JPH1093695A - 交換機能試験システム - Google Patents

交換機能試験システム

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JPH1093695A
JPH1093695A JP8242727A JP24272796A JPH1093695A JP H1093695 A JPH1093695 A JP H1093695A JP 8242727 A JP8242727 A JP 8242727A JP 24272796 A JP24272796 A JP 24272796A JP H1093695 A JPH1093695 A JP H1093695A
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JP8242727A
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Yoshiaki Shigeta
好章 繁田
Wataru Tanaka
亘 田中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数のシミュレーション試験をス
ケジューリングすることにより、複数の開発担当者が共
有することのできる交換機能試験システムの提供を課題
とする。 【解決手段】 交換装置10と、これに接続して複数の
シミュレーション試験を実行させるサーバ装置20と、
このサーバ装置20に接続してシミュレーション試験の
開始要求を発行する複数のクライアント装置30、30
a…とを備え、前記サーバ装置20には、複数の開始要
求を記憶する要求記憶手段22と、これらに対する処理
順序を決定するスケジューリング手段23と、決定した
処理順序に従って前記複数のシミュレーション試験を順
に前記交換装置10に実行させる試験実施手段24とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電話機等の
端末装置とこれらの間で通信制御を行う交換装置とを備
える通信システムの開発製造過程において用いられ、こ
の通信システムに対するテスト支援システムとして機能
する交換機能試験システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信システムでは、その開発製造
過程においてテスト支援システムが用いられるようにな
っている。テスト支援システムとは、通信システムの開
発効率を向上させるために、例えば通信システムのハー
ドウェアが完成していない状況であっても、この通信シ
ステム内で動作する通信ソフトウェアのテスト実行を可
能にするものである。
【0003】このようなテスト支援システムの一つとし
て、交換機能試験システムが知られている。交換機能試
験システムは、通信システム内で通信制御を行う交換装
置とこの交換装置に接続された汎用ワークステーション
とからなるものである。そして、汎用ワークステーショ
ンが通信システム内の端末装置の機能を疑似的に模倣す
ることにより、交換装置における通信制御機能(以下、
交換ソフトウェアと称す)の正常性を確認するためのテ
スト(以下、シミュレーション試験と称す)を行うもの
である。
【0004】交換機能試験システムが行うシミュレーシ
ョン試験には、手動試験と自動試験とがある。手動試験
は、通信システムの開発担当者が汎用ワークステーショ
ンを手動で操作して、所望する試験を逐次実行し、その
実行結果を確認する試験である。また、自動試験は、試
験実施の手順と予想される結果とを予め汎用ワークステ
ーションにプログラミングしておき、これに従い自動的
に実行する試験である。この自動試験は、交換ソフトウ
ェアに対する試験工数を削減できるので、シミュレーシ
ョン試験の実行効率を向上させるために有効である。
【0005】このような自動試験を行う交換機能試験シ
ステムとしては、例えば「電気情報通信学会、信学技
報、SSE、Vol.93、No.91 、7 ページ〜12ページ」に
記載の「分散型開発環境における交換ソフトウェアシミ
ュレーション試験の検討」において示されたものがあ
る。この交換機能試験システムは、交換ソフトウェアの
再確認試験(リグレッションテスト)の自動化試験を目
的としたものであり、試験実施の手順及び予想される結
果(交換ソフトウェア動作状況の確認内容)を試験手順
書として汎用ワークステーションに作成しておき、この
試験手順書を基に自動的にシミュレーション試験を行う
ものである。なお、試験手順書は、交換機能試験システ
ムがその内容を解釈、実行できる試験スクリプト(言
語)によって記述されるようになっている。
【0006】また、例えば「沖電気研究開発167号、
Vol.62、No.3、51ページ〜54ページ」に記載の「通信シ
ステムのクロステスト環境におけるテスト支援」には、
手動試験と自動試験とを組み合わせて行う交換機能試験
システムが示されている。この交換機能試験システムで
は、初めて実行するシミュレーション試験については手
動試験を実行し、その結果から試験手順書を作成するよ
うになっている。これにより、この交換機能試験システ
ムでは、試験手順書の作成を容易に行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、交換
ソフトウェアは、その機能が幾つかに分割されるととも
に、各機能毎に異なる開発担当者が分担して同時並行的
に開発されるようになっている。よって、各開発担当者
は、個々にシミュレーション試験、特に自動試験を実行
したい要求をもっている。そのために、交換ソフトウェ
アに対する複数の自動試験を同時並行的に実行するこ
と、すなわち交換機能試験システムを複数の開発担当者
で共有することは、通信システムの開発製造過程におい
て必要不可欠なファクタである。
【0008】しかしながら、上述した従来の交換機能試
験システムでは、いずれも一つの試験手順書を自動試験
の実行単位とするようになっているので、複数の開発担
当者によって共有することができない。つまり、この交
換機能試験システムでは、各開発担当者が自動試験を行
おうとした場合に、他の自動試験が実行中であるか否か
を確認しなければならず、他の自動試験が実行中であれ
ばそれが終了するまで自動試験の実行を要求することが
できない。
【0009】したがって、従来の交換機能試験システム
では、複数の自動試験を実行する場合に、それぞれの自
動試験に対する実行効率が悪く、さらには各開発担当者
にとって手間の掛かるものとなってしまう。これらは、
交換ソフトウェアに対する自動試験を複数の開発担当者
が分担することへの障害の一因となってしまい、結果と
して交換ソフトウェア開発における試験期間の短縮の妨
げに繋がってしまう。そこで、本発明は、自動試験実行
の開始と終了を管理し、複数の自動試験をスケジューリ
ング(時分割;Time Sharing)して実行することによ
り、複数の開発担当者が同時並行的に利用することので
きる交換機能試験システムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された交換機能試験システムで、複数
