JPH109341A - 振動吸収装置 - Google Patents

振動吸収装置

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JPH109341A
JPH109341A JP8358754A JP35875496A JPH109341A JP H109341 A JPH109341 A JP H109341A JP 8358754 A JP8358754 A JP 8358754A JP 35875496 A JP35875496 A JP 35875496A JP H109341 A JPH109341 A JP H109341A
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アジェイ、セーガル
Cecil E Covington
セシル、イー、カヴィングタン
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マイズァット、ユース
Bryan W Marshall
ブライアン、ダブルュー、マーシャル
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    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/001Vibration damping devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
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    • B64C2027/003Vibration damping devices mounted on rotor hub, e.g. a rotary force generator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S416/00Fluid reaction surfaces, i.e. impellers
    • Y10S416/50Vibration damping features

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 5方向(面内の前方及び側方、上下方向、縦
揺れ及び横揺れ方向(のすべてで重量が振動を有効に補
償する振動吸収装置を提供することにある。 【解決手段】 静止状態にあるときに各面内ばね36に
より台板22、頂板及びばね保持構造物45から間隔を
置いて支える質量部材を、振動吸収装置20が備えてい
る。質量部材は、台板の運動制限体30に接触する緩衝
面を持つ。質量部材、台板及び頂板は軸線26を通る通
路24を備えることができる。面内ばねと、予備圧縮度
と、質量調整おもりの付加又は除去による質量の量の変
更とにより、振動吸収装置を調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動吸収システム、こ
とにヘリコプタ回転翼ハブの振動を低減するシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリコプタの主回転翼の回転翼羽根は、
これ等の羽根が空気を通過する際に振動荷重を受ける。
この振動荷重は、主回転翼ハブに羽根通過振動数で羽根
に沿って伝わる。これ等の振動力は回転翼支柱に3方向
においてすなわち回転翼支柱の軸線に沿い上下方向と、
飛行方向の縦方向(面内)[longitudinal
ly(in−plane)]と飛行方向に直交する方向
の縦方向(面内)[longitudinally(i
n−plane)]とに伝わる。振動吸収装置をハブに
取りつけることにより実際上発生源において回転翼への
横方向空気流に固有の励振作用を最小にすることができ
る。
【0003】従来のバイフイラ(bifilar)装置
は、取付けられたおもりの大部分が有効でないという欠
点がある。さらにこのような装置は、高い遠心力界にお
いて滑動金属面又は転動金属面に依存し、このことは信
頼性及び保全性の見地から望ましくない。
【0004】従来使われている他のシステムは、支柱内
に取付けたボール継手へのおもり取付けによりロータヘ
ッドの頂部に取付けたおもりである。各ばねにより、質
量を中心点に置きおもりを水平面内で羽ばたき運動をさ
せる。これ等の装置は、中空の回転翼支柱をふさぐ上下
方向保持体を設けるのにボール継手に依存する。取付け
たおもりの大部分は振動低減に利用できない。同様な構
造では、内端部を支柱に又外端部をおもりにそれぞれボ
ルト締めたばねアームを使う。これは、又おもりのかな
りの部分を有効には使わない複雑なシステムである。
【0005】他の装置では、空気を充てんした袋と機械
的ばねとから成る群を質量の支持に使わなければならな
い。これ等の袋内の圧力を変えてこの装置を調整するこ
とができる。このような装置は文献には記載してある
が、これ等の装置は工業的に使われていない。
【0006】一層有効になるように、振動吸収システム
は5方向全部[面内の前方及び側方上下方向、縦揺れ
(pitch)及び横揺れ(roll)の方向]で反応
を示されなければならない。本発明は一態様では、おも
みが5方向のすべてで重量が振動を有効に補償する振動
吸収装置を提供する。本発明は又、回転翼支柱の軸線に
沿い穴を持つように構成できるという利点を持つ。この
ような穴は、電気配線及びその他の導管を回転翼支柱の
内部に回転翼羽根の上方及び振動吸収装置の下方で通す
ことができるという利点を持つ。このようにして、支柱
取付けのサイト・アンド・スリップ環(sight a
nd slip ring)のような回転翼装置の上方
で容易に連結できる。他の態様では、本発明は、振動吸
収装置の質量を変えることにより各別のヘリコプタ回転
