JPH1092391A - 無電極蛍光ランプ - Google Patents
無電極蛍光ランプInfo
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- JPH1092391A JPH1092391A JP9167815A JP16781597A JPH1092391A JP H1092391 A JPH1092391 A JP H1092391A JP 9167815 A JP9167815 A JP 9167815A JP 16781597 A JP16781597 A JP 16781597A JP H1092391 A JPH1092391 A JP H1092391A
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Abstract
る無電極蛍光ランプを提供する。 【解決手段】 無電極蛍光ランプは密封放電容器(1)
の貫入部(3)内に収容されたコイル・アセンブリを有
する。コイル・アセンブリは、基体(32)、該基体上
に支持された透磁性材料のコア(例えば、中空の円筒形
フェライト・コア30)、該コアの周りに設けられたコ
イル(31)、並びにコアに係合するクリップを含んで
いて、コアを基体上に保持する保持手段を有する。一実
施態様では、コイルはコイル巻枠(34)上に巻装さ
れ、保持手段はコイル巻枠の内周面に形成された溝内に
保持されているサークリップ(33)を有し、これによ
りコア(30)がコイル巻枠内に保持される。
Description
・アセンブリに関するものであり、また別の面では、該
コイル・アセンブリを有する無電極蛍光ランプに関する
ものである。
5に記載されているように無電極蛍光ランプは知られて
いる。無電極蛍光ランプは、付勢されたときに放電を維
持する充填物を封入した密封放電容器を有する。密封放
電容器はとりわけ蛍光体被膜で被覆されており、この蛍
光体被膜は放電による紫外線を可視光に変換する。密封
放電容器は貫入部を有し、貫入部内にはコイル・アセン
ブリのコイルが収容され、コイルは容器内に無線周波
(RF)ソレノイド状電界を作成する。コイルはRF発
振器によって付勢される。RF発振器はハウジング内に
収容され、ハウジングはコイル・アセンブリ、放電容器
およびRF発振器を支持する。コイル・アセンブリは、
ハウジングによって支持される基体部材を有する。コイ
ル・アセンブリのコイルは、コアおよび該コア上の巻線
を有する。コアは中空の円筒形フェライト・コアであ
る。巻線はコア上に直接巻装される。コアおよび巻線
は、基体部材に適当な接着剤を用いて固定される。巻線
は基体部材上の接続ピンに接続される。接続ピンはRF
発振器に対する接続を行う。
提供される。本発明によるコイル・アセンブリは、基
体、該基体上に支持された透磁性材料のコア、該コアの
周りに設けられたコイル、並びにコアを基体上に保持す
る保持手段であって、コアに係合するクリップ(cli
p)を含む保持手段を有する。これにより、接着剤の使
用が避けられ、コイル・アセンブリを組み立てる手順が
コアを基体にクリップすることによって簡単化される。
手段のクリップはコアの中を通って延在する少なくとも
一対のフィンガを有し、各々のフィンガは、基体とは反
対側のコアの端部に係合する横方向の突出部を有する。
従って、コアをフィンガ上に押しはめると、フィンガは
コアを保持するクリップとして働き、これにより組み立
て作業が簡単化される。
一対のフィンガを有し、これらのフィンガの間にコアが
配置される。各々のフィンガは、基体とは反対側のコア
の端部に係合する横方向の突出部を有する。従って、コ
アをフィンガの間に押し込むと、フィンガはコアを保持
するクリップとして働き、これにより組み立て作業が簡
単化される。
供される。本発明による無電極蛍光ランプは、付勢され
たときに放電を維持する充填物が内部に封入されている
と共に、内面に少なくとも蛍光体被膜が設けられている
密封放電容器であって、貫入部を有する密封放電容器、
並びに上述のコイル・アセンブリであって、そのコイル
が貫入部内に収容されているコイル・アセンブリを含ん
でいる。一実施態様では、コイル・アセンブリの基体お
よび密封放電容器を支持するハウジングが設けられる。
ハウジングは、RF信号でコイルを付勢する手段を収容
する。
ランプは、基体を持つコイル・アセンブリ、コイル・ア
センブリを収容する貫入部を持つ放電容器、放電容器の
