JPH1091312A - ホールコンピュータにおける漢字入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、パチンコ台等の遊技台から出力さ
れる台データを管理するホールコンピュータにおける漢
字入力装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 メニュー画面からの所定の選択入力に応
じて、画面表示制御処理部３３がタッチパネル３１に設
置定数メニュー画面を表示する。設置定数メニュー画面
からの所定の選択入力に応じて、画面表示制御処理部３
３がタッチパネル３１に名称設定メニュー画面を表示す
る。名称設定メニュー画面からの所定の選択入力に応じ
て、画面表示制御処理部３３がタッチパネル３１に平仮
名文字入力画面を表示する。平仮名文字入力画面から入
力された平仮名文字からなるデータ列を漢字変換処理部
３４が対応する漢字に変換して、これを画面表示制御処
理部３３が平仮名文字入力画面の所定の位置に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ホールコンピュー
タにおける漢字入力装置に関し、特にパチンコ台等の遊
技台を管理するためにホールに設けられたホールコンピ
ュータにおける漢字入力装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ店においては、一般に、パチン
コ台等の遊技台、貸玉自販機、景品交換機、金庫等を
（広義の）ホールコンピュータ、島コンピュータ、台コ
ンピュータ等からなる階層構成の遊技台管理システムに
より管理している。各遊技台等に対応して設けられる台
コンピュータは、遊技台等についての種々のデータから
なる台データを検出収集する。台データは台コンピュー
タからその上位コンピュータである島コンピュータに送
られ、島コンピュータのファイルに格納される。更に、
台データは島コンピュータからその上位コンピュータで
ある（広義の）ホールコンピュータに送られ、当該ホー
ルコンピュータのファイルに格納され、パチンコ店の管
理のためのデータとして用いられる。

【０００３】広義のホールコンピュータはパチンコ店全
体を管理するコンピュータであるが、実際は、更に２階
層に分けられる。即ち、パチンコ店の営業フロア（ホー
ル）のカウンタに設けられ遊技台を各遊技台レベル（各
遊技台単位）で管理する狭義のホールコンピュータ（ホ
ール端末）と、客には見えない店内の管理室に設けられ
当該パチンコ店を店レベルで（店全体を単位として）管
理する管理コンピュータとからなる。

【０００４】狭義のホールコンピュータのファイルに格
納された台データは、その上位コンピュータである管理
コンピュータにより取り込まれ、当該パチンコ店の経営
指標の作成、分析等に用いられる。なお、この明細書に
おいて、狭義のホールコンピュータを単にホールコンピ
ュータという。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来のホールコンピュ
ータは、パチンコ店の営業フロアのカウンタに設けられ
遊技台を各遊技台レベルで管理することを目的としてい
たので、このための必要最小限の入力機能（装置）を備
えるのみであった。従って、従来のホールコンピュータ
は漢字入力機能（装置）は備えていなかった。

【０００６】即ち、従来のホールコンピュータの表示
は、店内のカウンタにおいて店員のみが見るだけのもの
であり、特に漢字表示は必要とされていなかった。この
ため、ホールコンピュータの入力機能及び表示は平仮名
文字、片仮名文字及び英数字のみであった。従って、例
えばホールコンピュータから入力される店名やパチンコ
台の機種名等は、平仮名文字、片仮名文字及び英数字の
みで表示され、漢字表示はされていなかった。これに対
して、管理コンピュータには通常のキーボードのような
入力装置が備えられ、漢字表示が必要な文書（例えば、
売上計算書等の種々の帳票）は管理コンピュータにより
作成されていた。そこで、漢字表示の必要な業務は管理
コンピュータにより行い、漢字表示の必要でない業務は
ホールコンピュータにより行うように業務を割り付けて
いた。

【０００７】ところが、パチンコ店の店名には漢字が使
用される場合もある。また、最近、パチンコ台等の遊技
台の機種が急増しているため、ホールコンピュータの表
示も漢字表示によらなければ、何が表示されているのか
一見しては判断できない状況になっている。特に、パチ
ンコ台の製品寿命が短縮化して台の入れ替えが頻繁に行
われるため、ホールコンピュータの表示が判り難かった
り表示の桁数が不足している場合、店員の知識のみでは
これを補うことができなくなっている。

【０００８】例えば、人気のあるパチンコ台は短期間の
内に改良型が作られたりシリーズ化されたりするので、
機種名が長くなったり、類似の名称が多数存在すること
が多い。また、人気のあるパチンコ台の名称は、それが
ゲームの愛称にもなることがあるので、装飾的に凝った
ものが多くなる傾向にある。従って、ホールコンピュー
タの表示においても、これらを一見して確実に区別でき
るようにする必要が生じている。