翼システムの振動が最小になるようにするという利点が
ある。他の態様では本発明は、振動を低減する際に従来
の振動吸収装置より一層小さい質量を一層有効に使える
ようにする運動制限体の使用に関する。他の態様では本
システムは、保守が簡単で又検査も簡単である。この吸
収装置は又、本システムを重複させるのに多重の荷重経
路を設けることができるという利点がある。
【0007】
【発明の開示】本発明は、質量を静止状態時に支持骨組
から間隔を隔てて保持しこの質量を全方向に動かすこと
ができ面内に位置させたばねにより質量懸架ができ、作
動時には質量の移動を制御し又この質量を制限体周囲に
移動させる運動制限体を提供する。
【0008】1実施例では本発明は、直交軸線を持ちこ
の軸線のまわりに運動制限体を位置させ、この運動制限
体から2つ又はそれ以上の面内端板が延びるようにした
台板と、前記各端板間に配置され下側、上側及び面外側
を持つ質量部材と、この質量部材の各端板及び面外側
(out−of−plane side)の間に挿入さ
れ前記質量部材を前記各端間で間隔を隔てこれ等の各端
板から間隔を置いて又前記台板の静止状態時のこの台板
から間隔を置いて保持するようにした少なくとも1個の
面内ばね(in−plane spring)とを備え
る。前記質量部材は運動制限体を囲む円筒面を下側に持
つ。好適な実施例では、運動制限体は、軸線のまわりに
回転できる接触環である。質量の円筒面は、質量部材が
振動する際に接触環に接触し又接触時に運動制限体のま
わりに動く、頂板は、質量部材の上方に位置させ台板に
取りつけることができる。頂板、台板及び質量部材は、
それぞれの中心を通り面外軸線に沿って整合した通路を
備えるのがより。別の実施例では、それぞれ端部を持つ
1個又は複数個の下部の面外ばね(out−plane
spring)は、つる巻き形受けによって保持され
質量部材を台板から間隔を置いて保持し、そして1個又
は1個以上の上部の面外ばねは質量部材及び頂板の間に
位置させたつる巻き形受け内に受入れ質量部材を前記板
から間隔を隔てて保持する。
【0009】別の実施例では、本発明は台板直交軸線の
まわりに上向きに延びる運動性制限体を持つ台板と、ば
ね位置決め装置と、前記台板から延びる2つ又はそれ以
上の端板と、これ等の端板の間に位置させた質量部材
と、前記の各端板及び質量部材の間の1個又は1個以上
の予備圧縮した面内ばねと、前記の台板及び質量部材の
間に位置させた2個又はそれ以上の下部の面外ばねと、
前記の台板及び/又は端板に取付けた頂板及び質量部材
の間に位置させた2個又はそれ以上の上部の面外ばねと
を備えた振動吸収装置を提供する。質量部材は、静止状
態にあるときに台板、頂板及び各端板から間隔を置いて
支えられ、この質量部材がばねだけにより支えられるよ
うにしてある。各面外ばねは各端部にばね受け(spr
ing receptacle)を備えるのがよい。
【00010】他の態様では本発明は、両端部に接線方
向延長部分を持つコイルばねとこのばねの端部のばね受
けとを持つばねアセンブリを提供する。このばね受け
は、ばねの端部に合う寸法のつる巻き形みぞを持つ。ば
ねワイヤはその全長にわたり一様な横断面を持つのがよ
い。
【0011】他の態様では、基板には中心通路を設けて
ある。又この通路のまわりに運動制限アセンブリを取付
けてある。この運動制限アセンブリは、好適な実施例で
は軸受けを備える。この軸受け接触環が基板に対し回転
運動できるようにしてある。
【0012】他の態様では本発明は、全質量を増し又は
減らすように質量部材に対し質量調整おもりを加え又は
除くようにしてある。このことは各別の航空機特性に対
し吸収装置を調整するのに役立つ。
【0013】以下本発明をその好適な実施例について添
付図面により詳細に説明する。
【0014】本発明は、回転翼支柱の回転による振動を
低減するように動的に調整されるばね質量システムを持
つ振動吸収装置にある。本発明の振動吸収装置は、回転
翼羽根により誘起する回転ごとの振動を低減するように
調整することができる。たとえば4枚羽根システムでは
振動吸収装置は4回転ごとの振動を低減するように調整
し、又3枚羽根システムではこの吸収装置は3回の回転
ごとの振動を低減するように調整る。同様にこのシステ
ムは、異なる数の羽根を持つシステムに対し回転ごとの
振動を低減するように調整する。本発明は、静止状態に
あるときに少なくとも2個の面内ばねによりつり下げた
可動の質量を使う。「面内(in−plane)」とは
これがこの種の技術に一般に使われているのにこの場
合、回転翼羽根が通過して移動する平面又はこの平面を
呼ぶのに使う。従ってこの質量部材は5方向全部に移動
できることにより振動の有効な吸収ができる。本吸収装
置はばねの選択により調整でき、ばね率はつり下げ質量
の増減により調整することができる。質量部材の重量
は、質量部材本体に対し加え又は除くことのできる質量
調整おもりを受けるようにした質量部材を設けることに
より可変にするのがよい。別の実施例では質量部材は
又、質量部材の上方及び下方にばねを使うことにより
(out−of plane)(「面内」に入射する平
面内において)により支えることができる。
【0015】本発明を、台板が下面であるとして述べ
る。しかし本装置は台板を最上部部分として前記したの
とは逆の位置で作動させることができるの明らかであ
る。
【0016】図1A及び図1Bは本発明の振動吸収装置
20の展開図を示す。本発明は台板22を備える。台板
22は、台板22にほぼ直交する軸線26のまわりに台
板22を貫く通路24を形成してある。台板22は、任
意所望の形状を持ち、扁平でもよいし又は異なる輪郭を
備えてもよい。台板22は又、ボルトが貫通するボルト
穴28を形成して吸収装置を羽根ダンパに取付けたボル
トに取付けることができる。
【0017】軸線26のまわりで台板22から円筒形運
