JPH1091888A - 自動検針システム - Google Patents

自動検針システム

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Publication number
JPH1091888A
JPH1091888A JP24300996A JP24300996A JPH1091888A JP H1091888 A JPH1091888 A JP H1091888A JP 24300996 A JP24300996 A JP 24300996A JP 24300996 A JP24300996 A JP 24300996A JP H1091888 A JPH1091888 A JP H1091888A
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JP
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terminal
communication line
meter
message
address
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JP24300996A
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English (en)
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Kazumitsu Nukui
一光 温井
Mamoru Suzuki
守 鈴木
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】集合住宅で自動検針システム用通信線の施工性
を向上する。 【解決手段】通信回線に端末網制御装置を介して接続さ
れる端末装置と通信回線の他端に接続されたセンタ装置
との間で検針データやセキュリティデータ等の双方向の
データ伝送を行う自動検針システムで、複数の端末装置
各々に接続された接続アダプタ装置と、端末制御装置の
通信回線とは反対側に接続され、複数の接続アダプタ装
置に通信線を介して並列に接続され、センタから送信さ
れる端末装置のアドレス付きの電文を通信線に送出し、
接続アダプタ装置から送出されるアドレス付きの電文を
端末制御装置に転送する集中伝送装置とを有し、通信線
が端末装置のある各戸宛の配管に沿って分岐して設けら
れ、接続アダプタ装置は、受信したアドレス付き電文の
該アドレスが自分の端末装置のアドレスと一致時に端末
装置に電文を転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を利用し
て、電力、ガス、水道、セキュリティ等の情報を収集し
遠方のセンタに伝送する自動検針システムにかかり、特
に、集合住宅等で利用される時に施工性が良く汎用性が
高い自動検針システムに関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅の各住宅に設置されている電
気、ガス、水道などのメータ端末と通信線を介して接続
され、更に端末用の網制御装置を介して一般公衆電話回
線と接続され、センタからの要求による検針やメータ端
末からの警報発報等の中継機能を有する集中伝送盤につ
いて、種々提案されている。その一つとして、例えば特
開平3−62769号公報に、集中伝送盤が公衆電話回
線に端末網制御装置を介して接続され、複数のメータ端
末とスター接続方式またはバス接続方式で接続すること
が提案されている。
【0003】かかる集中伝送盤は、複数のメータ端末に
対して接続される複数のポートと各メータ端末のアドレ
スまたはID番号との対応表を生成し、その対応表に従
ってセンタからの電文に付加されているメータ端末のI
D番号に対応するポートを選択し接続することで中継を
行っている。バス接続方式の場合は、バス内に設けられ
た中継器が同等の接続制御を行う。
【0004】また、この集中伝送盤(または中継器)と
各メータ端末との接続は、例えば2線の専用の通信線を
集合住宅内に設けることで行われる。一般に、集中伝送
盤は集合住宅の管理室内に設置され、その管理室から各
住宅までそれぞれの通信線が配線される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した自動検針シス
テムでは、集中伝送盤や中継器に設けられた複数のポー
トと各住宅のメータ端末とを1対1に接続する通信線を
設ける必要があり、その為の設計の時間や施工時間がか
かり自動検針導入の妨げになっている。