基部の周りに延在するチャンネルを持ち、コイル・アセ
ンブリの基体に固定される分割リング、およびハウジン
グを含んでおり、分割リングは放電容器の基部をチャン
ネル内に締め付けるためにハウジングによって圧縮され
る。一実施態様では、分割リングはコイル・アセンブリ
の基体によって支持され、基体が分割されており、基体
およびリングもハウジングによって圧縮される。別の実
施態様では、基体が分割リング内に支持され、リングは
ハウジングによって圧縮されて、該リング内に基体およ
び放電容器を締め付ける。
に添付の図面を参照した以下に説明する。図1は無電極
蛍光ランプを示す。このランプは、付勢されたときに放
電を維持することの出来る水銀を含む適当な充填物(図
示していない)が内部に封入されている密封放電容器1
を有する。密封放電容器の内面上には、放電により生じ
る紫外光を可視光に変換する蛍光体被膜2が設けられて
いる。放電容器は従来知られている他の被膜を含むこと
ができる。他の被膜には、透明な導電層(図示していな
い)が含まれる。
軸線に沿って延在する排気管4を有する。排気管はその
先端部に水銀アマルガム5を収容する。貫入部3内に収
容されたコイル6によって発生されるRF電界により放
電が励起される。コイル6は、RF発振器7および整流
器8を有する付勢回路78によって付勢される。コイル
6は以下に説明するコイル・アセンブリの一部である。
付勢回路78は放電容器およびコイル・アセンブリとは
別々であってよい。コイル・アセンブリ、放電容器およ
び付勢回路78は、差込み口金またはねじ込み口金のよ
うな口金10に接続されたハウジング9によって支持さ
れている。
示し、該コイル・アセンブリは、中空の円筒形フェライ
ト・コア20および該コアの周りに巻装されたコイル2
1を有する。コイル21はコア20に直接巻き付けるこ
とが出来る。コイル・アセンブリは基体22を有し、こ
の例では基体22は密封放電容器1を支持する。図1に
示すように、放電容器1の基部11が基体基体22の上
に載置される。コア20は中空円筒形であり、その中を
排気管4が通って延在する。少なくとも一対のフィンガ
23が基体22と一体に形成されて、基体22から直立
する。フィンガ23はコアの中を通って延在する。フィ
ンガ23は基体22とは反対側に横方向の突出部24を
有し、これらの突出部はコアと係合して、コアを基体上
に保持する。フィンガは弾性である。コアを支持体に組
み立てるには、コアをフィンガ上に押しはめて、基体2
2とは反対側のコアの面をフィンガの突出部に係合させ
ればよい。その際、フィンガはクリップとして作用す
る。
防止するために、コアと基体22との間にばね座金25
を配置することが出来る。コイル21はピン26に半田
付けされ、ピンはコイルを付勢回路78に接続する。代
わりの構成として、突出部24をサークリップ(cir
clip:図示していない)と置き換えてもよい。
コイル・アセンブリは中空の円筒形フェライト・コア3
0およびコイル31を有する。排気管4はコア30の中
心を通って延在する。コイル・アセンブリは、図2のコ
イル支持体の基体22と同様に放電容器を支持すること
のできる基体32を有する。コイル巻枠34が基体32
と一体に形成されて、基体32から直立する。コイル3
1はコイル巻枠34上に巻装される。コア30は、コイ
ル巻枠34の内周面に形成された溝内に保持されている
サークリップ33によってコイル巻枠34内に保持され
る。サークリップ33の代わりに、図2の突出部24と
同様に働く内向きに突き出す突出部を設けてもよい。
に接続するピン26に半田付けされる。コアががたつく
のを防止するために、図2のばね座金25と同様なばね
座金を配置することが出来る。図4は本発明の好ましい
実施態様によるコイル支持体を示す。コイル支持体は単
一のプラスチック・モールド成形品であり、円形の基体
42および該基体から一体に直立する円筒形のコイル巻
枠及びコイル保持体40を有する。コイル巻枠及びコイ
ル保持体40は、使用時は、中空の円筒形フェライト・
コア(図を簡単明瞭にするために図示していない)を収
容する。コイル巻枠及びコイル保持体40は複数のコア
保持用のフィンガ43とそれらの間に延在する複数のコ
イル形成用のフィンガ45によって構成される。コア
は、基体42近くのコイル巻枠及びコイル保持体40の
端部にあるフランジ46とコア保持用のフィンガ43の
端部にある横方向の突出部44とによって、コイル巻枠
及びコイル保持体40内に軸方向に保持される。突出部
