JPH109062A - 液体燃料を用いたガスエンジン - Google Patents

液体燃料を用いたガスエンジン

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JPH109062A
JPH109062A JP8164006A JP16400696A JPH109062A JP H109062 A JPH109062 A JP H109062A JP 8164006 A JP8164006 A JP 8164006A JP 16400696 A JP16400696 A JP 16400696A JP H109062 A JPH109062 A JP H109062A
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liquid fuel
fuel
vaporization
gas
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JP8164006A
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Kazuhiko Ogura
和彦 小倉
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体燃料の気化が起こりにくい極低温時など
でも、ガスエンジンの始動を良好に行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 このガスエンジン1は、液体燃料貯蔵タ
ンク12からの液体燃料を気化圧力調整装置14に導
き、気化圧力調整装置14により液体燃料を気化させ、
ほぼ大気圧とされたガス燃料をミキサ装置3に導くよう
に構成している。気化圧力調整装置14には温液ジャケ
ット部25が形成され、その温液ジャケット部25には
エンジンの冷却液ジャケット部70と連通する往路導管
71と復路導管72が接続され、往路導管71には冷却
液の温度を上昇させるヒータ装置73が設けられてい
る。スタータスイッチ67を始動位置68に操作した時
に、ヒータ装置73の起動スイッチ74がオンにされ、
冷却液が加熱されるように構成しているので、液体燃料
の気化が促進され、エンジンの始動性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体燃料を用いたガ
スエンジンに関し、詳しくは始動性を向上させたガスエ
ンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からLPGなどの液体燃料を用いた
作業機用のガスエンジンが各種提案されている。図5は
上記汎用ガスエンジンの構成を示す概略図である。図5
に示すガス燃料エンジン88では、ガス燃料供給手段と
しての液体燃料タンク89を液体燃料供給管90により
気化圧力調整装置91(この装置91の一種にベーパラ
イザがある)に供給し、気化圧力調整装置91で調整さ
れた燃料ガスはガス燃料供給管92を介してミキサ装置
93に供給され、ミキサ装置93においてガス燃料とエ
アクリーナ95からの空気とを混合させて、その混合気
を吸気通路94を介してエンジンの燃焼室96に供給す
るように構成している。なお、気化圧力調整装置91と
しては、吸気通路94の負圧だけで気化圧力調整装置9
1内のガス燃料をミキサ装置93に供給する、所謂、ゼ
ロ圧力調整装置91が知られている。
【0003】このゼロ圧力調整装置91は、液体燃料を
気化する一次圧力室と、ほぼ大気圧に近い圧力に調整す
る二次圧力室とを備え、液体燃料の気化を促進させるた
めに、ゼロ圧力調整装置91にエンジンの冷却液を流す
温液ジャケット部97を形成するとともに、エンジンの
冷却液ジャケット部100と温液ジャケット部97とを
往路導管98および復路導管99によって接続し、冷却
液が循環できるように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの冷却液はエンジンが起動してシリンダブロック、シ
リンダヘッドが暖まって初めて高温となるので、液体燃
料としてプロパンを採用したガスエンジンで、例えば−