動制限体(motion limiter)30が延び
ている。運動制限体30は、ポリテトラフルオルエチレ
ン(テフロン)のような自動開滑材料から成る外側同心
環を持つ円筒形金属製内管から作ることができる。しか
しこのような材料の性能は、低温により影響を受けるか
ら、運動制限体の好適な構造は、図9に示されなお詳し
く後述する。台板22から上方に保持壁34が延びてい
る。保持壁34は、ばね36が貫通できる穴35を形成
してある。締付け端板33は一体のばね受け37(図1
の左側に示してある)を備える。或は締付け端板33
は、ばね受け43の位置合わせピン41(図1の右側に
示してある)を受入れる通路の形のばね位置決め受け3
9を持つことができる。締付け端板33は、面内ばね3
6を当てがう面外表面を形成する。好適な実施例では、
本吸収装置を組立てるときに全部のばねを前もって圧縮
する。これ等のばねは、質量部材が振動荷重に応答して
ばねに向かい移行するので使用時にさらに圧縮される。
【0018】面内ばね保持構造物(in−plane
spring retainingstructur
e)45(図示の実施例で組立てた際の保持壁34及び
締付け端板33)は軸線のまわりに対称に位置させるの
がよい。面内ばね保持構造物45の個数は、使用する羽
根の枚数又は使用羽根の複数倍に等しくするのがよい。
たとえば2枚羽根回転翼システムでは2個又は4個の面
内ばね保持構造物が有用である。3枚羽根システムは、
3個、6個、又は9個の面内ばね保持構造物を使うのが
好適である。
【0019】各保持壁34の間に、台板から延びる側壁
38が延びるように設けてある。各側壁38は、必ずし
も必要ではないが、破損したばねを保持し振動吸収装置
20に入込む異物を最小にするのに望ましい。側壁38
には保守作業員が振動吸収装置20を分解しないで検査
できる1個又は複数個の検査孔42を設けることができ
る。
【0020】別の構造では振動吸収装置は面外ばねを備
えることができる。振動吸収装置は面内ばねだけを使っ
て構成するのが好適である。台板22は又面内ばね位置
決め受け32を形成することができる。図示のようにこ
の実施例ではばね位置決め受け32は通路である。
【0021】46面内ばね36は外側端部44及び内側
端部46を持つ。面内ばね36の外側端部44は、面内
ばね受け37又はばね受け43或はばね案内を設けるこ
とのできる締付け端板33に当てがう。ばね36の内側
端部46は、面内ばね案内50を設けることのできる質
量部材48に当てがう。面内ばね案内50は、図5A、
5B及び5Cに示すようにばね内にはまる突起でもよ
く、又はばねの外形を囲む穴でもよく、又はばね受けで
もよい。好適な実施例では質量部材48は、対称形であ
り面内に実質的に直行する振動吸収装置の面外軸線26
のまわりに穴52を形成する。質量部材48の下側は、
これから延び運動制限体(図1Aには示してない)の直
径より大きい直径をもつ円周壁を形成する。質量部材4
8はその下側で又下部面外ばね位置決め受け54を形成
する。好適な実施例では位置決め受け54は、面外ばね
(out−of−plane spring)58の上
端部でばね受けに位置させた割出しピン(index
pin)56を受入れる通路(図示してない)を設けて
ある。面外ばね56の下端部に位置された下部受けの割
出しピン60は台板22のばね位置決め受け32により
受ける。これ等のばね位置決め受け32は後述するばね
の端部を受入れるように質量部材につる巻形みぞを持つ
ばね受けでよいのはもちろんである。この場合図5A、
5B及び5Cに示した各別のばね受けは必要がない。面
外ばねは台板22の平面に直行してすなわち面内に対し
上下方向に位置させるのがよい。
【0022】本発明振動吸収装置を面内ばねだけで構成
すると、面内ばねは、静止状態にあるときに、この質量
部材が台板及び頂板とばね保持構造物とから間隔を置く
ように、この質量部材をつり下げて保持する。すなわち
この質量部材は5方向に自由に移動する。
【0023】別の実施例でも又面外ばねを使うことがで
きる。各ばね58は質量部材48を台板22から間隔を
隔てて保持するのに十分な長さを持ち質量部材48を振
動荷重に応答して台板22に向かい下方に動かすことが
できる。質量部材48は又、所望の形状を持つ上部ばね
位置決め受け62を設けることができる。図1に示すよ
うに上部面外ばね58の下端部に位置させたばね受けの
下部割出しピン64を受入れる通路を設けてある。ばね
66の頂部に位置させた上部割出しピン68は、頂部7
0のばね位置決め受け(図示してない)に受入れる。好
適な実施例では頂板70は、これを貫いて軸線26のま
わりに延びる通路72を形成する。頂板70には又1連
の穴74を設けられ、頂板70を台板22及び/又はば
ね保持構造物に及び/又は側壁に連結するようにボルト
を通すことができる。組立てたときに上部の面外ばね6
6は、質量部材48をこの質量部材が上方に動くように
頂板70から間隔を置いて保持するのに十分な長さを持
つ。
【0024】振動吸収装置を組立てるときは、面内ばね
36は前もって圧縮するのがよく、使用した場合に下部
面外ばね58は前もって圧縮するのがよく、又使用する
場合に上部面外ばね66は前もって圧縮するのがよい。
すなわち質量部材48にたいし3本全部の軸源に沿い押
圧力を及ぼしこの質量部材48の移動に抵抗する。
【0025】面外ばねを使う場合には振動吸収装置の構
造に対しては面外ばねの構造及びその保持方式が重要で
あることが分った。質量部材に加わる主な力は面内であ
る。質量部材の運動は、面外ばねも又使うときに主とし
て面内ばねにより抵抗を受ける。しかし面外ばねも又面
内における質量部材の運動に抵抗する。圧縮でたわみを
生じたコイルばねは、ばねワイヤのねじれ運動により主
としてせん断応力を受ける。せん断応力に対し適性な寸
法に定めると、従来の閉じた研削端部を持つコイルばね