【0006】更に、集中伝送盤内に形成できるポートの
数に限りがあり、集合住宅の戸数が多くなると複数の集
中伝送盤や中継器を設ける必要があり、更に集中伝送盤
や中継器自体が大型化してしまうという設置性の問題が
ある。しかも、ポートとメータ端末とを1対1で接続す
るので、柔軟性に欠け、集合住宅の設計変更や拡張に対
して柔軟に対応できないといった問題もある。
【0007】また、メータ端末からの通信線は、通常信
頼性の問題から防水コネクタにより集中伝送盤からの通
信線と接続されている。従って、メータ端末内の設定値
を変更する必要性がある場合は、集中伝送盤や中継器内
のポート接続部に設定器を接続するしかなく、その場合
どのポート接続端子がどのメータ端末に接続されている
かを判別しながら行う必要があり、一戸建て住宅にはな
い作業性の悪さと誤り設定を伴う。
【0008】そこで、本発明は上記従来の問題点を解決
し、集合住宅等で施工性が高く配線の柔軟性が高い自動
検針システムを提供することにある。
【0009】更に、メータ端末への設定値の変更を容易
に行うことができる自動検針システムを提供することに
ある。
【0010】また、集中伝送盤を小型化し、戸数が多く
ても従来の様な中継器を必要とせず、種々の形態の集合
住宅に対しても広く利用することができる自動検針シス
テムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、通信回線に端末網制御装置を介して接続される
端末装置と該通信回線の他端に接続されたセンタ装置と
の間で検針データやセキュリティデータ等の双方向のデ
ータ伝送を行う自動検針システムにおいて、複数の前記
端末装置それぞれに接続された接続アダプタ装置と、前
記端末制御装置の該通信回線とは反対側に接続され、複
数の前記接続アダプタ装置に通信線を介して並列に接続
され、前記センタから送信される端末装置のアドレス付
きの電文を該通信線に送出し、該接続アダプタ装置から
送出される該アドレス付きの電文を前記端末制御装置に
転送する集中伝送装置とを有し、前記通信線が前記端末
装置が備えられた各戸宛の配管に沿って分岐して設けら
れ、該接続アダプタ装置は、受信したアドレス付き電文
の該アドレスが自分の端末装置のアドレスと一致する時
に該端末装置に電文を転送することを特徴とする自動検
針システムを提供することにより達成される。
【0012】更に、本発明では、前記接続アダプタ装置
は、対応する前記端末装置との接続を行う接続端子を有
し、該接続端子が所定の可搬設定器に接続可能に設けら
れていることを特徴とする。
【0013】上記構成にすることで、各戸のメータ端末
と接続する通信線の取付け施工を簡単にすることがで
き、集中伝送装置との接続が通信線からの分岐によって
行われるので、その拡張性が高く種々の集合住宅に柔軟
に対応して通信線を取り付けることができる。また、接
続アダプタに設けた接続端子から、各メータ端末に対し
てその設定値の変更、追加等を容易に行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲
はその実施の形態に限定されるものではない。
【0015】図1は、一般的な自動検針システムの全体
構成図である。センタ1と集合住宅2内に設けた端末網
制御装置(T−NCU)7とが一般公衆電話回線で接続
されている。6は電話交換機、10は電話局内に設置さ
れるノーリンギングサービス用のトランクである。セン
タ1内には、ノーリンギング回線に接続されてメータ端
末にポーリングを行うセンタ網制御装置8と、通常の電
話回線に接続されメータ端末からの発呼を自動受信する
受信用センタ網制御装置9と、センタコンピュータ3等
が設けられる。
【0016】集合住宅内に設けられた端末用網制御装置
7は、センタ1からのノーリンギング発呼を受信して電
話回線を保持し、メータ端末4とセンタとの通信を中継
し、また、メータ端末4からの発呼要求に対してセンタ
1に発呼動作を行いセンタ1との間の電話回線を保持す
る。また、端末用網制御装置7は、図示しない通常電話
との切り換えも行う。
【0017】集合住宅内に設けられた集中伝送盤5は、
1本の又は少数本の入出力ポートから複数のメータ端末
4に例えば並列的に接続され、各メータ端末と端末用網
制御装置7との中継を行う。各メータ端末4には、図示
しない端末アダプタがそれぞれ設けられ、メータ端末4
と集中伝送盤5との通信制御を行う。
【0018】この様な構成の下で、センタ1から各戸の
マイコンメータ4に対して、検針、データ設定、遠隔遮
断等が行われる。その場合、通常の電話と電話番号を共
