JPH1091986A - 二軸アクチュエータ及び光ディスク装置 - Google Patents
二軸アクチュエータ及び光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH1091986A JPH1091986A JP8266732A JP26673296A JPH1091986A JP H1091986 A JPH1091986 A JP H1091986A JP 8266732 A JP8266732 A JP 8266732A JP 26673296 A JP26673296 A JP 26673296A JP H1091986 A JPH1091986 A JP H1091986A
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- elastic support
- optical disk
- support member
- biaxial actuator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレス加工による板バネを使用した弾性支持
部材であっても、二軸方向に関して等しい一次共振周波
数foが容易に得られるようにする。 【解決手段】 対物レンズ21aを光軸が垂直になるよ
うに支持するレンズホルダー21と、このレンズホルダ
ーの両側をそれぞれ固定部に対してフォーカス方向及び
トラッキング方向に沿って移動可能に支持する板バネ状
の弾性支持部材23a,23b,23c,23dと、こ
のレンズホルダーを固定部24に対してフォーカス方向
及びトラッキング方向に移動させる駆動手段22b,2
2c,31,32とを含んでいて、上記板バネ状の弾性
支持部材が、プレス加工による複数枚の板バネ25,2
6を重ね合わせて、二軸アクチュエータ20を構成す
る。
部材であっても、二軸方向に関して等しい一次共振周波
数foが容易に得られるようにする。 【解決手段】 対物レンズ21aを光軸が垂直になるよ
うに支持するレンズホルダー21と、このレンズホルダ
ーの両側をそれぞれ固定部に対してフォーカス方向及び
トラッキング方向に沿って移動可能に支持する板バネ状
の弾性支持部材23a,23b,23c,23dと、こ
のレンズホルダーを固定部24に対してフォーカス方向
及びトラッキング方向に移動させる駆動手段22b,2
2c,31,32とを含んでいて、上記板バネ状の弾性
支持部材が、プレス加工による複数枚の板バネ25,2
6を重ね合わせて、二軸アクチュエータ20を構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク(CD),CD−ROMや光磁気ディスク(MO)等
の光ディスクの上方の記録及び/または再生用の二軸ア
クチュエータ及び光ディスク装置に関するものである。
ク(CD),CD−ROMや光磁気ディスク(MO)等
の光ディスクの上方の記録及び/または再生用の二軸ア
クチュエータ及び光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク、例えばいわゆるコン
パクトディスク(CD)や光磁気ディスク等に対する情
報信号の再生もしくは記録は、光学ピックアップを使用
して行なわれる。この光学ピックアップは、光源として
の半導体レーザ,対物レンズ,光学系及び光検出器とを
含んでいる。
パクトディスク(CD)や光磁気ディスク等に対する情
報信号の再生もしくは記録は、光学ピックアップを使用
して行なわれる。この光学ピックアップは、光源として
の半導体レーザ,対物レンズ,光学系及び光検出器とを
含んでいる。
【0003】光学ピックアップにおいて、半導体レーザ
から出射された光ビームは、光学系を介して対物レンズ
によって光ディスクの記録面上に集光される。光ディス
クからの戻り光ビームは、光学系により半導体レーザか
ら出射された光ビームと分離されて、光検出器に導かれ
る。半導体レーザから出射された光ビームは、光ディス
クの反り等に起因して発生する光ディスクの面方向と直
交する方向の光ディスクの変位に追従して、光ディスク
の記録面上で合焦されるように、対物レンズの光軸方向
の位置が調整される。同時に、半導体レーザから出射さ
れた光ビームの光ディスク上のスポットの位置が光ディ
スクの偏心や光ディスク上に形成されたトラックの蛇行
に追従するように、対物レンズの光軸と直交する方向の
位置が調整される。
から出射された光ビームは、光学系を介して対物レンズ
によって光ディスクの記録面上に集光される。光ディス
クからの戻り光ビームは、光学系により半導体レーザか
ら出射された光ビームと分離されて、光検出器に導かれ
る。半導体レーザから出射された光ビームは、光ディス
クの反り等に起因して発生する光ディスクの面方向と直
交する方向の光ディスクの変位に追従して、光ディスク
の記録面上で合焦されるように、対物レンズの光軸方向
の位置が調整される。同時に、半導体レーザから出射さ
れた光ビームの光ディスク上のスポットの位置が光ディ
スクの偏心や光ディスク上に形成されたトラックの蛇行
に追従するように、対物レンズの光軸と直交する方向の
位置が調整される。
【0004】この半導体レーザから出射された光ビーム
の合焦位置及び光ディスクの記録面上のスポット位置の
調整は、この対物レンズの光軸方向の位置と光軸と直交
