JPH1090612A - M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイ及びその製造方法 - Google Patents

M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイ及びその製造方法

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JPH1090612A
JPH1090612A JP9231198A JP23119897A JPH1090612A JP H1090612 A JPH1090612 A JP H1090612A JP 9231198 A JP9231198 A JP 9231198A JP 23119897 A JP23119897 A JP 23119897A JP H1090612 A JPH1090612 A JP H1090612A
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JP
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thin film
layer
array
thin
actuated
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JP9231198A
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Meiken Gu
明権 具
Minshoku Gen
▲みん▼植 嚴
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WiniaDaewoo Co Ltd
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Daewoo Electronics Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜犠牲層の酸化発生を防止し得る、光投
射システム用のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 能動マトリックス210を準備し、パ
ッシベーション層220及びエッチング液流入防止層2
30を各々能動マトリックス210の上に形成し、薄膜
犠牲層240をエッチング液流入防止層230の上部に
蒸着し、酸化防止層250を薄膜犠牲層240の上に蒸
着し、M×N対の空スロット245のアレイを形成し、
弾性層260を酸化防止層250の上に蒸着し、M×N
個のコンジット216のアレイを形成し、第2薄膜層2
70、電気的に変形可能な薄膜層280及び第1薄膜層
290を弾性層260の上に順番に蒸着して多層構造体
310を形成し、この多層構造体310をパターニング
してM×N個のアクチュエーテッドミラー構造体321
のアレイを形成し、薄膜犠牲層240を取り除いてアレ
イ300を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光投射システムに
用いられるM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーの
アレイ及びその製造方法に関し、特に、製造の際に薄膜
犠牲層の酸化現象を防止し得る、M×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラーのアレイ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多様なビデオディスプレーシステ
ムのうち、光投射システムは高画質の映像を大画面で提
供し得るものとして知られている。そのような光投射シ
ステムにおいて、光源から発せられた光線は、例えば、
M×N個のアクチュエーテッドミラーからなるアレイ上
に一様に入射される。ここで、各ミラーは各アクチュエ
ータに接続されている。これらのアクチュエータは、印
加された電界信号に応じて変形する、圧電物質または電
歪物質のような電気的に変形可能な物質からなる。
【0003】各ミラーから反射された光線は、例えば、
光学バッフルの開口に入射される。各アクチュエータに
電気信号を印加することによって、各ミラーの入射光線
に対する相対的な位置が変更されて、各ミラーからの反
射光線の光路が偏向されることになる。各反射光線の光
路が変わる場合、開口を通じて各ミラーから反射された
光線の光量が変わることによって光の強さが調節され
る。開口を通過した調節された光線は、投射レンズのよ
うな適切な光学デバイスを介して投射スクリーン上に投
射されて、その上に像を表す。
【0004】図1〜図6は各々、従来のM×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラー101のアレイ100の製造
方法を説明するための断面図であって、日本国特許出願
平成8年第84,620号明細書に「薄膜アクチュエー
テッドミラーアレイの製造方法」との名称で開示されて
いる。
【0005】アレイ100の製造工程は、M×N個の接
続端子114のアレイ及びM×N個のトランジスタのア
レイ(図示せず)よりなる基板112を備える能動マト
リックス110を準備することから始まる。各接続端子
114は、トランジスタのアレイにおいて対応するトラ
ンジスタに電気的に接続されている。
【0006】その後、リン酸塩ガラス(PSG)からな