の端末装置を備える通信システム内に設置された場合
に、前記複数の端末装置の間の通信制御を行う交換装置
と、前記交換装置に接続され、かつ、この交換装置にお
ける通信制御機能の正常性を確認するために、前記複数
の端末装置が有する機能を疑似的に模倣して前記交換装
置に複数のシミュレーション試験を実行させるサーバ装
置と、前記サーバ装置に接続され、かつ、このサーバ装
置に対して前記交換装置に実行させるシミュレーション
試験の内容指示及びこのシミュレーション試験の開始要
求を与える複数のクライアント装置とを備えてなり、前
記サーバ装置には、前記クライアント装置から複数の開
始要求があると、これら開始要求を記憶する要求記憶手
段と、前記要求記憶手段に記憶された複数の開始要求に
対してこれらの処理順序を決定するスケジューリング手
段と、前記スケジューリング手段が決定した処理順序に
従って、前記複数の開始要求によるそれぞれのシミュレ
ーション試験を順に前記交換装置に実行させる試験実施
手段とが設けられたことを特徴とするものである。
【0011】上記構成の交換機能試験システムによれ
ば、クライアント装置からサーバ装置に対して、シミュ
レーション試験の開始要求が複数あると、要求記憶手段
がこれらの開始要求を記憶し、記憶した複数の開始要求
に対してスケジューリング手段がその処理順序を決定す
る。そして、試験実施手段は、スケジューリング手段が
決定した処理順序に従って、要求記憶手段に記憶された
複数の開始要求によるそれぞれのシミュレーション試験
を、交換装置に順に実行させる。したがって、この交換
機能試験システムでは、サーバ装置に対して複数のクラ
イアント装置のそれぞれが並行して開始要求を与えて
も、これらの開始要求によるそれぞれのシミュレーショ
ン試験を、サーバ装置が順に交換装置に実行させる。つ
まり、複数のクライアント装置のそれぞれがサーバ装置
に対して、並行して開始要求を与えることが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る交換機能試験システムについて説明する。ただし、こ
こでは、交換ソフトウェアに対するシミュレーション試
験として、自動試験を行う交換機能試験システムを例に
挙げて説明する。
【0013】〔第1の実施の形態〕本実施の形態の交換
機能試験システムは、図1に示すように、交換装置10
と、この交換装置10に接続されるサーバワークステー
ション(以下、サーバ装置と称す)20と、このサーバ
装置20に接続される複数のクライアントワークステー
ション(以下、単にクライアント装置と称す)30、3
0a…とを備えてなるものである。なお、交換装置10
とサーバ装置20との間では、詳細を後述する「端末イ
ベント」及び「端末オーダ」が授受されるようになって
いる。また、サーバ装置20とクライアント装置30、
30a…との間では、それぞれ詳細を後述する「試験手
順書」、「試験結果」、及び「登録情報」が授受される
ようになっている。
【0014】交換装置10は、例えばPBX(Private
Branch Exchange )のように、複数の端末装置(例えば
電話機)を備える通信システム内でこれら端末装置の間
の通信制御を行うものであり、その通信制御を行うため
の交換ソフトウェア11を備えているものである。ただ
し、交換装置10では、サーバ装置20からの「端末イ
ベント」に従って交換ソフトウェア11に対する自動試
験を行い、さらにはその自動試験の実行後に「端末オー
ダ」をサーバ装置20に送信するようになっている。
【0015】「端末イベント」とは、交換装置10の交
換ソフトウェア11が解釈可能な形式で記述された情報
であり、この交換ソフトウェア11に対して動作実行を
指示する情報である。「端末オーダ」とは、「端末イベ
ント」と同様の形式で記述された情報であり、交換ソフ
トウェア11での動作結果を示す情報である。
【0016】サーバ装置20は、例えば汎用ワークステ
ーションからなるもので、クライアント装置30、30
a…からの「試験手順書」及び「登録情報」に従って、
交換ソフトウェア11に対する自動試験を交換装置10
に実行させるものであり、さらには、その自動試験の終
了後に「試験結果」をクライアント装置30、30a…
に送信するものである。
【0017】このサーバ装置20とクライアント装置3
0、30a…との間で授受される「試験手順書」、「試
験結果」、及び「登録情報」は、それぞれサーバ装置2
0及びクライアント装置30、30a…がその内容を解
釈できる試験スクリプトによって記述された情報であ
る。「試験手順書」は、自動試験の試験内容指示となる
情報(例えば、プログラム)であり、自動試験の内容を
指示する1つ以上の実施手順と、その実施手順に対する
1つ以上の予想結果とからなる情報である。「試験結
果」は、自動試験の実行結果を示す情報である。「登録
情報」は、「試験手順書」及び「試験結果」のファイル
名とクライアント装置30、30a…の識別名とからな
る情報であり、クライアント装置30、30a…からサ
ーバ装置20へ送出されることによって、自動試験の開
始要求となるものである。
【0018】また、サーバ装置20では、端末シュミレ
ート部21と、スケジュール情報格納部22と、試験実
施スケジューリング部23と、試験実施部24とを備え
ている。端末シュミレート部21は、通信システム内の
端末装置の機能を疑似的に模倣(シミュレート)すると
ともに、クライアント装置30、30a…から試験実施
部24を介して受け取った「試験手順書」を「端末イベ
ント」に翻訳変換して交換装置10へ送信し、さらに
は、交換装置10から受信した「端末オーダ」を「試験
結果」に翻訳変換して試験実施部24へ送出するもので
ある。
【0019】スケジュール情報格納部22は、例えば磁
気ディスク装置などの補助記憶装置からなり、クライア
ント装置30、30a…から送信される複数の「登録情
報」を記憶するものである。つまり、スケジュール情報
格納部22は、本発明における要求記憶手段として機能
するものである。ただし、スケジュール情報格納部22
では、複数の「登録情報」に加えて、各「登録情報」に
ついての「処理状況」を記憶するようになっている。
【0020】試験実施スケジューリング部23は、クラ
イアント装置30、30a…からの「登録情報」を受け
取って、これをスケジュール情報格納部22に記憶させ
るとともに、このスケジュール情報格納部22に記憶さ
れた複数の「登録情報」に対してこれらの処理順序を決
定するものである。つまり、試験実施スケジューリング
部23は、本発明におけるスケジューリング手段として
機能するものである。
【0021】この試験実施スケジューリング部23で
は、複数の「登録情報」の処理順序を、スケジュール情
報格納部22での記憶順(先入れ先だし)で決定するよ
うになっている。そして、複数の「登録情報」の処理順
序を決定し、その中から一つの「登録情報」を選択する
と、その「登録情報」及びこの「登録情報」による自動
試験を開始するための「開始通知」を、試験実施部24
に通知するようになっている。さらに、この「開始通
知」の通知後に、試験実施部24から自動試験の「終了
通知」があると、その次に処理を行う「登録情報」を選