【０００９】一方、通常のパーソナルコンピュータ等に
おいて用いられるキーボードを備えることによっても漢
字入力は可能となる。しかし、この様な手段によればパ
チンコ店のカウンタにおいて用いる専用の機種として小
型化され使用実績のあるホールコンピュータの仕様を全
て変更することになり、また、ホールコンピュータが大
型化してしまうので、採用できない。

【００１０】本発明は、パチンコ台等の遊技台から出力
される台データを管理するためにホールに設けられたホ
ールコンピュータにおける漢字入力装置を提供すること
を目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理構成
図であり、本発明によるホールコンピュータにおける漢
字入力装置を示す。この漢字入力装置３０は、複数の遊
技台の各々に対応して設けられ当該遊技台からの台デー
タを収集する台コンピュータ及び台コンピュータから台
データを収集する複数の島コンピュータと共に遊技台管
理システムを構成するホールコンピュータ３であって、
島コンピュータからの台データを収集すると共に当該遊
技台を管理するための管理データを保持するホールコン
ピュータ３に設けられる。

【００１２】この漢字入力装置３０は、表示画面を備え
たタッチパネル３１と、タッチパネル３１への表示画面
を制御すると共にタッチパネル３１の表示画面から入力
された平仮名文字からなるデータ列を対応する漢字に変
換する画面表示制御処理部３３とを備える。画面表示制
御処理部３３は漢字変換処理部３４を備える。

【００１３】画面表示制御処理部３３はタッチパネル３
１に所定の業務を選択するためのメニュー画面を表示す
る。当該メニュー画面から所定の選択入力があった場合
に、画面表示制御処理部３３がタッチパネル３１に管理
データを設定する設定業務を選択するための設置定数メ
ニュー画面を表示する。当該設置定数メニュー画面から
の所定の選択入力があった場合に、画面表示制御処理部
３３がタッチパネル３１に管理データの一部である遊技
台の名称を設定するための名称設定メニュー画面を表示
する。当該名称設定メニュー画面から所定の選択入力が
あった場合に、画面表示制御処理部３３がタッチパネル
３１に平仮名文字からなるデータを入力するための平仮
名文字入力画面を表示する。平仮名文字入力画面から平
仮名文字からなるデータ列の入力があった場合にこのデ
ータ列を画面表示制御処理部３３の漢字変換処理部３４
が対応する漢字に変換して、この漢字を画面表示制御処
理部３３が平仮名文字入力画面の所定の位置に表示す
る。この後、平仮名文字入力画面に所定の入力（登録入
力）があった場合に、画面表示制御処理部３３が当該対
応する漢字を管理データの一部として取り込む。

【００１４】本発明のホールコンピュータ３における漢
字入力装置３０によれば、タッチパネル３１のメニュー
画面を順次選択することにより平仮名文字入力画面を表
示させ、この画面から入力された平仮名文字からなるデ
ータ列を対応する漢字に変換すると共に、この変換され
た漢字を管理データの一部として取り込むことができ
る。従って、パチンコ店の営業フロアのカウンタに設け
られ遊技台を各遊技台レベルで管理するホールコンピュ
ータ３において、その保持する管理データの一部を漢字
入力することが可能となる。これにより、遊技台を各遊
技台レベルで当該管理データを用いて管理する業務を効
率的かつ確実に行うことができる。

【００１５】即ち、ホールコンピュータ３の表示は店内
のカウンタにおいて店員のみが見るものであるが、この
表示を漢字表示できるので、何が表示されているのかを
店員が一見して判断できる。特に、パチンコ台の入れ替
えが頻繁に行われても、ホールコンピュータ３の表示が
判り易いので、一旦入力した後はこれのみで特に店員の
知識も必要としない。また、パチンコ台の改良型やシリ
ーズの長い機種名や類似の機種名も、一見して確実に区
別できる。以上により、管理データの誤入力を防止する
ことができ、店員教育（新しい機種名を覚えさせるた
め）の時間を減らすことができる。

【００１６】また、ホールコンピュータ３の表示におい
て漢字表示が可能とされるので、ホールコンピュータ３
の持つ管理データの一部に漢字を含むことができる。こ
れにより、漢字表示の必要な業務の一部もホールコンピ
ュータ３により行うことができる。従って、管理コンピ
ュータへの業務の集中を回避できる。

【００１７】一方、ホールコンピュータ３に特に漢字入
力のために通常用いられるキーボードを付加する必要も
ないので、ホールコンピュータ３の大型化を招くことも
なく漢字入力を可能とすることができる。

【００１８】

【発明の実施の形態】図２はパチンコ店における遊技台
管理システムを示す。パチンコ店は、一般に、パチンコ
台等の遊技台１０、遊技台１０と遊技台１０との間に設
けられるサンドと呼ばれる小型の貸玉自販機１１、遊技
台とは別に設けられる貸玉自販機（図示せず）、景品交
換機１２、サンド１１の集金する金銭を集めて保管する
金庫１３等により構成される。そして、このようなパチ
ンコ店を図２に示すような遊技台管理システムにより管
理している。