る、厚み0.1〜2μmの薄膜犠牲層120が、化学気
相成長法(CVD)またはスピンコーティング法を用い
て能動マトリックス110の上に形成される。
【0007】続いて、M×N対になった空スロットのア
レイ(図示せず)がウェットエッチング法を用いて薄膜
犠牲層120に形成される。各対における空スロットの
うちの何れかの1つはコンジット126の1つを取り囲
む。
【0008】続いて、絶縁性物質(例えば、窒化ケイ
素)からなる、厚み0.1〜2μmの弾性層130が、
CVD法を用いて空スロットを有する薄膜犠牲層120
の上に蒸着される。
【0009】しかる後、金属(例えば、タングスタン
(W))からなる、M×N個のコンジット126のアレ
イが、弾性層130に形成される。各コンジット126
の形成は、図1に示すように最初、エッチング法を用い
て、各々が弾性層130の上部から対応する接続端子1
14の上部まで延在するM×N個の孔のアレイ(図示せ
ず)を生成し、例えば、リフトオフ法を用いて各孔内に
金属を埋め込んで形成される。
【0010】次に、導電性物質(例えば、アルミニウム
(Al))からなる、厚み0.1〜2μmの第2薄膜層
140が、スパッタリング法または真空蒸着法を用い
て、コンジット126を有する弾性層130の上に形成
される。
【0011】その後、圧電物質(例えば、PZT)また
は電歪物質(例えば、PMN)からなる、厚み0.1〜
2μmの電気的に変形可能な薄膜層150が、CVD
法、真空蒸着法、ゾル−ゲル法またはスパッタリング法
を用いて、第2薄膜層140の上に形成される。
【0012】続いて、図2に示したように、導電性及び
光反射性の物質(例えば、アルミニウムまたは銀)から
なる、厚み0.1〜2μmの第1薄膜層160が、スパ
ッタリング法または真空蒸着法を用いて、変形可能な薄
膜層150の上に形成される。
【0013】次に、図3に示すように、第1薄膜層16
0、変形可能な薄膜層150、第2薄膜層140及び弾
性層130が、フォトリソグラフィー法またはレーザ切
断法を用いて、M×N個の第1薄膜電極165のアレ
イ、M×N個の電気的に変形可能な薄膜部155のアレ
イ、M×N個の第2薄膜電極145のアレイ及びM×N
個の弾性部135のアレイにパターン化されて、M×N
個のアクチュエーテッドミラー構造体181のアレイ1
80が形成される。各第2薄膜電極145はコンジット
126を通じて対応する接続端子114に電気的に接続
されて、各薄膜アクチュエーテッドミラー101におい
て信号電極としての機能を果たし、また、各第1薄膜電
極165は各薄膜アクチュエーテッドミラー101にお
いてバイアス電極だけではなく、ミラーとしても機能す
る。
【0014】その後、図4に示すように、各アクチュエ
ーテッドミラー構造体181における上面及び側面を完
全に覆う薄膜保護層170が形成される。
【0015】図5に示すように、薄膜犠牲層120が、
エッチング液(例えば、フッ化水素(HF))によって
取り除かれる。
【0016】最後に、図6に示すように、薄膜保護層1
70がエッチング法(例えば、プラズマエッチング法)
によって取り除かれることによって、M×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラー101のアレイ100が形成さ
れる。
【0017】しかしながら、前述したM×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラー101のアレイ100の製造方
法には多くの欠点がある。空スロットがウェットエッチ
ング法を用いて形成される時、薄膜犠牲層120がPS
Gで作られているので、薄膜犠牲層120の表面上の燐
が五酸化リン(P25)に酸化され、薄膜犠牲層120
とウェットエッチング法に用いられるフォトレジストと
の間に接着性を低下させ、フォトレジストの露出されな
い部分の下に位置する薄膜犠牲層120が部分的に取り
除かれる可能性がある。
【0018】更に、薄膜犠牲層120の表面上に形成さ
れた五酸化リンが湿気と反応して、薄膜犠牲層に好まし
くないリン酸(H3PO4)を形成することになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、光投射システムに用いられ、薄膜犠牲層の酸化発生
を防止し得るM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー
のアレイを提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、上記M×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方法を提供す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】従って、上記の目的を達
成するために、本発明の一実施例によれば、光投射シス
テムに用いられるM×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラーのアレイであって、基板及びM×N個の接続端子の
アレイを有する能動マトリックスと、前記能動マトリッ
クスの上に形成されたパッシベーション層と、前記パッ
シベーション層の上に形成されたエッチング液流入防止
層と、各々が第1薄膜電極、電気的に変形可能な薄膜
部、第2薄膜電極、弾性部及び酸化防止部材からなるM
×N個のアクチュエーテッドミラー構造体のアレイとを