用しており、センタ1からはノーリンギング手段により
メータ端末4に対応する端末網制御装置7に発呼して電
話回線を保持する。そして、保持した電話回線を介して
送信相手のメータ端末ID付きの電文を送信する。
【0019】また、メータ端末4側では、ガス漏れが発
生してガス弁を遮断したり遮断時間が近づいた時等に、
端末網制御装置7からセンタ1に発呼させ、電話回線を
保持させて自分のメータ端末ID付きの電文をセンタ1
に送信する。
【0020】図2は、本発明の実施の形態例にかかる自
動検針システムの集合住宅内での接続関係を示す図であ
る。図中の集中伝送装置12は、図1の端末網制御装置
(T−NCU)7と集中伝送盤5とを有し、公衆電話回
線15に接続されると共に各戸のメータ端末4と通信線
14を介して接続される。各メータ端末4のところに
は、通信線での通信を制御する為に接続アダプタ16が
設けられ、メータ端末4の通信線18と接続されてい
る。
【0021】20は、ガスや水道等のパイプである。集
合住宅内に必ず設けられるパイプであり、本発明では、
このパイプ20に沿って通信線14を設ける。その結
果、集中伝送盤とメータ端末4とが並列に分岐しながら
接続される形態となる。この接続アダプタ16は、集中
伝送盤と通信制御を行うと共に、電気信号レベルの変換
を行い、またメータ端末4への設定変更を行う為の接続
端子を内蔵する。各メータ端末4は内蔵電池により駆動
されるが、接続アダプタ16は集中伝送盤から電源を1
4を介して供給されることもでき、或いは電池を内蔵し
て駆動されても良い。集中伝送盤から電源も供給される
時は、接続線14は通信用の2本の線と電源供給用の2
本の線の合計4本の線で構成される。
【0022】通信線14とガスまたは水道の管20と
は、例えば図3の様に構成することで、ガス管または水
道管20を施工する時に同時に通信線14の施工も終了
することができる。図3中、19は集合住宅の壁や床に
形成した開口であり、例えばガス管20とそれに固着さ
れた通信線用の管14Pの組み合わせを、開口19内に
通すことで、集合住宅内に取り付けられる。従って、通
信線14をこの通信線用の管14P内に挿入することで
特別の施工を行うことなく、通信線14を集合住宅内に
張りめぐらせることができる。
【0023】尚、図3の例に限らずパイプ20内に通信
線14を埋め込んだり、インシュロック等でパイプ20
に通信線14を固定したり、パイプ20にらせん状に通
信線14を巻き付けたりと種々の変形例が考えられる。
【0024】さて、上記の様にガス管や水道管に沿って
通信線14を配線することにした為、ガス、水道管の場
合各住宅に対して1本のガス、水道管から適宜分岐させ
ることで接続するのと同様に、集中伝送装置12からの
信号線14から次々に分岐させて接続アダプタ16に接
続させる。従って、接続が容易であり拡張性があり柔軟
に住宅の事情に対応して取り付けることができる。
【0025】図4は、集中伝送盤と各接続アダプタとの
関係を示す概略ブロック図である。集中伝送装置12内
には、前述した通り端末網制御装置7、集中伝送盤5、
電源部24が設けられる。そして、公衆電話回線15に
は、端末網制御装置7と共に通常の電話25も接続され
るのが一般的である。そして、集中伝送盤5は、1本の
入出力ポートを有する入出力部56から通信線14を介
して接続アダプタ16A,16Bにパラレルに接続され
る。各接続アダプタ16A,16Bはそれぞれのメータ
端末4A,4Bに通信線18を介して接続される。この
図では、2個のメータ端末を示すが、一般的には更に多
くのメータ端末4が接続される。
【0026】集中伝送盤5内は、通常のマイクロコンピ
ュータの如く、CPU51、RAM52、ROM53、
入出力部55、56がバス54を介して接続される。ま
た、メータ端末4毎に設けられる接続アダプタ16A,
16B内も、同様に通常のマイクロコンピュータの如く
CPU27,RAM28,ROM29,入出力部26等
を有する。
【0027】端末網制御装置7は、上記した特開平3−
62769号や特開平3−11869号等に説明される
とおり、基本的にセンタ1からの発呼とメータ端末4か
らセンタへの発呼とに応じて電話回線の制御を行う。例
えば、センタ1からの発呼の場合は、ノーリンギング着
信を認識して応答することで電話回線を保持し、それに
引き続いて送信されてくる検針データ要求電文や遮断要
求電文等の電文とメータ端末のアドレス(ID番号)を
集中伝送盤5に中継する。また、メータ端末4からの発
呼要求に対しては、集中伝送盤5から中継された発呼要
求と電話番号データに従って、センタ1に発呼し(ダイ