44はフランジ46とは反対側のコアの端部に係合す
る。コイル形成用のフィンガ45には巻線案内部がモー
ルド成形されている。コア保持用のフィンガ43および
コイル形成用のフィンガ45は弾性である。
ェライト・コアをコイル巻枠及びコイル保持体40内に
押し込んで、フランジ46と突出部44との間に軸方向
に保持させる。次いで、コイルをコイル形成用のフィン
ガ45に巻装する。フィンガ43および45はコイルの
巻線によってコアに押し付けられ、従ってこの巻装され
たコイルもまたコアを保持する。
壁47は付勢回路78の回路板の縁部を保持するための
スロットを形成する。回路板は排気管4の先端部に接触
しないように基体42の中心からずらして配置される。
基体42には上記のスロットに隣接して接続ピン用の孔
48が設けられており、接続ピンは半田付けまたは圧着
などによりコイルに接続されて、コイルを付勢回路78
に接続する。
られ、スロット49はハウジング9の突出部に係合し
て、コイル・アセンブリがハウジングに対して回転する
のを防止し、またコイル・アセンブリをハウジングに対
して唯一つの向きにはめ込むことが出来るようにする。
図5(A)はハウジング9の平面図を示しており、また
図5(B)はハウジング9、付勢回路78の回路板、コ
イル・アセンブリの基体42および放電容器1の部分断
面図を示している。ハウジング9は、基体42を支持す
る円筒形の内部フランジ50を有する。基体42は楔5
1によってフランジ50上に保持される。フランジ50
および楔51はハウジング9と一体にモールド成形され
る。フランジ50の突出部52が、基体42の縁部の回
転防止用のスロット49と係合する。基体42をハウジ
ング内に固定するためには、単に基体42を楔51の上
から押し込んで、基体42をフランジ50と楔51との
間の位置にスナップ式にはめればよい。
出来る。放電容器1は図1に示されるようにコイル・ア
センブリの基体によって直接支持することが出来る。そ
の代わりに、放電容器をハウジング9によって直接支持
してもよい。図5の回路板(78)は、接続ピン26ま
たは36を受け入れるソケットを有するものであってよ
い。
を示している。図6においては、図5(B)のフランジ
50および楔51が、ハウジング9と一体にモールド成
形されたラチェット60に置き換えられている。更に、
放電容器が、戻り止め62によってコイル・アセンブリ
の基体42に固定されている分割リング61(図7にも
示す)によって支持されている。戻り止め62は基体4
2中の対応するスロットを通り抜けて、分割リング61
を基体42にクリップすなわち留める。放電容器の基部
11は膨らみ部64の形の半径方向外向きの突出部を有
する。分割リング61は、放電容器の周りのほぼ180
°の円弧にわたって膨らみ部64に係合するチャンネル
63を有する。
組み立てるためには、放電容器を受けるための開口65
を持つ分割リング61を、膨らみ部64上に押しはめ
る。放電容器および分割リングを次いでコイル支持体の
上に配置し、戻り止め62をコイル支持体の基体42中
のスロットに押し込む。放電容器をクリップに固定する
ために、接着剤を使用することが出来る。その代わり
に、基体42を半径線66に沿って分割する。基体42
をラチェット60に沿って押し付けたとき、分割リング
したがってクリップも圧縮されて、放電容器がクリップ
に固定される。
持される基体42を持つコイル・アセンブリ(6)を示
す。分割リング80の外周がハウジング上のラチェット
60に係合する。基体42は分割リング80の内周に設
けられた溝内に保持される。放電容器の基部の膨らみ部
64が分割リング80内の基体42の上方のチャンネル
83と係合する。回路板(78)が対の壁47の間のス
ロットによって基体42に固定される。ハウジング9内
での回路板の回転を防止するために、ハウジングに別の
スロット81が設けられる。
センブリ(6)、回路板(78)およびハウジング9を
組み立てるためには、先ず、分割リング80を十分に開
いて、コイル・アセンブリの基体42を分割リング80
の溝内にスナップ式にはめ込む。次いで、回路板をスロ
ット(47)に固定し、且つ好ましくは回路板上のソケ
ットを基体42上の接続ピンと係合させることによって
コイルを回路板に接続する。次いで、放電容器をチャン
ネル83にスナップ式にはめ込む。こうして得られた組
立体をハウジング内に押し込んでラチェット60と係合