択するようになっている。
【0022】試験実施部24は、試験実施スケジューリ
ング部23で選択された「登録情報」によって特定され
る「試験手順書」を、クライアント装置30、30a…
から受信して端末シュミレート部21へ送出するもので
ある。また、試験実施部24は、端末シュミレート部2
1から「試験結果」を受け取ると、これを該当するクラ
イアント装置30、30a…へ送信するとともに、試験
実施スケジューリング部23に対して「終了通知」を通
知するものである。つまり、試験実施部24は、「登録
情報」によって実行が要求される自動試験を、試験実施
スケジューリング部23で決定された処理順序に従っ
て、順に交換装置10に実行させるものであり、本発明
における試験実施手段として機能するものである。
【0023】なお、端末シュミレート部21、試験実施
スケジューリング部23、及び試験実施部24は、例え
ば、サーバ装置20が有するCPU(Central Processi
ng Unit )あるいはマイクロプロセッサと、これらCP
Uあるいはマイクロプロセッサ上で動作する所定プログ
ラムとの組み合わせによって実現されるものである。
【0024】一方、クライアント装置30、30a…
は、それぞれが汎用ワークステーション等からなるもの
であり、通信システムの開発担当者(以下、ユーザと称
す)の操作により、「試験手順書」及び「登録情報」が
入力されるとともに、サーバ装置20に対して「試験手
順書」及び「登録情報」を送信して、交換装置10で実
行する自動試験の試験内容指示及びこの自動試験の開始
要求を与えるものである。これらクライアント装置3
0、30a…は、それぞれが、試験手順書格納部31
と、試験実施インタフェース部(以下、インタフェース
をI/Fと略す)32と、試験手順書登録部33と、試
験実施結果格納部34とを備えている。
【0025】試験手順書格納部31は、例えば補助記憶
装置からなり、ユーザによって入力された「試験手順
書」を記憶するものである。この試験手順書格納部31
は、複数の「試験手順書」を記憶可能になっている。試
験実施I/F部32は、サーバ装置20が実行開始する
と決定した自動試験に必要な「試験手順書」を、この
「試験手順書」を構成する各実施手順毎に、試験手順書
格納部31から取り出してサーバ装置20の試験実施部
24へ送信するものである。また、サーバ装置20から
送信された「試験結果」を受け取ると、これを試験実施
結果格納部34に記憶させるものである。
【0026】試験手順書登録部33は、ユーザの操作に
従って「登録情報」を生成するものであり、生成した
「登録情報」をサーバ装置20の試験実施スケジューリ
ング部23に送信するものである。試験実施結果格納部
34は、例えば補助記憶装置からなり、サーバ装置20
から試験実施I/F部32を介して受け取った「試験結
果」を記憶するものである。
【0027】なお、試験実施I/F部32及び試験手順
書登録部33は、例えば、クライアント装置30、30
a…が有するCPUあるいはマイクロプロセッサと、こ
れらCPUあるいはマイクロプロセッサ上で操作する所
定プログラムとの組み合わせによって実現されるもので
ある。
【0028】次に、以上のように構成された交換機能試
験システムの動作例について説明する。ここでは、この
交換機能試験システムが行う主たる動作である、(1)
試験手順書の登録、(2)試験手順書の実行、(3)試
験手順書の登録状況の確認のそれぞれについて説明す
る。なお、これらの各動作は、それぞれ並行して行うこ
とが可能である。
【0029】(1)試験手順書の登録 先ず、「試験手順書」の登録について、図2のフローチ
ャートを参照しながら説明する。これは、クライアント
装置30、30a…からサーバ装置20へ「登録情報」
を送信して、自動試験の開始要求をサーバ装置20に与
えるための動作である。
【0030】各クライアント装置30、30a…の試験
手順書登録部33は、ユーザの要求により、各クライア
ント装置30、30a…が有するディスプレイ上に、ウ
インドウ画面(登録画面40;図3参照)を表示させる
(ステップ101、以下ステップをSと略す)。登録画
面40が表示されると、各クライアント装置30、30
a…のユーザは、その登録画面40を用いて、自動試験
を実行する「試験手順書」についての「登録情報」の生
成を開始する。「登録情報」を生成するために、ユーザ
は、登録画面40上で試験手順書ファイル名41と試験
結果ファイル名42とを指定し、それぞれのファイル名
を指定した後に登録画面40内の登録ボタン43を押下
(クリック)する(S102)。
【0031】ユーザが登録ボタン43をクリックする
と、試験手順書登録部33は、指定された試験手順書フ
ァイル名及び試験結果ファイル名と、試験手順書登録部
33が動作するクライアント装置(「登録情報」の生成
が行われるクライアント装置)の識別名とから「登録情
報」を生成し、これをサ−バ装置20の試験実施スケジ
ューリング部23に送信する。試験実施スケジューリン
グ部23は、各クライアント装置30、30a…からの
「登録情報」を受け付け、受け付けた「登録情報」を受
付順にスケジュール情報格納部22に追加記憶させる
(S103)。このようにして、各クライアント装置3
0、30a…で生成された「登録情報」が、サーバ装置
20のスケジュール情報格納部22に記憶される。
【0032】(2)試験手順書の実行 続いて、「試験手順書」の実行について、図4のフロー
チャートを参照しながら説明する。これは、交換ソフト
ウェア11に対する自動試験を、交換装置10に実行さ
せる動作である。
【0033】サ−バ装置20の試験実施スケジューリン
グ部23は、スケジュール情報格納部22に記憶された
「登録情報」の中で、記憶順が最も先の「登録情報」を
処理すべきものとして選択し(S201)、これを試験
実施部24に送出する。このとき、スケジュール情報格
納部22では、選択された「登録情報」についての「実
施状況」を「実施待ち」から「実施中」に変更する(S
202)。さらに、試験実施スケジューリング部23
は、試験実施部24に「開始通知」を通知して、選択し
た「登録情報」によって特定される「試験手順書」によ
る自動試験の開始を指示して、この試験実施部24から
の「終了通知」を待つ(S203)。
【0034】試験実施スケジューリング部23からの
「開始通知」があると、試験実施部24は、「登録情
報」内のクライアント装置の識別名を基に、この識別名
によって識別されるクライアント装置30、30a…の
試験実施I/F部32から、選択された「登録情報」に
よって特定される「試験手順書」を受け取って、その
「試験手順書」の各実施手順に従い、端末シミュレート
部21を用いて交換装置10に自動試験を実行させる。
【0035】ここで、試験実施部24は、「試験手順
書」の各実施手順を全て実施したか否かを判定する(S
204)。全実施手順を実施していなければ、端末シミ
ュレート部21は、「試験手順書」内の実施していない
実施手順に関する内容を「端末イベント」に翻訳変換し
て、交換装置10へ送信する。これにより、交換ソフト
ウェア11は、自動試験を実行して、その経過状況を
「端末オーダ」として端末シミュレート部21に返送す