ヤルし)、センタ1からの着信応答信号を受信した時、
集中伝送盤5経由でメータ端末4に電文を送る。
【0028】従って、端末網制御装置7は、集中伝送盤
5から下位の部分が通常の一戸建て住宅に於けるメータ
端末と同等に取り扱うことになる。
【0029】一方、集中伝送盤5は、複数のメータ端末
4とその接続アダプタ16を介して接続され、集中伝送
盤5以下のネットワークの通信管理を行う。基本的に
は、集中伝送盤5と接続アダプタ16との間は通常のコ
ンピュータネットワークで使用されているローカルエリ
アネットワーク(LAN)方式で、通信制御される。即
ち、共通の通信線14を介して、それぞれが有するアド
レス(メータID番号)に従って電文のデータ伝送が行
われ、送信中の衝突が管理される。しかも、メータ端末
4のID番号をアドレスとして利用することで、集中伝
送盤5は、それに接続されるメータ端末4のアドレスの
管理を行う必要がなく、単にセンタ1から送信される電
文とアドレスをそのままネットワーク14上に流すこと
ができる。
【0030】一般的に広く普及しているLAN方式とし
て、例えばイーサーネットを基にしたCSMA/CD
(搬送波感知多重アクセス・衝突検出、Carrier Sense
Multiple Access/Collision Detection )の通信方式が
利用される。この方式例では、例えば集中伝送盤5がセ
ンタからのアドレス付き電文を送信する場合は、集中伝
送盤5が他のメータ端末4が送信のために出力している
搬送波が通信線14にないことを確認し、なければ電文
を送出する。こうすることで、他のメータ端末が送信中
に送信を始めることが避けられる。送出されたアドレス
付き電文は、全てのメータ端末で受信されるが、受信し
たメータ端末の接続アダプタ16はアドレスが自分宛で
ない時は無視し、自分宛の場合のみメータ端末の接続ア
ダプタ16がそれを認識してメータ端末4にその電文を
転送する。
【0031】万一、通信の衝突が発生した場合は、ジャ
ム信号を送信し、衝突を他の端末に知らせて通信を中断
する。そして、所定時間後に再送信を行う。その場合、
集中伝送盤5がネットワーク14内の通信状態を更に管
理することで、誤って衝突が発生した時の再送信権を適
切なメータ端末に与えることもできる。
【0032】一方、メータ端末4側から検針データやセ
キュリティ情報等のデータをセンタ1に送信する場合
は、メータ端末4側に接続されている接続アダプタ16
が、同様に搬送波が通信線14にないことを確認して、
なければ対応する電文を自分のアドレスを付けて送出す
る。その電文を受信した集中伝送盤5は、端末網制御装
置7を介して公衆電話回線15経由でセンタ1に電文を
転送する。
【0033】上記のCSMA/CD方式は、ネットワー
ク内のトラフィックが余り高くない本件の様な自動検針
システムには好適である。メータ端末4からのセンタ1
への発報の為の発呼要求や、センタ1からのメータ端末
4への遮断要求等の頻度はそれ程高くないからである。
【0034】他のLAN方式としては、例えば各端末が
ネットワークの通信権であるトークンを管理しながら通
信の衝突をさける様にしたトークンバス方式等も採用で
きる。本発明において通信方式は適宜選択される。
【0035】以上の様に、集中伝送盤5とメータ端末4
に接続される接続アダプタ16とは基本的には両者間の
通信制御を行うだけであり、センタ1からの応答信号に
対してメータ端末4に起動電文を送出したり、メータ端
末4からの発呼要求に対してセンタ1に発呼する等は従
来通り端末網制御装置7によって行われる。また、セン
タ1とメータ端末4との間の検針データやセキュリティ
データ等の電文のやりとりも、従来通り両者の間で行わ
れる。
【0036】従って、集中伝送盤5内のROM53内に
は、上記のLAN等の通信管理プログラムが格納され
る。そして、複数のメータ端末16と接続する通信線1
4は1つの入出力ポート56に接続されるのみであり、
従来の様にメータ端末4の数だけポート端子を有する必
要はなく、メータ端末4のID番号とポート番号との対
照表を作成する必要もない。また、接続アダプタ16
は、接続されるメータ端末4のアドレス(ID番号)を
RAM28内に通信制御プログラムをROM29内に格
納する。
【0037】図5は、接続アダプタ16Aとそれに接続
されるメータ端末4Aとの関係を説明するブロック図で
ある。集中伝送盤からの通信線14は、データ伝送用の
2線と電源供給用の2線とから構成される。また、接続
アダプタ16Aとメータ端末4Aとは、2本の信号線1
8によって接続される。メータ端末内のマイクロコンピ
ュータは、例えばCPU41,RAM42,ROM4
