JPH1091577A - バスアクセス権制御方式 - Google Patents

バスアクセス権制御方式

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JPH1091577A
JPH1091577A JP8244784A JP24478496A JPH1091577A JP H1091577 A JPH1091577 A JP H1091577A JP 8244784 A JP8244784 A JP 8244784A JP 24478496 A JP24478496 A JP 24478496A JP H1091577 A JPH1091577 A JP H1091577A
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signal
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round robin
req
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JP8244784A
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Nobuo Kawahara
暢郎 河原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、優先度制御とラウンドロビン制御
とを組合せ、I/Oモジュールの動作に対応してアクセ
スを許可し、アクセス権制御の最適化を図る。 【解決手段】 各I/Oモジュール (120 〜123 )から
の各リクエスト信号毎に優先度が書替可能に設定される
レジスタ (210 〜213 )を設け、優先度選択手段(23)
が、1以上のI/Oモジュールからリクエスト信号を受
けたとき、各レジスタに基づいて、最高の優先度のリク
エスト信号を選択し、ラウンドロビン制御手段 (240
243 ) が、優先度選択手段により1つのリクエスト信号
が選択されたとき、当該リクエスト信号のI/Oモジュ
ールに肯定応答を送出し、優先度選択手段により2以上
のリクエスト信号が選択されたとき、ラウンドロビン制
御に基づいて、当該各リクエスト信号のうちでアクセス
許可が割合の最低のリクエスト信号のI/Oモジュール
に肯定応答を送出するバスアクセス権制御方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のI/Oモジ
ュールに共有されるバスのアクセス権を制御するバスア
クセス権制御方式に係わり、特に、優先度制御とラウン
ドロビン制御とを組合せてなるバスアクセス権制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のI/Oモジュールがバスを
共有する場合、所定の方式でバスのアクセス権を制御す
るバスアクセス制御方式が用いられている。この種のバ
スアクセス制御方式には、アクセス優先度固定方式及び
ラウンドロビン方式があり、夫々広く用いられている。
【0003】アクセス優先度固定方式は、予め各I/O
モジュールに対してアクセス権の優先度を決定し、この
優先度に従ってアクセス権を制御する方式である。一
方、ラウンドロビン方式は、各I/Oモジュールのバス
アクセスの割合を均等になるように、1度バスアクセス
の許可されたI/Oモジュールに対し、次のサイクルで
アクセスの優先度を最も低くする方式である
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなバスアクセス権制御方式では、アクセス優先度固定
方式又はラウンドロビン方式のいずれにしても、I/O
モジュールの動作に応じて適切にアクセスを許可するこ
とが困難である問題がある。
【0005】優先度固定方式の場合、各リクエスト信号
REQ0〜REQ3の優先度がREQ0>REQ1>R
EQ2>REQ3のとき、REQ0とREQ2とが同時
に出力されると、REQ0を出力したI/Oモジュール
が必ずバスを取得する。このように優先度固定方式の場
合、常にREQ2は後回しにされるため、REQ2の処
理が極めて実行されにくいという問題がある。
【0006】一方、ラウンドロビン方式の場合、各リク
