JP2001344130A - リモートメンテナンス装置と、その装置に接続される端末と、リモートメンテナンス処理用プログラム及びそのプログラムの記録媒体 - Google Patents

リモートメンテナンス装置と、その装置に接続される端末と、リモートメンテナンス処理用プログラム及びそのプログラムの記録媒体

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JP2001344130A
JP2001344130A JP2001066017A JP2001066017A JP2001344130A JP 2001344130 A JP2001344130 A JP 2001344130A JP 2001066017 A JP2001066017 A JP 2001066017A JP 2001066017 A JP2001066017 A JP 2001066017A JP 2001344130 A JP2001344130 A JP 2001344130A
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Akira Otsuka
昭 大塚
Hideki Ise
英樹 伊瀬
Kazuhiro Matsushita
和弘 松下
Hideki Yoshida
英樹 吉田
Senhiko Ito
千彦 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ネットワークに接続される端末を効
率的かつ効果的に保守するリモートメンテナンス装置の
提供を目的とする。 【解決手段】端末から送られてくる構成情報を取得する
取得手段と、取得された各端末の構成情報を世代情報と
対応をとりつつ記憶する記憶手段とを備えるとともに、
記憶手段の記憶する構成情報などを使って、障害発生の
端末の構成情報を入手する手段と、入手された構成情報
と記憶手段の記憶するその構成情報よりも世代が前にな
る構成情報との差分情報を抽出する手段とを備えたり、
端末への配付対象となる資源と記憶手段の記憶する構成
情報とから、その資源の配付先となる端末を特定するこ
とで、資源とその配付先端末との対応関係のリストを生
成する手段と、生成された対応関係リストに記述される
端末に対して、対応関係リストに記述される資源を配付
する手段とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続される端末を効率的かつ効果的に保守するリモートメ
ンテナンス装置と、そのリモートメンテナンス装置に接
続される端末と、そのリモートメンテナンス装置の実現
に用いられるリモートメンテナンス処理用プログラム
と、その端末の実現に用いられるリモートメンテナンス
処理用プログラムと、それらのプログラムを記録したリ
モートメンテナンス処理用プログラムの記録媒体とに関
する。
【0002】ネットワークに接続される端末が広く普及
しつつある。このようなことを背景にして、ネットワー
クに接続される端末を効率的に保守する技術の構築が叫
ばれている。
【0003】
【従来の技術】顧客は、ネットワークに接続される端末
を購入すると、自分の必要とするハードウェアを端末に
実装するとともに、自分の必要とするソフトウェアを端
末にインストールしていくことで、端末を立ち上げて所
望のデータ処理を実行していくことになる。
【0004】従来では、このようにして構築される端末
の構成情報については、メーカ側に知らされることはな
く、メーカ側の保守作業員は、障害が発生すると、顧客
からその構成情報を電話などにより入手し、それに従っ
て必要な準備をして顧客の所に出かけて、障害の発生し
た端末のメンテナンスを行っていくという方法を用いて
いる。
【0005】これから、従来では、保守作業員は、障害
発生時の端末の構成情報のみから、その障害原因を探索
していくという方法を用いている。
【0006】また、従来では、顧客は、ソフトウェアの
バージョンがアップされることなどにより、新たなソフ
トウェアをインストールしたいと希望するときには、メ
ーカにより提供されるソフトウェアの一覧を閲覧して、
その中からダウンロードするソフトウェアを選択するこ
とで、新たなソフトウェアをダウンロードしてインスト
ールするという方法を用いている。
【0007】そして、保守作業員は、障害の発生した端
末を復旧させるために、新たなソフトウェアをインスト
ールする必要があると判断するときには、メーカにより
提供されるソフトウェアの一覧を閲覧して、その中から
ダウンロードするソフトウェアを選択することで、新た
なソフトウェアをダウンロードしてインストールすると
いう方法を用いている。
【0008】このとき、従来では、新たにダウンロード
したソフトウェアを直ちに実行可能状態とするという方
法を用いている。
【0009】更に、従来では、保守作業員の作業報告か
らメンテナンスに要した作業量を把握し、それに基づい
て、個々の保守作業員の技量や個々のサービス会社のレ
ベルを評価するという方法を用いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、保守作業員が顧客に問い合わせることで、
障害発生の端末の構成情報を入手するという方法を用い
ていると、正確な構成情報を入手できないことが多いと
いう問題点があるとともに、その対応に時間がとられる
という問題点がある。
【0011】そして、従来技術のように、障害発生時の
端末の構成情報のみから、端末の障害原因を探索してい
くという方法を用いていると、障害原因の探索にとまど
るという問題点がある。
【0012】すなわち、端末にハードウェアやソフトウ
ェアの障害が発生する場合、その原因がソフトウェアの
組み合わせや、ソフトウェアとハードウェアとの組み合
わせにあることが多い。しかるに、従来技術では、端末
の構成情報の世代管理を行っておらず、これから、保守
作業員は、障害発生時の端末の構成情報のみから、障害
原因を探索していくという方法を用いていることから、
障害原因の探索にとまどるという問題点がある。
【0013】そして、従来技術のように、顧客や保守作
業員が手作業でソフトウェアをダウンロードするという
方法を用いていると、各端末に対して、ダウンロードし
なければならないソフトウェアを迅速にダウンロードで
きないという問題点がある。
【0014】すなわち、ある端末で、あるソフトウェア
をダウンロードしなければならないときには、同一構成
の他の端末でも、そのソフトウェアをダウンロードしな
ければならないのであるが、従来技術に従っていると、
その他の端末を操作する顧客や保守作業員がダウンロー
ドの作業を行わない限り、そのソフトウェアをダウンロ
ードできないことになる。
【0015】そして、従来技術のように、新たにダウン
ロードしたソフトウェアを直ちに実行可能状態にすると
いう方法を用いていると、新たにダウンロードしたソフ
トウェアを、ある時点から実行可能状態にしたいと考え
る顧客の要求に応えられないという問題点がある。
【0016】更に、従来技術のように、保守作業員の作
業報告からメンテナンスに要した作業量を把握し、それ
に基づいて、個々の保守作業員の技量や個々のサービス
会社のレベルを評価するという方法を用いていると、そ
の評価を客観的に行えないとともに、その評価に大きな
負荷を強いられるという問題点がある。
【0017】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ネットワークに接続される端末を効率的かつ
効果的に保守する新たなリモートメンテナンス技術の提
供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のリモートメンテナンス装置は、ネットワー
クに接続される端末を保守するために、端末から送られ
てくる端末の構成情報を取得する取得手段と、取得手段
の取得する各端末の構成情報を世代情報と対応をとりつ
つ記憶する記憶手段と、端末から障害情報が送られてく
る場合に、その障害情報に対応付けて送られてくる構成
情報を入手するか、記憶手段の記憶する最新の構成情報
を特定することで、障害発生の端末の構成情報を入手す
る入手手段と、入手手段の入手する構成情報と、記憶手
段の記憶するその構成情報よりも世代が前になる構成情
報との差分情報を抽出する抽出手段とを備えるように構
成する。
【0019】この構成を採るときに、端末から送られて
くる構成情報IDと、記憶手段の記憶する最新の構成情
報IDとが一致しない場合に、その端末に対して、構成
情報の送信指示を発行する発行手段を備えることがあ
る。
【0020】更に、個々の保守作業員の技量や個々のサ
ービス会社のレベルの評価を客観的かつ迅速に行えるよ