【００１９】パチンコ店における遊技台管理システム
は、パチンコ店全体をパチンコ店のレベルで（店全体を
単位として）管理する１台の管理コンピュータ６、パチ
ンコ店全体を遊技台１０のレベルで（遊技台１０毎に）
管理する１台のホールコンピュータ３、複数の島コンピ
ュータ２、複数の台コンピュータ１からなる階層構成を
採る。パチンコ店内を複数の島に分割して、各島毎に複
数の遊技台１０、サンド１１、景品交換機１２、金庫１
３等を配置し、これを島コンピュータ２により管理す
る。台コンピュータ１は各遊技台１０等に対応して設け
られる。ホールコンピュータ３、島コンピュータ２、台
コンピュータ１等はパチンコ店の営業フロア（ホール）
に設けられる。

【００２０】これに対して、管理コンピュータ６は客に
は見えない管理室に設けられる。管理コンピュータ６
は、表示装置の他に、キーボード７等の入力装置、ファ
イル８等の補助記憶装置、プリンタ９等の出力装置等を
備える。即ち、標準的なパーソナルコンピュータの構成
とされ、キーボード７からの入力を漢字変換する機能を
備える。

【００２１】台コンピュータ１は、各島内の各遊技台１
０等を管理し、また、当該遊技台１０等についての種々
のデータからなる台データを検出収集する。台データ
は、台コンピュータ１から島コンピュータ２に送られて
ファイル４に格納され、また、ホールコンピュータ３に
送られてファイル５に格納され、パチンコ店の管理のた
めのデータとして用いられる。即ち、島コンピュータ２
は台コンピュータ１から台データを収集し、ホールコン
ピュータ３は島コンピュータ２からの台データを収集す
る。

【００２２】台データとしては、例えば、出玉の数（遊
技台１０に供給した玉数）、入玉の数（客がパチンコ台
に打ち込んだ玉数）、特賞信号（特賞の回数）、スター
ト信号（チャッカの回数）、確変信号（確率変動モード
の回数）、貸機売上（サンド１１の売上）といったセン
サ等により直接検出される素データと、その素データか
ら計算される打止回数、稼動時間、稼動回数といった加
工データとがある。なお、遊技台１０から入力される台
データは素データのみであり、加工データは台コンピュ
ータ１において演算により求められる。

【００２３】島コンピュータ２は、十分に短い所定の周
期で、自己が管理する島の内の台コンピュータ１から台
データを収集してファイル４に格納した後、当該台デー
タをホールコンピュータ３に送る。島コンピュータ２
は、台コンピュータ１から台データを収集できないこと
でその故障を検出し、ホールコンピュータ３に台データ
を送出できないことでその故障を検出する。

【００２４】また、島コンピュータ２は、台コンピュー
タ１から台データを収集できるようになったことでその
復旧を検出し、ホールコンピュータ３に台データを送出
できるようになったことでその復旧を検出する。そし
て、島コンピュータ２は、台コンピュータ１又はホール
コンピュータ３の復旧を検出した場合、ファイル４に格
納してある台データを台コンピュータ１又はホールコン
ピュータ３に送出して、これらの復旧を可能とする。ま
た、島コンピュータ２は、自己の故障からの復旧時にお
いては、自己の管理する台コンピュータ１から最新の台
データを収集することにより復旧する。

【００２５】ホールコンピュータ３は遊技台１０を管理
するための管理データを保持する。管理データとして
は、当該パチンコ店の店名、各島の構成、各遊技台１０
の機種タイプや機種名等の名称、各島や台等の番号、サ
ンド１１の番号、景品交換機１２の番号、金庫１３の番
号等がある。これらの管理データは、ホールコンピュー
タ３から入力され、そのファイル５に格納される。

【００２６】管理コンピュータ６は、予め定められた所
定の周期で、ホールコンピュータ３のファイル５に格納
された台データ及び管理データを収集する。例えば、ホ
ールコンピュータ３は、１日の営業が開始された時点か
ら台コンピュータ１からの台データの収集を開始し、営
業が終了した時点で台データの収集を停止する。即ち、
ホールコンピュータ３は台データを１日単位で収集しフ
ァイル５に格納する。管理コンピュータ６は、営業終了
を契機としてファイル５をアクセスして、その日の台デ
ータをファイル５から読み出し自己のファイル８に格納
する。

【００２７】図３はホールコンピュータ３の外観を示
す。ホールコンピュータ３は小型のノート型パーソナル
コンピュータと同様の外観を有する。ホールコンピュー
タ３は、営業フロアのカウンタの机上の設置面を持つ基
体３８と、基体３８に対して開閉自在に取付けられた上
蓋３９からなる。基体３８にはパチンコ店での業務専用
に用いられる専用キーボード４０が設けられ、蓋３９に
はタッチパネル３１が設けられる。