エスト信号REQ0〜REQ3の優先度が等しいとき、
REQ0に対応するI/Oモジュールがバスを取得した
次のサイクルにおいて、REQ0とREQ1とが同時に
出力されたとき、アクセス割合を均等化するため、RE
Q1を出力したI/Oモジュールがアクセスを許可され
る。このようにラウンドロビン方式の場合、REQ0〜
REQ3が平均的にアクセスを許可されるものの、必ず
しも動作の状況には適合してない可能性がある。
【0007】また、これら各リクエスト信号REQ0〜
REQ3の優先度を考慮してシステムを設計するが、I
/Oモジュールの動作状況に対応して各リクエスト信号
REQ0〜REQ3の相互間で優先度が逆転する場合が
あるので、常に最適な優先度で動作するシステムを設計
することは極めて困難となっている。
【0008】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、優先度制御とラウンドロビン制御とを組合せること
により、I/Oモジュールの動作の重要度に対応してア
クセスを許可し、アクセス権制御を最適化し得るバスア
クセス権制御方式を提供することを目的とする。また、
本発明の第2の目的は、各I/Oモジュールの優先度を
考慮せずに、システムを設計し得るバスアクセス権制御
方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のI/O
モジュールに共有されるバスのアクセス権を制御するた
めのバスアクセス権制御方式において、前記各I/Oモ
ジュールから個別に受ける各リクエスト信号毎に、当該
リクエスト信号の優先度が書替可能に設定される複数の
レジスタと、前記各I/Oモジュールのうち、1つ以上
のI/Oモジュールから個別にリクエスト信号を受けた
とき、前記各レジスタ内の設定内容に基づいて、前記受
けたリクエスト信号のうちで最高の優先度をもつ少なく
とも1つのリクエスト信号を選択する優先度選択手段
と、前記優先度選択手段により1つのリクエスト信号が
選択されたとき、当該リクエスト信号に対応するI/O
モジュールに肯定応答を送出し、前記優先度選択手段に
より2つ以上のリクエスト信号が選択されたとき、ラウ
ンドロビン制御に基づいて、当該各リクエスト信号のう
ちで前記アクセスの許可される割合の最も低いリクエス
ト信号に対応するI/Oモジュールに肯定応答を送出す
るラウンドロビン制御手段とを備えたバスアクセス権制
御方式である。 (作用)従って、本発明は以上のような手段を講じたこ
とにより、各I/Oモジュールから個別に受ける各リク
エスト信号毎に、当該リクエスト信号の優先度が書替可
能に設定される複数のレジスタを設け、優先度選択手段
が、各I/Oモジュールのうち、1つ以上のI/Oモジ
ュールから個別にリクエスト信号を受けたとき、各レジ
スタ内の設定内容に基づいて、受けたリクエスト信号の
うちで最高の優先度をもつ少なくとも1つのリクエスト
信号を選択し、ラウンドロビン制御手段が、優先度選択
手段により1つのリクエスト信号が選択されたとき、当
該リクエスト信号に対応するI/Oモジュールに肯定応
答を送出し、優先度選択手段により2つ以上のリクエス
ト信号が選択されたとき、ラウンドロビン制御に基づい
て、当該各リクエスト信号のうちでアクセスの許可され
る割合の最も低いリクエスト信号に対応するI/Oモジ
ュールに肯定応答を送出するので、優先度制御とラウン
ドロビン制御とを組合せることにより、I/Oモジュー
ルの動作の重要度に対応してアクセスを許可し、アクセ
ス権制御を最適化させることができ、さらに、各I/O
モジュールの優先度を考慮せずに、システムを設計する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の
形態に係るバスアクセス権制御方式の適用されたアクセ
ス制御システムの構成を模式的に示すブロック図であ
り、図2はこのアクセス制御システム内の制御回路の構
成を示す回路ブロック図である。このアクセス制御シス
テムは、共通のバス10にメモリ11及び4つのI/O
モジュール120〜123 が接続され、各I/Oモジュ
ール120 〜123 が制御回路13に接続されている。
なお、以下の説明中でも添字0〜3は、夫々各I/Oモ
ジュール120 〜123 に対応する要素を示している。