うにするために、端末で行われるメンテナンス作業の開
始日時情報及び終了日時情報を収集する収集手段と、収
集手段の収集する日時情報からメンテナンス作業の評価
情報を作成する作成手段とを備えることがある。
【0021】このように構成される本発明のリモートメ
ンテナンス装置では、取得手段は、端末から顧客情報が
送られてくる場合に、その顧客情報に対応付けて送られ
てくる構成情報を取得するとともに、端末の構成が変更
される場合に、その端末から送られてくる構成情報を取
得して、記憶手段に登録したり、発行手段の発行する送
信指示に応答して送られてくる構成情報を取得して、記
憶手段に登録する。
【0022】この取得手段の処理に従って、記憶手段
は、各端末の構成情報を世代情報と対応をとりつつ記憶
することになる。
【0023】これを受けて、入手手段は、端末から障害
情報が送られてくる場合に、その障害情報に対応付けて
送られてくる構成情報を入手するか、記憶手段の記憶す
る最新の構成情報を特定することで、障害発生の端末の
構成情報を入手する。そして、抽出手段は、その入手さ
れた構成情報と、記憶手段の記憶するその構成情報より
も世代が前になる構成情報との差分情報を抽出して出力
する。
【0024】このようにして、本発明のリモートメンテ
ナンス装置では、端末の構成情報を世代管理する構成を
採って、端末に障害が発生するときに、障害発生時点の
端末の構成情報と、それよりも世代が前になるその端末
の構成情報との差分情報を抽出して出力するように処理
することから、端末の障害原因の探索を迅速に実行でき
るようになる。
【0025】また、この目的を達成するために、本発明
のリモートメンテナンス装置は、ネットワークに接続さ
れる端末を保守するために、端末から送られてくる端末
の構成情報を取得する取得手段と、取得手段の取得する
各端末の最新の構成情報を記憶する記憶手段と、端末へ
の配付対象となるソフトウェアなどの資源と、記憶手段
の記憶する構成情報とから、その資源の配付先となる端
末を特定して、それに従って、端末への配付対象となる
資源とその資源の配付先端末との対応関係のリストを生
成する生成手段と、生成手段の生成する対応関係リスト
に記述される端末に対して、対応関係リストに記述され
る資源を配付する配付手段とを備えるように構成する。
【0026】この構成を採るときに、端末から送られて
くる構成情報IDと、記憶手段の記憶する最新の構成情
報IDとが一致しない場合に、その端末に対して、構成
情報の送信指示を発行する発行手段を備えることがあ
る。
【0027】更に、個々の保守作業員の技量や個々のサ
ービス会社のレベルの評価を客観的かつ迅速に行えるよ
うにするために、端末で行われるメンテナンス作業の開
始日時情報及び終了日時情報を収集する収集手段と、収
集手段の収集する日時情報からメンテナンス作業の評価
情報を作成する作成手段とを備えることがある。
【0028】このように構成される本発明のリモートメ
ンテナンス装置では、取得手段は、端末から顧客情報が
送られてくる場合に、その顧客情報に対応付けて送られ
てくる構成情報を取得するとともに、端末の構成が変更
される場合に、その端末から送られてくる構成情報を取
得して、記憶手段に登録したり、発行手段の発行する送
信指示に応答して送られてくる構成情報を取得して、記
憶手段に登録する。
【0029】この取得手段の処理に従って、記憶手段
は、各端末の最新の構成情報を記憶することになる。
【0030】これを受けて、生成手段は、端末への配付
対象となる資源と、記憶手段の記憶する構成情報とか
ら、その資源の配付先となる端末を特定して、それに従
って、端末への配付対象となる資源とその資源の配付先
端末との対応関係のリストを生成する。
【0031】そして、この対応関係リストを受けて、配
付手段は、対応関係リストに記述される端末に対して、
対応関係リストの該当部分を通知して、この通知に応答
して端末から資源の配付要求があるときに、その配付要
求のある資源をその端末に配付することで資源を配付し
たり、端末から資源の配付要求があるときに、対応関係
リストを検索することで、その端末に配付する資源を特
定して、その資源をその端末に配付することで、資源を
配付する。
【0032】このようにして、本発明のリモートメンテ
ナンス装置では、新たな配付対象資源が生成されるとき
に、端末の構成情報に基づいて、その資源の配付先端末
を特定し、それに従って、各端末に資源を配付していく
ように処理することから、各端末に対して、配付しなけ
ればならない資源を迅速に配付できるようになる。
【0033】また、この目的を達成するために、本発明
の端末では、本発明のリモートメンテナンス装置と連携
するために、顧客情報を入力する入力手段と、入力手段
が顧客情報を入力する場合に、自端末の装置情報と自端
末の構成情報とを収集する収集手段と、収集手段の収集
する装置情報及び構成情報と、入力手段の入力する顧客
情報とを、その対応をとりつつ、リモートメンテナンス
装置に送信する送信手段とを備えるように構成する。
【0034】この構成を採るときに、個々の保守作業員
の技量や個々のサービス会社のレベルの評価を客観的か
つ迅速に行えるようにするために、メンテナンス作業の
開始及び終了を検出するか、メンテナンス作業の開始日
時情報及び終了日時情報を検出する検出手段と、検出手
段の検出する情報をリモートメンテナンス装置に通知す
る通知手段とを備えることがある。
【0035】このように構成される本発明の端末では、
入力手段が顧客情報を入力すると、収集手段は、自端末
の装置情報と自端末の構成情報とを収集し、これを受け
て、送信手段は、収集された装置情報及び構成情報と入
力された顧客情報とを、その対応をとりつつ、リモート
メンテナンス装置に送信する。
【0036】そして、その後、収集手段は、自端末の構
成が変更される場合に構成情報を収集し、これを受け
て、送信手段は、収集された構成情報を装置情報と対応
をとりつつリモートメンテナンス装置に送信し、また、
収集手段は、自端末の記憶する構成情報IDとリモート
メンテナンス装置の記憶する構成情報IDとが一致しな
い場合に構成情報を収集し、これを受けて、送信手段
は、収集された構成情報を装置情報と対応をとりつつリ
モートメンテナンス装置に送信することで、端末の最新
の構成情報をリモートメンテナンス装置に通知してい
く。
【0037】このようにして、本発明の端末では、顧客
情報をリモートメンテナンス装置に登録する際に、構成
情報を収集してリモートメンテナンス装置に送信し、そ
の後、構成が変更される度に、構成情報を収集してリモ
ートメンテナンス装置に送信することで、リモートメン
テナンス装置が端末の最新の構成情報を管理できるよう
にするとともに、端末の構成情報を世代管理できるよう
に処理することから、保守作業員は、障害発生時点の構
成情報や障害発生前の構成情報を正確かつ簡単に入手で
きるようになる。
【0038】また、この目的を達成するために、本発明
の端末では、本発明のリモートメンテナンス装置と連携
するために、リモートメンテナンス装置から配付される
ソフトウェアなどの資源を取得する取得手段と、リモー
トメンテナンス装置から配付される資源を、適用待ちと
するのか即実行とするのかを設定する設定手段と、設定
手段が取得手段の取得する資源を適用待ちと設定する場
合には、その資源を適用待ち状態にするとともに、その
適用待ちの解除条件が成立するときに、その資源を実行
状態にし、一方、設定手段が取得手段の取得する資源を
即実行と設定する場合には、その資源を直ちに実行状態
にする制御手段とを備えるように構成する。
【0039】この構成を採るときに、リモートメンテナ
ンス装置から配付資源の情報を入手する入手手段と、入
手手段の入手する配付資源情報に従って、適用待ち状態
にある資源が不要となるのか否かを判断する判断手段
と、判断手段が不要と判断する資源の適用待ち状態を解
除する解除手段とを備えることがある。
【0040】更に、個々の保守作業員の技量や個々のサ
ービス会社のレベルの評価を客観的かつ迅速に行えるよ
うにするために、メンテナンス作業の開始及び終了を検
出するか、メンテナンス作業の開始日時情報及び終了日
時情報を検出する検出手段と、検出手段の検出する情報
をリモートメンテナンス装置に通知する通知手段とを備
えることがある。
【0041】このように構成される本発明の端末では、
設定手段は、リモートメンテナンス装置から配付される
資源を、適用待ちとするのか即実行とするのかを設定す
る。
【0042】これを受けて、取得手段がリモートメンテ
ナンス装置から配付される資源を取得すると、制御手段
は、設定手段がその資源を適用待ちと設定する場合に
は、その資源を適用待ち状態にするとともに、その適用
待ちの解除条件が成立するときに、その資源を実行状態