20℃以下のような極低温時にエンジンを始動しようと
する場合には、一次圧力室内での液体燃料の気化が良好
に行われず、結果としてエンジンの始動が困難又は不可
能となる問題がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、液体燃料の気化が起こりにくい極低温時な
どにガスエンジンを始動する場合においても、エンジン
の始動を良好に行うことができる、液体燃料を用いたガ
スエンジンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の液体燃料を用
いたガスエンジンは、例えば、図1,図2に示すよう
に、液体燃料供給手段12からの液体燃料を気化圧力調
整装置14を介して、ミキサ装置3に供給し、ミキサ装
置3において空気と気化燃料とを混合し、その混合気を
エンジンの燃焼室5に供給するように構成し、気化圧力
調整装置14にエンジンの冷却液を流す加熱流路25を
形成し、エンジンの冷却液を加熱流路25に流すための
往路71および復路72からなる循環路を設けた構成の
ガスエンジンにおいて、循環路の所定箇所に、少なくと
もエンジン始動時に冷却液を加熱するためのヒータ手段
73を設けたことを特徴とすることを特徴とする。な
お、循環路においてヒータ手段73を設ける位置として
は、加熱流路25に流入する冷却液を即座に加熱できる
位置を考えると、往路71が好ましい。また、エンジン
始動時にヒータ手段73を駆動させる方法としては、エ
ンジンのスタータスイッチに連動させる方法がある。
【0007】請求項2の液体燃料を用いたガスエンジン
は、例えば、図1に示すように、オペレータが前記ヒー
タ手段73の加熱を行うか否かを選択する選択手段74
を設け、選択手段74の出力に基づいてヒータ手段73
の加熱が行われることを特徴とする。請求項3の液体燃
料を用いたガスエンジンは、例えば、図4に示すよう
に、液体燃料供給手段12からの液体燃料を気化圧力調
整装置14を介してミキサ装置3に供給し、ミキサ装置
3において空気と気化燃料とを混合し、その混合気をエ
ンジンの燃焼室5に供給するように構成したガスエンジ
ンにおいて、少なくともエンジン始動時に液体燃料を振
動させる振動付与手段76を備えたことを特徴とする。
なお、振動付与手段76により液体燃料を振動させる形
態としては、気化圧力調整装置14の全体を振動させる
構成、気化圧力調整装置14の液体燃料の気化を行う室
だけ振動させる構成、液体燃料供給手段14から気化圧
力調整装置14にまで達するガス管13の一部を振動さ
せる構成が考えられる。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、往
路および復路からなる循環路の所定箇所に、少なくとも
エンジン始動時に冷却液を加熱するためのヒータ手段を
設けたことにより、冷却液の温度を外気温度に影響を受
けず上昇させることができるので、気化圧力調整装置内
の燃料の気化が促進される。したがって、エンジン回り
の温度が極低温であっても、気化圧力調整装置は良好に
液体燃料をガス燃料としてミキサ装置に供給できるの
で、エンジン始動性を高めることができる。
【0009】請求項2の発明によれば、オペレータが前
記ヒータ手段の加熱を行うか否かを選択する選択手段を
設けたことにより、極低温で液体燃料の気化が起こりに
くい場合だけヒータ手段でエンジン冷却液の加熱を行う
ことができるとともに、エンジン始動が悪いときに選択
手段を操作することにより、エンジンの始動性を高める
ことができる。請求項3の発明によれば、少なくともエ
ンジン始動時に、振動付与手段により液体燃料を振動さ
せることにより、その振動のエネルギーが熱のエネルギ
ーに変換され液体燃料の温度が上昇して気化を促進する
ことができる。また、液体燃料の振動により、空気と液
体燃料の接触面積が増加するので気化を促進することが
できる。このように振動を与えることにより、火気を用
いずに液体燃料の気化を促進させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る、液体燃料を
用いたガスエンジンの第1実施形態について図面を参照
しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態に係るガス
エンジンの概略構成を示す図、図2は液体燃料を気化す
るとともに気化したガスの圧力を調整する気化圧力調整
装置の詳細構成を示す縦断面図、図3は気化圧力調整装
置のバイパス通路形成部の周辺の様子を示す拡大縦断面
図である。
【0011】このガスエンジン1は、液体燃料供給手段
としての液体燃料貯蔵タンク12からの液体燃料をガス
管13により気化圧力調整装置14に導き、その気化圧
力調整装置14によりほぼ大気圧とされたガス燃料をガ
ス管15によりミキサ装置3のガス燃料供給ノズル16
に導くようにしている。また、エアクリーナ2からの空
気をミキサ装置3を介して吸気通路4に導き、ミキサ装
置3においてガス燃料と空気とを混合して混合気とし、
その混合気を燃焼室5に供給するように構成している。
気化圧力調整装置14は、図2に示すように一次圧力室
21と二次圧力室22に区画され、一次圧力室21によ
り液体燃料の気化を行って燃料ガスの圧力を下げ、二次
圧力室22は低下された燃料ガスの圧力をほぼ大気圧程
度まで低減するようにしている。気化圧力調整装置14
の一次圧力室21の回りには、エンジン冷却液が循環す
る温液ジャケット部25が形成され、気化を促進するよ
うに構成されている。
【0012】図1に示すように、温液ジャケット部25
にはエンジンの冷却液ジャケット部70と連通する往路
導管71と復路導管72とが接続され、エンジン始動後
の暖められた冷却液を循環させることにより、一次圧力
室21の液体燃料の気化を促進するようにしている。さ
らに、このガスエンジン1では、前記往路導管71の温
液ジャケット部25側の所定位置に冷却液の温度を上昇
させるヒータ装置73が設けられている。ヒータ装置7
3としては公知の加熱装置が採用でき、このヒータ装置
73はエンジンのスタータスイッチ67と連動して動く
ように構成されている。即ち、エンジンのスタータスイ
ッチ67を始動位置68に操作した時にヒータ装置73
の起動スイッチ74がオンにされるように構成されてい
る。ヒータ装置73の加熱時間はスタータスイッチ67
が始動位置68に操作されている時間だけでもよく、ま
た、始動位置68に操作された後から所定時間(例え
ば、10秒間)ヒータ装置73の加熱状態を維持するよ
うに構成してもよい。また、エンジンが運転されている
間中、ヒータ装置73は加熱状態を維持するように構成
してもよい。
【0013】また、ディーゼルエンジンなどに使用され
るグロープラグがオンされた場合だけ、ヒータ装置73
を駆動するようにして、通常の温度ではヒータ装置73
を駆動しないように構成して、零下20℃のような極低
温時にのみ液体燃料の気化を促進させることもできる。
さらに、オペレータがヒータ装置73の加熱を行うか否
かを選択する選択スイッチを設け、その選択スイッチ
(例えば、起動スイッチ74で示す)を図1において一
点鎖線の矢印75で示すように、直接、操作することに
より、ヒータ装置73の加熱を開始するようにしてもよ
い。
【0014】このガスエンジン1は、ミキサ装置3より
燃焼室5側の吸気通路4の位置にはスロットル弁6が設
けられ、混合気の量を調整するようにしている。スロッ
トル弁6は連結棒7によりガバナレバー8に連結され、
そのガバナレバー8はガバナスプリング9を介して速度
調整レバー10に連結駆動されるように構成してある。
ガバナレバー8は枢支軸18により揺動自在に枢支さ
れ、燃料増量側に付勢するガバナスプリング9の張力と
図示しないガバナウェイトの遠心力に基づいて発生する
ガバナ力11との釣り合いでスロットル弁6の開度を調
整するように構成している。電子制御ガバナではなく、
上記のようなメカニカルガバナ17を採用することによ
り、エンジンの単価を安くすることができる。
【0015】また、スロットル弁6よりも燃焼室5側の
吸気通路4の所定位置には、気化圧力調整装置14のブ
ーストロック室48に連通する吸気負圧連通路51が設
けられ、後述する負圧燃料ロック機構23が動作できる
ように構成されている。以下、上記ヒータ装置73を設
けることによるエンジン始動性の向上に加えて、さらに