は、端部のフレッチング(浸食)が最小である間は適当
な疲労寿命を持つ。このようなばねは面内ばねには有用
である。コイルばねがせん断運動(とくに運動質量及び
回転翼システムの場合のように章動(nutatio
n)」)を受けると、圧縮だけに基づくせん断応力のほ
かに面外ばねの両端部に著しい曲げ応力を誘起する。こ
の章動は、同板の揺動回転運動を示す。従来の閉じた/
研削端部付きばねは、本発明の別の実施例に面外ばねと
して使うと寿命が極めて短いことが分った。耐食ばね受
けを設けるとフレッチングが最小になりばね寿命が著し
く延びることが分った。図3A及び3Bは、面外ばねに
とくに有用な不研削/開き端部付きコイルばね80を示
す。不研削/開き端部付きばね80は各端部に接線方向
延長部分82を持つ。接線方向延長部分82は、適正な
受けに受けると、ばねの回動を防ぐことによりフレッチ
ングを最小にしねじ効果によるばね圧縮度の変化をなく
す。図4は開き端部付きばね80を各端部に位置させた
つる巻きばね84とを示す。本発明の好適な実施例では
面外ばね58、66は各端部に位置させたばね受け84
を持つ。ばね受け84は、図示のように別個の部品でも
よく、又は台板、質量部材及び頂板に一体に形成しても
よい。これ等のつる巻きばね受けは又面内ばねに対して
使ってもよいが好適な実施例では必要がない。
【0026】図5A、5B及び5Cにはつる巻きばね受
け84を詳細に示してある。図5Aはつる巻きばね受け
84の平面図である。(各図面で同様な参照数字は同様
な品目を示す)。つる巻きばね84は、つる巻きみぞ9
0を形成した本体88を持つ。つる巻きみぞ90は、不
研削/開き端部付きばね80の端部を受入れ延長部分8
2をばねの端部に保持するように寸法を定めてある。延
長部分82は、みぞ90内に受入れたときにつる巻ばね
受け84に対するばねの回動を防ぐ。本体88から上方
に、ばねの保持に役立つようにばねの内径内にはまる寸
法にした内側ばね案内面92が延びている。本体88か
ら反対方向に割出しピン94が延びている。好適な実施
例では割出しピン94は質量部材、台板及び頂板のばね
位置決め受け内に挿入してある。或はばね受けは、台
板、質量部材及び頂板に一体に形成してもよい。しかし
組立てを容易にするには別個のばね受け単位84が好適
である。
【0027】従来の閉じた/研削端部付きばね76を図
2に例示してある。このようなばねの端部78では、端
部巻き輪はこのばねが偏平な表面79が得られるように
可変な厚さを持つ。このような従来のばねは面内ばね3
6には有用である。振動吸収装置20では、この振動吸
収装置に加わる主方向力は回転翼の平面内にある。面外
方向に加わる力ははるかに弱い。すなわち面内ばね36
は一般に、面内ばね56、66よりはるかに高い圧縮ば
ね率を持つ。面内ばねは、従来の閉じた/研削端部付き
ばね又は図3A、3B及び4に示すようなばねでよい。
運動に抵抗するには、面内ばねは質量部材の面内移動に
抵抗する面外ばねの影響の要因(factor)でなけ
ればならない。
【0028】図6Aないし6Dは質量部材48を示す。
図6Aは質量部材48の平面図である。質量部材の本体
96は、任意所望の形状を持ち図示のように質量調整お
もりを加えられる区域を備えている。図6Bは図6Aの
横断面図である。本体96からボルト98が延びてい
る。各ボルト98は、質量調整おもりを質量部材48に
取付けるのに利用する。質量部材48は、円筒形内面9
9を持つ下部突出部97を備える。図6Cは、下部面外
ばね58及び上部面外ばね66を持つ質量部材48の側
面図である。図6Dは図6Aの下面図である。図6D
は、軸線及び通路52に同心の内側円筒面99を形成す
る突出部97をもつ質量部材58を示す。
【0029】図7Aは、質量部材48に取り付けるよう
に寸法を定めた質量調整おもり102を示す。質量調整
おもり102はボルト通路104を形成する。好適な実
施例ではおもり102は、振動吸収アセンブリの中心軸
線と同心の中心通路106を形成する。好適な実施例で
は、台板、頂板及び質量部材内の各通路は吸収装置が静
止状態にある場合に共通の軸線を持つ。図7Bは図7A
の7B−7B線に沿う質量調整おもり102の断面図を
示す。おもり102は、必要に応じ質量部材48に取付
けた調整おもりである。図示の実施例では各おもりは、
通路104にボルト98を通すことにより取付ける。各
おもりは、振動吸収装置を特定の各航空機に会うように
するのに質量部材に対し加え又は取除く。
【0030】図8は、回転翼ハブ・アセンブリ125の
エラストマー質ダンパ・アセンブリ114のボルト11
2に取付けた振動吸収装置20の部分縦断面図である。
回転翼の支柱110は、これを貫く通路116を形成し
てある。支柱110の頂部に、貫通路120を持つ回転
翼の支柱ナット118を設けてある。図示のように質量
部材48には複数個の調整おもり102が取付けられ振
動吸収装置を特定の航空機に適合するように加える付加
的質量を形成する。
【0031】図8は振動吸収装置20の運動制限体13
0の好適な実施例を示す。運動制限体130(図に詳細
に示してある)は、ボルト132により台板22に保持
することができ、又は台板に一体に形成することができ
ます。さらに質量部材48はゴム緩衝体134を設ける
ことができる。
【0032】図9は、質量部材48、1連の調整おもり
102及び台板22を示す部分縦断面図である。図9に
は運動制限体130を示してある。好適な実施例では台
板22は、ボルト132が貫通する通路138を形成す
るフランジ区分136を備える。台板22から上方に、
軸受受け面131と外方に延びる下部肩部138´が延
びている。軸受け133は、これが肩部138´に接触
するまで表面131に押当てられる。軸受133は、内
レース142及び外レース146とボール148とシー