また、説明中の添字iは、添字0〜3のうちで対応する
任意のものを示している。
【0011】ここで、制御回路13は、4本のREQ
(リクエスト)信号線140 〜143が個別に各I/O
モジュール120 〜123 に接続され、同様に、4本の
ACK(肯定応答)信号線150 〜153 が個別に各I
/Oモジュール120 〜123に接続され、且つ1本の
優先度設定線16がI/Oモジュール120 に接続され
ている。
【0012】具体的には、制御回路13は、図2に示す
ように、各REQ信号線140 〜143 毎に、レジスタ
210 〜213 に接続された結合回路220 〜223
備え、各結合回路220 〜223 の出力側が夫々REQ
信号選択回路23の入力側及び第1〜第4のラウンドロ
ビン制御回路240 〜243 の入力側に並列に接続さ
れ、且つREQ信号選択回路23の出力側が各ラウンド
ロビン制御回路240 〜243 の入力側に接続されてい
る。各ラウンドロビン制御回路240 〜243 の出力側
は夫々4つのOR回路250 〜253 の入力側に並列に
接続され、各OR回路250 〜253 の出力側は前述し
た各ACK信号線150 〜153 に個別に接続されてい
る。
【0013】各レジスタ210 〜213 は、各結合回路
220 〜223 に個別に接続され、優先度が書替可能に
設定されている。各結合回路220 〜223 は、夫々対
応するリクエスト信号REQ0〜3とレジスタ210
213 内の優先度とを結合させて優先度付REQ信号P
0〜P3を生成し、夫々優先度付REQ信号P0〜P3
をREQ信号選択回路23及び各ラウンドロビン制御回
路240 〜243 に与えるものである。
【0014】REQ信号選択回路23は、各結合回路2
0 〜223 から受ける各優先度付REQ信号P0〜P
3に基づいて、最高の優先度をもつ優先度付REQ信号
Piを選択し、この選択した優先度付REQ信号Pi に
対応するラウンドロビン制御回路24i に有効信号を与
える一方、非選択の優先度付REQ信号Pに対応するラ
ウンドロビン制御回路24に無効信号を与えるものであ
る。
【0015】第1〜第4のラウンドロビン制御回路24
0 〜243 は、互いに同様の構成のため、第1のラウン
ドロビン制御回路240 を例に上げて説明し、他の第2
〜第4のラウンドロビン制御回路241 〜243 は第1
のラウンドロビン制御回路240 との相違点を説明す
る。
【0016】第1のラウンドロビン制御回路240 は、
REQ信号選択回路23から有効信号を受けたとき、各
結合回路220 〜223 から個別に受ける優先度付RE
Q信号P0〜P3に基づいて、カウンタ210 〜213
の設定の第1番目に高い優先度をもつ1以上の優先度付
REQ信号Pを予備的に選択してこの予備選択した1以
上の優先度付REQ信号Pにラウンドロビン制御を実行
し、この実行の結果、最終的に選択した1つの優先度付
REQ信号Pに対応するOR回路250 〜253 のいず
れかに向けて肯定応答信号ACK0〜ACK3のいずれ
かを送出するものである。なお、第1のラウンドロビン
制御回路は、REQ信号選択回路から無効信号を受けた
とき、上記処理を実行せず、全ての肯定応答信号ACK
0〜ACK3を送出しない。
【0017】また、第2のラウンドロビン制御回路24
1 は、REQ信号選択回路23から有効信号を受けたと
き、カウンタ210 〜213 の設定の第2番目に高い優
先度をもつ1以上の優先度付REQ信号Pについて、第
1のラウンドロビン制御回路240 と同様の処理を実行
するものである。第3のラウンドロビン制御回路242
も同様に、REQ信号選択回路23から有効信号を受け
たとき、カウンタ210 〜213 の設定の第3番目に高
い優先度をもつ1以上の優先度付REQ信号Pについ
て、第1のラウンドロビン制御回路240 と同様の処理
を実行するものである。第4のラウンドロビン制御回路
243 も同様に、REQ信号選択回路23から有効信号
を受けたとき、カウンタ210 〜213 の設定の第4番
目に高い優先度をもつ1以上の優先度付REQ信号Pに
ついて、第1のラウンドロビン制御回路240 と同様の
処理を実行するものである。
【0018】また、各OR回路250 〜253 は、各ラ