エンジン始動性を向上できる発明について説明する。上
記気化圧力調整装置14は、吸気通路4の負圧がある所
定値未満である場合にはガス燃料がミキサ装置3に供給
されることを防止する負圧燃料ロック機構23(図2参
照)を備えている。この負圧燃料ロック機構23は吸気
通路4の負圧の値に連動する遮蔽弁を設け、吸気通路4
の負圧が所定値以上にならない限り、遮蔽弁により気化
圧力調整装置14からのガス燃料の供給が遮断されるよ
うに構成されている。つまり、エンジンが駆動していな
いときは吸気通路4の圧力は大気圧と同じ圧力になって
いるので、エンジン始動前においては遮蔽弁によりガス
燃料がミキサ装置3に供給されないようにしているので
ある。
【0016】しかし、図1に示した上記メカニカルガバ
ナ17を採用したガスエンジンの場合、エンジン始動前
の状態では、ガバナ力11が働かないのでガバナスプリ
ング9によりガバナレバー8は燃料増量側へ引かれ、ガ
バナレバー8に連動するスロットル弁6は全開状態にな
っていることが普通である。負圧燃料ロック機構23は
前述したように吸気通路4の負圧が所定値以上に大きく
ならなければ、ガス燃料がミキサ装置3に供給されない
ように構成されているので、ミキサ装置3のスロットル
弁6の開度が大きい場合(例えば、ガバナスプリング9
によって全開状態になっている場合)には、吸気負圧が
所定値以上大きくならないので負圧燃料ロック機構23
は解除されず、ミキサ装置3にガス燃料が供給されず、
エンジンの始動ができないことになる。
【0017】従来、このようなガス燃料エンジンにおい
てエンジン始動を行うには、手動によりスロットル弁6
を操作して吸気負圧が所定値以上になるように開度を調
節して、例えば、スロットル弁6の全閉状態の角度を0
゜、全開状態の角度を90゜とすれば、スロットル弁6
の開度を10゜〜15゜にして、エンジンを起動するこ
とが行われている。この場合、片手でスロットル弁6を
操作しながらもう一方の手でスタータスイッチを操作し
なければならず、起動操作が繁雑になるとともに、この
スロットル弁6の開度調整を的確に行わないとエンジン
起動が行えないので、エンジンの操作性が低下する問題
があった。
【0018】気化圧力調整装置14は、このエンジン操
作性の問題をも解決するようにバイパス通路形成部26
を設けことを一特徴としている。以下、気化圧力調整装
置14の構成について主に図2,図3を参照しつつ詳細
に説明する。気化圧力調整装置14は、図2に示すよう
に装置基体20と、液体ガス燃料を気化するとともに一
次圧力に調整する一次圧力室21と、一次圧力室21に
より調整された圧力をほぼ大気圧の圧力に調整する二次
圧力室22と、吸気通路4の負圧が所定値よりも小さい
場合にガス燃料がミキサ装置3に供給されないように遮
断する負圧燃料ロック機構23と、アイドル時に供給さ
れる燃料の量を調整するアイドル時燃料調整機構24
と、一次圧力室21の気化を促進するように装置基体2
0に形成された温液ジャケット部25と、エンジン始動
時にのみ一次圧力室21のガス燃料を二次圧力室22に
流れるようにするバイパス通路形成部26とを含んで構
成されている。
【0019】一次圧力室21、二次圧力室22はそれぞ
れ、装置基体20内に2つ部屋を設けることにより形成
され、一次圧力室21と二次圧力室22との間は連通孔
27により連通されている。また、一次圧力室21と二
次圧力室22の間に負圧燃料ロック機構23が設けられ
ている。一次圧力室21内には、ガス燃料貯蔵タンク1
2からのガス管13が連通する吸入口28を弁体部29
で圧接することにより液体ガス燃料量の流入量を調整す
る第1レバー30と、一次圧力室21を構成するととも
に圧力を調整するダイヤフラム31と、ダイヤフラム3
1を介して第1レバー30を二次圧力室22側に付勢す
る押圧スプリング32と、第1レバー30の弁体部29
が吸入口28に圧接するように第1レバー30の接当部
33を押圧する付勢スプリング34とを有している。第
1レバー30は気化圧力調整装置14の基体20に取り
付けられた支点軸35により揺動自在に支持され、吸入
口28側の一端部を弁体部29とするとともに、他端部