する方向の位置とを調整することによって行なわれる。
対物レンズの位置調整には、電磁駆動型のアクチュエー
タが使用される。このアクチュエータは、対物レンズア
クチュエータまたは二軸アクチュエータといい、対物レ
ンズが取り付けられたボビンと、複数の弾性支持部材
と、駆動力を発生する駆動部とを含んでいる。ボビン
は、固定部に対して複数の弾性支持部材によって、対物
レンズの光軸方向の位置、すなわちフォーカス位置と、
対物レンズの光軸と直交する方向の位置、すなわちトラ
ッキング位置が調整可能に支持されている。このような
二軸アクチュエータは、図4に示すように構成されてい
る。
の合焦位置及び光ディスクの記録面上のスポット位置の
調整は、この対物レンズの光軸方向の位置と光軸と直交
する方向の位置とを調整することによって行なわれる。
対物レンズの位置調整には、電磁駆動型のアクチュエー
タが使用される。このアクチュエータは、対物レンズア
クチュエータまたは二軸アクチュエータといい、対物レ
ンズが取り付けられたボビンと、複数の弾性支持部材
と、駆動力を発生する駆動部とを含んでいる。ボビン
は、固定部に対して複数の弾性支持部材によって、対物
レンズの光軸方向の位置、すなわちフォーカス位置と、
対物レンズの光軸と直交する方向の位置、すなわちトラ
ッキング位置が調整可能に支持されている。このような
二軸アクチュエータは、図4に示すように構成されてい
る。
【0005】図4において、二軸アクチュエータ1は、
光ディスクの信号記録面に対して対物レンズ2aの光軸
が垂直に延びるように、対物レンズを支持するレンズホ
ルダー2と、このレンズホルダーの両側をそれぞれ固定
部3に対してフォーカス方向及びトラッキング方向に移
動可能に支持する、少なくとも一対(図示の場合、二
対)の板バネ状の弾性支持部材4と、上記固定部3が取
り付けられる二軸ベース5と、を含んでいる。
光ディスクの信号記録面に対して対物レンズ2aの光軸
が垂直に延びるように、対物レンズを支持するレンズホ
ルダー2と、このレンズホルダーの両側をそれぞれ固定
部3に対してフォーカス方向及びトラッキング方向に移
動可能に支持する、少なくとも一対(図示の場合、二
対)の板バネ状の弾性支持部材4と、上記固定部3が取
り付けられる二軸ベース5と、を含んでいる。
【0006】さらに、二軸アクチュエータ1は、レンズ
ホルダー2内に収容されたコイルボビン6を備えてお
り、このコイルボビン6に巻回された、左右一対のフォ
ーカス用コイル及び一対のトラッキング用コイル(図示
せず)と、上記フォーカス用コイル及びトラッキング用
コイルに対向するように二軸ベース上に配設された、磁
性材料から成る一対のヨーク7と、ヨーク7に取り付け
られたマグネット8とを含んでいる。
ホルダー2内に収容されたコイルボビン6を備えてお
り、このコイルボビン6に巻回された、左右一対のフォ
ーカス用コイル及び一対のトラッキング用コイル(図示
せず)と、上記フォーカス用コイル及びトラッキング用
コイルに対向するように二軸ベース上に配設された、磁
性材料から成る一対のヨーク7と、ヨーク7に取り付け
られたマグネット8とを含んでいる。
【0007】このような構成の二軸アクチュエータ1に
よれば、外部から、各コイルに対して、サーボ回路から
のトラッキングサーボ及びフォーカスサーボにより駆動
制御された駆動電圧が供給されることにより、各コイル
に発生する磁束が、マグネット8の磁束と相互に作用し
て、このレンズホルダー2が、弾性支持部材4の張力に
抗して二軸方向に移動されることになる。これにより、
レンズホルダー2に支持された対物レンズ2aは、左右
に移動することにより、トラッキング方向Trkに関し
て適宜に移動されると共に、上下に移動することによ
り、フォーカス方向Fcsに関して適宜に移動されるよ
うになっている。かくして、光ディスクからの戻り光が
光検出器の受光面に正確にスポットを形成することにな
り、この光検出器からの検出信号に基づいて、光ディス
クの再生信号が検出されることになる。
よれば、外部から、各コイルに対して、サーボ回路から
のトラッキングサーボ及びフォーカスサーボにより駆動
制御された駆動電圧が供給されることにより、各コイル
に発生する磁束が、マグネット8の磁束と相互に作用し
て、このレンズホルダー2が、弾性支持部材4の張力に
抗して二軸方向に移動されることになる。これにより、
レンズホルダー2に支持された対物レンズ2aは、左右
に移動することにより、トラッキング方向Trkに関し
て適宜に移動されると共に、上下に移動することによ
り、フォーカス方向Fcsに関して適宜に移動されるよ
うになっている。かくして、光ディスクからの戻り光が
光検出器の受光面に正確にスポットを形成することにな
り、この光検出器からの検出信号に基づいて、光ディス
クの再生信号が検出されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の二軸
アクチュエータ1は、対物レンズ2aを含むレンズホル
ダー2,コイルボビン6及び各コイルからなる可動部と
弾性支持部材4及び固定部3との関係が、図5の(b)
に示すように、図式的に表わされる。ここで、可動部全
体の質量をmとし、弾性支持部材4の駆動方向に関する
バネ定数をKとすると、二軸アクチュエータ1の一次共
振周波数foは、
アクチュエータ1は、対物レンズ2aを含むレンズホル