させる。これにより、ラチェット60が放電容器および
基体42を保持するようにリング80を圧縮する。
有する付勢回路78の部分とは別々に作って販売しても
よい。付勢回路78は放電容器およびコイル・アセンブ
リとは別々に収容してもよい。
断面図である。
簡略断面図である。
を示し、(A)はその側面図、(B)は上面図、(C)
は底面図である。
その平面図、(B)は断面図である。
す断面図である。
である。
図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 付勢されたときに放電を維持する充填物
が内部に封入されていると共に、内面に少なくとも蛍光
体被膜が設けられている密封放電容器であって、貫入部
を有する密封放電容器、並びに基体、該基体に支持され
た透磁性材料のコア、該コアの周りに設けられたコイ
ル、および前記コアに係合するクリップを含んでいて、
前記コアを前記基体上に保持する保持手段を有するコイ
ル・アセンブリであって、前記コイルおよび前記コアが
前記貫入部内に収容されているコイル・アセンブリを含
んでいることを特徴とする無電極蛍光ランプ。 - 【請求項2】 前記保持手段は前記基体と一体である請
求項1記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項3】 前記保持手段は少なくとも一対のフィン
ガを有し、これらのフィンガの間に前記コアが配置され
ており、各々の前記フィンガは、前記基体とは反対側の
前記コアの端部に係合する横方向の突出部を有している
請求項1または2記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項4】 前記コアは中空であり、前記保持手段は
前記コアの中を通って延在する少なくとも一対のフィン
ガを有し、各々の前記フィンガは、前記基体とは反対側
のコアの前記端部に係合する横方向の突出部を有してい
る請求項1または2記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項5】 前記コイルは前記コアに直接巻装されて
いる請求項1、2または4記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項6】 前記保持手段はまたコイル巻枠を有し、
前記コアが前記コイル巻枠内に配置され、前記コイルが
前記コイル巻枠上に巻装され、前記コアが前記コイル巻
枠内に設けられたサークリップによって前記コイル巻枠
内に保持されている請求項1または2記載の無電極蛍光
ランプ。 - 【請求項7】 更に、前記コイル・アセンブリおよび前
記放電容器を支持するハウジングを含んでいる請求項1
乃至6のいずれか1項に記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項8】 前記放電容器が前記コイル・アセンブリ
の前記基体によって直接支持されている請求項1乃至7
のいずれか1項に記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項9】 前記放電容器の基部は、該基部の周りに
延在するチャンネル内に係合する半径方向外向きの突出
部を有し、前記チャンネルは、前記コイル・アセンブリ
の前記基体に固定されたクリップに形成されている請求
項1乃至8のいずれか1項に記載の無電極蛍光ランプ。 - 【請求項10】 前記放電容器の基部の周りおよび前記
コイル・アセンブリの前記基体の周りに延在する分割リ
ングを有し、該分割リングは前記ハウジング内に挿入す
ることによって圧縮されて、前記放電容器の基部および
前記コイル・アセンブリの前記基体を固定している請求
項7記載の無電極蛍光ランプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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GB9613359:0 | 1996-06-26 | ||
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JP16781597A Expired - Fee Related JP3950516B2 (ja) | 1996-06-26 | 1997-06-25 | 無電極蛍光ランプ |
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