を接当部33としている。なお、押圧スプリング32に
は押圧スプリング32のスプリング力を調整する調整ネ
ジ37が設けられている。
【0020】吸入口28から一次圧力室21に入る液体
燃料の量が減ると、ダイヤフラム31で区画される一次
圧力室21内の圧力が低下して、押圧スプリング32と
ダイヤフラム31によって決定される押圧力で第1レバ
ー30の接当部33を二次圧力室22側(左側)へ押
し、結果として弁体部29と吸入口28との隙間が広が
り、一次圧力室21に流れ込む液体燃料の量が増え、圧
力を増加する方向に動作する。また、一次圧力室21の
圧力がある値を超えると、ダイヤフラム31は膨らみ、
付勢スプリング34の力により接当部33を右側へ押
し、弁体部29によって吸入口28の隙間を閉じ、液体
燃料の流入を抑止する方向に動作する。このような動作
により一次圧力室21のガス燃料の圧力をほぼ一定範囲
(200〜300mmAq)に制御する。
【0021】一次圧力室21と二次圧力室22との間は
連通孔27により連通され、その連通孔27は第2レバ
ー40の弁体部41により圧接されることにより、一次
圧力室21から二次圧力室22に流入するガス燃料の量
を調整するようにしている。第2レバー40は支点軸4
2により揺動自在に支持され、連通孔27側の一端部を
弁体部41とするとともに、他端部に2つの接当部が設
けられている。第2レバー40の他端側で支点軸42近
くの位置には、第2レバー40を回動させることによ
り、第2レバー40の弁体部41を連通孔27に押し付
ける押圧スプリング43が設けられている。また、第2
レバー40の他端側の最端部にはブースト接当部44が
形成されている。さらに第2レバー40の他端側の内側
寄りにはアイルドル接当部46が形成され、後述するア
イドル調整突起45が当接する。
【0022】負圧燃料ロック機構23は一次圧力室21
と二次圧力室22の間に洞設されたブーストロック室4
8にダイヤフラム49を張り付け、ダイヤフラム49を
ブーストスプリング50によってブースト接当部44を
二次圧力室22側(左側)へ付勢するように構成すると
ともに、ブーストロック室48を吸気通路4に吸気負圧
連通管51を介して接続した構成となっている。吸気通
路4内の負圧が所定値を超えないとブーストスプリング
50の押圧力により、ブースト接当部44は左側に押し
上げられ、第2レバー40の弁体部41は連通孔27に
強力に圧接されてガス燃料が二次圧力室22内に流れ込
むことを防止することにより、燃料の供給を遮断(ロッ
ク)する。
【0023】一方、吸気通路4内の負圧が所定値を超え
て高くなると、吸気負圧連通管51を介してブーストロ
ック室48内の負圧が高くなり、ブーストスプリング5
0の押圧力に抗してダイヤフラム49が一次圧力室21
側(右側)へ引っ張られ、ブースト接当部44への押圧
力を解除して、ガス燃料が二次圧力室22内に流れ込む
ことを可能にする。アイドル時燃料調整機構24は、装
置基体20の左側壁に設けられた支持軸52に揺動自在
に支持されたアイドル調整レバー53を有し、アイドル
調整レバー53はアイドル調整ネジ54と係合するネジ
側接当部55と、アイドル調整突起45を一次圧力室2
1側(右側)に付勢するスプリング56を有した係合部
57とを備えている。例えば、アイドル調整レバー53
を下方に移動させると、支持スプリング59に抗して、
ネジ側接当部55が矢印86のように動き、アイドル調
整レバー53が支持軸52を支点としてテコのように回
動することにより、係合部57のスプリング56の押圧
力が増加する。
【0024】このスプリング力の増加により、二次圧力
室22のダイヤフラム58の中央部に固着されたアイド
ル調整突起45が一次圧力室21側に移動する。このア
イドル調整突起45の右側への移動により第2レバー4
0の弁体部41の圧接力が弱くなって、アイドル運転時
のガス燃料供給量を増加するように調整できる。なお、
二次圧力室22のダイヤフラム58は、挿通孔27から
出るガス燃料の圧力の大小によって拡張、収縮すること
により、挿通孔27から出るガス燃料の圧力の大小にか
かわらず、ミキサ装置3に供給するガス燃料の圧力をほ
ぼ大気圧と同じ状態にするために設けられているもので