【００２８】基体３８上の専用キーボード４０を図４に
示す。この専用キーボード４０は、図示のように、パチ
ンコ店での業務に用いられるキーを持つのみであり、一
般的な平仮名文字キー、片仮名文字キー、英文字キー、
記号キーを持たない。従って、ホールコンピュータ３に
対してこの専用キーボードから漢字入力することはでき
ない。

【００２９】図５はホールコンピュータ３が備える漢字
入力装置３０の構成を示す。漢字入力装置３０は、表示
画面を備えたタッチパネル３１、タッチパネル制御処理
部３２、画面表示制御処理部３３を備える。タッチパネ
ル制御処理部３２はタッチパネル３１を制御してタッチ
パネル３１のタッチされた位置を検出する。画面表示制
御処理部３３は、タッチパネル３１への表示画面を制御
してタッチパネル３１に所定の業務を選択するためのメ
ニュー画面を表示すると共に、タッチパネル３１の表示
画面から入力された平仮名文字からなるデータ列を対応
する漢字に変換する。このために、画面表示制御処理部
３３は、漢字変換処理部３４、キー／タッチパネル入力
処理部３５、文字表示処理部３６及び擬似キーボード表
示処理部３７を備える。

【００３０】擬似キーボード表示処理部３７はタッチパ
ネル３１に少なくとも平仮名文字の入力キーを備えた擬
似キーボードを表示する。これにより、平仮名文字の入
力が可能とされる。擬似キーボードからこれへのタッチ
（押し下げ）により平仮名文字の入力があると、タッチ
パネル制御処理部３２がタッチされた位置を求めてこれ
をキー／タッチパネル入力処理部３５に通知する。キー
／タッチパネル入力処理部３５はタッチされた位置を文
字表示処理部３６及び擬似キーボード表示処理部３７に
通知する。擬似キーボード表示処理部３７は通知された
位置にある文字をフラッシュさせ、文字表示処理部３６
は通知された位置にある文字を求め、これをタッチパネ
ル３１の所定の位置（文字フィールド）に表示する。以
上の処理の繰り返しにより、漢字変換の対象である平仮
名文字が入力される。

【００３１】擬似キーボードの漢字変換を指示する所定
のキー（「変換」キー）がタッチされた場合、タッチパ
ネル制御処理部３２がタッチされた位置から「変換」キ
ーのタッチを検出してこれをキー／タッチパネル入力処
理部３５及び文字表示処理部３６に通知する。文字表示
処理部３６は文字フィールドに表示している文字列（平
仮名文字列）を漢字変換の対象文字として漢字変換処理
部３４に渡す。漢字変換処理部３４は、例えば漢字辞書
を検索することにより受け取った文字列を読みとする漢
字の全てを抽出してリストを作成し、このリストを文字
表示処理部３６に渡す。このために、漢字変換処理部３
４は漢字辞書（図示せず）を備える。文字表示処理部３
６は受け取ったリストの先頭から順に漢字を取り出して
文字フィールドに表示する。

【００３２】再度「変換」キーがタッチされた場合、こ
れに応じて、文字表示処理部３６は、受け取ったリスト
の次の漢字を取り出して文字フィールドに表示する。こ
れにより、漢字変換の次候補が文字フィールドに表示さ
れる。以上の処理により、漢字変換が行われる。

【００３３】本発明の漢字入力装置３０の動作につい
て、図６乃至図１３に示す具体的なメニュー画面を参照
しつつ説明する。例えば、１日の営業開始と共に、画面
表示制御処理部３３がタッチパネル３１に図６に示すメ
インメニュー画面を表示する。メインメニュー画面は、
例えばホールコンピュータ３の電源投入により画面表示
制御処理部３３が起動されることにより表示される。な
お、メインメニュー画面は、例えば図４の専用キーボー
ド４０の「メインメニュー」キーの押し下げによる入力
又は管理コンピュータ６からの指示等が、キー／タッチ
パネル入力処理部３５に入力されることによっても表示
される。

【００３４】なお、これに先立って（又はこれとは独立
に）、１日の営業開始と共に、図４の専用キーボード４
０の「営業開始」キーが押し下げられる。これにより、
ホールコンピュータ３から島コンピュータ２及び台コン
ピュータ１に対して動作開始が指示され、台データの収
集が開始される。

【００３５】図６のメインメニュー画面において各タッ
チキーにタッチする（押し下げる）ことにより、各業務
メニューを選択するためのメニュー画面に移行すること
ができる。「カウンタ業務メニュー」タッチキーにより
主に店員関連業務、カウンタ関連業務を選択するための
画面に移行する。「釘調整業務メニュー」タッチキーに
より主に釘調整関連業務を選択するための画面に移行す
る。「管理業務メニュー」タッチキーにより管理者向け
の全業務のいずれかを選択するための画面に移行する。
「設定／メンテナンスメニュー」タッチキーにより主に
設定／メンテナンス関連業務を選択するための画面に移
行する。「業務終了（シャットダウンメニュー）」タッ
チキーにより１日の業務を終了するための画面に移行す
る。