にし、一方、設定手段がその資源を即実行と設定する場
合には、その資源を直ちに実行状態にする。
【0043】そして、解除手段は、入手手段の入手する
配付資源情報に従って、判断手段により適用待ち状態に
ある資源が不要となることが判断されると、その適用待
ち状態を解除する。
【0044】このようにして、本発明の端末では、リモ
ートメンテナンス装置から配付される資源に対して、適
用待ち状態にするのか即実行状態にするのかを設定し、
その設定に基づいて、配付される資源を適用待ち状態に
して、その適用待ちの解除条件が成立するときに、その
資源を実行状態にしたり、配付される資源を即実行状態
にするように処理することから、新たに配付された資源
をある時点から実行可能状態にしたいと考える顧客の要
求に応えられるようになる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0046】図1に、本発明の顧客登録に関する一実施
形態例を図示する。
【0047】この図に示すように、本発明の適用される
システムは、ネットワーク80に接続される少なくとも
1台の端末10と少なくとも1台の保守用サーバ30と
で構成されている。
【0048】端末10は、この図に示すように、顧客登
録部11と、情報入力部12と、情報収集部15と、送
信部21と、装置情報300とを有している。
【0049】一方、保守用サーバ30は、この図に示す
ように、受信部31と、情報保存部34と、世代管理部
35と、表示部44とを有している。
【0050】ここで、端末10の持つ機能や保守用サー
バ30の持つ機能は具体的にはプログラムが構成される
ものであり、このプログラムは、計算機が読み取り可能
な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することが
できる。
【0051】図2に示す処理フローに従って、このよう
に構成される本発明の顧客登録処理について説明する。
【0052】顧客が端末10を購入すると、端末10
は、顧客情報の登録要求に応答して顧客登録部11を起
動することで、図3に示すような顧客情報の入力画面を
表示し、情報入力部12を使って、この入力画面に対す
る入力を受け取ることで、顧客登録に必要となる顧客登
録情報200を入力する。
【0053】続いて、この処理に同期して、情報収集部
15を起動して、ROMなどに焼付けられている端末1
0を特定するための装置情報300と、端末10に実装
されるハードウェア・ソフトウェアの構成情報400と
を収集する。
【0054】すなわち、図4(a)に示すような装置I
Dと装置シリーズ名などからなる端末10の装置情報
と、図4(b)に示すような実装されるハードウェア及
びソフトウェアの情報について記述する端末10の構成
情報400とを収集するのである。
【0055】続いて、送信部21を使って、入力した顧
客登録情報200と、収集した装置情報300及び構成
情報400とを、その対応をとりつつ、ネットワーク8
0を経由して保守用サーバ30に送信する。
【0056】この端末10の処理を受けて、保守用サー
バ30は、受信部31を使って、端末10から送られて
くる顧客登録情報200/装置情報300/構成情報4
00を受信し、世代管理部35を使って世代情報を割り
付けつつ、情報保存部34を使って、装置情報300を
キーにして、送られてきた顧客登録情報200及び構成
情報400を保存する。
【0057】このようにして、本発明では、保守用サー
バ30は、顧客情報の登録に同期をとって端末10の構
成情報400を収集することで、顧客の手に渡った時点
における端末10の構成情報400を入手するように処
理するのである。
【0058】これから、顧客情報の登録に続いて、顧客
が例えばRAIDのHDD(ハードディスク)の増設を
希望して、サポートセンタに問い合わせがあるような場
合に、オペレータは、保守用サーバ30の表示部44を
使って、その顧客の端末10の構成情報400を表示さ
せることで、増設可能なHDDを迅速かつ的確にアドバ
イスすることができるようになる。
【0059】図5に、本発明の保守作業に関する一実施
形態例を図示する。図中、図1で説明したものと同じも
のについては同一の記号で示してある。
【0060】端末10は、この図に示すように、スケジ
ュール部13と、異常監視部14と、情報収集部15
と、構成変更確認部16と、保守作業開始通知部17
と、保守作業終了通知部18と、送信部21と、装置情
報300とを有している。
【0061】一方、保守用サーバ30は、この図に示す
ように、受信部31と、結果通知部32と、情報保存部
34と、世代管理部35と、構成変更確認部36と、障
害解析部37と、交換箇所指摘部38と、保守作業時間
集計部39と、表示部44と、保守作業員通知部45
と、図1の実施例で登録された装置情報300及び構成
情報400とを有している。
【0062】ここで、端末10の持つ機能や保守用サー
バ30の持つ機能は具体的にはプログラムが構成される
ものであり、このプログラムは、計算機が読み取り可能
な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することが
できる。
【0063】先ず最初に、図6の処理フローに従って、
このように構成される本発明の処理について説明する。
【0064】例えば、図1の実施例に従って端末10の
HDDが増設されるようなことで、端末10の構成が変
更されることが起こる。
【0065】このことを考慮して、端末10は、スケジ
ュール部13の処理に従って、システムを起動してから
ある時間経過後(即時あるいは定期的でもよい)に情報
収集部15を起動することで、端末10を特定するため
の装置情報300と、その時点のハードウェア・ソフト
ウェアの構成情報(例えば構成情報410)とを収集す
る。
【0066】続いて、構成変更確認部16を起動して、
構成情報が変更されたのか否かを判断して、構成情報が
変更されたことを判断するときには、新たな構成情報
(例えば構成情報410)を現構成情報とするととも
に、送信部21を起動して、収集した装置情報300と
新たな構成情報(例えば構成情報410)とを、その対
応をとりつつ、ネットワーク80を経由して保守用サー
バ30に送信する。
【0067】この端末10の処理を受けて、保守用サー
バ30は、受信部31を使って、端末10から送られて
くる装置情報300/構成情報(例えば構成情報41
0)を受信し、世代管理部35を使って世代情報を割り
付けつつ、情報保存部34を使って、装置情報300を
キーにして、この受信した装置情報300/構成情報4
00(例えば構成情報410)を保存する。
【0068】ここで、システムの起動時に常にこの処理
を行うようにすると、端末10の電源を落として構成を
変更する場合に、その構成の変更時点で、新たな構成情
報を保守用サーバ30に通知できるようになる。また、
電源を投入したまま構成を変更するような場合に、その
変更を検出できる場合には、その時点でこの処理を行う
ようにすることで、その構成の変更時点で、新たな構成
情報を保守用サーバ30に通知できるようになる。
【0069】但し、実際には、ハードウェアの増設時や
ソフトウェアの改版時に、保守作業員はシステムを何度
も起動することがある。例えば、保守作業員が誤った箇
所にハードウェアを増設してシステムを起動した後、そ
の誤りに気づいて増設箇所を変更したり、複数のハード
ウェアを増設する場合などのように、保守作業にあたっ
て何度もシステムを起動することがある。これから、シ
ステムの起動時に構成情報を収集して保守用サーバ30
に通知する処理については、ある程度の時間経過を待っ
てから行うようにすることが好ましい。
【0070】このようにして、例えば、図1の実施例に
従って端末10のHDDが増設されることで、新たな構
成情報410が得られると、構成変更確認部16の処理
に従って、HDDを増設する前の構成情報400との比
較によりHDDが増設されたことが検出され、これによ
り、装置情報300と新たな構成情報410とが保守用
サーバ30に送信されることになる。
【0071】その他、ソフトウェアの追加や削除や版数
変更などが行われることで新たな構成情報が得られると
きにも、同様にして、装置情報300と新たな構成情報
410とが保守用サーバ30に送信されることになる。
【0072】このようにして、保守用サーバ30は、図
7に示すように、装置情報300をキーにして、端末1
0から送られてくる構成情報を世代別に管理する処理に
入るのである。
【0073】次に、図8の処理フローに従って、端末1
0に障害が発生するときに実行する処理について説明す
る。
【0074】HDDがDEADになることなどにより端
末10に障害が発生すると、端末10では、異常監視部