る(S205)。
【0036】そして、端末シミュレート部21は、この
「端末オーダ」を「試験結果」に翻訳変換し、試験実施
部24へ送出する。試験実施部24は、この「試験結
果」を該当する試験実施I/F部32へ送信し、試験実
施I/F部32は、受信した「試験結果」を試験実施結
果格納部34内に追加記憶させる(S206)。ただ
し、「試験手順書」には、自動試験の実施手順及びその
実施手順に対する予想結果が含まれている。よって、試
験実施部24は、実際に自動試験を行った後の結果であ
る「試験結果」と、それに対する予想結果とを比較し
て、これらが一致しなければ、試験異常終了と判断して
これらのやり取りを終了し、「試験手順書」の実行を終
了する(S207)。
【0037】このように、「試験手順書」〜「試験結
果」のやり取りが繰り返し行われ(S204〜S20
7)、試験実施部24が「試験手順書」の全実施手順を
実施したと判定すると(S204)、1つの試験手順書
に対する自動試験の実行が終了する。そして、試験実施
部24は、終了状態が正常終了であることを示す「終了
通知」を、試験実施スケジューリング部23へ通知する
(S208)。なお、試験実施部24では、試験異常終
了と判断した場合には(S207)、終了状態が異常終
了であることを示す「終了通知」を、試験実施スケジュ
ーリング部23へ通知する。
【0038】試験実施部24からの「終了通知」を受け
取ると、試験実施スケジューリング部23は、スケジュ
ール情報格納部22内で「終了通知」に対応する「登録
情報」についての「実施状況」を、「実施中」から「実
施済」に変更する(S209)。そして、試験実施スケ
ジューリング部23は、スケジュール情報格納部22内
に「実施待ち」の「登録情報」が記憶されていれば、そ
の「登録情報」について上述した各ステップに従い再び
同様の処理を行う。また、クライアント装置30、30
a…から新たな「登録情報」を得ると、その時点で上述
と同様の処理を行う。そして、クライアント装置30、
30a…から送信された全ての「登録情報」についての
処理が終了するまで、これらの各ステップを繰り返す。
【0039】(3)試験手順書の登録状況の確認 続いて、「試験手順書」の登録状況の確認について、図
5のフローチャートを参照しながら説明する。これは、
各クライアント装置30、30a…が、サーバ装置20
のスケジュール情報格納部22に記憶された「登録情
報」についての「実施状況」を、ユーザに対して表示す
る動作である。
【0040】各クライアント装置30、30a…の試験
手順書登録部33は、ユーザの要求により、クライアン
ト装置30、30a…のディスプレイ上に、登録画面4
0(図3参照)を表示する(S301)。ここで、ユー
ザが登録画面40内の登録状況表示ボタン44をクリッ
クすると、試験手順書登録部33は、サーバ装置20の
試験実施スケジューリング部23を介してスケジュール
情報格納部22内の「登録情報」及び「実施状況」を得
て、その内容を基にディスプレイ上にウインドウ画面
(登録状況画面50;図6参照)を表示する(S30
2)。
【0041】登録状況画面50は、スケジュール情報格
納部22内の「登録情報」についての「実施状況」と、
その「登録情報」が入力されたクライアント装置の識別
名とを、一覧にして表示する画面である。ただし、登録
状況画面50では、一覧の順序を、実施待ちの順番で表
示する。例えば、図6によれば、登録状況画面50は、
「Client B」というクライアント装置で登録された「試
験手順書」による自動試験が実施中であり、以下順番に
「Client C」〜「Client E」による自動試験が実施待ち
であることを示している。また、「Client A」というク
ライアント装置で登録された「試験手順書」による自動
試験は終了していることを示している。
【0042】このようにして、各クライアント装置3
0、30a…は、スケジュール情報格納部22内の「登
録情報」についての「実施状況」を、ユーザに対して表
示する。これにより、各クライアント装置30、30a
…のユーザは、サーバ装置20へ送信した「登録情報」
が処理されてるか否か、あるいは何番目に処理される予
定であるかを知ることができる。
【0043】以上のように、本実施の形態の交換機能試
験システムでは、複数のクライアント装置30、30a
…が並行して「登録情報」を送信しても、サーバ装置2
0の試験実施スケジューリング部23がこれら「登録情
報」に対するスケジューリングを行うので、これら「登
録情報」による自動試験を交換装置10が順に実行する
ことが可能となる。つまり、この交換機能試験システム
では、複数のユーザがこの交換機能試験システムを共有
することができ、各ユーザが並行して自動試験の実行を
要求できる。これにより、各ユーザのそれぞれが自動試
験を実行しようとした場合であっても、従来のもののよ
うにそれぞれの自動試験の実行効率が悪くなってしまう
ことなく、さらには各ユーザにとって手間の掛かるもの
となることがない。したがって、この交換機能試験シス
テムを用いれば、交換ソフトウェア11の試験作業を複
数のユーザで分担して進めていくことが容易になり、結
果として交換ソフトウェア11の開発における試験期間
の短縮を促進することができる。
【0044】〔第2の実施の形態〕次に、本発明に係わ
る交換機能試験システムの、第2の実施の形態について
説明する。ただし、上述した第1の実施の形態と同一の
構成要素については、同一の符号を与えてその説明を省
略する。
【0045】上述の第1の実施の形態では、複数のユー
ザが自動試験の開始要求を「登録情報」として入力し、
これらに対して順番に処理を実行していくことにより、
複数のユーザによって共有可能な交換機能試験システム
について説明した。ところで、この場合、複数のユーザ
による自動試験の処理順序が「登録情報」の記憶順によ
って決定されるため、例えばあるユーザが実行時間の長
い自動試験を実行させると、その後に自動試験を実行し
ようとするユーザは長い時間待たされてしまい、複数の
ユーザによって共有する効果が低減してしまう。そこ
で、本実施の形態では、あるユーザが実行時間の長い自
動試験を実行させても、これによりシステム全体が独占
されてしまうことのない交換機能試験システムについて
説明する。
【0046】本実施の形態の交換機能試験システムは、
図7に示すように、第1の実施の形態に加えて、サーバ
装置20に時刻管理部25が設けられたものである。時
刻管理部25は、例えばマイクロプロセッサからなるも
のであり、時刻を計時し、指定した時刻の到来を認識す
る機能を持つものである。さらに詳しくは、1つの自動
試験の実行を開始すると、その時点の時刻を記憶保持
し、その時点からの経過時間が予め設定された時間を超
えた場合に、実行中の自動試験の中断及び次の自動試験
の実行開始を決定するものであり、本発明における時間
管理手段として機能するものである。
【0047】このような時刻管理部25が設けられた交
換機能試験システムでは、「試験手順書」の実行を、図
8のフローチャートに示すように行う。ただし、この動
作の中で、(a)割り当て時間の計測を開始するステッ