3,I/O45がバス44を介して接続される。そし
て、電池46によって電源供給される。
【0038】メータ端末4Aと通信アダプタ16Aとの
接続は、落雷等によるサージ電圧の影響がメータ端末に
与えられない様に、例えば、2本の接続線18がI/O
26内に設けられた図示しないフォトカプラを介して接
続アダプタ16A内の回路に接続されることで行われ
る。そして、メータ端末4Aから接続線18に流す電流
の向きを変えることで、送信と受信とを区別している。
【0039】接続アダプタ16A内のI/O部26の部
分には、接続線18の接続の為の端子48A,48Bが
設けられる。即ち、接続アダプタ16A自身はその収納
器内に回路基板等が収納されていて、防水等の対策が施
されている。そして、その収納器内にある接続端子48
A,Bに設定器22の接続線220を接続することによ
り、直接メータ端末4Aに対して各種データやパラメー
タ等の設定の為の電気信号を供給することができる。従
って、従来の様に誤って違うメータ端末に設定データを
与えてしまう等の事態は回避することができる。
【0040】尚、メータ端末内の設定値としては、例え
ばガスメータの場合は、安全継続時間テーブル、発報テ
ーブル、口火登録等がある。
【0041】センタからの検針やセキュリティデータ要
求の為のノーリンギング送信と、メータ端末からセンタ
に対してのセキュリティデータ送信の為の送信などにつ
いては、前述の特開平3−11967号等に詳細に説明
されている。そこで、概略のみ説明すると例えば以下の
通りである。
【0042】センタ1からのノーリンギング通信に対し
て、端末網制御装置7が認識すると交換機に対して応答
を行い、センタ1と端末網制御装置7との間の電話回線
が接続される。そして、センタ1から端末起動命令電文
がメータ端末のアドレス(ID番号)付きで送信される
と、端末網制御装置7では起動命令電文をアドレスを付
けて集中伝送盤5に送出する。集中伝送盤5は上述した
LANの通信制御プログラムに従ってアドレス付きの電
文を通信線18に送出する。通信線18に接続された接
続アダプタ16はそのアドレスが自分のメータ端末4の
アドレスか否かの確認を行い、一致するときは自分宛の
電文と認識して接続線18を介してメータ端末にその電
文を転送する。一致しないときは単に無視する。
【0043】そして、メータ端末4から検針データが接
続アダプタ16に送出されると、接続アダプタはそのア
ドレス付きの電文を、通信制御プログラムに従って通信
線18に送出する。この時、送信先の集中伝送盤5のア
ドレスを送信先アドレスとして添付される。そして、集
中伝送盤5はそのアドレス付きの電文を端末網制御装置
7を介してセンタ1に転送する。その後のセンタ1とメ
ータ4との間のデータ伝送と受信通知等のプロトコルは
両者間で行われる。やがて電文送信が終了すると、セン
タ1側で電話回線を開放する。
【0044】メータ端末4からの遮断した時の発報等を
行う場合は、メータ端末からの発呼要求が接続アダプタ
16に送出されると、接続アダプタ16は発呼要求電文
をアドレスを添付して、LANの通信制御プログラムに
従って集中伝送盤5に送出し、端末網制御装置7に転送
される。その後は、端末網制御装置7によりダイヤル発
信等により電話回線の接続が行われると、センタからの
着信応答信号に応答してメータ端末4からセキュリティ
データが送信される。通信が終了するとセンタから伝送
終了電文が送出され、センタ1側で電話回線を開放す
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、集
中住宅内の自動検針の為の通信網をガス管や水道管等に
沿ってパラレルに形成することで、その施工性を容易に
することができ、種々の集中住宅に対して柔軟に対応で
きる通信網を形成することができる。そして、それに伴
って、集中伝送盤と各メータ端末との間は、パラレルに
接続されるので、メータ端末側に接続アダプタを設け、
集中伝送盤と複数の接続アダプタとの間をLAN等の通
信制御によりデータの伝送を行う。その結果、集中伝送
盤には、メータ端末のID番号と接続ポートとの照合表
を作成する必要はなくなり、接続ポートの数を少なくす
ることができ、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な自動検針システムの全体構成図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態例にかかる自動検針システ
ムの集合住宅内での接続関係を示す図である。
【図3】ガス、水道管と通信線用の管との関係例を示す