ウンドロビン制御回路240 〜243 のいずれかから受
けた肯定応答信号ACK0〜ACK3のいずれかを、対
応するI/Oモジュール250 〜253 に向けて通過さ
せるものである。
【0019】次に、以上のようなアクセス制御システム
の動作を図3の流れ図を用いて説明するが、各リクエス
ト信号REQ0〜3及びその優先度により、異なる動作
を実行するため、次の表1に示す5つのケースC1〜C
5に場合分けして述べる。
【0020】
【表1】
【0021】なお、表1中、優先度(又は優先順位)
は、“1”が最高であり、以下、“2”、“3”となる
に従い、低下するものとする。また、各優先度は、予め
I/Oモジュール120 から優先度設定線16を介して
各レジスタ210 〜213 に設定済となっており、さら
にI/Oモジュール120 から優先度設定線16を介し
て個別に書替え可能となっている。 (ケースC1)入力されたリクエスト信号が1本であ
り、且つこのリクエスト信号REQ0と同一の優先度が
他のリクエスト信号REQ1〜REQ3には設定されて
ない場合の動作を説明する。
【0022】いま、制御回路13では、I/Oモジュー
ル120 からリクエスト信号REQ0を受けたとする
(ST1)。結合回路220 では、このリクエスト信号
REQ0と所定の優先度“1”とを組合せて優先度付R
EQ信号P0を作成し、この優先度付REQ信号P0を
REQ信号選択回路23及び各ラウンドロビン制御回路
240 〜243 に与える。
【0023】REQ信号選択回路23は、各結合回路2
0 〜223 から受ける優先度付REQ信号P0〜P3
のうちで最高の優先度をもつ優先度付REQ信号Pを選
択するが、今回、1つの優先度付REQ信号P0のみ入
力されたので(ST2)、当該優先度付REQ信号P0
を選択する。また、REQ信号選択回路23は、この選
択した優先度付REQ信号P0に対応する第1のラウン
ドロビン制御回路240 に有効信号を与える一方、非選
択の第2乃至第4のラウンドロビン制御回路241 〜2
3 に無効信号を与える。
【0024】第1のラウンドロビン制御回路240
は、この有効信号を受けたとき、各カウンタ210 〜2
3 の設定で最高の優先度をもつ優先度付REQ信号P
についてラウンドロビン制御を実行するが、この場合、
最高の優先度は1つしか設定されてないので(ST
3)、当該入力された優先度付REQ信号P0に対応す
るOR回路250 に向けて、バスアクセスを許可する旨
の肯定応答信号ACK0を送出する(ST4)。
【0025】この肯定応答信号ACK0は、OR回路2
0 を通過してI/Oモジュール120 に到達し、I/
Oモジュール120 のバスアクセスを許可する。これに
より、I/Oモジュール120 では、共通のバス10を
占有する。
【0026】一方、他の第2乃至第4のラウンドロビン
制御回路241 〜243 は、無効信号を受けるので、動
作せず、すなわち、肯定応答信号ACK1〜ACK3を
送出しない。
【0027】以上述べたようにケースC1の場合、入力
したリクエスト信号が1本だけであり、このリクエスト
信号REQ0と同一の優先度“1”が他のリクエスト信
号REQ1〜REQ3には設定されてないため、アクセ
スを許可するだけで動作を終了する。 (ケースC2)入力されたリクエスト信号は1本だけで
あるが、このリクエスト信号REQ1と同一の優先度
“2”が他の入力されないリクエスト信号REQ2にも
設定されている場合の動作を説明する。
【0028】いま、制御回路13では、前述同様に、I
/Oモジュール121 からリクエスト信号REQ1を受
けたとする(ST1)。結合回路221 では、このリク
エスト信号REQ1と所定の優先度“2”とを組合せて
優先度付REQ信号P1を作成し、この優先度付REQ
信号P1をREQ信号選択回路23及び各ラウンドロビ
ン制御回路240 〜243 に与える。
【0029】REQ信号選択回路23は、各結合回路2
0 〜223 から受ける優先度付REQ信号P0〜P3
のうちで最高の優先度をもつ優先度付REQ信号Pを選
択するが、この場合、1つの優先度付REQ信号P1の
み入力されたので(ST2)、当該優先度付REQ信号
P1を選択する。また、REQ信号選択回路23は、こ
の選択した優先度付REQ信号P1に対応する第2のラ