プ(S403)と、(b)割り当て時間を判定するステ
ップ(S406)以外は、上述した第1の実施の形態の
場合(図4参照)と同様なので、ここでは、これらのス
テップ(S403、S406)のみについて説明する。
【0048】(a)割り当て時間の計測開始(S40
3) 試験実施スケジューリング部23が自動試験の実行開始
を決定すると、時刻管理部25は、その時点の時刻を記
憶保持して、「割り当て時間」の計測を開始する。「割
り当て時間」とは、1つの自動試験の実行に費やした時
間であり、時刻管理部25が自動試験開始からの経過時
間を計測することによって求められるものである。
【0049】(b)割り当て時間判定(S406) 「試験手順書」〜「試験結果」のやり取りが繰り返し行
われる過程において、試験実施部24が「試験手順書」
の全手順を実施したか否かを判定した後に、時刻管理部
25は、「割り当て時間」が「最大時間」を超えていな
いか否かを判断する。「最大時間」とは、1つの自動試
験の実行に費やすことが可能な時間であり、この「最大
時間」を超えない範囲での自動試験の実行が許される。
なお、この「最大時間」は、時刻管理部25に予め設定
されているものである。
【0050】ここで、時刻管理部25は、「割り当て時
間」が「最大時間」を超えていると判断すると、実行中
の自動試験を中断すると判断し、「試験手順書」〜「試
験結果」のやり取りを終了する。この場合に、試験実施
部24は、終了状態が試験実施中断であることを示す
「終了通知」を、試験実施スケジューリング部23へ通
知する。なお、中断した自動試験についての「登録情
報」は、自動試験の中断後、スケジュール情報格納部2
2内にて再び処理待ち状態としても良いし、あるいはク
ライアント装置30、30a…でユーザに対して再入力
を要求するようにしてもよい。
【0051】以上のように、本実施の形態の交換機能試
験システムは、自動試験の実行時間に制限を与え、その
最大値を規定している。よって、例えば、あるユーザが
実行時間の長い自動試験を実行させた場合であっても、
その自動試験の「割り当て時間」が「最大時間」を超え
ると、その自動試験が中断され、次の自動試験の実行が
開始される。これにより、あるユーザ、すなわち1つの
自動試験によってシステム全体が独占されてしまうこと
がなく、複数のユーザによって共有する効果を確保する
ことができる。
【0052】〔第3の実施の形態〕次に、本発明に係わ
る交換機能試験システムの、第3の実施の形態について
説明する。上述の第1または第2の実施の形態では、自
動試験実行をスケージューリングすることにより、複数
のユーザによって共有可能な交換機能試験システムにつ
いて説明した。ところで、上述の場合には、自動試験実
行のスケージューリングが「登録情報」の受け付け順
(記憶順)に決定されるので、緊急度の高い自動試験が
あっても、既にスケジュール情報格納部22に記憶され
た「登録情報」があれば、これらに対する処理が先に行
われる。そこで、本実施の形態では、自動試験実行のス
ケージューリングに優先度を与え、緊急度の高い自動試
験を優先して行うことのできる交換機能試験システムに
ついて説明する。
【0053】本実施の形態の交換機能試験システムは、
第1の実施の形態(図1参照)と同様に構成されたもの
である。ただし、この交換機能試験システムでは、第1
の実施の形態に加えて、各クライアント装置30、30
a…の試験手順書登録部33が、本発明における優先順
設定手段としての機能を有している。
【0054】具体的には、試験手順書登録部33は、ユ
ーザの要求によりディスプレイ上に、図9に示すような
登録画面60を表示する。ここで、ユーザは、登録画面
60を用いて、交換装置10で自動試験を実行する「試
験手順書」についての「登録情報」の生成を開始する。
「登録情報」を生成するために、ユーザは、登録画面6
0内で試験手順書ファイル名61、試験結果ファイル名
62、及び実行の優先度63を指定し、その後に登録画
面60内の登録ボタン64をクリックする。優先度の指
定は、「高い」、「普通」、「低い」の3つの中から1
つを選択する。これにより、各クライアント装置30、
30a…から送信される「登録情報」には、それぞれ優
先度についての情報が付加される。
【0055】優先度についての情報が付加された「登録
情報」が各クライアント装置30、30a…から送信さ
れ、スケジュール情報格納部22に記憶されると、試験
実施スケジューリング部23では、スケジュール情報格
納部22内の「登録情報」の中で、優先度の指定が「高
い」であり、かつ、その中で最も先に記憶された「登録
情報」を、処理すべきものとして選択する。優先度の指
定が「高い」である「登録情報」がない場合には、「普
通」の中で最も先に記憶された「登録情報」を選択す
る。さらに、優先度の指定が「普通」である「登録情
報」がない場合には、「低い」の中で最も先に記憶され
た「登録情報」を選択する。そして、試験実施スケジュ
ーリング部23は、選択した「登録情報」を試験実施部
24に送出する。
【0056】また、試験実施スケジューリング部23が
試験実施部24に対して割り込み信号を発生する機能を
有していれば、試験実施スケジューリング部23では、
優先度の付加された「登録情報」を新たに受け取った時
点で、その優先度を実行中の自動試験についての優先度
と比較し、新たに受け取った優先度のほうが高ければ、
試験実施部24に対する割り込み信号によって実行中の
自動試験を中断させ、新たに受け取った優先度の高い自
動試験を実行させてもよい。そして、優先度の高い自動
試験の実行が終了した後に、中断した自動試験を再開す
るようにしてもよい。
【0057】このように、本実施の形態の交換機能試験
システムでは、試験手順書登録部33で「登録情報」に
優先度が設定されるとともに、試験実施スケジューリン
グ部23がその優先度を基に「登録情報」に対する処理
順序を決定するようになっている。したがって、緊急度
の高い自動試験を他の自動試験に優先させて実行するこ
とが可能となる。また、逆に、空き時間を利用して緊急
度の低い自動試験を実行することもできる。これによ
り、自動試験実行のスケージューリングを「登録情報」
の記憶順に決定する場合に比べて、ユーザにとってはさ
らに使い勝手がよく、かつ、便利なものとなる。
【0058】なお、「登録情報」に優先度が付加された
場合には、各クライアント装置30、30a…が「登録
情報」についての「実施状況」をユーザに表示する際
に、例えば図10に示すように、それぞれについての優
先度を一覧にして表示してもよい。
【0059】〔第4の実施の形態〕次に、本発明に係わ
る交換機能試験システムの、第4の実施の形態について
説明する。ただし、上述した第1の実施の形態と同一の
構成要素については、同一の符号を与えてその説明を省
略する。
【0060】上述の第1、第2または第3の実施の形態
では、複数のユーザによる自動試験を、試験実施スケジ
ューリング部23が決定した処理順序に従って順に実行
する交換機能試験システムについて説明した。ところ
で、通常、これらの自動試験のうちの幾つかは、終了状
態が異常終了となり、それ以降の自動試験を正常に実行
することができない。仮に、異常終了した自動試験の後
