るか、ISDN加入者であるか、更に加入者収容装置と
加入者端末とが有線で接続されるか、あるいは無線で接
続されるかによっていかなるプロトコルでの対応が可能
であるかが相違する。
【0009】特に、加入者収容装置に収容される加入者
端末がアナログ加入者であり、且つ無線で接続される場
合は、プロトコルが定められていない状況にある。
端末がアナログ加入者であり、且つ無線で接続される場
合は、プロトコルが定められていない状況にある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、交換機と独立に備えられる加入者収容装置に収
容される加入者端末の種類及び有線接続か、無線接続か
にかかわらず、発信加入者番号等の情報を着信加入者に
通知し得る、発信加入者情報の通知システムを提供する
ことにある。
目的は、交換機と独立に備えられる加入者収容装置に収
容される加入者端末の種類及び有線接続か、無線接続か
にかかわらず、発信加入者番号等の情報を着信加入者に
通知し得る、発信加入者情報の通知システムを提供する
ことにある。
【0011】更に本発明の目的は、加入者収容装置に収
容される着信加入者に、発信加入者の加入者番号だけで
なく、発信日付、時刻、発信加入者氏名等の情報を通知
する、発信加入者情報の通知システムを提供することに
ある。
容される着信加入者に、発信加入者の加入者番号だけで
なく、発信日付、時刻、発信加入者氏名等の情報を通知
する、発信加入者情報の通知システムを提供することに
ある。
【0012】更に、本発明の目的は、交換機と標準イン
タフェース(V5)で接続される加入者収容装置に収容
される無線加入者端末の着信加入者に、有線加入者端末
の着信加入者と同様に、発信加入者番号等の情報を通知
し得る、発信加入者情報の通知システムを提供すること
にある。
タフェース(V5)で接続される加入者収容装置に収容
される無線加入者端末の着信加入者に、有線加入者端末
の着信加入者と同様に、発信加入者番号等の情報を通知
し得る、発信加入者情報の通知システムを提供すること
にある。
【0013】更なる本発明の目的は、以下の図面を参照
して行う発明の好ましい実施の形態の説明からも明らか
となる。
して行う発明の好ましい実施の形態の説明からも明らか
となる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を達成
する本発明に従う発信加入者情報通知システムは、交換
機と、複数の加入者端末を収容し、該交換機と独立して
配置される加入者収容装置を有し、加入者端末に着信が
ある時、加入者収容装置は、発信加入者情報を含むシグ
ナルメッセージを該交換機から受信した後、着信加入者
端末にリンギングを送り、交換機から送られる発信加入
者端末の情報を該加入者収容装置に送出することを特徴
とする。
する本発明に従う発信加入者情報通知システムは、交換
機と、複数の加入者端末を収容し、該交換機と独立して
配置される加入者収容装置を有し、加入者端末に着信が
ある時、加入者収容装置は、発信加入者情報を含むシグ
ナルメッセージを該交換機から受信した後、着信加入者
端末にリンギングを送り、交換機から送られる発信加入
者端末の情報を該加入者収容装置に送出することを特徴
とする。
【0015】さらに、1の実施の形態として、前記発信
加入者端末の情報は、発信加入者の電番及び発信加入者
名を含むことを特徴とする。
加入者端末の情報は、発信加入者の電番及び発信加入者
名を含むことを特徴とする。
【0016】また、前記交換機はV5インタフェースを
有し、前記加入者収容装置とPCM30の伝送路により
接続される。
有し、前記加入者収容装置とPCM30の伝送路により
接続される。
【0017】さらにまた、前記において、前記交換機か
ら発信加入者端末の情報を加入者収容装置に送出するフ
ォーマットは、公衆交換電話網プロトコルに従って構成
され、情報の識別コード、情報の長さ及び情報内容を有
することを特徴とする。
ら発信加入者端末の情報を加入者収容装置に送出するフ
ォーマットは、公衆交換電話網プロトコルに従って構成
され、情報の識別コード、情報の長さ及び情報内容を有
することを特徴とする。
【0018】さらに、前記情報内容は、少なくとも発信
加入者の電話番号を有することを特徴とする。
加入者の電話番号を有することを特徴とする。
【0019】また、前記交換機は、加入者管理テーブル
を有し、該加入者管理テーブルに着信加入者が、着信番
号通知サービスの加入者であるか否かの表示と、該着信
加入者のタイプを表示する情報を含むことを特徴とす
る。
を有し、該加入者管理テーブルに着信加入者が、着信番
号通知サービスの加入者であるか否かの表示と、該着信
加入者のタイプを表示する情報を含むことを特徴とす
る。
【0020】さらにまた、前記着信加入者のタイプを表
示する情報は、着信加入者がアナログ端末であるかIS
DN端末であるか、及び前記加入者収容装置と有線接続
されるか無線接続されるかを表示することを特徴とす
る。
示する情報は、着信加入者がアナログ端末であるかIS
DN端末であるか、及び前記加入者収容装置と有線接続
されるか無線接続されるかを表示することを特徴とす
る。
【0021】さらに、前記交換機は、加入者収容装置に
着信設定要求を送り、着信要求を受信した該加入者収容
装置は、着信加入者が着信番号通知サービスの加入者で
ある場合は、直ちにリンギングを行なわずに、発信加入
者情報を含むシグナルメッセージを該交換機から受信し
た後、リンギングを行うようにしたことを特徴とする。
着信設定要求を送り、着信要求を受信した該加入者収容
装置は、着信加入者が着信番号通知サービスの加入者で
ある場合は、直ちにリンギングを行なわずに、発信加入
者情報を含むシグナルメッセージを該交換機から受信し
た後、リンギングを行うようにしたことを特徴とする。
【0022】また、前記着信加入者のタイプが、前記加