14がこの異常を検出して情報収集部15を起動し、こ
れにより、情報収集部15が、端末10を特定するため
の装置情報300と、その障害発生時点のハードウェア
・ソフトウェアの構成情報(例えば構成情報420)
と、障害情報500とを収集する。
【0075】続いて、送信部21を使って、収集した装
置情報300と障害発生時点の構成情報(例えば構成情
報420)と障害情報500とを、その対応をとりつ
つ、ネットワーク80を経由して保守用サーバ30に送
信する。
【0076】この端末10の処理を受けて、保守用サー
バ30は、受信部31を使って、端末10から送られて
くる装置情報300/構成情報(例えば構成情報42
0)/障害情報を受信し、世代管理部35を使って世代
情報を割り付けつつ、情報保存部34を使って、装置情
報300をキーにして、この受信した装置情報300/
構成情報(例えば構成情報420)/障害情報を保存す
る。
【0077】続いて、障害解析部37を使って、受信し
た障害情報500を解析することで、例えばHDDのD
EADの原因を解析し、交換箇所指摘部38を使って、
障害発生時点の構成情報(例えば構成情報420)を解
析することで、交換対象となるHDDなどの箇所を指摘
して、保守作業員通知部45を起動することで、その指
摘箇所を担当の保守作業員に通知する。
【0078】このようにして、保守用サーバ30は、障
害発生時点の端末10の構成情報を取得して、それに従
って障害解析処理を実行するのである。
【0079】なお、図8の処理フローの説明では、端末
10は、障害発生時点の構成情報を収集して保守用サー
バ30に送信するという構成を採ったが、上述したこと
から分かるように、保守用サーバ30は、端末10の最
新の構成情報を常時把握しているので、この障害発生時
点の構成情報の送信については省略することが可能であ
る。
【0080】上述しなかったが、障害解析部37は、各
端末10から送信されてくる障害情報を集中管理して、
保守用サーバ30を運用するオペレータから、装置ID
や発生日時などを指定して障害情報の検索要求が発行さ
れると、その検索条件を充足する障害情報を検索して、
その一覧を表示するとともに、その障害一覧の中から障
害情報が選択されると、その障害情報の詳細な情報(ダ
ンプデータなど)を表示するように処理している。
【0081】更に、障害解析部37は、障害発生時点の
構成情報と、その障害の発生前に収集した最新の構成情
報(一世代前の構成情報)との差分情報を抽出して、そ
れをオペレータに示すことで、オペレータによる障害解
析を支援するように処理している。なお、オペレータの
指定に従って、更に前の構成情報との差分情報を抽出す
ることも可能である。
【0082】すなわち、図9に示すように、障害発生時
点の構成情報と障害発生前の構成情報との双方に記述さ
れている構成情報については図中ので示すように例え
ば緑色で表示し、障害発生前の構成情報にしか記述され
ていない構成情報については図中ので示すように例え
ば青色で表示し、障害発生時点の構成情報にしか記述さ
れていない構成情報については図中ので赤色で表示す
るというな形で構成情報を表示することで、障害発生時
点の構成情報とその障害の発生前に収集した最新の構成
情報との差分情報をオペレータに明示するのである。
【0083】端末10にハードウェアやソフトウェアの
障害が発生する場合、その原因がソフトウェアの組み合
わせや、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせに
あることが多い。これから、この差分情報が表示される
ことで、保守作業員は障害の原因を容易に探索できるよ
うになる。
【0084】上述した保守用サーバ30からの出動指示
を受けて、保守作業員は、障害発生の端末10の所に出
かけて保守作業を行うことになる。
【0085】このとき、端末10は、図10に示すよう
な操作メニュー画面を表示し、保守作業員は、この操作
メニュー画面中に設けられる「保守作業開始ボタン」を
クリックすることで、保守作業を開始する。
【0086】この「保守作業開始ボタン」のクリックを
受けて、保守作業開始通知部17は、保守作業開始の日
時情報(時刻情報)を取得し、これを受けて、送信部2
1は、保守用サーバ30に対して、この取得された保守
作業開始の日時情報を送信する。ここで、保守作業開始
の日時情報(保守作業終了の日時情報も同様である)に
ついては保守用サーバ30で取得することが可能である
ので、送信部21は、保守作業が開始された旨だけを送
信することでもよい。
【0087】そして、保守作業員は、HDDを交換する
ことなどの保守作業を行い、この保守作業が終了する
と、図10の操作メニュー画面中に設けられる「保守作
業終了ボタン」をクリックする。
【0088】この「保守作業終了ボタン」のクリックを
受けて、保守作業終了通知部18は、保守作業終了の日
時情報(時刻情報)を取得し、一方、スケジュール部1
3は、この作業終了を受けて情報収集部15を起動す
る。
【0089】図11に、この処理に続けて実行されるこ
とになる処理の処理フローを図示する。
【0090】すなわち、端末10では、保守作業員によ
る保守作業が終了すると、情報収集部15を起動するこ
とで、端末10を特定するための装置情報300と、保
守作業終了後のハードウェア・ソフトウェアの構成情報
(例えば構成情報430)とを収集する。
【0091】続いて、送信部21を使って、保守作業終
了通知部18の取得した保守作業終了の日時情報と、情
報報収集部15の収集した装置情報300/構成情報
(例えば構成情報430)とを、ネットワーク80を経
由して保守用サーバ30に送信する。
【0092】この端末10の処理を受けて、保守用サー
バ30は、受信部31を使って、端末10から送られて
くる装置情報300/構成情報(例えば構成情報43
0)を受信し、世代管理部35を使って世代情報を割り
付けつつ、情報保存部34を使って、装置情報300を
キーにして、この受信した装置情報300/構成情報
(例えば構成情報430)を保存する。
【0093】続いて、構成変更確認部16を使って、障
害発生時の構成情報(例えば構成情報420)と、保守
作業後の構成情報(例えば構成情報430)とを比較
し、その差分情報と保守作業の原因となった障害情報5
00とを照合することで、例えばHDDの障害で説明す
るならば、交換すべきHDDが正しく交換されたのか否
かをチェックして、結果通知部32を使って、そのチェ
ック結果を保守作業員に通知する。
【0094】更に、保守用サーバ30では、端末10の
保守作業開始通知部17から通知される保守作業開始の
日時情報と、端末10の保守作業終了通知部18から通
知される保守作業終了の日時情報とを受けて、保守作業
時間集計部39を使って、各保守作業員毎、各装置シリ
ーズ毎、各障害内容毎に、図12に示すように、異常発
生から保守開始までの時間で定義される出動時間や、保
守作業開始から保守作業終了までの時間で定義される保
守作業時間を集計することで、保守作業の問題点や効率
化などに必要となる評価情報を作成する。
【0095】このとき、複数のサービス会社を利用する
ときには、各サービス会社毎に出動時間や保守作業時間
を集計すると、それらのサービス会社の技量を評価でき
るようになる。
【0096】このようにして、本発明によれば、障害発
生に対する効率的な保守作業が実現されることになる。
【0097】図13に、本発明のソフトウェア改版作業
に関する一実施形態例を図示する。図中、図1や図5で
説明したものと同じものについては同一の記号で示して
ある。
【0098】端末10は、この図に示すように、情報収
集部15と、構成変更確認部16と、定期接続部19
と、ソフトウェア適用部20と、送信部21と、受信部
22と、装置情報300と、保守用サーバ30から配付
されたソフトウェア600とを有している。
【0099】一方、保守用サーバ30は、この図に示す
ように、受信部31と、送信部33と、情報保存部34
と、世代管理部35と、対象リスト作成部40と、対象
リストチェック部41と、配付監視部42と、適用監視
部43と、登録部46と、端末10に配付するソフトウ
ェア600とを有している。
【0100】ここで、端末10の持つ機能や保守用サー
バ30の持つ機能は具体的にはプログラムが構成される
ものであり、このプログラムは、計算機が読み取り可能
な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することが
できる。
【0101】例えば、発生した障害原因がHDDのファ
ームウェアにある場合に、その障害原因を取り除くべく
ファームウェアを改版するときには、そのHDDと同一
のHDDを使用している全ての端末10に対して、その