ル150とを持つ。次いで締付け環140は表面131
に押当てられ軸受け133を肩部138´に当がう。接
触環144は軸受133の外側に押付けられる。連結環
144は、軸受外レース146に当たる上部の内方に延
びる唇状部149を取付け接触環144が軸受けー13
3から滑動して離れないようにする。締付け環140の
フランジ145は接触環144に向かって延びれや異物
を軸受133に入らないようにそらせる。質量部材48
には交換環143を設けてある。ゴム製の緩衝体134
はは環143の内面に取付けることができる。交換環1
43は、緩衝体134をその磨耗後に交換できるように
するのに有用である。作動時には緩衝体134が接触環
144に接触すようになるのに十分なだけ質量部材48
が移動し又は変位すると、衝撃により接触環144を移
動質量部材48と共に移動させることによって運動制限
体30のきず跡や損傷を最小にする。作動中に移動質量
部材48は、図18に示すように運動制限体にはほぼ連
続して衝突し急激な振動を生ずる。
【0033】図18は、接触環144を示し又質量部材
48が振動する際の緩衝体134の場所を示す。第1の
位置250では緩衝体134は接触環144に点252
において接触する。質量部材が運動制限体のまわりに移
動に伴い接触点252が移行し、たとえば第2の位置2
54において緩衝体134は点256で接触する。質量
部材48は、面内ばねが防げるから運動制限体のまわり
に回動しない。しかし質量部材48は、各ばねがたわむ
際にわずかな回転運動を生ずることができる。主として
質量部材は運動制限体のまわりに動き、この運動制限体
及び質量部材の間の接触点は接触環が質量部材の運動に
伴い旋回する場合に絶えず変化し又は同じままでになう
りょうにする。従来の振動吸収装置では、適正に調整し
た振動吸収装置は、過移動止めに接触するのに十分なだ
け移動する質量部材を備えない。
【0034】本発明はその機能が従来の振動吸収装置と
は異なる。従来の振動吸収装置はその振動構造への取付
点のまわりの局部区域の振動を最小にし、又この振動構
造の片持ちばり振動数は減少させる必要のある振動の振
動数に適合させる。又は本発明は、回転システムで回転
翼航空機ハブに取付けられ、このハブの取付点でなくて
ハブから遠く隔てた胴体で振動を減らすようにする。従
って本吸収装置の片持ちばり振動数は、本発明振動吸収
装置及び取付点(この場合はハブ)の振動が最高になり
(従来の吸収装置とは異なって)しかも胴体の振動は最
低になる場合に本発明振動吸収装置がシステム共振振動
数でまたはこれに近い振動数で作動するように調整す
る。
【0035】この点は、振動吸収装置及びハブを表わす
2つの自由度のばね質量システムの振動数応答を示した
図13に例示してある。これ等の計算に対する方程式
は、ポレンテイス−ホール・インコーポレイテッド(P
rentice−Hall,Inc.)から刊行かれた
ウイリアム・テー・トムソン(William T.T
homson)を著者とする「セオリー・オブ・バイブ
レイション・ウイズ・アprイケイションズ)(The
ory of Vibration withAppl
ications)の5.5節に認められる。図13で
は小さい質量(m)及びばね(k)は振動吸収装置を表
わす。大きい質量(m)及びばね(k)は、応答により
ハブの振動を表わす主動的システムを表わす。ハブ
(M)の変位はZにより示してある。図14において小
さい質量(吸収装置)及び主質量(ハブ)の変位の振幅
を共にプロットしてある。同様に位相情報を図15に示
してある。図15では胴体の振動を減らす必要のある振
動数すなわち作動振動数Woで示してある。作動振動数
がシステム共振振動であるか又はこれに極めて近いのは
明らかである。この場合吸収装置及びハブの両方の振幅
が最大である。又図14に示すように作動振動数より低
い振動数Wc(片持ちばり振動数)においてはハブ運動
は最低である。Wcは吸収装置の次式で与えられる片持
ちばり振動数に対応する。
【0036】
【数1】
【0037】従来の振動吸収装置ではWcは、ハブ運動
が最低になる作動振動数に等敷く成らなければならな
い。図14及び15に示すように本発明ではこのように
はならなくて、この場合作動振動数において[n回転
(n=羽根の枚数)において]ハブ運動が実質的に最高
になる。
【0038】システム共振振動数における作動により本
発明によって極めて有効な軽量の振動減少装置が得れれ
る。しかしこの装置は調整及び安定が極めてむずかしく
なる。この装置は振動数のわずかな変化に極めて敏感で
ある。その理由は吸収装置が共振時又はその付近で軽く
減衰したシステムのピークで作動するからである。この
問題は、回転システムで吸収装置の一体部分として作っ
た運動制限体により解決された。質量部材は、任意の与
えられたときに運動制限体に対し点接触しこの質量部材
の運動がつねに限定され一定になうりようにする。運動
制限体はこのシステムを安定にするのに役立つ、本発明
を作動することにより、従来の振動吸収装置より一層高
い振動振幅が得ら、同じ成績を得るのに本発明では一層
軽い重量のシステムを使うことができる。これに反して
従来のフラーム(frahm)は、質量部材が使用中に
過移動の止めに接触することはあるとしても、めったに
は接触しないように設計されている。
【0039】振動吸収装置は回転翼ハブと一緒に回転す
る。回転翼ハブの振動荷重により質量部材を運動制限体
のまわりの種種の点で実質的に連続的にこの運動制限体
を動かしこれに接触させる。
【0040】各ばねは、適当な回転ごとの所望の減衰を
生ずるように調整する。この調整は、ハブにおけるせん
断を計測し隔離する振動数を定めることにより行うこと
ができる。次いで力に反作用を及ぼすのに必要な重量及
び変位を定めることができる。次いでばね率を計算し隔
離しようとする振動数に振動吸収装置を適合させること