に他の自動試験を実行しても、この自動試験が前提とす
る条件が満たされているか否かが不明であり、このよう
な条件で実行した自動試験の信頼性が低くなってしま
う。そこで、本実施の形態では、異常終了した自動試験
の後に、その自動試験の実行前の状態に戻す動作を行う
ことで、複数の自動試験を途中で停止することなく連続
して行うことができる交換機能試験システムについて説
明する。
【0061】本実施の形態の交換機能試験システムは、
図11に示すように、サーバ装置20に回復手順実施部
26が設けられ、かつ、各クライアント装置30、30
a…に回復手順書格納部35と回復手順実施I/F部3
6とが設けられているものである。
【0062】回復手順実施部26は、例えばマイクロプ
ロセッサからなるもので、後述する「回復手順書」に従
って、交換ソフトウェア11を自動試験実行前の状態、
すなわち自動試験を継続できる状態に戻すものである。
つまり、回復手順実施部26は、交換ソフトウェア11
に対する回復動作を行うものであり、本発明における回
復実施手段として機能するものである。ただし、回復手
順実施部26では、試験実施部24が試験異常終了と判
断した場合に、回復動作を行うようになっている。つま
り、本実施の形態では、試験実施部24が本発明におけ
る比較手段としても機能する。
【0063】「回復手順書」は、「試験手順書」に個別
に対応する情報であり、この「試験手順書」による自動
試験を実施した交換ソフトウェア11を、その自動試験
実行前の状態に回復する回復動作を指示するための情報
(例えば、プログラム)である。そのために、「回復手
順書」は、図12に示すように、回復動作の内容を指示
する1つ以上の回復手順と、その回復手順に対する1つ
以上の予想結果とからなる。ただし、これらの予想結果
には、回復動作を実行した結果である「回復結果」との
照合を必要としない無確認部分と、照合を必要とする確
認部分とがある。なお、本実施の形態では、「試験手順
書」が、図13に示すように、実施手順及び予想結果に
加えて、この「試験手順書」に対応する「回復手順書」
を識別するための回復手順識別名を有しているものとす
る。
【0064】また図11において、回復手順書格納部3
5は、例えば補助記憶装置からなり、試験手順書格納部
31に記憶された「試験手順書」のそれぞれに対応し、
かつ、ユーザによって入力された「回復手順書」を記憶
するものである。この回復手順書格納部35は、複数の
「回復手順書」を記憶可能になっている。つまり、回復
手順書格納部35は、本発明における回復手順記憶手段
として機能するものである。
【0065】回復手順実施I/F部36は、回復手順実
施部26が交換ソフトウェア11に対する回復動作を行
う際に、その回復動作に必要な「回復手順書」を、この
「回復手順書」を構成する各回復手順毎に、回復手順書
格納部35から取り出して回復手順実施部26へ送信す
るものである。
【0066】次に、以上のように構成された交換機能試
験システムの動作例について説明する。ここでは、上述
した第1に実施の形態の場合と異なる「試験手順書」の
実行について説明する。この交換機能試験システムで
は、「試験手順書」の実行を、図14のフローチャート
に示すように行う。ただし、この動作の中で、(c)回
復手順書を取得するステップ(S508)と、(d)回
復手順書を実行するステップ(S509)以外のステッ
プは、上述した第1の実施の形態の場合(図4参照)と
同様なので、ここでは、これらのステップ(S508、
S509)のみについて説明する。
【0067】(c)回復手順書の取得(S508) 試験実施部24が試験異常終了と判断すると、回復手順
実施部26は、異常終了した自動試験に対応する「回復
手順書」を、回復手順書格納部35から回復手順実施I
/F部36を介して受け取る。
【0068】(d)回復手順書の実行(S509) 回復手順実施部26が「回復手順書」を受け取ると、試
験実施部24は、回復手順実施部26に対してその「回
復手順書」による回復動作を行うことを依頼する。ここ
で、この「回復手順書」の実行について、図15のフロ
ーチャートを参照しながら、さらに詳細に説明する。
【0069】先ず、回復手順実施部26は、この回復手
順実施部26が持つ「回復手順書」の試行回数を記録す
るカウンタに対し、カウントした試行回数をクリアして
から動作を開始する(S601)。カウンタをクリアす
ると、回復手順実施部26は、回復手順実施I/F部3
6から順々に送信される「回復手順書」の回復手順を基
に、端末シミュレート部21を用いて交換ソフトウェア
11に対する回復動作を行う。
【0070】ここで、回復手順実施部26は、「回復手
順書」の各回復手順を全て実施したか否かを判定する
(S602)。全回復手順を実施していなければ、端末
シミュレート部21は、「回復手順書」内の実施してい
ない回復手順に関する内容を「端末イベント」に翻訳変
換して、交換装置10へ送信する(S603)。これに
より、交換ソフトウェア11は、回復動作を実行して、
その経過状況を「端末オーダ」として端末シミュレート
部21に返送する。そして、端末シミュレート部21
は、この「端末オーダ」を「回復結果」に翻訳変換し、
回復手順実施部26に送出する(S604)。
【0071】端末シミュレート部21から「回復結果」
が送出されると、回復手順実施部26は、その「回復結
果」に対応する予想結果が無確認部分であるか、あるい
は確認部分であるかを判定する(S605)。予想結果
が無確認部分であれば、回復手順実施部26は、端末シ
ミュレート部21からの「回復結果」を無視して、再び
「回復手順書」の各回復手順を全て実施したか否かを判
定するステップ(S602)に戻る。
【0072】一方、予想結果が確認部分であれば、回復
手順実施部26は、送出された「回復結果」とこれに対
応する予想結果とを照合し(S606)、これらが一致
すすと、すなわち回復動作が正常に終了すると、再び
「回復手順書」の各回復手順を全て実施したか否かを判
定するステップ(S602)に戻る。ただし、「回復結
果」と予想結果とが一致しなければ、回復手順実施部2
6は、異常と判断し、異常となった回復手順をリトライ
するか否かを判定する(S607)。この判定は、予め
設定されたリトライ回数を基に行うようになっており、
実行したリトライ回数が設定回数以内であれば、再び
「回復手順書」を最初から再度実行する(S601)。
【0073】実行したリトライ回数が設定回数を超える
と、回復手順実施部26は、「回復手順書」が異常終了
したことを、試験実施部24に通知する(S608)。
また、「回復手順書」の各回復手順を全て実施したか否
かを判定するステップ(S602)において、全ての回
復手順を実施したと判定すると、回復手順実施部26
は、「回復手順書」が正常終了したことを、試験実施部
24に通知する(S609)。
【0074】以上のように、本実施の形態の交換機能試
験システムでは、自動試験を実行した結果が異常終了で
あっても、回復手順書格納部35内の「回復手順書」を
基に回復手順実施部26が回復動作を行うことにより、
交換ソフトウェア11を異常終了した自動試験実行前の
状態、すなわち自動試験を継続できる状態に戻すように