ある。
【0025】バイパス通路形成部26は、図3に示すよ
うに一次圧力室21と二次圧力室22との連通孔27と
は別に、装置基体20に形成された一次圧力室21と二
次圧力室22とを連通するバイパス通路61と、そのバ
イパス通路61の一部に設けられた始動用ジェット62
と、弁体64を有する始動用ソレノイド63とから構成
されている。始動用ソレノイド63は弁体64を操作す
ることにより、始動用ジェット62に圧接して閉弁した
状態と、始動用ジェット62と弁体64とに隙間が形成
され開弁した状態とを制御できるようにしている。ま
た、その弁体64の制御は後述するようにスタータスイ
ッチ67のスイッチ位置の操作に連動して行われる。
【0026】上記構成のガス燃料エンジンの動作につい
て説明する。エンジン始動時にスタータスイッチ67を
始動位置68に回すと、エンジンのスタータが起動さ
れ、クランク軸の回転により冷却水ポンプが駆動される
とともに、起動スイッチ74がオンになり、ヒータ装置
73により冷却液が加熱され、一次圧力室21内の液体
燃料の気化が促進される。また、スタータスイッチ67
が始動位置68に操作されることにより、始動用ソレノ
イド63の駆動スイッチ65が短絡状態となり、常時閉
じた状態に設定されている始動用ソレノイド63の弁体
64が開弁状態となる。この状態では連通孔27に圧接
している第2レバー40の弁体部41の動作にかかわり
なく、始動用ガスがバイパス通路61により一次圧力室
21から二次圧力室22に流れ、ミキサ装置3にガス燃
料が供給される。このエンジン始動時には、スロットル
弁6は全開状態となっており、吸気通路4の負圧は高く
ないので、負圧燃料ロック機構23が働き、一次圧力室
21から二次圧力室22への燃料の供給は第2レバー4
0により遮断されている。しかし、この状態でも本実施
形態の構成によれば、バイパス通路61により気化され
たガス燃料がミキサ装置3に供給されるので、エンジン
の始動性を向上させることができる。
【0027】バイパス通路61から供給されたガス燃料
によりエンジンが始動すれば、ガバナ力11が働き、ガ
バナ力11とガバナスプリング9との釣り合いできまる
スロットル弁6の開度に制御され、吸気通路4の負圧が
上昇するので、負圧燃料ロック機構23が解除され、連
通孔27からガス燃料が供給されるようになる。また、
スタータスイッチ67を始動68から運転位置69に戻
した状態では、始動用ソレノイド63が突出して、始動
用ジェット62は閉じた状態になり、連通孔27からの
ガス燃料により燃焼を行う、通常運転に移行する。この
ように構成することにより、に負圧燃料ロック機構23
を有する気化圧力調整装置14において、エンジン始動
が容易に行うことができるようになる。また、速度調整
レバー10などの位置によって決まるエンジンの始動前
のスロットル弁6の開度に影響を受けず、エンジン始動
を良好に行うことができる。
【0028】
【実施形態2】図4はこの発明の第2実施形態に係るガ
スエンジンの構成を示す概略図である。この第2実施形
態の特徴点は、第1実施形態におけるヒータ装置を設け
ずに、気化圧力調整装置14を振動させる圧電素子など
の振動装置76を設け、エンジンのスタータスイッチ6
7が始動位置68に操作された時に、振動装置76を駆
動することにより、一次圧力室21内での気化を促進す
るようにした点である。振動装置76により振動される
ものは、前記したように気化圧力調整装置14の全体で
もよく、一次圧力室21内部が振動する構成、あるいは
ガス管13の一部が振動する構成でもよい。
【0029】このように振動装置76を設けることによ
り、振動の運動エネルギーが熱エネルギーに変換され、
液体燃料の気化が促進されるとともに、振動により一次
圧力室21内の空気と液体燃料が撹拌され、空気と液体
燃料の接触面積が増え、気化が促進される。特に、一次
圧力室21が振動することにより、一次圧力室21の内
壁面に液体燃料が付着して気化が促進される。
【0030】この発明は前記実施形態に限られず、本発
明の要旨内で各種の変形を行って実施をすることが可能
である。以下、そのような実施形態について説明する。 (1)循環路において、ヒータ装置73を設ける箇所と