入者収容装置と無線接統される端未である場合には、前
記加入者収容装置から無線加入者端末に発信加入者情報
を送るメッセージは、各々の無線方式の規格に従うこと
を特徴とする。
入者収容装置と無線接統される端未である場合には、前
記加入者収容装置から無線加入者端末に発信加入者情報
を送るメッセージは、各々の無線方式の規格に従うこと
を特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。尚、図において同一または、類
似のものには、同一の参照数字または、参照記号を付し
て説明する。
実施の形態を説明する。尚、図において同一または、類
似のものには、同一の参照数字または、参照記号を付し
て説明する。
【0024】図1は、本発明の発信加入者情報の通知シ
ステムを適用する一実施の形態を示すブロック図であ
る。図において、既存のISDN対応の交換機1、2が
回線を通して接続されている。複数の加入者が加入者集
線装置(SLC)16を通して交換機1に収容されてい
る。図の例では、交換機1に、加入者集線装置(SL
C)16を通して発信(Calling)加入者Aを収
容し、交換機2は着信(Ca11ed)加入者Bを収容
する加入者収容装置3が接続されている。
ステムを適用する一実施の形態を示すブロック図であ
る。図において、既存のISDN対応の交換機1、2が
回線を通して接続されている。複数の加入者が加入者集
線装置(SLC)16を通して交換機1に収容されてい
る。図の例では、交換機1に、加入者集線装置(SL
C)16を通して発信(Calling)加入者Aを収
容し、交換機2は着信(Ca11ed)加入者Bを収容
する加入者収容装置3が接続されている。
【0025】発信加入者Aの情報は、後に図8により説
明するように公衆交換電話網(PSTN:Public
Switched Telephone Netwo
rk)プロトコルに従う情報フォーマットによって、交
換機1の呼プロセッサ(CPR)及びメインプロセッサ
(MPR)のブロック15(以下、単にCPR/MPR
15という)から、交換機1のデジタルスイッチモジュ
ール(DSM)14、デジタルターミナル(DT)1
0、及び交換機2のデジタルターミナル(DT)10、
デジタルスイッチモジュール(DSM)14を通して対
応する交換機1のCPR/MPR15に送られる(ステ
ップSS1)。
明するように公衆交換電話網(PSTN:Public
Switched Telephone Netwo
rk)プロトコルに従う情報フォーマットによって、交
換機1の呼プロセッサ(CPR)及びメインプロセッサ
(MPR)のブロック15(以下、単にCPR/MPR
15という)から、交換機1のデジタルスイッチモジュ
ール(DSM)14、デジタルターミナル(DT)1
0、及び交換機2のデジタルターミナル(DT)10、
デジタルスイッチモジュール(DSM)14を通して対
応する交換機1のCPR/MPR15に送られる(ステ
ップSS1)。
【0026】一方、発信加入者Aの情報を受け取った交
換機2のCPR/MPR15は、その情報をラインスイ
ッチ(LSW)11を通して、配下のラインプロセッサ
(LPR:Line Processor)12に渡す
(ステップSS2)。
換機2のCPR/MPR15は、その情報をラインスイ
ッチ(LSW)11を通して、配下のラインプロセッサ
(LPR:Line Processor)12に渡す
(ステップSS2)。
【0027】交換機2のラインプロセッサ12は、ライ
ンプロセッサ12に付帯する図示しないメモリに格納さ
れる加入者管理テーブルから、後に図13A〜Cに説明
する着信加入者のデータを読み取り、交換機2と加入者
収容装置3との間の例えば、標準インタフェースV5で
転送できるように、受信した情報の加工を行なう(ステ
ップSS3)。
ンプロセッサ12に付帯する図示しないメモリに格納さ
れる加入者管理テーブルから、後に図13A〜Cに説明
する着信加入者のデータを読み取り、交換機2と加入者
収容装置3との間の例えば、標準インタフェースV5で
転送できるように、受信した情報の加工を行なう(ステ
ップSS3)。
【0028】次いで、加工された情報は、シグナルメッ
セージとして、シグナリングカード(SGC:Sign
alling Card)13に送られる(ステップS
S4)。シグナリングカード13は、かかるシグナルメ
ッセージを後に説明する図8のレイヤ2のPSTN形式
に変換して、ラインスイッチ11及びデジタルターミナ
ル(DT)10を経由して、V5プロトコルに従いPC
M30の回線に送り出され、加入者収容装置(AN)3
に送られる(ステップSS5)。
セージとして、シグナリングカード(SGC:Sign
alling Card)13に送られる(ステップS
S4)。シグナリングカード13は、かかるシグナルメ
ッセージを後に説明する図8のレイヤ2のPSTN形式
に変換して、ラインスイッチ11及びデジタルターミナ
ル(DT)10を経由して、V5プロトコルに従いPC
M30の回線に送り出され、加入者収容装置(AN)3
に送られる(ステップSS5)。
【0029】したがって、加入者収容装置(AN)3に
どのような加入者端末が接続されるかにかかわらず、本
発明により発信加入者情報を加入者収容装置(AN)3
側に送ることができるようになる。
どのような加入者端末が接続されるかにかかわらず、本
発明により発信加入者情報を加入者収容装置(AN)3
側に送ることができるようになる。
【0030】図2、図3は、それぞれ有線により加入者
端末が接続される加入者収容装置(AN)3及び無線に
より加入者端末が接続される加入者収容装置3の構成例
である。共にV5インタフェースプロトコルを処理する
スタック20を有し、レイヤ1〜3に対するインタフェ
ース機能を有する。
端末が接続される加入者収容装置(AN)3及び無線に
より加入者端末が接続される加入者収容装置3の構成例