なっている。したがって、複数の自動試験を順に実行す
る場合に、これら自動試験のうちの幾つかが異常終了と
なっても、それ以降の自動試験を正常に実行することが
できる。これにより、この交換機能試験システムでは、
複数の自動試験を連続して実行することができ、その結
果交換ソフトウェア11における試験期間の短縮を確実
に行うことができる。
【0075】〔第5の実施の形態〕次に、本発明に係わ
る交換機能試験システムの、第5の実施の形態について
説明する。ただし、上述した第4の実施の形態と同一の
構成要素については、同一の符号を与えてその説明を省
略する。
【0076】上述の第4の実施の形態では、自動試験が
異常終了した場合であっても、「回復手順書」を基に回
復動作を行うことにより、複数の自動試験の連続実施を
可能にした交換機能試験システムについて説明した。と
ころで、この場合、1つの「試験手順書」に1つの「回
復手順書」が必要であるため、ユーザにとっては「回復
手順書」の入力等の試験準備作業量が多くなってしま
い、また回復手順書格納部35も多くの記憶容量を必要
とする。そこで、本実施の形態では、通信システム内の
端末装置の種別毎に「回復手順書」を作成する交換機能
試験システムについて説明する。
【0077】本実施の形態の交換機能試験システムは、
図16に示すように、第4の実施の形態に加えて、サー
バ装置20に、端末種別毎回復手順書格納部27と、端
末種別毎回復手順実施I/F部28とが設けられたもの
である。
【0078】端末種別毎回復手順書格納部27は、「回
復手順書」を「試験手順書」毎ではなく、サーバ装置2
0が疑似的に模倣する端末装置の種別毎に記憶するもの
である。これは、互いに異なる自動試験であっても、こ
れら自動試験の際にサーバ装置20が模倣する端末装置
の種別が同一であれば、異なる自動試験に対するそれぞ
れの「回復手順書」が同一なことがあるためである。例
えば、互いに異なる自動試験であっても、サーバ装置2
0が模倣する端末装置の種別が電話機であれば、受話器
の上げ下げ(オンフック、オフフック)を表す信号によ
って、自動試験実行前の状態に回復することができるた
めである。つまり、本実施の形態では、回復手順書格納
部35と端末種別毎回復手順書格納部27とのそれぞれ
が、本発明における回復手順記憶手段として機能するよ
うになっている。
【0079】端末種別毎回復手順実施I/F部28は、
端末種別毎回復手順格納部27に記憶された「回復手順
書」を、この「回復手順書」を構成する各回復手順毎
に、端末種別毎回復手順格納部27から取り出して回復
手順実施部26へ送信するものである。ただし、回復手
順実施部26では、詳細を後述するように、交換ソフト
ウェア11に対する回復動作を行う際に、その回復動作
に必要な「回復手順書」を、回復手順実施I/F部36
と端末種別毎回復手順実施I/F部28とのどちらから
受け取るかを判断し、その判断結果に従って「回復手順
書」を得るようになっている。
【0080】次に、以上のように構成された交換機能試
験システムの動作例について説明する。この交換機能試
験システムでは、「試験手順書」の実行を、図17のフ
ローチャートに示すように行う。ただし、この動作の中
で、(e)回復手順書を取得成否を判定するステップ
(S709)と、(f)端末種別毎回復手順書を実行す
るステップ(S711)以外のステップは、上述した第
4の実施の形態の場合(図14参照)と同様なので、こ
こでは、これらのステップ(S709、S711)のみ
について説明する。
【0081】(e)取得成否判定(S709) 試験実施部24が試験異常終了と判断すると、回復手順
実施部26は、異常終了した自動試験に対応する「回復
手順書」が、回復手順書格納部35内に記憶されている
か否かを判定し、回復手順書格納部35内に記憶されて
いれば、その「回復手順書」を、回復手順書格納部35
から回復手順実施I/F部36を介して受け取る。
【0082】(f)端末種別毎回復手順書の実行(S7
11) 「回復手順書」が回復手順書格納部35内に記憶されて
いないと判定すると、回復手順実施部26は、「試験手
順書」内で指定される端末装置の種別を求め、その端末
装置の種別に対応する「回復手順書」を、端末種別毎回
復手順格納部27から端末種別毎回復手順実施I/F部
28を介して受け取る。そして、回復手順実施部26が
「回復手順書」を受け取ると、試験実施部24は、回復
手順実施部26に対してその「回復手順書」による回復
動作を行うことを依頼する。
【0083】ここで、この端末種別毎の「回復手順書」
の実行について、図18のフローチャートを参照しなが
ら、さらに詳細に説明する。回復手順実施部26は、
「試験手順書」内で指定される端末装置の種別全てにつ
いて、回復動作が行われたか否かを判定する(S80
1)。そして、未実施の端末種別があれば、以下の動作
を実行する。回復手順実施部26は、端末種別毎回復手
順実施I/F部28をを介して、実施すべき「回復手順
書」を取得する(S802)。「回復手順書」を取得す
ると、回復手順実施部26は、その「回復手順書」に従
って、上述した場合と同様に回復動作を行う(S80
3)。
【0084】以上のように、本実施の形態の交換機能試
験システムでは、「回復手順書」を端末装置の種別毎に
記憶することにより、「試験手順書」毎に必要であった
「回復手順書」の作成を手間を減らすことができる。こ
れにより、「回復手順書」の作成時間の削減が可能にな
り、その結果交換ソフトウェア11における試験期間の
短縮を確実に行うことができる。また、さらには、「回
復手順書」の記憶に必要な記憶容量を削減することがで
きる。
【0085】なお、上述した第1〜第5の実施の形態で
は、本発明をシミュレーション試験として自動試験を行
う交換機能試験システムに適用した場合について説明し
たが、本発明は、手動試験を行う交換機能試験システム
であっても適用可能である。
【0086】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の交換機
能試験システムは、複数の開始要求に対する処理順序を
決定し、その処理順序に従って複数のシミュレーション
試験を順に実行するようになっている。よって、この交
換機能試験システムでは、複数のユーザがこの交換機能
試験システムを共有することができ、各ユーザが並行し
てシミュレーション試験の実行を要求できる。これによ
り、各ユーザのそれぞれが自動試験を実行しようとした
場合であっても、従来のもののようにそれぞれの自動試
験の実行効率が悪くなってしまうことなく、さらには各
ユーザにとって手間の掛かるものとなることがない。し
たがって、この交換機能試験システムを用いれば、通信
システムにおける通信制御機能に対する試験作業を複数
のユーザで分担して進めていくことが容易になり、結果
として通信システムの開発における試験期間の短縮を促
進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる交換機能試験システムの第1の
実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の交換機能試験システムでの試験手順書の