ダー2,コイルボビン6及び各コイルからなる可動部と
弾性支持部材4及び固定部3との関係が、図5の(b)
に示すように、図式的に表わされる。ここで、可動部全
体の質量をmとし、弾性支持部材4の駆動方向に関する
バネ定数をKとすると、二軸アクチュエータ1の一次共
振周波数foは、
【数1】 となる。ところで、上記弾性支持部材4は、プレス加工
によって形成されていることから、弾性支持部材4の断
面は、プレス加工技術上の制約によって、厚さhの二倍
程度の幅bが必要とされる。このため、弾性支持部材4
は、図6に示すように、例えば1:2の比較的扁平な断
面を有することになる。
によって形成されていることから、弾性支持部材4の断
面は、プレス加工技術上の制約によって、厚さhの二倍
程度の幅bが必要とされる。このため、弾性支持部材4
は、図6に示すように、例えば1:2の比較的扁平な断
面を有することになる。
【0009】従って、弾性支持部材4の長さをLとし、
弾性支持部材4の材料のヤング率をEとし、さらにフォ
ーカス方向Fcs及びトラッキング方向Trkにおける
断面二次モーメントをIf,Itとすると、各方向にお
ける一本のバネ定数kf,ktは、それぞれ
弾性支持部材4の材料のヤング率をEとし、さらにフォ
ーカス方向Fcs及びトラッキング方向Trkにおける
断面二次モーメントをIf,Itとすると、各方向にお
ける一本のバネ定数kf,ktは、それぞれ
【数2】
【数3】 で表わされ、フォーカス方向Fcs及びトラッキング方
向Trkに関するバネ定数kf,ktが異なることにな
る。
向Trkに関するバネ定数kf,ktが異なることにな
る。
【0010】従って、フォーカス方向Fcs及びトラッ
キング方向Trkの一次共振周波数fof,fotは、
それぞれ各方向での4本の弾性支持部材4による合成バ
ネ定数をKf,Ktとすると、
キング方向Trkの一次共振周波数fof,fotは、
それぞれ各方向での4本の弾性支持部材4による合成バ
ネ定数をKf,Ktとすると、
【数4】
【数5】 となり、これらを一致させることは不可能であった。
【0011】ここで、各弾性支持部材4の厚さh及び幅
bを等しくすれば、上記fof,fotを一致させるこ
とが可能であるが、プレス加工技術上の制約により、こ
れは不可能であった。これに対して、弾性支持部材4と
して、例えばワイヤー線を使用したり、エッチング加工
により形成された板バネを使用することによって、上記
fof,fotを一致させることは可能であるが、プレ
ス加工による板バネの場合に比較して、コストが大幅に
高くなってしまうという問題があった。
bを等しくすれば、上記fof,fotを一致させるこ
とが可能であるが、プレス加工技術上の制約により、こ
れは不可能であった。これに対して、弾性支持部材4と
して、例えばワイヤー線を使用したり、エッチング加工
により形成された板バネを使用することによって、上記
fof,fotを一致させることは可能であるが、プレ
ス加工による板バネの場合に比較して、コストが大幅に
高くなってしまうという問題があった。
【0012】本発明は、以上の点に鑑み、板バネを使用
した弾性支持部材であっても、二軸方向に関して等しい
一次共振周波数foが容易に得られるようにした、二軸
アクチュエータ及び光ディスク装置を提供することを目
的としている。
した弾性支持部材であっても、二軸方向に関して等しい
一次共振周波数foが容易に得られるようにした、二軸
アクチュエータ及び光ディスク装置を提供することを目
的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、対物レンズを光軸が垂直になるように支持するレ
ンズホルダーと、このレンズホルダーの両側をそれぞれ
固定部に対してフォーカス方向及びトラッキング方向に
沿って移動可能に支持する少なくとも一対の板バネ状の
弾性支持部材と、このレンズホルダーを固定部に対して
フォーカス方向及びトラッキング方向に移動させる駆動
手段とを含んでおり、前記板バネ状の弾性支持部材が、
複数枚の板バネを重ね合わせることにより構成されてい
る、二軸アクチュエータにより、達成される。
れば、対物レンズを光軸が垂直になるように支持するレ
ンズホルダーと、このレンズホルダーの両側をそれぞれ
固定部に対してフォーカス方向及びトラッキング方向に
沿って移動可能に支持する少なくとも一対の板バネ状の
弾性支持部材と、このレンズホルダーを固定部に対して
フォーカス方向及びトラッキング方向に移動させる駆動
手段とを含んでおり、前記板バネ状の弾性支持部材が、
複数枚の板バネを重ね合わせることにより構成されてい
る、二軸アクチュエータにより、達成される。
【0014】上記構成によれば、光源からの光ビームが
対物レンズを介して光ディスクの信号記録面に対して結
像され、光ディスクの信号記録面からの戻り光が、光検
出器に入射することによって、光ディスクの信号記録面
に記録された信号の再生が行なわれる。
対物レンズを介して光ディスクの信号記録面に対して結
像され、光ディスクの信号記録面からの戻り光が、光検
出器に入射することによって、光ディスクの信号記録面
に記録された信号の再生が行なわれる。
【0015】その際、弾性支持部材が、プレス加工等に
よる板バネを重ね合わせることにより形成されており、
好ましくはその厚さと幅が等しく構成されていることに
より、弾性支持部材のフォーカス方向及びトラッキング