しては、復路導管72の位置でもヒータ装置73の能力
によっては冷却液の温度を即座に上昇させることがで
き、この場合でもエンジンの始動を高めることができ
る。 (2)前記実施形態では、少なくともエンジン始動時に
ヒータ装置73を起動させるために、スタータスイッチ
67と連動させたが、サーモスタット、温度センサなど
使用して、エンジン冷却液の温度が一定温度以下である
場合にヒータ装置73を加熱させるように構成してもよ
い。また、エンジン起動後はエンジン冷却液は急速に上
昇するので、エンジンの冷却液の温度が一定温度以上と
なった時にヒータ装置73の加熱を停止するように構成
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の基本的な構成を示す概
略ブロック図である。
【図2】気化圧力調整装置の詳細構成を示す縦断面図で
ある。
【図3】気化圧力調整装置のバイパス通路形成部の周辺
の様子を示す拡大縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の基本的な構成を示す概
略ブロック図である。
【図5】従来の液体燃料を用いたガスエンジンの構成を
示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
3…ミキサ装置、12…液体燃料貯蔵タンク、14…気
化圧力調整装置、25…温液ジャケット部、71…往路
導管、72…復路導管、73…ヒータ装置、74…起動
スイッチ、76…振動装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 21/02 F02M 21/02 U F02N 17/06 F02N 17/06 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料供給手段(12)からの液体燃料
    を気化圧力調整装置(14)を介して、ミキサ装置(3)に
    供給し、ミキサ装置(3)において空気と気化燃料とを混
    合し、その混合気をエンジンの燃焼室(5)に供給するよ
    うに構成し、気化圧力調整装置(14)にエンジンの冷却
    液を流す加熱流路(25)を形成し、エンジンの冷却液を
    加熱流路(25)に流すための往路(71)および復路(7
    2)からなる循環路を設けた構成のガスエンジンにおい
    て、 循環路の所定箇所に、少なくともエンジン始動時に、冷
    却液を加熱するためのヒータ手段(73)を設けたことを
    特徴とする液体燃料を用いたガスエンジン。
  2. 【請求項2】 オペレータが前記ヒータ手段(73)の加
    熱を行うか否かを選択する選択手段(74)を設け、選択
    手段(74)の出力に基づいてヒータ手段(73)の加熱が
    行われる請求項1に記載の液体燃料を用いたガスエンジ
    ン。
  3. 【請求項3】 液体燃料供給手段(12)からの液体燃料
    を気化圧力調整装置(14)を介してミキサ装置(3)に供
    給し、ミキサ装置(3)において空気と気化燃料とを混合
    し、その混合気をエンジンの燃焼室(5)に供給するよう
    に構成したガスエンジンにおいて、少なくともエンジン
    始動時に液体燃料を振動させる振動付与手段(76)を備
    えたことを特徴とする液体燃料を用いたガスエンジン。
JP8164006A 1996-06-25 1996-06-25 液体燃料を用いたガスエンジン Pending JPH109062A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017069164A1 (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 いすゞ自動車株式会社 ディーゼルエンジン
CN115875143A (zh) * 2021-09-30 2023-03-31 丰田自动车株式会社 氢发动机车的氢放出控制系统及氢放出控制方法

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