登録の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図1の交換機能試験システムにおいて試験手順
書の登録を行う際の登録画面の具体例を示す説明図であ
る。
【図4】図1の交換機能試験システムでの試験手順書の
実行の動作例を示すフローチャートである。
【図5】図1の交換機能試験システムでの試験手順書の
登録状況の確認の動作例を示すフローチャートである。
【図6】図1の交換機能試験システムにおいて試験手順
書の登録状況の確認を行う際の登録状況画面の具体例を
示す説明図である。
【図7】本発明に係わる交換機能試験システムの第2の
実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図8】図7の交換機能試験システムでの試験手順書の
実行の動作例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係わる交換機能試験システムの第3の
実施の形態において、試験手順書の登録を行う際の登録
画面の具体例を示す説明図である。
【図10】本発明に係わる交換機能試験システムの第3
の実施の形態において、試験手順書の登録状況の確認を
行う際の登録状況画面の具体例を示す説明図である。
【図11】本発明に係わる交換機能試験システムの第4
の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図12】図11の交換機能試験システムにおける回復
手順書の構成を示す説明図である。
【図13】図11の交換機能試験システムにおける試験
手順書の構成を示す説明図である。
【図14】図11の交換機能試験システムでの試験手順
書の実行の動作例を示すフローチャートである。
【図15】図11の交換機能試験システムでの回復手順
書の実行の動作例を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係わる交換機能試験システムの第5
の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図17】図16の交換機能試験システムでの試験手順
書の実行の動作例を示すフローチャートである。
【図18】図16の交換機能試験システムでの端末種別
毎回復手順書の実行の動作例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 交換装置 20 サーバワークステーション 22 スケジュール情報格納部 23 試験実施スケジューリング部 24 試験実施部 25 時刻管理部 26 回復手順実施部 27 端末種別毎回復手順書格納部 30、30a クライアントワークステーション 33 試験手順書登録部 35 回復手順書格納部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置を備える通信システム内
    に設置された場合に、前記複数の端末装置の間の通信制
    御を行う交換装置と、 前記交換装置に接続され、かつ、該交換装置における通
    信制御機能の正常性を確認するために、前記複数の端末
    装置が有する機能を疑似的に模倣して前記交換装置に複
    数のシミュレーション試験を実行させるサーバ装置と、 前記サーバ装置に接続され、かつ、該サーバ装置に対し
    て前記交換装置に実行させるシミュレーション試験の内
    容指示及び該シミュレーション試験の開始要求を与える
    複数のクライアント装置とを備えてなり、 前記サーバ装置には、前記クライアント装置から複数の
    開始要求があると、これら開始要求を記憶する要求記憶
    手段と、 前記要求記憶手段に記憶された複数の開始要求に対して
    これらの処理順序を決定するスケジューリング手段と、 前記スケジューリング手段が決定した処理順序に従っ
    て、前記複数の開始要求によるそれぞれのシミュレーシ
    ョン試験を順に前記交換装置に実行させる試験実施手段
    とが設けられたことを特徴とする交換機能試験システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ装置には、前記交換装置が一
    つのシミュレーション試験の実行を開始すると、該シミ
    ュレーション試験の開始からの経過時間を計測し、該経
    過時間が予め設定された時間を超えた場合に、前記一つ
    のシミュレーション試験の中断及び次のシミュレーショ
    ン試験の実行開始を決定する時間管理手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の交換機能試験システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記開始要求に対して優先度を設定する
    優先順設定手段が設けられるとともに、 前記スケジューリング手段は、前記優先順設定手段で設
    定された優先度を基に、前記処理順序を決定するもので
    あることを特徴とする請求項1または2記載の交換機能
    試験システム。
  4. 【請求項4】 前記シミュレーション試験後の交換装置
    を該シミュレーション試験前の状態に戻すための回復手
    順を、前記シミュレーション試験の種類毎に記憶する回
    復手順記憶手段と、 前記交換装置が実行したシミュレーション試験の試験結
    果と予め求められた予想結果とを比較して、これらが一
    致するか否かを判断する比較手段と、 前記比較手段が一致しないと判断すると、前記回復手順
    記憶手段に記憶された回復手順に従って、前記交換装置
    を試験結果が一致しなかったシミュレーション試験前の
    状態に戻す回復実施手段とが設けられたことを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の交換機能試験システム。
  5. 【請求項5】 前記回復手順記憶手段は、互いに異なる
    種類のシミュレーション試験であっても、これらシミュ
    レーション試験実行の際に前記サーバ装置が模倣する端
    末装置の種別が同一であり、かつ、前記異なる種類のシ
    ミュレーション試験に対するそれぞれの回復手順が同一
    である場合に、これら回復手順を前記シミュレーション
    試験の種類毎ではなく前記端末装置の種別毎に一つの回
    復手順として記憶するものであることを特徴とする請求
    項4記載の交換機能試験システム。
JP8242727A 1996-09-13 1996-09-13 交換機能試験システム Pending JPH1093695A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093393A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Nec Electronics Corp データ処理装置及びデータ処理装置の自己診断方法

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