である。共にV5インタフェースプロトコルを処理する
スタック20を有し、レイヤ1〜3に対するインタフェ
ース機能を有する。
【0031】更に、レイヤ1即ち、物理層対応の信号変
換回路21を有する。図2の加入者収容装置(AN)3
の場合は、加入者回路22を有して加入者端末25と接
続される。一方、図3の加入者収容装置3の場合は、無
線チャネル制御回路23及び無線信号回路24を有し、
無線チャネルの設定及び無線信号により無線加入者端末
26と接続される。
換回路21を有する。図2の加入者収容装置(AN)3
の場合は、加入者回路22を有して加入者端末25と接
続される。一方、図3の加入者収容装置3の場合は、無
線チャネル制御回路23及び無線信号回路24を有し、
無線チャネルの設定及び無線信号により無線加入者端末
26と接続される。
【0032】上記構成において、本発明に従う発信加入
者情報の通知シーケンスと通知の内容について、更に詳
細に説明する。図4は、本発明に従うシーケンスフロー
である。図1に対応して、加入者端末Aが発信加入者端
未となり、加入者端未Bが着信加入者端末となる。
者情報の通知シーケンスと通知の内容について、更に詳
細に説明する。図4は、本発明に従うシーケンスフロー
である。図1に対応して、加入者端末Aが発信加入者端
未となり、加入者端未Bが着信加入者端末となる。
【0033】図において、加入者端末A(Sub A)
と交換機1(LE1)との間の通信は、ITU−Tで制
定されているデジタル加入者線信号方式(Digita
lSubscriber Signalling sy
stem)No.1(DSS1)のプロトコル、交換機
1と交換機2(LE2)の間はISUP(ISDNUs
er Port)プロトコル、及び交換機2と加入者収
容装置3との問はV5プロトコルに従いインタフェース
されている。一方、加入者収容装置3と加入者端未Bの
問のインタフェースは、加入者収容装置3のタイプによ
って異なる。
と交換機1(LE1)との間の通信は、ITU−Tで制
定されているデジタル加入者線信号方式(Digita
lSubscriber Signalling sy
stem)No.1(DSS1)のプロトコル、交換機
1と交換機2(LE2)の間はISUP(ISDNUs
er Port)プロトコル、及び交換機2と加入者収
容装置3との問はV5プロトコルに従いインタフェース
されている。一方、加入者収容装置3と加入者端未Bの
問のインタフェースは、加入者収容装置3のタイプによ
って異なる。
【0034】今、加入者端未Aが、オフフックされる
と、呼設定を指示するセットアップ指令(SET U
P)が交換機1に送られる。交換機1からこれに対し、
呼作成進行中の応答(CALL PROC)が返される
(ステップS1)。
と、呼設定を指示するセットアップ指令(SET U
P)が交換機1に送られる。交換機1からこれに対し、
呼作成進行中の応答(CALL PROC)が返される
(ステップS1)。
【0035】次いで、交換機1から交換機2に対し、セ
ットアップに対応するアドレスメッセージ(IAM:I
nitial Address Message)を送
り、これに対し、交換機2から交換機1に呼設定確認で
あるアドレス完了メッセージACMが返送される(ステ
ップS2)。
ットアップに対応するアドレスメッセージ(IAM:I
nitial Address Message)を送
り、これに対し、交換機2から交換機1に呼設定確認で
あるアドレス完了メッセージACMが返送される(ステ
ップS2)。
【0036】交換機2は、加入者収容装置3に通話パス
割り当てを要求するコマンドであるアロケーションを送
り、これに対し、通話パス割り当てが完了すると、アロ
ケーション完了が加入者収容装置3から返送される(ス
テップS3)。
割り当てを要求するコマンドであるアロケーションを送
り、これに対し、通話パス割り当てが完了すると、アロ
ケーション完了が加入者収容装置3から返送される(ス
テップS3)。
【0037】パスが設定されると、加入者収容装置3に
対し、交換機2から着信設定要求(ESTABLIS
H)が送られる(ステップS4)。ここで、本発明に従
う構成では、着信加入者Bが、加入者番号通知サービス
(CLIP:CallingLine Identif
ication Presentation)の加入者
でない場合は、ただちにリンギング呼び出しが送られる
(ステップS6−0)。
対し、交換機2から着信設定要求(ESTABLIS
H)が送られる(ステップS4)。ここで、本発明に従
う構成では、着信加入者Bが、加入者番号通知サービス
(CLIP:CallingLine Identif
ication Presentation)の加入者
でない場合は、ただちにリンギング呼び出しが送られる
(ステップS6−0)。
【0038】ここで、交換機2のラインプロセッサ12
に付帯する図示しないメモリに図13A〜Cに示す加入
者管理テーブルが格納されている。これにより、着信加
入者が付加サービスである加入者番号通知サービスに加
入しているか否かか判断できる(図13参照)。
に付帯する図示しないメモリに図13A〜Cに示す加入
者管理テーブルが格納されている。これにより、着信加
入者が付加サービスである加入者番号通知サービスに加
入しているか否かか判断できる(図13参照)。
【0039】加入者番号通知サービスの加入者の場合
は、図4のフローに示されるように、直ちに加入者Bに
リンギング呼び出しを送ることは行われない。加入者番
号通知サービスの加入者の場合は、次いで本発明に従い
発信加入者情報がシグナル送出及びシグナルACK返送
の形式で交換機2から加入者収容装置3に送られる(ス
テップS6)。
は、図4のフローに示されるように、直ちに加入者Bに
リンギング呼び出しを送ることは行われない。加入者番
号通知サービスの加入者の場合は、次いで本発明に従い