方向のバネ定数が実質的に等しく選定されることにな
る。従って、二軸アクチュエータのフォーカス方向及び
トラッキング方向の一次共振周波数foを等しくするこ
とが可能となる。
よる板バネを重ね合わせることにより形成されており、
好ましくはその厚さと幅が等しく構成されていることに
より、弾性支持部材のフォーカス方向及びトラッキング
方向のバネ定数が実質的に等しく選定されることにな
る。従って、二軸アクチュエータのフォーカス方向及び
トラッキング方向の一次共振周波数foを等しくするこ
とが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図3を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
を図1乃至図3を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0017】図1は、本発明による二軸アクチュエータ
を組み込んだ光ディスク装置の一実施形態を示してい
る。図1において、光ディスク装置10は、光ディスク
11を回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ
12と、光学ピックアップ13を備えている。ここで、
スピンドルモータ12は、光ディスクドライブコントロ
ーラ14により駆動制御され、所定の回転数で回転され
る。また、光学ピックアップ13は、この回転する光デ
ィスク11の信号記録面に対して、光源からの光ビーム
を対物レンズを介して照射して、この信号記録面からの
戻り光を対物レンズを介して光検出器により検出し、そ
の検出信号を信号復調器15に対して出力する。
を組み込んだ光ディスク装置の一実施形態を示してい
る。図1において、光ディスク装置10は、光ディスク
11を回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ
12と、光学ピックアップ13を備えている。ここで、
スピンドルモータ12は、光ディスクドライブコントロ
ーラ14により駆動制御され、所定の回転数で回転され
る。また、光学ピックアップ13は、この回転する光デ
ィスク11の信号記録面に対して、光源からの光ビーム
を対物レンズを介して照射して、この信号記録面からの
戻り光を対物レンズを介して光検出器により検出し、そ
の検出信号を信号復調器15に対して出力する。
【0018】これにより、信号復調器15にて復調され
た再生信号は、誤り訂正回路16を介して誤り訂正さ
れ、インターフェイス17を介して、外部コンピュータ
等に送出される。これにより、外部コンピュータ等は、
光ディスク11に記録された信号を再生信号として受け
取ることができるようになっている。
た再生信号は、誤り訂正回路16を介して誤り訂正さ
れ、インターフェイス17を介して、外部コンピュータ
等に送出される。これにより、外部コンピュータ等は、
光ディスク11に記録された信号を再生信号として受け
取ることができるようになっている。
【0019】上記光学ピックアップ13には、例えば光
ディスク11上の所定の記録トラックまで、移動させる
ためのヘッドアクセス制御部18が接続されている。さ
らに、この移動された所定位置において、光学ピックア
ップ13の対物レンズを保持する二軸アクチュエータ
(後述)に対して、当該対物レンズをフォーカシング方
向及びトラッキング方向に移動させるサーボ回路19が
接続されている。
ディスク11上の所定の記録トラックまで、移動させる
ためのヘッドアクセス制御部18が接続されている。さ
らに、この移動された所定位置において、光学ピックア
ップ13の対物レンズを保持する二軸アクチュエータ
(後述)に対して、当該対物レンズをフォーカシング方
向及びトラッキング方向に移動させるサーボ回路19が
接続されている。
【0020】図2は、上記光ディスク装置10における
二軸アクチュエータの構成を示している。図2におい
て、二軸アクチュエータ20は、レンズホルダー21,
コイルボビン22,複数の弾性支持部材23a,23
b,23c,23d,固定部24,ヨーク31とを含ん
でいる。上記レンズホルダー21は、図2に示すよう
に、水平な分割ラインによって、上部21U及び下部2
1Lに分割されており、接着剤によって互いに接着され
ている。さらに、上記レンズホルダー21には、図2に
示すように、コイルボビンが取り付けられる開口部21
aが形成されていると共に、対物レンズが取り付けられ
る凹部21bが形成されている。この凹部21bの底面
には、半導体レーザから出射された光ビームまたは光デ
ィスクの記録面からの戻り光ビームが通過する穴が形成
されている。レンズホルダー21の凹部21bには、対
物レンズ21cが接着等により取り付けられる。
二軸アクチュエータの構成を示している。図2におい
て、二軸アクチュエータ20は、レンズホルダー21,
コイルボビン22,複数の弾性支持部材23a,23
b,23c,23d,固定部24,ヨーク31とを含ん
でいる。上記レンズホルダー21は、図2に示すよう
に、水平な分割ラインによって、上部21U及び下部2
1Lに分割されており、接着剤によって互いに接着され
ている。さらに、上記レンズホルダー21には、図2に
示すように、コイルボビンが取り付けられる開口部21
aが形成されていると共に、対物レンズが取り付けられ