ができる。問題の羽根の枚数に対し所望の回転ごとの減
衰は回転ごとの羽根振動数に依存する。第1段の調整
は、初めの設定点が得られるようにばねを調整すること
である。各航空機の特定の特性の微調整はこの場合、調
整おもり102を加え又は除くことにより行うことがで
きる。以下の説明は4回転ごとシステムに対するばね調
整手順を示す。この例は、面外ばねが別の実施例に使う
ことができるからこれ等の面外ばねを参照する。当業者
には、面外ばねを持たない好適な実施例に対し式の簡略
化が明らかである。調整は、面内ばね及び面外ばねのば
ね率と初期調整質量とを訂正することによって行われ
る。初期調整質量は、質量部材だけであり又は所望数の
初期調整おもりを備えた質量部材である。いずれの場合
にも調整質量は航空機に取付ける単位の初期質量であ
る。初期調整質量が各調整おもみの重量と共に質量部材
を含むときは、個別の航空機の特異性に対し必要に応じ
振動吸収装置を調整するのに後で調整おもりを除く機会
を利用できる。
【0041】所望のねじれ、上下方向及び縦揺れ/横揺
れの振動数は、ばねの半径方向場所と調整おもりとばね
率とを制御することによって得られる。このシステムの
所望のばね率は、ばねの個数、直径、ばねワイヤの直
径、コイルの個数及び予備圧縮の量を制御することによ
り得られる。
【0042】本発明では質量の変位と振動吸収作用と
は、面外コイルばねの調整重量及びせん断力を心合わせ
するのに使われる、面内コイルばねに加わる圧縮力及び
せん断力により生ずる。
【0043】各ばねに対する圧縮に基づくばね率は次の
式により表わされる。
【0044】
【数2】
【0045】P − 圧縮力 lb δc − ばね圧縮 in G − せん断弾性係数 lb/in2 d − ワイヤ直径 in D − 平均直径 Kc − 圧縮ばね率 lb/in Na − 有効巻線の数
【0046】せん断に基づくばね率は次の式により計算
する。
【0047】
【数3】
【0048】Kc − 圧縮ばね率 lb/in δsh − せん断たわみ in δpc − 予備圧縮 in Ksh − せん断ばね率 lb/in P − せん断力 lb f(δpc) − 予備圧縮の関数
【0049】圧縮に基づくせん断応力は次式により定め
る。
【0050】
【数4】
【0051】τ − せん断応力 lb/in2c − 圧縮ばね率lb/in D − ばねの平均直径in d − ワイヤ直径in Kw − 応力補正係数 δ − たわみin
【0052】面内ばね率は次の式により定める。
【0053】
【数5】
【0054】 n − 変位方向における面内ばねの個数 m − 変位に直行する方向における面内ばねの個数 o − 面外ばねの個数 K1 − 面内ばねの圧縮ばね率 K1 * − 面内ばねの横方向ばね率(せん断方向) Kv * − 面外ばねの横方向ばね率
【0055】図1に示した実施例に対し式は次のように
なる。
【0056】
【数6】
【0057】上下方向ばね率は次式により定める。
【0058】
【数7】
【0059】Kv − 面外ばねの圧縮ばね率 K1 * − 面内ばねの横方向ばね率 O − 面外ばねの個数 b − 面内ばねの個数
【0060】図示の実施例に対し式は次のようになる。
【0061】
【数8】
【0062】ねじりばね率は次式により定める。
【0063】
【数9】
【0064】K1 * − 面内ばねの横方向ばね率 j − 面内ばねの個数 θ − 面外ばねの個数 X1 − ばね止めの中心を通過する軸線から片寄った
面内ばねの長軸の隔離 Y1 − 振動吸収装置の上下方向軸線から片寄った面
内ばねの端部の距離 X2 − 振動吸収装置の上下方向軸線からの下部面外
ばねの距離 Kv − 面外ばねの横方向ばね率 X3 − 振動吸収装置の上下方向軸線からの上部面外
ばねの距離 Y2 − 対称軸線からの下部面外ばねの距離 Y3 − 対称軸線からの上部面外ばねの距離
【0065】これ等の関係は図10A及び10Bに線図
的に示してある。X2及びX3とY2及びY3とはばねの設
計配置によって同じでよい。図1に示した実施例ではこ
の式は次のようになる。
【0066】
【数10】
【0067】縦揺れ及び横揺れのばね率は次の式により
定める。
【0068】
【数11】
【0069】
【数12】
【0070】n面内ばねの個数 m面外ばねの個数
【0071】図10Cは、質量部材に力を加える方向を
示す。
【0072】図10A及び10Bは、前記の式に応用で
きる質量及びばねの線図の大要を示す。
【0073】図11に示すようにばねの予備圧縮は横方
向ばね率に影響を及ぼす。前記の式で設定位置における
ばねの予備圧縮に対応する予備圧縮率を使わなければな
らない。
【0074】図1に示した実施例では8個の面内ばねを
設けてある。寸法を考慮するとこの8個の面内ばねの構
成は有用である。しかし8個の面内ばねの代りに4個の
面内ばねを使うこともできる。又図1に示すように別の
実施例で4個の下部の面外ばねと4個の上部の面外ばね
とを使ってある。必ずしも4個の面内ばねを使う必要は
なくて、上部の面内ばねが回転翼質量の軸線のまわりに
対称に配置され、又下部の面外ばねを回転翼質量の軸線
に対し対称に位置させてあれば、上部位置及び下部位置
の両方に1個又は1個以上の面内ばねを使うことができ
る。図12Aは、各ばね止め166から間隔を置いた質
量部材164を保持する4個の面内ばね162を備えた
振動吸収装置160の平面図である。質量部材164は
回転翼支柱の軸線に同心の穴166を設けてある。又こ
の穴のまわりに上部の面外ばね168を同心に設けてあ
る。質量部材164は、下部の面外ばね172(図12
Bに示してある)と上面の面外ばね168と頂板(図示
してない)とにより台板170から間隔を置いて保持し
てある。
【0075】図12Bは図12Aの12B−12B線に
沿う断面図である。図12Bでは運動制限体は図が明ら