【００３６】なお、これに続いて（又はこれとは独立
に）、１日の営業終了と共に、図４の専用キーボード４
０の「営業終了」キーが押し下げられる。これにより、
ホールコンピュータ３から島コンピュータ２及び台コン
ピュータ１に対して動作停止が指示され、台データの収
集が停止される。この後、ファイル５に収集された台デ
ータ及び管理データが管理コンピュータ６により読み出
され、ファイル８に格納される。

【００３７】また、メインメニュー画面が表示された状
態において、図４の専用キーボード４０の「１」乃至
「５」キーのいずれかと「選択」キーとの押し下げによ
っても、図６において各数字に対応するメニュー画面に
移行することができる。即ち、各メニュー画面におい
て、各タッチキーに付加された項目番号に対応する番号
キーと「選択」キーとを押し下げることにより、各画面
に移行できる。これは以下の各画面においても同様であ
る。

【００３８】今、店員が図６のメインメニュー画面にお
いて「管理業務メニュー」タッチキーにタッチしたとす
る。この入力をタッチパネル制御処理部３２が検出して
タッチされた位置を求め、これを画面表示制御処理部３
３（のキー／タッチパネル入力処理部３５）に通知す
る。これに応じて、画面表示制御処理部３３が、通知さ
れた位置に存在するタッチキーを求め、これに応じた画
面である管理業務メニュー画面をタッチパネル３１に表
示する。この処理は、以下のタッチパネル３１への入力
の処理において同様である。

【００３９】管理業務メニュー画面を図７に示す。な
お、この画面はタッチパネル３１の下部に表示される。
管理業務メニュー画面は、例えば「遊技データ表示」タ
ッチキー、「島別／機種別」タッチキー、「稼動台数表
示」タッチキー等を備える。

【００４０】例えば、店員が図７に示す管理業務メニュ
ー画面において「島別／機種別」タッチキーにタッチし
たとする。この入力を検出したタッチパネル制御処理部
３２からの通知に応じて、画面表示制御処理部３３が図
７に示す稼動状況監視画面をタッチパネル３１の上部に
表示する。この画面はホール内の遊技台１０の稼動状況
を示す画面である。ホールコンピュータ３は、台データ
を逐次収集して遊技台１０の稼動状況を管理し、図７の
稼動状況監視画面を作成して表示する。

【００４１】また、店員が図７に示す管理業務メニュー
画面において「遊技データ表示」タッチキーにタッチし
たとする。この入力を検出したタッチパネル制御処理部
３２の指示に応じて、画面表示制御処理部３３が図８に
示す遊技データ表示画面をタッチパネル３１の上部に表
示する。この画面はホール内の遊技台１０の各々の台デ
ータの詳細を示す画面である。ホールコンピュータ３
は、台データを逐次収集して遊技台１０の各々について
その台データを管理し、図８の遊技データ表示画面を作
成して表示する。

【００４２】なお、この時、画面表示制御処理部３３に
より、図７の下部に示す管理業務メニュー画面のタッチ
キーも図８の下部に示すように変更される。なお、図８
において、遊技台１０の台データは各島別に表示されて
いる。このために、図８の下部に示す管理業務メニュー
画面の「島別」タッチキーのタッチの後、図４の専用キ
ーボードから例えば「島」キー及び「１」キーの押し下
げにより島番号「１」が入力される。

【００４３】以上のように、ホールコンピュータ３はホ
ール全体を各遊技台１０のレベルで管理する。このホー
ルコンピュータ３の処理により、店員は営業フロアのカ
ウンタにいながら、図７に示す稼動状況監視画面を用い
てホール内の全ての遊技台１０の稼動状況を管理でき、
また、図８に示す遊技データ表示画面を用いてホール内
の全ての遊技台１０の台データを管理できる。

【００４４】一方、店員が図６のメインメニュー画面に
おいて「設定／メンテナンスメニュー」タッチキーにタ
ッチしたとする。この入力を検出したタッチパネル制御
処理部３２からの通知に応じて、画面表示制御処理部３
３が設定／メンテナンスメニュー画面（図示せず）をタ
ッチパネル３１に表示する。この設定／メンテナンスメ
ニュー画面において、店員が「設置定数メニュー（変更
用）」タッチキーにタッチしたとする。この入力を検出
したタッチパネル制御処理部３２からの通知に応じて、
画面表示制御処理部３３が図９に示す設置定数メニュー
（変更用）画面をタッチパネル３１に表示する。設定／
メンテナンスメニュー画面及び設置定数メニュー（変更
用）画面はタッチパネル３１に管理データを設定する設
定業務を選択するためのメニュー画面である。