ウンドロビン制御回路241 に有効信号を与える一方、
非選択の第1、第3及び第4のラウンドロビン制御回路
240 ,242 ,243 に無効信号を与える。
【0030】第2のラウンドロビン制御回路241
は、この有効信号を受けたとき、各カウンタ210 〜2
3 内で第2番目の優先度“2”をもつ優先度付REQ
信号についてラウンドロビン制御を実行する。
【0031】この場合、第2のラウンドロビン制御回路
では、第2番目の優先度は2つも設定されているので
(ST3)、入力された優先度付REQ信号P1に対応
するOR回路251 に向けて肯定応答信号ACK1を送
出すると(ST5)、次回のアクセス制御のため、今回
入力されない方の第2番目の優先度をもつ優先度付RE
Q信号P2の優先権を、今回入力された優先度付REQ
信号P1の優先権よりも高くする(ST6)。
【0032】これにより、次回のアクセス制御の際に、
今回入力されなかった方の第2番目の優先度をもつ優先
度付REQ信号P2は、バスアクセスの許可を得やすく
なる。
【0033】以下、前述同様に、第2のラウンドロビン
制御回路241 から送出された肯定応答信号ACK1
は、OR回路251 を通過してI/Oモジュール121
に到達し、I/Oモジュール121 のバスアクセスを許
可する。
【0034】これにより、I/Oモジュール121
は、共通のバス10を占有する。一方、他の第1、第3
及び第4のラウンドロビン制御回路240 ,242 ,2
3 は、無効信号を受けるので、動作せず、すなわち、
肯定応答信号ACK0〜ACK3を送出しない。
【0035】以上述べたようにケースC2の場合、入力
したリクエスト信号は1本だけであるが、このリクエス
ト信号REQ1と同一の優先度が他の入力されないリク
エスト信号REQ2にも設定されているため、入力され
たリクエスト信号REQ1に対応してアクセスを許可す
る一方、今回入力されなかったリクエスト信号REQ2
の優先権を高くし、次のサイクルでは、同一優先度であ
っても、今回入力されない方のリクエスト信号REQ2
に対応するアクセスを許可し易くする。 (ケースC3)入力されたリクエスト信号は3本であ
る。詳しくは、最高の優先度“1”をもつ1本のリクエ
スト信号REQ0と、第2番目の優先度“2”をもつ2
本のリクエスト信号REQ1,REQ2とが同時に入力
されたものとする。
【0036】いま、制御回路13では、前述同様に、各
I/Oモジュール120 〜122 からリクエスト信号R
EQ0,REQ1,REQ2を個別に受けたとする(S
T1)。各結合回路220 〜222 では、夫々リクエス
ト信号REQ0〜REQ2と各々対応する優先度とを組
合せて夫々優先度付REQ信号P0〜P2を作成し、各
優先度付REQ信号P0〜P2をREQ信号選択回路2
3及び各ラウンドロビン制御回路240 〜243 に与え
る。
【0037】REQ信号選択回路23は、各結合回路2
0 〜222 から受ける優先度の異なる複数の優先度付
REQ信号P0〜P2のうち(ST2,ST7)、最高
の優先度をもつ優先度付REQ信号P0を選択し、この
選択した優先度付REQ信号P0に対応する第1のラウ
ンドロビン制御回路240 に有効信号を与える一方、非
選択の第2乃至第4のラウンドロビン制御回路241
243 に無効信号を与える。
【0038】第1のラウンドロビン制御回路240
は、この有効信号を受けたとき、各カウンタ210 〜2
2 の設定で最高の優先度をもつ優先度付REQ信号に
ついてラウンドロビン制御を実行するが、この場合、最
高の優先度は1つしか設定されてないので(ST8)、
当該入力された優先度付REQ信号P0に対応するOR
回路250 に向けて、バスアクセスを許可する旨の肯定
応答信号ACK0を送出する(ST9)。
【0039】この肯定応答信号ACK0は、OR回路2
0 を通過してI/Oモジュール120 に到達し、I/
Oモジュール120 のバスアクセスを許可する。これに
より、I/Oモジュール120 では、共通のバス10を
占有する。
【0040】一方、他の第2乃至第4のラウンドロビン
制御回路241 〜243 は、無効信号を受けるので、動
作せず、すなわち、肯定応答信号ACK0〜ACK3を
送出しない。
【0041】以上述べたようにケースC3の場合、入力