有し、前記変形可能な薄膜部が、前記第1薄膜電極と前
記第2薄膜電極との間に位置し、前記酸化防止部材が前
記弾性部の下に位置し、前記各第2薄膜電極がコンジッ
トを通じて対応する接続端子に電気的に接続されて、前
記各薄膜アクチュエーテッドミラーにおいて信号電極と
しての機能を果たし、前記各第1薄膜電極がミラーだけ
ではなくバイアス電極として機能をすることを特徴とす
るM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイが
提供される。
【0022】また、本発明の他の実施例によれば、光投
射システムに用いられる、M×N(M及びNは正の整
数)個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法であって、基板、M×N個の接続端子のアレイ及び
M×N個のトランジスタのアレイを有する能動マトリッ
クスを準備する第1過程と、パッシベーション層及びエ
ッチング液流入防止層を各々前記能動マトリックスの上
に形成する第2過程と、薄膜犠牲層を前記エッチング液
流入防止層の上に蒸着する第3過程と、酸化防止層を前
記薄膜犠牲層の上に蒸着する第4過程と、対になった各
空スロットのうちの1つが前記接続端子のうちの1つを
取り囲む、M×N対の空スロットのアレイを形成する第
5過程と、弾性層を前記空スロットを有する前記酸化防
止層の上に蒸着する第6過程と、各々が前記弾性層の上
部から対応する接続端子の上部まで延在するM×N個の
コンジットのアレイを形成する第7過程と、第2薄膜
層、電気的に変形可能な薄膜層、及び第1薄膜層を、前
記弾性層の上に順番に蒸着して、多層構造体を形成する
第8過程と、前記薄膜犠牲層が露出されるまで、前記多
層構造体をパターニングして、各々が第1薄膜電極、電
気的に変形可能な薄膜部、第2薄膜電極、弾性部、及び
酸化防止部材からなるM×N個のアクチュエーテッドミ
ラー構造体のアレイを形成する第9過程と、前記薄膜犠
牲層を取り除いて前記M×N個の薄膜アクチュエーテッ
ドミラーアレイを形成する第10過程とを有することを
特徴とするM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーの
アレイの製造方法が提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0024】図7は、本発明の光投射システムに用いら
れるM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301の
アレイ300の断面図であり、図8〜図15は各々薄膜
アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方法を説明す
るための概略的な断面図である。ここで、M及びNは各
々正の整数である。
【0025】図7には、能動マトリックス210、パッ
シベーション層220、エッチング液流入防止層230
及びM×N個のアクチュエーテッドミラー構造体321
のアレイ320から構成される本発明のアレイ300の
断面図が示されている。
【0026】この能動マトリックス210は、基板21
2、M×N個のトランジスタのアレイ(図示せず)及び
M×N個の接続端子214のアレイから構成される。各
接続端子214はM×N個のトランジスタのアレイにお
ける対応するトランジスタに電気的に接続されている。
【0027】PSGまたは窒化ケイ素からなる、厚み
0.1〜2μmのパッシベーション層220が能動マト
リックス210の上に形成される。
【0028】窒化ケイ素からなる、厚み0.1〜2μm
のエッチング液流入防止層230がパッシベーション層
220の上に形成される。
【0029】各アクチュエーテッドミラー構造体321
は、第1薄膜電極295、電気的に変形可能な薄膜部2
85、第2薄膜電極275、弾性部265及び酸化防止
部255から構成される。詳述すると、電気的に変形可
能な薄膜部285は両電極295、275の間に位置
し、酸化防止部255は弾性部265の下に位置する。
各第2薄膜電極275はコンジット216を通じて対応
する接続端子214に電気的に接続されていて、各薄膜
アクチュエーテッドミラー301において信号電極とし
ての機能を果たし、各第1薄膜電極295はミラーだけ
ではなくバイアス電極としても機能をする。
【0030】図8〜図15は、各々、本発明の好適実施
例によるM×N個のアクチュエーテッドミラー301の
アレイ300の製造方法を説明するための概略的な断面
図である。
【0031】アレイ300の製造工程は、M×N個の接
続端子214のアレイ及びM×N個のトランジスタのア
レイ(図示せず)を有する基板212を備える能動マト
リックス210を準備することから始まる。
【0032】続いて、例えば、PSGまたは窒化ケイ素
からなる、厚み0.1〜2μmのパッシベーション層2
20が、CVD法またはスピンコーティング法を用いて
能動マトリックス210の上に形成される。
【0033】次に、図8に示すように、窒化ケイ素から
なる、厚み0.1〜2μmのエッチング液流入防止層2
30が、例えば、スパッタリング法またはCVD法を用
いてパッシベーション層220の上に蒸着される。
【0034】続いて、図9に示すように、PSGからな
る、厚み0.1〜2μmの薄膜犠牲層240がCVD法
またはスピンコーティング法を用いてエッチング液流入
防止層230の上に形成される。
【0035】その後、図10に示すように、酸化ケイ素