る凹部21bが形成されている。この凹部21bの底面
には、半導体レーザから出射された光ビームまたは光デ
ィスクの記録面からの戻り光ビームが通過する穴が形成
されている。レンズホルダー21の凹部21bには、対
物レンズ21cが接着等により取り付けられる。
【0021】さらに、上記レンズホルダー21は、弾性
支持部材23a,23b,23c,23dによって、フ
ォーカシング方向Fcs及びトラッキング方向Trk方
向に移動可能に支持されている。
支持部材23a,23b,23c,23dによって、フ
ォーカシング方向Fcs及びトラッキング方向Trk方
向に移動可能に支持されている。
【0022】コイルボビン22には、二軸ベースと一体
のヨーク31及びその内ヨーク31aの内側面に取り付
けられたマグネット32から成る磁気回路が挿入される
開口部22aが形成されていると共に、フォーカシング
用コイル22b及びトラッキング用コイル22cが備え
られている。フォーカシング用コイル22bは、コイル
ボビン22に対して対物レンズ21cの光軸と平行な軸
に沿って巻回されている。また、トラッキング用コイル
22cは、楕円状または矩形状にコイルを巻回すること
によって形成され、フォーカシング用コイル22bの一
つの側面に取り付けられている。コイルボビン22の上
面は、ヨークブリッジ36によって覆われている。この
ヨークブリッジ36は、前記磁気回路のヨーク部と共
に、閉磁路を構成するものであってもよい。コイルボビ
ン22は、フォーカシング用コイル22b及びトラッキ
ング用コイル22cが取り付けられた状態で、レンズホ
ルダー21に形成された開口部に取り付けられる。
のヨーク31及びその内ヨーク31aの内側面に取り付
けられたマグネット32から成る磁気回路が挿入される
開口部22aが形成されていると共に、フォーカシング
用コイル22b及びトラッキング用コイル22cが備え
られている。フォーカシング用コイル22bは、コイル
ボビン22に対して対物レンズ21cの光軸と平行な軸
に沿って巻回されている。また、トラッキング用コイル
22cは、楕円状または矩形状にコイルを巻回すること
によって形成され、フォーカシング用コイル22bの一
つの側面に取り付けられている。コイルボビン22の上
面は、ヨークブリッジ36によって覆われている。この
ヨークブリッジ36は、前記磁気回路のヨーク部と共
に、閉磁路を構成するものであってもよい。コイルボビ
ン22は、フォーカシング用コイル22b及びトラッキ
ング用コイル22cが取り付けられた状態で、レンズホ
ルダー21に形成された開口部に取り付けられる。
【0023】上記弾性支持部材23a,23b,23
c,23dは、導通性があり、しかもバネ性があるもの
が好ましく、例えばリン青銅やベリリウム銅,チタン
銅,スズ−ニッケル合金,ステンレス鋼等の材質のもの
が使用される。これらにより、本実施例では、プレス加
工により形成された薄い板金によって、例えば板バネサ
スペンションとして形成され、レンズホルダー21と固
定部24との間に互いに平行になるように固定されてい
る。これにより、上記弾性支持部材23a,23b,2
3c,23dは、図示しない外部の電流供給手段からの
駆動電流を、コイルボビン22に巻回されたフォーカシ
ング用コイル22b及びトラッキング用コイル22cに
対して供給するように構成される。さらに、弾性支持部
材23a,23b,23c,23dは、その後方の端縁
が、固定部24の後面から突出しており、それぞれ接続
端子部を形成している。
c,23dは、導通性があり、しかもバネ性があるもの
が好ましく、例えばリン青銅やベリリウム銅,チタン
銅,スズ−ニッケル合金,ステンレス鋼等の材質のもの
が使用される。これらにより、本実施例では、プレス加
工により形成された薄い板金によって、例えば板バネサ
スペンションとして形成され、レンズホルダー21と固
定部24との間に互いに平行になるように固定されてい
る。これにより、上記弾性支持部材23a,23b,2
3c,23dは、図示しない外部の電流供給手段からの
駆動電流を、コイルボビン22に巻回されたフォーカシ
ング用コイル22b及びトラッキング用コイル22cに
対して供給するように構成される。さらに、弾性支持部
材23a,23b,23c,23dは、その後方の端縁
が、固定部24の後面から突出しており、それぞれ接続
端子部を形成している。
【0024】また、上記各弾性支持部材23a,23
b,23c,23dは、弾性支持部材23aに関して図
3に示すように、プレス加工により形成された二枚の板
バネ25及び26を重ね合わせることにより、構成され
ている。各板バネ25,26は、それぞれ厚さhを有し
ており、その幅bが2hとなるように、形成されてい
る。これにより、板バネ25,26は、図3に示すよう
に、互いに重ね合わされた状態にて、弾性支持部材23
aの全体の厚さHが2hとなり、その幅B(=b)に等
しくなる。また、他の弾性支持部材23b,23c,2
3dも、図3に示した弾性支持部材23aと同様に、二
枚の板バネを重ね合わせることにより、構成されてい
る。
b,23c,23dは、弾性支持部材23aに関して図
3に示すように、プレス加工により形成された二枚の板
バネ25及び26を重ね合わせることにより、構成され
ている。各板バネ25,26は、それぞれ厚さhを有し
ており、その幅bが2hとなるように、形成されてい