発信加入者情報がシグナル送出及びシグナルACK返送
の形式で交換機2から加入者収容装置3に送られる(ス
テップS6)。
【0040】この後、加入者収容装置3から着信加入者
端末Bに対し、発信加入者情報を含むリンギング呼び出
しを送る(ステップS6)。次いで、着信設定要求(E
STABLISH)(ステップS4)に対し、着信設定
要求確認(ESTABLISH ACK)が返送される
(ステップS7)。
端末Bに対し、発信加入者情報を含むリンギング呼び出
しを送る(ステップS6)。次いで、着信設定要求(E
STABLISH)(ステップS4)に対し、着信設定
要求確認(ESTABLISH ACK)が返送される
(ステップS7)。
【0041】この着信設定要求確認(ESTABLIS
H ACK)に応じて、交換機2から交換機1に対し、
呼経過メッセージ(CPG:Call Progres
sMessage)が送られ、交換機1から加入者端末
Aに対し、呼出(Alerting)を示すALERT
と共にリングバックトーンRBTが送られる(ステップ
S8)。
H ACK)に応じて、交換機2から交換機1に対し、
呼経過メッセージ(CPG:Call Progres
sMessage)が送られ、交換機1から加入者端末
Aに対し、呼出(Alerting)を示すALERT
と共にリングバックトーンRBTが送られる(ステップ
S8)。
【0042】加入者端末装置Bからリンギング呼び出し
(ステップS6または、ステップS6−0)に対する応
答(ANSWER)か送られると、加入者収容装置3か
ら、交換機2にシグナルが送られ、交換機2から交換機
1に応答メッセージ(ANM:Answer Mess
age)が送られる。
(ステップS6または、ステップS6−0)に対する応
答(ANSWER)か送られると、加入者収容装置3か
ら、交換機2にシグナルが送られ、交換機2から交換機
1に応答メッセージ(ANM:Answer Mess
age)が送られる。
【0043】更に、交換機1から加入者端未装置Aに対
し、呼接続(CONN:Connect)が通知され、
加入者端未装置Aから交換機1に対し、呼接続確認(C
ONN ACK)が返送される(ステップS9)。
し、呼接続(CONN:Connect)が通知され、
加入者端未装置Aから交換機1に対し、呼接続確認(C
ONN ACK)が返送される(ステップS9)。
【0044】これにより加入者端未装置Aと加入者端末
装置Bとの間で通話が開始され、通信中(ACTIV
E)となる(ステップS10)。
装置Bとの間で通話が開始され、通信中(ACTIV
E)となる(ステップS10)。
【0045】次に、加入者収容装置3と加入者端末Bと
の間の詳細シーケンスを図5により説明する。尚、図5
では、加入者端未Bが、無線加入者端未であり、更に加
入者情報通知サービス(CLIP)の加入者端末である
場合を想定して説明する。
の間の詳細シーケンスを図5により説明する。尚、図5
では、加入者端未Bが、無線加入者端未であり、更に加
入者情報通知サービス(CLIP)の加入者端末である
場合を想定して説明する。
【0046】基本的シーケンスとして、加入者端末装置
Aから加入者収容装置3までの間のシーケンスフロー
は、図4の場合と同様である。したがって、図5には、
交煥機2から加入者端末装置Bの間のシーケンスフロー
のみを示し、図4のシーケンスに対応するシーケンスに
は同一のフロー番号を付してある。
Aから加入者収容装置3までの間のシーケンスフロー
は、図4の場合と同様である。したがって、図5には、
交煥機2から加入者端末装置Bの間のシーケンスフロー
のみを示し、図4のシーケンスに対応するシーケンスに
は同一のフロー番号を付してある。
【0047】交換機2から着信設定要求(BSTABL
ISH)が送られる(ステップS4)と、加入者収容装
置3から加入者端末装置Bに呼び出し要求であるページ
ャ要求(PAG REQ)が送られる。一方、加入者端
末装置Bから、制御チャネル割り当て要求(CHAN
REQ)が交換機2に送られる(ステップS20)。
ISH)が送られる(ステップS4)と、加入者収容装
置3から加入者端末装置Bに呼び出し要求であるページ
ャ要求(PAG REQ)が送られる。一方、加入者端
末装置Bから、制御チャネル割り当て要求(CHAN
REQ)が交換機2に送られる(ステップS20)。
【0048】したがって、交換機2は、制御チャネル割
り当て要求(CHAN REQ)に対し、制御チャネル
割り当て(IMM ASSIGN)を加入者端末装置B
に送る。次いで、加入者端末装置Bからページャ要求に
対する応答(PAG RES)を交換機2に返送する
(ステップS21)。
り当て要求(CHAN REQ)に対し、制御チャネル
割り当て(IMM ASSIGN)を加入者端末装置B
に送る。次いで、加入者端末装置Bからページャ要求に
対する応答(PAG RES)を交換機2に返送する
(ステップS21)。
【0049】次に、本発明に従う発信加入者情報が交換
機2から加入者収容装置3に対し、送られる(ステップ
S5)。更に、加入者収容装置3から、呼作成要求(S
ETUP)が加入者端末Bに対し送られる。
機2から加入者収容装置3に対し、送られる(ステップ
S5)。更に、加入者収容装置3から、呼作成要求(S
ETUP)が加入者端末Bに対し送られる。
【0050】この要求に対し、加入者端末装置Bにおい
て、リンギングと発信加入者情報(CLIP:Call
ing Line Identification P
resentation)の表示を行ない(ステップS
6)、呼確立通知(CALLCOMP)を加入者収容装
置3に送る(ステップS22)。
て、リンギングと発信加入者情報(CLIP:Call
ing Line Identification P
resentation)の表示を行ない(ステップS
6)、呼確立通知(CALLCOMP)を加入者収容装
置3に送る(ステップS22)。