された3本のリクエスト信号のうち、リクエスト信号R
EQ0の優先度がリクエスト信号REQ1及びREQ2
の優先度よりも高いため、リクエスト信号REQ0の要
求が許可される。このとき、次のサイクルにおけるリク
エスト信号REQ1,REQ2の間の優先権は変わらな
い。 (ケースC4)入力されたリクエスト信号は2本だけで
あるが、これらの内の1本のリクエスト信号と同一の優
先度が他の入力されないリクエスト信号にも設定されて
いる場合の動作を説明する。
【0042】いま、制御回路13では、前述同様に、各
I/Oモジュール121 ,123 からリクエスト信号R
EQ1,REQ3を個別に受けたとする(ST1)。各
結合回路221 ,223 では、夫々リクエスト信号RE
Q1,REQ3と各々対応する優先度とを組合せて夫々
優先度付REQ信号P1,P3を作成し、各優先度付R
EQ信号P1,P3をREQ信号選択回路23及び各ラ
ウンドロビン制御回路240 〜243 に与える。
【0043】REQ信号選択回路23は、各結合回路2
1 ,223 から受ける優先度の異なる複数の優先度付
REQ信号P1,P3のうち(ST2,ST7)、最高
の優先度をもつ優先度付REQ信号P1を選択し、この
選択した優先度付REQ信号に対応する第2のラウンド
ロビン制御回路241 に有効信号を与える一方、非選択
の第1、第3及び第4のラウンドロビン制御回路24
0 ,242 ,243 に無効信号を与える。
【0044】第2のラウンドロビン制御回路241
は、この有効信号を受けたとき、第2番目の優先度をも
つ優先度付REQ信号についてラウンドロビン制御を実
行する。
【0045】この場合、第2のラウンドロビン制御回路
241 では、カウンタ210 〜213 内で第2番目の優
先度が2つも設定されているので、入力された優先度付
REQ信号P1に対応するOR回路251 に向けて肯定
応答信号ACK1を送出すると(ST10)、次回のア
クセス制御のため、今回入力されない方の第2番目の優
先度をもつ優先度付REQ信号P2の優先権を、今回入
力された優先度付REQ信号P1の優先権よりも高くす
る(ST11)。
【0046】これにより、次回のアクセス制御の際に、
今回入力されなかった方の第2番目の優先度をもつ優先
度付REQ信号P2は、バスアクセスの許可を得やすく
なる。
【0047】以下、前述同様に、第2のラウンドロビン
制御回路241 から送出された肯定応答信号ACK1
は、OR回路251 を通過してI/Oモジュール121
に到達し、I/Oモジュール121 のバスアクセスを許
可する。
【0048】これにより、I/Oモジュール121
は、共通のバス10を占有する。一方、他の第1、第3
及び第4のラウンドロビン制御回路240 ,242 ,2
3 は、無効信号を受けるので、動作せず、すなわち、
肯定応答信号ACK0〜ACK3を送出しない。
【0049】以上述べたようにケースC4の場合、入力
された2本のリクエスト信号のうち、リクエスト信号R
EQ1の優先度がリクエスト信号REQ3よりも優先度
が高いため、リクエスト信号REQ1の方にアクセスが
許可される。また、リクエスト信号REQ1と同一の優
先度が他の入力されないリクエスト信号REQ2にも設
定されていたため、次のサイクルではリクエスト信号R
EQ2の方がリクエスト信号REQ1よりも優先権を高
くするように、制御される。 (ケースC5)入力された2本のリクエスト信号の優先
度が“2”で互いに同一である場合の動作を説明する。
【0050】いま、制御回路13では、前述同様に、各
I/Oモジュール121 ,122 からリクエスト信号R
EQ1,REQ2を個別に受けたとする(ST1)。各
結合回路211 ,212 では、夫々リクエスト信号RE
Q1,REQ2と各々対応する優先度とを組合せて夫々
優先度付REQ信号P1,P2を作成し、各優先度付R
EQ信号P1,P2をREQ信号選択回路23及び各ラ
ウンドロビン制御回路240 〜243 に与える。
【0051】REQ信号選択回路23は、各結合回路2
1 ,212 から受ける同一の優先度をもつ2本の優先
度付REQ信号P1,P2のうち(ST2,ST7)、
最高の優先度をもつ2本の優先度付REQ信号P1,P
2を予備的に選択し、これら選択した各優先度付REQ