る。これにより、板バネ25,26は、図3に示すよう
に、互いに重ね合わされた状態にて、弾性支持部材23
aの全体の厚さHが2hとなり、その幅B(=b)に等
しくなる。また、他の弾性支持部材23b,23c,2
3dも、図3に示した弾性支持部材23aと同様に、二
枚の板バネを重ね合わせることにより、構成されてい
る。
【0025】ここで、上記固定部24は、調整プレート
30を介して、ヨーク31に対して固定保持されてい
る。調整プレート30は、二軸アクチュエータ20の組
立時に固定部24の固定位置を調整するためのものであ
って、図2に示すように、二軸ベースと一体に形成され
たヨーク31に対して、ハンダ付け等により固定され
る。この調整プレート30のヨーク31への取付は、こ
の調整プレート30の後端付近にて両側から上方に突出
する立上り部30aに対して、ヨーク31の後端の両側
付近から上方に延びる立上り部31cが対向され、ハン
ダ付けされることにより行なわれる。
30を介して、ヨーク31に対して固定保持されてい
る。調整プレート30は、二軸アクチュエータ20の組
立時に固定部24の固定位置を調整するためのものであ
って、図2に示すように、二軸ベースと一体に形成され
たヨーク31に対して、ハンダ付け等により固定され
る。この調整プレート30のヨーク31への取付は、こ
の調整プレート30の後端付近にて両側から上方に突出
する立上り部30aに対して、ヨーク31の後端の両側
付近から上方に延びる立上り部31cが対向され、ハン
ダ付けされることにより行なわれる。
【0026】ここで、ヨーク31には、前記磁気回路を
構成する一対のヨーク31a,31bがヨーク31の対
物レンズ側の端部をそれぞれ上方に曲折することにより
設けられており、内ヨーク31aの対向ヨーク31bに
対向する内側面に取り付けられた永久磁石32が備えら
れている。これにより、一対のヨーク31a,31bと
永久磁石32により、磁気回路が構成されている。そし
て、上述のように、固定部24が調整プレート30を介
してヨーク31に取り付けられると、対向ヨーク31b
と永久磁石32との間のギャップ内に、コイルボビン2
2に取り付けられたフォーカシング用コイル22b及び
トラッキング用コイル22cが挿入される。同時に、内
ヨーク31a及び永久磁石32が、コイルボビン22の
開口部22a内に挿入されることになる。
構成する一対のヨーク31a,31bがヨーク31の対
物レンズ側の端部をそれぞれ上方に曲折することにより
設けられており、内ヨーク31aの対向ヨーク31bに
対向する内側面に取り付けられた永久磁石32が備えら
れている。これにより、一対のヨーク31a,31bと
永久磁石32により、磁気回路が構成されている。そし
て、上述のように、固定部24が調整プレート30を介
してヨーク31に取り付けられると、対向ヨーク31b
と永久磁石32との間のギャップ内に、コイルボビン2
2に取り付けられたフォーカシング用コイル22b及び
トラッキング用コイル22cが挿入される。同時に、内
ヨーク31a及び永久磁石32が、コイルボビン22の
開口部22a内に挿入されることになる。
【0027】本実施形態による二軸アクチュエータを組
み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成され
ており、光ディスク11の再生を行なう場合、次のよう
に動作する。光ディスク装置10のスピンドルモータ1
2が回転することにより、光ディスク11が回転駆動さ
れる。そして、光学ピックアップ13が、光ディスク1
1の半径方向に移動されることにより、対物レンズ21
aの光軸が、光ディスク11の所望のトラック位置まで
移動されることにより、アクセスが行なわれる。
み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成され
ており、光ディスク11の再生を行なう場合、次のよう
に動作する。光ディスク装置10のスピンドルモータ1
2が回転することにより、光ディスク11が回転駆動さ
れる。そして、光学ピックアップ13が、光ディスク1
1の半径方向に移動されることにより、対物レンズ21
aの光軸が、光ディスク11の所望のトラック位置まで
移動されることにより、アクセスが行なわれる。
【0028】この状態にて、光学ピックアップ13に
て、光源である半導体レーザ素子からの光ビームは、対
物レンズ21aを介して、光ディスク11の信号記録面
に結像される。光ディスク11からの戻り光は、再び対
物レンズ21aを介して、光検出器13aに結像する。
これにより、光検出器13aの検出信号に基づいて、光
ディスク11の記録信号が再生される。
て、光源である半導体レーザ素子からの光ビームは、対
物レンズ21aを介して、光ディスク11の信号記録面
に結像される。光ディスク11からの戻り光は、再び対
物レンズ21aを介して、光検出器13aに結像する。
これにより、光検出器13aの検出信号に基づいて、光
ディスク11の記録信号が再生される。
【0029】その際、光検出器13aからの検出信号か
ら、信号復調器15により、トラッキングエラー信号及
びフォーカス信号が検出され、光ディスクドライブコン
トローラ14を介して、サーボ回路19が、フォーカス
用コイル24及びトラッキング用コイル25への駆動電
圧をサーボ制御する。これにより、フォーカス用コイル