かになるように示してなくて面外ばね172の外側に位
置させてある。台板170は、ばね172の下端部を受
けるつる巻きばね受け174を備える。つる巻きばね受
け174のみぞの形状は、図5A及び5Bに示したのと
同じであり、単にこのみぞは台板自体に形成してある。
【0076】質量部材164は、下部の面外ばねの上部
部分を受入れるように形成したつる巻形受入れみぞを持
つ下面を備え、又外側上部つる巻きばねを受入れる、質
量部材164の上面のつる巻きばね受入れみぞ178を
備える。上部の面外ばね用の同様なつる巻形受入れみぞ
を頂板に設ける。面内ばね及び面外ばねのばね数は変え
てもよい。各ばねは調整ができるように対称に位置させ
なければならない。奇数個のばねの場合には、前記の式
は幾何学的形状及び力の方向を考慮して調整しなければ
ならない。このような調整を行うことは当業者には普通
のことである。
【0077】図16A及び17は頂板を備えない本発明
の実施例を示す。図16は5枚羽根回転翼システムに適
当な構造を示す。この場合質量部材200は振動吸収装
置の面外軸線のまわりに対称に位置させた5つの面外側
壁202を備える。同様に5つの保持構造204は互い
に対称に又質量部材から間隔を置いて、質量部材200
を静止状態にあるとき保持構造204及び台板206か
ら間隔を置いて支えるようにしてある。図16Bは図1
6Aの断面図である。これ等の実施例では面外ばねを使
わない。又この場合運動制限体は、台板206の上方に
延びる支持体210を囲むポリテトラフルオルエチレン
のような自動潤滑材料から成る接触環208から構成し
てある。接触環208は、支持体に取付けられ又はこの
接触環が前記した軸受アセンブリと同様な支持体のまわ
りに回転するような寸法にする。自動潤滑の緩衡パッド
は、接触環208を囲む質量部材200の内面に設ける
のがよい。質量部材200が動く際に、自動潤滑材料か
ら成る緩衡パッドは、自動潤滑材料から成る接触環20
8に接触し質量部材200を運動制限体のまわりに移動
させる。
【0078】図17は、互いに対称に間隔を置いた3つ
のばね保持構造物220と3個の面内ばね224とを備
えた台板と共に3辺を持つ質量部材220を示す。
【0079】以上本発明は好適な実施例について添付図
面について詳細に説明したが本発明はなお種々の変化変
型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明振動吸収装置の1実施例の要部の展開
斜視図である。
【図1B】図1の実施例の他の部分の展開斜視図であ
る。
【図2】従来のばねの側面図である。
【図3A】本発明にとくに有用なばねの端部図である。
【図3B】本発明に有用な図3Aのばねの側面図であ
る。
【図4】本発明に有用な図3Aのばねを使ったばねアセ
ンブリの側面図である。
【図5A】ばね受けの1実施例の端面図である。
【図5B】図5Aの横断面図である。
【図5C】図5Aの側面図である。
【図6A】面外ばねを設けた質量部材の1実施例の平面
図である。
【図6B】図6Aの横断面図である。
【図6C】図6Aの側面図である。
【図6D】図6Aの下面図である。
【図7A】質量調整おもりの平面図である。
【図7B】図7Aの横断面図である。
【図8】回転翼支柱及び羽根支持体に取付けた本発明の
1実施例の部分縦断面図である。
【図9】図8の運動制限体を拡大して示す部分縦断面図
である。
【図10A】本装置に使うばね及び質量部材の線図的正
面図である。
【図10B】図10Aの側面図である。
【図10C】運動の方向を示す線図である。
【図11】横方向ばね率の予備圧縮の効果を示す線図で
ある。
【図12A】本発明吸収装置の別の実施例を頂板を除い
て示す平面図である。
【図12B】図12Aの横断面図である。
【図13】振動面のばね質量の線図である。
【図14】種々の振動数における質量部材の振幅及びハ
ブの振幅を示す線図である。
【図15】移動質量及びハブ運動の位相の線図である。
【図16A】5枚羽根システムの1実施例の平面図であ
る。
【図16B】図16Aの拡大横断面図である。
【図17】3枚羽根システムに適当な実施例の平面図で
ある。
【図18】本吸収装置の運動制限体の運動を示す平面図
である。
【符号の説明】
20 振動吸収装置 22 台板 24 通路 26 軸線 30 運動制限体 36 面内ばね 45 ばね保持構造物 48 質量部材 58,66 面外ばね 102 質量調整おもり
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 2】
【図 3A】
【図 3B】
【図 5B】
【図 7B】
【図 1A】
【図 1B】
【図 4】
【図 5A】
【図 5C】
【図 6A】
【図 6B】
【図 6C】
【図 7A】
【図 10C】
【図 6D】
【図 8】
【図 9】
【図 10B】
【図 12B】
【図 13】
【図 10A】
【図 11】
【図 12A】
【図 16A】
【図 16B】
【図 14】
【図 15】
【図 17】
【図 18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイズァット、ユース アメリカ合衆国テクサス州76021、べドフ ォード、ラスティク・ウッズ 3217番 (72)発明者 ブライアン、ダブルュー、マーシャル アメリカ合衆国テクサス州76017、アーリ ングタン、ヴァルパレイソ・トレイル 5508番

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)台板であつて、頂部側及び底部側
    を持ち、実質的にこの台板に直交する軸線を備えた台板
    と、 (b)この台板から上方に延びる2個又はそれ以上のば
    ね保持構造物と、 (c)前記前記軸線のまわりに前記台板から上方に延び
    る運動制限体と、 (d)質量部材であつて、頂部側、底部側及び面外側を