図である。
【図4】集中伝送盤と各接続アダプタとの関係を示すブ
ロック図である。
【図5】接続アダプタ16Aとそれに接続されるメータ
端末4Aとの関係を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 センタ 2 集合住宅 4 メータ端末 5 集中伝送盤 6 交換機 7 端末網制御装置 14 通信線 16 接続アダプタ 20 ガス配管または水道配管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線に端末網制御装置を介して接続さ
    れる端末装置と該通信回線の他端に接続されたセンタ装
    置との間で検針データやセキュリティデータ等の双方向
    のデータ伝送を行う自動検針システムにおいて、 複数の前記端末装置それぞれに接続された接続アダプタ
    装置と、 前記端末制御装置の該通信回線とは反対側に接続され、
    複数の前記接続アダプタ装置に通信線を介して並列に接
    続され、前記センタから送信される端末装置のアドレス
    付きの電文を該通信線に送出し、該接続アダプタ装置か
    ら送出される該アドレス付きの電文を前記端末制御装置
    に転送する集中伝送装置とを有し、 前記通信線が前記端末装置が備えられた各戸宛の配管に
    沿って分岐して設けられ、該接続アダプタ装置は、受信
    したアドレス付き電文の該アドレスが自分の端末装置の
    アドレスと一致する時に該端末装置に電文を転送するこ
    とを特徴とする自動検針システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動検針システムにおい
    て、 前記接続アダプタ装置は、対応する前記端末装置との接
    続を行う接続端子を有し、該接続端子が所定の可搬設定
    器に接続可能に設けられていることを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動検針システムにおい
    て、 前記通信線が、ガス配管または水道配管に併設された通
    信線用配管内に収納されることを特徴とする。
  4. 【請求項4】通信回線に端末網制御装置を介して接続さ
    れる集合住宅用の自動検針システムにおいて、 集合住宅の各戸に配置され少なくとも検針データを送信
    することができるメータ端末と、 外部ガス管または水道管と各戸をつなぐ配管と、 該配管に沿って設けられ前記各戸のメータ端末に接続さ
    れる通信線と、 該通信線の反対側に接続され、前記複数メータ端末に共
    通に設けられた集中伝送装置とを有し、 該集中伝送装置が前記端末網制御装置に接続され、前記
    複数のメータ端末との通信制御を行うことを特徴とする
    自動検針システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自動検針システムにおい
    て、 前記通信線とメータ端末との間に設けられ、該集中伝送
    装置から通信線に送出されるアドレス付きの電文を受信
    し自分のメータ端末のアドレスと一致するか否かの判別
    を行い、一致する時は当該メータ端末に該電文を転送す
    る接続アダプタ装置を有することを特徴とする。
JP24300996A 1996-09-13 1996-09-13 自動検針システム Pending JPH1091888A (ja)

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JP24300996A JPH1091888A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 自動検針システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100363838B1 (ko) * 2000-04-01 2002-12-06 이재필 인터넷을 이용한 아파트 관리시스템
JP2003067880A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Kansai Komunetto:Kk 水道自動検針システム
JP2007256199A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Ricoh Elemex Corp 集中検針装置

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