24に同じ駆動電圧を印加することによって、レンズホ
ルダー21が、弾性支持部材23の張力に抗してフォー
カス方向Fcsに移動調整され、フォーカシングが行な
われる。また、各トラッキング用コイル25の駆動電圧
の制御によって、レンズホルダー21が、弾性支持部材
23の張力に抗して、トラッキング方向Trkに移動調
整されて、トラッキングが行なわれる。
ら、信号復調器15により、トラッキングエラー信号及
びフォーカス信号が検出され、光ディスクドライブコン
トローラ14を介して、サーボ回路19が、フォーカス
用コイル24及びトラッキング用コイル25への駆動電
圧をサーボ制御する。これにより、フォーカス用コイル
24に同じ駆動電圧を印加することによって、レンズホ
ルダー21が、弾性支持部材23の張力に抗してフォー
カス方向Fcsに移動調整され、フォーカシングが行な
われる。また、各トラッキング用コイル25の駆動電圧
の制御によって、レンズホルダー21が、弾性支持部材
23の張力に抗して、トラッキング方向Trkに移動調
整されて、トラッキングが行なわれる。
【0030】この場合、各弾性支持部材23a,23
b,23c,23dは、それぞれ図3に示すように、二
枚の板バネ25,26を重ね合わせることにより構成さ
れることにより、その全体の厚さHが幅Bに等しいこと
から、各弾性支持部材23a,23b,23c,23d
は、そのフォーカス方向Fcs及びトラッキング方向T
rkに関するバネ定数Kf,Ktが互いに等しく、従っ
て、二軸アクチュエータ20は、そのフォーカス方向F
cs及びトラッキング方向Trkに関して、同じ一次共
振周波数foを有することになる。かくして、弾性支持
部材23a,23b,23c,23dは、それぞれプレ
ス加工による低コストの板バネを使用することにより、
低コストで製造されると共に、二軸アクチュエータ20
のフォーカス方向Fcs及びトラッキング方向Trkに
関する一次共振周波数foを等しくすることができる。
b,23c,23dは、それぞれ図3に示すように、二
枚の板バネ25,26を重ね合わせることにより構成さ
れることにより、その全体の厚さHが幅Bに等しいこと
から、各弾性支持部材23a,23b,23c,23d
は、そのフォーカス方向Fcs及びトラッキング方向T
rkに関するバネ定数Kf,Ktが互いに等しく、従っ
て、二軸アクチュエータ20は、そのフォーカス方向F
cs及びトラッキング方向Trkに関して、同じ一次共
振周波数foを有することになる。かくして、弾性支持
部材23a,23b,23c,23dは、それぞれプレ
ス加工による低コストの板バネを使用することにより、
低コストで製造されると共に、二軸アクチュエータ20
のフォーカス方向Fcs及びトラッキング方向Trkに
関する一次共振周波数foを等しくすることができる。
【0031】尚、上記実施形態による光ディスク装置1
0及び二軸アクチュエータ20においては、弾性支持部
材23a,23b,23c,23dは、それぞれ二枚の
板バネ25,26を重ね合わせることにより構成されて
いるが、これに限らず、複数枚の板バネを重ね合わせる
ようにしてもよいことは明らかである。また、上記実施
形態による光ディスク装置10及び二軸アクチュエータ
20においては、光ディスクとして再生専用の例えばC
D,CD−ROM等の光ディスクが使用されているが、
これに限らず、光磁気ディスク(MO),相変化型ディ
スクや記録再生式ミニディスク(MD)あるいはライト
ワンス式のCD−R等の光ディスクのための光ディスク
装置そして二軸アクチュエータに本発明を適用すること
も可能である。
0及び二軸アクチュエータ20においては、弾性支持部
材23a,23b,23c,23dは、それぞれ二枚の
板バネ25,26を重ね合わせることにより構成されて
いるが、これに限らず、複数枚の板バネを重ね合わせる
ようにしてもよいことは明らかである。また、上記実施
形態による光ディスク装置10及び二軸アクチュエータ
20においては、光ディスクとして再生専用の例えばC
D,CD−ROM等の光ディスクが使用されているが、
これに限らず、光磁気ディスク(MO),相変化型ディ
スクや記録再生式ミニディスク(MD)あるいはライト
ワンス式のCD−R等の光ディスクのための光ディスク
装置そして二軸アクチュエータに本発明を適用すること
も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、板
バネを使用した弾性支持部材であっても、二軸方向に関
して等しい一次共振周波数foが容易に得られるように
した、二軸アクチュエータ及び光ディスク装置を提供す
ることができる。
バネを使用した弾性支持部材であっても、二軸方向に関
して等しい一次共振周波数foが容易に得られるように
した、二軸アクチュエータ及び光ディスク装置を提供す
ることができる。
【図1】本発明による二軸アクチュエータを組み込んだ
光ディスク装置の一実施形態の全体構成を示すブロック
図である。
光ディスク装置の一実施形態の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の光ディスク装置における二軸アクチュエ
ータの構成を示す分解斜視図である。
ータの構成を示す分解斜視図である。
【図3】図2のアクチュエータにおける弾性支持部材の
形状を示す概略断面図である。