【００４５】設置定数メニュー（変更用）画面は、一旦
入力されてホールコンピュータ３のファイル５に格納さ
れている、当該パチンコ店の店名、各島の構成、各遊技
台１０の機種タイプや機種名等の名称、各島や台等の番
号、サンド１１の番号、景品交換機１２の番号、金庫１
３の番号等の管理データ（設置定数）を、変更するため
の入力画面である。変更は、例えば新しいパチンコ台を
設置する時、（これに伴って）島の構成を変更する時等
に必要である。なお、設置定数を最初に入力する場合、
例えば設定／メンテナンスメニュー画面から設置定数メ
ニュー（入力用）画面に移行することにより可能とされ
る。

【００４６】例えば、遊技台１０の入れ替えに伴って設
置定数の内の管理データの一部である遊技台１０の名称
（機種名）の変更を行う場合、店員が設置定数メニュー
（変更用）画面の「名称設定」タッチキーをタッチす
る。この入力を検出したタッチパネル制御処理部３２か
らの通知に応じて、画面表示制御処理部３３が図１０に
示す名称設定（変更用）画面の内のメニュー画面をタッ
チパネル３１に表示する。なお、名称設定（変更用）画
面は、そのメニュー画面、機種名設定画面、グループ名
設定画面等からなる。名称設定（変更用）画面のメニュ
ー画面（名称設定メニュー画面）はタッチパネル３１の
下部に表示される。名称設定メニュー画面は、「機種タ
イプ名」タッチキー、「機種名」タッチキー、「グルー
プ名」タッチキー等を備える。

【００４７】例えば、店員が「機種名」タッチキーにタ
ッチしたとする。この入力を検出したタッチパネル制御
処理部３２からの通知に応じて、画面表示制御処理部３
３が図１０に示す機種名称設定画面をタッチパネル３１
の上部に表示する。機種名称設定画面は、管理データの
一部である遊技台１０の名称を設定するための画面であ
り、遊技台１０の名称の入力のために予め作成された所
定の様式の一覧（表）と、平仮名文字入力画面の表示を
指示する「文字入力」タッチキー等とを備える。この一
覧は、機種番号に対応して、機種名称、機種タイプ番号
及び変動確率を入力し格納する表である。この内、機種
名称に対して漢字入力が行われる。

【００４８】また、店員が「グループ名」タッチキーに
タッチしたとする。この入力を検出したタッチパネル制
御処理部３２からの通知に応じて、画面表示制御処理部
３３が図１１に示すグループ名称設定画面をタッチパネ
ル３１の上部に表示する。グループ名称設定画面は、管
理データの一部である遊技台１０のグループの名称を設
定するための画面であり、遊技台１０のグループの名称
の入力のために予め作成された所定の様式の一覧（表）
と、平仮名文字入力画面の表示を指示する「文字入力」
タッチキー等とを備える。この一覧はグループ番号に対
応してグループ名称を入力し格納する表である。この
内、グループ名称に対して漢字入力が行われる。なお、
遊技台１０のグループは、パチンコ店側がその管理の都
合上から任意に定義でき、管理に用いるものである。例
えば、パチンコ店の入口に近い遊技台１０をまとめて１
グループとして管理する場合に定義される。

【００４９】今、図１０の機種名称設定画面において、
店員が機種番号「１」に対応する機種名称の欄（フィー
ルド）にタッチし、更に「文字入力」タッチキーにタッ
チしたとする。この入力を検出したタッチパネル制御処
理部３２からの通知を受け取ったキー／タッチパネル入
力処理部３５からの指示に応じて、画面表示制御処理部
３３の擬似キーボード表示処理部３７が、文字変換画面
をタッチパネル３１に表示する。文字変換画面は、平仮
名文字からなるデータを入力するための平仮名文字入力
画面、片仮名文字からなるデータを入力するための片仮
名文字入力画面、英数字からなるデータを入力するため
の英数字入力画面、記号からなるデータを入力するため
の記号入力画面からなる。

【００５０】平仮名文字入力画面を図１２に示し、片仮
名文字入力画面を図１３に示す。平仮名文字入力画面及
び片仮名文字入力画面は、各々、図示のように、平仮名
擬似キーボード５０及び片仮名擬似キーボード５２を含
む。平仮名擬似キーボード５０及び片仮名擬似キーボー
ド５２は、各々、予め平仮名文字及び片仮名文字を配列
した五十音表からなる。これらの画面は所定の選択入力
により順次表示される。例えば、図１２の平仮名文字入
力画面が、「文字入力」タッチキーのタッチに応じて最
初に表示され、図１２の矢印キーの入力に応じて他の画
面が順次表示される。