【0051】次に、加入者収容装置3は、呼確立通知を
受けると、通話チャネルの割付指合ASSlGN CM
D)を加入者端末装置Bに送り、これに対して通話チャ
ネルの割付完了(ASSIGN COM)が返送される
(ステップS23)。更に呼び出し中である表示(AL
ERT)が加入者収容装置3に送られる。次いで、着信
設定要求(BSTABLISH)に対する着信設定要求
確認(ESTABLIS HACK)が交換機2に送ら
れる(ステップS7)。
受けると、通話チャネルの割付指合ASSlGN CM
D)を加入者端末装置Bに送り、これに対して通話チャ
ネルの割付完了(ASSIGN COM)が返送される
(ステップS23)。更に呼び出し中である表示(AL
ERT)が加入者収容装置3に送られる。次いで、着信
設定要求(BSTABLISH)に対する着信設定要求
確認(ESTABLIS HACK)が交換機2に送ら
れる(ステップS7)。
【0052】その後、加入者端末装置Bから加入者収容
装置3に接続通知(CONN)か送られ、接続通知確認
(CONNACK)が返送される(ステップS9)。こ
れに対し、加入者収容装置3と交換機2との間で、SI
GNAL送出及び、SIGNAL ACKの返送が行わ
れる。これにより、通話が開始され通話中(ACTIV
E)となる(ステップS10)。
装置3に接続通知(CONN)か送られ、接続通知確認
(CONNACK)が返送される(ステップS9)。こ
れに対し、加入者収容装置3と交換機2との間で、SI
GNAL送出及び、SIGNAL ACKの返送が行わ
れる。これにより、通話が開始され通話中(ACTIV
E)となる(ステップS10)。
【0053】図6は、上記図4において、交換機2から
の着信設定要求(ESTABLISH)を受け、これに
対して着信設定要求確認(ESTABLISH AC
K)を返送するまでの加入者収容装置3の動作におけ
る、本発明の特徴部分をフローに示す図である。
の着信設定要求(ESTABLISH)を受け、これに
対して着信設定要求確認(ESTABLISH AC
K)を返送するまでの加入者収容装置3の動作におけ
る、本発明の特徴部分をフローに示す図である。
【0054】図において、加入者収容装置3が交換機2
から着信要求(ESTABLISH)を受信すると(ス
テップS01)、着信加入者は、着信加入者が発信加入
者情報通知サービス(CLIP)の加入者であるか否か
を判断する(ステップS02)。先に説明したように、
図13A〜Cの加入者管理テーブルから発信加入者情報
通知サービス(CLIP)の加入者であるか否かが判断
される。
から着信要求(ESTABLISH)を受信すると(ス
テップS01)、着信加入者は、着信加入者が発信加入
者情報通知サービス(CLIP)の加入者であるか否か
を判断する(ステップS02)。先に説明したように、
図13A〜Cの加入者管理テーブルから発信加入者情報
通知サービス(CLIP)の加入者であるか否かが判断
される。
【0055】発信加入者情報通知サービス(CLIP)
の加入者でなければ、ただちに着信加入者にリンギング
が送られる(ステップS03:図4、S6−0参照)。
の加入者でなければ、ただちに着信加入者にリンギング
が送られる(ステップS03:図4、S6−0参照)。
【0056】発信加入者情報通知サービス(CLIP)
の加入者であれば、シグナルメッセージ即ち、発信加入
者情報が交換機2から送られるのを待つ(ステップS0
4:図4、S5参照)。次いで着信加入者にリンギング
を送り(ステップS05)、発信加入者情報を着信加入
者に送る(ステップS06:図4、S6参照)。
の加入者であれば、シグナルメッセージ即ち、発信加入
者情報が交換機2から送られるのを待つ(ステップS0
4:図4、S5参照)。次いで着信加入者にリンギング
を送り(ステップS05)、発信加入者情報を着信加入
者に送る(ステップS06:図4、S6参照)。
【0057】その後、着信設定要求確認(ESTABL
ISH ACK)を交換機2に返送する(ステップS0
7)。このように、本発明は、CLIPの加入者である
着信加入者に対しては、着信要求のに受信後、ただちに
リンギングを送ることはない。
ISH ACK)を交換機2に返送する(ステップS0
7)。このように、本発明は、CLIPの加入者である
着信加入者に対しては、着信要求のに受信後、ただちに
リンギングを送ることはない。
【0058】図7は、交換機2と加入者収容装置3を繋
ぐ伝送路上に送られるPCM30の信号フォーマットを
示す。この信号フォーマットは、タイムスロットTS0
〜TS31を有するマルチフレーム構成であり、タイム
スロットTS16がコミュニケーションチャネルであ
り、TS0を除く残り30タイムスロットがベアラチャ
ネル(Bearer Channel)である。
ぐ伝送路上に送られるPCM30の信号フォーマットを
示す。この信号フォーマットは、タイムスロットTS0
〜TS31を有するマルチフレーム構成であり、タイム
スロットTS16がコミュニケーションチャネルであ
り、TS0を除く残り30タイムスロットがベアラチャ
ネル(Bearer Channel)である。
【0059】更に、交換機2と加入者収容装置3は、V
5インタフェースに対応し、上記タイムスロットT16
にPSTN(公衆交換電話網:PUBLIC SWIT
CHED TELEPHONE NETWORK)プロ
トコル、BCCプロトコル、LINKプロトコル、PR
OTECTION(予備)プロトコル、ISDN一Dチ
ャネルプロトコルに従う制御情報が載せられる。これら
のプロトコルにより先に図4、図5により説明したシー
ケンスが行われる。
5インタフェースに対応し、上記タイムスロットT16
にPSTN(公衆交換電話網:PUBLIC SWIT
CHED TELEPHONE NETWORK)プロ
トコル、BCCプロトコル、LINKプロトコル、PR
OTECTION(予備)プロトコル、ISDN一Dチ