ファームウェアの改版を行わなければ、他の端末10で
も同様の障害が発生する恐れがある。
【0102】そこで、この図13に示す保守用サーバ3
0では、登録部46を起動することで、新たなソフトウ
ェア(ファームウェア、マイクロプログラムなどを含む
とともに、版数の更新されるものを含む)を登録すると
きに、対象リスト作成部40を起動することで、ソフト
ウェアのダウンロード先を管理する対象リスト700に
対して、その新たなソフトウェアとその新たなソフトウ
ェアのダウンロード先となる端末10との対応関係を加
える処理を行っている。
【0103】この対象リスト700は、図14(a)に
示すように、装置情報をキーにして、その端末10のシ
リーズ名と、その端末10に配付すべきソフトウェア名
と、その配付ソフトウェアの版数とを管理することで、
ソフトウェアのダウンロード先となる端末10を管理す
る構成を採っている。
【0104】一方、保守用サーバ30は、上述したよう
に、各端末10の構成情報を世代管理する構成を採って
いる。そして、この世代管理する構成情報の内、最新の
構成情報については、構成情報ID(端末10から通知
される)を管理する構成を採っている。なお、最新の構
成情報以外の構成情報についても、構成情報IDを管理
することでもよい。
【0105】すなわち、保守用サーバ30は、全ての端
末10を管理対象として、図14(b)に示すように、
装置情報をキーにして、その端末10のシリーズ名と、
最新の構成情報のIDと、その構成情報(ソフトウェア
/ソフトウェア版数/実装位置)とを管理する構成を採
っている。
【0106】これから、対象リスト作成部40は、設計
部門などから新たなソフトウェア(適用する端末10の
シリーズ名と、ソフトウェア名と、ソフトウェア版数と
いう属性情報を持つ)が登録されると、図14(b)の
ファイルを検索することで、先ず最初に、登録されたソ
フトウェアの適用されるシリーズと一致する端末10を
検索し、続いて、その検索された端末10を検索対象と
して、図14(b)のファイルを検索することで、新た
に登録されたソフトウェアを持つ端末10を検索し、続
いて、その検索された端末10を検索対象として、図1
4(b)のファイルを検索することで、新たに登録され
たソフトウェアの版数よりも古い版数を持つ端末10を
検索して、そのようにして検索した端末10のIDと、
新たに登録されたソフトウェアのシリーズ名/ソフトウ
ェア名/ソフトウェア版数との対応関係を、対象リスト
700(図14(a)に示したもの)に追加する処理を
実行する。
【0107】一方、対象リスト作成部40は、端末10
からソフトウェアの変更通知(構成情報の変更通知)が
あるときに、保守用サーバ30の管理するソフトウェア
(ソフトウェア名/シリーズ名が一致するソフトウェ
ア)の方が新しい場合には、その新しいソフトウェアを
その端末10にダウンロードすべく、対象リスト700
に、変更通知元の端末10のIDと、その新しいソフト
ウェアのシリーズ名/ソフトウェア名/ソフトウェア版
数との対応関係を追加する処理を実行する。
【0108】一方、対象リスト作成部40は、対象リス
ト700に従って、ソフトウェアを端末10にダウンロ
ードしたときには、対象リスト700から、そのレコー
ドを削除する処理を実行する。
【0109】図15に、この実施形態例で実行されるこ
とになる処理の処理フローを図示する。
【0110】端末10では、規定の周期になると、定期
接続部19を使って、保守用サーバ30との間を接続す
るとともに、情報収集部15を使って、端末10を特定
するための装置情報300を収集する。
【0111】ここで、定期接続部19は、図16に示す
ような設定画面を使って顧客と対話することで、接続周
期を設定している。
【0112】続いて、送信部21を使って、収集した装
置情報300を、ネットワーク80を経由して保守用サ
ーバ30に送信する。
【0113】この装置情報を受け取ると、保守用サーバ
30では、対象リストチェック部41を使って、対象リ
スト700(図14(a)に示したもの)に、送られて
きた装置情報(装置情報)が登録されているのか否かを
チェックして、登録されている場合には、その装置情報
の指す登録ソフトウェア600を配付する必要があるこ
とから、送信部33を使って、その登録ソフトウェア6
00を装置情報の送信元である端末10に送信する。
【0114】このソフトウェアの配付を受けて、端末1
0では、受信部22を使って、保守用サーバ30から送
られてくるソフトウェア600を受信し、その配付結果
を、送信部21を使って、保守用サーバ30に返信し、
保守用サーバ30では、配付監視部42を使って、その
ソフトウェア600の配付状況を保存する。
【0115】このようにして端末10にダウンロードさ
れたソフトウェア600は、図17に示すような設定画
面により設定される顧客の指定するタイミング(即適用
とか、月曜日のシステム起動時に適用といったようなタ
イミングが選べる)に従って、ソフトウェア適用部20
によって適用されて実行状態に入る。
【0116】ここで、図17に示す設定画面では、受信
したソフトウェアに対して一律に同一の適用タイミング
を設定することを想定しているが、ソフトウェアの種類
などに応じて別々の適用タイミングを設定できるように
してもよい。
【0117】ソフトウェア適用部20によりソフトウェ
アが適用されると、情報収集部15を使って、端末10
を特定するための装置情報300と、保守作業終了後の
ハードウェア・ソフトウェアの構成情報とを収集し、送
信部21を使って、その適用結果と装置情報300と構
成情報とを、ネットワーク80を経由して保守用サーバ
30に送信する。
【0118】この情報の送信を受けて、保守用サーバ3
0では、適用監視部43を使って、ソフトウェアの適用
状況を保存する。
【0119】このようにして、本発明によれば、版数の
アップしたソフトウェア600を効率的に端末10に配
付できるようになる。
【0120】この実施形態例では、端末10からの接続
を契機にしてソフトウェア600の配付を実行したが、
保守用サーバ30から端末10に接続してソフトウェア
600を配付していくようにしてもよい。
【0121】このようにしてソフトウェアを配付してい
くのであるが、例えば、端末10でハードウェア構成を
変更し、それに従って構成情報を収集して保守用サーバ
30に送信する際に、その送信前に、保守用サーバ30
からソフトウェアの配付があるときには、その配付の判
断に用いた保守用サーバ30で保存している構成情報と
端末10の構成情報とが異なることで、その配付された
ソフトウェアが実際には不要であったり、適用してはい
けないことが起こる。
【0122】そこで、本発明では、端末10の保存して
いる構成情報のIDと、保守用サーバ30の保存してい
る最新の構成情報のIDと、配付対象のソフトウェア一
覧を記述する対象リスト700(図14(a)に示した
もの)とを用いて、端末10の構成情報と保守用サーバ
30の保存する最新の構成情報とが一致しているのか否
かを確認後に、必要なソフトウェアのみを配付するよう
に処理している。そして、更に、端末10で適用待ちと
なっているソフトウェアが版数アップすることなどによ
り保守用サーバ300で配付停止となる場合に、その適
用待ちを解除するように処理している。
【0123】図18に、この処理を実現するための本発
明の一実施形態例を図示する。図中、図1や図5や図1
3で説明したものと同じものについては同一の記号で示
してある。
【0124】端末10は、この図に示すように、情報収
集部15と、構成変更確認部16と、送信部21と、受
信部22と、ソフトウェア配付要求部23と、ソフトウ
ェア削除部24と、構成情報IDチェック部25と、ソ
フトウェア一覧チェック部26と、ソフトウェア適用待
ち部27と、装置情報300とを有している。
【0125】一方、保守用サーバ30は、この図に示す
ように、受信部31と、送信部33と、情報保存部34
と、世代管理部35と、対象リスト作成部40と、登録
部46と、配付停止部47とを有している。
【0126】ここで、端末10の持つ機能や保守用サー
バ30の持つ機能は具体的にはプログラムが構成される
ものであり、このプログラムは、計算機が読み取り可能
な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することが
できる。
【0127】この実施形態例に従う場合、端末10は、
情報収集部15により構成情報が収集されると、その構
成情報400の制御情報となる構成情報ID(タイムス
タンプや版数などを含んだ情報)を作成して、保存して
いる最新の構成情報IDを更新するとともに、その構成
情報IDとともに構成情報400を、装置情報300と