【００５１】平仮名文字入力画面の平仮名擬似キーボー
ド５０からの入力に対して漢字変換が行われる。このた
めに、平仮名文字入力画面は、平仮名擬似キーボード５
０の他に、入力した平仮名文字の漢字への変換を指示す
る「変換（次候補）」タッチキーと、変換された漢字を
表示する漢字表示領域（文字フィールド）５１と、文字
フィールド５１に表示された漢字を確定するための「確
定（無変換）」タッチキーと、確定した１又は２以上の
漢字の前記一覧への登録を指示する「登録」タッチキー
とを備える。

【００５２】片仮名文字入力画面の片仮名擬似キーボー
ド５２からの入力に対しては漢字変換が行われない。従
って、片仮名文字入力画面は、「変換」タッチキーと文
字フィールド５１に表示された漢字を確定するための
「確定」タッチキーを備えていない。

【００５３】平仮名文字入力画面において平仮名擬似キ
ーボード５０の平仮名文字の入力と「変換」タッチキー
の入力とがあった場合、画面表示制御処理部３３が、当
該選択された平仮名文字を対応する漢字に変換して文字
フィールド５１に表示する。この表示の後に「確定」タ
ッチキーの入力があった場合、画面表示制御処理部３３
が当該漢字を確定する。そして、漢字が確定された後に
「登録」タッチキーの入力があった場合、画面表示制御
処理部３３が、先に表示されていた名称設定メニュー画
面の一覧を表示すると共に、この一覧内の先に選択され
たフィールドに当該登録された漢字を表示する。

【００５４】今、図１２の平仮名文字入力画面の平仮名
擬似キーボード５０において、店員が「あ」及び「か」
のキーにこの順にタッチしたとする。この入力を検出し
たタッチパネル制御処理部３２からの通知を受け取った
キー／タッチパネル入力処理部３５からの指示に応じ
て、擬似キーボード表示処理部３７は通知された位置に
ある文字「あ」及び「か」をフラッシュさせ、文字表示
処理部３６は通知された位置にある文字「あ」及び
「か」を求め、これをこの順にタッチパネル３１の文字
フィールド５１に表示する。

【００５５】次に、店員が平仮名文字入力画面の「変
換」タッチキーにタッチしたとする。この入力を検出し
たタッチパネル制御処理部３２からの通知を受け取った
文字表示処理部３６は、文字フィールド５１に表示して
いる文字列「あか」を漢字変換の対象文字として漢字変
換処理部３４に渡す。漢字変換処理部３４は、受け取っ
た文字列「あか」を読みとする漢字の全て「赤」、
「垢」、「閼伽」を抽出してリストを作成し、このリス
トを文字表示処理部３６に渡す。

【００５６】文字表示処理部３６は受け取ったリストの
先頭の漢字「赤」を取り出して文字フィールド５１に表
示する。この状態で「確定」タッチキーの入力があった
場合、当該漢字「赤」が入力された漢字として確定され
る。なお、再度「変換」タッチキーがタッチされた場
合、文字表示処理部３６はリストの次の漢字「垢」を取
り出して文字フィールド５１に表示する。

【００５７】この後、平仮名文字入力画面、片仮名文字
入力画面、英数字入力画面、記号入力画面を適宜選択し
て文字入力を繰り返して、所望の文字列の入力を終了す
る。この状態で、店員が文字変換画面の「登録」タッチ
キーにタッチする。この入力を検出したタッチパネル制
御処理部３２からの通知を受け取った画面表示制御処理
部３３は、この時点で文字表示処理部３６が文字フィー
ルド５１に表示している文字列を管理データとして取り
込む。即ち、画面表示制御処理部３３は、先に表示して
いた図１０の機種名称設定画面に復帰してこれをタッチ
パネル３１に表示し、先に店員がタッチした機種番号
「１」に対応するフィールドに、当該文字列を表示す
る。これにより、機種番号「１」の機種名称が変更さ
れ、機種番号「１」に対応する機種名称が管理データの
一部としてファイル５の所定の位置に格納される。

【００５８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホールコンピュータにおける漢字入力装置において、タ
ッチパネルに表示された平仮名文字入力画面から入力さ
れた平仮名文字からなるデータ列を対応する漢字に変換
することにより、この変換された漢字を管理データの一
部として取り込むことができるので、パチンコ店の営業
フロアのカウンタに設けられ遊技台を各遊技台レベルで
管理するホールコンピュータが保持する管理データの一
部を漢字入力することができ、頻繁な入れ替えや類似の
機種名が多く存在しても遊技台を各遊技台レベルで当該
管理データを用いて管理する業務を効率的かつ確実に行
うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理構成図である。