(SiO2)または窒化ケイ素(Si34)からなる、
厚み100〜2000オングストロームの酸化防止層2
50が、窒素雰囲気の下での低圧化学気相成長法(LP
CVD)を用いて、薄膜犠牲層240の上に蒸着され
る。
【0036】しかる後、図11に示すように、M×N対
の空スロット245のアレイが、ウェットエッチング法
を用いて形成される。ここで、各空スロット245の形
成は、最初酸化防止層250の上部にフォトレジスト
(図示せず)を形成し、薄膜犠牲層240及び酸化防止
層250を選択的に取り除いてM×N個の空スロット2
45のアレイを形成した後、フォトレジストを取り除い
で行われる。各対における空スロットのうちの何れかの
1つは接続端子214のうちの1つを取り囲む。
【0037】続いて、絶縁性物質(例えば、窒化ケイ
素)からなる、厚み0.1〜2μmの弾性層260が、
CVD法を用いて、空スロットを有する酸化防止層25
0の上に蒸着される。
【0038】その後、図12に示すように、金属(例え
ば、タングステン(W))からなる、M×N個のコンジ
ット216のアレイが、弾性層260の上部から各接続
端子214の上部まで延在して形成される。
【0039】しかる後、導電性物質(例えば、アルミニ
ウム(Al))からなる、厚み0.1〜2μmの第2薄
膜層270が、スパッタリング法または真空蒸着法を用
いて、コンジット216を有する弾性層260の上に形
成される。
【0040】次に、圧電物質(例えば、PZT)または
電歪物質(例えば、PMN)からなる、厚み0.1〜2
μmの電気的に変形可能な薄膜層280が、CVD法、
蒸着法、ゾル−ゲル法及びスパッタリング法を用いて、
第2薄膜層270の上に形成される。
【0041】続いて、図13に示すように、導電性物質
及び光反射性物質(例えば、AlまたはAg)からな
る、厚み0.1〜2μmの第1薄膜層290が、スパッ
タリング法または真空蒸着法を用いて、変形可能な薄膜
層280の上に形成されることによって、多層構造体3
10が形成される。
【0042】しかる後、図14に示すように、この多層
構造体310は、薄膜犠牲層240が露出されるまで、
フォトリソグラフィー法またはレーザ切断法を用いて、
各々が第1薄膜電極295、電気的に変形可能な薄膜部
285、第2薄膜電極275、弾性部265及び酸化防
止部255からなるM×N個のアクチュエーテッドミラ
ー構造体321のアレイ320にパターニングされる。
【0043】その後、図15に示すように、薄膜犠牲層
240がエッチング液(例えば、フッ化水素(HF))
を用いて取り除かれて、M×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラー301のアレイ300を形成する。
【0044】上記において、本発明の好適な実施の形態
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0045】
【発明の効果】従って、本発明によれば、各空スロット
が形成する前に、酸化防止層を薄膜犠牲層の上部に蒸着
することによって、薄膜犠牲層の表面上の燐成分の酸化
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図2】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図3】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図4】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図5】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図6】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図7】本発明による光投射システム用のM×N個の薄
膜アクチュエーテッドミラーアレイを示す断面図。
【図8】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図9】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図10】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図11】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図12】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図13】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図14】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【図15】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラーアレイの製造方法を説明するための概略的な断面
図。
【符号の説明】