対応をとりつつネットワーク80を経由して保守用サー
バ30に送信し、これを受けて、保守用サーバ30は、
構成情報IDの割り付けられた構成情報を保存するよう
に処理する。
【0128】保守用サーバ30では、登録部46により
版数のアップした新たなソフトウェア600が登録され
ると、上述したように、対象リスト作成部40を使っ
て、ソフトウェアのダウンロード先を管理する対象リス
ト700を作成することになるが、この実施形態例を実
現する場合には、送信部33を使って、その対象リスト
700の該当部分(送信先の端末10に関係する部分)
と、その対象リスト700の該当部分の作成元となった
構成情報の構成情報ID800とを、各端末10に送信
する。
【0129】端末10では、この対象リスト700の該
当部分と構成情報IDとを受信すると、構成情報IDチ
ェック部25を使って、保存している最新の構成情報I
Dと、受信した構成情報IDとが一致するのか否かをチ
ェックして、等しいことを判断するときには、ソフトウ
ェア一覧チェック部26を使って、受信した対象リスト
700の該当部分に記述されるソフトウェアの中から適
用待ちとなっていないソフトウェア600(これまでに
配付されていないソフトウェア600)を抽出する。そ
して、ソフトウェア配付要求部23を使って、保守用サ
ーバ30に対して、その抽出したソフトウェア600の
配付を要求する。
【0130】この配付要求を受けて、保守用サーバ30
では、送信部33を使って、配付要求のあるソフトウェ
ア600を端末10に配付する。
【0131】そして、このソフトウェア600の配付を
受け取ると、端末10では、ソフトウェア適用待ち部2
7を使って、図17に示した設定画面により設定される
タイミングに従って、そのソフトウェア600を適用待
ちにする。ここで、即実行というタイミングが設定され
ている場合には、そのソフトウェア600を直ちに適用
して実行状態にすることになる。そして、その適用待ち
のタイミングの条件が成立するときには、そのソフトウ
ェア600を適用待ちから実行状態に変更することにな
る。
【0132】その後、端末10で、ハードウェアやソフ
トウェアの構成が変更されると、情報収集部15を起動
して、変更された構成情報410とそれの構成情報ID
810とを作成する。
【0133】その間に、保守用サーバ30で、配付停止
部47により、端末10に配付したソフトウェア600
の配付が停止されることになったり、版数アップしたソ
フトウェア610が新たに登録されたりするときには、
対象リスト700が作り直されて、端末10に送信され
てくることになる。
【0134】但し、このときには、端末10の変更され
た構成情報410と構成情報ID810とは、まだ保守
用サーバ30に送信されていないので、端末10に送信
されてくる対象リスト700に記述される構成情報ID
は、前に通知された構成情報ID800となっている。
【0135】これから、端末10は、保守用サーバ30
から送られてくる対象リスト700の該当部分と構成情
報IDとを受信すると、構成情報IDチェック部25に
より構成情報IDの不一致を判断することになる。
【0136】この構成情報の不一致を判断すると、端末
10は、構成情報が変更されていることを通知すべく、
送信部21を使って、変更された構成情報410とそれ
の構成情報ID810とを保守用サーバ30に送信す
る。
【0137】この送信を受けて、保守用サーバ30で
は、端末10の最新の構成情報410とそれの構成情報
ID810とを受信して保存する。そして、新しくなっ
た構成情報410に従って、対象リスト700を作り直
して、端末10に対して、その作り直した新たな対象リ
スト700と、その対象リスト700の作成元となった
構成情報410の構成情報ID810とを端末10に送
信する。
【0138】端末10では、この対象リスト700の該
当部分と構成情報ID810とを受信すると、今度は、
構成情報IDチェック部25により構成情報IDの一致
を判断することになる。
【0139】これから、受信した対象リスト700に従
って、適用待ちにしたソフトウェア600がソフトウェ
ア610に版数アップすることで配付対象から外された
ことを判断して、ソフトウェア適用待ち部27を使っ
て、そのソフトウェア600の適用待ちを解除したり、
ソフトウェア削除部24を使って、そのソフトウェア6
00を解除する。
【0140】そして、受信した対象リスト700に従っ
て、保守用サーバ30から受信していないソフトウェア
610があることを判断して、ソフトウェア配付要求部
23を使って、保守用サーバ30に対して、そのソフト
ウェア610の配付を要求する。
【0141】この配付要求を受けて、保守用サーバ30
では、送信部33を使って、配付要求のあるソフトウェ
ア610を端末10に配付する。
【0142】そして、このソフトウェア610の配付を
受け取ると、端末10では、ソフトウェア適用待ち部2
7を使って、図17に示した設定画面により設定される
タイミングに従って、そのソフトウェア610を適用待
ちにする。
【0143】その後、端末10において、何らかの問題
によりソフトウェア610が消えてしまうようなことが
あると、保守用サーバ30から送られてくる対象リスト
700に従って、その消えたソフトウェア610の配付
依頼を行い、その配付依頼に応答して送られてくるソフ
トウェア610を受信して適用待ちすることで、失われ
たソフトウェアを再び適用させていくように処理する。
【0144】この実施形態例では、端末10の側で構成
情報IDが一致しているのか否かを判断する構成を採っ
たが、端末10が、例えば定期的に装置情報と構成ID
情報とを保守用サーバ30に送信する構成を採って、保
守用サーバ30の側で構成情報IDが一致しているのか
否かを判断して、不一致を判断するときに、端末10か
ら保守用サーバ30に構成情報を送信させていくという
方法を用いることでもよい。
【0145】以上に説明したように、本発明では、保守
用サーバ30が各端末10の構成情報を正確に把握でき
るようにする構成を実現している。
【0146】この構成は、具体的には、保守用サーバ3
0が、端末10により顧客情報の登録が行われるとき
に、端末10の初期構成の構成情報を取得し、その後、
端末10の構成が変更される度に、端末10の構成情報
を取得し、そして、構成情報IDを使って、端末10の
構成情報が保守用サーバ30に取得されているものと違
うのか否かをチェックして、違う場合には、その時点の
端末10の構成情報を取得していくことで実現される。
【0147】更に、本発明では、保守用サーバ30が正
確に把握する各端末10の構成情報を世代管理すること
で、障害原因の探索を容易にできるようにする構成を実
現している。
【0148】この構成は、具体的には、保守用サーバ3
0が、端末10から取得した構成情報を世代管理する構
成を採って、障害発生時点の端末10の構成情報と、そ
の世代管理する構成情報との差分情報を抽出して、それ
を出力することで実現される。
【0149】端末10にハードウェアやソフトウェアの
障害が発生する場合、その原因がソフトウェアの組み合
わせや、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせに
あることが多いことから、この差分情報の出力により障
害原因の探索が容易なものになることを実現できるので
ある。
【0150】更に、本発明では、保守用サーバ30が正
確に把握する各端末10の構成情報を使って、障害発生
などにより変更されたソフトウェアを効率的に配付でき
るようにする構成を実現している。
【0151】この構成は、具体的には、新たなソフトウ
ェアが生成されると、保守用サーバ30が、把握してい
る各端末10の構成情報に従って、そのソフトウェアの
適用されるシリーズと一致する端末10を検索し、続い
て、その検索された端末10を検索対象として、そのソ
フトウェアを持つ端末10を検索し、続いて、その検索
された端末10を検索対象として、そのソフトウェアの
版数よりも古い版数を持つ端末10を検索することで、
そのソフトウェアの配付先となる端末10のリストを作
成する。
【0152】そして、このようにして作成したリストを
使って、端末10からソフトウェアの配付要求があると
きに、このリストを検索することで、その端末10に配
付すべきソフトウェアを特定して配付したり、このリス
トを端末10に通知して、その通知に応答して端末10
からソフトウェアの配付要求があるときに、その配付要
求のあるソフトウェアを配付することで実現される。
【0153】更に、本発明では、顧客の希望する形態に
従って、ソフトウェアを適用できるようにする構成を実
現している。
【0154】この構成は、具体的には、端末10が、保