    備えた所定の形状を持ち、前記質量部材から下方に延
    び、前記運動制限体を囲む円筒面を持つ質量部材と、 (e)前記各ばね保持構造物と、前記質量部材の面外側
    の1つとの間に位置させられ、静止状態にあるときに前
    記質量部材を前記各ばね保持構造物から間隔を置いて保
    持する1個又は1個以上の面内ばねと、を包含する振動
    吸収装置。
  2. 【請求項2】 前記面内ばねを予備圧縮した請求項1の
    振動吸収装置。
  3. 【請求項3】 前記質量部材に取付けた1個又は複数個
    の質量調整おもりを前記質量部材が備えた請求項1の振
    動吸収装置。
  4. 【請求項4】 前記運動制限体に、前記台板に対して回
    転できる接触環を設けた請求項1の振動吸収装置。
  5. 【請求項5】 前記振動吸収装置を、所定の枚数の羽根
    を持つハブのハブ運動を最高にする振動数に調整した請
    求項1の振動吸収装置。
  6. 【請求項6】 (a)台板であつて、頂部側及び底部側
    と、この台板に直交する軸線とを持ち、この軸線のまわ
    りに同心の通路と、台板上部に延びる運動制限体とを形
    成した台板と、 (b)この台板から上方に延び、前記軸線から間隔を置
    いた2個又はそれ以上のばね保持構造物と、 (c)貫通する軸線を持ち、この軸線のまわりに貫通す
    る通路を形成し、頂部側、底部側及び面外側を持ち、か
    つ緩衝面を持つ質量部材と、 (d)前記各ばね保持構造物と、前記質量部材の対応す
    る面外側との間に位置させられ、前記質量部材を各ばね
    止めから間隔を置いて保持するようにした1個又は1個
    以上の面内ばねと、 (e)一方の側を前記台板に取付け、接触環が前記台板
    に対して回転できるように、他方の側を前記接触環に取
    付けた軸受アセンブリを備えた運動制限アセンブリと、
    を包含するヘリコプタ回転翼システム用の振動吸収装
    置。
  7. 【請求項7】 前記各面内ばねを予備圧縮した請求項6
    の振動吸収装置。
  8. 【請求項8】 前記質量部材に取付けた1個又は1個以
    上の質量調整おもりを、前記質量部材に設けた請求項6
    の振動吸収装置。
  9. 【請求項9】 所定の枚数の羽根を持つハブのハブ運動
    を最大にする振動数に調整するようにした請求項6の装
    置。
  10. 【請求項10】 (a)台板であつて、頂部側及び底部
    側とこの台板に直交軸線とを持ち、この軸線に同心の通
    路と前記頂部側の各ばね受けとを形成する台板と、 (b)この台板から上方に延び、前記軸線から間隔を置
    いたばね保持構造物と、 (c)軸線のまわりに貫通する通路を形成し、頂部側、
    底部側及び面外側と、頂部側及び底部側のばね受けと、
    緩衝面とを持つ質量部材と、 (d)前記台板に取付けられ、軸線のまわりの通路と、
    頂部側及び底部側と、この底部側のばね受けとを形成す
    る頂板と、 (e)前記台板及び質量部材の前記ばね受け内に上端部
    及び下端部を位置させた1個又は1個以上の下部の面外
    ばねと、 (f)前記台板及び質量部材の前記ばね受け内に上端部
    及び下端部を位置させた1個又は1個以上の上部の面外
    ばねと、 (g)前記各ばね保持構造物と前記質量部材の対応する
    面外との間に位置させた1個又は1個以上の面内ばねと
    を備え、 (h)前記質量部材を、静止状態にあるときに前記ばね
    により、前記台板、頂板及びばね保持構造物から間隔を
    置いて保持するようにし、 (i)前記台板から延び、前記質量部材が振動荷重を受
    けたときに、前記緩衝面に接触するように位置させた運
    動制限体を設けて成る、ヘリコプタ回転翼システム用の
    振動吸収装置。
  11. 【請求項11】 前記運動制限体を、 (a)間に軸受けを挟んだ内外の軸受レースを持ち前記
    内レースを前記台板に位置させ、この台板から延びるよ
    うにして成る軸受と、 (b)前記軸受外レースに隣接し、前記台板に対し回転
    できる接触環と、により構成した請求項10の振動吸収
    装置。
  12. 【請求項12】 前記質量部材に取付けた質量調整おも
    りをさらに備えた請求項11の振動吸収装置。
  13. 【請求項13】 前記台板と、頂板又は側壁内部に挿入
    した前記ばね保持構造物との間に延びる側壁を備えた請
    求項10の振動吸収装置。
  14. 【請求項14】 4個の前記ばね保持構造物を設け、前
    記各ばね保持構造物と、前記質量部材の面外側との間に
    2個の面内ばねを設けた請求項10の振動吸収装置。
  15. 【請求項15】 4個の下部の面外ばねと4個の上部の
    面外ばねとを設けた請求項11の振動吸収装置。
  16. 【請求項16】 前記ばね受けに、前記各ばねの端部を
    受け入れるようにつる巻きみぞを設けた請求項11の振
    動吸収装置。
  17. 【請求項17】 前記ばねが、各端部に接線方向延長部
    分を持つコイルばねである請求項16の振動吸収装置。
  18. 【請求項18】 前記ばね保持構造物を互いに連結し、
    検査口通路を形成した側壁を備えた請求項16の振動吸
    収装置。
  19. 【請求項19】 所定枚数の羽根を持つハブのハブ運動
    を最大にする振動数に調整した請求項10の振動吸収装
    置。
JP35875496A 1996-02-15 1996-12-27 振動吸収装置 Expired - Fee Related JP4000342B2 (ja)

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