ャネルプロトコルに従う制御情報が載せられる。これら
のプロトコルにより先に図4、図5により説明したシー
ケンスが行われる。
【0060】図8は、上記図7に示す交換機2と加入者
収容装置3を繋ぐPCM30の伝送路を通して情報を伝
送するための、V5インタフェースに対応するLAYE
R2のプロトコルである、PSTNプロトコルの情報フ
ォーマットを示す。38バイトのうち29バイトの内容
が、本発明に従うLAYER3のフォーマット領域L3
である。その詳細が図9に示される。
収容装置3を繋ぐPCM30の伝送路を通して情報を伝
送するための、V5インタフェースに対応するLAYE
R2のプロトコルである、PSTNプロトコルの情報フ
ォーマットを示す。38バイトのうち29バイトの内容
が、本発明に従うLAYER3のフォーマット領域L3
である。その詳細が図9に示される。
【0061】図9に示されるように、レイヤ(LAYE
R)3のプロトコルの識別子(Protocol Di
scriminator)90に続き、L3のアドレス
91、メッセージタイプ92更に、情報エレメント93
を有する。レイヤ(LAYER)3のプロトコルの種類
101、これに対応するメッセージの種類102及び各
メッセージの用途103が図10に示される。プロトコ
ルの種類101の各々に対し、プロトコルの識別子(P
rotocol Discriminator)90定
められ、メッセージの種類102の各々に対し、メッセ
ージタイプ92が定められている。
R)3のプロトコルの識別子(Protocol Di
scriminator)90に続き、L3のアドレス
91、メッセージタイプ92更に、情報エレメント93
を有する。レイヤ(LAYER)3のプロトコルの種類
101、これに対応するメッセージの種類102及び各
メッセージの用途103が図10に示される。プロトコ
ルの種類101の各々に対し、プロトコルの識別子(P
rotocol Discriminator)90定
められ、メッセージの種類102の各々に対し、メッセ
ージタイプ92が定められている。
【0062】更に、上記情報エレメントの一部に、本発
明に従い規定されるCLI(Calling Line
Identifier)情報フォーマットが載せられ
る。図11は、CLI情報フォーマットの詳細を示す図
である。更に図12にCLI情報フォーマットの内容の
一例が示される。CLI情報フォーマットの第一のオク
テッドにCLI情報識別コード[01111111]が
ある。
明に従い規定されるCLI(Calling Line
Identifier)情報フォーマットが載せられ
る。図11は、CLI情報フォーマットの詳細を示す図
である。更に図12にCLI情報フォーマットの内容の
一例が示される。CLI情報フォーマットの第一のオク
テッドにCLI情報識別コード[01111111]が
ある。
【0063】第二オクテッドはCLI情報の長さを示
す。第三オクテッドは情報の発生月、第四オクテッドは
情報の発生日、第五、第六オクテッドは情報の発生時刻
を示す。
す。第三オクテッドは情報の発生月、第四オクテッドは
情報の発生日、第五、第六オクテッドは情報の発生時刻
を示す。
【0064】第七オクテッドからm−1オクテッドまで
は、発信加入者端末のダイヤル番号を示す。図12の例
では長さが5オクテッド分を使用し、電話番号[044
7524051]を示す。
は、発信加入者端末のダイヤル番号を示す。図12の例
では長さが5オクテッド分を使用し、電話番号[044
7524051]を示す。
【0065】更に、第mオクテッドからnオクテッドま
では、発信加入者端末の名前を示す。図12の例では、
長さ9オクテッド分を使用して、発信加入者の名前[O
GASAWARA]を示している。
では、発信加入者端末の名前を示す。図12の例では、
長さ9オクテッド分を使用して、発信加入者の名前[O
GASAWARA]を示している。
【0066】図13は、先に説明したラインプロセッサ
12の図示しないメモリに格納される加入者端末毎に用
意される加入者管理テーブルの内容を説明する図であ
る。加入者端末毎に、ロケーションアドレス(Loca
tion Address)I、加入者番号II、及び複
数の付加サービスのそれぞれに対し、加入者であるか否
かIIIが記録されている(図13A)。
12の図示しないメモリに格納される加入者端末毎に用
意される加入者管理テーブルの内容を説明する図であ
る。加入者端末毎に、ロケーションアドレス(Loca
tion Address)I、加入者番号II、及び複
数の付加サービスのそれぞれに対し、加入者であるか否
かIIIが記録されている(図13A)。
【0067】従って、発信加入者情報通知サービス(C
LIP)の加入者であるか否かも、この図13Aの複数
の付加サービスのそれぞれに対し、加入者であるか否か
IIIから判断できる。
LIP)の加入者であるか否かも、この図13Aの複数
の付加サービスのそれぞれに対し、加入者であるか否か
IIIから判断できる。
【0068】ロケーションアドレス(Location
Address)Iの詳細が、図13Bに示される。
このロケーションアドレスには、加入者端末のタイプIV
及びシェルフ番号等の物理アドレスVが記録されてい
る。加入者端末のタイプIVの例が図13Cに示される。
即ち、000(アナログ端末)、001(ISDN端
末)、010(有線端末)及び011(無線端末)に区
別されて表示される。
Address)Iの詳細が、図13Bに示される。
このロケーションアドレスには、加入者端末のタイプIV
及びシェルフ番号等の物理アドレスVが記録されてい
る。加入者端末のタイプIVの例が図13Cに示される。
即ち、000(アナログ端末)、001(ISDN端
末)、010(有線端末)及び011(無線端末)に区
別されて表示される。
【0069】従って、かかるタイプIVの情報から加入者