守用サーバ30から配付される資源に対して、適用待ち
状態にするのか即実行状態にするのかを設定して、その
設定に基づいて、保守用サーバ30から配付される資源
の適用のタイミングを制御するとともに、適用待ちにあ
るソフトウェアが不要となる場合には、その適用待ちを
解除することで実現される。
【0155】更に、本発明では、個々の保守作業員の技
量や個々のサービス会社のレベルの評価を客観的かつ迅
速に行えるようにする構成を実現している。
【0156】この構成は、具体的には、保守用サーバ3
0が、保守作業の開始日時情報及び終了日時情報を収集
して、それを集計することで実現される。
【0157】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークに接続される端末の障害原因の探索を迅速
に実行できるようになる。
【0158】そして、本発明によれば、ネットワークに
接続される各端末に対して、ダウンロードしなければな
らない資源を迅速にダウンロードできるようになる。
【0159】そして、本発明によれば、障害発生の端末
の構成情報や障害発生前の構成情報を正確かつ簡単に入
手できるようになる。
【0160】そして、本発明によれば、顧客の希望する
形態に従って、資源の適用を制御できるようになる。
【0161】そして、本発明によれば、個々の保守作業
員の技量や個々のサービス会社のレベルの評価を客観的
かつ迅速に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例である。
【図2】本発明の処理の説明図である。
【図3】顧客情報入力画面の説明図である。
【図4】装置情報/構成情報の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態例である。
【図6】本発明の処理の説明図である。
【図7】構成情報の世代管理の説明図である。
【図8】本発明の処理の説明図である。
【図9】差分構成情報の表示の説明図である。
【図10】操作メニュー画面の説明図である。
【図11】本発明の処理の説明図である。
【図12】保守作業の評価情報の説明図である。
【図13】本発明の一実施形態例である。
【図14】管理情報の説明図である。
【図15】本発明の処理の説明図である。
【図16】定期接続設定画面の説明図である。
【図17】ソフトウェア適用設定画面の説明図である。
【図18】本発明の一実施形態例である。
【符号の説明】
10 端末 30 保守用サーバ 80 ネットワーク 200 顧客登録情報 300 装置情報 400 構成情報 500 障害情報 600 ソフトウェア 700 対象リスト 800 構成情報ID
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 伊瀬 英樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松下 和弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉田 英樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 伊東 千彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される端末を保守す
    るリモートメンテナンス装置であって、 端末から送られてくる該端末の構成情報を取得する取得
    手段と、 上記取得手段の取得する各端末の構成情報を世代情報と
    対応をとりつつ記憶する記憶手段と、 端末から障害情報が送られてくる場合に、該障害情報に
    対応付けて送られてくる該端末の構成情報を入手する
    か、上記記憶手段の記憶する該端末の最新の構成情報を
    特定することで、障害発生の端末の構成情報を入手する
    入手手段と、 上記入手手段の入手する構成情報と、上記記憶手段の記
    憶する該構成情報よりも世代が前になる構成情報との差
    分情報を抽出する抽出手段とを備えることを、 特徴とするリモートメンテナンス装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続される端末を保守す
    るリモートメンテナンス装置であって、 端末から送られてくる該端末の構成情報を取得する取得
    手段と、 上記取得手段の取得する各端末の最新の構成情報を記憶
    する記憶手段と、 端末への配付対象となる資源と、上記記憶手段の記憶す
    る構成情報とから、該資源の配付先となる端末を特定し
    て、それに従って、該資源と該資源の配付先端末との対
    応関係のリストを生成する生成手段と、 上記対応関係リストに記述される端末に対して、上記対
    応関係リストに記述される資源を配付する配付手段とを
    備えることを、 特徴とするリモートメンテナンス装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリモートメンテナンス装
    置において、 上記配付手段は、対応関係リストに記述される端末に対
    して、対応関係リストの該当部分を通知することを、 特徴とするリモートメンテナンス装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載されるリ
    モートメンテナンス装置において、 端末から送られてくる構成情報IDと、上記記憶手段の
    記憶する最新の構成情報IDとが一致しない場合に、該
    端末に対して、構成情報の送信指示を発行する発行手段
    を備え、 上記取得手段は、上記発行手段の送信指示に応答して送
    られてくる構成情報を取得することを、 特徴とするリモートメンテナンス装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載されるリ
    モートメンテナンス装置において、 端末で行われるメンテナンス作業の開始日時情報及び終
    了日時情報を収集する収集手段と、 上記収集手段の収集する日時情報からメンテナンス作業
    の評価情報を作成する作成手段とを備えることを、 特徴とするリモートメンテナンス装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してリモートメンテナ
    ンス装置に接続される端末であって、 顧客情報を入力する入力手段と、 上記入力手段が顧客情報を入力する場合に、自端末の装
    置情報と自端末の構成情報とを収集する収集手段と、 上記収集手段の収集する装置情報及び構成情報と、上記
    入力手段の入力する顧客情報とを、その対応をとりつ
    つ、リモートメンテナンス装置に送信する送信手段とを
    備えることを、 特徴とする端末。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の端末において、 上記収集手段は、自端末の構成が変更される場合に、構
    成情報を収集し、 上記送信手段は、そのときに収集される構成情報を、装
    置情報と対応をとりつつ、リモートメンテナンス装置に
    送信することを、 特徴とする端末。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の端末において、 上記収集手段は、自端末の記憶する構成情報IDとリモ
    ートメンテナンス装置の記憶する構成情報IDとが一致
    しない場合に、構成情報を収集し、 上記送信手段は、そのときに収集される構成情報を、装
    置情報と対応をとりつつ、リモートメンテナンス装置に
    送信することを、 特徴とする端末。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介してリモートメンテナ
    ンス装置に接続される端末であって、 リモートメンテナンス装置から配付される資源を取得す
    る取得手段と、 リモートメンテナンス装置から配付される資源を、適用
    待ちとするのか即実行とするのかを設定する設定手段
    と、 上記設定手段が上記取得手段の取得する資源を適用待ち
    と設定する場合には、該資源を適用待ち状態にするとと
    もに、その適用待ちの解除条件が成立するときに、該資
    源を実行状態にし、一方、上記設定手段が上記取得手段
    の取得する資源を即実行と設定する場合には、該資源を
    直ちに実行状態にする制御手段とを備えることを、 特徴とする端末。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の端末において、 リモートメンテナンス装置から配付資源の情報を入手す