信号P1,P2に対応する第2のラウンドロビン制御回
路241 に有効信号を与える一方、非選択の第1、第3
及び第4のラウンドロビン制御回路240 ,242 ,2
3 に無効信号を与える。
【0052】第2のラウンドロビン制御回路241
は、この有効信号を受けたとき、第2番目の優先度をも
つ優先度付REQ信号についてラウンドロビン制御を実
行する。
【0053】この場合、第2のラウンドロビン制御回路
241 では、第2番目の優先度が2つも設定され、且つ
これらの優先度をもつ優先度付REQ信号P1,P2が
2つとも入力されているので、両信号P1,P2のう
ち、優先権の高い方を選択し、選択した例えば優先度付
REQ信号P1に対応するOR回路251 向けに肯定応
答信号ACK1を送出すると(ST12)、次回のアク
セス制御のため、今回非選択とした方の第2番目の優先
度をもつ優先度付REQ信号P2の優先権を、今回選択
した優先度付REQ信号P1の優先権よりも高くする
(ST13)。
【0054】これにより、次回のアクセス制御の際に、
今回非選択とした方の第2番目の優先度をもつ優先度付
REQ信号P2は、バスアクセスの許可を得やすくな
る。以下、前述同様に、第2のラウンドロビン制御回路
241 から送出された肯定応答信号ACK1は、OR回
路251 を通過してI/Oモジュール121 に到達し、
I/Oモジュール121 のバスアクセスを許可する。
【0055】これにより、I/Oモジュール121
は、共通のバス10を占有する。一方、他の第1、第3
及び第4のラウンドロビン制御回路240 ,242 ,2
3 は、無効信号を受けるので動作せず、すなわち、肯
定応答信号ACK0〜ACK3を送出しない。
【0056】以上述べたようにケースC5の場合、入力
された2本のリクエスト信号REQ1,REQ2の優先
度が“2”で互いに同一であるが、ラウンドロビン制御
回路241 により、優先権の高い方のリクエスト信号R
EQ1にアクセスが許可される。
【0057】上述したように本実施の形態によれば、各
I/Oモジュール120 〜123 から個別に受ける各リ
クエスト信号REQ0〜REQ3毎に、当該リクエスト
信号の優先度が書替可能に設定される複数のレジスタ2
0 〜213 を設け、REQ信号選択回路23が、各I
/Oモジュール120 〜123 のうちの1つ以上から個
別にリクエスト信号REQに相当する優先度付REQ信
号を受けたとき、各レジスタ210 〜213 内の設定内
容に基づいて、受けた優先度付REQ信号のうちで最高
の優先度をもつ少なくとも1つの優先度付REQ信号を
選択し、ラウンドロビン制御回路240 〜243 のうち
で有効信号を受けたものでは、REQ信号選択回路23
により1つの優先度付REQ信号が選択されたとき(C
1〜C4)、当該選択された優先度付REQ信号に対応
するI/Oモジュール12i に肯定応答信号ACKiを
送出し、REQ信号選択回路23により2つ以上の優先
度付REQ信号が選択されたとき(C5)、ラウンドロ
ビン制御に基づいて、当該各優先度付REQ信号のうち
でアクセスの許可される割合の最も低い優先度付REQ
信号を選択すると共にこの選択した優先度付REQ信号
に対応するI/Oモジュール12i に肯定応答信号AC
Kiを送出する。
【0058】このように、優先度制御とラウンドロビン
制御とを組合せることにより、I/Oモジュール120
〜123 の動作の重要度に対応してアクセスを許可する
ので、アクセス権制御を最適化させることができる。
【0059】また、互いに同一の優先度が2つ以上設定
されたとき、今回は入力された方の優先度付REQ信号
又は高い優先権をもつ優先度付REQ信号を選択する
が、このとき、非選択とした方の優先度付REQ信号の
優先権を、今回選択した方の優先度付REQ信号よりも
高くすることにより、次回のアクセス制御の際に、今回
非選択とした方の第2番目の優先度をもつ優先度付RE
Q信号P2はバスアクセスの許可を得やすくなるので、
同一優先度のI/Oモジュール12間でアクセスの許可
される割合を平均化することができる。
【0060】さらに、本実施の形態によれば、各レジス
タ210 〜213 に優先度を書替え可能に設定するの
で、例えばシステム動作中に、I/Oモジュール123