100 アレイ 101 アクチュエーテッドミラー 110 能動マトリックス 112 基板 114 接続端子 120 薄膜犠牲層 126 コンジット 130 弾性層 135 弾性部 140 第2薄膜層 145 第2薄膜電極 150 電気的に変形可能な薄膜層 155 電気的に変形可能な薄膜部 160 第1薄膜層 165 第1薄膜電極 170 薄膜保護層 180 アレイ 181 アクチュエーテッドミラー構造体 210 能動マトリックス 212 基板 214 接続端子 216 コンジット 220 パッシベーション層 230 食刻液流入防止層 240 薄膜犠牲層 245 空スロット 250 酸化防止層 255 酸化防止部 260 弾性層 265 弾性部 270 第2薄膜層 275 第2薄膜電極 280 電気的に変形可能な薄膜層 285 電気的に変形可能な薄膜部 290 第1薄膜層 295 第1薄膜電極 300 アレイ 301 アクチュエーテッドミラー 310 多層構造体 320 アレイ 321 アクチュエーテッドミラー構造体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光投射システムに用いられるM×N個
    の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイであって、 基板及びM×N個の接続端子のアレイを有する能動マト
    リックスと、 前記能動マトリックスの上に形成されたパッシベーショ
    ン層と、 前記パッシベーション層の上に形成されたエッチング液
    流入防止層と、 各々が第1薄膜電極、電気的に変形可能な薄膜部、第2
    薄膜電極、弾性部及び酸化防止部材からなるM×N個の
    アクチュエーテッドミラー構造体のアレイとを有し、 前記変形可能な薄膜部が、前記第1薄膜電極と前記第2
    薄膜電極との間に位置し、 前記酸化防止部材が前記弾性部の下に位置し、 前記各第2薄膜電極がコンジットを通じて対応する接続
    端子に電気的に接続されて、前記各薄膜アクチュエーテ
    ッドミラーにおいて信号電極としての機能を果たし、前
    記各第1薄膜電極がミラーだけではなくバイアス電極と
    して機能をすることを特徴とするM×N個の薄膜アクチ
    ュエーテッドミラーのアレイ。
  2. 【請求項2】 光投射システムに用いられる、M×N
    (M及びNは正の整数)個の薄膜アクチュエーテッドミ
    ラーのアレイの製造方法であって、 基板、M×N個の接続端子のアレイ及びM×N個のトラ
    ンジスタのアレイを有する能動マトリックスを準備する
    第1過程と、 パッシベーション層及びエッチング液流入防止層を各々
    前記能動マトリックスの上に形成する第2過程と、 薄膜犠牲層を前記エッチング液流入防止層の上に蒸着す
    る第3過程と、 酸化防止層を前記薄膜犠牲層の上に蒸着する第4過程
    と、 対になった各空スロットのうちの1つが前記接続端子の
    うちの1つを取り囲む、M×N対の空スロットのアレイ
    を形成する第5過程と、 弾性層を前記空スロットを有する前記酸化防止層の上に
    蒸着する第6過程と、 各々が前記弾性層の上部から対応する接続端子の上部ま
    で延在するM×N個のコンジットのアレイを形成する第
    7過程と、 第2薄膜層、電気的に変形可能な薄膜層、及び第1薄膜
    層を、前記弾性層の上に順番に蒸着して、多層構造体を
    形成する第8過程と、 前記薄膜犠牲層が露出されるまで、前記多層構造体をパ
    ターニングして、各々が第1薄膜電極、電気的に変形可
    能な薄膜部、第2薄膜電極、弾性部、及び酸化防止部材
    からなるM×N個のアクチュエーテッドミラー構造体の
    アレイを形成する第9過程と、 前記薄膜犠牲層を取り除いて前記M×N個の薄膜アクチ
    ュエーテッドミラーアレイを形成する第10過程とを有
    することを特徴とするM×N個の薄膜アクチュエーテッ
    ドミラーのアレイの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記酸化防止層が、酸化ケイ素(Si
    2)からなることを特徴とする請求項2に記載のM×
    N個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記酸化防止層が、窒化ケイ素(Si
    34)からなることを特徴とする請求項2に記載のM×
    N個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記酸化防止層が、100〜2000
    オングストロームの厚さを有することを特徴とする請求
    項3若しくは請求項4に記載のM×N個の薄膜アクチュ
    エーテッドミラーのアレイの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記酸化防止層が、窒素雰囲気下で低
    圧化学気相成長法(LPCVD)を用いて蒸着されるこ
    とを特徴とする請求項3若しくは請求項4に記載のM×
    N個の薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記各空スロットが、 前記酸化防止層の上部にフォトレジストを形成し、 ウェットエッチング法を用いて前記薄膜犠牲層及び前記
    酸化防止層を選択的に取り除き、 前記フォトレジストを完全に取り除くことによって、形
    成されることを特徴とする請求項2に記載のM×N個の
    薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方法。
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