    る入手手段と、 上記入手手段の入手する配付資源情報に従って、適用待
    ち状態にある資源が不要となるのか否かを判断する判断
    手段と、 上記判断手段が不要と判断する資源の適用待ち状態を解
    除する解除手段とを備えることを、 特徴とする端末。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれかに記載され
    る端末において、 メンテナンス作業の開始及び終了を検出するか、メンテ
    ナンス作業の開始日時情報及び終了日時情報を検出する
    検出手段と、 上記検出手段の検出する情報をリモートメンテナンス装
    置に通知する通知手段とを備えることを、 特徴とする端末。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続される端末を保守
    するリモートメンテナンス装置の実現に用いられるリモ
    ートメンテナンス処理用プログラムであって、 端末から送られてくる該端末の構成情報を取得する取得
    処理と、 上記取得処理で取得される各端末の構成情報を世代情報
    と対応をとりつつ記憶する記憶手段にアクセスする処理
    と、 端末から障害情報が送られてくる場合に、該障害情報に
    対応付けて送られてくる該端末の構成情報を入手する
    か、上記記憶手段の記憶する該端末の最新の構成情報を
    特定することで、障害発生の端末の構成情報を入手する
    入手処理と、 上記入手処理で入手される構成情報と、上記記憶手段の
    記憶する該構成情報よりも世代が前になる構成情報との
    差分情報を抽出する抽出処理とをコンピュータに実行さ
    せるためのリモートメンテナンス処理用プログラム。
  13. 【請求項13】 ネットワークに接続される端末を保守
    するリモートメンテナンス装置の実現に用いられるプロ
    グラムを記録したリモートメンテナンス処理用プログラ
    ムの記録媒体であって、 端末から送られてくる該端末の構成情報を取得する取得
    処理と、 上記取得処理で取得される各端末の構成情報を世代情報
    と対応をとりつつ記憶する記憶手段にアクセスする処理
    と、 端末から障害情報が送られてくる場合に、該障害情報に
    対応付けて送られてくる該端末の構成情報を入手する
    か、上記記憶手段の記憶する該端末の最新の構成情報を
    特定することで、障害発生の端末の構成情報を入手する
    入手処理と、 上記入手処理で入手される構成情報と、上記記憶手段の
    記憶する該構成情報よりも世代が前になる構成情報との
    差分情報を抽出する抽出処理とをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したリモートメンテナンス
    処理用プログラムの記録媒体。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続される端末を保守
    するリモートメンテナンス装置の実現に用いられるリモ
    ートメンテナンス処理用プログラムであって、 端末から送られてくる該端末の構成情報を取得する取得
    処理と、 上記取得処理で取得される各端末の最新の構成情報を記
    憶する記憶手段にアクセスする処理と、 端末への配付対象となる資源と、上記記憶手段の記憶す
    る構成情報とから、該資源の配付先となる端末を特定し
    て、それに従って、該資源と該資源の配付先端末との対
    応関係のリストを生成する生成処理と、 上記対応関係リストに記述される端末に対して、上記対
    応関係リストに記述される資源を配付する配付処理とを
    コンピュータに実行させるためのリモートメンテナンス
    処理用プログラム。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続される端末を保守
    するリモートメンテナンス装置の実現に用いられるプロ
    グラムを記録したリモートメンテナンス処理用プログラ
    ムの記録媒体であって、 端末から送られてくる該端末の構成情報を取得する取得
    処理と、 上記取得処理で取得される各端末の最新の構成情報を記
    憶する記憶手段にアクセスする処理と、 端末への配付対象となる資源と、上記記憶手段の記憶す
    る構成情報とから、該資源の配付先となる端末を特定し
    て、それに従って、該資源と該資源の配付先端末との対
    応関係のリストを生成する生成処理と、 上記対応関係リストに記述される端末に対して、上記対
    応関係リストに記述される資源を配付する配付処理とを
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    リモートメンテナンス処理用プログラムの記録媒体。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介してリモートメンテ
    ナンス装置に接続される端末の実現に用いられるリモー
    トメンテナンス処理用プログラムであって、 顧客情報を入力する入力処理と、 上記入力処理で顧客情報を入力する場合に、自端末の装
    置情報と自端末の構成情報とを収集する収集処理と、 上記収集処理で収集する装置情報及び構成情報と、上記
    入力処理で入力する顧客情報とを、その対応をとりつ
    つ、リモートメンテナンス装置に送信する送信処理とを
    コンピュータに実行させるためのリモートメンテナンス
    処理用プログラム。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介してリモートメンテ
    ナンス装置に接続される端末の実現に用いられるプログ
    ラムを記録したリモートメンテナンス処理用プログラム
    の記録媒体であって、 顧客情報を入力する入力処理と、 上記入力処理で顧客情報を入力する場合に、自端末の装
    置情報と自端末の構成情報とを収集する収集処理と、 上記収集処理で収集する装置情報及び構成情報と、上記
    入力処理で入力する顧客情報とを、その対応をとりつ
    つ、リモートメンテナンス装置に送信する送信処理とを
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    リモートメンテナンス処理用プログラムの記録媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介してリモートメンテ
    ナンス装置に接続される端末の実現に用いられるリモー
    トメンテナンス処理用プログラムであって、 リモートメンテナンス装置から配付される資源を取得す
    る取得処理と、 リモートメンテナンス装置から配付される資源を、適用
    待ちとするのか即実行とするのかを設定する設定処理
    と、 上記設定処理で上記取得処理により取得される資源を適
    用待ちと設定する場合には、該資源を適用待ち状態にす
    るとともに、その適用待ちの解除条件が成立するとき
    に、該資源を実行状態にし、一方、上記設定処理で上記
    取得処理により取得される資源を即実行と設定する場合
    には、該資源を直ちに実行状態にする制御処理とをコン
    ピュータに実行させるためのリモートメンテナンス処理
    用プログラム。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介してリモートメンテ
    ナンス装置に接続される端末の実現に用いられるプログ
    ラムを記録したリモートメンテナンス処理用プログラム
    の記録媒体であって、 リモートメンテナンス装置から配付される資源を取得す
    る取得処理と、 リモートメンテナンス装置から配付される資源を、適用
    待ちとするのか即実行とするのかを設定する設定処理
    と、 上記設定処理で上記取得処理により取得される資源を適
    用待ちと設定する場合には、該資源を適用待ち状態にす
    るとともに、その適用待ちの解除条件が成立するとき
    に、該資源を実行状態にし、一方、上記設定処理で上記
    取得処理により取得される資源を即実行と設定する場合
    には、該資源を直ちに実行状態にする制御処理とをコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したリモ
    ートメンテナンス処理用プログラムの記録媒体。
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