収容装置3に接続される加入者端末Bが、アナログ端末
であるか、ISDN端末であるか、更に加入者収容装置
3と加入者端末Bは、有線接続されているか、無線接続
されているかが判断できる。
収容装置3に接続される加入者端末Bが、アナログ端末
であるか、ISDN端末であるか、更に加入者収容装置
3と加入者端末Bは、有線接続されているか、無線接続
されているかが判断できる。
【0070】図14は、加入者端末がISDN端末であ
る場合の、加入者情報を送るレイヤ3のフォーマットで
あり、図9に対応する。図14において、CR(CAL
LREFERENCE)Iは、加入者端末に対し呼識別
信号であることを表示する。メッセージタイプIIは、例
えばSETUP(呼設定)番号を示し、情報要素(IN
FORMATION ELEMENT)IIIに発信加入
者番号の通知であることが表示される。
る場合の、加入者情報を送るレイヤ3のフォーマットで
あり、図9に対応する。図14において、CR(CAL
LREFERENCE)Iは、加入者端末に対し呼識別
信号であることを表示する。メッセージタイプIIは、例
えばSETUP(呼設定)番号を示し、情報要素(IN
FORMATION ELEMENT)IIIに発信加入
者番号の通知であることが表示される。
【0071】更に、情報要素(INFORMATION
ELEMENT)IVには、発信加入者の番号が記録さ
れる。その内容は、図11に示すCLI情報フォーマッ
トの内容であるが、要素(INFORMATION E
LEMENT)IVのa欄には、発信加入者番号であるこ
とを通知する識別コードが付される。ついでb欄は、情
報の長さであり、c欄には実際の発信加入者番号が記録
される。
ELEMENT)IVには、発信加入者の番号が記録さ
れる。その内容は、図11に示すCLI情報フォーマッ
トの内容であるが、要素(INFORMATION E
LEMENT)IVのa欄には、発信加入者番号であるこ
とを通知する識別コードが付される。ついでb欄は、情
報の長さであり、c欄には実際の発信加入者番号が記録
される。
【0072】図15は、加入者収容装置3から無線加入
者端末に発信加入者情報を送る場合のメッセージ例であ
る。このメッセージは、欧州800MHzデジタル携帯
電話規格GSMの呼設定を示す。発信加入者番号aと着
信加入者番号bが含まれる。
者端末に発信加入者情報を送る場合のメッセージ例であ
る。このメッセージは、欧州800MHzデジタル携帯
電話規格GSMの呼設定を示す。発信加入者番号aと着
信加入者番号bが含まれる。
【0073】
【発明の効果】上記のごとく本発明では、着信加入者に
送る情報は、図11に示すように、情報の長さと情報内
容を基本に構成されている。したがって、自由に拡張す
ることが可能である。また、どの情報をユーザに通知す
るかについては、着加入者の端末の能力に依存し、交換
機から送られる情報は、加入者収容装置の形態に関わら
ず共通とすることができる。したがって、着信加入者の
端末の能力を指定することがない。
送る情報は、図11に示すように、情報の長さと情報内
容を基本に構成されている。したがって、自由に拡張す
ることが可能である。また、どの情報をユーザに通知す
るかについては、着加入者の端末の能力に依存し、交換
機から送られる情報は、加入者収容装置の形態に関わら
ず共通とすることができる。したがって、着信加入者の
端末の能力を指定することがない。
【0074】更に本発明では、メッセージ構成をとるた
めに発信加入者番号だけでなく、上記したように日付、
時刻、発信加入者番号、氏名等の情報も着信加入者に送
付することができる。
めに発信加入者番号だけでなく、上記したように日付、
時刻、発信加入者番号、氏名等の情報も着信加入者に送
付することができる。
【0075】尚、上記実施の形態及び図面は、本発明の
説明のためのものであり、本発明は、これらに限定され
ない。本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲により定
められ、請求の記載と均等の範囲は、本発明の保護の範
囲に含まれる。
説明のためのものであり、本発明は、これらに限定され
ない。本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲により定
められ、請求の記載と均等の範囲は、本発明の保護の範
囲に含まれる。
【図1】本発明の適用例ブロック図である。
【図2】有線加入者端末装置の構成例ブロック図であ
る。
る。
【図3】無線加入者端末装置の構成例ブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明に従うシーケンスフローである。
【図5】本発明に従う加入者収容装置と無線加入者端末
間のシーケンスフローである。
間のシーケンスフローである。
【図6】加入者収容装置の動作フローを示す図である。
【図7】伝送路上に送られるPCM30の信号フォーマ
ットを示す。
ットを示す。
【図8】V5インタフェースに対応するPSTNプロト
コルの情報フォーマットを示す。
コルの情報フォーマットを示す。
【図9】図8のL3のフォーマット構成を示す図であ
る。
る。
【図10】図9のフォーマット構成におけるメッセージ
の種類例を示す図である。
の種類例を示す図である。
【図11】図9のCLI情報フォーマットの詳細構成を
示す図である。
示す図である。
【図12】CLI情報フォーマットの実施例内容であ
る。
る。
【図13】A〜Cは、加入者管理テーブルを説明する図
である。
である。
【図14】ISDNの場合の発信加入者情報を送信する
フォーマットである。
フォーマットである。
【図15】無線端末に発信加入者情報を送る場合のメッ
セージ例である。
セージ例である。