【図２】遊技台管理システム構成図である。

【図３】ホールコンピュータ説明図である。

【図４】専用キーボード構成図である。

【図５】漢字入力装置構成図である。

【図６】タッチパネル画面説明図である。

【図７】タッチパネル画面説明図である。

【図８】タッチパネル画面説明図である。

【図９】タッチパネル画面説明図である。

【図１０】タッチパネル画面説明図である。

【図１１】タッチパネル画面説明図である。

【図１２】タッチパネル画面説明図である。

【図１３】タッチパネル画面説明図である。

【符号の説明】

１ 台コンピュータ ２ 島コンピュータ ３ ホールコンピュータ（ホール端末） ４ ファイル ５ ファイル ６ 管理コンピュータ １０ パチンコ台（遊技台） １１ サンド １２ 景品交換機 １３ 金庫 ３０ 漢字入力装置 ３１ タッチパネル ３２ タッチパネル制御処理部 ３３ 画面表示制御処理部 ３４ 漢字変換処理部 ３５ キー／タッチパネル入力処理部 ３６ 文字表示処理部 ３７ 擬似キーボード表示処理部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ // Ｇ０６Ｆ 17/22 (72)発明者 武本 孝俊 東京都台東区東上野３丁目12番９号 株式 会社エース電研内 (72)発明者 赤熊 武 東京都台東区東上野３丁目12番９号 株式 会社エース電研内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の遊技台の各々に対応して設けられ
   当該遊技台からの台データを収集する台コンピュータ及
   び台コンピュータから台データを収集する複数の島コン
   ピュータと共に遊技台管理システムを構成し、島コンピ
   ュータから台データを収集すると共に遊技台を管理する
   ための管理データを保持するホールコンピュータにおけ
   る漢字入力装置であって、 表示画面を備えたタッチパネルと、 前記タッチパネルの表示画面を制御すると共に、前記タ
   ッチパネルの表示画面から入力された平仮名文字からな
   るデータ列を対応する漢字に変換する画面表示制御処理
   部とを備え、 前記画面表示制御処理部が前記タッチパネルに所定の業
   務を選択するためのメニュー画面を表示し、 当該メニュー画面から所定の選択入力があった場合に、
   前記画面表示制御処理部が前記タッチパネルに前記管理
   データを設定する設定業務を選択するための設置定数メ
   ニュー画面を表示し、 当該設置定数メニュー画面から所定の選択入力があった
   場合に、前記画面表示制御処理部が前記タッチパネルに
   前記管理データの一部である遊技台の名称を設定するた
   めの名称設定メニュー画面を表示し、 当該名称設定メニュー画面からの所定の選択入力があっ
   た場合に、前記画面表示制御処理部が前記タッチパネル
   に平仮名文字からなるデータを入力するための平仮名文
   字入力画面を表示し、 前記平仮名文字入力画面から平仮名文字からなるデータ
   列が入力された場合に、前記画面表示制御処理部が当該
   データ列を対応する漢字に変換して前記平仮名文字入力
   画面の所定の位置に表示し、 前記平仮名文字入力画面に所定の入力があった場合に、
   前記画面表示制御処理部が当該対応する漢字を管理デー
   タの一部として取り込むことを特徴とするホールコンピ
   ュータにおける漢字入力装置。
2. 【請求項２】 前記名称設定メニュー画面は、遊技台の
   名称の入力のために予め作成された所定の様式の一覧
   と、前記平仮名文字入力画面の表示を指示する文字入力
   タッチキーとを備え、 前記平仮名文字入力画面は、平仮名文字の入力のために
   予め平仮名文字を配列した擬似キーボードと、入力した
   平仮名文字の漢字への変換を指示する変換入力タッチキ
   ーと、変換された漢字を表示する文字フィールドと、文
   字フィールドに表示された漢字を確定するための確定入
   力タッチキーと、確定した１又は２以上の漢字の前記一
   覧への登録を指示する登録入力タッチキーとを備え、 前記名称設定メニュー画面において前記一覧のフィール
   ドを選択する入力と前記文字入力タッチキーを選択する
   入力とがあった場合に、前記画面表示制御処理部が前記
   タッチパネルに前記平仮名文字入力画面を表示し、 当該平仮名文字入力画面において前記擬似キーボードの
   １又は２以上の平仮名文字を選択する入力と前記変換入
   力タッチキーを選択する入力とがあった場合に、前記画
   面表示制御処理部が当該選択された平仮名文字を対応す
   る漢字に変換して前記文字フィールドに表示し、 前記文字フィールドに当該漢字を表示した後に前記確定
   入力タッチキーを選択する入力があった場合に、前記画
   面表示制御処理部が当該漢字を確定し、 １又は２以上の漢字が確定された後に前記登録入力タッ
   チキーを選択する入力があった場合に、前記画面表示制
   御処理部が、先に表示されていた名称設定メニュー画面
   の一覧を表示すると共に、この一覧内の先に選択された
   所定のフィールドに当該登録された１又は２以上の漢字
   を表示することを特徴とする請求項１に記載のホールコ
   ンピュータにおける漢字入力装置。