の優先度を一定時間だけ最高にする等、自由に優先度を
変更することができる。また、これにより、設計者は、
システム設計の際に、接続対象機器の種類やその使用頻
度などに対応する各I/Oモジュール120 〜123
優先度を考慮せずに、システムを設計することができ
る。 (他の実施の形態)なお、上記実施形態に記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードデ
ィスクなど)、光ディスク(CD−ROM,DVDな
ど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布する
こともできる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
I/Oモジュールから個別に受ける各リクエスト信号毎
に、当該リクエスト信号の優先度が書替可能に設定され
る複数のレジスタを設け、優先度選択手段が、各I/O
モジュールのうち、1つ以上のI/Oモジュールから個
別にリクエスト信号を受けたとき、各レジスタ内の設定
内容に基づいて、受けたリクエスト信号のうちで最高の
優先度をもつ少なくとも1つのリクエスト信号を選択
し、ラウンドロビン制御手段が、優先度選択手段により
1つのリクエスト信号が選択されたとき、当該リクエス
ト信号に対応するI/Oモジュールに肯定応答を送出
し、優先度選択手段により2つ以上のリクエスト信号が
選択されたとき、ラウンドロビン制御に基づいて、当該
各リクエスト信号のうちでアクセスの許可される割合の
最も低いリクエスト信号に対応するI/Oモジュールに
肯定応答を送出するので、優先度制御とラウンドロビン
制御とを組合せることにより、I/Oモジュールの動作
の重要度に対応してアクセスを許可し、アクセス権制御
を最適化させることができ、さらに、各I/Oモジュー
ルの優先度を考慮せずに、システムを設計できるバスア
クセス権制御方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るバスアクセス権制
御方式の適用されたアクセス制御システムの構成を模式
的に示すブロック図
【図2】同実施の形態におけるアクセス制御システム内
の制御回路の構成を示す回路ブロック図
【図3】同実施の形態における動作を説明するための流
れ図
【符号の説明】
10…バス 11…メモリ 120 〜123 …I/Oモジュール 13…制御回路 140 〜143 …REQ信号線 150 〜153 …ACK信号線 16…優先度設定線 210 〜213 …レジスタ 220 〜223 …結合回路 23…REQ信号選択回路 240 〜243 …ラウンドロビン制御回路 250 〜253 …OR回路 REQ0〜REQ3…リクエスト信号 P0〜P3…優先度付REQ(リクエスト)信号 ACK0〜ACK3…肯定応答信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のI/Oモジュールに共有されるバ
    スのアクセス権を制御するためのバスアクセス権制御方
    式において、 前記各I/Oモジュールから個別に受ける各リクエスト
    信号毎に、当該リクエスト信号の優先度が書替可能に設
    定される複数のレジスタと、 前記各I/Oモジュールのうち、1つ以上のI/Oモジ
    ュールから個別にリクエスト信号を受けたとき、前記各
    レジスタ内の設定内容に基づいて、前記受けたリクエス
    ト信号のうちで最高の優先度をもつ少なくとも1つのリ
    クエスト信号を選択する優先度選択手段と、 前記優先度選択手段により1つのリクエスト信号が選択
    されたとき、当該リクエスト信号に対応するI/Oモジ
    ュールに肯定応答を送出し、前記優先度選択手段により
    2つ以上のリクエスト信号が選択されたとき、ラウンド
    ロビン制御に基づいて、当該各リクエスト信号のうちで
    前記アクセスの許可される割合の最も低いリクエスト信
    号に対応するI/Oモジュールに肯定応答を送出するラ
    ウンドロビン制御手段とを備えたことを特徴とするバス
    アクセス権制御方式。
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