1、2 交換機 3 加入者収容装置(AN) 10 デジタルターミナル(DT) 11 ラインスイッチ 12 ラインプロセッサ 13 シグナリングカード 14 デジタルスイッチモジュール(DSM) 15 CPR/MPR 16 加入者集線装置(SLC)
Claims (9)
- 【請求項1】交換機と 複数の加入者端末を収容し、該交換機と独立して配置さ
れる加入者収容装置を有し、 該加入者端末に着信がある時、該加入者収容装置は、発
信加入者情報を含むシグナルメッセージを該交換機から
受信した後、該着信加入者端末にリンギングを送り、該
交換機から送られる発信加入者端末の情報を該加入者収
容装置に送出することを特徴とする発信加入者情報通知
システム。 - 【請求項2】請求項1において、 前記発信加入者端末の情報は、発信加入者の電番及び発
信加入者名を含むことを特徴とする発信加入者情報通知
システム。 - 【請求項3】請求項1において、 前記交換機はV5インタフェースを有し、前記加入者収
容装置とPCM30の伝送路により接続されることを特
徴とする発信加入者情報通知システム。 - 【請求項4】請求項1または3において、 前記交換機から発信加入者端末の情報を該加入者収容装
置に送出するフォーマットは、公衆交換電話網プロトコ
ルに従って構成され、該情報の識別コード、該情報の長
さ及び情報内容を有することを特徴とする発信加入者情
報通知システム。 - 【請求項5】請求項4において、 前記情報内容は、少なくとも発信加入者の電話番号を有
することを特徴とする発信加入者情報通知システム。 - 【請求項6】請求項1において、 前記交換機は、加入者管理テーブルを有し、該加入者管
理テーブルに着信加入者が、着信番号通知サービスの加
入者であるか否かの表示と、該着信加入者のタイプを表
示する情報を含むことを特徴とする発信加入者情報通知
システム。 - 【請求項7】請求項6において、 前記着信加入者のタイプを表示する情報は、該着信加入
者がアナログ端末であるかISDN端末であるか、及び
前記加入者収容装置と有線接続されるか無線接続される
かを表示することを特徴とする発信加入者情報通知シス
テム。 - 【請求項8】請求項6において、 前記交換機は、加入者収容装置に着信設定要求を送り、 該着信要求を受信した該加入者収容装置は、着信加入者
が着信番号通知サービスの加入者である場合は、直ちに
リンギングを行なわずに、発信加入者情報を含むシグナ
ルメッセージを該交換機から受信した後、リンギングを
行うようにしたことを特徴とする発信加入者情報通知シ
ステム。 - 【請求項9】請求項7において、 前記着信加入者のタイプが、前記加入者収容装置と無線
接統される端未である場合には、前記加入者収容装置か
ら無線加入者端末に発信加入者情報を送るメッセージ
は、各々の無線方式の規格に従うことを特徴とする発信
加入者惜報通知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9140320A JPH1093712A (ja) | 1996-06-05 | 1997-05-29 | 交換機システムにおける発信加入者情報通知システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-142594 | 1996-06-05 | ||
JP14259496 | 1996-06-05 | ||
JP9140320A JPH1093712A (ja) | 1996-06-05 | 1997-05-29 | 交換機システムにおける発信加入者情報通知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1093712A true JPH1093712A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=26472881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9140320A Pending JPH1093712A (ja) | 1996-06-05 | 1997-05-29 | 交換機システムにおける発信加入者情報通知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1093712A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010010621A (ko) * | 1999-07-21 | 2001-02-15 | 김영환 | 피에스티엔 교환기에서 브이5.2 프로토콜 처리장치 |
US6574468B1 (en) | 1998-08-19 | 2003-06-03 | Nec Corporation | Calling number delivery system |
KR100605997B1 (ko) * | 1999-09-03 | 2006-07-26 | 삼성전자주식회사 | 교환기 시스템의 에프에스엠 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP9140320A patent/JPH1093712A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6574468B1 (en) | 1998-08-19 | 2003-06-03 | Nec Corporation | Calling number delivery system |
KR20010010621A (ko) * | 1999-07-21 | 2001-02-15 | 김영환 | 피에스티엔 교환기에서 브이5.2 프로토콜 처리장치 |
KR100605997B1 (ko) * | 1999-09-03 | 2006-07-26 | 삼성전자주식회사 | 교환기 시스템의 에프에스엠 |
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