形状を示す概略断面図である。
【図4】従来の二軸アクチュエータの一例の構成を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図5】図4の二軸アクチュエータにおける可動部と固
定部そして弾性支持部材との関係を示す概略図である。
定部そして弾性支持部材との関係を示す概略図である。
【図6】図4の二軸アクチュエータにおける弾性支持部
材の拡大斜視図である。
材の拡大斜視図である。
10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・光学ピックアッ
プ、14・・・光ディスクドライブコントローラ、15
・・・信号復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・
・インターフェイス、18・・・ヘッドアクセス制御
部、19・・・サーボ回路、20・・・二軸アクチュエ
ータ、21・・・レンズホルダー、21a・・・対物レ
ンズ、22・・・コイルボビン、23a,23b,23
c,23d・・・板バネ状の弾性支持部材、24・・・
固定部、25,26・・・板バネ、30・・・調整プレ
ート、31・・・ヨーク、32・・・マグネット。
2・・・スピンドルモータ、13・・・光学ピックアッ
プ、14・・・光ディスクドライブコントローラ、15
・・・信号復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・
・インターフェイス、18・・・ヘッドアクセス制御
部、19・・・サーボ回路、20・・・二軸アクチュエ
ータ、21・・・レンズホルダー、21a・・・対物レ
ンズ、22・・・コイルボビン、23a,23b,23
c,23d・・・板バネ状の弾性支持部材、24・・・
固定部、25,26・・・板バネ、30・・・調整プレ
ート、31・・・ヨーク、32・・・マグネット。
Claims (3)
- 【請求項1】 対物レンズを光軸が垂直になるように支
持するレンズホルダーと、 このレンズホルダーの両側をそれぞれ固定部に対してフ
ォーカス方向及びトラッキング方向に沿って移動可能に
支持する少なくとも一対の板バネ状の弾性支持部材と、 このレンズホルダーを固定部に対してフォーカス方向及
びトラッキング方向に移動させる駆動手段とを含んでお
り、 前記板バネ状の弾性支持部材が、複数枚の板バネを重ね
合わせることにより構成されていることを特徴とする二
軸アクチュエータ。 - 【請求項2】 前記弾性支持部材が、その幅と厚さが等
しくなるように形成されていることを特徴とする請求項
1に記載の二軸アクチュエータ。 - 【請求項3】 光ディスクを回転駆動する回転駆動手段
と、 回転する光ディスクに対して対物レンズを介して光を照
射し、光ディスクの信号記録面からの戻り光を対物レン
ズを介して光検出器により検出する光学ピックアップ
と、 対物レンズを二軸方向に移動可能に支持する二軸アクチ
ュエータと、 光検出器からの検出信号に基づいて、再生信号を生成す
る信号処理回路と、 前記光検出器からの検出信号に基づいて、光学ピックア
ップの対物レンズを二軸方向に移動させるサーボ回路と
を備え、 前記二軸アクチュエータが、 対物レンズを光軸が垂直になるように支持するレンズホ
ルダーと、 このレンズホルダーの両側をそれぞれ固定部に対してフ
ォーカス方向及びトラッキング方向に沿って移動可能に
支持する少なくとも一対の板バネ状の弾性支持部材とを
備えており、 前記板バネ状の弾性支持部材が、プレス加工による複数
枚の板バネを重ね合わせることにより構成されているこ
とを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266732A JPH1091986A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 二軸アクチュエータ及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266732A JPH1091986A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 二軸アクチュエータ及び光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1091986A true JPH1091986A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17434928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8266732A Pending JPH1091986A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 二軸アクチュエータ及び光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1091986A (ja) |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP8266732A patent/JPH1091986A/ja active Pending
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